JP3591844B2 - 光波ガイドを光学的プラグイン接続のためにコネクタに固定する方法 - Google Patents

光波ガイドを光学的プラグイン接続のためにコネクタに固定する方法 Download PDF

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Description

技術分野
本発明は光波ガイド技術(light wave guide technology)の分野に関する。更に詳しくは、本発明は、請求項1の導入部分「光波ガイドを光学的プラグイン接続のためにコネクタに固定する方法であって、前記コネクタが、前記光波ガイドを受け入れる導孔を有する受体部を含んでなり、前記光波ガイドを前記受体部の前記導孔に挿入し、接着剤を用いて光波ガイドを導孔に固定する工程を含む方法」に記載されるような、光学的プラグイン接続(Optical plug−in connection)のために光波ガイド(light wave guide)をコネクタに固定する方法に関する。
このような方法は、例えば米国特許4,790,622号公報から公知である。
本発明はまたこのような方法に使用する接着剤に関する。
背景技術
2成分エポキシ接着剤(two−component epoxy adhesive)は、一般的に光学的な光波ガイド、特に光波ガイドケーブルを、対応するコネクタに固定するために使用される。製造のタイプにより、長い「ポットライフ(pot life)」を有するこの種の接着剤が使用される。これらの条件下で接着剤による固定を合理的な処理時間で行うためには、熱を適用することによる後硬化工程(post−curing)を行わなければならない。室温で10〜20分で所望硬度に達するような、短いポット寿命の2成分接着剤を使用することも考えられる。しかし、このような2成分接着剤は、一日に何度も、別個に調製されたいくつかの成分を混合する、等の調製をしなければならない。
これらエポキシ接着剤(epoxy adhesive)のほか、今日ではアクリレート(acrylate)を主体とする接着剤の開発がされており、製造場所以外、即ち組みたて場所(assembly site;使用場所)におけるオンサイト(on site;その場で)包装の使用が増加している。これらアクリレート接着剤は扱いが容易である。これらがなお2成分製品であるとしても反応時間が極めて短いという利点がある。しかし、製品の保蔵安定性(storage stability)が、40℃をこえる温度では極めて限定される。夏季にトラックによる輸送で、直接の日光に2時間さらされる防水シート(trapaulin)下のユニット積み(unit load)の場合には、60℃までの温度には容易に到達するのであるから、このような反応性の高い接着剤系の使用は、明らかに極めて限定される。
例えば本出願人の別の特許(スイス特許CH−A5 687 621)には、2成分系の接着剤を用いて、光波ガイドを、光学的プラグイン接続の受体(ferrule;フェルール)に固定することが記載されている。2成分は、夫々モノー及び/又は多官能アクリレート(mono−and/or multifunctional acrylate)中に溶解した不飽和化合物(unsaturated compound)からなり、その一方の成分が、この目的のための受体の導孔に適用される。光波ガイドは、導孔中に導入される前に、他方の成分で湿らされる。光波ガイドの挿入中に境界層の反応(bounsary larer reaction)が生じて数分で重合(polymerization)が行われる。しかしながら、あらかじめその成分を充填される受体には特別の装置が必要である。更に、受体中の成分は、ある環境下では好ましくない保蔵条件のため使用できないものとなり、その結果、極めて精密なセラミックが使用されているためプラグインコネクタの最も貴重な要素である受体自体が使用できなくなる。
また、ホットメルト型の接着剤(hot−melt−type adhesive)を充填したコネクタ/プラグが知られている。これらコネクタは、使用場所においてヒータ中で加熱され、光波ガイドが加熱状態のコネクタ中へ導入される。次いで冷却後の作業を行うことができる。この接着剤系の難点は、冷却された状態では固体である接着剤が高温になると再び軟化することである。耐温度性がこのように限定されているため、どこでも使用できるわけではない。
同様な解決法が、最初の部分に記載した米国特許4,790,622号により公知であり、これによれば、溶融接着剤の代わりに、固体の多成分系反応性接着剤が使用され、接着剤は加熱により液化して固化反応を開始する。この場合の難点は、その中の接着剤が一旦寿命がつきた後、又は外部要因によって劣化したあとでは、コネクタが全体として使用できないものとなることである。光学的或いは電気光学的な利用のための複合的な接着剤がドイツ公報A1−195 12 4272記載されている。この接着剤は分散液の形で存在し、従って外部の使用のためにはより不適当である。
別の接着剤を全く使わない解決法は、機械的な固定であり、この場合、機械的手段が使用され、コネクタ中に並ぶファイバーは横方向に加圧される。ファイバーを動かないように固定するためには高い横方向圧力が必要であるため、ファイバーは長い間には歪むことがある。このような歪みは光ガイドの性能を減衰させるか又は欠陥を生じさせる。
発明の開示
従って、本発明の目的は、従来知られた方法の難点を除いた、光波ガイドをコネクタに固定する方法を提供することであり、特に使用する場所で容易かつ簡単に利用することができ、また極めて良好な保蔵性と、使用手段について温度敏感性(temperature sensitivity)が低い特徴をもつ方法を提供することである。
この目的は、請求項1の特徴部分の全体から達成される。
本発明によれば、固体反応性接着剤(solid reaction adhesive)であって、液体状態に転化した(溶融或いは溶解した)時のみ反応し次いで熱硬化状態に移行する接着剤を使用することにより、接着剤の混合工程をなくすことができ、後の温度上昇に対しても比較的敏感でない完全に固くなった(硬化した)接着化合物をつくることができる。しかしこの固体である反応性接着剤は、その使用前に、特に良好にかつ長期間にわたりその接着力を失うことなく保蔵することができる点で有利である。この粉末接着剤は、十分に機能的である限り、自由流動し極めて容易に移動しうるという特別の特徴がある。しかし一旦その接着力を失うと焼き付け又は焼成されて固体塊(solid mass)になる。粉末接着剤の使用についても、接着剤入れ物を単にゆするだけで、接着剤がなお使用できるかどうかわかるという特別の利点があり、このことは他の接着剤系には可能でない。
本発明方法の第一の好ましい実施例では、受体部が接着剤の融点或いはこれより高い温度に保持されること、また光波ガイドを、付着した粒子とともに加熱された受体部の導孔に導入することを特徴とする。このことによる特別の利点は、固定工程を完成させるために他の補足的な化学物質を調製しなくても良いことである。むしろ接着反応は、単純な(制御された)温度上昇によって開始するのである。
光波ガイドに粉末粒子が付着するのはおそらく静電力(electrostatic force of attraction)或いは表面張力(surface forces)によるものであり、このことによって、驚くべきことに、正確に秤量された量の接着剤(数mg)が導孔に、従って固定位置に移動する。これにより固定位置における接着剤の、不都合なほどに過剰な量を自動的にかつ容易に除くことが可能になる。
本発明方法の別の好ましい実施例によれば、接着剤が溶剤(solvent)を添加することにより液状に転化すること、光波ガイドの一端を先ず溶剤中に浸漬すること、次いでその一端で粉末接着剤中に浸漬することを特徴とする。この溶剤は反応性接着剤中の反応性成分(reactive component)を溶解し、相互の反応を開始させる。溶剤の特別な秤量は、この場合不要である。溶剤は、補足して添加しなければならないが、ヒータを使用する必要はない。
本発明方法の別の好ましい実施例によれば、特に良好で安定した固定(bond)は、内径が光波ガイドの外径よりも極く僅かに、好ましくは0.002乃至0.008mm大きい導孔を有する受体部に使用する場合に得られる。接着剤が加熱により液状に転化すると、付着している粉末接着剤は、光波ガイドを導孔に挿入中に、わずかの直径差があるため光波ガイドから離れ、加熱受体部と接触し、溶融し、(比較的低粘度(relatively low−viscosity)の)液状体として光波ガイドと受体との間の間隙に入り込み次いで硬化する。同時に、光波ガイドは硬化する前に効果的に導孔に導入される。この場合接着剤の過剰量の剥がれた粒子は、落下する恐れなく導孔の漏斗状開孔にたまり、光波ガイドを囲む溶融浴を形成する。光波ガイドを導孔中に導入する時にこの浴から液体状接着剤が絶えず間隙中に引き込まれる。
本発明方法に使用する本発明接着剤は、接着剤が2成分形の反応性接着剤であり、接着剤が、硬化のための固体助剤(solid aid)を転化された実質的に固体、好ましくは結晶体(crysalline)、樹脂(resin)であることを特徴とする。接着剤の好ましい実施例によれば、固形樹脂(solid resin)が不飽和樹脂(unsaturated polyster resin)、固体アクリレート樹脂(solid acrylate resin)、メタクリレート固体樹脂(methacrylate solid resin)、及びエポキシ固体樹脂(epoxy solid)からなる群より選ばれ、過酸化物(peroxide)、例えばエポキシ樹脂のためのアミン付加物(amine adduct)が、ポリエステル、アクリレート及びメタクリレート樹脂の硬化助剤(curing aid)として使用される。
この実施例の好ましい別の発展によれば、チョークと40%の1.1−ジ(di)(第三ブチルパーオキシド(tert.butyperoxide)3.3.5−トリメチルシクロヘキサン(3.3.5−trimethylcyclohexane))が過酸化物として使用され、接着剤が粉末状で存在し、分離剤(separating agent)が、好ましくはコロイドシリカ(colloidal silica)の形で、この粉末接着剤中に混合され、固定工程をより監視できるようにするために、顔料(pigment)、好ましくは赤色の酸化鉄(iron oxide)がこの粉末接着剤中に混合される。分離剤(separating agent)は自由流動特性(free−flowing properties)を有し、溶融が起こる前の成分同士の反応を防止する。顔料により、溶融及び反応工程が容易に目で監視できる。
別の第一の発展によれば、テレフタール酸(terephthalic acid)を主体とするポリエステルが不飽和ポリエステル樹脂として使用され、この接着剤の組成は、89%のポリエステル樹脂と、6%の1.1−ジ(第三ブチルパーオキシド)3.3.5−トリメチル)シクロヘキサン40%とチョーク、3.5%のコロイドシリカ(colloidal sillica)と、ほぼ1.5%の酸化鉄である。
第二の別の発展によれば、固体樹脂はメタクリルアミド(methacrylamide)とビスフェノールA−ジメタクリレート(bisphenol a−dimethacrylate)との混合物であり、この接着剤の組成は、80%のメタクリレート(methacrylate)と、ほぼ9%のビスフェノールA−ジメタクリレート(bisphenol A−dimethacrylate)と、ほぼ6%の1.1−ジ(第三ブチルパーオキシド(tert.butylperoxide))3.3.5−トリメチル)シクロヘキサン40%のチョーク、及びほぼ1.5%の酸化鉄である。
このほかの実施例は、従属特許請求の範囲から理解されよう。
【図面の簡単な説明】
本発明について図面を参照しつつ以下に更に詳細に説明する。図面において、
第1図a,b,c,eは、夫々本発明の第一実施例による、光波ガイドとコネクタとを接着剤固定するための準備工程を示す図であり、
第2図は、粉末接着剤で覆われた光波ガイド(第1図e)を、予備加熱された受体の導孔に導入する状態を示す第1図の拡大図であり、
第3図は、第2図に従って光波ガイドを完全に導入したあと接着剤固定がされた最終的な状態を示す図であり、
第4図a,b,c,dは、夫々本発明の第二実施例の固定方法による第1図a,b,c,eと同様の準備工程を示す図であり、
第5図は、第4図a,b,c,dに示す準備工程に従って光波ガイドを導入する第2図と同様の図であり、
第6図は、第5図に従って導入した後、接着剤固定が行われた最終的な状態を示す第3図と同様な図である。
発明を実施するための最良な形態
第1図a,b,c,eは、夫々接着剤が、加熱により液体反応状態に転化するようにした本発明方法の第一実施例における、光波ガイドとコネクタとの間の接着剤固定を行わせるための種々の準備工程を示す。第1図aに示すように、この工程は、コネクタ10の円筒形の受体部(フェルール)11で始まる。受体部11は通常精密セラミック(precision ceramic)からなり、共軸の導孔12を有する。導孔端は漏斗形開孔13を形成している。極めて精密な導孔12は、図面では固定方法が良く分かるようにするために、内側径が誇張されて示されている。本発明方法は、光波ガイド15を受体部11中に固定するように使用され、この光波ガイドは、通常、保護カバー16を有し、光ケーブル14(第1図b)の中央部分を形成している。
固定させるためには、第1図cに示すようにカバー16が先ず光ケーブル14の光波ガイドの一定部分に配置され、その結果光波ガイドはある長さ分は裸である。光波ガイド15が裸である長さは、例えば5cmである。カバーされていない光波ガイド15は、汚れのない接着剤面となるように清浄化される。これは、起毛のないフリース(nap−free fleece)を用いて機械的に光波ガイドの表面を擦り取ることにより行われる。このように形成された光ケーブル14は、次に第1図dに示すように浸漬され、カバーされていない清浄化された光波ガイド15が粉末接着剤18を入れた容器17に浸漬され、再度引き出される。引き出された時には静電気荷電(electrostatic charging)又は接着力により接着剤の個別粒子19が光波ガイド15の表面に残留する(第1図e)。それにより数mg(ほぼ2〜5mg)の接着剤が付着し、これは光波ガイド15と共に受体部に持ち込まれ、それにより光波ガイド15と受体部との固定が行われる。
粉末接着剤18は固体反応接着剤であり、室温より高い温度に融点をもっていて溶融し、溶融状態で耐温度(熱硬化)固定をするように硬化する。溶融反応及びそれに付随する反応が進行するように、第2図の受体部11がヒータ22中に配置される。図示の例では、ヒータ22は良好な熱伝導体材料(material with good thermal conductivity)からなる単純なユニットからなり、受体部11をささえるの導孔となり、図示しない加熱手段、例えば熱抵抗加熱(electrical resistance heating)、火炎などにより加熱され、その状態は、特定の予め決められた温度に加熱されるまで監視(monitor;モニター)される。しかし、加熱ユニットの代わりに熱放射による非接触的に操作できる装置を使用しても良い。
ヒータ22が予め決められた温度に達すると(温度センサなどにより検知しうる)、接着剤粒子19を付着させた光波ガイド15は、漏斗形開孔13から加熱受体部11の導孔12中にゆっくりと導入される。接着剤粒子19は、光波ガイド15を導孔中に没入させる間に良好に剥ぎ落とされ、漏斗形開孔の加熱壁と接触し、溶融して、漏斗中に溶融接着剤からなる溶融浴を形成する。この溶融工程は、乾燥色素(dye pigments)を接着剤中に混入させると、液化した接着剤に均一な(例えば赤)色を生じさせるため、容易に監視できる。
光波ガイド15は、連続的に自己充填的な溶融浴20を通過して導孔12に達し、この過程で、液体状の接着剤は、光波ガイド15と導孔12内壁との環状隙間(annular gap)12に、光波ガイド15及び毛管現象(capillary force)により運びこまれ、光波ガイド15が導管12中に延びている限り接着剤を環状間隙21に充填する。環状間隙21(接着剤間隙)の幅は通常0.001乃至0.004mm(光波ガイド15と導孔12との直径の差はこの2倍)である。溶融接着剤18は、従って環状間隙21を十分に充填しうるよう、処理温度(150℃まで)で良好に低粘度でなければならない。そのためには、粉末接着剤18の粘度は溶融状態(まだ硬化していない)で500mPa.s以下或いは同等であることが好ましい。
溶融した反応性接着剤を硬化する(固めさせる)工程は、短い反応時間で、好ましくは10乃至20秒間、特に約15秒で、行い得るよう設定するすることが好ましい。この時間は、光波ガイド15を受体部11の導孔12中に完全に挿入するために十分である一方、接着剤粒子19を溶融し接着させ、その結果その短い端部が導孔12の他端から突出する(第3図参照)。迅速な硬化により光波ガイド15を不注意に取り出すことが防止されるのみならず、固定した部品相互を直ちに次の処理に送ることが可能になる。例えば、光波ガイド15を挿入されてからわずか数分後には、受体部11をヒータ22から取り外すことができ、他端から突出する光波ガイド15の端部を除いて、光コネクタの次の円滑な処理に必要なファイバー端面を形成し、その結果ファイバーが導孔の中央部に位置し、毛管現象によって導管壁に沿って移動することはない。なぜなら、接着剤は極く短時間しか液状に留まることはないからである。ファイバー中の熱伝導により、付着している接着剤粒子19は、光波ガイド15が導孔の外にあっても溶融し、それにより予め外されている被覆(カバー16)の代わりとなり、かくして光波ガイド15は、漏斗形開孔の手前でも保護されていない状態のままであることはない。
接着剤粒子19を加熱された受体部11を装入して、光波ガイドに付着させる第1〜3図に示した方法の代わりに、本発明の枠内において、第4図a,b,c,d,第5図及び第6図に示す方法も選択することができる。先述と同じ受体部11が使用されるが(第4a図)、この場合には、キャップ状のマウント23を挿入する。マウントはその端部に漏斗形開孔13を有する。マウント23はその導孔24が漏斗形開孔13を囲んでおり、その中を通って光ケーブル14のカバーされていない光波ガイド15(第4図b,c)を、受体部11の導孔12中に導入することができる。漏斗形開孔13には今や十分な量の粉末反応性接着剤の粒子19が充填されている(第4図)。導孔24には孔の上端迄充填することができる。接着剤を組み立て位置で直接に充填することができ、又はプラントの予備包装域(framework of a prepackaging)で充填することもできる。後者の場合、充填された開孔を保護膜(protective membrane)でシールすることが好ましく、それにより接着剤はその後の運搬時にこぼれ出すことがない。
このように準備された受体部11は、対応する輪郭をもつよう形成されたヒータ25中に配置され(第5図)、接着剤の融点に加熱される。漏斗形開孔13底部に形成され、接着剤に顔料を添加しているために見ることができる溶融接着剤の溶融浴20が形成され、光波ガイド15(清浄化された)が受体部11の導孔12に連続して導入され、それにより光波ガイドと共に液状接着剤が、既に述べたように、導孔11と光波ガイド15との間の環状間隙21にもちこまれ、そこで硬化して固定状態が生じる(第6図)。数分後には、光波ガイド15を含む受体部11をヒータ25から取り外し、光波ガイド15の突出端が光学的に処理される(研磨される)。
本発明方法により使用される接着剤は比較的高い要件を満足する。このような要件は以下のようなものである:
固定される物質:セラミックガラス
反応時間:10〜15s
処理中の粘度:最大500mPa.s
強度:>破砕強度LWG
最終強度:20s後
接着剤間隙:0.001〜0.004mm
老化挙動:室温で500時間後、減衰変化なしに引張強度5N
保蔵安定性:70℃で最少5時間;>室温で2年間
保蔵温度:−25℃から+70℃
処理温度:最高150℃
適用温度:−10℃から+85℃
処理後:2〜10mg
この要件を満足するため、本発明方法に使用する粉末接着剤18は2成分反応接着剤であって、実質的に固体の、好ましくは結晶性樹脂(crystially resin)であり、これに硬化目的のための固体助剤(solid aid)が添加される。このような固体樹脂は、好ましくは、不飽和ポリエステル樹脂、固体アクリレート樹脂、メタクリレート固体樹脂およびエポキシ固体樹脂からなる群より選ばれる。過酸化物がポリエステル樹脂、アクリレート樹脂及びメタクリレート樹脂の硬化助剤として選ばれ、エポキシ樹脂のためにはアミン付加物が選ばれる。特に、チョークと40%の1.1−ジ(第三ブチルパーオキシド)3.3.5−トリメチルシクロヘキサンが過酸化物として使用される。接着剤は粉末形で存在する。分離剤を、好ましくはコロイドシリカの形で、この粉末接着剤中に混合する。固定工程をより監視できるようにするためには、顔料、好ましくは赤色の酸化鉄をこの粉末接着剤中に混合する。この混合粉末は、固体樹脂とコロイドシリカ及び顔料を、24時間乃至48時間、ボールミル(ball mill)で磨砕し、粉砕した物質をボールから分離し、充填することにより得られる。樹脂は、細かく砕かれる間に静電気を荷電し、その少なくとも一部は、粉末を光波ガイドに付着させる役割をする。磨砕した粒子の粒径分布は、0.3乃至数100μmにわたり、最大分布は6乃至50μmの間である。
実施例1
テレフタール酸を主体とするポリエステル樹脂を接着剤の不飽和ポリエステル樹脂として使用した。接着剤の組成は以下の通り:
シノレート(SYNOLITE)1835(テレフタール酸主体)融点:約110℃;165℃における粘度:450〜500mPa.s
製造者:ディーエスエム(DSM) ほぼ89.0%
インターオックス(Interox)TMCH−40−ic(1.1−ジ(第三ブチルパーオキシド)3.3.5−トリメチルシクロヘキサン40%とチョーク)
製造者:ラポート(Laporte) ほぼ6.0%
アエロシル(Aerosil)200(コロイドシリカ)
製造者:デガッサ(Degussa) ほぼ3.5%
ベイフェルオックス(Bayferrox)720N red(赤色の酸化鉄)
製造者:ベイアー(Bayer) ほぼ1.5%
実施例2
メタクリルアミドとビスフェノールA−ジメタクリレートとの混合物を接着剤の固体樹脂として使用した。接着剤は以下の組成であった:
メタクリルアミド、融点110℃ ほぼ80.0%
ビスフェノールA−ジメタクリレート、融点:70℃ ほぼ9.0%
製造者:ローム(Rohm)
インターオックス TMCH−40−ic(1.1−ジ(第三ブチルパーオキシド)3.3.5−トリメチルシクロヘキサン40%とチョーク)
製造者:ラポート ほぼ6.0%
アエロシル 200(コロイドシリカ)
製造者:テガッサ ほぼ3.5%
ベイフェルオックス720N レッド(赤色の酸化鉄)
製造者:ベイアー ほぼ1.5%
実施例3
エポキシ樹脂を接着剤の固体樹脂として使用した。接着剤は以下の組成であった:
ユレポックス(Eurepox)7004(EP−Aq 925)
製造者:ウィトコ(Witco) 50〜70%
エポキシ付加物(ベコポックス(Bekopox)140、4ppw)
製造者:ホエチェスト(Hoechst)
テラTETA(3ppw)
製造者:ベイアー 20〜40%
エアロシル(Aerosil)200(コロイドシリカ)
製造者:デガッサ ほぼ5〜10%
ベイフェルオックス720N レッド(赤色の酸化鉄)
製造者:ベイアー ほぼ1.5%
もとより本発明の枠内及びできるだけ確実かつ迅速に所望の固定を達成するための示される可能な組成による手順で他の要素又は組成を選択できる。
これまでに述べた実施例はすべて、接着剤を溶融し反応性の液体状にする方法であった。しかし、加熱することなく溶剤を添加するだけで接着剤を液体状にすることも、本発明の枠内で可能である。この場合、接着剤の個別成分は相互に反応して液体状、次いで溶液になり、その後接着剤は硬化し始める。この場合も、固定は、色々な方法で行われる。
このような変形方法の第一の好ましい実施例では、第4図乃至第6図の溶融と同じ方法で行われる。即ち接着剤粒子19は受体部11に固体、非硬化粒子の形で適用され、特に漏斗形開孔13(第4図d)中に充填される。受体部11に適用された接着剤粒子19は、注意深く秤量された溶剤、例えばトルエン若しくは第5図の溶融浴20の代わりに形成される接着剤溶液により液体状になる(溶解する)。光波ガイド15は、この溶解接着剤の存在下に、受体部11の導孔12中に挿入されその間に溶解し硬化しつつある接着剤も光波ガイド15と導孔12との間の環状間隙21中に導入され、そこで固化する。この場合接着剤は粉末状であるが、別の固体形(例えばモールド)であっても良い。
本発明方法の別の実施例では、粉末状接着剤が使用される。この場合、光波ガイド15の一端が第1図〜第3図に示すように溶剤中に浸漬される。光波ガイド15は、第1図d,eに示すようにその一端が粉末接着剤18中に浸漬され、次いで引き上げられると、粉末状接着剤18の粒子19が、溶剤で湿っている光波ガイド15表面に付着する。光波ガイド15に付着する粒子19が溶解して接着剤が反応する間に、第2図、第3図に示すように光波ガイド15が受体部11の導孔12に導入され、固定が行われる。両方の例において、溶融方法と関連して説明したものと同じ適切な接着剤が使用される。即ち2成分系の反応性接着剤であって、硬化促進のための固体助剤が添加された接着剤が使用され、この固体樹脂は、不飽和ポリエステル樹脂、固体アクリレート樹脂、メタクリレート固体樹脂およびエポキシ固体樹脂からなる群より選ばれる。過酸化物がポリエステル樹脂、アクリレート樹脂及びメタクリレート樹脂の硬化助剤として選ばれ、エポキシ樹脂のためにはアミン付加物が選ばれる。
産業上の利用可能性
以上に述べたように、本発明によれば、光学的プラグインコネクタの結合方法であって、使用場所で簡単に実施することができ、出費及び準備作業が少なくてすみ、保蔵管理が簡単であり、かつ長期間の安定性が得られるような確実な固定をすることができる方法が提供される。
符号の説明
10 コネクタ
11 受体部
12 導孔
13 漏斗形開孔
14 光ケーブル
15 光波ガイド
16 カバー
17 容器
18 粉末接着剤
19 接着剤粒子
20 溶融浴(接着剤)
21 環状間隙(導孔と光波ガイドとの間の)
22、25 ヒータ
23 マウント
24 導孔(マウント)
26 接着剤(固化した)

Claims (21)

  1. 光波ガイド(15)を光学的プラグイン接続のためにコネクタ(10)に固定する方法であって、前記コネクタ(10)が、前記光波ガイド(15)を受け入れる為に、内径が前記光波ガイド15の外径よりも0.002乃至0.008mm大きい導孔(12)を有する受体部(11)を含んでなり、前記光波ガイド(15)を前記受体部(11)の前記導孔(12)に挿入し、接着剤(18、19、26)を用いて光波ガイドを導孔(12)に固定する工程を含む方法において、反応により液体状態に転化し硬化して耐温度性化合物となる固体反応性接着剤(18、19)を使用することを特徴とし、かつ粉末接着剤(18)を使用すること、前記光波ガイド(15)の一端を前記粉末接着剤(18)中に浸漬させること、前記光波ガイド(15)を前記粉末接着剤(18)から再度引き出し、この際前記粉末接着剤の粒子(19)が前記光波ガイド(15)の表面に付着していること、及び前記光波ガイド(15)を前記受体部(11)の前記導孔(12)に導入することによって、前記粉末接着剤(18)が、前記導孔(12)の開孔に光波ガイドを囲む溶融浴を形成し、前記光波ガイド(15)を前記導孔(12)中に導入する時にこの浴から液体状接着剤が前記光波ガイド(15)と前記受体部(11)の間の間隙中に引き込まれることを特徴とする方法。
  2. 前記接着剤(18、19)が溶融により液体状態に転化すること、前記受体部(11)が前記接着剤(14)の融点或いはこれより高い温度に保持されること、光波ガイド15の一端を粉末接着剤(18)中に浸漬させること、及び前記光波ガイド(15)を、付着した前記粒子(19)とともに加熱された前記受体(11)の前記導孔(12)に導入することを特徴とする請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 前記接着剤(18、19)が溶剤を添加することにより液状に転化すること、前記光波ガイド(15)の一端を先ず溶剤中に浸漬すること、次いでその一端で前記粉末接着剤(18)中に浸漬することを特徴とする請求の範囲第1項記載の方法。
  4. 精密セラミックからなる前記受体部(11)を使用することを特徴とする請求の範囲第1項〜第3項のいずれか記載の方法。
  5. 開孔(13)が漏斗形であることを特徴とする請求の範囲第1項〜第4項のいずれか記載の方法。
  6. カバー(16)を有する光波ガイド(15)を使用すること、前記カバー(16)が固定前には十分な長さ分除かれていること、カバーされていない前記光波ガイド(15)が前記カバー(16)を除いた後であって固定前に清浄化されることを特徴とする請求の範囲第1項〜第5項のいずれか記載の方法。
  7. 清浄化工程がフリースを用いて機械的に光波ガイドの表面を擦り取ることにより行われることを特徴とする請求の範囲第6項記載の方法。
  8. 前記使用された接着剤(18)の粘度が溶融状態で500mPa.s或いはそれ以下であることを特徴とする請求の範囲第1項〜第7項のいずれか記載の方法。
  9. 前記使用された接着剤(18)が10乃至20秒間で反応することを特徴とする請求の範囲第1項〜第8項記載の方法。
  10. 前記使用された接着剤(18)が約15秒で反応することを特徴とする請求の範囲第1項〜第8項記載の方法。
  11. 前記接着剤(18)が2成分系の反応性接着剤であり、前記接着剤(18)が、硬化のための固体助剤を添加した実質的に固体であり、前記固形の樹脂が不飽和樹脂、固体アクリレート樹脂、メタクリレート固体樹脂、及びエポキシ固体樹脂からなる群より選ばれること、過酸化物、例えばエポキシ樹脂のためのアミン付加物が、ポリエステル、アクリレート及びメタクリレート樹脂の硬化助剤として使用され、前記接着剤(18)が粉末状であること、及び分離剤が、前記粉末接着剤(18)中に添加されることを特徴とする請求の範囲第1項記載の方法。
  12. 前記固形樹脂が結晶体であることを特徴とする請求の範囲第11項記載の方法。
  13. 前記分離剤がコロイドシリカの形であることを特徴とする請求の範囲第11項及び第12項のいずれか記載の方法。
  14. チョークと40%の1.1−ジ(第三ブチルパーオキシド)3.3.5−トリメチルシクロヘキサンが過酸化物として使用されることを特徴とする請求の範囲第11項記載の方法。
  15. 固定工程をより監視できるようにするために、顔料、好ましくは赤い酸化鉄がこの粉末接着剤(18)中に混合することを特徴とする請求の範囲第14項記載の方法。
  16. テレフタール酸を主体とするポリエステル樹脂が不飽和ポリエステル樹脂として使用されることを特徴とする請求の範囲第11項記載の方法。
  17. 接着剤の組成が、89%のポリエステル樹脂と、ほぼ6%の1.1−ジ(第三ブチルパーオキシド)3.3.5−トリメチル)シクロヘキサン40%とチョーク、ほぼ3.5%のコロイドシリカと、ほぼ1.5%の酸化鉄であることを特徴とする請求の範囲第16項記載の方法。
  18. メタクリルアミドとビスフェノールA−ジメタクリレートとの混合物が固体樹脂として使用されることを特徴とする請求の範囲第11項記載の方法。
  19. 接着剤の組成が、ほぼ80%のメタクリレートと、ほぼ9%のビスフェノールA−ジメタクリレートと、6%の1.1−ジ(第三ブチルパーオキシド)3.3.5−トリメチル)シクロヘキサン40%とチョーク、及びほぼ1.5%の酸化鉄であることを特徴とする請求の範囲第1 8項記載の方法。
  20. エポキシ樹脂が前記固体樹脂として使用されることを特徴とする請求の範囲第11項記載の方法。
  21. 接着剤の組成が、50〜70%のエポキシ樹脂と、20〜40%のエポキシ付加物、5〜10%のコロイドシリカ及びほぼ1.5%の酸化鉄であることを特徴とする請求の範囲第20項記載の方法。
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