JP3590857B2 - 光ディスク再生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、光ディスク再生装置に係り、特に、相異なるトラック間のピッチを備えた複数種類の光ディスクを自動判別して再生する、いわゆるコンパチブルプレーヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
トラッキングエラー信号を簡単に生成できる光ディスク再生装置として、いわゆる3ビーム方式の光ディスク再生装置がある。この3ビーム式の光ディスク再生装置は、レーザダイオード等の発光素子から射出されたレーザビームを回折格子等に通して光を回折させ、メイン(主)ビームたる第0次光の他にサブ(副)ビームたる第1次光(回折光)を得る。
【0003】
図8(A)に、これら回折作用により光ディスクの表面に形成される光スポットの様子を示す。
図8(A)は光ディスクの一部を拡大したものであり、ピット列を有するトラックTを光ディスクの円周方向に備える。隣接するトラック間の間隔pがトラックピッチとよばれるものである。また、サブビーム同士の距離を光ディスクの半径方向に沿った直線に投射したときの長さ(サブビーム間の距離の半径方向成分)dを、以下の説明において「サブビーム間のピッチ」という。
【0004】
光ディスクの円盤上には、メインビームたる光スポットSの他に、サブビームたる光スポットS、Sが生じている。トラッキングエラー信号は、サブビームSA から得られる反射光による検出信号とサブビームSから得られる反射光による検出信号と、を減算することにより得られる。
【0005】
通常、光ディスクは所定の規格に従い成型されるので、そのトラックピッチは一定である。このため、光ディスク再生装置の製造工場では、調整時に、サブビーム(1次回折光)を得るための回折格子を調整ネジにより調整し、サブビーム間のピッチdを増減することにより、トラッキングエラー信号が最大となるように調整していた。このような調整を行う3ビーム式の光ディスク再生装置として、例えば、特開昭63−153730号公報に掲載された再生装置がある。
【0006】
ところで、光ディスクの用途に応じて複数の種類が存在する。
従来より、これら複数種類の光ディスクを同一の光学系を用いて再生可能なコンパチブルプレーヤがあった。
【0007】
本来、このようなコンパチブルプレーヤにおいても、再生対象となる光ディスクのトラックピッチに毎回調整する必要がある。しかし、特定種類の光ディスク相互間では、互いにトラックピッチが近似しているために、サブビーム間のピッチの調整も不要であり、回折格子の調整が必要なかった。例えば、トラックピッチが1.6μmのコンパクトディスク(CD)と、トラックピッチが1.67μmである一般的なビデオディスクとでは、トラックピッチの差が僅かである。
【0008】
このため、この両光ディスクのコンパチブルプレーヤは、回折格子の調整ネジを一度調整すれば、双方のディスクとも再生が可能であった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、近年、映像信号を記録可能な光ディスクとして、トラックピッチがコンパクトディスクと大幅に異なるものが開発されてきている。このため、これらトラックピッチの異なる光ディスク同士をともに再生しようとすれば、光ディスクを交換する度に回折格子を再調整して、サブビーム間のピッチを再生対象となる光ディスクのトラックピッチに合せる必要があった。
【0010】
しかし、これら異なる種類の光ディスクは、互いにトラックピッチが違うものの基本的な物理的構造が同である。このために、本来、光学系の構成、電気系の構成が同一でよい場合が多いにも拘らず、サブビーム間のピッチの調整が絶えず必要であるという不都合があった。
【0011】
そこで、本発明の目的は、再生対象となる光ディスクの種類にを有する複数種類の光ディスクを自動判別して再生しうる光ディスク再生装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するためには、再生対象となる光ディスクのトラックピッチが変わる度に、サブビーム間のピッチdが最適値となるよう自動調整されればよい。
【0013】
図8(B)に、トラックピッチpが一定である場合について、サブビーム間のピッチdを変化させた場合のトラッキングエラー信号の変化を示す。
図8(B)に示すように、トラッキングエラー信号は、サブビーム間のピッチdが0のときと、pの整数倍になるときに最小になる。これは、トラック上で反射されるときと、ピットが形成されていない鏡面で反射されるときと、で反射光量に大きな差があることに起因する。
【0014】
光ビームが光ディスクによる反射して得られる戻り光の光量は、正弦波で近似できる。図8(A)のサブビームS、Sからの戻り光の光量をそれぞれL、Lとすると、
=k・sin(wt)+C
=k・sin(wt+φ)+C
となる。なお、k及びCは所定の定数であり、t=0においてサブビームSA がトラック間の中間地点に位置し、戻り光の光量が最大となると仮定している。
【0015】
このときのトラッキングエラー信号レベルTEは、
Figure 0003590857
となる。このとき、位相角φは、
φ=2π・d/p
となる。
【0016】
上記よりサブビーム間のピッチdがp/2に等しいとき場合に、トラッキングエラー信号が最も大きくなることが判る。したがって、再生対象となる光ディスクのトラックピッチを判定し、その判定により得られたトラックピッチpの1/2を良好なサブビーム間のピッチdとすればよい。
【0017】
【課題を解決するための手段】
すなわち、請求項1に記載の光ディスク再生装置は、光ディスクに主ビーム(SM)及び当該ビームから所定の距離だけ離れた位置に2つの副ビームからなる副ビーム組(SA,SB)を照射し、当該副ビーム組が当該光ディスク(1)に反射して得られる戻り光に基づきトラッキングエラー信号を生成することにより、前記主ビームに当該光ディスクのトラック上をトレースさせる光ディスク再生装置であって、再生対象となり得る前記光ディスクにおけるトラック間のピッチの大小に対応させて複数の前記副ビーム組を同時に照射する複数の光源と、前記主ビームを照射する光源とを含む発光素子(7)と、前記主ビームが前記再生対象となる光ディスクにより反射して得られる戻り光を受光する第一の受光部(4)、及び前記各副ビーム組が前記再生対象となる光ディスクにより反射して得られる戻り光を受光し、かつ各副ビーム組に対応させた複数の第二の受光部(12、13)を含む受光手段(4、12、13)と、前記複数の第二の受光部の各々の出力に基づいて前記光ディスクのトラックピッチを判定する判定手段(5)と、前記判定手段の判定結果に基づき前記複数の第二の受光部のうちいずれかを選択する選択手段(15)と、前記選択手段が選択した受光手段の出力から副ビーム同士の差分をとり、その差分に基づきトラッキングエラー信号を生成するトラッキングエラー信号生成手段(14)と、を具備し、前記第二の受光部は、第一の副ビーム組を構成する2つの副ビームを受光する一対の受光部と、第二の副ビーム組を構成する2つの副ビームを受光する一対の受光部とを含み、前記第一の副ビーム組を受光する一対の受光部を結ぶ直線は、前記第二の副ビーム組を受光する一対の受光部を結ぶ直線と交差し、かつ前記第二の副ビーム組を構成する2つの副ビームを受光する一対の受光部の各々は、前記第一の副ビーム組を構成する前記一対の受光部のそれぞれに対して並んで配置されて構成される。
【0025】
本発明の光ディスク再生装置の一態様によれば、
(a) 複数の光源群は、再生対象となる光ディスクのトラック間のピッチが所定数を有する場合に最大レベルのトラッキングエラー信号を生成しうるように、光源群の配置、例えば、トラック間のピッチがdであるとき、任意の光源群により光ディスク上に得られる副ビームの光ディスクの半径方向への投射長pが。トラック間のピッチdに対して、d=p/2となるような配置である。
【0026】
(b) 光源駆動手段は、これら複数の光源群を選択的に駆動する。具体的には、例えば、対となる副ビームを選んで駆動できる。
(c) 受光手段は、これら光源群から射出された副ビームが再生対象となる光ディスクにより反射して得られる戻り光を受光し、この戻り光に基づくトラッキングエラー信号を生成する。すなわち、いずれの光源群から光が射出されても、対応するトラッキングエラー信号を出力できる。
【0027】
(d) そして、判定手段は、光源駆動手段に複数の光源群を選択的に駆動させ、駆動により得られるトラッキングエラー信号、すなわち、選択された光源群からの戻り光によるトラッキングエラー信号のレベルを判定する。
【0028】
トラッキングエラー信号は、光源群により得られる副ビームの光ディスク上への照射位置の配置(上記p)が最適の配置(例えば、トラック間のピッチdに対してd=p/2)のとき、最大値を示す。したがって、トラッキングエラー信号のレベルを判定すれば、いずれの光源群により再生を行えばよいかが判定できる。
【0030】
受光手段は、それぞれの光源群毎に対して、光源群から射出された副ビームが再生対象となる光ディスクにより反射して得られる戻り光を受光する。
スイッチ手段は、複数の受光手段の出力のうちいずれか一つを選択する。
【0031】
トラッキングエラー信号生成手段は、スイッチ手段により選択された出力に基づくトラッキングエラー信号を生成する。
判定手段は、スイッチ手段を制御することにより、いずれかの受光手段によるトラッキングエラー信号を選択する。そして、選択されたトラッキングエラー信号のレベルを検査すれば、再生対象となる光ディスクのトラック間のピッチを判定できる。
【0032】
すなわち、トラッキングエラー信号は、光源群により得られる副ビームの光ディスク上への照射位置の配置(上記p)が最適の配置(例えば、d=p/2)のとき、最大値を示す。したがって、トラッキングエラー信号のレベルを判定すれば、いずれの光源群により再生を行えばよいかが判定できるのである。
【0044】
【実施例】
本発明の装置に係る好適な実施例を図面を参照して説明する。
(I)第1実施例
第1実施例の光ディスク再生装置は、光ディスクのトラックピッチを判定し、当該トラックピッチに対応する発光素子を特定するものである。再生対象となるディスクの種類は、説明を簡単にするため、2種類のみとする。
▲1▼ 構成の説明
i)全体構成
図1に、第1実施例の光ディスク再生装置の構成図を示す。
【0045】
図1に示すように、光ディスク再生装置100は、装着される光ディスク1のトラック上に設けられたピット列より情報を読み取るための構成を備えている。光学系は、特に本発明に関係するもののみ記載し、偏光板、シリンドリカルレンズ等の一般的な素子は省略してある。
【0046】
光ディスク1としては、複数種類の光ディスクが装着可能である。本実施例では、代表例としてトラックピッチpが0.8μmであるデジタルビデオディスクと、トラックピッチp’が1.6μmであるコンパクトディスクの2種類の光ディスクを想定する。
【0047】
集光レンズ2は、いわゆる対物レンズであり、レーザダイオードL〜Lから射出されたレーザ光をトラック上に集光し、光ディスク1から反射された戻り光を平行光線にする。
【0048】
ハーフミラー3は、レーザダイオードアレイ7からのレーザ光を直角方向に反射し、集光レンズ2からの戻り光を透過する。
受光素子4は、4分割されたフォトデテクタで構成され、読取対象であるメインビームによる戻り光を受光して光電変換し、検出信号として加算器8及び9に供給する。受光素子を4分割したのは、図示しないシリンドリカルレンズの作用によりフォーカスエラー信号FEを生成するためである。
【0049】
トラックピッチ検出回路5は、生成されたトラッキングエラー信号TEに基づいて再生中の光ディスクのトラックピッチを特定する。詳しくは後述する。
電力制御回路6は、トラックピッチ検出回路5による制御信号に基づいてレーザダイオードアレイ7の中から特定のレーザダイオード(L〜Lの中の任意のもの)に電力を供給する。
【0050】
レーザダイオードアレイ7は、複数のレーザダイオードL〜Lを格納している。また、レーザダイオードに限らず、特定の波長で発光する光源に対して複数の射出穴を設け、この射出穴を電力制御回路6の出力で開閉するように構成してもよい。
【0051】
さらに、回折格子を設けることにより、一つの発光素子を複数の光ビームに分光し、実質的に複数の光源を設けたのと同一の機能を有するものであってもよい。
【0052】
この場合、回折光たるサブビームのそれぞれを、電力制御回路6の出力により光路の遮断・開閉を行うことで、複数の光源の点滅と同等の機能を持たせる。
加算器8及び9は、4分割された受光素子4のうち対角線方向の検出器からの検出信号同士をそれぞれ加算する。両加算器8及び9の出力信号は、減算器10により互いに減算され、フォーカスエラー信号FEとなる。また、両出力信号は加算器11で加算され、RF(Radio Frequency )信号となる。RF信号はディスク判定後に情報の読取のために使用される。
【0053】
受光素子12と13は、サブビーム用のレーザダイオードL、L、L、Lからの照射光による戻り光を受光し光電変換した後、減算器14に供給する。受光素子12及び13は、通常の3ビーム方式におけるサブビーム用の受光素子の幅より広い幅を有する。これは、どのレーザダイオードが点灯されても光ディスクからの戻り光を一つの受光素子で受光可能とするためである。すなわち、受光素子12はトラックT及びT’からの戻り光をともに受光可能であり、受光素子13は、トラックT及びT’からの戻り光をともに受光可能である。
【0054】
ii)トラックピッチ検出回路
図2に、トラックピッチ検出回路5の内部構成を示す。
図2に示すように、トラックピッチ検出回路5は、入力されたトラッキングエラー信号TEを入力し、所定のサンプリングタインミングによりトラッキングエラー信号のレベルを検出するサンプルホールド回路20と、サンプルホールド回路20の出力を所定のしきい値と比較するコンパレータ21と、コンパレータ21の比較結果により、再生中の光ディスクのトラックピッチを判定する判定回路22と、により構成される。
【0055】
具体的には、これらブロックの構成をハードウェアで設けてもよいが、システム全体を制御するマイクロコンピュータにより、例えば、図5に示すフローチャートに従って動作させ、当該機能を実現するのが好ましい。
【0056】
iii )レーザダイオードの配置
図3に、レーザダイオードをすべて照射したときに、光ディスク1上に照射される光ビームのスポットの位置関係を示す。(A)はその第1例、(B)は第2例である。
【0057】
図3(A)において、Sはメインビームを示し、レーザダイオードLにより生ずるものである。また、SはL、S’はL、SはL、S’はLにそれぞれ対応している。
【0058】
図3(A)から判るように、第1例は直線上に光スポットが形成されるよう、レーザダイオードの位置を調整したものである。第1例による光スポットからの各戻り光は、やはり直線上に並ぶことになる。このため、戻り光を受光するための受光素子の配列は、図4(A)に示すように直線的なものになる。
【0059】
また、図3(B)に示す第2例は、サブビームS及びSがサブビームS’とS’とを結ぶ直線上からずれている場合である。このため、第2例による光スポットの戻り光を受光するための受光素子の並びは、図4(B)に示すようになる。
【0060】
第2例によれば、受光素子の設置スペースが横方向に長くとれない場合に有効である。
なお、上記構成において、レーザダイオードのLとL、LとLからなる組合せは、それぞれ請求項における光源群に対応する。また、トラックピッチ検出回路は各請求項における判定手段に相当し、電力制御回路は各請求項における光源駆動手段に相当する。
▲2▼ 動作の説明
次に、第1実施例の動作を図5に示すフローチャートを参照して説明する。
【0061】
システムの制御手段、すなわち、マイクロコンピュータは、光ディスクの回転を司る図示しないスピンドルモータ、トラッキングサーボ、フォーカスサーボ等を制御するものとする。
【0062】
このフローチャートにおいて、マイクロコンピュータは、レーザダイオードを広いトラックピッチ(=p’)用又は狭いトラックピッチ(=p)用のサブビームとなるよう駆動する。そして、得られるトラッキングエラー信号が予定通りの値を示すか否かで、再生中の光ディスク1の種類を特定する。
【0063】
すなわち、図8(A)(B)から判るように、レーザダイオードによるサブビーム間のピッチdがトラックピッチの1/2に一致したとき、トラッキングエラー信号のレベルが極大値を示すので、このレベルの大小により当該光ディスク1の種別を特定する。
【0064】
図5(A)において、まず、ステップS1において、マイクロコンピュータはトラッキング制御系のサーボループをオープンし、スピンドルモータを駆動してトラッキングエラー信号を発生させる。
【0065】
ステップS3において、広いトラックピッチp’を有するコンパクトディスク用の光源配置、すなわち、メインビームたるLの他にサブビーム用の光源としてL、Lを駆動する。レーザダイオードLからのメインビームはハーフミラー3により反射され集光レンズ2の中央を通り、光ディスク1上の読取対象のTの位置に照射される。レーザダイオードL及びLからのサブビームは同様にして、図1の長い直線部分を有する破線の経路を通り、光ディスク1上のT’、T’の位置に照射される。
【0066】
それぞれの光ビームは、光ディスク1により反射され、同一の光路を通ってハーフミラー3に戻り、ハーフミラー3を透過して各受光素子に届く。Lからの戻り光は最終的に受光素子4により、Lからの戻り光は受光素子12に、Lからの戻り光は受光素子13により、それぞれ受光される。
【0067】
ステップS4及びS5において、内部タイマーの作用により戻り光が安定して検出できる時間tだけ待つ。
ステップS6において、トラックピッチ検出回路5のサンプルホールド回路20は、t経過後のトラッキングエラー信号TEをピーク値1として記憶する。
【0068】
次に、マイクロコンピュータはレーザダイオードL及びLに代わりL及びLを駆動し、狭いトラックピッチpを有するデジタルビデオディスク用の光源配置に変更する(ステップS7)。
【0069】
そして、トラックピッチ検出回路5は、ステップS8及び9により時間tだけ待機した後、得られたトラッキングエラー信号TEをピーク値2として、取り込む。
【0070】
ステップ11において、コンパレータ21は、記憶したピーク値1とピーク値2とを比較する。
図8で説明したように、トラッキングエラー信号が最大のとき、サブビーム間のピッチdがトラックピッチの1/2となる。このため、判定回路22は、より値の大きい方を再生中の光ディスク1のための光源配置として特定すればよい。
【0071】
ピーク値1の方がピーク値2より大きい場合(ステップS11:YES)、当該光ディスク1は広いトラックピッチp’を有するコンパクトディスクと判定する。そして、広いピッチ用の光源配置、すなわち、レーザダイオードL、L及びLを駆動し(ステップS12)再生動作に移る。
【0072】
また、ピーク値2の方がピーク値1より大きい場合(ステップS11:NO)、当該光ディスク1はデジタルビデオディスクと判定し、このまま再生動作に移る。
【0073】
図5(B)に、当該動作の変形例を示す。
図8からも判るように、照射するサブビームのピッチと実際のトラックピッチとが適合しない場合、得られるトラッキングエラー信号レベルはピーク値より大幅に低くなる。よって、この不適合の場合のレベルとピーク値とを判別可能な所定のしきい値、例えば、両レベルの平均レベルと、ステップS6やS10で得られるピーク値とを比較すれば、光ディスクの種類が判定できる。
【0074】
図5(B)のステップS20において、ピーク値とこの所定のしきい値とを比較する。もしも、ピーク値1の方が高いレベルの場合(YES)は、再生中の光ディスク1はコンパクトディスクであると判定できる。
【0075】
また、ピーク値1の方が低いレベルの場合(NO)は、光ディスク1がデジタルビデオディスクと判定できるので、狭いトラックピッチ用の光源配置に変更する(ステップS21)。
【0076】
ただし、再生装置の仕様から、判定対象となる2種類の光ディスク以外のディスクが装着される可能性がある場合には、さらにステップS22〜S26を行う。
【0077】
ステップS22及びS23で時間t待機した後、サンプルホールド回路20はトラッキングエラー信号TEをピーク値2として取り込む(ステップS24)。
【0078】
ステップS25でピーク値2としきい値とを比較する。このとき、当該光ディスク1が狭いトラックピッチ用の光ディスク、すなわち、デジタルビデオディスクなら、ピーク値2はしきい値より高いはずである(YES)。
【0079】
よって、もし、ピーク値2がしきい値より低い場合(NO)、判定対象となる2種類の光ディスク以外のトラックピッチを有する別種のディスクが誤装着されたと判定できるので、マイクロコンピュータは所定の警告をすることとなる(ステップS26)。
▲3▼ 効果の説明
上記のように、本第1実施例によれば、複数設けたレーザダイオードの切り換えにより、トラッキングエラー信号のレベルで判定するので、トラックピッチが全く異なる光ディスクのいずれを装着しても、光ディスクの自動判別が行える。
【0080】
特に、コンパレータ21における比較動作を複数種類の光ディスクを識別が可能な所定のしきい値に設定することで、判定手順を省略でき、より早く再生を開始できる。
(II)第2実施例
第1実施例では、光源、すなわち、レーザダイオードを選択的に駆動していたが、本第2実施例は、レーザダイオードを全部点灯する代わりに、受光素子側でトラックピッチの広狭を選択する。
▲1▼ 構成の説明
図6に、第2実施例の光ディスク再生装置101の構成を示す。
【0081】
図6に示すように、本第2実施例の光ディスク再生装置101の構成は、第1実施例の再生装置と重複している部分が多いので、第1実施例と同一の構成要素には同じ符号を付して、その説明を省略する。
【0082】
以下の構成が第1実施例と異なる。
トラックピッチ検出回路5bは、図2に示す第1実施例のトラックピッチ検出回路5と同様の動作ブロックにより動作する。但し、電力制御回路6にはすべてのレーザダイオードL〜Lの駆動を指示する。その代わりに、スイッチ15にスイッチ信号SWを供給して、各受光素子からの検出信号を選択する。
【0083】
広いトラックピッチによる再生を行う場合は、スイッチ15をb側に投入し、受光素子12bと13bからの検出信号を選択する。また、狭いトラックピッチによる再生を行う場合は、スイッチ15をa側に投入し、受光素子12aと13aからの検出信号を選択する。
【0084】
受光素子12及び13は、それぞれがa及びbの2領域に分割されている。すなわち、受光素子12aはレーザダイオードL、12bはL、13aはL、13bはLにより射出されたレーザビームの戻り光をそれぞれ検出信号に変換する。
【0085】
なお、光源の配置、受光素子の配置に関しては、第1実施例と同様に考えられる。
▲2▼ 動作の説明
次に、第2実施例の動作を図7に示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0086】
図7において、(A)は第1実施例の動作(図5(A))に対応する処理、(B)は第1実施例の変形例(図5(B))に対応する処理となっている。
図7からも判るように、第2実施例における動作はほぼ第1実施例による動作と同じものであるので、詳細な説明は省略する。
【0087】
但し、ステップS33において、レーザダイオードの切り換えによる光源配置を設定する代わりに、トラックピッチ検出回路5bはスイッチ15をb側に投入し、広いトラックピッチ用の光源(L及びL)からの戻り光のみによりトラッキングエラー信号TEを得る。
【0088】
また、ステップS37又はS51において、トラックピッチ検出回路5bはスイッチ15をa側に切り換えて、狭いトラックピッチ用の光源(L及びL)からの戻り光のみによりトラッキングエラー信号TEを得る。
▲3▼ 効果の説明
上記のように第2実施例によれば、受光素子の切り換えを行うことによってもトラックピッチの判定、すなわち、ディスクの種類の判定が自動的に行える。
【0089】
特に、本実施例によれば、レーザダイオードに対して特別の制御が不要なので、各レーザダイオードは、トラックピッチ検出回路5bの制御から切り放し、一定電力により一定光量を射出するのみでよい。
(III )その他の変形例
本発明の上記実施例に限らず種々の変形が可能である。
▲1▼ 第1変形例
例えば、上記各実施例では、光源又は受光素子のいずれか一方を切り換えていたが、切り換えを行わない場合でもディスクの種類の判定がある程度可能である。例えば、図1において、レーザダイオードアレイ7内のレーザダイオードを全部点灯する。このとき、受光素子12及び13には、それぞれレーザダイオードL及びL、L及びLによる戻り光が重畳して入射する。
【0090】
しかし、図8(B)から判るように、広狭いずれか一方のトラックピッチにおいて、トラッキングエラー信号の極大値が得られるとき、他方のトラックピッチに関して得られるトラッキングエラー信号はそれより小さい値をとる。
【0091】
したがって、両トラッキングエラー信号が重畳されていても、一方のトラッキングエラー信号の影響が大きいため、この重畳されたトラッキングエラー信号を用いて、サーボ動作が可能である。
【0092】
但し、他方の小レベルのトラッキングエラー信号の影響により多少のノイズが生ずるおそれがあるので、トラッキングエラー信号をフィルターに通過させる等の措置により、この影響をなくすることが好ましい。
▲2▼ 第2変形例
さらに、上記各実施例では2種類のトラックピッチの相違を判定していたが、さらに多くの種類のトラックピッチを有していても、適用が可能である。
【0093】
例えば、第1実施例において、ステップS3からS6に示す一連の手段を一の光源群に対するトラッキングエラー信号値の入力と認識すれば、この手順を判定の対象となるディスクの種類の数だけ繰り返す。そして、複数得られたトラッキングエラー信号のレベルのピーク値をそれぞれ比較していけば、最も高いトラッキングエラー信号レベルが得られたときの光源群を特定できる。このように、細かい処理は、通常の設計変更の範囲で対応可能である。
▲3▼ 第3変形例
また、上記各実施例は、トラッキングエラー信号のレベルを用いてトラックピッチの判定をしていたが、他の判断要素を用いることも可能である。
【0094】
例えば、フォーカスサーボ系で用いるフォーカスエラー信号が使用できる。特に、複数種類の光ディスクの相互間で、保護層の厚さが相違する場合、このフォーカスエラー信号のレベルを利用したディスク判別が行える。
【0095】
具体的には、厚みd、屈折率nの保護層を有する第1の光ディスクと、厚みd’、屈折率n’の保護層を有する第2の光ディスクと、が存在する場合を考える。第1の光ディスク及び第2の光ディスクの保護層表面をターンテーブル等で同一の高さに保持したとき、
d/n>d’/n’
のような関係にある場合、フォーカスエラー信号のレベルを利用した光ディスクの判別が行える。
【0096】
通常のフォーカスサーボにおいて、対物レンズを駆動するアクチュエータは、レンズの焦点をピット上に合わせるため、対物レンズを大きく光ディスク表面側に駆動する。このようにフォーカスサーボがかかっている状態では、フォーカスエラー信号にオフセットとなる直流成分が供給されている。
【0097】
そこで、この直流成分をアクチュエータの駆動信号から直流成分抽出手段たるフィルタ等で分離し、この駆動信号のレベルにより保護層の厚さ(d又はd’等)を測定できる。この保護層の厚さにより一義的に光ディスクの種類が判る場合には、再生対象となる光ディスクを特定することができる。
▲4▼ 第4変形例
また、トラッキング状態が悪化すると光ディスクから読出した情報信号にエラーが頻発するようになる。そこで、情報再生手段(例えば、EFMデコーダ)で情報の復号作業の際に検出できるエラー数をエラー信号として数え、このエラー数が少なくなるように、レーザダイオードの発光群又は受光素子を選択してもよい。
【0098】
本発明における光源群又は受光素子の調整は、ある程度良好なトラッキング状態を得ることにある。よって、発光群又は受光素子の選択切換により、実際に発生する情報信号におけるエラー数が所定量より少なくできれば、光ディスクの種類に応じたトラッキングサーボのための自動調整という本発明の目的を達成できる。
▲5▼ 第5変形例
さらに、光ディスクの特定領域にディスク判別情報を記録が可能な場合、予めこの識別情報をディスクに記録しておくことによってもディスク判別ができる。
【0099】
このときは、ピックアップ装置より情報を読み取るための情報再生手段(EFMデコーダ等)を用いる。通常の光ディスク再生装置は、トラッキング状態が最良の状態でなくても、簡単なデータなら読取が可能である。そこで、再生対象となり得る光ディスクのいずれが装着されても、簡単な情報の読出が可能なサブビーム間のピッチを実験等で求めて設定する。そして、この仮のトラッキング状態において、光ディスクの特定領域よりディスク判別情報を読出せば、当該光ディスクに良好なトラックピッチが何であるかを特定できる。
【0100】
上記のように、フォーカスエラー信号を用いても、ディスクの判別情報を用いても、光ディスクの種類の特定は可能である。光ディスクの種類が特定できれば、光ディスク再生装置は、良好なトラッキング状態を得られるよう、第1実施例のように光源群を切り換え、又は、第2実施例のように受光素子を切り換えればよい。
【0101】
【発明の効果】
本発明によれば、2種類以上の相異なるトラック間のピッチを有する光ディスクのいずれが装着されても、自動的に良好なトラッキング状態を得るための光源群が選択できる。
【0102】
よって、回折格子の再調整等の必要なく、複数種類の光ディスクを自動判別して再生可能な光ディスク再生装置を提供できる。
【0103】
よって、回折格子の再調整等の必要なく、複数種類の光ディスクを自動判別して再生可能な光ディスク再生装置を提供できる。
特に、光源群としては一定光量を射出し続ければよいので、光源の構成を簡単にできる。
【0105】
請求項6に記載の発明によれば、保護層の厚さの相違する光ディスク同士を再生するためのコンパチブルプレーヤにおいて、フォーカスサーボにより得られる駆動信号の大小により簡単に光ディスクの判別ができ、これに合わせて自動的に良好なトラッキング状態を得るための光源群を選択できる。
【0106】
請求項7に記載の発明によれば、再生対象となる光ディスクの種類がどのようなものであっても、情報信号の再生中に生ずるエラー数を調べて現在のトラッキング状態を知るので、トラッキング状態を良好にする光源群の配置を自動的に選択できる。
【0107】
請求項8に記載の発明によれば、光ディスクの種類を示すディスク判別情報が記録された光ディスクであれば、このディスク判別情報を読み込むことにより自動的に良好なトラッキング状態を得るための光源群を選択できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の光ディスク再生装置の構成図である。
【図2】トラックピッチ検出回路の回路例である。
【図3】光源(光スポット)の配置例であり、(A)は第1例、(B)は第2例である。
【図4】受光素子の配置例であり、(A)は第1例、(B)は第2例である。
【図5】第1実施例の動作を説明するフローチャートである。
【図6】第2実施例の光ディスク再生装置の構成図である。
【図7】第2実施例の動作を説明するフローチャートである。
【図8】トラックピッチ、サブビームのピッチとトラッキングエラー信号の関係図であり、(A)はトラックとサブビームの関係、(B)はトラックピッチとトラッキングエラー信号との関係図である。
【符号の説明】
1…光ディスク
2…集光レンズ
3…ハーフミラー
4、12、12a、12b、13、13a、13b…受光素子
5、5b…トラックピッチ検出回路
6…電力制御回路
7…レーザダイオードアレイ
8、9、11…加算器
10、14…減算器
20…サンプルホールド回路
21…コンパレータ
22…判定回路
100、101…光ディスク再生装置
〜L…レーザダイオード
…メインビーム
、S’、S、S’…サブビーム
、T、T’、T、T’…トラック

Claims (1)

  1. 光ディスクに主ビーム(SM)及び当該ビームから所定の距離だけ離れた位置に2つの副ビームからなる副ビーム組(SA,SB)を照射し、当該副ビーム組が当該光ディスク(1)に反射して得られる戻り光に基づきトラッキングエラー信号を生成することにより、前記主ビームに当該光ディスクのトラック上をトレースさせる光ディスク再生装置であって、
    再生対象となり得る前記光ディスクにおけるトラック間のピッチの大小に対応させて複数の前記副ビーム組を同時に照射する複数の光源と、前記主ビームを照射する光源とを含む発光素子(7)と、
    前記主ビームが前記再生対象となる光ディスクにより反射して得られる戻り光を受光する第一の受光部(4)、及び前記各副ビーム組が前記再生対象となる光ディスクにより反射して得られる戻り光を受光し、かつ各副ビーム組に対応させた複数の第二の受光部(12、13)を含む受光手段(4、12、13)と、
    前記複数の第二の受光部の各々の出力に基づいて前記光ディスクのトラックピッチを判定する判定手段(5)と、
    前記判定手段の判定結果に基づき前記複数の第二の受光部のうちいずれかを選択する選択手段(15)と、
    前記選択手段が選択した受光手段の出力から副ビーム同士の差分をとり、その差分に基づきトラッキングエラー信号を生成するトラッキングエラー信号生成手段(14)と、を具備し、
    前記第二の受光部は、第一の副ビーム組を構成する2つの副ビームを受光する一対の受光部と、第二の副ビーム組を構成する2つの副ビームを受光する一対の受光部とを含み、
    前記第一の副ビーム組を受光する一対の受光部を結ぶ直線は、前記第二の副ビーム組を受光する一対の受光部を結ぶ直線と交差し、かつ
    前記第二の副ビーム組を構成する2つの副ビームを受光する一対の受光部の各々は、前記第一の副ビーム組を構成する前記一対の受光部のそれぞれに対して並んで配置されてなることを特徴とする請求項1に記載の光ディスク再生装置。
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