JP3589737B2 - 片状物品の製造装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、片状物品、特にあられ等の食品の生地の製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の製造装置としては、次に示すものが知られている。この装置は、図8及び図9(図8の▲9▼−▲9▼線断面図)に示すように、円筒状に成形されたあられ素材からなるワークaが装着される回転軸bを有し、該回転軸bの回転によりワークaを回転させるワーク回転装置cを備える。回転軸bの外周面には、装着されたワークaの内周面に食い込んで該ワークaを回転軸bに固定する凸条hが形成されている。
【0003】
ワークaの外周面には、図9に示すように、切刃ホルダfがワークaの径方向に進退自在に設けられている。切刃ホルダfの先端部には、切り刃dが固定されている。切り刃dが前進することにより回転するワークaが帯状に切削される。ここで、成形されたワークaは型から取り出しやすいように若干テーパ状にされており、しかも、外周面に多少の凹凸を有する。このため、切り刃dでワークaの外周面を一定量切削して平滑にしている。一定量切削された部分は途中で切断されて排出される。そして、平滑にされたワークa外周面を切り刃dによって帯状に切削し、切削された帯状体gを細断機(図示せず)に導いて該帯状体gを略長方形状の片状に細断する。これにより、片状のあられ生地が製造される。
【0004】
尚、ワークaは両端面にも多少の凹凸を有するため、切刃ホルダfの両側にそれぞれ切り刃e,eを配置し、該切り刃e,eの前進によりワークaの両端面を径方向内方に向けて平滑に切削している。かかる切削は上述した切り刃dによるワークaの外周面の切削が終了するまでなされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ワークaを回転軸bに装着するに際しては、ワーク回転装置cの近傍に複数のワークaが載置されたローラコンベヤ(図示せず)を設置し、作業員がローラコンベヤに載置されたワークaを1つずつ回転軸bに装着している。
ところが、このように作業員がワークaを1つずつ回転軸bに装着すると、あられ生地の製造は、通常、多数の製造ラインで行っているため、ライン毎に作業員を配置する必要が生じて人件費が高騰し製造コストを低くする妨げとなる。
【0006】
本発明はかかる不都合を解消するためになされたものであり、筒状のワークを自動的に回転軸に装着できるようにして製造コストの低減を図ることができる片状物品の製造装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本発明は、筒状のワークが装着される回転軸を有し、該回転軸の回転により前記ワークを回転させるワーク回転手段と、前記ワークの外周面に該ワークの径方向に進退自在に設けられ前進することにより前記ワークの外周面を帯状に切削するワーク切削手段と、切削された帯状体を片状に細断する細断手段とを備えた片状物品の製造装置において、軸線を上下方向に向けて搬送方向に所定の間隔を存して載置された複数の前記ワークを間欠的に送り出すと共に、送り出されたワークを所定の位置に位置決めする搬送・位置決め手段と、位置決めされた前記ワークの上方位置に昇降自在に配置され、該ワークを着脱自在に保持する保持部を下端に有するワーク保持手段と、前記ワークを保持した状態で前記ワーク保持手段を前記回転軸の上方に移動させるワーク移動手段とを備え、前記ワーク回転手段の回転軸を、前記ワークの装着時と前記ワーク切削手段による該ワークの切削時とでその軸線の向きを変更可能に設け、前記ワークの装着時に前記回転軸の軸線を前記ワーク移動手段によって該回転軸の上方に導かれた前記ワークの軸線に一致させたことを特徴とする。
【0008】
【作用】
本発明では、搬送・位置決め手段によって間欠的に送り出されたワークが所定の位置に位置決めされると、ワーク保持手段が下降して保持部でワークを保持し、その後、該ワークを保持した状態で上昇する。次に、ワーク移動手段によってワーク保持手段が回転軸の上方に導かれる。この時、回転軸は、その軸線の向きがワーク保持手段の保持部に保持されたワークの軸線に一致するように変更されている。従って、この状態でワーク保持手段を下降させることにより、ワークが回転軸に装着される。装着後においては、回転軸はワークの切削加工位置に軸線の向きが変更されてワーク切削手段によるワークの外周面の切削がなされる。
【0009】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図1〜図7を参照して説明する。図1は本発明の一実施例である略長方形状のあられ生地を製造する装置の全体概略図、図2は図1の矢印▲2▼方向から見た要部断面図、図3はワークを回転軸に固定する装置を説明するための説明的断面図、図4は図3のワーク固定装置の部分的斜視図、図5は図1のA部詳細図、図6は帯状体を細断機に誘導する方法を説明するための説明図、図7はワークの切削終了後にスクラップ部を回転軸から取り外す方法を説明するための説明図である。
【0010】
まず、図1〜図3を参照して全体構成を説明すると、該製造装置は、円筒状に成形されたあられ素材からなるワーク1が装着される水平方向を向く回転軸2を有し、該回転軸2の回転によりワーク1を回転させるワーク回転装置(ワーク回転手段)3を備える。ワーク回転装置3の上方には、複数のワーク1が載置されたローラコンベヤ(搬送・位置決め手段)4が配置されている。図2に示すように、該ローラコンベヤ4とワーク回転装置3との間には、ローラコンベヤ4の搬送終端に位置決めされたワーク1を回転軸2に装着するワーク装着装置5が配置されている。図3に示すように、回転軸2の先端側にはワーク1を回転軸2に固定するワーク固定装置6が配置されている。
【0011】
また、図1において回転軸2に装着されたワーク1の左側の外周面には、該ワーク1を切削するワーク切削装置(ワーク切削手段)7がワーク1の径方向(水平方向)に進退自在に設けられている。ワーク切削装置7の下方には該切削装置7によって切断された帯状体(図6参照)8を略長方形の片状に細断する細断機(細断手段)9が設置されている。
【0012】
次に、各構成別に詳述する。尚、説明の便宜上、まず、ローラコンベヤ4及びワーク装着装置5から先に説明する。
ローラコンベヤ4は、図1に示すように、その搬送方向を左右方向に向けてワーク回転装置3の後方位置で架台10に取り付けられている。ローラコンベヤ4上には、複数のワーク1がその軸線を上下方向に向けて搬送方向に等間隔で載置されている。複数のワーク1の内で搬送終端に配置されたワーク1はストッパ11によってそれ以上の搬送が規制されて位置決めされている。その他のワーク1は各ワーク1の間に配置されたストッパ12によって搬送が規制されてローラコンベヤ4上で各ワーク1の間隔が維持されている。
【0013】
ストッパ12は、ローラコンベヤ4の下側に上下方向に揺動自在に支持されている。ストッパ12には、ローラコンベヤ4の下方にブラケット13を介して取り付けられたエアシリンダ装置14のピストンロッド14aが連結されている。該エアシリンダ装置14の駆動によるピストンロッド14aの進退によりストッパ12が上下方向に揺動される。
【0014】
ストッパ12の上方への揺動時にはストッパ12の先端部がローラコンベヤ4の各ローラ4aの間から上方に突出してワーク1の搬送方向を向く外周面に当接し、これによりワーク1の搬送が規制される。一方、ストッパ12の下方への揺動時にはストッパ12の先端部がローラ4aの搬送面より下方に位置してワーク1の搬送規制が解除され、これにより各ワーク1がローラコンベヤ4上を搬送方向に搬送される。
【0015】
そして、搬送方向の最先端に位置するワーク1がストッパ11に当接して搬送終端に位置決めされると、ストッパ12が上方へ揺動して後続のワーク1の搬送が規制されてローラコンベヤ4上で各ワーク1の間隔が維持される。これにより、ローラコンベヤ4に載置された各ワーク1が間欠的に送り出されると共に、所定の位置に位置決めされる。尚、ストッパ12の上下の揺動は、ストッパ11に例えば図示しないリミットスイッチ等を設けて、該リミットスイッチの開閉信号に応じて図示しないコントローラがエアシリンダ装置14のピストンロッド14aを進退制御することによりなされる。
【0016】
ワーク装着装置5は、図2に示すように、ローラコンベヤ4の搬送終端に位置決めされたワーク1の上方位置にピストンロッド15aを下方に向けて配置されたエアシリンダ装置(ワーク保持手段)15を備える。
図2に示すように、エアシリンダ装置15のローラコンベヤ4の幅方向の両側にはガイドシャフト16a,16bがそれぞれ平行に配置されている。各ガイドシャフト16a,16bは、スライド軸受17a,17bによって上下方向に移動自在に支持されている。ピストンロッド15a及びガイドシャフト16a,16bの各下端は取付プレート18に連結されている。取付プレート18には、ワーク1の上端面に着脱自在に吸着する吸盤(保持部)19a,19bが取り付けられている。
【0017】
エアシリンダ装置15のシリンダ部15b及び各スライド軸受17a,17bは、ローラコンベヤ4の搬送終端の上方位置からワーク回転装置3の上方位置まで該ローラコンベヤ4の幅方向に沿って延設されたロッドレスシリンダ装置(ワーク移動手段)20に支持されている。ロッドレスシリンダ装置20は、シリンダ部15b及び各スライド軸受17a,17bをガイドするスライドシャフト20aを備えており、架台21に取り付けられている。
【0018】
かかる構成のワーク装着装置5は、図2に示すように、ローラコンベヤ4の搬送終端の上方位置でエアシリンダ装置15のピストンロッド15aが下降して、該搬送終端に位置決めされたワーク1の上端面を吸盤19a,19bによって吸引保持し、この状態でピストンロッド15aが上昇する。次いで、ロッドレスシリンダ装置20の駆動により、エアシリンダ装置15及びスライド軸受17a,17bが一体となってスライドシャフト20aをスライドしてワーク回転装置3の上方にシフトされ、これによりワーク1が回転軸2の上方に導かれる。
【0019】
ワーク回転装置3は、図1及び図2に示すように、本体フレーム22からローラコンベヤ4の搬送方向に延びる駆動軸23を備える。駆動軸23には、図2に示すように、ギヤボックス24が回動可能に支持されている。ギヤボックス24には、回転軸2がその軸線を駆動軸23の軸線に対して直交する方向に向けて回転可能に支持されている。回転軸2のギヤボックス24内の端部には、ギヤボックス24内で駆動軸23に取り付けられたギヤ25に噛合するベベルギヤ26が取り付けられている。回転軸2のギヤボックス24から突出した部分には、ワーク1の内径に対応する外径を有する円筒状の装着部2bが外嵌固定されており、該装着部2bにワーク1が装着される。また、装着部2bの外周面は平滑にされており、該装着部2bの後端部にはワーク1の後端面が当接するフランジ2aが形成されている。
【0020】
図2に示すように、ワーク回転装置3の本体フレーム22を向くギヤボックス24の壁部には、旋回アーム27の一端部が連結されている。旋回アーム27の他端部は、ギヤボックス24の後方位置に配置されたエアシリンダ装置28のピストンロッド28aに連結されている。エアシリンダ装置28は、本体フレーム22に設けた図示しないブラケット等に取り付けられており、ピストンロッド28aがローラコンベヤ4の幅方向に進退駆動されるようになっている。
【0021】
そして、エアシリンダ装置28のピストンロッド28aの前進位置では、回転軸2が鉛直方向を向いてその軸線が上述したロッドレスシリンダ装置20によってローラコンベヤ4の搬送終端から回転軸2の上方に導かれたワーク1の軸線に一致している。従って、この状態でワーク装着装置5を構成するエアシリンダ装置15のピストンロッド15aを下降させることにより、吸盤19a,19bによって吸引保持されたワーク1が回転軸2に装着される。
【0022】
ワーク1が回転軸2に装着されると吸盤19a,19bによるワーク1の吸引が解除され、ピストンロッド15aが上昇する。その後、ロッドレスシリンダ装置20の駆動によりエアシリンダ装置15及びスライド軸受17a,17bが一体となってスライドシャフト20aをスライドしてローラコンベヤ4の搬送終端の上方にシフトされ、待機状態とされる。
【0023】
一方、ワーク回転装置3を構成するエアシリンダ装置28のピストンロッド28aが後退すると、図2に示すように、ギヤボックス24が駆動軸23回りに前方(右方)に90°旋回し、これにより回転軸2の軸線の向きが鉛直方向から水平方向に変更されて該回転軸2に装着されたワーク1がワーク切削装置7による切削加工位置に配置される。ワーク1が切削加工位置に配置されると、ワーク固定装置6によってワーク1を回転軸2に固定した後、駆動モータ29の動力がベルト機構30等を介して駆動軸23に伝達され、該駆動軸23からギヤ25及びベベルギヤ26を介して回転軸2に回転力が伝達される。駆動モータ29は、本体フレーム22に設けられた図示しないブラケット等に取り付けられている。
【0024】
ワーク固定装置6は、図3に示すように、回転軸2の前方(図3において右方)に配置された本体フレーム31を備える。
本体フレーム31には、回転軸2に同心に配置された主軸32がスライド軸受33を介して軸方向に移動自在に支持されている。本体フレーム31から回転軸2側に突出する主軸32の中間部にはフランジ34が形成されている。フランジ34より回転軸2側の主軸32には、円筒状のワーク押圧部材35の後端部が回動可能に支持されている。
【0025】
ワーク押圧部材35は、先端部(左端部)から後端部(右端部)にかけて小径部36及び大径部37が順番に形成されている。ワーク押圧部材35の内部には、先端部から後端部にかけて大径孔部38及び小径孔部39が順番に形成されている。小径孔部39がフランジ34より回転軸2側の主軸32にベアリング40a,40bを介して回動可能に外挿されることにより、ワーク押圧部材35の後端部が主軸32に回動可能に支持されている。尚、大径孔部38の内径は回転軸2の装着部2bの外径より若干大径に形成されて、該装着部2bに外挿されるようになっている。
【0026】
大径部37の後端面(右端面)には環状の凹部41が形成されており、該凹部41とフランジ34との間の空間にはスラストベアリング42が装着されている。図3において符号44は、主軸32の先端面にボルト45によって固定されたセットプレートである。該セットプレート44の外周縁をベアリング40aの内輪に当接させることにより、ワーク押圧部材35の主軸32への取り付けがなされる。
【0027】
小径部36には、図4に示すように、先端面から後端部に向けて軸方向に沿って延びるスリット43が外周面から内周面まで貫通して形成されている。該スリット43は、小径部36の周方向に等間隔で4箇所形成されており、該小径部36には円筒状のカッター部材47が軸方向に移動自在に外挿されている。
カッター部材47は、ワーク1を回転軸2に確実に固定すると共に、ワーク切削装置7によるワーク1の切削終了後にスクラップ部(後述する)1aを切断して回転軸2から取り除くためのものである。カッター部材47の先端部には、図4に示すように、切り刃48が周方向に等間隔で4箇所取り付けられている。切り刃48は、先端がカッター部材47の先端面から突出されており、また、裏側の部分がカッター部材47の内周面から突出されている。
【0028】
切り刃48の先端部にはカッター部材47の径方向に延びる刃部49が形成されており、該刃部49の長さはスクラップ部1aの厚さT(図5参照)と同一か若干長くされている。また、切り刃48の裏側に突出した部分は小径部36のスリット43に軸方向に移動自在に挿入されており、これにより、カッター部材47の軸方向の移動が許容されると共に小径部36に対する回転が規制されている。切り刃48の裏面は該ワーク押圧部材35の大径孔部38の内周面と面一とされている。
【0029】
図3に示すように、カッター部材47の後端部にはフランジ50が形成されており、該フランジ50はワーク押圧部材35の小径部36と大径部37との段差部51に当接して後方への移動が阻止されている。阻止された状態においては、図4に示すように、カッター部材47の先端面からワーク押圧部材35の小径部36が突出されると共に、カッター部材47の刃部49が該小径部36の先端面から若干突出されている。
【0030】
そして、主軸32の後端部に同心に連結されたエアシリンダ装置46を駆動させてピストンロッド46aを前進させると、ワーク押圧部材35及びカッター部材47が一体となって前進し、これにより、ワーク押圧部材35の大径孔部38が回転軸2の装着部2bに外挿され、該ワーク押圧部材35の先端面がワーク1の端面を押圧すると共に、カッター部材47の刃部49がワーク1の端面に食い込む。ワーク押圧部材35による押圧と刃部49の食い込みにより、ワーク1がフランジ2aとワーク押圧部材35、カッター部材47との間に挟まれて回転軸2に確実に固定される。固定状態においては、回転軸2、ワーク1、ワーク押圧部材35及びカッター部材47が一体となって回転するようになっている。尚、エアシリンダ装置46は、本体フレーム31に設けられた図示しないブラケット等に取り付けられている。
【0031】
また、カッター部材47は、ワーク切削装置7によるワーク1の切削加工が終了した後、移動装置52によって前進されてスクラップ部1aを周方向に4分割に切断する役割も果たす。
移動装置52は、図3に示すように、主軸32のフランジ34に一体に設けられたスライド軸受53を備える。スライド軸受53には、主軸32と平行に配置されたスライド軸54が軸方向に移動自在に支持されている。スライド軸54の先端部(左端部)にはブラケット55が固定されており、該ブラケット55には二個のカムローラ56a,56bがカッター部材47のフランジ50を間に挟むようにしてカッター部材47の軸方向に離間して取り付けられている。スライド軸受53の上側部にはエアシリンダ装置57が取り付けられており、該エアシリンダ装置57のピストンロッド57aはブラケット55に連結されている。
【0032】
そして、エアシリンダ装置57を駆動させてピストンロッド57aを前進させると、図7に示すように、右側のカムローラ56bがカッター部材47のフランジ50の後面を押して該カッター部材47が前進し、これによりカッター部材47の各刃部49によってスクラップ部1aが周方向に4分割に切断される。一方、ピストンロッド57aを後退させると、左側のカムローラ56aがカッター部材47のフランジ50の前面を押して該カッター部材47が後退し元の位置に復帰する。
【0033】
ワーク切削装置7は、ワーク固定装置6によって回転軸2に固定されたワーク1を切削するためのものであり、図1に示すように、ワーク1の左側からワーク1の外周面に向かって径方向(水平方向)に進退自在に設けられた切刃ホルダ58を備える。
切刃ホルダ58の先端部の幅方向の両側には、図1及び図5に示すように、前進することにより回転するワーク1の両端面を径方向に向けて切削する切り刃59,59がそれぞれ固定されている。該切り刃59,59はワーク1の両端面の凹凸を平滑に切削する。
【0034】
切刃ホルダ58の先端部には、図5に示すように、前進することにより回転するワーク1の外周面を帯状に切削する切り刃60がブラケット60aを介して固定されている。切り刃60は、その刃部61を上方に向けて配置されている。切り刃60の下部には、切り刃62がその刃部63を切刃ホルダ58の先端側に向けて固定されている。切刃ホルダ58の先端部には、エアシリンダ装置64がそのピストンロッド64aをワーク1側に向けて取り付けられている。ピストンロッド64aには、切り刃60によって切削された帯状体8を細断機9側又は後述する排出コンベヤ73側に振り分けて案内するガイド部材65が連結されている。
【0035】
ガイド部材65は、引張りコイルばね66によって上方に付勢された状態で切り刃62の下面に押圧接触しており、ピストンロッド64aの進退により切り刃62の下面を摺動するようになっている。ガイド部材65には、切り刃60によって切削された帯状体8が通過するガイド孔67,68がピストンロッド64aの軸方向(左右方向)に互いに離間して形成されている。ガイド孔67は帯状体8を細断機9に導き、一方、ガイド孔68は帯状体8を細断機9の基台9aの右側に設けられた排出コンベヤ73に導くようにされている。
【0036】
排出コンベヤ73は、その搬送方向をローラコンベヤ4の幅方向に向けて配置されている。排出コンベヤ73には、上述した切り刃59,59によってワーク1の両端面を切削した際の切削屑も排出されるようになっている。尚、図1において符号73aは、排出コンベヤ73に導かれた帯状体8及び切削屑が排出コンベヤ73から落下しないようにするためのガイド板である。
【0037】
図5において右側のガイド孔68は、ピストンロッド64aの後退時に切り刃62の刃部63の左側に配置されている。ガイド孔68の左側の側面68aの上縁には刃部69が形成されている。また、側面68aの上方には上下に延びるガイド板70が配置されており、該ガイド板70は切刃ホルダ58の先端部に固定されている。
【0038】
そして、ピストンロッド64aが前進すると、図6に示すように、ガイド孔68を通過する帯状体8が切り刃62の刃部63とガイド孔68の刃部69とで挟まれて切断され、切断部分は後述する誘導板74の側板75bによって排出コンベヤ73に導かれる。この時、左側のガイド孔67は、切り刃62の刃部63とガイド板70との間に配置されており、従って、刃部63,69で切断された帯状体8のワーク1側の切断端はガイド孔67を通過した後、誘導板74の側板75aによって細断機9に導かれる。
【0039】
ガイド部材65のガイド孔67とガイド孔68との間の下面には、図5に示すように、台形状に折り曲げられた補助ガイド板71が固定されている。補助ガイド板71の左側の側板72aがガイド孔67を通過する帯状体8を細断機9に向けて案内するガイド面とされ、右側の側板72bがガイド孔68を通過する帯状体8を排出コンベヤ73に向けて案内するガイド面とされている。補助ガイド板71の下方には、側板72aを案内される帯状体8を細断機9に誘導すると共に、側板72bを案内される帯状体8を排出コンベヤ73に誘導する誘導板74が配置されている。
【0040】
誘導板74は、図5に示すように、山状に折り曲げられて切刃ホルダ58の先端下部にブラケット76を介して固定されている。
誘導板74の左側の側板75aは、図1及び図5に示すように、補助ガイド板71の側板72aを案内される帯状体8を細断機9に向けて誘導する誘導面とされ下端が細断機9の入口部77に達している。また、側板75bは、上述したワーク1の両端面の切削屑を排出コンベヤ73へ誘導する役割も兼ね備えており、従って、ワーク1の下方、即ち該切削屑の落下位置に配置されている。側板75aは、上部が分割されて分割位置でヒンジ78によって揺動自在に結合されている。
【0041】
側板75aのヒンジ78より下方の部分には、エアシリンダ装置79のピストンロッド79aが連結されており、該エアシリンダ装置79は切刃ホルダ58の先端下部にブラケット80を介して取り付けられている。ピストンロッド79aの後退時に側板75aの下端が細断機9の入口部77に配置され、ピストンロッド79aの前進時に側板75aが排出コンベヤ73側に揺動して入口部77から離間するようにされている。
【0042】
誘導板74の右側の側板75bは、図1及び図5に示すように、補助ガイド板71の側板72bを案内される帯状体8を排出コンベヤ73に向けて誘導する誘導面とされ下端が排出コンベヤ73の上方に達している。側板75bは、上部が分割されて分割位置でヒンジ81によって揺動自在に結合されている。また、側板75bの下端にはリンク82の一端が回動可能に連結されており、該リンク82の他端は細断機9の基台9aの上部に回動可能に連結されている。かかる連結により誘導板74が切刃ホルダ58と一体となって前進しても、側板75bの下端が常に排出コンベヤ73の上方に配置されるようにされている。
【0043】
細断機9は、図1に示すように、誘導板74の側板75aによって誘導された帯状体8を左斜め下方に向けて挟持搬送すると共に、挟持時に帯状体8を幅方向に等間隔で切断する上下一対のカッタ付フィードローラ83を備える。カッタ付フィードローラ83のローラ面には、複数の切り刃(図示せず)が軸方向に等間隔で設けられている。該切り刃により帯状体8が幅方向に等間隔で切断される。また、カッタ付フィードローラ83は、左斜め下方に向けて3台配置されており、右側のカッタ付フィードローラ83の挟持位置が帯状体8の入口部77とされている。
【0044】
カッタ付フィードローラ83の下流側には、幅方向に等間隔で切断された帯状体8を送り方向に等間隔で切断する回転刃84が設けられている。該回転刃84の切断により帯状体8が略長方形状に細断される。これにより、片状のあられ生地が製造される。尚、図1において符号85は、回転刃84によって片状に切断されたあられ生地を搬送コンベヤ86に投入するためのシューターである。搬送コンベヤ86は、細断機9の基台9aの左側にその搬送方向を排出コンベヤ73と同一方向に向けて設けられている。
【0045】
また、図1において、符号87は、誘導板74の側板75aが排出コンベヤ73側に揺動した際に、帯状体8の弛みを検出する例えば光電センサ等からなる弛み検出センサであり、切刃ホルダ58の先端下部に側板75aに対向して設けられている。弛み検出センサ87は図示しないコントローラに所定の信号を出力するようになっており、コントローラは該信号に応じてカッタ付フィードローラ83及び回転刃84の回転数を制御する。
【0046】
次に、かかる製造装置の作動を説明する。
まず、ローラコンベヤ4の搬送終端にワーク1が位置決めされると、ワーク装着装置5を構成するエアシリンダ装置15の駆動によりピストンロッド15aが下降して吸盤19a,19bによってワーク1の上端面が吸引保持され、この状態でピストンロッド15aが後退してワーク1が上昇する(図2参照)。次いで、ロッドレスシリンダ装置20の駆動によりエアシリンダ装置15及びスライド軸受17a,17bが一体となってスライドシャフト20aをスライドしてワーク回転装置3の上方にシフトされ、これによりワーク1が回転軸2の上方に導かれる。
【0047】
尚、ローラコンベヤ4の搬送終端に位置決めされたワーク1が上昇した後は、ローラコンベヤ4に設けられたエアシリンダ装置14のピストンロッド14aが後退駆動されてストッパ12が下方へ揺動し、これにより搬送規制が解除されて複数のワーク1が搬送方向に向けて送り出される。そして、搬送方向の最先端に位置するワーク1がストッパ11に当接して搬送終端に位置決めされ、待機状態となる。この時、ローラコンベヤ4に設けられたエアシリンダ装置14のピストンロッド14aは前進駆動されてストッパ12が上方へ揺動し、これにより後続のワーク1の搬送が規制されてローラコンベヤ4上で各ワーク1の間隔が維持される。
【0048】
また、ロッドレスシリンダ装置20によってワーク1が回転軸2の上方に導かれた時には、図2に示すように、ワーク回転装置3を構成するエアシリンダ装置28のピストンロッド28aが前進されて回転軸2が鉛直方向を向いており、その軸線がワーク1の軸線に一致している。従って、この状態でワーク装着装置5を構成するエアシリンダ装置15のピストンロッド15aを下降させることにより吸盤19a,19bに吸引保持されたワーク1が回転軸2の装着部2bに装着される。
【0049】
ワーク1が回転軸2に装着されると吸盤19a,19bによるワーク1の吸引が解除され、エアシリンダ装置15のピストンロッド15aが上昇する。その後、ロッドレスシリンダ装置20の駆動によりエアシリンダ装置15及びスライド軸受17a,17bが一体となってスライドシャフト20aをスライドしてローラコンベヤ4の搬送終端の上方にシフトされ、待機状態とされる。
【0050】
次に、エアシリンダ装置15のピストンロッド15aが上昇すると、エアシリンダ装置28のピストンロッド28aが後退してギヤボックス24が駆動軸23回りに前方(右方)に90°旋回し、回転軸2の軸線が水平方向に変更されてワーク1がワーク切削装置7による加工位置に配置される。
この時、ワーク固定装置6を構成するエアシリンダ装置46のピストンロッド46aが前進駆動されて、ワーク押圧部材35及びカッター部材47が一体となって前進する。これにより、図3に示すように、ワーク押圧部材35の大径孔部38が回転軸2の装着部2bに外挿されて該ワーク押圧部材35の先端面がワーク1の端面を押圧すると共に、カッター部材47の刃部49がワーク1の端面に食い込んでワーク1が回転軸2に確実に固定される。
【0051】
ワーク1が回転軸2に固定されると、図2に示すように、駆動モータ29の動力がベルト機構30を介して駆動軸23に伝達され、該駆動軸23からギヤ25及びベベルギヤ26を介して回転軸2に回転力が伝達される。これにより、回転軸2、ワーク1、ワーク押圧部材35及びカッター部材47が一体となって回転する。
【0052】
ワーク1が回転すると、図5に示すように、切刃ホルダ58が徐々に前進して切り刃60によるワーク1の外周面の切削と、切り刃59,59によるワーク1の両端面の切削がなされる。ここで、ワーク1は成形品であるため型から取り出しやすいように若干テーパ状にされており、しかも、外周面に多少の凹凸を有する。このため、切り刃60でワーク1の外周面を一定量切削して平滑にしている。
【0053】
この時、図5に示すように、切刃ホルダ58の先端部に設けられたエアシリンダ装置64のピストンロッド64aは後退されており、従って、一定量切削された帯状体8はガイド部材65のガイド孔68を通過した後、補助ガイド板71の側板72b及び誘導板74の側板75bによって排出コンベヤ73に誘導される。そして、ワーク1の外周面が一定量切削されると、図6に示すように、エアシリンダ装置64のピストンロッド64aが前進して、ガイド孔68を通過する帯状体8が切り刃62の刃部63とガイド孔68の刃部69とで挟まれて切断され、切断された部分は側板75bによって排出コンベヤ73に導かれて排出される。
【0054】
かかる切断の後には、左側のガイド孔67は切り刃62の刃部63とガイド板70との間に配置されている。従って、刃部63,69によって切断された帯状体8のワーク1側の切断端はガイド孔67を通過した後、補助ガイド板71の側板72a及び誘導板74の側板75aによって細断機9の入口部77に導かれる。
【0055】
尚、ワーク1は両端面にも多少の凹凸を有するため、該両端面は切り刃59,59によって平滑に切削されるが、かかる切削は切り刃60によるワーク1の外周面の切削が終了するまでなされる。切り刃59,59によって切削されたワーク1の両端面の切削屑も上述した誘導板74の側板75bによって排出コンベヤ73に誘導されて排出される。
【0056】
細断機9の入口部77に導かれた帯状体8は、図1に示すように、カッタ付フィードローラ83によって左斜め下方に向けて挟持搬送されると共に、該カッタ付フィードローラ83の切り刃で幅方向に等間隔で切断され、その後、回転刃84によって送り方向に等間隔で切断される。これにより、帯状体8が略長方形の片状に細断されてあられ生地が製造される。該あられ生地はシューター85に落下した後、搬送コンベヤ86に投入され次の処理工程に移される。
【0057】
尚、細断機9の入口部77に帯状体8が導かれた後は、切刃ホルダ58の先端下部に設けられたエアシリンダ装置79のピストンロッド79aが前進して側板75aが排出コンベヤ73側に揺動し、入口部77から離間する。このため、細断機9の手前位置の帯状体8に弛みが生じると、弛み検出センサ87がこれを検知してコントローラがカッタ付フィードローラ83及び回転刃84の回転数を制御する。
【0058】
ところで、切り刃60によるワーク1の外周面の切削は、切り刃60が回転軸2に接触するのを回避するため、ワーク1を所定の厚さTだけ残して終了するようにしている。従って、切り刃60による切削が終了した後、厚さT分のスクラップ部1aを回転軸2から取り外す必要がある。
そこで、本実施例では、切り刃60によるワーク外周面の切削が終了した後、図7に示すように、エアシリンダ装置57のピストンロッド57aを前進駆動させて右側のカムローラ56bでカッター部材47のフランジ50の後面を押し、これにより該カッター部材47を前進させて各刃部49によってスクラップ部1aを周方向に4分割に切断している。
【0059】
切断されたスクラップ部1aは、誘導板74の側板75bに案内されて排出コンベヤ73に落下し、排出される。尚、スクラップ部1aの切断後は、エアシリンダ装置57のピストンロッド57aは後退されて、カムローラ56aがカッター部材47のフランジ50の前面を押し、該カッター部材47が元の位置に復帰する。
【0060】
尚、上記実施例においては、各エアシリンダ装置及び駆動モータ等の駆動は、所定の位置に適宜設けられた図示しないセンサやスイッチ等からの信号に応じて図示しないコントローラが制御する。
【0061】
【発明の効果】
上記の説明から明らかなように、本発明によれば、搬送・位置決め手段によって位置決めされたワークを、ワーク保持装置及びワーク移動装置によって回転軸の上方へ導き、しかも、回転軸の軸線を該回転軸の上方に導かれたワークの軸線に一致するように変更可能に設けているので、所定の位置に位置決めされたワークをワーク保持手段及びワーク移動手段によって回転軸の上方へ導いた後、ワーク保持手段によってワークを下降させることにより該ワークを回転軸に装着することができる。この結果、ワークを回転軸に装着するに際して、従来のように製造ライン毎に作業員を配置する必要がなくなり製造コストを低くすることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるあられ生地の製造装置の全体概略図である。
【図2】図1の矢印▲2▼方向から見た要部断面図である。
【図3】ワークを回転軸に固定する装置を説明するための説明的断面図である。
【図4】ワーク固定装置の部分的斜視図である。
【図5】図1のA部詳細図である。
【図6】帯状体を細断機に誘導する方法を説明するための説明的断面図である。
【図7】切削終了後にスクラップ部を回転軸から取り外す方法を説明するための説明的断面図である。
【図8】従来例を説明するための説明図である。
【図9】図8の▲9▼−▲9▼線断面図である。
【符号の説明】
1…ワーク
2…回転軸
3…ワーク回転装置(ワーク回転手段)
4…ローラコンベヤ(搬送・位置決め手段)
7…ワーク切削装置(ワーク切削手段)
8…帯状体
9…細断機(細断手段)
11,12…ストッパー
15…エアシリンダ装置(ワーク保持手段)
19a,19b…吸盤(保持部)
20…ロッドレスシリンダ装置(ワーク移動手段)
Claims (1)
- 筒状のワークが装着される回転軸を有し、該回転軸の回転により前記ワークを回転させるワーク回転手段と、前記ワークの外周面に該ワークの径方向に進退自在に設けられ前進することにより前記ワークの外周面を帯状に切削するワーク切削手段と、切削された帯状体を片状に細断する細断手段とを備えた片状物品の製造装置において、
軸線を上下方向に向けて搬送方向に所定の間隔を存して載置された複数の前記ワークを間欠的に送り出すと共に、送り出されたワークを所定の位置に位置決めする搬送・位置決め手段と、位置決めされた前記ワークの上方位置に昇降自在に配置され、該ワークを着脱自在に保持する保持部を下端に有するワーク保持手段と、前記ワークを保持した状態で前記ワーク保持手段を前記回転軸の上方に移動させるワーク移動手段とを備え、
前記ワーク回転手段の回転軸を、前記ワークの装着時と前記ワーク切削手段による該ワークの切削時とでその軸線の向きを変更可能に設け、前記ワークの装着時に前記回転軸の軸線を前記ワーク移動手段によって該回転軸の上方に導かれた前記ワークの軸線に一致させたことを特徴とする片状物品の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11448195A JP3589737B2 (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 片状物品の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11448195A JP3589737B2 (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 片状物品の製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08308468A JPH08308468A (ja) | 1996-11-26 |
JP3589737B2 true JP3589737B2 (ja) | 2004-11-17 |
Family
ID=14638831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11448195A Expired - Lifetime JP3589737B2 (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 片状物品の製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3589737B2 (ja) |
-
1995
- 1995-05-12 JP JP11448195A patent/JP3589737B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08308468A (ja) | 1996-11-26 |
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