JP3588258B2 - チューブレスタイヤ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、操縦安定性および乗り心地性をバランス良く高めながら軽量化を達成しうるチューブレスタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
チューブレスタイヤでは、一般に、内圧空気を気密に保持するために、カーカスのタイヤ内腔に向く内面に、空気不透過性に優れるブチル系ゴムからなるインナーライナーが内貼りされている。
【0003】
しかし、このようなチューブを排除したチューブレスタイヤにあっても、近年の強い省資源化、低燃費化の要望に伴って、さらなる軽量化が望まれており、例えば、特開平6−156007号公報および特開平8−113007号公報には、カーカスプライにおいて、カーカスコードの両面を被覆するトッピングゴムのうちタイヤ内腔側部分のみをブチル系ゴムで形成すること、或いはトッピングゴムの略全体をブチル系ゴムで形成することが提案されている。
【0004】
このものは、カーカスプライにインナーライナーの機能を担わせることができるため、従来のインナーライナーを全面的に省略でき、軽量化を達成しうるという利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ブチル系ゴムは、周知の如くトッピングゴムとして通常用いられるジエン系ゴムに比べて反発弾性が低くゴム弾性体としての特性に劣っている。その結果、このブチル系ゴムをトッピングゴムとして実際に使用した場合には、タイヤとしての弾性及び剛性が損なわれ、操縦安定性と乗り心地性とのバランスを悪化させるなど実車性能を低下させるという新たな問題が発生する。なお実車性能を維持するために、カーカスプライを増加したり或いはジエン系のゴム層を追加したりしたのでは、ブチル系ゴムの採用による軽量化の利点を喪失してしまうこととなる。
【0006】
そこで本発明は、ブチル系ゴムの採用をトッピングゴムのうちのタイヤ内腔側部分のみに止め、しかもベルトコードとしてモノフィラメントコードを用いることを基本として、操縦安定性と乗り心地性とをバランス良く高めながら軽量化を達成しうるチューブレスタイヤの提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本願の請求項1のチューブレスタイヤの発明は、トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るプライ本体部を有するカーカスプライからなるカーカスと、トレッド部の内方かつ前記カーカスの外側に配されるベルト層とを具え、かつカーカスプライにおいてタイヤ内腔側に位置する内のカーカスプライの前記プライ本体部によりタイヤ内腔面を形成するとともに、
前記カーカスプライは、カーカスコードを互いに平行に配列したコード配列体とこのコード配列体の両面を被覆するトッピングゴムとからなり、かつ前記内のカーカスプライのトッピングゴムは、前記プライ本体部を形成する範囲に添設されて前記タイヤ内腔面をなすゴム内腔部のみを、ブチルゴム又はその誘導体を10重量部以上含有するブチル系ゴムから形成するとともに、
前記ベルト層は、モノフィラメントコードをタイヤ周方向に対して10〜40度の角度で配列した少なくとも2枚のベルトプライからなることを特徴としている。
【0008】
さらに請求項1の発明において、前記ゴム内腔部は、カーカスコードからタイヤ内腔面までの被覆厚さが0.2〜0.8mmとし、かつゴム内腔部の臨界面までのゴム厚さTの上限はカーカスコード径をDとしたとき、Ti+0.5D以下かつ1.5mm以下とし、しかも前記カーカスプライを、ビードコアの廻りを外側から内側に折返したプライ折返し部を有する0−1構造としている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図示例とともに説明する。
図1において、チューブレスタイヤ1(以下タイヤ1という)は、本例では乗用車用ラジアルタイヤであって、トレッド部2と、その両端からタイヤ半径方向内方にのびるサイドウオール部3と、各サイドウオール部3の内方端に位置するビード部4とを具える。又タイヤ1には、前記ビード部4、4間にタイヤ内腔Hに沿ってのびるカーカス6が架け渡されるとともに、このカーカス6の半径方向外側かつトレッド部2内方にはベルト層7が周方向に巻装される。
【0010】
前記カーカス6は、トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4のビードコア5に至るプライ本体部9Aを有する少なくとも1枚のカーカスプライ9から形成される。本発明のタイヤ1では、従来のインナーライナーを保持しないことにより、カーカスプライ9においてタイヤ内腔H側に位置する内のカーカスプライ9iのプライ本体部9Aによってタイヤ内腔面HSを形成する。
【0011】
なお本例では、カーカス6が、前記プライ本体部9Aを有する1枚のカーカスプライ9からなり、従って、この1枚のカーカスプライ9が前記内のカーカスプライ9iを構成する。
【0012】
また本発明においては、図3に示すように、カーカスプライ9は前記プライ本体部9Aの両端に、ビードコア5の廻りを外側から内側に折返したプライ折返し部9Cを有するカーカスプライ9を用いた0−1構造を採用している。かかる0−1構造では、カーカスプライ9は、サイドウオール部3をなすサイドウオールゴム3G、及びビード部4をなすクリンチ・チエーファーゴム4Gとは、ジエン系ゴムである同種のゴムと加硫接着し一体化でき、従って、従来タイヤと略同レベルまで耐久性を高めることが可能となる。なお、図1は、ビードコア5の廻りを内から外側に折返したプライ折返し部9Bを有するカーカスプライ9を参考図示している。ビード部4には、前記プライ本体部9Aとプライ折返し部9Cとの間を通ってビードコア5から半径方向外方にのびるビードエーペックスゴム8が配される。
【0013】
又カーカスプライ9は、図2、3に示すように、カーカスコード10Aをタイヤ赤道Cに対して75〜90度の角度を有して互いに平行に配列したコード配列体10と、このコード配列体10の両面を被覆するトッピングゴム11とから形成される。カーカスコード10Aとしては、ナイロン、レーヨン、ポリエステル、芳香族ポリアミドなどの有機繊維材料からなる複数のフィラメントを撚り合わせたいわゆるテキスタイルコードが好適に採用できる。
【0014】
そして、前記内のカーカスプライ9iは、そのトッピングゴム11において、前記プライ本体部10を形成する範囲に添設されて前記タイヤ内腔面HSをなすゴム内腔部11iのみを、ブチル系ゴムで形成している。
【0015】
ここで、ブチル系ゴムとは、原料ゴム100重量部中にブチルゴム又はその誘導体を10重量部以上含有するゴム組成体を意味する。またブチルゴム(IIR) は、イソブチレンと少量のイソプレンとの共重合体であり、又その誘導体としては、前記ブチルゴムに塩素、臭素等を反応させてなる例えば塩素化ブチルゴム、臭素化ブチルゴム等のハロゲン化ブチルゴムが用いられる。
【0016】
このブチル系ゴムには、原料ゴムの残部として、天然ゴム(NR)、ブタジエンゴム(BR)、スチレン・ ブタジエンゴム(SBR) 等のジエン系ゴムを配合することができ、又原料ゴムには、通常のトッピングゴムと同様に、カーボンブラック等の補強剤、加硫剤、加硫促進剤、軟化剤などの充填剤を添加させることができる。
【0017】
他方、前記トッピングゴム11のうちのゴム内腔部11i以外のゴム部分11oは、従来と同様に、原料ゴム100重量部中に、前記ジエン系ゴムを90重量部以上好ましくは100重量部含有する非ブチル系ゴムが用いられる。
【0018】
このように、耐空気透過性の高いブチル系ゴムのゴム内腔部11iがタイヤ内腔Hを囲むため、カーカスプライ9に、従来のインナーライナーの機能を担わせることができ、このインナーライナーの排除により大巾な軽量化を達成しうる。
【0019】
ここで、前記内のカーカスプライ9iが、必要な内圧保持性能を発揮するためには、前記ブチル系ゴムにおけるブチルゴム又はその誘導体の含有量が前述の如く10重量部以上必要であり、さらには30重量部以上とすることが、耐空気透過性のために好ましい。
【0020】
又ゴム内腔部11iにおける、カーカスコード10Aからタイヤ内腔面HSまでの被覆厚さTiは、0.2〜0.8mmの範囲とするのが良く、被覆厚さTiが0.2mm未満の時、内圧保持性能が不足する恐れがある。又ブチル系ゴムは、反発弾性が低くゴム弾性体としての特性に劣るため、タイヤとしての弾性及び剛性を損ね、実車性能を低下させる原因となる。従って、その使用は最小限にと止めることが必要である。なお被覆厚さTiが1.0mmを越えると、後述するベルト層7による改善によっても、操縦安定性と乗り心地性とのバランスを維持させることができなくなる恐れが生じ、またタイヤ重量の不必要な増加を招く。従って、被覆厚さTiの下限値は0.3mm以上、又上限値は0.8mm以下とすることが必要であり、本発明においては被覆厚さTiを、0.2〜0.8mmと設定している。
【0021】
またゴム内腔部11iの臨界面Eは、図4(A)〜(C)に示すように、コード配列体10内を通り、例えばコード10Aの中心線N上に形成しうる他、前記中心線Nの外側若しくは内側に逸れて形成することもできる。しかし、前記操縦安定性と乗り心地性とのバランス、或いはカーカスコード10Aとの接着性などの観点から、ゴム内腔部11iの臨界面Eまでのゴム厚さTの上限は、カーカスコード径をDとしたとき、Ti+0.5D以下かつ1.5mm以下とすることが好ましい。
【0022】
そして本発明では、前記ブチル系ゴムによる実車性能の低下を抑えるため、前記ベルト層7を、モノフィラメントコード20をタイヤ周方向に対して10〜40度の角度で配列した少なくとも2枚のベルトプライで形成することを特徴としている。
【0023】
詳しくは、ベルト層7は、本例では、内外2枚のベルトプライ7A、7Bから形成され、各プライ7A、7Bは、モノフィラメントコード20がプライ間で交差するように互いに向きを違えて配置している。
【0024】
前記モノフィラメントコード20としては、通常のタイヤコード形成用のスチールフィラメントなどの金属線材が好適に使用できる。太さに関しては、一般に直径D1が0.35〜0.55mmのものを使用するが、図5に示すように、モノフィラメントコード20の断面積20Sが、ベルト層7に通常使用するスチールコード30のフィラメント31の断面積31Sの総和Σ31Sの0.68〜0.88倍の範囲となる直径D1のものが好ましい。即ち、乗用車用タイヤでは、撚り構造が1×3/0.27(Σ31S=0.1717mm)のベルトコードが広く使用されており、従って直径D1は、その断面積20Sが0.117〜0.151mmの範囲となる0.39〜0.44mmとすることが好ましい。
【0025】
またモノフィラメントコード20のコード打ち込み数N(本/5cm)は、従来のベルト層と同程度の33〜47(本/5cm)の範囲が好適に採用できる。
【0026】
このようなモノフィラメントコード20は、従来の撚合わせのコードと同程度の引張り弾性を示しつつ、曲げ剛性を大巾に高めることができる。その結果、ベルト層7の重量アップを招くことなくトレッド部2の面内剛性を増加でき、前記ブチル系ゴムをカーカス6に採用したことに原因するタイヤの弾性及び剛性不足を集中的に解消し、操縦安定性を維持或いは向上させることが可能になる。また、この面内剛性の増加に伴う乗り心地性の低下は、前記ブチル系ゴムの採用によるサイドウォール剛性の減少によって防止される。
【0027】
このように、カーカス6にブチル系ゴムを採用する構成と、ベルト層7にモノフィラメントコード20を用いる構成とが最適にマッチングし、双方の利点を充分に発揮させながら欠点を互いに補って解消させるため、タイヤ全体として操縦安定性と乗り心地性とをバランス良く高め、しかも軽量化を達成することができる。このような効果は、カーカス6が1枚のカーカスプライ9で形成されるタイヤにおいて、最も有効に発揮される。
【0028】
なおモノフィラメントコード20として、本例では金属線材のものを例示したが、例えばナイロン、レーヨン、ポリエステル等の有機繊維材も要求により採用しうる。
【0029】
また本願のタイヤは、乗用車用に限定されることなく、自動二輪車用或いは重荷重用として形成しうるなど種々の態様に変化させることができる。
【0030】
【参考例】
タイヤサイズが195/65R14かつ図1の構成の乗用車用のチューブレスタイヤを、表1の仕様に基づき試作するとともに、各試供タイヤのタイヤ重量、耐空気透過性、生産性、実車性能についてテストし、その結果を表1に示した。またそのときのゴム組成を表2に示す。テストの条件は次のとおりである。
【0031】
(1)タイヤ重量
タイヤ1本当りの重量を測定し、従来品を100とする指数で示した。数値が小さいほど軽量である。
(2)耐空気透過性:
タイヤを規定のリム(6JJ×14)にリム組し、かつ規定内圧(200kpa)を充填し、80゜Cのオーブンに15日間放置した後のタイヤの内圧低下率を測定し、その逆数を従来品を100とする指数で示した。数値が大きいほど耐空気透過性に優れている。
(3)生産性:
生タイヤを形成するまでに要した工程時間を、従来品を100とする指数で示した。数値が小さいほど生産性に優れている。
(4)実車性能:
タイヤを規定のリム(6JJ×14)にリム組し、かつ規定内圧(200kpa)で乗用車(2000cc/FF)の全輪に装着し、テストコースを走行した。
・そのときのハンドル応答性、剛性感、グリップ等に関する特性を操縦安定性として、ドライバーの官能評価により10点評価で示した。数値が大きいほど操縦安定性に優れている。
・前記と同様、テストコースの段差路、ベルジャソ路(石畳の路面)、ビッツマン路(小石を敷き詰めた路面)等において、ゴツゴツ感、突き上げ、ダンピングを乗り心地性として、ドライバーの官能評価により10点評価で示した。数値が大きいほど乗り心地性に優れている。
【0032】
【表1】
Figure 0003588258
【0033】
【表2】
Figure 0003588258
【0034】
テストの結果、参考例1では、従来品と同等の耐空気透過性を発揮でき、しかもインナーライナーの排除によりタイヤ重量を軽減しかつ生産性を向上しうる。またベルト層にモノフィラメントコードを用いているため、相反する性能である操縦安定性と乗り心地性とを共に、従来タイヤより0.5ポイント向上しうるのが確認できた。
【0035】
これに対して、比較例1では、前記ブチル系ゴムをカーカスに採用したことにより、サイドウォール剛性が低下し、乗り心地性は高まるものの操縦安定性が低下するなどバランスを損ね、実車性能を低下させる。また比較例2では、モノフィラメントコードの採用によってベルト剛性のみが高まり、その結果、逆に操縦安定性は高まるものの乗り心地性が低下するなどバランスを損ね、実車性能を低下させる。
【0036】
【発明の効果】
叙上の如く本発明のチューブレスタイヤは、ブチル系ゴムの採用をカーカスのトッピングゴムのうちのタイヤ内腔側部分のみに止め、しかもベルトコードとしてモノフィラメントコードを用いるため、操縦安定性と乗り心地性とをバランス良く高めながら軽量化を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すタイヤの断面図である。
【図2】カーカスプライの構造を示す斜視図である。
【図3】ビード部を拡大して示す部分断面図である。
【図4】(A)〜(C)はトッピングゴムにおけるゴム内腔部の臨界面の状態を示す断面図である。
【図5】モノフィラメントコードを説明する断面図である。
【符号の説明】
2 トレッド部
3 サイドウォール部
4 ビード部
5 ビードコア
6 カーカス
7 ベルト層
7A、7B ベルトプライ
9 カーカスプライ
9A プライ本体部
9i 内のカーカスプライ
10 コード配列体
10A カーカスコード
11 トッピングゴム
11i ゴム内腔部
20 モノフィラメントコード
H タイヤ内腔
HS タイヤ内腔面
Ti 被覆厚さ

Claims (1)

  1. トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るプライ本体部を有するカーカスプライからなるカーカスと、トレッド部の内方かつ前記カーカスの外側に配されるベルト層とを具え、かつカーカスプライにおいてタイヤ内腔側に位置する内のカーカスプライの前記プライ本体部によりタイヤ内腔面を形成するとともに、
    前記カーカスプライは、カーカスコードを互いに平行に配列したコード配列体とこのコード配列体の両面を被覆するトッピングゴムとからなり、
    かつ前記内のカーカスプライのトッピングゴムは、前記プライ本体部を形成する範囲に添設されて前記タイヤ内腔面をなすゴム内腔部のみを、ブチルゴム又はその誘導体を10重量部以上含有するブチル系ゴムから形成するとともに、
    前記ベルト層は、モノフィラメントコードをタイヤ周方向に対して10〜40度の角度で配列した少なくとも2枚のベルトプライからなり、
    しかも前記ゴム内腔部は、カーカスコードからタイヤ内腔面までの被覆厚さTiが0.2〜0.8mm、かつゴム内腔部の臨界面までのゴム厚さTの上限はカーカスコード径をDとしたとき、Ti+0.5D以下かつ1.5mm以下とし、
    かつ前記カーカスプライを、ビードコアの廻りを外側から内側に折返したプライ折返し部を有する0−1構造としたことを特徴とするチューブレスタイヤ。
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