JP3586260B2 - 半導体集積回路装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ミキサを備えた半導体集積回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ワイアレス通信において、低コスト化を図るために、イメージ除去ミキサがしばしば用いられる。このイメージ除去ミキサは、外付けのイメージ除去フィルタが不要になる代わりに、図7に示すように、2つのミキサ回路MIX1、MIX2を用いるため、消費電力が増大する要因となる。
【0003】
従来のイメージ除去ミキサを例にとって、図7及び図8を用いて、動作を説明する。尚、以下の説明では、ωi>ωLO>ωdであり、ωIF=ωLO−ωdである。また、イメージ信号を含んだ高周波の受信信号(以下、RF(Radio Frequency)信号と称す)は、cosωdt+cosωitと表し、変換キャリアであるローカル信号(以下、LO(Local)信号と称す)は、cosωLOと表す(簡略化のため振幅は省略する)。
【0004】
まず、第1及び第2のミキサ回路MIX1、MIX2には、RF信号がそれぞれ入力される。さらに、第1及び第2のミキサ回路MIX1、MIX2には、第1の移相器11を通して90度の位相差を与えられたLO信号がそれぞれ入力される。ここでは、第1のミキサ回路MIX1に入力されるLO信号の位相を90度ずらし、第2のミキサ回路MIX2に入力されるLO信号の位相を0度とした場合で考える。
【0005】
次に、RF信号とLO信号とが第1及び第2のミキサ回路MIX1、MIX2でそれぞれミキシングされる。その結果、中間周波数信号(以下、IF(Intermediate Frequency)信号と称す)x1(t)、x2(t)がそれぞれ出力され、ローパスフィルタにより高周波成分を除去することにより以下の式(1)、(2)に示すように表される。
【0006】
x1(t)=(cosωdt+cosωit)×{cos(ωLOt−π/2)}
=(1/2){sin(ωd+ωLO)+sin(ωd−ωLO)+sin(ωi+ωLO)+sin(ωi−ωLO)}
=(1/2){sin(ωd+ωLO)+sin(ωd−ωLO)+sin(ωi+ωLO)−sin(ωLO−ωi)}
=(1/2){sin(ωd−ωLO)−sin(ωLO−ωi)}…(1)
x2(t)=(cosωdt+cosωit)×cosωLOt
=(1/2){cos(ωd+ωLO)+cos(ωd−ωLO)+cos(ωi+ωLO)+cos(ωi−ωLO)}
=(1/2){cos(ωd+ωLO)+cos(ωd−ωLO)+cos(ωi+ωLO)+cos(ωLO−ωi)}
=(1/2){cos(ωd−ωLO)+cos(ωLO−ωi)}…(2)
次に、IF信号x1(t)、x2(t)は、第2の移相器12で90度の位相差を与えられる。ここでは、IF信号x1(t)の位相を0度とし、IF信号x2(t)の位相を90度ずらした場合で考える。従って、信号経路1ではIF信号x1(t)が出力され、信号経路2では以下の式(3)に示すIF信号x3(t)が出力される。
【0007】
x3(t)=(1/2){cos(ωd−ωLO−π/2)+cos(ωLO−ωi−π/2)}
=(1/2){sin(ωd−ωLO)+sin(ωLO−ωi)}…(3)
次に、加算器13により、IF信号x1(t)とIF信号x3(t)とを足すことで、以下の式(4)に示すIFOUT1信号が出力される。
【0008】
IFOUT1
=x1(t)+x3(t)=(1/2){sin(ωd−ωLO)−sin(ωLO−ωi)+sin(ωd−ωLO)+sin(ωLO−ωi)}
=sin(ωd−ωLO)
=−sin(ωLO−ωd)…(4)
この式(4)に示すように、ωIF(=ωLO−ωd)には所望波成分ωdのみが残る。つまり、x1(t)とx3(t)を足し合わせることにより、外部フィルタを用いることなく、イメージ信号の除去が可能となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のイメージ除去ミキサは、外部にイメージ除去フィルタを持つ場合に比べて、ミキサ回路が2つ動作するため消費電力が大きくなるという問題があった。
【0010】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、消費電力を低減することが可能な半導体集積回路装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記目的を達成するために以下に示す手段を用いている。
【0012】
本発明のある視点による半導体集積回路装置は、ローカル信号に90度の位相差を与える第1の移相器と、前記第1の移相器で位相差を与えられた前記ローカル信号と受信信号とをミキシングする第1及び第2のミキサ回路と、前記第1及び第2のミキサ回路の出力信号に90度の位相差を与え、この90度の位相差を与えられた第1及び第2の信号を出力する第2の移相器と、前記第1の信号と前記第2の信号との加算を行う加算器と、前記第1の信号と前記第2の信号との減算を行う減算器と、前記減算器の出力信号の強度と基準強度とを比較する信号強度検波器と、前記減算器の出力信号の強度と前記基準強度との比較結果に応じて、前記第1及び第2のミキサ回路のいずれか一方、又は前記第1及び第2のミキサ回路のいずれか一方と前記第1の移相器の動作を停止させる電源制御回路とを具備している。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を以下に図面を参照して説明する。この説明に際し、全図にわたり、共通する部分には共通する参照符号を付す。
【0014】
[第1の実施形態]
第1の実施形態は、イメージ信号の強度を検出し、このイメージ信号の強度に応じて周波数変換器を構成する回路の一部を停止させるものである。
【0015】
図1は、本発明の第1の実施形態に係る半導体集積回路装置の回路図を示す。図1に示すように、第1の実施形態に係る半導体集積回路装置は、第1のミキサ回路MIX1と、第2のミキサ回路MIX2と、第1の移相器11と、第2の移相器12と、加算器13と、減算器14と、信号強度検波器15と、電源制御回路16とを備えている。そして、信号強度検波器15はイメージ信号の強度に応じた信号を出力し、その出力信号により電源制御回路16が制御されている。
【0016】
このような第1の実施形態に係る半導体集積回路装置は、次のような動作が行われる。尚、以下の説明では、ωi>ωLO>ωdであり、ωIF=ωLO−ωdである。また、イメージ信号を含んだ高周波の受信信号(以下、RF(Radio Frequency)信号と称す)は、cosωdt+cosωitと表し、変換キャリアであるローカル信号(以下、LO(Local)信号と称す)は、cosωLOと表す(簡略化のため振幅は省略する)。
【0017】
まず、第1及び第2のミキサ回路MIX1、MIX2には、RF信号がそれぞれ入力される。さらに、第1及び第2のミキサ回路MIX1、MIX2には、第1の移相器11を通して90度の位相差を与えられたLO信号がそれぞれ入力される。ここでは、第1のミキサ回路MIX1に入力されるLO信号の位相を90度ずらし、第2のミキサ回路MIX2に入力されるLO信号の位相を0度とした場合で考える。
【0018】
次に、RF信号とLO信号とが第1及び第2のミキサ回路MIX1、MIX2でそれぞれミキシングされることにより、中間周波数信号(以下、IF(Intermediate Frequency)信号と称す)x1(t)、x2(t)がそれぞれ出力される。
【0019】
次に、IF信号x1(t)、x2(t)は、第2の移相器12で90度の位相差を与えられる。ここでは、IF信号x1(t)の位相を0度とし、IF信号x2(t)の位相を90度ずらした場合で考える。従って、信号経路1ではIF信号x1(t)が出力され、信号経路2ではIF信号x3(t)が出力される。
【0020】
次に、加算器13により、IF信号x1(t)とIF信号x3(t)とを足すことでIFOUT1信号が出力される。一方、減算器14により、IF信号x1(t)からIF信号x3(t)を引くことでIFOUT2信号が出力される。ここで、IFOUT1信号には所望波成分ωdのみが現れ(式(5)参照)、IFOUT2信号にはイメージ周波数成分ωiのみが現れる(式(6)参照)。
【0021】
IFOUT1
=x1(t)+x3(t)=(1/2){sin(ωd−ωLO)−sin(ωLO−ωi)+sin(ωd−ωLO)+sin(ωLO−ωi)}
=sin(ωd−ωLO)
=−sin(ωLO−ωd)…(5)
IFOUT2
=x1(t)−x3(t)=(1/2){sin(ωd−ωLO)−sin(ωLO−ωi)−sin(ωd−ωLO)−sin(ωLO−ωi)}
=−sin(ωLO−ωi)
=sin(ωi−ωLO)…(6)
次に、IFOUT2信号が信号強度検波器15に入力される。ここで、信号強度検波器15には、基準レベルとなる信号強度値が設定されている。そして、IFOUT2信号の信号強度が基準レベルの信号強度よりも大きいときには、第1及び第2のミキサ回路MIX1、MIX2、第1の移相器11の全てを動作させるように、電源制御回路16で制御する。一方、IFOUT2信号の信号強度が基準レベルの信号強度より小さいときには、第2のミキサ回路MIX2の動作が停止するように、電源制御回路16で制御する。そして、第2のミキサ回路MIX2の動作を停止させた状態で、再度、IF信号x1(t)、x2(t)が第2の移相器12に入力される。この際、第2のミキサ回路MIX2は停止しているため、IF信号x2(t)は、RF信号とLO信号とがミキシングされた信号ではなく、直流信号となっている。
【0022】
尚、IFOUT2信号の信号強度が基準レベルの信号強度より小さいときは、第1及び第2のミキサ回路MIX1、MIX2のどちらか一方を停止させればよく、また、第1及び第2のミキサ回路MIX1、MIX2のどちらか一方に加えて、第1の移相器11も停止させることも可能である。さらに、信号強度検波器15の動作を停止することも可能である。
【0023】
また、基準レベルは、通信システムのイメージ除去の仕様に応じたものとすることができる。例えば、受信可能最小レベルを基準とし、IFOUT2信号の信号強度が受信可能最小レベルに応じた信号強度よりも小さい場合は、周波数変換器のうちいずれかの回路の動作を停止させることが考えられる。
【0024】
また、基準レベルは、次のような式(7)、(8)で表すことができる。例えば、システムで要求されるS/N比をR(dB)、システムの感度仕様の強度をS(dBm)とした場合(0dBm=1mW)、所望波信号の強度がS(dBm)のとき、R(dB)のS/Nが取れればよいので、IFOUT2信号(イメージ信号)がS−R(dBm)よりも弱ければ、イメージ除去の必要はない。従って、以下の式(7)の関係を満たす場合、周波数変換器のうちいずれかの回路の動作を停止させてもよい。
【0025】
IFOUT2信号の強度<S−R(dBm)…(7)
但し、実際には、式(8)に示すように、M(dB)のマージンを考慮して、IFOUT2信号がS−R−M(dBm)よりも弱い場合、周波数変換器のうちいずれかの回路の動作を停止させることになる。
【0026】
IFOUT2信号の強度<S−R−M(dBm)…(8)
ここで、Mを小さくしすぎると、何らかの影響で理想的な場合からずれが生じ、仕様に達しなくなる。逆に、Mを大きくしすぎると、周波数変換器のいずれかの回路の動作を停止させる機会がそれだけ少なくなることになり、消費電力削減の効果が小さくなる。このため、例えば、無線近距離通信方式のbluetooth(登録商標)の場合、Sは−70又は−70以下、Rは11であり、このとき、Mは3〜6程度で設計される。尚、上記S、R、Mの値は、通信仕様、製品仕様、設計仕様等で異なる。
【0027】
上記第1の実施形態によれば、IF信号x1(t)からIF信号x3(t)を引くことで、イメージ周波数成分ωiのみを有するIFOUT2信号を取り出し、このIFOUT2信号の強度と基準レベルを比較した結果、この比較結果に応じて(例えば、IFOUT2信号の信号強度が基準レベルより小さい場合)、第1及び第2のミキサ回路MIX1、MIX2のどちらか一方、又は、第1及び第2のミキサ回路MIX1、MIX2のどちらか一方と第1の移相器11の動作を停止させる。このため、周波数変換器の消費電力を低減できる。
【0028】
尚、信号強度検波器15の基準レベルは、上述するものに限定されない。例えば、図2に示すように、IFOUT1信号を信号強度検波器15に入力し、このIFOUT1信号の強度を基準レベルの生成に用いてもよい。
【0029】
この場合の基準レベルは、次のような式(9)、(10)で表すことができる。例えば、システムで要求されるS/N比をR(dB)とした場合、所望波側のIFOUT1信号がイメージ側のIFOUT2信号よりもR(dB)だけ強ければ、イメージ除去の必要はない。従って、以下の式(9)の関係を満たす場合、周波数変換器のうちいずれかの回路の動作を停止させてもよい。
【0030】
IFOUT2信号の強度<IFOUT1信号の強度−R(dBm)…(9)
但し、実際には、式(10)に示すように、M(dB)のマージンを考慮して、所望波側のIFOUT1信号がイメージ側のIFOUT2信号よりもR+M(dB)だけ強い場合、周波数変換器のうちいずれかの回路の動作を停止させることになる。
【0031】
IFOUT2信号の強度<IFOUT1信号の強度−R−M(dBm)…(10)
ここで、Mを小さくしすぎると、何らかの影響で理想的な場合からずれが生じ、仕様に達しなくなる。逆に、Mを大きくしすぎると、周波数変換器のいずれかの回路の動作を停止させる機会がそれだけ少なくなることになり、消費電力削減の効果が小さくなる。このため、例えば、無線近距離通信方式のbluetooth(登録商標)の場合、Rは11であり、このとき、Mは3〜6程度で設計される。尚、上記R、Mの値は、通信仕様、製品仕様、設計仕様等で異なる。
【0032】
[第2の実施形態]
第2の実施形態は、第1の実施形態の構成にさらにフィルタを備えたものである。
【0033】
図3は、本発明の第2の実施形態に係る半導体集積回路装置の回路図を示す。図3に示すように、第2の実施形態に係る半導体集積回路装置において、第1の実施形態と異なる点は、減算器14と信号強度検波器15との間に、減算器14の出力信号に応じた信号から妨害波信号の成分を抽出するフィルタ21を設けているところである。
【0034】
このような第2の実施形態に係る半導体集積回路装置は、次のような動作が行われる。ここでは、第1の実施形態と異なる点のみ説明する。
【0035】
まず、第1の実施形態と同様、加算器13により、IF信号x1(t)とIF信号x3(t)とを足すことでIFOUT1信号が出力される。一方、減算器14により、IF信号x1(t)からIF信号x3(t)を引くことでIFOUT2信号が出力される。その結果、IFOUT1信号には所望波成分ωdのみが現れ(式(5)参照)、IFOUT2信号にはイメージ周波数成分ωiのみが現れる(式(6)参照)。
【0036】
次に、IFOUT2信号をフィルタ21に入力し、所望波信号に対して影響の大きい妨害波信号のみの成分を切り出す。そして、フィルタ21を通過した信号は信号強度検波器15に入力される。ここで、信号強度検波器15には、基準レベルとなる信号強度値が設定されている。そして、フィルタ21を介したIFOUT2信号の信号強度が基準レベルの信号強度よりも大きいときには、第1及び第2のミキサ回路MIX1、MIX2、第1の移相器11の全てを動作させるように、電源制御回路16で制御する。一方、フィルタ21を介したIFOUT2信号の信号強度が基準レベルの信号強度より小さいときには、第1及び第2のミキサ回路MIX1、MIX2のどちらか一方の動作を停止するように、又は、第1及び第2のミキサ回路MIX1、MIX2のどちらか一方に加えて第1の移相器11の動作を停止するように、電源制御回路16で制御する。
【0037】
上記第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0038】
さらに、第2の実施形態では、減算器14と信号強度検波器15との間にフィルタ21を設けている。これにより、IFOUT2信号からイメージ周波数付近にある妨害波のみを抽出できる。従って、IFOUT2信号のうち妨害波の強度のみを基準レベルと比較するため、IFOUT2信号の強度が基準レベルよりも小さくなる機会を第1の実施形態よりも多く設けることができる。このため、第1及び第2のミキサ回路MIX1、MIX2、第1の移相器11のいずれかを停止させる機会を増やすことができ、さらに低電力化を図ることができる。
【0039】
尚、IFOUT1信号を信号強度検波器15に入力し、このIFOUT1信号の強度を基準レベルにする場合は、図4に示すように、加算器13と信号強度検波器15との間にもフィルタ22を設けてもよいし、また、図5に示すように、加算器13と復調器24との間に設けられたフィルタ23を利用して、このフィルタ23を通過した信号を信号強度検波器15に入力するようにしてもよい。このような図4、図5の場合、信号強度検波器15では、フィルタ21で抽出された妨害波信号の強度と、フィルタ22、23で抽出された所望波信号の強度とが比較されることになる。
【0040】
[第3の実施形態]
第3の実施形態は、第1の実施形態の構成にさらに信号品質検出器を備えたものである。
【0041】
図6は、本発明の第3の実施形態に係る半導体集積回路装置の回路図を示す。図6に示すように、第3の実施形態に係る半導体集積回路装置において、第1の実施形態と異なる点は、IFOUT1信号の品質を検出する信号品質検出器31を備えているところである。
【0042】
このような第3の実施形態に係る半導体集積回路装置は、次のような動作が行われる。ここでは、第1の実施形態と異なる点のみ説明する。
【0043】
まず、第1の実施形態と同様、IFOUT2信号の信号強度が基準レベルの信号強度よりも大きいときには、第1及び第2のミキサ回路MIX1、MIX2、第1の移相器11の全てを動作させるように、電源制御回路16で制御する。一方、IFOUT2信号の信号強度が基準レベルの信号強度より小さいときには、第1及び第2のミキサ回路MIX1、MIX2のどちらか一方の動作を停止するように、又は、第1及び第2のミキサ回路MIX1、MIX2のどちらか一方に加えて第1の移相器11の動作を停止するように、電源制御回路16で制御する。
【0044】
そして、再度、第2の移相器12でIF信号x1(t)、x2(t)に90度の位相差を与えられた後、加算器13により、IF信号x1(t)とIF信号x3(t)とを足すことでIFOUT1信号が出力され、減算器14により、IF信号x1(t)からIF信号x3(t)を引くことでIFOUT2信号が出力される。
【0045】
これらの動作が、第1及び第2のミキサ回路MIX1、MIX2、第1の移相器11のうちいずれかの回路が停止した状態で行われた場合、停止した回路を再び動作させるために、IFOUT1信号の品質を信号品質検出器31で検査する。
【0046】
つまり、信号品質検出器31では、例えば、S/N比、ビットエラーレート、パケットエラーレートなどにより信号の品質検査が行われる。そして、信号の品質が低下したときには、品質低下の原因がイメージ信号による妨害である可能性があるため、停止させていた回路を動作させ、イメージ除去を行うように電源制御回路16に命令を伝える。
【0047】
尚、第1及び第2のミキサ回路MIX1、MIX2、第1の移相器11のうちいずれかの回路が停止した場合は、第1の実施形態で述べたように、IF信号x1(t)、x2(t)のうち停止したミキサ回路から出力されるIF信号は直流信号となっている。
【0048】
上記第3の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0049】
さらに、第3の実施形態では、信号品質検出器31でIFOUT1信号の品質を検査し、このIFOUT1信号の品質が低下した場合には、一旦停止した周波数変換器のいずれかの回路を再び動作させ、イメージ除去を行うことができる。
【0050】
尚、第3の実施形態では、信号品質検出器31で信号品質の劣化を判断し、一旦停止した周波数変換器のいずれかの回路を再び動作させているが、定期的に一旦停止した周波数変換器のいずれかの回路を動作させるモードに復帰させることも可能である。この場合は、電源制御回路16にタイミング信号の入力が必要となる。
【0051】
その他、本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で、種々に変形することが可能である。さらに、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、消費電力を低減することが可能な半導体集積回路装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係わる半導体集積回路装置を示す回路図。
【図2】本発明の第1の実施形態に係わる他の半導体集積回路装置を示す回路図。
【図3】本発明の第2の実施形態に係わる半導体集積回路装置を示す回路図。
【図4】本発明の第2の実施形態に係わる他の半導体集積回路装置を示す回路図。
【図5】本発明の第2の実施形態に係わる他の半導体集積回路装置を示す回路図。
【図6】本発明の第3の実施形態に係わる半導体集積回路装置を示す回路図。
【図7】従来技術による半導体集積回路装置を示す回路図。
【図8】従来技術による半導体集積回路装置における信号の周波数の関係を示す図。
【符号の説明】
11…第1の移相器、
12…第2の移相器、
13…加算器、
14…減算器、
15…信号強度検波器、
16…電源制御回路、
21、22、23…フィルタ、
24…復調器、
31…信号品質検出器。
Claims (17)
- ローカル信号に90度の位相差を与える第1の移相器と、
前記第1の移相器で位相差を与えられた前記ローカル信号と受信信号とをミキシングする第1及び第2のミキサ回路と、
前記第1及び第2のミキサ回路の出力信号に90度の位相差を与え、この90度の位相差を与えられた第1及び第2の信号を出力する第2の移相器と、
前記第1の信号と前記第2の信号との加算を行う加算器と、
前記第1の信号と前記第2の信号との減算を行う減算器と、
前記減算器の出力信号の強度と基準強度とを比較する信号強度検波器と、
前記減算器の出力信号の強度と前記基準強度との比較結果に応じて、前記第1及び第2のミキサ回路のいずれか一方、又は前記第1及び第2のミキサ回路のいずれか一方と前記第1の移相器の動作を停止させる電源制御回路と
を具備することを特徴とする半導体集積回路装置。 - 前記減算器の出力信号の強度が前記基準強度よりも小さい場合に、前記第1及び第2のミキサ回路のいずれか一方、又は前記第1及び第2のミキサ回路のいずれか一方と前記第1の移相器の動作を停止させることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置。
- システムで要求されるS/N比をR、前記システムの感度仕様の強度をS、マージンをMとした場合において、前記減算器の出力信号の強度<S−R−Mの関係を満たすとき、前記第1及び第2のミキサ回路のいずれか一方、又は前記第1及び第2のミキサ回路のいずれか一方と前記第1の移相器の動作を停止させることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置。
- 前記基準強度は、前記加算器から出力された信号に応じた信号強度であることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置。
- システムで要求されるS/N比をR、マージンをMとした場合において、前記減算器の出力信号の強度<前記加算器から出力された信号の強度−R−Mの関係を満たすとき、前記第1及び第2のミキサ回路のいずれか一方、又は前記第1及び第2のミキサ回路のいずれか一方と前記第1の移相器の動作を停止させることを特徴とする請求項4に記載の半導体集積回路装置。
- 前記減算器の出力信号に応じた信号から妨害波信号の成分を抽出するフィルタをさらに具備し、
前記妨害波信号の強度と前記基準強度とを比較し、前記妨害波信号の強度と前記基準強度との比較結果に応じて、前記第1及び第2のミキサ回路のいずれか一方、又は前記第1及び第2のミキサ回路のいずれか一方と前記第1の移相器の動作を停止させることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置。 - 前記妨害波信号の強度が前記基準強度よりも小さい場合に、前記第1及び第2のミキサ回路のいずれか一方、又は前記第1及び第2のミキサ回路のいずれか一方と前記第1の移相器の動作を停止させることを特徴とする請求項6に記載の半導体集積回路装置。
- 前記減算器の出力信号に応じた信号から妨害波信号の成分を抽出する第1のフィルタと、
前記加算器の出力信号に応じた信号から所望波信号の成分を抽出する第2のフィルタとをさらに具備し、
前記妨害波信号の強度と前記基準強度となる前記所望波信号の強度とを比較し、前記妨害波信号の強度と前記所望波信号の強度との比較結果に応じて、前記第1及び第2のミキサ回路のいずれか一方、又は前記第1及び第2のミキサ回路のいずれか一方と前記第1の移相器の動作を停止させることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置。 - 前記妨害波信号の強度が前記所望波信号の強度よりも小さい場合に、前記第1及び第2のミキサ回路のいずれか一方、又は前記第1及び第2のミキサ回路のいずれか一方と前記第1の移相器の動作を停止させることを特徴とする請求項8に記載の半導体集積回路装置。
- 前記第2のフィルタから出力した信号を復調する復調器をさらに具備することを特徴とする請求項8に記載の半導体集積回路装置。
- 前記加算器の出力信号の品質が低下している場合は、前記第1及び第2のミキサ回路、前記第1の移相器のうち停止した回路を動作させる信号品質検出器をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置。
- 前記電源制御回路にタイミング信号を入力し、前記第1及び第2のミキサ回路、前記第1の移相器のうち停止した回路を定期的に動作復帰させる動作復帰手段をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置。
- 前記減算器の出力信号の強度と前記基準強度との比較結果に応じて、前記信号強度検波器の動作も停止させることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置。
- 前記減算器の出力信号の強度が前記基準強度よりも小さい場合に、前記信号強度検波器の動作も停止させることを特徴とする請求項13に記載の半導体集積回路装置。
- 前記基準強度とは、受信可能最小レベルに応じた信号強度であることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置。
- 前記減算器の出力信号の強度が前記基準強度よりも大きい場合は、前記第1及び第2のミキサ回路、前記第1の移相器の全てが動作することを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置。
- 前記第1の信号と前記第2の信号との減算を行うことにより、イメージ周波数成分のみを抽出することを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置。
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