JP3586224B2 - 情報提供システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットなどの通信回線網(ネットワーク)を利用して、ペットの飼主へ広告や医療情報などの様々な情報を提供する情報提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
我国の最近のペットブームを支える広義のペット産業の中において、動物病院の獣医師が担う役割は非常に大きく、動物病院が扱う情報も年々増加してきている。従来の動物病院情報管理システムは、顧客管理を中心としたクローズドなシステムでしかなく、Webサーバのバックエンドデータベースとしての機能は有していない。また、単独の動物病院の商圏や顧客数では、動物病院毎にWebサーバを運営することの意味がほとんどなく、経費的にも現実的ではない。このため、動物病院で入力された「飼主情報」、「カルテ情報」は、病院内で限定的に利用されているにすぎない。
【0003】
一方、獣医師のインターネットへの関心は非常に旺盛で、最近ではインターネットを利用していない動物病院は皆無であり、半数近くの獣医師はインターネットへ接続している感触である。しかし、インターネットの用途は、「メーリングリストによる電子会議」、「自院のホームページ開設」といったところで、「もっとインターネットの特質を活かし、動物病院に特化した情報サービスを利用できないか?」との要望が高まっている。
【0004】
ところで、動物医療は、多種類のペットに対する全科診療が建て前となっており、獣医は医療分野により、得手・不得手がどうしても存在するものである。また、動物病院の主な業務内容は、日々の業務として、病院管理業務(受付業務/飼主患畜管理業務を含む)・医療業務(外来診察業務/説明業務を含む)・診断検討業務(症例管理業務/病院間情報交換業務を含む)・情報提供業務(飼主情報提供業務を含む)・薬局業務(処方業務を含む)が一連の流れで回っており、これらで発生する診療情報が、飼主/患畜毎にカルテに集約される。また、毎年定期的に発生するものとして、フィラリア/ワクチン等の各種予防接種する病院管理業務(予防接種管理業務を含む)がある。
【0005】
一方、動物病院のシステム化の現状は、病院管理業務における予防接種管理業務の予防接種案内発行およびフィラリア案内発行に対応するものであるが、動物病院の主な業務を支援するものではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
動物病院における業務の問題点は、以下に示すとおりである。
▲1▼動物病院に係わる情報および患畜に係わる情報の問合せが頻繁にあり、医療業務へ支障をきたしている。
▲2▼飼主に対してわかりやすい疾患説明が行えていない。
▲3▼飼主に対する適切な商品情報およびサービス情報の提供が行われていない。
【0007】
本発明の目的は、飼主への情報提供業務を円滑に行うことができる情報提供システムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、(a)データセンタ側コンピュータ(2)と、複数の飼主側コンピュータ(3)と、複数の動物病院側コンピュータ(5)とが、インターネット(4)を介して接続され、
(b)各動物病院側コンピュータ(5)は、
かかりつけ動物病院の病院名、院長名、住所、電話番号、メールアドレス、ならびにペットの生年月日および最新診断日付を、経過ミリ秒数で表現された倍精度のデータを含む診療日時に関するかかりつけ動物病院の情報と、
飼主名、住所、電話番号、およびメールアドレスに関する飼主データと、
ペット名、動物種類、および動物品種に関するカルテデータと、
レントゲン画像データに関するカルテ画像データと、
次回予防接種日に関するDM管理データとを出力する手段を有し、
(c)データセンター側コンピュータ(2)は、
(c1)動物病院側コンピュータ(5)の前記出力手段からの出力に応答し、前記かかりつけ動物病院の情報、前記飼主データ、前記カルテデータ、前記カルテ画像データおよび前記DM管理データを記憶する動物病院記憶手段(12)と、
(c2)ブリーディング記憶手段(13)であって、
飼主名、住所、電話番号およびメールアドレスに関するブリーディング連絡先データ、ならびに
検索対象種、品種、年齢、性別および売買価格に関するブリーディング検索データを記憶するブリーディング記憶手段(13)とを有し、
(d)各飼主側コンピュータ(3)は、
(d1)ブリーディング連絡先データおよびブリーディング検索データを、データセンタ側コンピュータ(2)のブリーディング記憶手段(13)に登録させるデータ登録手段と、
(d2)動物病院ID、飼主ID、ペットID、および飼主パスワードを入力するID/パスワード入力手段と、
(d3)表示手段(8,9)と、
(d4)ID/パスワード入力手段の出力によって、データセンタ側コンピュータ(2)の動物病院記憶手段(12)に記憶されている前記かかりつけ動物病院の情報、飼主データ、カルテデータ、カルテ画像データ、およびDM管理データを読出して、表示手段(8,9)に表示させる第1表示制御手段と、
(d5)ブリーディング検索条件を入力するブリーディング検索情報入力手段と、
(d6)ブリーディング記憶手段(13)に記憶されている前記ブリーディング連絡先データおよび前記ブリーディング検索データを読出して、ブリーディング検索情報入力手段によって入力されたブリーディング検索条件に従って、ブリーディング情報の検索を行い、検索結果を前記表示手段(8,9)に表示させる第2表示制御手段とを有し、
動物病院側コンピュータ(5)は、飼主および患畜の特性に合わせた広告情報を出力する広告情報出力手段を有し、
データセンタ側コンピュータ(2)は、動物病院側コンピュータ(5)の広告情報出力手段からの前記広告情報を記憶する広告情報記憶手段(12)を有し、
飼主側コンピュータ(3)の前記表示手段(8,9)に表示させる第3表示制御手段は、広告情報記憶手段(12)からの前記広告情報をも読出して前記表示手段(8,9)に表示させることを特徴とする情報提供システムである。
【0013】
たとえば、薬局で間違った薬品類や処方食を購入すれば、ペットが死に至ることも充分考えられるが、本システムでは、飼主毎の固有情報ページに患畜への注意事項を記載できる。これにより、飼主は、何時でも何処でも確認することができるので、医薬品を選択するときの補助になる。また、休日・深夜に慢性疾患を抱える患畜の容体が急変し、かかりつけの病院が休診のため、他の病院へ緊急入院した場合でも、患畜への注意事項を閲覧できるサービスは、かかりつけの病院が記述した情報が閲覧できるので、緊急時にも正確な処置を決定できる可能性が高まる。
【0014】
また、本システムでは、希望者にはブリーディング情報を提供するので、飼主同士がネット上で出会える場を提供できるとともに、動物病院を無意味なトラブルから保護すると同時に、飼主には、広範囲に交配相手を検索できる機会を与えることができる。
【0015】
適切な広告は大きな効果が期待でき、不適切な広告は獣医師への不信感につながりかねないが、本システムでは、患畜の病状に対して有害あるいは不適切な広告を表示しないよう、飼主や患畜側の特性に合わせた広告提供が可能となる。したがって、適切かつ効果的な広告を提供することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の一形態である情報提供システム1の概略的構成を示す構成図である。情報提供システム1は、所定のデータセンタに設置されたデータセンタ側コンピュータ2と、ペットの飼主が所有する飼主側コンピュータ3と、動物病院に設置された動物病院側コンピュータ5とを、インターネット4を介して接続して構成されている。なお、図1では動物病院側コンピュータ5は1台しか示されていないが、実際には複数の動物病院に動物病院側コンピュータ5がそれぞれ設置されている。
【0017】
情報提供システム1は、動物病院の業務を円滑に行うことができるように構成されたものであり、かかりつけ動物病院情報および患畜情報の問合せに関する回答や、患畜および飼主に係わる広告を、インターネット4を利用して飼主側コンピュータ3へ配信する情報提供機能を実行する。以下、情報提供機能について詳細に説明する。
【0018】
図2は、情報提供機能を実行するための構成を示す機能ブロック図である。データセンタ側コンピュータ2は、情報提供機能部6を備える。情報提供機能部6は、動物病院における情報公開業務を支援するために、飼主側コンピュータ(PC)3またはIモード端末7のWebブラウザ8または9からWebサーバ10を介して入力された検索条件に基づいて、オーナプロファイリング管理機能部11によって動物病院統合データベース(DB)12の病院マスタ(動物病院データを含む)15、飼主カルテマスタ(飼主データ、カルテデータ、カルテ画像データ、予防接種データを含む)16、カルテ詳細マスタ(カルテ詳細見出しデータを含む)17、都道府県マスタ18を参照し、検索条件に適合したデータをWebブラウザ8,9に表示する。また、Webブラウザ8,9から入力されたBRD連絡先データ、BRD検索データをブリーディングデータベース(BRDDB)13のブリーディング(BRD)マスタ14に登録および検索を行う。
【0019】
次に、飼主情報情報提供機能を実行する際に送受信されるデータについて説明する。
【0020】
(1)動物病院データ
【表1】
Figure 0003586224
【0021】
(2)地方データ
【表2】
Figure 0003586224
【0022】
(3)都道府県データ
【表3】
Figure 0003586224
【0023】
(4)カルテ識別データ
【表4】
Figure 0003586224
【0024】
(5)飼主データ
【表5】
Figure 0003586224
【0025】
(6)カルテデータ
【表6】
Figure 0003586224
【0026】
(7)カルテ画像データ
【表7】
Figure 0003586224
【0027】
(8)DM管理データ
【表8】
Figure 0003586224
【0028】
(9)カルテ詳細見出しデータ
【表9】
Figure 0003586224
【0029】
(10)BRDIDデータ
【表10】
Figure 0003586224
【0030】
(11)BRD連絡先データ
【表11】
Figure 0003586224
【0031】
(12)BRD検索データ
【表12】
Figure 0003586224
【0032】
(13)BRD登録データ
【表13】
Figure 0003586224
【0033】
(14)広告表示データ
【表14】
Figure 0003586224
【0034】
(15)最適広告データ
【表15】
Figure 0003586224
【0035】
図3は、情報提供機能においてペット個別情報を飼主に提供する際の通信シーケンスを示すタイムチャートである。飼主側PC3または飼主側Iモード端末7のWebブラウザ8,9から、Webサーバ10に設定された飼主毎のWebサイトにアクセスし、飼主情報提供を選択すると、図4に示すログインページP1が開く。このログインページP1において、動物病院ID、飼主ID、ペットID、飼主パスワードを入力し、ログインボタンB1を押すと、カルテ識別データが情報提供機能部6に送信される。
【0036】
情報提供機能部6は、ログイン/病院情報提供モジュールを実行し、動物病院データをWebブラウザ8,9に送信する。これによって、Webブラウザ8,9には、図5に示すかかりつけ動物病院情報ページP2が表示される。
【0037】
かかりつけ動物病院情報ページP2には、かかりつけ動物病院の情報が表示される。画面上で、「○○○様のペット情報はこちら」を選択すると、選択データが情報提供機能部6に送信される。情報提供機能部6は、ペット一覧モジュールを実行し、カルテデータリストをWebブラウザ8,9に送信する。これによって、Webブラウザ8,9には、図6に示すペット一覧ページP3が表示される。
【0038】
ペット一覧ページP3には、ログインした飼主の飼育しているペットの一覧が表示される。ペットの一つを選択して送信ボタン(図示せず)を押すと、ペットIDが情報提供機能部6に送信される。情報提供機能部6は、ペット個別情報モジュールを実行し、カルテデータ、カルテ画像データ、DM管理データ、カルテ詳細見出しデータをWebブラウザ8,9に送信する。これによって、Webブラウザ8,9には、図7に示すペット個別情報ページP4が表示される。ペット個別情報ページP4には、ペットの各種情報が表示される。画面上で、「ペット選択へ戻る」を選択すると、図6に示すペット一覧ページP3へ戻る。
【0039】
図8は、情報提供機能においてブリーディング情報を飼主に提供する際の通信シーケンスを示すタイムチャートである。図5に示すかかりつけ動物病院情報ページP2が表示されるまでは、上述のペット個別情報を飼主に提供する際と同じである。図5に示すかかりつけ動物病院情報ページP2の画面上で、「ブリーディング情報はこちら」を選択すると、選択情報が情報提供機能部6に送信される。情報提供機能部6は、BRD連絡先確認モジュールを実行し、飼主データをWebブラウザ8,9に送信する。これによって、Webブラウザ8,9には、図9に示すBRD連絡先確認ページP5が表示される。
【0040】
BRD連絡先確認ページP5では、ブリーディング情報の検索者の連絡先を確認し、紹介文章を入力する。連絡先に変更がある場合には、「連絡先入力に戻る」をチェックする。次へボタンB2を押すと、BRD連絡先データが情報提供機能部6に送信される。情報提供機能部6は、BRD連絡先登録モジュールを実行し、BRD連絡先IDをWebブラウザ8,9に送信する。これによって、Webブラウザ8,9には、図10に示すBRD検索条件入力ページP6が表示される。
【0041】
BRD検索入力ページP6では、検索する地域と動物を選択し、次へボタンB3を押すと、図11に示す検索条件入力ページP7が表示される。検索条件入力ページP7において、都道府県、品種、年齢、性別、希望価格範囲などの詳細な検索条件を設定し、次へボタンB4を押すと、BRD検索データが情報提供機能部6に送信される。情報提供機能部6は、BRD検索条件入力モジュールを実行し、BRD登録データリストをWebブラウザ8,9に送信する。これによって、Webブラウザ8,9には、図12に示す検索結果ページP8が表示される。
【0042】
検索結果ページP8には、検索条件に合致したペットの一覧が表示される。ペットの一つを選択し詳細表示ボタンB5を押すと、BRD登録IDが情報提供機能部6に送信される。情報提供機能部6は、BRD登録データ表示モジュールを実行し、BRD登録データをWebブラウザ8,9に送信する。これによって、Webブラウザ8,9には、図13に示す登録データ表示ページP9が表示される。
【0043】
登録データ表示ページP9には、検索された登録情報の一部が表示される。「連絡を希望する」を選択すると、選択情報が情報提供機能部6に送信される。情報提供機能部6は、連絡希望/検索条件登録モジュールを実行し、登録者の連絡先が検索者にメールで通知され、検索者の連絡先が登録者に通知される。この際、Webブラウザ8,9には、連絡先を電子メールで送信した旨を飼主に知らせるために、図14に示す電子メール送信画面P10が表示される。
【0044】
また、登録データ表示ページP9において、「検索条件を登録する」を選択すると、選択情報が情報提供機能部6に送信される。情報提供機能部6は、連絡希望/検索条件登録モジュールを条件し、BRDDB13に現在の検索条件を登録する。なお、登録データ表示ページP9において、「検索結果へ戻る」を選択すると、図12に示す検索結果ページP8が表示される。
【0045】
図15は、オーナプロファイリング管理機能部11に関連する構成を示す機能ブロック図である。オーナプロファイリング管理機能部11は、動物病院における情報提供業務を支援するため、データセンタ側コンピュータ2で稼動し、情報提供機能部6と、動物病院統合DB12と、推論処理機能部19と、知識ベース管理機能部25と、オーナプロファイリング一時マスタ26との間でデータの授受を行い、最適な広告情報を情報提供機能部6へ送信する。
【0046】
次に、使用するデータについて説明する。
(1)入力データ
(A)応用領域固有知識データ
【表16】
Figure 0003586224
【0047】
(B)広告属性知識データ
【表17】
Figure 0003586224
【0048】
(C)カルテ識別データ
【表18】
Figure 0003586224
【0049】
(D)飼主カルテマスタおよび病院マスタ
【表19】
Figure 0003586224
【0050】
(E)検索条件
【表20】
Figure 0003586224
【0051】
(F)広告属性(情報)データ
【表21】
Figure 0003586224
【0052】
(2)出力データ
(A)広告属性知識実行モジュールデータ
【表22】
Figure 0003586224
【0053】
(B)応用領域固有知識実行モジュールデータ
【表23】
Figure 0003586224
【0054】
(C)最適広告データ
【表24】
Figure 0003586224
【0055】
(D)広告選択履歴データ
【表25】
Figure 0003586224
【0056】
(E)広告属性知識データ
【表26】
Figure 0003586224
【0057】
(F)応用領域固有知識データ
【表27】
Figure 0003586224
【0058】
(G)飼主カルテマスタデータおよび病院マスタデータ
【表28】
Figure 0003586224
【0059】
(H)最適広告データ
【表29】
Figure 0003586224
【0060】
(I)広告表示データ
【表30】
Figure 0003586224
【0061】
(J)広告選択履歴データ
【表31】
Figure 0003586224
【0062】
(K)処理結果ステータスデータ
処理が正常終了した場合、情報提供機能部6に正常ステータスを出力する。また、正常に処理を継続することができない事象が発生した場合、情報提供機能部6に、エラーステータスを出力する。
【0063】
図16は、推論処理機能部19の処理内容を説明するための機能ブロック図である。推論処理機能部19は、データセンタ側コンピュータ2で稼動し、動物病院統合DB12から応用領域固有知識ファイルおよび広告属性知識ファイルを取り出し、Javaソースコードに変換する。また、推論処理機能部19は、Javaコンパイラを利用して、応用領域固有知識実行モジュールデータおよび広告属性知識実行モジュールデータを作成して、応用領域固有知識マスタおよび広告属性知識マスタに登録する。
【0064】
さらに、推論処理機能部19は、オーナプロファイリング管理機能11から受け取った飼主カルテマスタ(動物病院ID、飼主ID、ペットID、ペット名、動物種類コード、動物品種コードを含む)および病院マスタ(動物種類名、動物品種名、症状名を含む)に基づく推論処理用ソースコードを作成するとともに、オーナプロファイリング知識DBの応用領域固有知識実行モジュールデータおよび広告属性実行モジュールデータを取り出し、推論処理を行い、飼主に最適な患畜の広告(広告ID)を選択し、オーナプロファイリング管理機能部11へ受け渡す。
【0065】
第1知識変換機能部20は、画面から広告属性知識ファイル名および応用領域固有知識ファイル名を入力し、動物病院統合DB12から応用領域固有知識ファイル(遺伝的形質ルール、診断結果/症状ルール、性質ルールを含む)および広告属性知識ファイル(商品種別ルール、商品サイズルールを含む)から応用領域固有知識データおよび広告属性知識データを取り出し、中間言語に変換するとともに、中間言語命令コードファイルを作成し、当該中間言語(中間言語命令コードデータ)を書き込み、データセンタ側コンピュータ2へ登録する。その後、第2知識変換機能部21へ移行する。
【0066】
第2知識変換機能部21は、中間言語命令コードファイルから中間言語命令コードデータを読み込み、Java知識ソースコードデータに変換するとともに、Java知識ソースコードファイルを作成し、当該Java知識ソースコードデータを書き込み、データセンタ側コンピュータ2へ登録する。さらに、第2知識変換機能部21は、JavaコンパイラにJava知識ソースコードファイルを指定し、Javaコンパイラから応用領域固有知識実行モジュールファイルおよび広告属性知識実行モジュールファイルを受け取り、応用領域知識マスタおよび広告属性知識マスタへ登録する。
【0067】
推論エンジンモジュール接続機能部22は、オーナプロファイリング管理機能部11から受け取った飼主カルテマスタ(動物病院ID、飼主ID、ペットID、ペット名、動物種類コード、動物品種コードを含む)および病院マスタ(動物種類名、動物品種名、症状名を含む)をKAUS言語のソースコードに変換し、飼主患畜固有知識テーブルを作成し、飼主患畜固有知識データ(飼主ルール、カルテルール、予防接種ルールを含む)を書き込み、メモリ上に保存するとともに、飼主患畜固有データのカルテ情報(動物病院ID、飼主ID、ペットIDを含む)をKAUS言語のソースコードに変換し、広告問合せテーブルを作成し、広告問合せデータ(広告問合せルールを含む)を書き込み、メモリ上に保存する。その後、推論エンジン制御処理機能部23へ移行する。
【0068】
また、推論エンジンモジュール接続機能部22は、推論エンジン制御処理機能部23から広告問合せ結果データ(広告IDを含む)を受け取り、最適広告候補データ(広告IDを含む)を作成し、オーナプロファイリング管理機能部11へ受け渡す。
【0069】
推論エンジン制御処理機能部23は、オーナプロファイリング知識DBから、応用領域固有知識実行モジュールデータおよび広告属性知識実行モジュールデータを読み込み、飼主患畜固有知識テーブルから飼主患畜固有知識データを読み込み、推論エンジンモジュール接続機能部22から受け取った広告問合せデータ(広告問合せルールを含む)を推論条件とし、応用領域固有知識実行モジュールデータ、広告属性知識実行モジュールデータおよび飼主患畜固有知識データから推論処理を実行し、広告問合せ結果データ(広告IDを含む)を作成して、推論エンジンモジュール接続機能部22へ受け渡す。
【0070】
推論エンジン制御処理機能部23は、推論処理を実行する際には、推論条件によって応用領域固有知識実行モジュールデータ、広告属性知識実行モジュールデータまたは飼主患畜固有知識データを推論用コマンド/組込述語処理機能部24へ受け渡し、推論用コマンド/組込述語処理機能部24からコマンド/組込述語処理結果データを受け取る。
【0071】
推論用コマンド/組込述語処理機能部24は、推論エンジンモジュール制御処理機能部22から応用領域固有知識実行モジュールデータ、広告属性知識実行モジュールデータおよび飼主患畜固有知識データを受け取り、KAUS言語の仕様に基づき、コマンド/組込述語の演算(算術演算、集合演算、リスト演算、入出力演算、データ変換演算、ノード演算、型チェック演算、ワールド操作演算、メタ呼出演算)処理を実行し、コマンド/組込述語処理結果データを作成して、推論エンジン制御処理機能部23へ受け渡す。
【0072】
図17は、オーナプロファイリング管理機能部11および知識ベース管理機能部25の処理内容を説明するための機能ブロック図である。オーナプロファイリング管理機能部11は、最適広告選択機能部27と、広告情報管理機能部28とを備える。さらに、広告情報管理機能部28は、広告選択履歴マスタ管理機能部29と、広告属性マスタ管理機能部30と、広告属性リスト作成機能部31とを備える。一方、知識ベース管理機能部25は、知識ベースメインテナンス機能部32と、応用領域固有知識ルール決定部23とを備える。以下、各部の処理内容を説明する。
【0073】
最適広告選択機能部27は、情報提供機能部6からカルテ識別データ(動物病院ID、飼主IDを含む)を受け取り、当該カルテ識別データより動物病院統合DB12から飼主カルテマスタ(動物病院ID、飼主ID、ペットID、ペット名、動物種類コード、動物品種コードを含む)16および病院マスタ(動物種類名、動物品種名、症状名を含む)15を取出し、推論処理機能部19へ受け渡す。また、最適広告選択機能部27は、当該カルテ識別データを広告情報管理機能部28へ受け渡し、広告情報管理機能部28から受け取った広告選択履歴データ(広告選択データ、広告選択統計データ)および推論処理機能部19から受け取った最適広告候補データ(広告IDを含む)に基づいて、過去の利用頻度による最適広告候補データの選択かつ広告主情報によるプライオリティの評価を行い、最適広告データ(広告IDを含む)を作成して、情報提供機能部6へ受け渡すとともに、カルテ識別データおよび最適広告データを広告情報管理機能部28へ受け渡す。
【0074】
さらに、最適広告選択機能部27は、推論処理機能部19へ飼主カルテマスタ16および病院マスタ15を受け渡した時点から一定時間内に処理が復帰しない際には、推論処理機能部19の処理を中断し、広告情報管理機能部28から受け取った広告選択履歴データから最適広告データ(広告IDを含む)を生成し、情報提供機能部6へ受け渡すとともに、カルテ識別データおよび最適広告データを広告情報管理機能部28へ受け渡す。
【0075】
さらに、最適広告選択機能部27は、情報提供機能部6から受け取った広告IDを広告情報管理機能部28に受け渡し、広告情報管理機能部28から受け取った当該広告IDの広告表示データ(広告ID、広告URLを含む)を、情報提供機能部6に受け渡す。
【0076】
広告選択履歴マスタ管理機能部29は、最適広告選択機能部27からカルテ識別データ(動物病院ID、飼主ID、ペットIDを含む)を受け取り、当該カルテ識別データに基づいて動物病院統合DB12の広告選択履歴マスタ34から広告選択履歴データ(広告選択データ、広告選択統計データ)を取り出し、最適広告選択機能部27へ受け渡す。
【0077】
また、広告選択履歴マスタ管理機能部29は、最適広告選択機能部27から受け取ったカルテ識別データ(動物病院ID、飼主ID、ペットIDを含む)および最適広告データ(広告IDを含む)に基づいて、広告選択統計テーブルから広告選択統計データ(広告ID、期間累計、総累計、分類別ヒストグラム、カルテ別ヒストグラムを含む)を取り出し、広告選択統計データを再計算し、広告選択履歴マスタ34に広告選択データを登録し、広告選択統計データを更新する。
【0078】
広告属性マスタ管理機能部30は、最適広告選択機能部27から受け取った広告IDに基づいて動物病院統合DB12の広告属性マスタ35から当該広告IDの広告表示データ(広告ID、広告URLを含む)を取り出し、最適広告選択機能部27に受け渡す。
【0079】
また、広告属性マスタ管理機能部30は、知識ベース管理機能部25から広告情報更新要求を受け取り、広告属性情報ファイル36あるいは広告属性マスタ35から広告属性情報データ(広告主ID、氏名、広告ID、商品名、広告URLを含む)を取り出し、データセンタ側コンピュータ2の画面に表示する一方、データセンタ側コンピュータ2の画面から入力された広告属性情報データを、広告属性情報ファイル36または広告属性マスタ35に書き込む。
【0080】
さらに、広告属性マスタ管理機能部30は、広告属性リスト作成機能部31から広告情報問合せ要求を受け取り、広告属性マスタ35から広告属性情報データ(広告主ID、氏名、広告ID、商品名、広告URLを含む)を取り出し、広告属性リスト作成機能部31へ受け渡す。
【0081】
広告属性リスト作成機能部31は、知識ベース管理機能部25から広告情報問合せ要求を受け取り、広告属性マスタ管理機能部30から広告属性情報データ(広告主ID、氏名、広告ID、商品名、広告URLを含む)を取り出し、広告毎に並び替えを行って、広告属性リストデータ(広告主ID、商品名を含む)を作成し、オーナプロファイリング一時マスタ26の広告属性リストファイル37に書き込むとともに、知識ベース管理機能部25へ受け渡す。
【0082】
知識ベースメインテナンス機能部32は、データセンタ側コンピュータ2の画面からの指示によって、動物病院統合DB12の知識ベース管理マスタ38から知識ベース管理データ(知識ベース名、知識ベースファイルバス名、知識ベースファイル名、作成日付を含む)を取り込み、画面に一覧表示する。また、知識ベースメインテナンス機能部32は、画面から選択された知識ベース名に基づいて応用領域固有知識ファイル39の応用領域固有知識データ(遺伝的形質ルール、診断結果/症状ルールを含む)あるいは広告属性知識マスタ40の広告属性知識データ(商品種別ルール、商品サイズルールを含む)を取り込み、画面に表示して、応用領域固有知識ルール決定部33で定義された応用領域固有知識データを画面から入力しあるいは画面から入力した広告属性知識データを、応用領域固有知識マスタ39あるいは広告属性知識マスタ40に更新する。
【0083】
さらに、知識ベースメインテナンス機能部32は、データセンタ側コンピュータ2の画面から入力された広告情報更新要求をオーナプロファイリング管理機能部11へ受け渡すとともに、データセンタ側コンピュータ2の画面から入力された広告情報問合せ要求をオーナプロファイリング機能部11へ受け渡し、広告属性リストファイル37の内容を広告属性知識データ(商品種別ルール、商品サイズルールを含む)に変換し、画面に表示して、画面から入力された広告属性知識データを広告属性知識マスタ40に更新する。
【0084】
応用領域固有知識ルール決定部33は、飼主における広告選択のための要因項目(遺伝的形質(肥満傾向、毛足、体型、体質を含む)、獣医による診断結果/症状(食物アレルギーを含む)、性質(しつけを含む)、年齢(子犬、成犬を含む)、時期(最終予防接種日付、季節を含む)、地域(住所を含む)を含む)および広告属性データ(所在地、商品名、サイズ、サービスを含む)を抽出し、要因項目に対する広告属性データの関係付けを定義して、KAUS言語仕様に伴う応用領域固有知識データを作成する。
【0085】
要因項目に対する広告属性データの関係付けをする際には、以下に示す項目に基づき定義する。
【0086】
▲1▼遺伝的形質(肥満傾向、毛足を含む)によって、商品名(運動補助器具、ケア用具を含む)の広告の候補を選択する。
▲2▼遺伝的形質(体型を含む)によって、商品名かつサービス(小屋、首輪を含む)の広告の候補を選択する。
▲3▼遺伝的形質(体質を含む)によって、商品名(ペットフードを含む)の広告の候補を選択する。
▲4▼獣医による診断結果/症状(食物アレルギーを含む)によって、商品名(ペットフードを含む)の広告の候補を選択する。
▲5▼性質(しつけを含む)によって、商品名(リード、忌避剤を含む)、サービス(ペットタクシーを含む)の広告の候補を選択する。
▲6▼年齢(子犬、成犬を含む)によって、商品名(ペットフードを含む)の広告の候補を選択する。
▲7▼時期(最終予防接種日付、季節を含む)によって、サービス(予防接種を含む)、商品名(蚊取り線香を含む)の広告の候補を選択する。
▲8▼地域(住所を含む)によって、サービス(美容室、訓練所を含む)の広告の候補を選択する。
【0087】
図18は、広告属性マスタ35および広告選択履歴マスタ34に構築するテーブル間の関連を示す図である。広告属性マスタ35は、スロットマスタテーブル、スロット明細マスタテーブル、業種マスタテーブル、広告主マスタテーブル、広告属性情報テーブル、広告種別マスタテーブル、広告分類マスタテーブル、広告情報テーブルを有する。また、広告選択履歴マスタ34は、期間別広告選択履歴情報テーブル、カルテ別広告選択履歴情報テーブル、広告分類別選択履歴情報テーブル、期間別広告選択総数テーブルを有する。
【0088】
最後に、KAUSについて説明する。KAUS(Knowledge Acquisition and UtilizationSystem)は、東京大学名誉教授である早稲田大学理工学部大須賀節雄教授の研究室で研究開発中の多階層モデルによる知識を表現・利用する研究課題の名称である。
【0089】
KAUS言語とはKAUSの思想に基づく言語仕様をいう。KAUS言語処理系とは、KAUS言語を基に東京大学先端科学技術研究センター知能工学研究室で開発されたC言語による言語処理系をいう。KAUSアプリケーションとは、KAUS言語を用いて記述されたソフトウェアをいう。
【0090】
本発明では、KAUS言語の中からオーナプロファイリング管理機能の知識処理に関連する部分の仕様のみを抽出し、インターネット環境下での分散オブジェクト処理に適するようにJava言語を用いて新たに言語処理系を開発し、オーナプロファイリング管理機能の推論処理に使用するものである。KAUS言語を本発明で使用することは、大須賀節雄教授の了解を得ている。
【0091】
(KAUS言語で記述した知識(ルール))
KAUS言語で記述した知識(ルール)は、KAUSアプリケーションであり、KAUS言語処理系によって推論を制御するソフトウェア情報である。KAUS言語で記述した知識(ルール)は、次のような形式で記述する。
【0092】
<変換定義域指定プリフィックス>…<ホーン節論理式>
ここで、
<変数定義域指定プリフィックス>は、ホーン節論理式中で記述する述語論理変数の定義域を指定するものである。例を以下に示す。
[AcatClass/cats]…述語論理変数CatClassは、集合catsの要素であり、全称記号付きの論理関係を示す。
【0093】
<ホーン節論理式>は、条件部が単一あるいは複数で、結論部が単一である論理式を言う。以下に例を示す。
Figure 0003586224
上記例ホーン節論理式の意味:
もし、患畜へのワクチンの接種が未済みであり、
当該猫科の種別に対応したワクチン広告への集合(リスト)があれば、
当該猫科の患畜へのワクチン広告の集合(リスト)は適切広告である。
【0094】
(KAUS言語で記述した知識(Facts))
KAUS言語で記述した知識(Facts)は、KAUSアプリケーションであり、KAUS言語処理系によって推論を制御するソフトウェア情報である。KAUS言語で記述した知識(Facts)は、次のような形式で記述する。
【0095】
<変数定義域指定プリフィックス>…<リテラル論理式>
ここで、
<変数定義域指定プリフィックス>は、ホーン節論理式中で記述する述語論理変数の定義域を指定するものである。例を以下に示す。
[AX/dogs]…述語論理変数Xは、dogsの要素であり、全称記号付きの論理関係を示す。
<リテラル論理式>は、単一の述語式を言う。以下に例を示す。
(unsuitable X 尿路結石 食料品広告)…患畜(X)の尿路結石は食料品広告が不適切である。
【0096】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、飼主に様々な情報を提供できるので、飼主および動物病院の双方にとっても有益である。たとえば、薬局で間違った薬品類や処方食を購入すれば、ペットが死に至ることも充分考えられるが、本システムでは、飼主毎の固有情報ページに患畜への注意事項を記載できる。これにより、飼主は、何時でも何処でも確認することができるので、医薬品を選択するときの補助になる。また、休日・深夜に慢性疾患を抱える患畜の容体が急変し、かかりつけの病院が休診のため、他の病院へ緊急入院した場合でも、患畜への注意事項を閲覧できるサービスは、かかりつけの病院が記述した情報が閲覧できるので、緊急時にも正確な処置を決定できる可能性が高まる。
【0097】
また、本システムでは、希望者にはブリーディング情報を提供するので、飼主同士がネット上で出会える場を提供できるとともに、動物病院を無意味なトラブルから保護すると同時に、飼主には、広範囲に交配相手を検索できる機会を与えることができる。
【0098】
適切な広告は大きな効果が期待でき、不適切な広告は獣医師への不信感につながりかねないが、本システムでは、患畜の病状に対して有害あるいは不適切な広告を表示しないよう、飼主や患畜側の特性に合わせた広告提供が可能となる。したがって、適切かつ効果的な広告を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である情報提供システム1の概略的構成を示す構成図である。
【図2】情報提供機能を実行するための構成を示す機能ブロック図である。
【図3】ペット個別情報を飼主に提供する際の通信シーケンスを示すタイムチャートである。
【図4】ログインページP1を示す図である。
【図5】かかりつけ動物病院情報ページP2を示す図である。
【図6】ペット一覧ページP3を示す図である。
【図7】ペット個別情報ページP4を示す図である。
【図8】ブリーディング情報を飼主に提供する際の通信シーケンスを示すタイムチャートである。
【図9】BRD連絡先確認ページP5を示す図である。
【図10】BRD検索条件入力ページP6を示す図である。
【図11】検索条件入力ページP7を示す図である。
【図12】検索結果ページP8を示す図である。
【図13】登録データ表示ページP9を示す図である。
【図14】電子メール送信画面P10を示す図である。
【図15】オーナプロファイリング管理機能部11に関連する構成を示す機能ブロック図である。
【図16】推論処理機能部19の処理内容を説明するための機能ブロック図である。
【図17】オーナプロファイリング管理機能部11および知識ベース管理機能部25の処理内容を説明するための機能ブロック図である。
【図18】広告属性マスタ35および広告選択履歴マスタ34に構築するテーブル間の関連を示す図である。
【符号の説明】
1 情報提供システム
2 データセンタ側コンピュータ
3 飼主側コンピュータ
4 インターネット
6 情報提供機能部
10 Webサーバ
11 オーナプロファイリング管理機能部
12 動物病院統合データベース
13 ブリーディングデータベース

Claims (1)

  1. (a)データセンタ側コンピュータ(2)と、複数の飼主側コンピュータ(3)と、複数の動物病院側コンピュータ(5)とが、インターネット(4)を介して接続され、
    (b)各動物病院側コンピュータ(5)は、
    かかりつけ動物病院の病院名、院長名、住所、電話番号、メールアドレス、ならびにペットの生年月日および最新診断日付を、経過ミリ秒数で表現された倍精度のデータを含む診療日時に関するかかりつけ動物病院の情報と、
    飼主名、住所、電話番号、およびメールアドレスに関する飼主データと、
    ペット名、動物種類、および動物品種に関するカルテデータと、
    レントゲン画像データに関するカルテ画像データと、
    次回予防接種日に関するDM管理データとを出力する手段を有し、
    (c)データセンター側コンピュータ(2)は、
    (c1)動物病院側コンピュータ(5)の前記出力手段からの出力に応答し、前記かかりつけ動物病院の情報、前記飼主データ、前記カルテデータ、前記カルテ画像データおよび前記DM管理データを記憶する動物病院記憶手段(12)と、
    (c2)ブリーディング記憶手段(13)であって、
    飼主名、住所、電話番号およびメールアドレスに関するブリーディング連絡先データ、ならびに
    検索対象種、品種、年齢、性別および売買価格に関するブリーディング検索データを記憶するブリーディング記憶手段(13)とを有し、
    (d)各飼主側コンピュータ(3)は、
    (d1)ブリーディング連絡先データおよびブリーディング検索データを、データセンタ側コンピュータ(2)のブリーディング記憶手段(13)に登録させるデータ登録手段と、
    (d2)動物病院ID、飼主ID、ペットID、および飼主パスワードを入力するID/パスワード入力手段と、
    (d3)表示手段(8,9)と、
    (d4)ID/パスワード入力手段の出力によって、データセンタ側コンピュータ(2)の動物病院記憶手段(12)に記憶されている前記かかりつけ動物病院の情報、飼主データ、カルテデータ、カルテ画像データ、およびDM管理データを読出して、表示手段(8,9)に表示させる第1表示制御手段と、
    (d5)ブリーディング検索条件を入力するブリーディング検索情報入力手段と、
    (d6)ブリーディング記憶手段(13)に記憶されている前記ブリーディング連絡先データおよび前記ブリーディング検索データを読出して、ブリーディング検索情報入力手段によって入力されたブリーディング検索条件に従って、ブリーディング情報の検索を行い、検索結果を前記表示手段(8,9)に表示させる第2表示制御手段とを有し、
    動物病院側コンピュータ(5)は、飼主および患畜の特性に合わせた広告情報を出力する広告情報出力手段を有し、
    データセンタ側コンピュータ(2)は、動物病院側コンピュータ(5)の広告情報出力手段からの前記広告情報を記憶する広告情報記憶手段(12)を有し、
    飼主側コンピュータ(3)の前記表示手段(8,9)に表示させる第3表示制御手段は、広告情報記憶手段(12)からの前記広告情報をも読出して前記表示手段(8,9)に表示させることを特徴とする情報提供システム。
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