JP3585714B2 - 粉体の付着力測定方法およびその測定装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、粉体の付着力測定方法およびその測定装置に関し、詳しくは、電子写真分野で用いられるトナー等の粉体の付着力を測定することができる粉体の付着力測定方法およびその測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
粉体を取り扱う分野では、粉体の様々な特性値を把握することが重要である。粉体の特定値の一つとして、粉体と粉体が付着している物体間の付着力がある。粉体の付着力を測定する方法は、粉体の付着している物体から粉体を分離するのに必要な力を見積もる方法が一般的である。粉体を分離させる方法としては、遠心力、振動、衝撃、空気圧、電界、磁界等を用いた方法が知られているが、この内、遠心力を利用した方法は定量化が容易であり、例えば、以下のような論文で報告されている。
【0003】
M.Takeuchi,A.Onose,M.Anzai,R.Kojima and K.Kawai:”Proc.IS&T 7th Int. Congress Adv.Non−Inpact Printing Technology,” 1991,vol.1,pp.200−208
上記の論文で用いられている方法は、粉体を付着させた試料面を有する試料基板と、前記試料基板から分離した粉体を付着させる付着面を有する受け基板と、前記試料基板の試料面と前記受け基板の付着面の間に設けられたスペーサとから構成される測定セルを、遠心分離装置のロータ内に設置し、ロータの回転による遠心力を用いて粉体を試料基板から分離して受け基板に付着させ、受け基板上の粉体を光学顕微鏡を用いて観察し、その画像をコンピュータに取り込み、画像処理を行って粉体の粒径を測定し、粉体の粒径および比重から粉体の重量を求め、粉体の重量およびロータの回転数から分離に必要な遠心力を計算して、粉体の付着力を求めるという方法(以下、遠心分離式付着力測定方法と呼ぶ)である。この方法は、ロータの回転数を低速回転から高速回転へ変えながら、上記の過程を繰り返すことにより、粉体の付着力および付着力分布を測定することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような遠心分離式付着力測定方法にあっては、ロータの回転数を変更する毎に受け基板を交換するため、一つの試料の付着力を測定するために回転数の設定回数分の受け基板が必要になり、複数の試料について測定する場合、多数の受け基板が必要になりコストがかかり、また、遠心分離の際の受け基板の交換に手間と時間がかかる。
【0005】
そこで本発明は、1つの受け基板の異なる領域に複数の回転数で遠心分離した粉体を付着させるようにして多数の受け基板を不要にできるとともに遠心分離作業を簡単かつ、短時間で行なうことができ、低コストで、かつ作業性の良好な粉体の付着力測定方法およびその測定装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、上記課題を解決するために、粉体を付着させた試料面を有する試料基板と、前記試料基板から分離した粉体を付着させる付着面を有する受け基板と、前記試料基板の試料面と前記受け基板の付着面の間に設けられたスペーサとから構成される測定セルを準備し、該測定セルを遠心分離装置のロータ内に設置した後、異なる回転数で前記ロータを回転させ、該ロータの回転による遠心力によって前記試料基板から粉体を分離して前記受け基板に付着させ、次いで、各回転数で分離した前記受け基板上の粉体の粒径を測定し、該粉体の粒径および比重から粉体の重量を求め、次いで、前記粉体の重量およびロータの回転数から分離に必要な遠心力を計算して粉体の付着力を求める方法において、前記スペーサとして、複数の穴部を有するスペーサを用いることにより測定セルを複数の領域に分割し、前記試料基板上の1つの領域に粉体を付着させ、前記ロータの各回転数毎に前記受け基板上の粉体が付着する領域を変更することにより、1つの受け基板上に複数の回転数で分離した粉体を付着させて粉体の付着力を求めることを特徴としている。
【0007】
その場合、ロータの回転数毎に1つの受け基板の異なる領域に粉体を付着させるようにして、1つの受け基板の異なる領域に複数の回転数で遠心分離した粉体を付着させることができる。
このため、多数の粉体の付着力を測定する際に、多数の受け基板を用いるのを不要にできるとともに測定セルを何回も取り換える手間を省くことができ、遠心分離作業を短時間で行なうことができる。
【0008】
この結果、粉体の付着力の測定を低コストで、簡単かつ、短時間で行なうことができる。
請求項2記載の発明は、上記課題を解決するために、請求項1記載の発明において、前記スペーサを有する前記試料基板と、前記受け基板と、からなる測定セルを準備することを特徴としている。
その場合、スペーサを設置する手間を省くことができる。また、試料基板とスペーサが一体化された基板を用いると、粉体を付着させる、または粉体が付着した試料を設置する領域を容易に特定することができる。
請求項3記載の発明は、上記課題を解決するために、請求項1記載の発明において、前記試料基板と、前記スペーサを有する前記受け基板と、からなる測定セルを準備することを特徴としている。
その場合、スペーサを設置する手間を省くことができる。また、受け基板とスペーサが一体化された基板を用いると、粒径を測定する領域の特定を容易にすることができる。
請求項4記載の発明は、上記課題を解決するために、粉体を付着させた試料面を有する試料基板と、前記試料基板から分離した粉体を付着させる付着面を有する受け基板と、前記試料基板の試料面と前記受け基板の付着面の間に設けられたスペーサとから構成される測定セルと、該測定セルを保持する保持部材と、該保持部材が脱着可能な設置部が形成されるとともに測定セルを回転させて該測定セルに遠心力を作用させるロータを有する遠心分離装置と、前記遠心分離装置によって前記試料基板から受け基板に分離された粉体の粒径を測定する測定装置と、から構成される粉体の付着力測定装置において、前記スペーサに同形状の複数の穴部を形成し、該穴部が前記スペーサの回転中心軸に対して回転対称性を有する位置に設けられたことを特徴としている。
【0009】
その場合、ロータの回転数が変更される度に測定セルを回転させることにより、1つの受け基板の異なる領域に粉体を付着させるようにして、1つの受け基板の異なる領域に複数の回転数で遠心分離した粉体を付着させることができる。
このため、多数の粉体の付着力を測定する際に、多数の受け基板を用いるのを不要にできるとともに測定セルを何回も取り換える手間を省くことができ、遠心分離作業を短時間で行なうことができる。
【0010】
この結果、粉体の付着力の測定を低コストで、簡単かつ、短時間で行なうことができる。
請求項5記載の発明は、上記課題を解決するために、請求項4記載の発明において、前記保持部材に前記測定セルを収納する測定セル設置部を形成し、該測定セル設置部は、前記ロータの回転中心軸と垂直な断面で穴形状であり、前記測定セル設置部の内周面と、試料基板、受け基板およびスペーサの外径形状を、該測定セル設置部に前記測定セルが収納されたときに、前記試料基板と受け基板の相対的な向きを前記スペーサの穴部の数だけ規定できるようにしたことを特徴としている。
【0011】
その場合、保持部材内の測定セル設置部と測定セルの形状を規定することによって、試料基板と受け基板の相対的な向きを容易に設定することができ、各回転数で遠心分離する際の受け基板の交換作業を効率的に実施することができる。
請求項6記載の発明は、上記課題を解決するために、請求項4記載の発明において、前記試料基板および受け基板に凸部または凹部を形成するとともにスペーサに前記凸部または凹部が係合する凹部または凸部を形成し、前記凸部または凹部の形状を、前記試料基板、受け基板およびスペーサを重ねたときに、前記試料基板と受け基板の相対的な向きを前記スペーサの穴部の数だけ規定できるようにしたことを特徴としている。
【0012】
その場合、測定セルの構成を規定することによって、試料基板と受け基板の相対的な向きを容易に規定することができ、各回転数で遠心分離する際の受け基板の交換作業を効率的に実施することができる。
請求項7記載の発明は、上記課題を解決するために、請求項4〜6何れかに記載の発明において、前記試料基板の試料面と受け基板の付着面に、前記スペーサの穴部に対応する領域の境界部、または該領域の周辺部に印を付けたことを特徴としている。
【0013】
その場合、試料基板への粉体の付着場所の特定が容易になり、また、受け基板に付着した粉体の粒径測定を実施する領域の特定が容易になり、効率の良い測定を行なうことができる。
請求項8記載の発明は、上記課題を解決するために、請求項4〜6何れかに記載の発明において、前記受け基板の付着面に、金属膜を形成したフィルムを貼り付け、該フィルムの表面に、前記スペーサの穴部に対応する領域の境界部、または該領域の周辺部に印をつけたことを特徴としている。
【0014】
このようにした理由を説明する。
粉体の粒径測定は、光学顕微鏡で受け基板上の粉体を観察し、その画像をCCDカメラ等を通してコンピュータに取り込み、画像処理ソフトウェアを用いて行うのが効率的である。
しかし、画像処理ソフトウェアを用いる場合、粉体とそれ以外の塵や受け基板表面の傷を分離して、粉体以外の画像を取り除く必要があり、受け基板表面の傷が多いと画像処理が煩雑になる。
【0015】
受け基板を作製する際には、必ず加工上の傷が生じ、研磨により傷の程度は低減できるが、顕微鏡で傷が観察されないようにするのは容易ではない。
ところが、受け基板の表面に、金属膜を形成したフィルムを貼り付けると、受け基板の表面状態に関係なく傷や汚れの少ない表面を得ることができ、画像処理を容易に行なうことができる。また、金属膜を形成したフィルム上に境界部や印があると、粒径を測定する領域の特定を容易にすることができる。
【0017】
請求項9記載の発明は、上記課題を解決するために、請求項4記載の発明において、前記スペーサを有する前記試料基板と、前記受け基板と、からなる測定セルを準備することを特徴としている。
その場合、スペーサを設置する手間を省くことができる。また、試料基板とスペーサが一体化された基板を用いると、粉体を付着させる、または粉体が付着した試料を設置する領域を容易に特定することができる。
請求項10記載の発明は、上記課題を解決するために、請求項4記載の発明において、前記試料基板と、前記スペーサを有する前記受け基板と、からなる測定セルを準備することを特徴としている。
その場合、スペーサを設置する手間を省くことができる。また、受け基板とスペーサが一体化された基板を用いると、粒径を測定する領域の特定を容易にすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1、2は本発明に係る粉体の付着力測定方法およびその測定装置の第1実施形態を示す図であり、請求項1、2、3、4、5、9、10何れかに記載の発明に対応している。
【0019】
まず、構成を説明する。図1において、1は測定セルであり、測定セル1は、粉体として、例えば電子写真に使用されるトナーを付着させた試料面2aを有する試料基板2と、試料基板2から分離したトナーを付着させる付着面3aを有する受け基板3と、試料基板2の試料面2aと受け基板3の付着面3aの間に設けられたスペーサ4とから構成され、スペーサ4は4つの穴部4a〜4dが形成されている。
【0020】
この穴部4a〜4dは同一の大きさを有する正方形をしており、この穴部4a〜4dはスペーサ4の回転中心軸に対する回転対称性を有する位置に設けられ、本実施形態では、各穴部4a〜4dは回転中心軸を中心にスペーサ4が90゜回転する毎に一致するようになっている。
また、図2において、符号5は遠心分離装置であり、この遠心分離装置5は、測定セル1を回転させるロータ6と、保持部材7と、を備えている。ロータ6は、自身の回転中心軸に対して所定角度傾斜する断面で穴形状であり保持部材7を脱着自在に支持する試料設置部(設置部)8を有するアングルロータを構成している。なお、本実施形態では、設置部8をロータ6に8個設けた。
【0021】
保持部材7は、棒状部7aと、棒状部7aに設けられ測定セル1を保持するセル保持部(測定セル設置部)7bと、を備えており、セル保持部7bは、受け基板3の付着面3aに垂直な方向で取り出すことができるように測定セル1を保持する凹部10と、外部に向けて開口する一方の開口端および凹部10に保持された測定セル1の一部と接する他方の開口端を備えた中空部11と、を有している。
【0022】
凹部10はロータ6の回転中心軸9と垂直な断面で穴形状であり、凹部10に測定セル1が収納されたときに、測定セル1の向きを規制できるように凹部10の内周面と試料基板2、受け基板3およびスペーサ4の外形形状を合致するようになっている。具体的には、試料基板2、受け基板3およびスペーサ4は正方形をしており、凹部10も正方形をしている。なお、試料基板2、受け基板3、スペーサ4および凹部10は正方形に限らず、その他の形状でもよい。
【0023】
中空部11は図示しない押圧ロッドが挿通されるようになっており、凹部10内に収納された測定セル1は背面から押圧ロッドによって押圧されることにより、凹部10内から取り出されるようになっている。また、試料基板1、受け基板2、スペーサ3、保持部材6は、大きな遠心力に耐えられる強度があり、また、ロータ7に設置したときに、遠心分離装置5の最大回転数まで回転可能な重量以下となるような軽量の材料を用いる必要がある。また、ロータ6はアングルロータに限らず、その他のロータでもよい。
【0024】
次に、トナーの付着力の測定方法を説明する。
まず、粉体の遠心分離方法を説明する。
アルミニウムからなる試料基板2、受け基板3、スペーサ4および保持部材7を準備し、受け基板3の試料面3aを研磨した。
次いで、試料基板2にスペーサ4を設置し、穴部4a以外を遮蔽した状態で、トナーを該穴部4aに対応した付着面2aに付着させる。
【0025】
次いで、測定セル1を保持部材7の凹部10に収納した後、この保持部材7をロータ6に形成された試料設置部8に挿入する。
次いで、ロータ6を遠心分離装置5に設置した後、最初の回転数で遠心分離を実施した。このとき、受け基板3には穴部4aに対応する付着面4aにトナーが付着する。遠心分離後、遠心分離装置5からロータ6を取り出し、ロータ6から保持部材7を取り出す。
【0026】
次いで、押圧ロッドを中空部11に挿通して測定セル1の背面から測定セル1を押圧して凹部10から測定セル1を取り出す。
次いで、測定セル1を上述したように遠心分離装置5に設置し、設定した2番目の回転数で遠心分離を実施する。このとき、受け基板3には穴部4bに対応する付着面3aにトナーが付着する。
【0027】
同様に遠心分離を実施することにより、受け基板3の穴部4c、4dに対応する付着面3aにトナーを付着させる。受け基板3の4つの領域にトナーが付着したときに、上述したように測定セル1を保持部材7から取り外し、受け基板3を交換して上述したように遠心分離を実施し、設定した回転数について遠心分離を実施する。
【0028】
本実施形態では、このような方法に基づき、試料基板2にスペーサ4を設置し、1つの穴部4a以外を遮蔽した状態で、1種類目のトナーを付着させ、同様にして8種類のトナーを用いて8個の測定セル1を作製する。
次いで、8個の試料基板を有する8個の測定セル1を8個の保持部材7のそれぞれの凹部10に収納した後、この保持部材7をロータ6に形成された8個の試料設置部8に挿入する。
【0029】
次いで、ロータ6を遠心分離装置5に設置した後、12段階に設定した回転数の最初の回転数で遠心分離を実施した。遠心分離後、遠心分離装置5からロータ6を取り出し、ロータ6から8個の保持部材7を取り出す。
次いで、試料基板2をスペーサ4から分離して90゜回転させて、再びスペーサ4上に重ねて測定セル1を構成し、上述したように遠心分離装置5に設置し、設定した2番目の回転数で遠心分離を実施する。
【0030】
遠心分離後、遠心分離装置5からロータ6を取り出し、ロータ6から8個の保持部材7を取り出す。
次いで、試料基板2をスペーサ4から分離して90゜回転させて、再びスペーサ4上に重ねて測定セル1を構成し、再び測定セル1を上述したように遠心分離装置5に設置し、設定した3番目、次いで、4番目の回転数で遠心分離を実施する。 次いで、受け基板4を交換して、同様にして5番目から8番目に設定した回転数で遠心分離を実施した後、さらに、受け基板3を交換して9番目から12番目に設定した回転数で遠心分離を実施する。
【0031】
全ての回転数で遠心分離が終了した後、受け基板3に付着したトナーに基づいてトナーの付着力を測定する。
具体的には、測定セル1を保持して保持部材7をロータ6に設置し、遠心分離装置5を稼動してロータ6を一定の回転数で回転すると、試料基板2に付着したトナーはロータ6回転数に応じた遠心力を受ける。
【0032】
トナーの受ける遠心力Fは、トナーの重量m、ロータ6の回転数f(rpm)、ロータ6の回転中心軸9から試料基板2のトナー付着面までの距離rを用いて、式(1)より求められる。
F=m×r×(2πf/60)2 ・・・・・・(1)
トナーの重量mは、トナーの真比重ρ、円相当径dを用いて、式(2)より求められる。
【0033】
m=(π/6)×ρ×d3 ・・・・・・(2)
(1)と(2)より、トナーの受ける遠心力Fは、式(3)から求められる。
F=(π3 /5400)×ρ×d3 ×r×f2 ・・・・・・(3)
トナーの受ける遠心力がトナーと試料基板2間の付着力よりも大きい場合は、トナーが試料基板2から分離し、受け基板3に付着する。遠心分離装置5の設定回転数を低回転数から高回転数へ変えて同様の操作を実施することにより、各回転数で受ける遠心力と付着力の大小関係に応じて、試料基板2上のトナーが受け基板3に移動する。
【0034】
そして、上述したように各回転数の受け基板3に付着したトナーの粒径を計測することにより、(3)式を用いて各トナーの付着力を求めることができ、試料基板1に付着したトナーの付着力分布を求めることができる。
この粒径を計測するには、各回転数で分離したトナーが付着した受け基板3を、CCDカメラを設置した光学顕微鏡で観察し、CCDカメラの画像を画像処理装置を用いて解析し、トナーの円相当径を計測した。粒径および回転数から(3)式を用いて各トナーの付着力を求め、統計処理をして付着力分布を求めた。なお、本実施形態では、CCDカメラを設置した光学顕微鏡および画像処理装置が測定装置を構成している。
【0035】
本実施形態では、8個の試料基板2について受け基板3を3個使用したため、受け基板3が24個必要になった。これに対して、従来のように1つの測定セルで1つの試料を遠心分離する場合は、受け基板が96個必要になる。
すなわち、本実施形態では、ロータ6の回転数毎に1つの受け基板3の異なる領域にトナーを付着させるようにして、1つの受け基板3の異なる領域に複数の回転数で遠心分離した粉体を付着させることができる。
【0036】
このため、多数のトナーの付着力を測定する際に、多数の受け基板3を用いるのを不要にできるとともに測定セル1を何回も取り換える手間を省くことができ、遠心分離作業を短時間で行なうことができる。この結果、トナーの付着力の測定を低コストで、簡単かつ、短時間で行なうことができる。
また、設置部8の凹部10の内周面と、試料基板2、受け基板3およびスペーサ4の外径形状を、設置部8に測定セル1を収納したときに、試料基板2と受け基板3の相対的な向きを規制できるような形状にした。このため、試料基板2と受け基板3の相対的な向きを容易に規定することができ、各回転数で遠心分離する際の試料基板2または受け基板3の向きの変更作業を効率的に実施することができる。
【0037】
また、本実施形態では、粉体としてトナーを用いているが、微小な形状の粉体であれば如何なるものであっても良い。
なお、本実施形態では、試料基板2、受け基板3およびスペーサ4を別体に設けているが、これに限らず、図1に示すように8個の試料基板2を作製し、この試料基板2と図1に示したスペーサ4が受け基板3上に設置された形状を有する基板を用いて、本実施形態と同様にしてトナーの付着力分布を測定するようにして良い。
【0038】
このようにすれば、スペーサ4を設置する手間を省くことができる上に、受け基板3上をスペーサ4の穴部4a〜4dによって分割することができ、トナーの粒径を測定する領域の特定を容易にすることができる。
また、これに限らず、図1に示したスペーサ4が試料基板2上に設置された形状を有する基板を設け、各スペーサ4の穴部4a〜4dの1つ以外を遮蔽して試料基板2上に4種類のトナーを付着させ、この基板と図1に示した受け基板3を用いて、本実施形態と同様にしてトナーの付着力分布を測定するようにしても良い。
【0039】
このようにすれば、スペーサ4を設置する手間を省くことができる上に、試料基板2とスペーサ4が一体化されるため、トナーを付着させる、またはトナーが付着した試料を設置する領域を容易に特定することができる。
図3は本発明に係る粉体の付着力測定方法およびその測定装置の第2実施形態を示す図であり、請求項6記載の発明に対応している。なお、本実施形態では、図2と同様の遠心分離装置5によってトナーの遠心分離を行なうようにしている。
【0040】
図3において、21は測定セルであり、この測定セル21は、粉体として、例えば電子写真に使用されるトナーを付着させた試料面22aを有する試料基板22と、試料基板22から分離したトナーを付着させる付着面23aを有する受け基板23と、試料基板22の試料面22aと受け基板23の付着面23aの間に設けられたスペーサ24とから構成され、スペーサ24には4つの穴部24a〜24dが形成されている。
【0041】
この穴部24a〜24dは同一の大きさを有する円形をしており、各穴部24a〜24dはスペーサ24の回転中心軸に対する回転対称性を有する位置に設けられ、本実施形態では、各穴部24a〜24dは回転中心軸を中心にスペーサ24が90゜回転する毎に一致するようになっている。また、本実施形態では、試料基板22、受け基板23およびスペーサ24が円形状になっている。
【0042】
また、スペーサ24の両面には凸部25が形成されており(上面のみを図示)、試料面22aおよび付着面23aにはこの凹部25に係合する凸部26、27が形成されている。なお、スペーサ24の両面に凹部を形成し、試料面22aおよび付着面23aに凹部に係合する凸部を形成しても良い。
本実施形態では、8つの測定セル21を準備し、試料基板22にスペーサ24を設置し、1つの穴部24a以外を遮蔽した状態で、トナーを付着させ、第1実施形態と同様に最初の回転数で8つのトナーの遠心分離を行ない、次いで、試料基板22をスペーサ24から分離して90゜回転させて、再びスペーサ24上に重ねて測定セル21を構成し、保持部材8に取付けることにより、次の回転数で測定測定セル21を回転させる、すなわち、第1実施形態と同様の方法でトナーの付着力を測定する。
【0043】
このようにしても第1実施形態と同様の効果を得ることができる上に、スペーサ24の両面に凸部25を形成し、試料面22aおよび付着面23aにこの凹部25に係合する凸部26、27を形成したため、試料基板22、受け基板23およびスペーサ24が重ね合わされたときに、試料基板22、受け基板23およびスペーサ24が相対変位しないようにすることができる。
【0044】
このため、試料基板22と受け基板23の相対的な向きを容易に規定することができ、各回転数で遠心分離する際の受け基板23の交換作業を効率的に実施することができる。
図4は本発明に係る粉体の付着力測定方法およびその測定装置の第3実施形態を示す図であり、請求項7または8記載の発明に対応している。なお、本実施形態では、図2と同様の遠心分離装置5によってトナーの遠心分離を行なうようにしている。
【0045】
図4において、31は測定セルであり、この測定セル31は、粉体として、例えば電子写真に使用されるトナーを付着させた試料面32aを有する試料基板32と、試料基板32から分離したトナーを付着させる付着面33aを有する受け基板33と、試料基板32の試料面32aと受け基板33の付着面33aの間に設けられたスペーサ34とから構成され、スペーサ34は4つの穴部34a〜34dが形成されている。
【0046】
この穴部34a〜34dは同一の大きさを有する正方形をしており、各穴部34a〜34dスペーサ34の回転中心軸に対する回転対称性を有する位置に設けられ、本実施形態では、各穴部34a〜34dは回転中心軸を中心にスペーサ34が90゜回転する毎に一致するようになっている。
また、試料基板32および受け基板33の穴部34a〜34dに対応する領域には穴部34a〜34dの形状に対応する線状の境界部35a〜35dおよび36a〜36dが形成されている。なお、このような境界部35a〜35dおよび36a〜36dの代りに、境界部35a〜35dおよび36a〜36dの周辺部に対応する印を付けても良い。
【0047】
本実施形態では、感光層が形成されたアルミ蒸着フィルムを、複写機の感光体ドラムに巻き付けてテープで固定し、トナーを上記フィルム上に現像した。現像後のフィルムを取り出し、スペーサ34の各穴部34a〜34dの大きさに加工し、境界部35a〜35dの何れか1つに合わせて接着剤で貼り付け、第1実施形態と同様にしてトナーの付着力分布を測定した。
【0048】
このように試料基板32上に境界部35a〜35dを設けることにより、トナーを付着させたフィルムを貼り付ける場所の特定を容易にできる。また、受け基板33上に境界部36a〜36dを設けることにより、付着したトナーの粒径を測定する領域の特定を容易にできる。
また、本実施形態では、試料基板32にフィルムを取付けるようにしているが、これに限らず、受け基板33の表面に、金属膜を形成したフィルムを貼り付け、このフィルム上に境界部36a〜36dを形成しても良い。このようにすれば、以下のような効果を得ることができる。
【0049】
すなわち、トナーの粒径測定は、第1実施形態で説明したように光学顕微鏡で受け基板上のトナーを観察し、その画像をCCDカメラ等を通してコンピュータに取り込み、画像処理ソフトウェアを用いて行うのが効率的である。
しかし、画像処理ソフトウェアを用いる場合、トナーとそれ以外の塵や受け基板33の付着面33aの傷を分離して、トナー以外の画像を取り除く必要があり、受け基板33の付着面33aの傷が多いと画像処理が煩雑になる。
【0050】
受け基板33を作製する際には、必ず加工上の傷が生じ、研磨により傷の程度は低減できるが、顕微鏡で傷が観察されないようにするのは容易ではない。
ところが、受け基板33の付着面33aに、金属膜を形成したフィルムを貼り付けると、受け基板33の表面状態に関係なく傷や汚れの少ない表面を得ることができ、画像処理を容易に行なうことができる。また、金属膜を形成したフィルム上に境界部36a〜36dがあると、トナーの粒径を測定する領域の特定を容易にすることができる。
【0051】
また、このように境界部35a〜35d、36a〜36dや金属膜を形成したフィルムの貼付は第2実施形態で説明した測定セル21に適用しても同様の効果を得ることができることは言うまでもない。
【0052】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、1つの受け基板の異なる領域に複数の回転数で遠心分離した粉体を付着させることができるため、多数の粉体の付着力を測定する際に、多数の受け基板を用いるのを不要にできるとともに測定セルを何回も取り換える手間を省くことができ、遠心分離作業を短時間で行なうことができる。
請求項2記載の発明によれば、スペーサを設置する手間を省くことができる。また、試料基板とスペーサが一体化された基板を用いると、粉体を付着させる、または粉体が付着した試料を設置する領域を容易に特定することができる。
請求項3記載の発明によれば、スペーサを設置する手間を省くことができる。また、受け基板とスペーサが一体化された基板を用いると、粒径を測定する領域の特定を容易にすることができる。
請求項4記載の発明によれば、1つの受け基板の異なる領域に複数の回転数で遠心分離した粉体を付着させることができるため、多数の粉体の付着力を測定する際に、多数の受け基板を用いるのを不要にできるとともに測定セルを何回も取り換える手間を省くことができ、遠心分離作業を短時間で行なうことができる。
【0053】
この結果、粉体の付着力の測定を低コストで、簡単かつ、短時間で行なうことができる。
請求項5記載の発明によれば、保持部材内の測定セル設置部と測定セルの形状を規定することによって、試料基板と受け基板の相対的な向きを容易に規定することができ、各回転数で遠心分離する際の受け基板の交換作業を効率的に実施することができる。
【0054】
請求項6記載の発明によれば、測定セルの構成を規定することにより、試料基板と受け基板の相対的な向きを容易に設定することができ、各回転数で遠心分離する際の受け基板の交換作業を効率的に実施することができる。
請求項7記載の発明によれば、試料基板上に粉体を付着させる、または粉体が付着した試料を設置する領域、および受け基板上に付着した粉体の粒径を測定する領域を容易に特定でき、効率的な測定ができる。
【0055】
請求項8記載の発明によれば、受け基板の表面状態に関係なく傷や汚れの少ない表面を得ることができ、画像処理を容易に行なうことができる。また、金属膜を形成したフィルム上に境界部や印があると、粒径を測定する領域の特定を容易にすることができる。
請求項9記載の発明によれば、スペーサを設置する手間を省くことができる。また、試料基板とスペーサが一体化された基板を用いると、粉体を付着させる、または粉体が付着した試料を設置する領域を容易に特定することができる。
請求項10記載の発明によれば、スペーサを設置する手間を省くことができる。また、受け基板とスペーサが一体化された基板を用いると、粒径を測定する領域の特定を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る粉体の付着力測定方法およびその測定装置の第1実施形態を示す図であり、その測定セルの分解図である。
【図2】第1実施形態の遠心分離装置の要部断面部である。
【図3】本発明に係る粉体の付着力測定方法およびその測定装置の第2実施形態を示す図であり、その測定セルの分解図である。第1実施形態の操作表示パネルの構成図である。
【図4】本発明に係る粉体の付着力測定方法およびその測定装置の第3実施形態を示す図であり、その測定セルの分解図である。
【符号の説明】
1、21、31 測定セル
2、22、32 試料基板
2a、22a、32a 試料面
3、23、33 受け基板
3a、23a、33a 付着面
4、24、34 スペーサ
4a〜4d、24a〜24d、34a〜34d 穴部
5 遠心分離装置
6 ロータ
7 保持部材
7b セル保持部(測定セル設置部)
8 試料設置部(設置部)
9 回転中心軸
25 凸部
26、27 凹部
35a〜35d、36a〜36d 境界部
Claims (10)
- 粉体を付着させた試料面を有する試料基板と、前記試料基板から分離した粉体を付着させる付着面を有する受け基板と、前記試料基板の試料面と前記受け基板の付着面の間に設けられたスペーサとから構成される測定セルを準備し、
該測定セルを遠心分離装置のロータ内に設置した後、異なる回転数で前記ロータを回転させ、該ロータの回転による遠心力によって前記試料基板から粉体を分離して前記受け基板に付着させ、
次いで、各回転数で分離した前記受け基板上の粉体の粒径を測定し、該粉体の粒径および比重から粉体の重量を求め、次いで、前記粉体の重量およびロータの回転数から分離に必要な遠心力を計算して粉体の付着力を求める方法において、
前記スペーサとして、複数の穴部を有するスペーサを用いることにより測定セルを複数の領域に分割し、
前記試料基板上の1つの領域に粉体を付着させ、前記ロータの各回転数毎に前記受け基板上の粉体が付着する領域を変更することにより、1つの受け基板上に複数の回転数で分離した粉体を付着させて粉体の付着力を求めることを特徴とする粉体の付着力測定方法。 - 前記スペーサを有する前記試料基板と、前記受け基板と、からなる測定セルを準備することを特徴とする請求項1記載の粉体の付着力測定方法。
- 前記試料基板と、前記スペーサを有する前記受け基板と、からなる測定セルを準備することを特徴とする請求項1記載の粉体の付着力測定方法。
- 粉体を付着させた試料面を有する試料基板と、前記試料基板から分離した粉体を付着させる付着面を有する受け基板と、前記試料基板の試料面と前記受け基板の付着面の間に設けられたスペーサとから構成される測定セルと、
該測定セルを保持する保持部材と、
該保持部材が脱着可能な設置部が形成されるとともに測定セルを回転させて該測定セルに遠心力を作用させるロータを有する遠心分離装置と、
前記遠心分離装置によって前記試料基板から受け基板に分離された粉体の粒径を測定する測定装置と、から構成される粉体の付着力測定装置において、
前記スペーサに同形状の複数の穴部を形成し、該穴部が前記スペーサの回転中心軸に対して回転対称性を有する位置に設けられたことを特徴とする粉体の付着力測定装置。 - 前記保持部材に前記測定セルを収納する測定セル設置部を形成し、
該測定セル設置部は、前記ロータの回転中心軸と垂直な断面で穴形状であり、前記測定セル設置部の内周面と、試料基板、受け基板およびスペーサの外径形状を、該測定セル設置部に前記測定セルが収納されたときに、前記試料基板と受け基板の相対的な向きを前記スペーサの穴部の数だけ規定できるようにしたことを特徴とする請求項4記載の粉体の付着力測定装置。 - 前記試料基板および受け基板に凸部または凹部を形成するとともにスペーサに前記凸部または凹部が係合する凹部または凸部を形成し、
前記凸部または凹部の形状を、前記試料基板、受け基板およびスペーサを重ねたときに、前記試料基板と受け基板の相対的な向きを前記スペーサの穴部の数だけ規定できるようにしたことを特徴とする請求項4記載の粉体の付着力測定装置。 - 前記試料基板と受け基板の対向面に、前記スペーサの穴部に対応する領域の境界部、または該領域の周辺部に印をつけたことを特徴とする請求項4〜6何れかに記載の粉体の付着力測定装置。
- 前記受け基板の表面に、金属膜を形成したフィルムを貼り付け、該フィルムの表面に、前記スペーサの穴部に対応する領域の境界部、または該領域の周辺部に印をつけたことを特徴とする請求項4〜6何れかに記載の粉体の付着力測定装置。
- 前記スペーサを有する前記試料基板と、前記受け基板と、からなる測定セルを準備することを特徴とする請求項4記載の粉体の付着力測定装置。
- 前記試料基板と、前記スペーサを有する前記受け基板と、からなる測定セルを準備することを特徴とする請求項4記載の粉体の付着力測定装置。
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