JP3583734B2

JP3583734B2 - Aggregate for granite-like coating material, coating material for granite-like surface finish, and granite-like surface finish coating method

Info

Publication number: JP3583734B2
Application number: JP2001123094A
Authority: JP
Inventors: 重憲戸田; 淳史三宅
Original assignee: 山本窯業化工株式会社
Priority date: 2001-04-20
Filing date: 2001-04-20
Publication date: 2004-11-04
Anticipated expiration: 2021-04-20
Also published as: JP2002317542A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建築物や構造物など（以下、建築物等という）の表面仕上に使用する御影石調塗材用骨材及び御影石調表面仕上用塗材に関する。
【０００２】
【従来の技術】
建築物等の表面は、その用途や目的に合わせて砂壁状、スタッコ状、大理石調、御影石調等の種々の色合い、或いは模様に仕上げられる。
近年、マンションや商業ビル、あるいは戸建てなどの壁面においては、より重厚で質感の高い塗装が好まれる傾向にある。
【０００３】
このような要望に応えるべく、従来、塗材中に天然石粉や着色砂、陶磁器粉等を混入したものを用いたり、また、吹き付け、ローラー、又は鏝などを用いた塗装方法の改良といった手段により、塗装面に擬石調等の質感を醸し出すことが行われている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術においては、塗材に添加される骨材として、主に寒水石や硅砂、雲母、などの天然石粉や、又はこれらの表面を着色したものが使用されているが、これらの骨材はあくまでも擬似的に石調を現すべく人為的に配合されたものであるため、その質感や重厚感が十分とは言えないものであった。
【０００５】
また、より一層御影石の質感に近づけるためには、その天然石である花崗岩の砕石を骨材として用いることが考えられる。
しかしながら、花崗岩は、透明性のある石英と白濁した長石と黒色である雲母とが種々の割合で混在して構成された天然石であるため、該天然石の砕石をそのまま骨材として用いても、そのような塗装によって現される色調は常に一定ではないという問題があった。
【０００６】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、御影石調の重厚な質感を醸し出すことができ、また、原料となる花崗岩の組成によっても色調にばらつきを生じることのない御影石調塗材用骨材および御影石調表面仕上用塗材を提供することを課題とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その解決手段は、花崗岩の砕石からなる骨材本体の表面が、合成樹脂溶液中に顔料トナーが分散されてなる塗料で着色されており、前記骨材本体の表面積１０ｍ ² に対して、前記合成樹脂の固形分が５〜５０ｇであり、且つ前記顔料トナーが０．０５〜２ｇであることを特徴とする御影石調塗材用骨材にある。
【０００８】
骨材本体として花崗岩の砕石をそのまま骨材として用いることにより、花崗岩の成分として含まれる石英、長石、雲母の自然な質感をそのまま御影石の質感として表すことができ、また、該骨材本体の表面を着色することによってその色合いを調整することができるため、花崗岩の成分組成の変化による色調のばらつきを抑え、安定した色合いを得ることができる。
【０００９】
また、本発明の手段は、斯かる御影石調塗材用骨材と、乾燥又は硬化後に実質的に無色透明となる結合材とを含有してなる御影石調表面仕上用塗材にある。
【００１０】
結合材が実質的に無色透明であることにより、該表面仕上用塗材の塗布面に御影石と同様の深みを与えることができる。
【００１１】
さらに、本発明の手段は、上記御影石調塗材用骨材と、乾燥又は硬化後に実質的に無色透明となる結合材とを配合して御影石調表面仕上用塗材を調製し、建築物等の内外壁に塗布することを特徴とする御影石調表面仕上塗装方法にある。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について、より詳細に説明する。
【００１３】
本発明に斯かる御影石調塗材用骨材は、花崗岩を解砕して得られた砕石をそのまま骨材本体とし、さらに該骨材本体の表面を、合成樹脂溶液中に顔料トナーが分散されてなる塗料によって着色したものである。
【００１４】
着色の際には、骨材本体の表面積１０ｍ²に対して、合成樹脂の固形分が５〜５０ｇであり且つ顔料トナーが０．０５〜２ｇとなるような配合の塗料を用いて行うものとする。
顔料トナーの量を２ｇ超とすると花崗岩より得られる自然な質感が損なわれ、また、０．０５ｇ未満であれば、花崗岩の組成割合の変動によって生じる色調の変化を安定させることができず、好ましくない。
【００１５】
尚、ここでいう骨材本体の表面積とは、透過法、吸着法、比濁計法などの直接測定法により測定された比表面積から算出された値である。例えば、吸着法のうち、気相法の代表例としてＢＥＴ法を挙げることができ、具体的には、直読全自動表面測定装置（ユアサアイオニクス（株）製、モノソープ）を用い、ＢＥＴ式１点法（７７Ｋ、Ｎ_２吸着）によって容易に測定することができる。
【００１６】
また、花崗岩の砕石の平均粒径は０．５〜５ｍｍが好ましい。
平均粒径が０．５ｍｍより小さくなると、塗装面において花崗岩の上記三成分が識別され難いものとなり、御影石調の質感を現すことができない。また、平均粒径が５ｍｍより大きくなると、該骨材が収まるように塗布膜を厚くする必要があり、あるいは吹き付け用の機器において閉塞等の問題を生じる虞がある。
【００１７】
また、塗料を構成する顔料トナーは、耐候性に優れ、変色、退色の少ない無機系顔料トナーであることが好ましい。該無機系顔料トナーとしては、例えば鉄黒、オーカ、カーボンブラック、ベンガラ、チタン白等が挙げられる。
【００１８】
また、合成樹脂は、前記骨材本体への付着強度が高く、被膜が強靭であり、耐候性に優れたものであることが好ましい。斯かる合成樹脂としては、例えばエポキシ系樹脂、アクリル系共重合樹脂、ウレタン系樹脂を挙げることができ、また、これらの樹脂をシリコン変性させたものについても使用することができる。
また、これらの樹脂は溶媒が飛散した後に被膜化する１液タイプのものと、使用時に硬化剤と混合することによって反応して硬化する２液タイプのものを使用することができる。２液タイプのものとしては、アクリルポリオールに硬化剤としてポリイソシアネートを配合するものや、エポキシ樹脂にポリアミンやポリアミドを配合するものなどが挙げられる。
斯かる合成樹脂を使用することによって、機械によるせん断力や骨材同士の衝突による磨耗に対して強度が増すため、高速攪拌機を使用して塗材を混練することが可能となり、作業性が良好となる。
【００１９】
塗料の混合比率は、顔料トナー１重量部に対して合成樹脂溶液の固形分が２．５〜１０００重量部であり、好ましくは２５〜１５０重量部である。
このような比率の塗料を用いることにより、花崗岩の砕石からなる骨材本体の表面を好適に着色することができる。
【００２０】
また、本発明に係る御影石調表面仕上用塗材は、上述したような御影石調塗材用骨材に、乾燥又は硬化後に実質的に無色透明となるような結合材を混合してなるものである。
【００２１】
斯かる結合材としては、合成樹脂エマルションが好ましい。
合成樹脂エマルションは、例えばアクリル系合成樹脂エマルション、エチレン−酢酸ビニル系樹脂エマルション、ウレタン系樹脂エマルション、塩化ビニル系樹脂エマルション等を使用することができるが、特にイソシアネート基と反応性である水酸基を含む合成樹脂エマルションに水溶性ポリイソシアネートを配合してなるものや、エポキシ基を含む合成樹脂エマルションにポリアミンやポリアミドを配合してなる２液タイプのものは、強靭で且つ速乾性のある塗膜を形成することが可能となるため、耐摩耗性の必要とされる土間や、通路等の床面の塗装にも好適に使用することができるという点で好ましい。
【００２２】
結合材と骨材との配合割合は、特に限定されるものではないが、御影石の質感により近づけるためには、前記御影石調塗材用骨材１００重量部に対して結合材の樹脂の固形分が２〜２０重量部となるように配合することが好ましい。
【００２３】
また、前記御影石調表面仕上用塗材には、上述した花崗岩砕石からなる骨材本体表面を着色してなる御影石調塗材用骨材以外にも、従来の他の骨材を混合することも可能である。
但し、御影石の質感を損なわないことを考慮すると、前記御影石調塗材用骨材１００重量部に対して、４００重量部以下とすることが好ましい。
【００２４】
本発明に係る御影石調表面仕上用塗材は、通常の塗装方法と同様にして、例えば金鏝仕上、吹付仕上、ローラー仕上などで、塗装対象面上に塗布することができる。
また塗装表面を、砂壁状、凹凸状、ゆず肌状、平滑状などの多様に変化させることによって、建築石材の表面仕上であるところの本磨き仕上、バーナー仕上、びしゃん仕上、コブ出し仕上、のみ切り仕上等に酷似した質感の塗装に仕上げることができる。
【００２５】
本発明は、コンクリート、木材、タイル、石材などの何れにも塗布することができ、建築物等以外にも、例えば、通路や溝蓋、土間などの床面に対して塗布することが可能である。
【００２６】
【実施例】
（実施例１）
まず、下記表１の材料を混合して塗料を調製した。
【表１】

次いで、このようにして調製した塗料を、花崗岩砕石（常陸稲田砕石販売合資会社製、平均粒系３ｍｍ）約１０００ｋｇ（表面積約１００００ｍ^２）に添加し、モルタルミキサーで攪拌混合した後、乾燥することにより御影石調塗材用骨材を作製した。
【００２７】
（比較例１）
下記表２の材料を混合して塗料を調製する以外は、実施例１と同様にして御影石調塗材用骨材を作製した。
【表２】

【００２８】
（比較例２）
下記表３の材料を混合して塗料を調製する以外は、実施例１と同様にして御影石調塗材用骨材を作製した。
【表３】

【００２９】
以上のようにして作製した実施例１および比較例１、２それぞれの御影石調塗材用骨材１０００重量部に対し、アクリル樹脂エマルション（旭化成（株）製、ホ゜リトロン E-316）３００重量部、成膜助剤（テキサノール）２４重量部、増粘剤（松本油脂製薬株式会社製、マーホ゜ロース゛60MP-4000）１．０重量部、消泡剤（ヒ゛ックケミーシ゛ャハ゜ン株式会社製、BYK-022）０．１重量部、水５０重量部、炭酸カルシウム（（株）同和カルファイン製、KS-800）１５０重量部を混合攪拌して塗材を作製した。
【００３０】
上記実施例１および比較例１、２の骨材を使用して得られたそれぞれの塗材を、口径６ｍｍのリシンガンによって吹き圧５ｋｇ／ｃｍ²でモルタル板上に吹き付け、塗布厚４ｍｍの塗膜を形成した。これらの塗膜について色調と色調の安定性を評価した。
【００３１】
実施例１の御影石調塗材用骨材を用いた場合には、花崗岩中に含まれる石英、長石のそれぞれの質感が残された状態で着色されており、また、骨材による色ムラもなく色調の安定した良好な塗装が得られた。
比較例１の御影石調塗材用骨材を用いた場合には、安定した色調が得られる点で優れているものの、実施例１の骨材との比較においては、石英の色調と長石の色調とが比較的似通ったものとなる傾向があった。
さらに、比較例２の御影石調塗材用骨材を用いた場合には、石英や長石による自然な質感が得られる点で優れているものの、実施例１の骨材との比較においては、やや色むらの生じやすい傾向があった。
【００３２】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る御影石調塗材用骨材および御影石調表面仕上用塗材によれば、御影石調の重厚な質感を醸し出すことができるとともに、原料となる花崗岩の組成によっても色調にばらつきを抑え、安定した御影石調の塗装を得ることができる。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a granite-like coating material and a granite-like surface finishing coating material used for surface finishing of buildings and structures (hereinafter, referred to as buildings and the like).
[0002]
[Prior art]
The surface of a building or the like is finished in various colors or patterns such as a sand wall, a stucco, a marble tone, a granite tone or the like according to the use or purpose.
2. Description of the Related Art In recent years, there has been a tendency for heavier and higher-quality paint to be applied to wall surfaces of condominiums, commercial buildings, and detached houses.
[0003]
To respond to such demands, conventionally, natural stone powder, colored sand, ceramic powder, etc. are mixed into the coating material, or by spraying, roller, or improving the coating method using iron, etc. It has been practiced to give the painted surface a texture such as pseudo stone tone.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the prior art, as the aggregate added to the coating material, natural stone powder such as fluorite, silica sand, mica, or the like, or those whose surfaces are colored are mainly used. Since the wood was artificially blended to give a pseudo stone tone, its texture and profound feeling were not sufficient.
[0005]
In order to further bring the texture closer to that of granite, it is conceivable to use granite crushed stone as an aggregate.
However, granite is a natural stone composed of a mixture of transparent quartz, opaque feldspar, and black mica in various proportions. There is a problem that the color tone expressed by such a coating is not always constant.
[0006]
The present invention has been made in view of the above points, and can produce a granite-like solid texture, and has a granite-like coating material that does not vary in color tone depending on the composition of granite as a raw material. An object of the present invention is to provide an aggregate for granulation and a coating material for granite-like surface finishing.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has been made to solve the above-mentioned problems, and a means for solving the problem is that the surface of an aggregate body made of crushed granite is colored with a paint in which a pigment toner is dispersed in a synthetic resin solution. Wherein the solid content of the synthetic resin is 5 to 50 g and the pigment toner is 0.05 to ² g with respect to a surface area of 10 m ^{2 of the} aggregate body . In the aggregate.
[0008]
By using granite crushed stone as the aggregate as the aggregate body as it is, the natural texture of quartz, feldspar, mica contained as a component of the granite can be expressed as a granite texture as it is, and the surface of the aggregate body Since the color can be adjusted by coloring, the variation in the color tone due to the change in the component composition of the granite can be suppressed, and a stable color can be obtained.
[0009]
Further, a means of the present invention is a granite-like surface finishing coating material comprising such a granite-like coating material aggregate and a binder which becomes substantially colorless and transparent after drying or curing.
[0010]
When the binder is substantially colorless and transparent, it is possible to give the coating surface of the surface finishing coating material the same depth as granite.
[0011]
Further, the means of the present invention is to prepare a granite-like surface finish coating material by blending the granite-like coating material aggregate and a binder that becomes substantially colorless and transparent after drying or curing, to prepare a building or the like. A granite-like surface finish coating method characterized in that the method is applied to inner and outer walls.
[0012]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in more detail.
[0013]
The aggregate for granite-like coating material according to the present invention is a crushed stone obtained by crushing granite as an aggregate body as it is, and further, the surface of the aggregate body is dispersed with a pigment toner in a synthetic resin solution. It is colored with a paint.
[0014]
During coloring, as carried out using of the surface area 10 m ² of the aggregate body, and pigment toner solids is 5~50g of synthetic resin a formulation of the paint such that 0.05~2g I do .
When the amount of pigment toner and 2g than intact natural texture obtained from granite, also if it is less than 0.05 g, it is impossible to stabilize the change in color tone caused by the change of the composition ratio of granite, preferably Absent.
[0015]
Here, the surface area of the aggregate body is a value calculated from a specific surface area measured by a direct measurement method such as a permeation method, an adsorption method, and a nephelometer method. For example, among the adsorption methods, a BET method can be mentioned as a typical example of the gas phase method. Specifically, a direct reading fully automatic surface measuring device (manufactured by Yuasa Ionics Co., Ltd., Monosoap) is used, and a BET method is used. it can be readily determined by one-point method (77K, _{N 2} adsorption).
[0016]
The average particle size of the crushed granite is preferably 0.5 to 5 mm.
When the average particle size is smaller than 0.5 mm, the three components of the granite are difficult to be distinguished on the painted surface, and a granite-like texture cannot be exhibited. If the average particle size is larger than 5 mm, it is necessary to increase the thickness of the coating film so that the aggregate can be accommodated, or a problem such as blockage may occur in a spraying device.
[0017]
Further, the pigment toner constituting the coating material is preferably an inorganic pigment toner having excellent weather resistance and little discoloration and fading. Examples of the inorganic pigment toner include iron black, oak, carbon black, red iron, titanium white, and the like.
[0018]
Further, it is preferable that the synthetic resin has a high adhesion strength to the aggregate main body, a tough film, and excellent weather resistance. Examples of such a synthetic resin include an epoxy resin, an acrylic copolymer resin, and a urethane resin, and those obtained by modifying these resins with silicon can also be used.
These resins can be used as a one-pack type resin which forms a film after the solvent is scattered, and a two-pack type resin which reacts and cures by mixing with a curing agent at the time of use. Examples of the two-pack type include those in which a polyisocyanate is blended as a curing agent with an acrylic polyol, and those in which a polyamine or polyamide is blended with an epoxy resin.
The use of such a synthetic resin increases the strength against mechanical shearing force and abrasion due to collision between aggregates, so that it is possible to knead the coating material using a high-speed stirrer, thereby improving workability. It becomes.
[0019]
The mixing ratio of the paint is such that the solid content of the synthetic resin solution is 2.5 to 1000 parts by weight, preferably 25 to 150 parts by weight, based on 1 part by weight of the pigment toner.
By using a paint having such a ratio, the surface of the aggregate body made of crushed granite can be appropriately colored.
[0020]
Further, the granite-like surface finish coating material according to the present invention is obtained by mixing the above-mentioned granite-like coating material aggregate with a binder that is substantially colorless and transparent after drying or curing. is there.
[0021]
As such a binder, a synthetic resin emulsion is preferable.
As the synthetic resin emulsion, for example, an acrylic synthetic resin emulsion, an ethylene-vinyl acetate resin emulsion, a urethane resin emulsion, a vinyl chloride resin emulsion, or the like can be used, and particularly contains a hydroxyl group reactive with an isocyanate group. A two-pack type composition obtained by blending a water-soluble polyisocyanate with a synthetic resin emulsion or a polyamine or polyamide with a synthetic resin emulsion containing an epoxy group forms a tough and quick-drying coating film. Therefore, it is preferable in that it can be suitably used for painting a floor surface such as a soil or a passage where wear resistance is required.
[0022]
The mixing ratio of the binder and the aggregate is not particularly limited. However, in order to make the texture closer to the granite, the solid content of the resin of the binder with respect to 100 parts by weight of the granite-like coating aggregate is considered. Is preferably 2 to 20 parts by weight.
[0023]
The granite-like surface finishing coating material may be mixed with other conventional aggregates in addition to the granite-like coating material obtained by coloring the surface of the aggregate main body made of the crushed granite described above. It is possible.
However, considering that the texture of the granite is not impaired, the content is preferably 400 parts by weight or less based on 100 parts by weight of the aggregate for the granite-like coating material.
[0024]
The granite-like surface finish coating material according to the present invention can be applied to the surface to be coated by, for example, a gold iron finish, a spray finish, a roller finish, or the like, in the same manner as a normal coating method.
In addition, by changing the painted surface in various ways such as sand wall, irregularity, yuzu skin, smoothness, etc., only the finishing finish, burner finish, bush finish, and bump finish which is the surface finish of building stone material It is possible to finish the paint with a texture very similar to the cut finish.
[0025]
INDUSTRIAL APPLICABILITY The present invention can be applied to any of concrete, wood, tile, stone, and the like, and can be applied to floor surfaces such as passages, gutters, and dirt besides buildings. is there.
[0026]
【Example】
(Example 1)
First, a coating material was prepared by mixing the materials shown in Table 1 below.
[Table 1]

Next, the paint thus prepared is added to about 1000 kg (surface area: about 10,000 m ² ) of granite crushed stone (manufactured by Hitachi Inada Crushed Stone Co., Ltd., average grain size: 3 mm), and stirred and mixed with a mortar mixer, followed by drying. Produced an aggregate for granite-like coating material.
[0027]
( Comparative Example 1 )
An aggregate for a granite-like coating material was produced in the same manner as in Example 1, except that a coating material was prepared by mixing the materials shown in Table 2 below.
[Table 2]

[0028]
( Comparative Example 2 )
An aggregate for a granite-like coating material was produced in the same manner as in Example 1, except that a coating material was prepared by mixing the materials shown in Table 3 below.
[Table 3]

[0029]
300 parts by weight of an acrylic resin emulsion (a product of Asahi Kasei Corporation, Polytron E-316) was added to 1000 parts by weight of the aggregate for the granite-like coating material of each of Example 1 and Comparative Examples 1 and 2 prepared as described above. 24 parts by weight of a film forming aid (Texanol), 1.0 part by weight of a thickener (Matsurosu 60MP-4000, manufactured by Matsumoto Yushi Seiyaku Co., Ltd.), and a defoaming agent (BYK-022, manufactured by Hick Chemie Shahpan Co., Ltd.) One part by weight, 50 parts by weight of water, and 150 parts by weight of calcium carbonate (KS-800, manufactured by Dowa Calfine Co., Ltd.) were mixed and stirred to prepare a coating material.
[0030]
Each coating material obtained using the aggregates of Example 1 and Comparative Examples 1 and 2 was sprayed on a mortar plate at a blowing pressure of 5 kg / cm ² with a ricin gun having a diameter of 6 mm to form a coating film having a coating thickness of 4 mm. Was formed. These coating films were evaluated for color tone and color tone stability .
[0031]
When the granite-like coating material aggregate of Example 1 was used, it was colored in a state where the textures of the quartz and feldspar contained in the granite were left, and there was no color unevenness due to the aggregate. A good coating with stable color tone was obtained.
When the aggregate for granite-like coating material of Comparative Example 1 was used, a stable color tone was obtained. However, in comparison with the aggregate of Example 1, the color tone of quartz and the color tone of feldspar were excellent. And tended to be relatively similar.
Furthermore, when the aggregate for granite-like coating material of Comparative Example 2 was used, although it was excellent in that a natural texture by quartz and feldspar was obtained, it was slightly compared with the aggregate of Example 1. Color unevenness tended to occur.
[0032]
【The invention's effect】
As described above, according to the granite aggregate coating material and the granite surface finishing coating material according to the present invention, it is possible to produce a granite-like solid texture, and also the color tone depending on the composition of the raw material granite. And a stable granite-like coating can be obtained.

Claims

The surface of the aggregate body made of crushed granite is colored with a paint in which a pigment toner is dispersed in a synthetic resin solution, and the solid content of the synthetic resin is reduced with respect to the surface area of 10 m ^{2 of the} aggregate body. An aggregate for a granite-like coating material , wherein the amount is 5 to 50 g and the amount of the pigment toner is 0.05 to 2 g .

The average particle size of crushed stone of the granite, granite tone coating material for aggregate as claimed in claim 1, wherein it is 0.5 to 5 mm.

The pigment toner, granite tone coating material for aggregate as claimed in claim 1 or 2, characterized in that the inorganic pigment toner.

The aggregate for granite-like coating materials according to any one of claims 1 to 3 , wherein the synthetic resin is any one of an epoxy resin, an acrylic copolymer resin, and a urethane resin.

A granite-like surface finishing coating material comprising the granite-like coating material aggregate according to any one of claims 1 to 4 , and a binder that becomes substantially colorless and transparent after drying or curing.

A granite-like surface finish coating material is prepared by blending the granite-like coating material according to any one of claims 1 to 4 and a binder that becomes substantially colorless and transparent after drying or curing, A granite-like surface finish coating method characterized by being applied to inner and outer walls of objects and the like.