JP3582590B2 - 磨耗インジケータ付自転車用リム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、磨耗インジケータ付自転車用リムに関する。より詳しくは、本発明は、該リムのブレーキ部の磨耗の程度を示す磨耗インジケータを備えた自転車用リムに関する。
【0002】
【従来の技術】
自転車は、輸送手段としてだけではなく、レクレーションの形態としても人気を集めてきている。さらに、自転車は、アマチュア及びプロの双方のスポーツ競技としても非常に人気がある。自転車をレクレーション、運搬または競技の何れの用途に使用するかに関わらず、自転車の業界は常に自転車の各種部品の改良を行っている。過去数年に亘って大きく再設計され続けている自転車の一構成部品として、自転車ホイールが存在する。自転車ホイールは、製造性及び組立性の向上に加えて、軽量化及び構造上の空力性能向上の為に、継続して再設計され続けている。
【0003】
現在、多くの異なるタイプの自転車ホイールが市販されている。最も一般的な自転車ホイールは、ハブと、複数のスポークと、環状リムとを備えている。前記ハブは、自転車のフレームの一部に相対回転自在に取り付けられる。前記スポークの内端部はハブに連結されており、該スポークは前記ハブから径方向外側へ延びている。前記環状リムは、スポークの外端部に連結されると共に、空気タイヤを支持する外側部を有している。一般的に、自転車ホイールのスポークは、薄い金属ワイヤスポークである。ハブの端部には、スポークを該ハブに連結する為に用いられるフランジが備えられる。さらに詳しくは、ハブフランジには孔が備えられる。ワイヤスポークは、通常、内端部で曲げられており、該ワイヤスポークにはネイルヘッド形状に形成されたフランジが備えられる。該ワイヤスポークの内端部は、一のハブフランジにおける一の孔に支持される。ワイヤスポークの外端部には、一般的に、該ワイヤスポークの外端部をリムに固定するスポークニップルと係合する為のネジが備えられる。より詳しくは、スポークニップルは、リムの内表面と係合するフランジを有している。前記構成に代えて、スポークは、ネイルヘッドを有する外端部と、ワイヤスポークの内端部をハブに固定するスポークニップルと係合する為のネジを有する内方端部とを備えるように、逆向きに構成することも可能である。
【0004】
斯かる構成のスポークを用いて、ニップルはリム又はハブの何れか一方に形成されたニップル孔内に挿入される。スポークは、該スポークのフランジがハブフランジ又はリムの何れか一方に形成された孔を囲繞する領域と係合する状態で、前記孔内に挿入される。スポークの端部に形成された雄ネジは、ハブフランジ又はリムの開口内に挿入されたスポークニップルの雌ネジ内に螺入される。ところで、自転車業界においては、可能な限りスポークの数を減らすことが望まれている。一般的なスポークにおける一つの問題は、リムに掛かる集中応力である。スポークの数を減らすと、リムに掛かる応力はますます大きくなる。さらに、長期間に亘って使用されると、リムのブレーキ面は、ブレーキパッドとの連続した当接によって、磨耗され得る。斯かるブレーキ面の磨耗は、リムの強度を弱め、場合によっては、リムの破損を招く恐れもある。該リムの弱化は、ライダーが負傷する危険性を高める。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記観点から、従来技術における前記問題点を解決し得る磨耗インジケータ付自転車用リムに対する要望が存在する。本発明は、該要求、及び、本開示から当業者にとって明らかである他の要望に鑑みなされたものである。
【0006】
本発明の一の目的は、自転車リムの少なくとも一方の側面の磨耗を示す磨耗インジケータを備えた自転車用リムを提供することである。
本発明の他の目的は、リムの過磨耗又は破損を未然に防止する為の磨耗インジケータを備えた自転車用リムを提供することである。
本発明のさらに他の目的は、ライダーが負傷することを未然に防止する為の磨耗インジケータを備えた自転車用リムを提供することである。
さらに本発明の他の目的は、比較的簡単な構造で且つ製造容易な磨耗インジケータ付自転車用リムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記目的を達成する為に、外側環状部と、環状スポーク取付部と、互いに反対方向を向く一対の環状ブレーキ面とを備えた自転車用リムを提供する。前記外側環状部はタイヤを受け止めるように構成されており、前記環状スポーク取付部は該外側環状部に連結されている。該環状スポーク取付部は複数のスポークが連結されるように構成されている。前記一対の環状ブレーキ面の少なくとも一つには、磨耗インジケータとしてのリセスが備えられ、かつ、該リセス内には多重色彩層から形成される部材が配設される。
【0008】
本発明におけるこれらの及び他の目的、特徴、態様及び効果は、添付図面を用いて、本発明の好ましい実施の形態を説明する下記実施の形態から当業者にとって明らかになるであろう。
【0009】
【発明の実施の形態】
まず、図1〜図3を参照すると、本発明に従った自転車用ホイール12が図示されている。該ホイール12は、フロントホイール又はリアホイールの何れにも用いることができ、図3に示すように、自転車のフレーム14における一対のフォーク16間に装着される。従って、自転車用ホイール12の構成に関する説明は、フロントホイール又はリアホイールの何れに対しても適用され得ることは、本開示から当業者にとって明らかである。
【0010】
自転車ホイール12は、中央ハブ又は中央装着部20と、複数の外方延在スポーク22と、通常の方法に従って空気タイヤが連結される環状リム24とを備えている。該環状リム24は、一対の磨耗インジケータ(リセス51)を有している。本実施の形態においては、自転車ホイール12は、中央ハブ20と環状リム24との間において径方向に延びる16本のスポーク22を有している。もちろん、所望の場合及び/又は必要な場合には、自転車ホイール12が図示の形態よりも少ない又は多いスポークを有し得ることは、本開示から当業者にとって明らかである。
【0011】
ハブ20は、スポーク22を装着する為の一対のエンドフランジ32を備えた環状本体部30を有している。各エンドフランジ32は、一対のスポーク22を該エンドフランジに連結する為の孔34を備えたスポーク取付点を4つ有している。環状本体部30は、ハブアッセンブリ28を受け入れるように構成された軸孔を有している。
【0012】
エンドフランジ32のスポーク取付点の数及び形状は、スポークの数及び形状に依存する。従って、他のタイプ及び/又は他の形状のハブが本発明と共に使用され得ることは、本開示に接した当業者にとって明らかであろう。
【0013】
スポーク22の各々は、外端部40と、中央部42と、内端部44とを備えている。外端部又はスポークヘッド40は、後述するように、補強部材又はワッシャ48を介して、リム24に連結されている。補強部材又はワッシャ48は、スポーク22によってリム24に掛かる応力を分散させるように構成されている。
【0014】
図4〜図11に示すように、リム24は側面視略円形(図1参照)をなしており、該リム24は、外側環状部50及び環状スポーク取付部52を有している。リム24は、一対のブレーキパッド57と係合する,互いに反対方向を向く一対の環状外周ブレーキ面55を有している。ブレーキパッド57は、ブレーキ作動装置18によって前記ブレーキ面55に対して押圧される。前記リム24は、該リムの磨耗を示す為の一対のリセス51を有している。具体的には、リセス51は、前記リム24の両側面に配設されている。より詳しくは、リセス51は、リム24における互いに反対を向く一対のブレーキ面55に形成されている。
【0015】
ブレーキ面55は、リム24における平坦な環状外周面である。該ブレーキ面55は互いに反対方向を向いており、好ましくは、略平行とされる。ブレーキ面55は、それぞれ、ブレーキパッド57の径方向幅より大きな径方向幅Bを有している。好ましくは、各ブレーキ面55は、約10.5mmの径方向幅を有するものとされる。前記一対のブレーキパッド57は、前記リム24に対して制動力を付加すべく、ブレーキ動作中、ブレーキ面55に対して押圧される。好ましくは、ブレーキパッド57は、ブレーキ面55における径方向中央部で該ブレーキ面55と当接する。さらに、各ブレーキパッド57は、好ましくは、対向する他方のブレーキパッド57と径方向略同位置において、対応するブレーキ面55と当接する。長期間に亘る使用後、ブレーキ面55は、ブレーキパッド57によって繰り返し付加される摩擦力の為に、磨耗し得る。前記リセス51は、ブレーキ面55の何れかが使用できない程度にまで到達したことを示す為に備えられている。
【0016】
自転車ホイール12を停止させる為に使用されるブレーキパッド57及びブレーキパッド作動装置18は、当業界において周知である。従って、ブレーキパッド57及びブレーキパッド作動装置18については、ここでは詳細には説明又は図示しない。図示の形態においては、ブレーキパッド57及びブレーキ作動装置18は、“ロード”型の部材とされており、フレーム14のフォーク16に連結されている。もちろん、本発明が他の適当なブレーキ装置を用いた自転車にも使用され得ることは、本開示から当業者にとって明らかであろう。例えば、本発明は、“マウンテン”又は“オフロード”タイプの自転車用に設計されたリムにも適用され得る。
【0017】
各リセス51は、図6に良く示されるように、円筒状側壁部51a及び平坦な端壁部51bを有している。好ましくは、円筒状側壁部51aは、断面円形をなしており、且つ、対応するブレーキ面55と略直交している。端壁部51bは、ブレーキ面55から車軸方向にオフセットされており、且つ、好ましくは、ブレーキ面55に対して略平行とされている。各リセスは、好ましくは、アクセス開口56及びスポーク開口58から周方向に離間されている。斯かる構成によって、リセスを設けることによりリム24の実質的な強度が弱められることを防止している。各リセス51は、それぞれのブレーキ面55の径方向中央に形成されている。即ち、リセス51は、ブレーキパッド57との当接領域に対応した,ブレーキ面55の径方向位置に形成される。
【0018】
各リセス51は、径方向幅W及び深さDを有している。径方向幅Wは、ブレーキパッド57の径方向幅より狭い。従って、各リセス51の径方向幅Wは、対応するブレーキ面55の径方向幅よりも狭くなっている。リセス51は断面円形とされているから、径方向幅Wは該リセス51の直径に対応している。ブレーキパッド57は、一般的には、約7.0mmの径方向幅を有するものとされる。各リセス51の径方向幅Wは、約1.0〜5.0mmである。より詳しくは、各リセス51は、好ましくは、約3.0mmの径方向幅Wを有するものとされる。さらには、各リセス51の径方向幅Wは、好ましくは、対応するブレーキ面55の径方向幅Bの約1/3とされる。従って、ブレーキパッド57がブレーキ面55に対して径方向中央に位置合わせされていない場合であっても、ブレーキパッド57はリセス51の少なくとも一部と当接し、これにより、ブレーキ面55の磨耗状態が表示されるようになっている。
【0019】
各リセス51の深さDは、対応する各ブレーキ面55の所定磨耗量に対応している。例えば、各リセス51の深さDは、約0.10〜0.3mmとされる。より詳しくは、各リセス51の深さDは、好ましくは、約0.20mmとされる。ブレーキ面55の所定磨耗量は、リム24にとって許容し得ない磨耗量に対応する。リム24における許容し得ない磨耗量は、リム24の破損を引き起こしたり、又はライダーに対する怪我を引き起こす。例えば、図示の形態において、一方のブレーキ面55が0.20mm又はそれより多く磨耗すると、リム24の強度は、もはや使用に耐え得ることはできない。
【0020】
前述したように、リセス51は、反対方向を向くブレーキ面55に形成されている。従って、各ブレーキ面55の磨耗が表示され得る。リセス51の一方が消失した場合、斯かるリムは許容量を越えて磨耗していることになる。例えば、ある種のブレーキ装置を用いることによって、一方のブレーキパッド57は、他方のブレーキパッド57よりも大きな力で対応するブレーキ面55に押しつけられる。即ち、リム24のブレーキ面55は、必ずしも同時に磨耗するとは限らない。さらに、場合によっては、リム24が使用中に若干屈曲したり又は変形する場合があり、斯かる場合には、一方のブレーキ面55が他方のブレーキ面55よりも早く磨耗する。反対方向を向く一対のブレーキ面55に一対の磨耗インジケータリセス51を備えることによって、双方のブレーキ面55の磨耗を表示することができる。
【0021】
図6及び図7には、一方のブレーキ面55の2つ磨耗状態が図示されている。ブレーキ面55が磨耗する前には、リセス51は、図6に良く示され且つ前述したように、深さDを有している。ブレーキ面55が磨耗するに従って、リセス51の深さは減少する。最終的に、所定磨耗量が磨耗すると、リセス51は、図7に示すように、消失する。即ち、リセス51が消失することによって、ブレーキ面55の許容し得ない磨耗が表示される。許容し得ない量だけ磨耗すると、リム24を交換する必要がある。
【0022】
磨耗インジケータとして用いられるリセス51は、ブレーキ面55の磨耗の視覚的且つ機械的表示を提供するという効果を奏する。より詳しくは、リム24がそれ程磨耗していない場合には、リセス51は人の目で容易に視認され、又は、側壁部51aは人の手(触感)で容易に確認され得る。ブレーキ面55が十分に磨耗すると、リセス51を視認することがより困難となる。しかしながら、依然として、リセス51の側壁部51aは、人の手で確認され得る。
【0023】
図11に示すように、リセス51内には、任意的に、他の部材59が配設され得る。該他の部材59は、プラスティック又は軟質金属等のブレーキ面55と共に磨耗し得る種々の適切な材質とし得る。好ましくは、該他の部材59は、ブレーキ面55とは異なる外観を有するものとされる。より好ましくは、該他の部材59は、ブレーキ面55の色彩と対比され得る色彩を有する不透明材料とされる。リセス51内に他の部材59を配設することによって、ライダー又はメカニックに対してより視認し易い磨耗インジケータが提供される。もちろん、前記他の部材59が、必要に応じ及び/又は所望により、異なる色彩の種々の材料によって形成され得ることは、本開示から当業者にとって明らかであろう。例えば、他の部材59は、3種類の多重色彩層から形成されることができ、この場合、各層が、リム24の異なる所定磨耗量に対応した厚さを有するように構成できる。
【0024】
リセス51は、リム24のブレーキ面55の周方向所定位置に配設され得る。好ましくは、リセス51は、リム24の継ぎ目又は溶接点53から所定角度(例えば約6度)だけ周方向に離間された位置に配設される。斯かる構成によって、ライダー又はメカニックは、リム24の磨耗をチェックすべくリセス51を確認する際に、何処を視て又は何処を触れば良いかを知ることができる。さらに、リセス51が継ぎ目又は溶接点53の近傍に位置しているから、リム24の強度がリセス51の存在によって実質的に弱められることはない。
【0025】
リセス51は、好ましくは、機械加工によってブレーキ面55に形成され得る。もちろん、リセス51が所定公差を有する他の適切な製造技術を用いて形成され得ることは、本開示から当業者にとって明らかであろう。例えば、リセス51は、穿孔又は型成形によってリムのブレーキ面55に形成され得る。
【0026】
又、前記リセス51が必要に応じ及び/又は所望により異なる大きさ,形状及び/又は形態をとり得ることは、本開示から当業者にとって明らかであろう。例えば、リセス51の深さは、高強度及び低強度のホイールが使用された場合、それぞれ、増加及び減少される。さらに、磨耗インジケータ又はリセス51が、必要に応じ及び/又は所望により種々の適切なリムに適用され得ることは、本開示から当業者にとって明らかであろう。何れにせよ、リセス51が他の形状のホイールに形成される場合、該リセス51は、ホイールにおけるリムのブレーキ面の許容できない磨耗量を示し得る大きさ又は形状とされる。
【0027】
実施の形態2.
図12には、本発明の他の形態に係るリセス51’付リム24’の一部が図示されている。該リセス24’は、リセス51’(一つのみ図示)が変更されている点を除き、前記実施の形態1におけるリム24と実質的に同一である。より詳しくは、側壁部51aと端壁部51bとの交差部が、前記実施の形態1におけるように尖っているのではなく、湾曲形状とされている。前記実施の形態1との共通性に鑑み、リム24’については詳細には説明又は図示しない。前記リセス51’は、リム24’のブレーキ面55’に対して“パンチング加工”を施すことによって形成され得る。斯かる“パンチング加工”技術を用いることによって、リセス51’の湾曲角部が得られる。もちろん、交差部が湾曲されてなるリセス51’が、他の適切な製造技術を用いて形成され得ることは、当業者にとって明らかであろう。例えば、湾曲角部を有するリセス51’は、機械加工によって形成され得る。
【0028】
ここで、自転車用ホイール12及びその部品の構造について詳細に説明する。まず、スポーク22の説明を行う。スポーク22の直線中央部42は外端部40の径方向内方に位置しており、且つ、内端部44は中央部42の径方向内方に位置している。内端部44は、比較的一般的な方法で、ハブ20に連結される。好ましくは、外端部40,中央部42及び内端部44は、図2に良く示されるように、ハブ20との連結の為に各スポーク22の内端部44に螺合されるスポークニップル46を備えた単一のワンピース部材とされる。
【0029】
図1,2,8及び9に示すように、スポーク22の外端部40は曲げ部40aを有しており、該曲げ部40aの自由端部には拡径されたヘッド部40bが設けられている。該ヘッド部40bは、前記曲げ部40aから車軸方向にオフセットされている。前記ヘッド部40bは、補強部材又はワッシャ48を介して、スポーク22をリム24に固定し得るように、曲げ部40aより大径とされている。中央部42及び内端部44は、それぞれ、断面円形状又は断面楕円形状とされている。もちろん、必要に応じ及び/又は所望により、長手方向に沿って一定の断面形状のスポーク又は長手方向に沿って断面形状が変化するスポークを使用し得ることは、本開示から当業者にとって明らかであろう。さらに、本発明の要旨から逸脱することなく、他の断面形状を有するスポークが利用され得る。
【0030】
さらに、外端部40が、図示の形状及び断面形状とは異なる形状及び/又は断面形状を有し得るように曲げ加工又は形成され得ることは、本開示から当業者にとって明らかであろう。何れにせよ、各スポークの曲げ部40a及びヘッド部40bの外形形状及び断面形状は、スポークが装着位置にある際に、該スポークがリム24に対して軸方向へ移動することを防止し得る形状とされる。
【0031】
以下、リム24の構成について詳細に説明する。図3〜5及び図8〜10に示すように、リム24は、径方向長さが軸方向幅より大きい,いわゆるディープリムとされている。該リム24は、通常の方法によって“クリンチャー(clincher)”タイプの空気タイヤが装着されるように構成されている。なお、本発明の要旨から逸脱することなく、必要に応じ及び/又は所望により、他のタイプのタイヤを装着し得るようにリム24の形状を変更し得ることは、本開示から当業者にとって明らかである。例えば、リム24は、リム24の外周面に固着されるように構成された“タブラー(tubular)”又は“シューアップ(sew−up)”タイプのタイヤに適用し得るように変更され得る。
【0032】
好ましくは、リム24の外側環状部50は、“クリンチャー(clincher)”タイプの空気タイヤ26を受け入れるように構成された略“U型”断面形状を有しいてる。リム24の外側環状部50は、スポーク22を環状スポーク取付部52に形成された複数のスポーク開口内に挿入する際に該スポークが挿通される複数のアクセス開口56を有している。さらに、該環状スポーク取付部52は、略“U型”断面形状を有しており、且つ、外側環状部50に連結されている。
【0033】
もちろん、必要に応じ及び/又は所望により、本発明の要旨から逸脱することなくリム24を他の構成とし得ることは、本開示から当業者にとって明らかであろう。例えば、リム24は略“U型”断面形状を有する一般的なリムとすることができる。斯かるリムにおいては、一対の外側フランジがタイヤを受け止める為の外側環状部を形成し、且つ、管状内側部がスポーク取付部を形成する。リム24は、さらに、前述したように、“タブラー(tubular)”又は“シューアップ(sew−up)”タイプのタイヤと共に使用されるように構成され得る。斯かるリムにおいては、湾曲管状部が外側環状部に相当し、且つ、スポークが取り付けられる断面略“U型形状”部がスポーク取付部に相当する。何れの場合であっても、リム24は、タイヤ26を受け止める外側環状部と、複数のスポークが連結されるスポーク取付部とを有している。
【0034】
リム24は、自転車業界において周知な材料等の剛性材料で形成される。例えば、リム24は、メッキ鋼,ステンレス鋼,アルミニウム,マグネシウム又はチタニウム等の種々の適当な金属材料に加えて、自転車ホイールにも使用し得る炭素合成繊維等の非金属材料でも構成され得る。
【0035】
環状スポーク取付部52は、図4,図5及び図8〜図10に示すように、外側環状部50の径方向内側に配設されている。リム24は、中空の環状内側領域を有する管状部材である。複数のスポーク開口58はスポーク取付部52の両側部54に、周方向に離間されて形成されている。スポーク開口58は、補強部材又はワッシャ48を用いた状態で、スポーク22を受け入れ得る大きさとされている。補強部材又はワッシャ48は、スポーク22からリム24へ付加される応力を分散するように構成されている。
【0036】
複数のスポーク開口58は、好ましくは、挿入されるスポーク22の外端部40よりも大径の円形開口とされる。スポーク開口58は、通常のスポーク開口よりも大径とされている。それ故、補強部材又はワッシャ48がリム24に掛かる応力を通常の丸形スポークに比してより大きな領域へ分散させ、これにより、リム24の破砕及び/又は分裂の危険が抑止される。好ましくは、開口58は、少なくとも約5.0mmの周縁幅又は直径を有するものとすることができる。
【0037】
各スポーク開口58は、アクセス開口56の近傍に位置しており、従って、補強部材48を備えたスポーク22がアクセス開口56に挿通され、スポーク開口58内に挿入され得るようになっている。アクセス開口56は、好ましくは、約9.0mm以上の幅又は直径を有する円形開口とされる。何れにせよ、アクセス開口56の幅又は直径は、少なくとも補強部材48の幅又は直径より大径とされ、例えば、少なくとも約8.0mmとされる。
【0038】
スポーク取付部52のそれぞれには、スポーク開口58の径方向外方に位置する補強部60が備えられる。本実施の形態において、補強部60は、互いに向き合う対向部の内表面に設けられた一対の連続リブとされる。スポーク22における張力は、スポーク開口58の直ぐ径方向外側位置において該対向部54に径方向外方を向く力を掛ける。前記補強部60は、該径方向外方を向く力に抗して、リム24の側壁を強化するように配設される。
【0039】
図5,図9及び図10に良く示されるように、外側環状部50は、タイヤ26を保持する為の一対の外周フランジ部26と連結部64とを有している。該連結部64は、アクセス開口56を有している。スポーク取付部52は、径方向内側部66を介して、互いにの径方向内端部が連結される一対の対向部54を有している。一対の対向部54は、それぞれ、スポーク取付開口58が形成される円周リング68を有している。円周リング68は、他の領域に比して幅厚とされている。
【0040】
次に、図8及び図9を参照しつつ、補強部材又はワッシャ48について説明する。該補強部材又はワッシャ48は、スポーク22からリム24に付加される応力を分散し得るように構成されている。該補強部材又はワッシャ48は、好ましくは、第1(小径)環状段部80と、該第1環状段部80から肩部を介して拡径された第2(大径)環状段部82と、中央に形成されたスポーク孔84とを有するディスク形状の部材とされる。好ましくは、該補強部材又はワッシャ48は、単一のワンピース部材として形成される。
【0041】
補強部材又はワッシャ48の適切な材質の一つとしては、アルミニウム合金が挙げられる。もちろん、他の物質を使用することもできる。さらに、前記補強部材又はワッシャが図示のような段付形状を必ずしも有する必要がないことは、本開示から当業者にとって明らかであろう。
【0042】
前記第1及び第2環状段部80,82の直径又は幅は、スポーク22からリムに付加される応力を分散する為に、合理的な範囲で可能な限り大径とされる。即ち、第1及び第2環状段部80,82の直径は合理的な範囲で可能な限り大径であることが好ましい。補強部材又はワッシャ48の第1環状段部80は、リム24における一のスポーク開口58内に摩擦係合して保持され得る。スポーク22は、ハブ20とリム24との間において引張状態下に置かれるから、スポーク22は、スポーク開口58に対応した,周方向に離間された位置で、径方向内方への力を加える。補強部材又はワッシャ48は、スポーク22からリム24へ付加される応力を分散する。即ち、各補強部材又はワッシャ48の第1環状段部80は、リム24への応力を拡散すべく、スポーク22の有効直径又は有効幅を増加させる。従って、リム24の強度は、スポーク取付部54の壁厚を大きくすることなく、増加される。
【0043】
補強部材又はワッシャ48のスポーク孔84は、スポーク22が該スポーク孔84内を自由に挿通し得るように、形成されている。図示の形態において、スポーク22の中央部42は、断面が楕円形状をなしている。従って、スポーク孔84は、スポーク22の中央部42がスポーク孔84内を挿通し得るように、該スポーク孔84の有効直径又は有効幅を増加する,長手方向へ伸長されたスロット86を有している。第1段部の内周面には、軸方向外方に開く斜め切り欠き又はノッチ88が形成されている。該ノッチ88は、スポーク22の外端部における曲げ部40aと適合する。
【0044】
自転車ホイール12を組み立てる際には、補強部材48がまずスポーク22の外端部に配置される。より詳しくは、まず、スポーク22の内端部44が、補強部材又はワッシャ48のスポーク孔84内に挿入される。その後、楕円中央部42の長幅部がスロット86と位置合わせされるように、スポーク22を回転させ、これにより、スポーク22の中央部42を補強部材又はワッシャ48のスポーク孔84内をに通させる。一旦、スポーク22の中央部42が補強部材又はワッシャ48のスポーク孔84に挿通されると、スポーク22は、該スポーク22の曲げ部40aがノッチ88内に着座されるように、スポーク孔84内でさらに回転させられる。この状態において、スポーク22のヘッド40bは、補強部材又はワッシャ48の第2段部の軸方向内面と係合する。
【0045】
このようにして、補強部材又はワッシャ48を備えたスポーク22が、リム24に装着される。補強部材又はワッシャ48を備えたスポーク22は、該スポーク22の内端部44がスポーク開口58に挿通されるような角度で、リム24の外表面に形成されたアクセス開口56に挿通される。一旦、スポーク22及びワッシャ48がリム24の内部に完全に入り込むと、補強ワッシャ48の第1段部80はリム24のスポーク開口58に着座させられる。好ましくは、スポーク開口58は、ワッシャ48が該開口58に緩やかに受け入れられるか、若しくは、接触係合によってしっかりと受け入れられるように、第段部80の直径より若干大きくされる。
【0046】
次に、スポーク22の内端部44がハブ20の開口34内に挿入される。スポークニップル又はナット46も開口34内に挿入され、スポーク22の内端部44にネジ結合される。そして、リム24がハブ20回りに適切に位置するように、スポーク22の張力が調整される。この状態において、ホイール12が、ハブ20を介して通常の方法に従って、自転車のフレームに装着され得る。
【0047】
なお、本明細書で使用した「実質的」,「略」,「約」又は「ほぼ」等の程度を示す用語は、結果物が実質的に異なるものとはならないような許容範囲を意味している。従って、これらの用語は、本発明の作用を損なわない限り、±25%の幅を有するものと解釈されるべきである。
【0048】
本発明を説明する為に前記実施の形態のみを選択したが、特許請求の範囲によって画される本発明の要旨から逸脱することなく、種々の変形又は変更が可能なことは、本開示から当業者にとって明らかであろう。さらに、本発明に従った前記実施の形態は、本発明を説明する為のものであり、請求項によって画される発明又はその均等範囲を制限するものではない。
【0049】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る磨耗インジケータ付自転車用リムによれば、リムの磨耗の程度を確実且つ容易に知ることができ、従って、該リムの過磨耗又は破損を未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、フロントハブと、16本のスポークと、本発明に従った磨耗インジケータ付リムとを備えた自転車用ホイールの側面図である。
【図2】図2は、図1におけるフロントハブの部分拡大図であり、スポークの内端部が該フロントハブに連結された状態を示している。
【図3】図3は、自転車ブレーキ装置の拡大正面図であり、図1に示すホイールの一部が断面状態で示されている。
【図4】図4は、自転車用フロントホイールの部分拡大側面図であり、図1に示すリムの磨耗インジケータを表している。
【図5】図5は、図4における5−5線に沿った自転車用リムの部分断面図であり、図1に示すリムの磨耗インジケータを表している。
【図6】図6は、図5に示す自転車用リムの部分拡大断面図である。
【図7】図7は、図5に示す自転車用リムの部分拡大断面図であり、所定量磨耗した状態を示している。
【図8】図8は、自転車用フロントホイールの部分拡大側面図であり、リムと2本のスポークとの連結状態を示している。
【図9】図9は、図8の9−9線に沿った自転車用リムの部分断面図であり、自転車用ホイールの補強部材の一つを断面で示し且つスポークの一つを外形線で示している。
【図10】図10は、図8における10−10線に沿った自転車用リムの部分断面図であり、スポーク及び補強部材を取り除いた状態を示している。
【図11】図11は、図5に示す自転車用リムの部分拡大断面図であり、リセス内の他の部材が配設された状態を示している。
【図12】図12は、図5に示す自転車用リムの部分拡大断面図であり、角部が湾曲された変形リセスを示している。
【符号の説明】
20 ハブ
22 スポーク
24 リム
50 外側環状部
51 リセス
51a 側壁部
51b 端壁部
52 環状スポーク取付部
55 環状ブレーキ面
Claims (14)
- タイヤを受け止めるように構成された外側環状部と、
該外側環状部に連結されると共に、複数のスポークが連結されるように構成された環状スポーク取付部とを備え、
さらに、互いに反対方向を向く一対の環状ブレーキ面を有し、
該一対の環状ブレーキ面の少なくとも一つは、磨耗インジケータとしてのリセスを備え、
かつ、該リセス内には多重色彩層から形成される部材が配設されることを特徴とする磨耗インジケータ付自転車用リム。 - 前記一対の環状ブレーキ面は、それぞれ、リセスを備えていることを特徴とする請求項1に記載の磨耗インジケータ付自転車用リム。
- 前記リセスは、対応する環状ブレーキ面の径方向略中央に配設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の磨耗インジケータ付自転車用リム。
- 前記リセスは、円筒状側壁部と端壁部とを有していることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の磨耗インジケータ付自転車用リム。
- 前記リセスは、対応する環状ブレーキ面と略直交する側壁部と、該環状ブレーキ面から軸方向にオフセットされた端壁部とによって形成されていることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の磨耗インジケータ付自転車用リム。
- 前記リセスは、互いが湾曲して交差する側壁部と端壁部とを有していることを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の磨耗インジケータ付自転車用リム。
- 前記リセスは、対応する環状ブレーキ面よりも径方向幅が小さいことを特徴とする請求項1から6の何れかに記載の磨耗インジケータ付自転車用リム。
- 前記リセスの径方向幅は、1.0mm〜5.0mmであることを特徴とする請求項1から7の何れかに記載の磨耗インジケータ付自転車用リム。
- 前記リセスの径方向幅は、3.0mmであることを特徴とする請求項8に記載の磨耗インジケータ付自転車用リム。
- 前記リセスは、対応する環状ブレーキ面の所定磨耗量に対応した深さを有していることを特徴とする請求項1から9の何れかに記載の磨耗インジケータ付自転車用リム。
- 前記リセスの深さは、0.10mm〜0.30mmであることを特徴とする請求項10に記載の磨耗インジケータ付自転車用リム。
- 前記リセスの深さは、0.20mmであることを特徴とする請求項11に記載の磨耗インジケータ付自転車用リム。
- 径方向に沿って延びる複数のスポークをさらに備え、
該複数のスポークは、それぞれ、内端部と前記スポーク取付部に連結される外端部とを有していることを特徴とする請求項1から12の何れかに記載の磨耗インジケータ付自転車用リム。 - 前記複数のスポークの内端部に連結されるハブをさらに備えていることを特徴とする請求項13に記載の磨耗インジケータ付自転車用リム。
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