JP3581903B2 - 配線・配管材の受具 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ケーブル等の配線・配管材を布設するための、天井等から吊設された配線・配管材の受具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ケーブル等の配線・配管材を支持する受具として、ラダータイプ、レールタイプなどがある。ラダータイプは両親桁間に所定間隔で子桁が架設されたものである。一方、レールタイプは吊りボルト等により天井等から吊設されるレール体と、配線・配管材を支持すべく前記レール体に所定間隔をおいて取付けられた支持体とから構成されたものであり、例えば、特公昭55−22825号公報、特願平11−194176号公報にその技術が掲載されている。
【0003】
ここで、一般に、前記配線・配管材の受具は各構成部材を現場で組付けて施工するのが著しく面倒で困難なため、予め組付けられた状態で販売し、納入されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記受具は組付けられた状態においては、スペース的に極めて嵩張るため、運送、運搬、保管等が極めて困難であった。即ち、運送費が高くなり、施工現場での運搬も困難で、保管にも著しく場所をとるという不具合があった。
【0005】
また、前記レールタイプの受具はラダータイプの受具に比べて、一本のレール体に支持体を取付けるだけの簡易な構成であるため、簡単かつ安価に作製できる利点があるものの、強度的に弱く、運送、運搬時における外部衝撃により変形するなどのおそれが大きい。
【0006】
そこで、本発明は、レールタイプの受具において、低コストで運送でき、施工現場での運搬、施工が容易で、保管スペースを小さくできるとともに、運送、運搬時の外部衝撃による変形、破損を防止できる配線・配管材の受具の提供を課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明にかかる配線・配管材の受具は、配線・配管材の布設路に沿って配設され、長手方向に沿って凹部が上面に形成された一本のレール体と、前記レール体にその布設方向に間隔をおいて取付けられ支持体とからなり、前記支持体前記レール体を挿通する支柱と、前記支柱の頂部に設けられ、前記レール体の凹部にその上方から嵌合して前記レール体に対して回動するのを防止する嵌合部を前記レール体の上方に備えた取着部材と、前記支柱に付設され、前記レール体の下方において前記レール体に沿って前記配線・配管材を支持する支持部とを備えるとともに、前記支持体の下方から該支持体を上方に移動させて前記嵌合部の前記レール体の凹部への嵌合を解除し、更に、該支持体をその支柱を軸に水平方向に回動させる操作により、または、前記支持体の下方から該支持体をその支柱を軸に水平方向に回動させ、更に、該支持体を下方に移動させて前記嵌合部を前記レール体の凹部に嵌合させる操作により、前記支持部を前記レール体と交差した使用時の位置と前記レール体に沿った収納時の位置とに相互に切替え可能に、前記レール体に取付けられたものである
【0009】
請求項2の発明にかかる配線・配管材の受具は、請求項1に記載のレール体及び支持体が、使用時に相互に係合して前記支持体が自由移動するのを防止する第1移動防止部を備え、前記第1移動防止部は、前記レール体の凹部及び前記支持体の嵌合部によって形成されたものである。
【0010】
請求項3の発明にかかる配線・配管材の受具は、請求項1または請求項2に記載のレール体及び記支持体が、収納時に相互に係合して前記支持体が自由移動するのを防止する第2移動防止部を備えたものである
【0012】
請求項4の発明にかかる配線・配管材の受具は、請求項3に記載の第2移動防止部が、レール体に長手方向に沿って突条が形成され、支持体に前記レール体の突条に弾性的に係合する係合突部が形成されてなるものである。
【0013】
請求項5の発明にかかる配線・配管材の受具は、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のレール体が、配線・配管材の引込具が挿通されるシュータを備えたものである
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図1乃至図10に基づいて説明する。
【0015】
図において、受具1は布設方向に配設された布設レール2に、取着部材21を有する支持体11が布設方向に所定間隔をおいて取付けられたものである。前記支持体11はケーブルCの布設する使用時には、前記取着部材21が前記布設レール2の凹部空間2aに収容された状態で前記布設レール2に対して直交方向に位置し、また、受具1の運送、運搬、保管等を行なう収納時には、前記取着部材21が前記布設レール2の上面に載置された状態で前記布設レール2に沿う方向即ち布設方向に位置するものとなっている。即ち、支持体11は布設レール2の凹部空間2aから上方に抜け出した状態で回動することにより、支柱12の軸を中心として前記布設レール2に対する姿勢を90度転換できるようになっている。
【0016】
前記布設レール2は布設方向に沿うスリット5を有する中空筒状に形成された2個のレール体3をほぼ中間高さにおいて板状に形成された連結部6で連結して一体化されたものである。前記レール体3の内部は引込具31が挿通されるシュータ4を形成しており、前記各レール体3のスリット5は相離反する側壁に一定幅で形成されている。
【0017】
前記引込具31は押込み剛性を有する引込ロープ33の先端部に略紡錘状のシャトル32が取付けられたものであり、前記シャトル32にケーブルCと連結する連結ロープ35を取付けるための連結板34が突設されている。なお、前記スリット5はこの引込具31の連結板34が挿通できる幅に形成されている。
【0018】
更に、前記レール体3の連結部6には、図4に示すように、前記支持体11を取付けるための取付孔6aと、天井等から垂設された後述の吊ボルト37が貫通する吊ボルト孔6bとが所定間隔で交互に設けられている。また、レール体3の連結部6の端部には、受具1相互を連結するための連結孔6cが穿設されている。
【0019】
前記レール体3は所定長さに形成され、図8及び図9に示すような略コ字板状に形成された連結具7を隣合うレール体3の連結部分の上面に載置し、ボルト8及びナット9を前記連結孔6cに取付けることによって布設方向に連結され、これにより、布設路全体に至って布設レール2が配設されるようになっている。
【0020】
なお、図10に示すように、隣合う受具1の端部同士を所定距離離間した状態で連結具7を取付け、受具1間の空きスペースに別途布設レール2と同一断面形状の連結レール10を挿入し、ボルト8及びナット9で取着するものとしてもよい。この場合には、受具1相互を連結し、ケーブルCの布設路に沿って受具1を配設した後、連結レール10を取外すことにより、布設路の途中からケーブルC或いはこれを引込むための呼びロープを布設することができる。
【0021】
次に、前記布設レール2に取付けられる支持体11は合成樹脂からなり、全体が略山字状に形成され、中央の支柱12の底面に支持部13がこれと直交して一体に付設されている。前記支持部13はケーブルCが載置される水平部13aと、その両端に、載置されたケーブルCが側方から脱落しないよう立上げた落下防止部13bとで一体に形成されている。更に、前記支持部13の水平部13aにはケーブルCの載置強度を高めるべく補強棒14が側方から嵌め込まれて内部に埋設されている。但し、前記補強棒14はインサート成形により水平部13aに埋設することもできる。ここで、前記支持体11の幅は布設レール2の側方からはみ出さないよう布設レール2の幅よりも小さく形成されている。
【0022】
前記支柱12の頂部は略円管状の取着部15を形成しており、前記取着部15の内部上端部には前記取着部材21の底面を載置する段部16が設けられ、かつ、取着部材21の円弧状の切欠21dと嵌合して取着部材21をこの取着部15に対して回り止め状態に保持する円弧状の突出部16aが設けられている。そして、取着部15の側壁の一部には側方からナット24を内部に収納するための挿入開口17が形成されている。更に、取着部15の外周壁上端部には、収納時に所定位置に保持するための第2移動防止部18が水平反対向きに支持部13と直交して一対突設されている。前記第2移動防止部18はその突出端に上向きの略円弧状の係合突部18aが一体に突設されている。この係合突部18aは支持体11が支柱12を軸に回動したときに前記布設レール2の底面に長手方向に沿って設けられた突条3bを弾性的に乗り越え、この突条3bと平行位置に達したときに前記突条3bの外面と当接して係合し、支持体11が水平方向に回動する自由移動を防いで、収納時に布設レール2に対して常に支持体11の支持部13が平行状態に保持するようになっている。
【0023】
次に、布設レール2に支持体11を取付けるための取着部材21は前記布設レール2の連結部6に穿設された取付孔6aに挿通される円柱状の支柱21aと、前記布設レール2の一対のレール体3間の凹部空間2aと略同一幅に形成された水平部21bとを一体化したもので、全体が略T字形状をなしている。この水平部21bは請求項4の嵌合部に相当するものであり、凹部空間2aと水平部21bとは請求項3の第1移動防止部を構成している。なお、前記取付孔6aは、後述するように、支持体11が布設レール2に沿う方向に位置する収納状態において、支持体11同士が干渉しない間隔に設けられている。前記取着部材21は上下に半割とした略T字形状をなす一対の分割体22を対向させて一体化されている。
【0024】
前記分割体22は、図6及び図7に示すように、中央側壁に上下方向にボルト23が貫通する半円柱状の凹部22aが設けられ、上方水平部には弾性係合片22bと係合孔22dとが設けられており、一対の分割体22を対向させて押圧することにより、対向する各分割体22の弾性係合片22b同士が前記係合孔22d内に挿通され、前記弾性係合片22bの爪部22cが前記係合孔22dの段部22eに係合し、両分割体22が一体化するようになっている。各分割体22は合成樹脂からなり、一体成形することができる。なお、取着部材21の水平部21bの両側面には前記支持体11のレール体3の内側縦面上部に長手方向に沿って形成された係合溝3aと係合して取着部材21が上方に飛出すのを抑制する突条21cが設けられている。
【0025】
前記取着部材21は対向する一対の分割体22を組付けた後、支柱21a内にボルト23を挿通し、その先端を支持体11の取着部15の挿入開口17から内部に収納されたナット24に螺着することにより、段部16に載置した状態で前記取着部15に一体に取付けることができる。
【0026】
次に、このように構成された本実施例の配線・配管材の受具を運搬、施工、保管するなどの支持体の収納時における作業について図2及び図3に基づいて説明する。
【0027】
まず、受具1の運送、運搬について説明する。受具1は予め布設レール2に支持体11を組付けた完成状態で施工現場まで運送、運搬される。これは、布設レール2と支持体11とを別々に運送、運搬した後、施工現場で組付けるのは施工業者にとって面倒であるから、予め組付けておいて施工現場に到着後直ちに受具1の施工作業に着手できるようにするためである。
【0028】
布設レール2と支持体11との組付けは、取着部材21を布設レール2の連結部6の連結孔6aに挿通し、水平部21bを布設レール2上に載置するとともに、先端の切欠21dを支持体11の取着部15の突出部16aに嵌合させて取着部15上に載置する。次に、ボルト23を取着部材21の上方から内部に貫通させ、支持体11の取着部15の挿入開口17から挿入されたナット24に螺着することにより、取着部材21を取着部15に組付ける。このとき、取着部材21は予め取着部15の係合突部18aがレール体3の突条3bと平行する状態で組付けてもよいし、平行でない状態で組付けた場合には、取着部材21を布設レール2の上面に斜め状態で載置したまま支持体11を水平方向に回動し、取着部15の係合突部18aをレール体3の突条3bと平行する状態に位置させる。ここで、取着部15の第2移動防止部18の係合突部18aは円弧状に形成されているので、円滑にレール体3の突条3bを乗り越え、90度回動した時点で前記係合突部18aが前記突条3bと平行状態で係合し、保持される。
【0029】
このようにして受具1を組付けた後は、これを施工現場まで運送、運搬する。この運送、運搬など布設レール2に対する支持体11の収納時には、係合突部18aと突条3bとが係合し、支持体11が布設レール2に対して回動する自由移動が阻止されるので、受具1を運送、運搬する時に支持体11は常に布設レール2の長手方向に沿う状態に安定して保持される。
【0030】
次に、現場まで運送、運搬した後は、現場で受具1を天井等に吊下げる施工作業を行なう。受具1を天井等に吊下げるには、図3に示すように、天井36に垂設された吊ボルト37にレール体3の吊ボルト孔6bを嵌通させ、上下一対のナット38で連結部6を挟持して取付ける。これによって、受具1はケーブルCの布設方向に沿って天井36下に配設される。
【0031】
なお、運送、運搬に限らず、受具1の保管時においても支持体11を布設レール2に沿う方向に収納した状態とすれば、受具1をコンパクトに保管することができる。
【0032】
次に、現場において受具1を天井下などに取付けた後、配線・配管材を受具1上に布設する使用時の作業について図4及び図5に基づいて説明する。なお、図4及び図5では、天井からの吊ボルト等の図示は省略してある。
【0033】
ケーブルCを受具1上に布設するには、布設レール2の上面に載置した状態にある取着部材21を強制的に係合突部18aと突条3bとの係合を解除しつつ90度水平方向に回動し、一対のレール体3間を降下させ、連結部6上に載置した状態で凹部空間2a内に収容する。
【0034】
この状態では取着部材21は水平部21bの幅が一対のレール体3の間隔と略同一に形成されているから、凹部空間2a内で水平方向に回動するのが規制され、支持体11は支持部13が布設レール2に対して直交する位置に保持される。また、取着部材21が凹部空間2a内のレール体3間に収納された状態では取着部材21の水平部21bに設けられた突条21cとレール体3の係合溝3aとが係合し、布設レール2の上方への飛出しを防いでいる。したがって、ケーブルCの布設時及び布設後において布設レール2に対して支持体11が回動する自由移動が防止される。
【0035】
このようにして、支持体11を長手方向に所定間隔で布設レール2に対して直交する使用状態に取付ければ、この布設レール2と複数の支持体11とで受具1が構成される。したがって、以後、レール体3のシュータ4内に引込具31を挿通し、終端で連結板34にケーブルCを連結した後これを引き戻すことによってケーブルCを直接支持部13の水平部13a上に布設できる。或いは、ケーブルCの重量が大きい場合などでは、図示しないが、一旦引込具31を介して呼びロープを前記水平部13a上に引込み、次いで、布設路の他端側でこれにケーブルCを連結し、前記呼びロープを引き戻すことによってケーブルCを布設することができる。ケーブルCは支持部13の片側のみに載置することもできるが、重量バランスの点からは両側に載置するのが望ましい。但し、支持体11の支持部13を略L字状に形成し、布設レール2との取付部の強度を大きくすることにより、片側のみに載置することもできる。
【0036】
このように、受具1は支持体11が布設レール2の長手方向に沿う状態に保持され、布設レール2の投影面積内に収められるから、運送、運搬、保管などの収納時における収納スペースは大幅に縮小される。その結果、受具1はスペース的に嵩張らず、運送費が削減されるとともに、施工現場においての運搬、保管も楽に行なうことができる。また、受具1は予め各部品を組付けた完成で納入されるから、運送、運搬後現場で直ちに作業に着手できて便利である。更に、布設レール2に対して支持体11が使用時と同じ直交状態にあると、運送、運搬、保管時に支持体11の支持部13が相互に干渉し、からまったり、外部衝撃を受けて変形したり、破損するおそれが大きいが、本実施例においては、支持体11は収納状態にあるため、そのような不具合を解消できる。
【0037】
ところで、上記実施例では、支持体11は合成樹脂を成形したものを示しているが、図11に示すように、金属棒19を溶接して略山字状に形成し、中央の支柱部19aの上端に穿設した貫通孔19bに丸棒からなるピン体20を挿通し、前述の一対の分割体22を取付け、金属棒19と取着部材21とを一体化したものとすることもできる。ここで、支柱部19aの頂部は分割体22の凹部22a内に、ピン体20は分割体の内部に設けられた水平凹部22f内にそれぞれ収容される。この実施例の受具1は金属棒19で形成されているから、特に、受具1の強度を高めることができ、かつ、安価に製作することができる。
【0038】
【発明の効果】
以上のように、本発明の配線・配管材の受具は、配線・配管材の布設路に沿って配設され、長手方向に沿って凹部が上面に形成された一本のレール体と、前記レール体にその布設方向に間隔をおいて取付けられ支持体とからなり、前記支持体が、前記レール体を挿通する支柱と、前記支柱の頂部に設けられ、前記レール体の凹部にその上方から嵌合して前記レール体に対して回動するのを防止する嵌合部を前記レール体の上方に備えた取着部材と、前記支柱に付設され、前記レール体の下方において前記レール体に沿って前記配線・配管材を支持する支持部とを備えるとともに、前記支持体の下方から該支持体を上方に移動させて前記嵌合部の前記レール体の凹部への嵌合を解除し、更に、該支持体をその支柱を軸に水平方向に回動させる操作により、または、前記支持体の下方から該支持体をその支柱を軸に水平方向に回動させ、更に、該支持体を下方に移動させて前記嵌合部を前記レール体の凹部に嵌合させる操作により、前記支持部を前記レール体と交差した使用時の位置と前記レール体に沿った収納時の位置とに相互に切替え可能に、前記レール体に取付けられたものである。したがって、配線・配管材の支持体が布設レールの長手方向に沿う状態に収納できるから、収納スペースを縮小でき、運送費を削減できるとともに、施工現場での運搬や保管を楽に行なうことができ、かつ、現場に運送後直ちに施工作業に着手できる。更に、運送、運搬、保管時に支持体の支持部が相互に干渉し、からまったり、外部衝撃を受けて変形したり、破損するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の配線・配管材の受具を示す分解斜視図である。
【図2】図1の支持体の収納時における状態を示す正面図である。
【図3】図2の受具を天井下に配設した状態を示す正面図である。
【図4】図1の支持体の使用時における状態を示す平面図である。
【図5】図4の受具の正面図である。
【図6】図1の取着部材を構成する分割体を示す斜視図である。
【図7】図6の一対の分割体を示す平面図である。
【図8】図1の受具同士を連結する連結具を示す断面図である。
【図9】図8の連結具の側面図である。
【図10】図1の受具同士を連結する連結具及び連結レールを示す側面図である。
【図11】本発明の別の実施例における配線・配管材の受具を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 受具
2 布設レール
2a 凹部空間
3 レール体
3b 突条
4 シュータ
11 支持体
13 支持部
18 第2移動防止部
18a 係合突部
21 取着部材
21b 水平部
31 引込具
C ケーブル

Claims (5)

  1. 配線・配管材の布設路に沿って配設され、長手方向に沿って凹部が上面に形成された一本のレール体と、
    前記レール体にその布設方向に間隔をおいて取付けられ支持体とからなり、
    前記支持体は、前記レール体を挿通する支柱と、前記支柱の頂部に設けられ、前記レール体の凹部にその上方から嵌合して前記レール体に対して回動するのを防止する嵌合部を前記レール体の上方に備えた取着部材と、前記支柱に付設され、前記レール体の下方において前記レール体に沿って前記配線・配管材を支持する支持部とを備えるとともに、
    前記支持体の下方から該支持体を上方に移動させて前記嵌合部の前記レール体の凹部への嵌合を解除し、更に、該支持体をその支柱を軸に水平方向に回動させる操作により、または、前記支持体の下方から該支持体をその支柱を軸に水平方向に回動させ、更に、該支持体を下方に移動させて前記嵌合部を前記レール体の凹部に嵌合させる操作により、前記支持部を前記レール体と交差した使用時の位置と前記レール体に沿った収納時の位置とに相互に切替え可能に、前記レール体に取付けられたことを特徴とする配線・配管材の受具。
  2. 前記レール体及び前記支持体は、使用時に相互に係合して前記支持体が自由移動するのを防止する第1移動防止部を備え
    前記第1移動防止部は、前記レール体の凹部及び前記支持体の嵌合部によって形成されてなることを特徴とする請求項1に記載の配線・配管材の受具。
  3. 前記レール体及び前記支持体は、収納時に相互に係合して前記支持体が自由移動するのを防止する第2移動防止部を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の配線・配管材の受具。
  4. 前記第2移動防止部は、前記レール体に長手方向に沿って突条が形成され、支持体に前記レール体の突条に弾性的に係合する係合突部が形成されてなることを特徴とする請求項3に記載の配線・配管材の受具。
  5. 前記レール体は、配線・配管材の引込具が挿通されるシュータを備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の配線・配管材の受具。
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