JP3581351B2 - 自転車用制御装置,自転車用コントロールアッセンブリ及びハンドルバーアッセンブリ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自転車用制御装置に関する。より詳しくは、本発明は、自転車用コンピュータを操作する為に使用される電気スイッチであって、自転車用制御装置に設けられたリセスに装着されるように構成された電気スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在の自転車は、各ライダーに対して最適な操縦性を与えるべく、ライダーがギア、ブレーキ及び他の構成部材を操作し得るように構成されている。殆どのコントロール機能はコンピュータ化されており、ライダーはコントロールパネル上のスイッチを単に押圧するだけで特定機能を制御することができる。該スイッチは、通常、自転車のコンピュータ用コントロールパネルに設けられる。典型的なコンピュータ用コントロールパネルは、自転車のハンドルバーに装着されるベース部材と、コントロールパネル上に設けられた複数のスイッチとを備えており、該複数のスイッチは、ライダーによって操作可能とされた特定機能に対応している。
【0003】
走行中においては、ライダーが特定機能に関連付けられたコントロールスイッチに容易にアクセスできることが重要である。さらに、自転車のコントロールを維持する為には、ライダーが自転車ハンドルバーを把持したままの状態で、起動させ得るようなスイッチを設けることが望ましい。斯かる観点からは、スイッチをグリップに近接配置することが望ましいが、コンピュータ用コントロールパネルをグリップに近接配置させることは、下記複数の理由により、必ずしも利便性があるとは言えない。第1に、視認性の点においては、操縦中のライダーの正面にコントロールパネルを配置する方が好ましい。第2に、コンピュータ化された自転車においては、ブレーキ制御装置やシフター等の複数の装置が、ハンドルバーのグリップの近傍に、既に装着されている。従って、コンピュータ用コントロールパネルを追加装着する為のスペースが殆ど存在しない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、操縦中のライダーがコントロールスイッチにアクセスする際にハンドルバーから手を離す必要なく、容易にアクセスし得るように、ハンドルバーのグリップに近接配置されたコントロールスイッチを提供することが望まれている。
同時に、ライダーによって容易に視認できる位置にコンピュータが装着され得るように、該コンピュータから離間されたコントロールスイッチを提供することも望まれている。
さらに、簡単で且つ安価なコントロールスイッチ装着方法も望まれている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、斯かる要望に応えるものであり、スイッチ装着リセスが設けられた自転車用制御装置を提供する。該自転車用制御装置は、シフト制御機構,ブレーキ制御機構又はシフト/ブレーキ一体型制御機構とされ得る。サイクルコンピュータ用のコントロールスイッチは、前記スイッチ装着リセスに装着可能とされる。前記コントロールスイッチは、接続ケーブルを介して、該コントロールスイッチから離間配設されたサイクルコンピュータに接続されている。前記コントロールスイッチは、接着を含む種々の手段によって、前記スイッチ装着リセスに取り付けられ得る。本発明の一態様においては、前記コントロールスイッチは、前記スイッチ装着リセス内に圧入される。他の態様においては、前記コントロールスイッチに設けられた弾性部が、前記スイッチ装着リセスに設けられた孔内に圧入される。前記コントロールスイッチは、前記制御装置に取り付けられる保持リングによって、前記スイッチ装着リセスに固定的に保持される。
【0006】
本発明の前記目的及び他の目的、構成及び効果は、以下の実施の形態及び添付の図面から、当業者にとり明らかであろう。但し、以下の実施の形態は本発明の好ましい形態を示すものではあるが、本発明の範囲を限定するものではなく説明の為のものである。即ち、本発明の要旨から逸脱することなく本発明の範囲内において種々の変更及び置換が可能であり、本発明はそれらの変形態様を全て包含する。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1a及び図1bには、本発明の一実施の形態に係るハンドルバーアッセンブリ10が図示されている。該ハンドルバーアッセンブリ10は、ハンドルバー12と、該ハンドルバー12の両端部に取り付けられた一対の把持グリップ14とを備えている。好ましくは、制御装置20は、前記ハンドルバー12における前記把持グリップ14の近傍位置に取付可能とされる。本明細書において、制御装置とは、シフト制御装置ターやブレーキ制御装置等の自転車に備えられる機能を操作する為の機構を意味する。なお、該制御装置には、一体型ブレーキ・シフト制御装置等の2以上の機能を組み合わせて操作する装置も含まれる。図1a及び1bに示す実施の形態においては、前記制御装置20は、一体型ブレーキ・シフト制御装置とされている。しかしながら、本発明は、列記し且つ図示したタイプの制御装置に限定されるものではなく、種々のタイプの制御装置を包含することは、明らかであろう。
【0008】
図1a及び図1bに示すように、本発明の一実施の形態においては、制御装置20は、ブレーキレバー22と、第1シフトレバー23(図示せず)と、第2シフトレバー24とを備えている。前記ブレーキレバー22は、操作時に、公知の方法によって、自転車のブレーキ機構をコントロールする。又、前記第1及び第2シフトレバー23,24は、操作時に、公知の方法によって、自転車のシフト機構をコントロールする。ライダーがグリップ14を把持したままの状態で、人さし指を使ってブレーキレバー22又はシフトレバー24を操作し、若しくは、親指を使ってシフトレバー23を操作し得るように、前記ブレーキレバー22及びシフトレバー23は、好ましくは、ハンドルバー12における把持グリップ14の近傍位置に配設される。
【0009】
前記ハンドルバーアッセンブリ10は、好ましくは、前記ハンドルバー12に取り付けられるサイクルコンピュータ30を備える。好ましい形態においては、前記サイクルコンピュータ30は、ハンドルバー12の略中央部上方に配置されたコンピュータスクリーン32を備える。図1a及び図1bに示す形態においては、前記サイクルコンピュータ30は、コンピュータブラケット34を備えている。該コンピュータブラケット34はハンドルバー12に取付可能とされており、ハンドルバー12に装着されると、サイクルコンピュータ30を安定した固定位置に保持し得るようになっている。
【0010】
好ましくは、前記サイクルコンピュータ30はコントロールスイッチ40を使用して操作され得る。好ましい形態においては、コントロールスイッチ40は、サイクルコンピュータ30から離間された位置に配設される。より詳しくは、図1a及び図1bに示すように、前記コントロールスイッチ40は、ライダーにとって容易にアクセス可能な位置において、制御装置20に備えられる。図1aに示す形態においては、ライダーは、手を把持グリップ14上に載置したままで、人さし指を使ってブレーキレバー22又はシフトレバー24を操作、若しくは、親指を使ってシフトレバー23又はコントロールスイッチ40を操作し得る。本発明の他態様においては、図1bに示すように、前記コントロールスイッチ40は、制御装置20における,ライダーが人さし指によって容易にアクセス可能な位置に配設される。
【0011】
コントロールスイッチ40をサイクルコンピュータ30から離間した位置に配設することにより、コンピュータ30を制御装置20の近傍に装着、又は、コンピュータ30を制御装置20に一体的に装着する必要が無くなる。従って、コントロールスイッチ40をライダーの手の近傍位置に装着しつつ、コンピュータ30及びコンピュータスクリーン32をライダーにとってより視認し易い位置に装着することができる。前記コントロールスイッチ40は、接続ケーブル36によって、前記コンピュータ30に電気的に接続されている。前記接続ケーブル36は、一端部がコントロールスイッチ40に接続され、且つ、他端部が前記コンピュータ30に接続されており、これにより、ライダーは、コントロールスイッチ40の操作によって、サイクルコンピュータ30によるコンピュータ操作を起動させることができる。他の形態においては、前記コントロールスイッチ40及びサイクルコンピュータ30は、公知のワイヤレス接続によって電気的に接続される。
【0012】
図2に示すように、本発明に係る制御装置20には、スイッチ装着リセス42が備えられている。好ましい形態においては、該スイッチ装着リセス42は、コントロールスイッチ40が挿入され且つ該コントロールスイッチ40を固定する有底孔とされる。該スイッチ装着リセス42は、コントロールスイッチ40と同一形状とされ、且つ、該コントロールスイッチ40が嵌合されるように構成される。好ましい形態においては、図2に示すように、コントロールスイッチ40が装着された際に、該コントロールスイッチ40の表面が制御装置の上面44と同一となるように、前記スイッチ装着リセス42は構成される。
【0013】
前記制御装置20は、好ましくは、コントロールスイッチ40をサイクルコンピュータ30に接続する前記接続ケーブル36の一部を受け入れるように構成されたケーブル装着リセス50を備える。前記ケーブル接続リセス50は、好ましくは、前記スイッチ装着リセス42に連通された端部52を有し、且つ、サイクルコンピュータ30の方向へ沿うように制御装置の上面44に形成されている。好ましい形態において、接続ケーブル36がケーブル装着リセス50に装着されると、該接続ケーブル36の表面が制御装置20の上面44と同一平面内に位置するように構成される。該ケーブル装着リセス50は、好ましくは、接続ケーブル36の一部を固定的に収容し、該接続ケーブル36の移動を防止する。
【0014】
図3〜図7は、コントロールスイッチ40を制御装置20におけるスイッチ装着リセス42へ装着する種々の手段を示している。図3に示すように、本発明の一形態においては、前記コントロールスイッチ40は、両面接着テープ又は他の接着材によって、前記スイッチスイッチ装着リセス42に取り付けられる。図3に示す形態においては、スイッチ装着リセスの底面46とコントロールスイッチ40との間に、接着層60が配設される。
【0015】
図4に示す形態においては、コントロールスイッチ40は、弾性部材によって形成された外部ケーシング48を備えている。該コントロールスイッチ40の外径又は幅は、好ましくは、前記スイッチ装着リセス42の内径又は幅よりも大きくされる。該コントロールスイッチ40は、前記スイッチ装着リセス42内に押圧係入され、これにより、コントロールスイッチが該スイッチ装着リセス内に固定的に保持される。
【0016】
図5に示す形態においては、コントロールスイッチ40は、底面から外方へ突設された取付アーム62を備えている。該取付アーム62は、好ましくは、弾性部材で形成され、前記スイッチ装着リセス42の底面に設けられた孔64内に押圧係入される。より好ましくは、前記外部ケーシング48及び前記取付アーム62を弾性材料を用いて一体的に形成することができる。
【0017】
図6に示す形態においては、コントロールスイッチ40は、肩部66を備える。該コントロールスイッチ40をスイッチ装着リセス42内に固定する為に、制御装置20の上面44には、コントロールスイッチ40を囲繞する保持リング68が固着されている。該保持リング68は、肩部66の移動を制限し得る形状寸法とされており、これにより、該肩部66がスイッチ装着リセス42の外方へ移動不能となっている。該保持リング68は、好ましくは、締結部材70によって制御装置20の上面44に固定される。図6に示す形態においては、前記締結部材70は一対のネジとされているが、種々の公知の締結部材を用いることができる。
【0018】
図7に示す形態においては、保持リング68は、スイッチ装着リセス42の内周面72とネジ結合又は螺合している。該保持リング68は、コントロールスイッチ40に接するように配設され、該コントロールスイッチ40の移動を防止するような形状寸法とされる。好ましい形態においては、コントロールスイッチ40の肩部66を所定位置に固定的に保持しつつ、ライダーが該コントロールスイッチ40にアクセスして該スイッチ40を操作し得るような、形状寸法とされる。
【0019】
本発明の好ましい形態においては、前記コントロールスイッチ40は、スイッチ装着リセス42に対して着脱自在とされる。斯かる着脱自在なコントロールスイッチによって、ユーザーは、サイクルコンピュータ及びスイッチアッセンブリとは別体の制御装置を購入することが可能となる。さらに、スイッチの交換又はメンテナンスを行う必要がある場合に、制御装置本体を取り外すことなく、該スイッチのみを取り外すことができる。
【0020】
前記各実施の形態は、スイッチ装着リセスを備えた自転車用制御装置の例示である。当業者は、本明細書で開示された本発明の要旨から逸脱することなく、前記実施の形態に対する種々の利用発明及び用途発明を想到することができる。即ち、本発明の技術的範囲は、前記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲及びその均等範囲によって画される。
【0021】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、コンピュータへの視認性を阻害することなく、ライダーによるコントロールスイッチへのアクセス性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1a】図1aは、本発明の好ましい実施の形態に係るハンドルバーアッセンブリの正面図である。
【図1b】図1bは、本発明の他の実施の形態に係るハンドルバーアッセンブリの正面図である。
【図2】図2は、本発明の好ましい実施の形態に係る制御装置の斜視図である。
【図3】図3は、本発明の好ましい実施の形態に係るコントロールスイッチの縦断側面図であり、スイッチ装着リセスへの装着状態を示している。
【図4】図4は、本発明の好ましい実施の形態に係るコントロールスイッチの縦断側面図であり、スイッチ装着リセスへの他の装着状態を示している。
【図5】図5は、本発明の好ましい実施の形態に係るコントロールスイッチの縦断側面図であり、スイッチ装着リセスへのさらに他の装着状態を示している。
【図6】図6は、本発明の好ましい実施の形態に係るコントロールスイッチの縦断側面図であり、スイッチ装着リセスへのさらに他の装着状態を示している。
【図7】図7は、本発明の好ましい実施の形態に係るコントロールスイッチの縦断側面図であり、スイッチ装着リセスへのさらに他の装着状態を示している。
【符号の説明】
12 ハンドルバー
14 把持グリップ
20 制御装置
30 コンピュータ
36 接続ケーブル
40 コントロールスイッチ
42 スイッチ装着リセス
48 外部カバー
50 ケーブル装着リセス
60 接着層
62 取付アーム
68 保持リング
Claims (22)
- コンピュータ用コントロールスイッチを保持する自転車用制御装置であって、
スイッチ装着リセスが設けられたケーシングを有し、
前記スイッチ装着リセスは、前記コントロールスイッチを受け入れ得るように構成されており、
且つ、前記ケーシングはケーブル装着リセスをさらに有しており、
該ケーブル装着リセスは、前記スイッチ装着リセスに連通し、且つ、該スイッチ装着リセスから延びていることを特徴とする自転車用制御装置。 - コンピュータ用コントロールスイッチを保持する自転車用シフト制御装置であって、
スイッチ装着リセスが設けられたケーシングを有し、
前記スイッチ装着リセスは、前記コントロールスイッチを受け入れ得るように構成されており、
且つ、前記ケーシングはケーブル装着リセスをさらに有しており、
該ケーブル装着リセスは、前記スイッチ装着リセスに連通し、且つ、該スイッチ装着リセスから延びていることを特徴とする自転車用シフト制御装置。 - コンピュータ用コントロールスイッチを保持する自転車用ブレーキ制御装置であって、
スイッチ装着リセスが設けられたケーシングを有し、
前記スイッチ装着リセスは、前記コントロールスイッチを受け入れ得るように構成されており、
且つ、前記ケーシングはケーブル装着リセスをさらに有しており、
該ケーブル装着リセスは、前記スイッチ装着リセスに連通し、且つ、該スイッチ装着リセスから延びていることを特徴とする自転車用ブレーキ制御装置。 - コンピュータ用コントロールスイッチを保持する自転車用制御装置であって、
ブレーキ制御装置と、
前記ブレーキ制御装置と一体形成されたシフト制御装置と、
前記ブレーキ制御装置及びシフト制御装置を収容するケーシングであって、スイッチ装着リセスが形成されたケーシングとを備え、
前記スイッチ装着リセスは、前記コンピュータ用コントロールスイッチを受け入れるように構成されており、
且つ、前記ケーシングはケーブル装着リセスをさらに有しており、
該ケーブル装着リセスは、前記スイッチ装着リセスに連通し、且つ、該スイッチ装着リセスから延びていることを特徴とする自転車用制御装置。 - 前記スイッチ装着リセスに装着されたコントロールスイッチを備えていることを特徴とする請求項1に記載の自転車用制御装置。
- 前記コントロールスイッチは、接着材によって前記スイッチ装着リセス内に取り付けられていることを特徴とする請求項5に記載の自転車用制御装置。
- 前記スイッチ装着リセスは孔を有し、
前記コントロールスイッチは弾性部材からなる取付アームを有しており、
前記取付アームは、前記スイッチ装着リセスの孔に圧入されることを特徴とする請求項5又は6に記載の自転車用制御装置。 - 弾性を有する外部カバーをさらに備え、
該弾性外部カバーは前記スイッチ装着リセス内に圧入されることを特徴とする請求項5から7の何れかに記載の自転車用制御装置。 - 前記コントロールスイッチの移動を防止し得るように構成された保持リングを、さらに備えていることを特徴とする請求項5から8の何れかに記載の自転車用制御装置。
- 前記保持リングは、前記ケーシングに締結されることを特徴とする請求項9に記載の自転車用制御装置。
- 前記保持リングは、前記スイッチ装着リセスにネジ結合されることを特徴とする請求項9又は10に記載の自転車用制御装置。
- コンピュータ用コントロールスイッチを保持する自転車用コントロールアッセンブリであって、
スイッチ装着リセスが設けられたケーシングを有する制御装置を備え、
前記スイッチ装着リセスは、前記コントロールスイッチを受け入れ得るように構成されており、
且つ、前記ケーシングはケーブル装着リセスをさらに有しており、
該ケーブル装着リセスは、前記スイッチ装着リセスに連通し、且つ、該スイッチ装着リセスから延びていることを特徴とする自転車用コントロールアッセンブリ。 - 前記制御装置は、シフト制御装置を備えていることを特徴とする請求項12に記載の自転車用コントロールアッセンブリ。
- 前記制御装置は、ブレーキ制御装置を備えていることを特徴とする請求項12又は13に記載の自転車用コントロールアッセンブリ。
- 自転車ライダーの手によって操作可能なハンドルバーアッセンブリであって、
端部を有するハンドルバーと、
該ハンドルバーの端部に取り付けられた把持グリップと、
ライダーが前記把持グリップを把持したままの状態で操作し得るように、前記把持グリップの近傍に取り付けられた制御装置であって、スイッチ装着リセスが形成された制御装置と、
前記制御装置における前記スイッチ装着リセス内に取り付けられるコントロールスイッチと、
前記制御装置から離間された位置において、前記ハンドルバーに取り付けられたサイクルコンピュータと、
前記コントロールスイッチをサイクルコンピュータに電気的に接続する接続ケーブルとを備え、
前記制御装置は、前記スイッチ装着リセスに連通されたケーブル装着リセスを、さらに備え、
前記ケーブル装着リセスは、前記スイッチ装着リセスから前記サイクルコンピュータの方向へ延びており、前記接続ケーブルの一部は、前記ケーブル装着リセスに装着されていることを特徴とするハンドルバーアッセンブリ。 - コントロールスイッチと、該コントロールスイッチを受け入れ得るように構成されたスイッチ装着リセス及び当該スイッチ装着リセスに連通されたケーブル装着リセスとを有する制御装置とを用意する工程と、
前記コントロールスイッチを前記スイッチ装着リセス内に固定する工程とを含むことを特徴とする自転車用のハンドルバーアッセンブリのコントロールスイッチ装着方法。 - 前記コントロールスイッチ固定工程は、前記コントロールスイッチを前記スイッチ装着リセスに接着する工程を含むことを特徴とする請求項16に記載の自転車用のハンドルバーアッセンブリのコントロールスイッチ装着方法。
- 弾性部材からなる取付アームを前記コントロールスイッチに設ける工程と、
前記スイッチ装着リセスに、孔を有する底面を備える工程と、
前記弾性取付アームを前記スイッチ装着リセスの底面における孔内に圧入する工程とを、さらに含むことを特徴とする請求項16又は17に記載の自転車用のハンドルバーアッセンブリのコントロールスイッチ装着方法。 - 前記コントロールスイッチを囲繞する弾性外部カバーを備える工程と、
前記弾性外部カバーを前記スイッチ装着リセス内に圧入する工程とを、さらに含むことを特徴とする請求項16から18の何れかに記載の自転車用のハンドルバーアッセンブリのコントロールスイッチ装着方法。 - 保持リングを備える工程と、
前記コントロールスイッチの移動を防止するように、前記保持リングを前記制御装置に取り付ける工程とを、さらに含むことを特徴とする請求項16から19の何れかに記載の自転車用のハンドルバーアッセンブリのコントロールスイッチ装着方法。 - 前記保持リングを制御装置に取り付ける工程は、該保持リングを前記制御装置の上面に締結する工程を含むことを特徴とする請求項20に記載の自転車用のハンドルバーアッセンブリのコントロールスイッチ装着方法。
- 前記保持リングを制御装置に取り付ける工程は、該保持リングを前記スイッチ装着リセスにネジ結合させる工程を含むことを特徴とする請求項20又は21に記載の自転車用のハンドルバーアッセンブリのコントロールスイッチ装着方法。
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