JP3581182B2 - 情報通信ネットワーク方式 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、いわゆるトークンパッシング方式を用いた情報通信ネットワーク方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在広く利用されている情報サービスの通信システムは、利用者側の端末装置と情報提供者のホストコンピュータとが双方向通信が可能な公衆通信回線網や第二種パケット交換網(DDX−TP)などで接続されており、利用者からの回線の接続要求に従ってデータ通信を行うものであった。この通信システムでは、回線の接続時間に見合った回線接続料金と、情報の質や量に対する情報料金とを合算した分を情報の使用料金として利用者に課金する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の技術では、情報使用料金とは別にデータ伝送中の通信料は全て利用者が負担するため、目的の情報提供者が遠隔地である場合には、通信料が高額となり、利用者への料金負担が大きくなるという課題がある。また、情報提供者のホストコンピュータと回線が接続されてから、実際に情報の送信がなされるまでに多少のタイムラグがあり、この間はネットワークのセンターで回線を接続するためのデータ解析を行っており、従局が目的とする情報を未だ受信していないにもかかわらず、この間も課金対象となっているという課題があった。
【0004】
ところで信頼性が要求される通信システムでは、局間でトークンを持ち回りし、トークンを捕捉した局と相手局との間で論理回線が確立されたときにデータの伝送を行う、いわゆるトークンパッシング方式が広く採用されている。このトークンパッシング方式は、送信権を与えるトークンを常時、伝送路上に巡回させておき、送信を希望する従局は、このトークンを捕捉し、主としてトークンフレームに宛先アドレスとデータを付加して送信する。このときトークンはビジ−状態になり、他の従局は送信権をもつことができなくなる。一方、トークンが網を巡回して送信端末に到着したとき、トークンのビジ−表示がフリー表示に変更される。その後は、他の従局でのトークン利用が可能になる。この方式は、各従局が主体的に回線を捕捉する点で、衝突検知方式(CSMA/CD)と共通している。又非衝突方式である点でポーリングセレクティング方式と共通している。
【0005】
しかし、従来のトークンパッシング方式を用いた通信システムでは、トークンのネットワーク網における周回時間などを監視して、回線障害などのトラブルを検知できるが、トークンそのものが消滅した場合には、こうした検知手段を用いることができず、情報通信ネットワークにおけるデータ通信の信頼性に欠けていた。
【0006】
本発明は上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、トークンパッシング方式を利用して、目的の情報を有するネットワークと回線が接続されるまでは待機状態とし、これが見つかった時点で情報要求があった端末装置に発呼し、回線を再接続することで無駄な通信料を省き、且つデータ通信の信頼性を高めた情報通信ネットワーク方式を開示することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
複数の従局と、中継センターと、集中センターとからなるトークンパッシング方式を利用した情報ネットワークにおいて、従局は、フレームにヘッダ、フッダ、送信元のIDコード、送信先の識別コード、希望する情報ネットワークを書き込んでなるトークンを中継センターに伝送する。中継センターは、このトークンをバックアップして子トークンを生成すると共に、トークンおよび子トークンのタイムテーブルに同じタイムスタンプを押す。中継センターは、子トークンを保持する一方、トークンを集中センターに伝送すると同時に従局との回線を切断する。集中センターは、トークンを記憶すると共にトークンを解読して、従局が希望した情報ネットワークを探し出し、この情報ネットワークと接続する。そして、情報ネットワークと接続したならば、従局を発呼して、この情報ネットワークの回線を開放する。そして、集中センターは、従局と情報ネットワークとの間の回線を監視して、従局から正規の回線の切断要求があった場合、トークンのタイムテーブルにタイムスタンプを押す。一方、異常な切断があった場合、タイムスタンプを記憶した後、異常終了のフラグをデータベースに記憶する。そして、接続時間から算出した課金情報を書き込んだトークンを従局に再送して、従局が受信した後、集中ネットワーク・従局間の回線を切断する。従局は、このトークンから取り出した課金情報を記憶した後、データ本体のデータを消去してフォーマットする。
【0008】
【作用】
上記手段を採用した本発明において、トークンは従局が特定の情報提供者に対して送信権を与える機能を有し、これを伝送することによって両者間の情報通信を実現している。トークンをバックアップしてなる子トークンは、元のトークンが消滅したときや、回線障害や従局の故障などのトラブル発生時に、網を正常な状態に復帰させる作用を有する。なお、本発明における網構成は、双方向通信が可能である樹枝状網型とすることが好適である。しかし、樹枝状網型双方向通信では、双方向サービスを行う端末数が多くなると、アクセス制御が難しくなり、高度な手順を使わなければならなく、又、センターと端末の距離(線路長)が大きくなると信号の遅延も大きくなるが、本発明では小区域を設定し、複数の従局をゾーニングすることによって、これらを解消している。さらに、ゾーニングすることによって、回線障害等を全域に及ぼさないようにすることもできる。
【0009】
【実施例】
以下、添付した図面に従って本発明の実施例を説明する。図1は本発明の情報通信システム全体のブロック図であって、1…1は情報利用者側の従局、2は中継センター、3は集中センターを示し、これらは公衆回線4を介してトークンパッシング方式を利用した通信ネットワークを形成している。5は情報提供者側の送受信端末装置である。また、複数の従局1…1をゾーニングしてセグメント1’を形成しており、各セグメント1’ごとに中継センター2を配置している。
【0010】
図2は、予め従局が保有するトークンを示したフォーマット図であって、6・6はフレームの最初と最後を示すヘッダとフッダ、7は従局1のステーションナンバーあるいはモデムの電話番号が書き込まれたIDコード、8は目的の情報を保有する送受信端末のステーションナンバーが書き込まれた識別コード、9は要求する情報に関するデータである。
【0011】
次に上述のネットワークを採用した本発明の動作を説明する。先ず、従局1は上記フレーム構成のトークンを中継センター2に伝送する。中継センター2はこのトークンを親トークンとしてバックアップして子トークンを生成し、親トークンおよび子トークンのタイムテーブルに同じタイムスタンプを押した後、元のトークンを集中センター3に伝送し、従局1との回線を切断する。一方、中継センター2では子トークンは保持しておく。ここで、子トークンは元のトークンをバックアップ・コピーしたものであり、従局1からの回線の切断要求や回線障害等の監視を行う。
【0012】
中継センター2から集中センター3に送出した親トークンが何等の理由で消滅した場合は、中継センター2は直ちに子トークンをバックアップしてなる孫トークンを集中センター3に送出する。さらにこの孫トークンも消滅したときには、バックアップを繰り返して集中センター3が受信するまで孫トークンを送出し続ける。所定回数トークンを送出したにもかかわらず、集中センター3が中継センター2からの孫トークンを受信できない場合は、回線障害や機器故障などのトラブルが発生したと見なして、中継センター2との回線を切断すると共に、公知のセキュリティシステムを稼動させて回線等を正常状態に復帰させる。ここでいうセキュリティシステムとは、異常箇所のメンテナンスを行ったりすることで公知の技術を採用することができる。
【0013】
このように本発明では、何等かの理由で親トークンが消滅したとき、子トークンをコピーして孫トークンを生成し、孫トークンを集中センター3に伝送する動作を数回繰り返すこととしたので、消滅したトークンを適宜再生することができ、従来困難であったトークンパッシング方式を利用した通信システムの復帰を容易に行うことができる。なお、トークンの再生を何回行うかは自由に決定できるものとする。
【0014】
次に集中センター3は、親トークン若しくは孫トークンを受信した後、直ちにこれを解読して目的の情報を保有する送受信端末装置5を探索して、見つかればその送受信端末装置5に接続する。このときトークンの内容は記憶装置に記憶させておく。なお、送受信端末装置5の探索方法は、いわゆるトークンパッシング方式を利用して行うもので、集中センター3はネットワーク網に送出し、これを巡回させ、目的の情報を保有する送受信端末装置5がトークンを捕捉して行われる。
【0015】
そして、送受信端末装置5と回線が接続されたならば、同時に最初にトークンを発した従局1を発呼して、この従局1に送受信端末装置5のネットワーク網を開放する。
【0016】
ここでトークンは回線の接続時間を正確にカウントすると共に、従局1からの回線切断要求および回線障害を監視する機能をもつ。そして、従局1から正規の回線切断要求があった場合、集中センター3はトークンのタイムテーブルにタイムスタンプを押し、データベースに記憶する。一方、異常終了があった場合、トークンのタイムテーブルに異常終了を示すフラグをたてて、タイムスタンプをデータベースに記憶する。最終的には、集中センター3から従局1に課金情報を付加したトークンを返送して回線網の回線を切断し、データ伝送を終了する。
【0017】
従局1は受信したトークンから課金情報をデータベースに記憶した後、このトークンから送信先の識別コードやデータ本体など情報取得に関するデータを消去して、このトークンをフォーマットする。このトークンは次回の情報取得に際して、再度利用されることは勿論である。
【0018】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明は、予め設置されている集中センターから、情報要求があった従局に発呼してサービスを提供するようにしたので、従局の意思で希望する情報提供者を選択することができる。また、情報要求は従局が発行するトークンを用いて行い、一度トークンを伝送した後は、希望する情報を入手し得るネットワークと接続されるまで、集中センターや中継センターと回線接続を持続する必要がなくなったので、回線の接続時間が従来に比して短縮されることから情報取得のための通信費を低減することができる。
【0019】
さらに、何等かの理由で親トークンが消滅した場合、バックアップしておいた子トークンをコピーしてさらに孫トークンを生成するようにしたので、データ通信の信頼性が増し、また、回線障害や機器故障などのトラブルが発生したときに、従来困難であったシステム復帰を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報通信システム全体のブロック図
【図2】トークンを示したフォーマット図
【符号の説明】
1 従局
1’ セグメント
2 中継センター
3 集中センター
4 公衆回線
5 送受信端末装置

Claims (1)

  1. 複数の従局と、中継センターと、集中センターとからなるトークンパッシング方式を利用した情報ネットワークにおいて、従局は、フレームにヘッダ、フッダ、自局のIDコード、送信先の識別コード、希望する情報に関するデータ本体を書き込んでなるトークンを中継センターに伝送し、中継センターは、このトークンを親トークンとしてバックアップして子トークンを生成すると共に、親トークンおよび子トークンのタイムテーブルに同じタイムスタンプを押して子トークンを保持する一方、親トークンを集中センターに伝送し、さらにこのとき従局との回線を切断し、親トークンを受信した上記集中センターは、この親トークンを記憶すると共に解読して、従局が希望した情報を有する送受信端末装置を探し出して回線を接続すると共に、回線が接続されたならば、従局を発呼して上記送受信端末装置が配置された情報ネットワークの回線網を開放し、さらに集中センターは、上記従局と上記送受信端末装置間の回線を監視して、上記従局から正規の回線の切断要求があった場合、トークンのタイムテーブルにタイムスタンプを押す一方、異常な切断があった場合、タイムスタンプを記憶した後、異常終了のフラグをデータベースに記憶し、接続時間から算出した課金情報を書き込んだトークンを従局に再送して、従局が受信した後、集中ネットワーク・従局間の回線を切断することを特徴した情報通信ネットワーク方式。
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