JP3580816B2 - インシュリン状成長因子を含有する安定溶液 - Google Patents

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Description

技術分野
本発明は等浸透性でかつ注射に適する5.5ないし6.5のpHを示し、50nmolまたはそれ以下の量の燐酸塩緩衝剤中にインシユリン状成長因子(IGF−1)を含有する安定溶液に関する。
従来技術
インシユリン状成長因子(IFG−1)は血漿およびその他の体液ならびに多くの細胞/組織中に存在するペプチドである。IFG−1は3つの二硫化物結合を包含する70個のアミノ酸からなり、そして広い範囲の細胞型の増殖を刺激しかつそれは成長ホルモンの作用の幾つかを媒介する。ヒトIGF−1は血漿から精製されかつその完全なアミノ酸シーケンスが確立されている(リンターグネヒト氏等著の「ヒトインシユリン状成長因子1のアミノ酸シーケンスおよびプロインシユリンを有するその構造的相同関係」1978年、生物化学ジャーナル、第253巻、第2769頁乃至第2776頁)。ヒトIGF−1に対して多数の相同関係を有するシーケンスは他のスピーシーズの血漿から精製されたIFG−1中に存在する。
IFG−1は系統的かつ局所的の両作用を有しかつ主として異なる特別な結合プロテインと連係して現れ、その4つが順番に並べられかつIGFBP1,IGFBP2,IGFBP3およびIGFBP4と呼ばれている。これらは正および負の両方法においてIGFの生物学的および有用性を調節することが明らかである。結合プロテインの変化した親和力を有する類似物が製造されかつシーケンス変化に関連付けられる生物学的活性の変化が認められた。IGF−1は主として多くの異なる細胞型中の血漿膜の外面に露出されるIGF−型1受容体との相互作用により作用することが明らかである。しかしながら、IGF−型2およびインシユリン受容体への結合はまた重要である。精製された血漿の不足のため商業的規模のIGF−1の生産の原理体系を開発する必要性が大きくなつている。今日、かかる大規模生産は組み換え型のDNA技術を使用することにより容易に達成され得る。
組み換え型のDNAIGF−1の製造による研究の結果としてそれは骨格成長および骨格筋肉プロテイン合成を促進することを示した。IGF−1は内分泌物因子ならびにパラクリン/オートクリン因子双方として作用することを示した(スコツトナー氏等著、内分泌学、1989年、第124巻、第5号およびクツク氏等著、1988年、生物研究論文ジャーナル、第81巻、第206頁乃至第212頁)。
そのうえ、IGF−1は患者の異化状態の治療または防止に有効であり(スウェーデン国特許第9002731−9号)そして横に切開された周辺神経の再生を改善する(ヨーロツパ特許第0308386号)。
IGF−1はまた培養物中で筋細胞のアクチン合成(フロリニ氏著、1987年、筋肉および神経ジャーナル、第10巻、第577頁乃至第598頁)および生体中で1カ月以内の新生児のラツトの心臓細胞の収縮性(ヴエツター・ユー氏等著、1988年、基礎研究心臓学、第83巻、第647頁乃至第654頁)を促進し得ることが生体内ですでに証明されている。
プロテインの安定性は一般には製薬産業における問題である。
低量のプロテインを有する調合は一般に精製、殺菌製造、貯蔵中および投与中に活性を失う。
そのことはしばしば凍結乾燥のごとき異なる乾燥方法においてプロテインを乾燥することにより解決された。プロテインはその後乾燥形状で分配されかつ貯蔵された。患者は使用前にかならず溶媒中で乾燥プロテインを元に戻さねばならず、それは欠点でありかつ患者にとつて不便である。
IGF−1の注射を毎日必要とする患者にとつて、かつとくに患者が子供であるとき、製品が扱い易く、投与および注射し易いことが重要である。凍結乾燥製品の再構成は思慮分別および注意深さを要求しかつそれゆえ好ましくは回避されるべきである。
凍結乾燥方法はまたコストおよび時間の掛かる方法の工程であり、そしてそれはこの工程がプロテインの商業的製品を製造するとき回避され得るならば大きな利点となる。
他の可能性は能動プロテインの活性損失を一般にかなり減少するヒトアルブミンを加えることである。プロテインが凍結乾燥されるならば、ヒトアルブミンは精製、殺菌製造および凍結乾燥中に全般的な安定剤として機能する。しかしながら、絶対に必要でないならば、血漿のウイルス汚染の危険のため、血液から引き出されたどのような物質も加えないのが望ましい。
製剤プロテインが再構成なしに直接薬剤を注射できる患者への延長された貯蔵寿命を有する安定溶液として製造されかつ分配されることが可能ならば製剤プロテインの使用は容易である。
幾つかの解決策が種々のプロテインの安定化のために提案された。
ヨーロッパ特許第35204号明細書(カツター)はポリオールの存在においてプロテイン組成物へ熱的安定性を付与する方法を開示している。
ヨーロッパ特許第381345号明細書(コリント)はカルボキシメチルセルロースの存在において、ペプチドの水溶液、デスモプレシンを開示している。
国際特許出願公開第WO89/09614号公報(ジエネンテツヒ)において、グリシン、マンニトール、任意に非イオン表面活性剤およびpH4−8での緩衝剤を含有するヒト成長ホルモンの安定化された調合が開示されている。非イオン表面活性剤を凝集および変性の低減のために加えられている。調合は凍結乾燥形状においてかつ再構成後得られた溶液として安定性を増加する。
ヨーロッパ特許第303746号明細書(インターナシヨナル・ミネラルズ・アンド・ケミカル・コーポレイシヨン)は成長ホルモンをポリオール、アミノ酸、アミノ酸またはコリン派生物のポリマと混合することにより水性環境において安定化された成長ホルモン(GH)を開示している。
米国特許第4165370号明細書はガンマグロブリン溶液およびその製造方法を開示している。溶液はポリエチレングリコール(PEG)を含有する。
ヨーロッパ特許第77870号明細書(グリーン・クロス)において因子VIIIを含有する溶液の安定性を改善するためのアミノ酸、単糖類、オリゴ糖類または糖アルコールまたは炭化水素カルボキシル酸の添加が開示されている。
ヨーロッパ第440989号明細書(フジサワ)は強酸とともにIGF−1を含有する溶液を乾燥することを含むIGF−1の乾燥組成物の製造方法を開示している。
pH6でのクエン酸塩緩衝剤中のIGF−1は国際特許出願公開第WO91/18621号公報から公知である。IGF−1の安定性に関しては何も記載されてない。
プロテインは生理学的特性に関して異なる。生理学的に許容可能でかつ長期間安定性を有すべきである薬剤製品を製造するとき、プロテインの生理学的特性を考慮するだけでなく、工業的製造、患者の容易な取扱いおよび患者の安全性のごとき他の面を考慮しなければならない。これらの特性の結果は異なる調合を試験するとき予想できず、各プロテインはしばしば安定性に関して独特な溶液を有する。
プロテインが再構成なしに直接薬剤を注射することができる患者に対して溶液として製造されかつ分配されるならばIGF−1の使用が容易である。溶液は少なくとも2年間安定でなければならず、それは最終薬剤溶液が、砂糖、テンサイド等のごとき最小の添加物のみを含有する場合に好都合である。
皮下注射に向けられる溶液に関して、痛みが、とくに溶液のpHが生理学的pHからずれる場合に、問題となる。能動物質の安定性のために、さらに生理学的pHからずれているpHを選択することが必要である。かかる溶液に関して、注射時の痛みを克服するための手段は、とくに数年間規則的に注射される薬物、例えばIGF−1に関して、非常に重要である。
pHは重要であり、これが生理学的pHである時に、注射されるべき溶液に関して通常pHg7が選ばれる。pH6を有する製剤の皮下注射はしばしば痛みを誘発する。塩水溶液がクエン酸塩緩衝剤または薬物(ここではテイララザド・メシレート)を含有するクエン酸塩緩衝剤より少ない痛みを付与することが知られている(ジエイ・シー・フライシエーカー氏等著、1993年、臨床薬学ジヤーナル、第33巻、第182頁乃至第190頁)。1991年8月3日、生物医学ジヤーナル、第303巻においてエル・エー・エム・フレンケン氏等はアルブミンおよびクエン酸塩からなる緩衝剤中のEPOが同一のpHの燐酸塩緩衝剤中のEPOより大きい痛みを付与することを示した研究を報告した。
注射されるとき痛くないIGF−1用の安定溶液を見いだす問題がこれまで解決されていなかつた。
今や痛みは本発明による溶液が使用されるとき著しく減少されることが認められた。
実際に、感じられる痛みは等浸透性塩化ナトリウム水溶液が皮下に注射されるときと同一である。
発明の開示
かくして、上述した問題を解決する新規な調合を見い出した。
溶液中のIGF−1の安定性はpH7では良好でないが、pH6が良好な安定性を付与することを認めた。室温での貯蔵のために、pHの選択は5℃でより重要でありかつpHは7以下にしなければならない。
またクエン酸塩または燐酸塩を緩衝剤として使用するとき安定性が同一であることを見出した。例5および例6を比較。痛みの研究(例10)においてpHがより少ない痛み(期待したように)を付与するが、安定性がpH7で十分に良好でないことを示す。pH6および低量の緩衝剤(50mmol以下)を使用することにより痛みはpH7を使用するときと同じ位低い。これは驚くべき知見である。
クエン酸塩緩衝剤は注射されるとき痛みを付与し得ることが知られているので、好適な緩衝剤として燐酸塩を選び、それにより24カ月間5℃で安定で、患者に痛みを与えず、そして期待されるより23℃で良好な安定性を有する新規な組成物を見い出した。
等浸透性を備えるために緩衝剤および塩のみを含有するIGF−1の安定した溶液は知られておらず、かかる溶液は他の追加の成分なしに2年間安定でありかつまた患者に良好に容認されることは、従来技術を研究するとき、驚くべきことと見做されねばならない。
【図面の簡単な説明】
第1a図および第1b図は10週間の貯蔵中のそれぞれ5℃および30℃での貯蔵後の異なるpHでのIGF−1の残留濃度の百分率を示すグラフ図(例3)である。
第2a図および第2b図は、5カ月間の貯蔵中のそれぞれ5℃および30℃での貯蔵後の異なるpHでのIGF−1の残留濃度の百分率を示すグラフ図(例4)である。
発明を実施するための最良の形態
本発明は注射用等浸透性溶液中で5.5ないし6.5、好ましくは5.7ないし6.2のpHを示すIGF−1またはその機能的類似物および50mmol/L以下の量の燐酸塩緩衝剤を含有する安定した溶液に関するものである。
燐酸塩緩衝剤の量が5ないし20mmol/L、好ましくは10mmol/Lである本発明の溶液はより高い量の燐酸塩からなる組成物に比べて皮下注射時減少された痛みを付与する。
本発明の溶液は少なくとも24カ月の+5±3℃の貯蔵後その最初の値の少なくとも90%の残留活性を有する。
溶液はIGF−1、緩衝剤および等浸透性剤および任意に保存薬を含有することができる。かくして他の安定化剤の必要はない。
燐酸塩緩衝剤の量は通常5〜50mmol/L、好ましくは5〜20mmol/Lおよびより好ましくはおよそ10mmol/Lの量である。
溶液は好ましくは10mmol/Lの燐酸ナトリウム緩衝剤を有し、pHは5,7〜6.2である。
溶液は等浸透性にすべきであり、該溶液は当該技術に熟練した者に知られる幾つかの賦形剤のいずれかにより容易に形成され得る。例えば、NaCl、グリシン、マンニトール、グリセロールおよび/または他の炭水化物が添加される。ベンジルアルコールが保存剤として選ばれ得る。
本発明はまたIGF−1またはその機能的類似物を5.5〜6.5のpHを備えている燐酸塩緩衝物質および等浸透性剤および任意に保存剤と混合させることによる調合の製造方法に関する。本発明はまた本発明の調合を投与することによるIGF−1またはその機能的類似物の必要な患者の治療方法に関する。
インシユリン状成長因子(IGF−1)は自然に発生するヒトおよび動物IGF−1と、rhIGF−1(ヒト)、rbIGF−1(牛)およびrpIGF−1(豚)のごとき、組み換え型IGF−1(rIGF−1)との両方を意味する。機能的類似物は動物および人間のIGF−1と同一の治療効果を有する化合物を意味する。
IGF−1の濃度は使用された緩衝剤中のその溶解性および所望の治療に付与された投与量にのみ依存する。
実施例
実験に使用した組み換え型ヒトIGF−1(rhIGF−1)を薬用酵母中で製造した。rhIGF−1を薬用酵母α−一致因子プレ−プロリーダーペプチドに溶融させたハイブリツドプロテインとして最初に合成した。発現後第1変位製品を細胞から分泌させた。この過程中プレ−プロリーダーを結合した。正しく処理しかつ分泌したIGF−1を次いでその自然の形状において醗酵媒体から隔離した。
rhIGF−1とともに媒体を次いで微小濾過させ、不純物を当該分野において公知の幾つかのクロマトグラフイ技術により除去した。
実施例において使用したすべての緩衝剤成分はPh.Eur.第2版に規定されている用件を満たしている。
実施例1,2,5および8において精製過程の最終工程からの連結乾燥されたIGF−1プールを調合緩衝剤中に溶解させ、セフアデツクスG−50カラムでクロマトグラフにかけた。
実施例3および4において精製糧の最終工程からの凍結乾燥されたIGF−1プールを調合緩衝剤中に溶解させた。
実施例6,7および9において精製過程の最終工程からのIGF−1プールの溶液を正確な濃度および正確な緩衝剤調合を得るために限外濾過させた。
サンプルを+5±3℃または+30±3℃で貯蔵させた。
以下の分析技術をすべての実施例において使用した。
逆相HPLC(RP−HPLC)溶出システムがアセトニトリル、水、燐酸緩衝剤およびプロパンスルホン酸ナトリウム塩から構成した。溶出を可動相の極性を減少することにより達成した。220nmでUV検出。IGF−1の濃度および純度の測定に使用した。
SDS−PAGE IGF−1のプロテイン製造はプロテイン−SDSの負に帯電された複合体を発生するためにナトリウムドデシル硫酸塩(SDS)によって変性された。サンプルを2−メルカプトエタノールにより還元させた。分離はSDSの存在においてポリアクリルアミドゲル(PAGE)の電気泳動により分子サイズに応じて得られた。ゲルの評価はサンプルを標準および基準と比較することにより半定量的かつ定性的になされたところのIGF−1の二量体、ポリマまたは断片の検出に使用した。
RRA.ラジオレセプタアセイをケー・ホール氏等著、1974年、臨床内分泌新陳代謝ジヤーナル、第39巻、第973頁乃至第976頁にしたがつて実施させた。未加工の膜片をヒト胎盤から調製した。定温放置を+4℃で実施した。定温放置後RRA緩衝剤を遠心分離させる管に加えた。すべての管をガンマカウンタにおいてカウントさせた。限界/合計放射能ならびに限界/合計限界放射能を計算した。標準曲線を描きかつ未知のサンプル中のIGF−1の濃度を計算した。
pHはPh.Eur.第2版に規定されたように実施された。
実施例3および4用の基準サンプル調合品は−70℃で貯蔵されかつ分析が実行されたとき解凍された。
実施例1
この実施例は+5および+30℃で貯蔵された溶液の安定性研究からの結果を示す。
組成物/ml
IGF−1 1mg
ナトリウム二水素燐酸塩 5.25mg
二ナトリウム燐酸塩 0.89mg
塩化ナトリウム 6.43mg
注射用水 1.0ml作るために
pH 5.9
この組成物は緊張調整体としての10mmol/Lの塩化ナトリウムにより、50mmol/Lの燐酸ナトリウム緩衝剤中の1mg/mlのIGF−1の濃度およびpH6を付与する。
この溶液の4mlを殺菌5mlガラスアンプル中に充填させた。すべてのサンプルを光から保護して貯蔵しかつ+5+/−3℃で12および24カ月後、そして+30+/−3℃で3および12カ月後に調査した。
結果 +5および+30℃での貯蔵後の結果を表1aおよび1bにそれぞれ示してある。
Figure 0003580816
Figure 0003580816
RP−HPLC
+5℃で24カ月貯蔵後初期濃度の94%が残存した。
結論
この研究は24カ月間+5℃での貯蔵が製品の品質に主として影響を及ぼさないことを示す。
実施例2
この研究の目的は10または50mmol/Lの燐酸塩緩衝剤、pH6を有する水溶液中で調合されたIGF−1の安定性を比較することにあつた。
組成物2A
1mlは、
IGF−1 2mg
ナトリウム二水素燐酸塩 5.25mg
二ナトリウム燐酸塩 0.89mg
塩化ナトリウム 6.43mg
注射用水 1.0mlを作るために
pH 5.9
を含有する。
組成物2B
1mlは、
IGF−1 2mg
ナトリウム二水素燐酸塩 1.02mg
二ナトリウム燐酸塩 0.21mg
塩化ナトリウム 8.48mg
注射用水 1.0mlを作るために
pH 6.0
を含有する。
緩衝剤の濃度は10mmol/Lである。
結果
50mmol/Lの燐酸塩緩衝剤を有する調合のIGF−1の分析の結果は表2a〜bにおよび10mmol/L燐酸塩のIGF−1の結果は表2c〜dに示してある。
Figure 0003580816
Figure 0003580816
Figure 0003580816
Figure 0003580816
表中のデータから2つの調査された調合中のIGF−1の安定性に顕著な差異がないことが注目され得る。
SDS−PAGEによる分析は2つの調合物間の安定性にどのような差異も検出できなかつた。
10mmol/Lの燐酸塩緩衝剤の緩衝剤容量は調合物の安定したpHを維持するのに十分であることを証明した。
新規な臨床データは10mmol/Lの燐酸塩緩衝剤濃度が皮下注射を受けている患者により良好に容認されることを示した。
結論
10mmol/Lの燐酸塩緩衝剤、pH6中で調合された2mg/mlのIGF−1の安定性は50mmol/Lの燐酸塩緩衝剤におけると同一である。
10mmol/Lの燐酸塩緩衝剤、pH6中で調合された2mg/mlのIGF−1は+5℃で貯蔵されるとき24カ月間安定あることが認められた。
実施例3
この実験の目的は簡単な緩衝剤溶液中で調合されたIGF−1の安定性についてのpHの影響を研究することにあつた。IGF−1の薬剤使用は等浸透性溶液を必要とし、そして塩化ナトリウムが等浸透性剤として選ばれた。極端(pH3および9)での変化を部分的に引き起こしかつ生理学的pH範囲、この場合にpH5および7を部分的にカバーするために、この実験に関して広いpH範囲が選ばれた。
比較のために、同一の緩衝剤溶液であるが塩化ナトリウムなしのIGF−1をこの研究に包含した。E〜Hはしたがつて等浸透性ではない。この理由は塩化ナトリウムがIGF−1の安定性に影響を及ぼすかどうかを調査することにあつた。
実験方法
750μg/mlのIGF−1を含有する溶液を以下の緩衝剤中で製造した。
A:50mmol/Lのクエン酸ナトリウム
95mmol/Lの塩化ナトリウム pH=3
B:50mmol/Lのナトリウムアセテート
95mmol/Lの塩化ナトリウム pH=5
C:50mmol/Lの燐酸ナトリウム
95mmol/Lの塩化ナトリウム pH=7
D:50mmol/Lのグリシン
95mmol/Lの塩化ナトリウム pH=9
E:50mmol/Lのクエン酸ナトリウム pH=3
F:50mmol/Lのナトリウムアセテート pH=5
G:50mmol/Lの燐酸ナトリウム pH=7
H:50mmol/LのグリシンE pH=9
貯蔵:0(初期サンプル),3,6および10週間(サンプルA〜D)または0および10週間(サンプルE〜H)。
温度:+5℃および+30℃。
結果
RP−HPLCは、+5℃および+30℃でA,B,CおよびDの結果を示しかつ百分率として計算した第1a図および第1b図に示したような結果を示した。同様な結果が溶液E〜Hに関しても得られた。
pH3,5および7で塩化ナトリウムを有する緩衝剤中のIGF−1の濃度およびRRA活性は+5℃で10週間まで安定であつた。+30℃で、グリシン緩衝剤(pH=9)の濃度は3週間後分析されたとき安定でなかつた。塩化ナトリウムを有する緩衝剤においてpH3,5および7で、IGF−1の濃度およびRRA活性は+30℃で10週間貯蔵したとき僅かに減少した。pH9で、かつ+30℃で10週間貯蔵したとき、IGF−1濃度、受容体活性および免疫学的活性が非常に減少した。塩化ナトリウムのない溶液はHPLCによりそれらの等浸透性の対照物より僅かに安定性が少なく、そしてRRAにより比較的安定していた。
SDS−PAGE
分子サイズ分布の変化は緩衝剤AおよびD(それぞれpH3および9)中のIGF−1が+30℃で3週間貯蔵したとき発生したが、緩衝剤BおよびC(それぞれpH5および7)において変化はなかった。
結論
この実験の結果は、IGF−1がクエン酸ナトリウム緩衝剤、pH3またはグリシン緩衝剤、pH9におけるよりナトリウムアセテート緩衝剤、pH5および燐酸ナトリウム緩衝剤pH7においてより安定していることを示す。また、結果は塩化ナトリウムの存在がこれらの緩衝剤溶液中のIGF−1の安定性に僅かに正の作用を有することを示す。
実施例4
実施例3の研究結果によれば、IGF−1はpH3および9におけるよりもpH5および7において安定していた。pH5と同じ程度に低いpHを有する調合物が皮下または筋肉に投与されるとき不快を生じ得るため、5以上のpHが好適でありそしてこの実験に選ばれたpH範囲はpH6〜pH7.5であつた。
ナトリウム二水素燐酸塩の溶液はこの範囲において緩衝能力を有しかつ等浸透性にされたとき非経口注射に適する。この理由のために、緊張を高めるためのNaClまたはグリセロールの添加により、燐酸ナトリウムがこの研究に使用された緩衝剤であつた。
この予備調合研究の目的はこれらの溶液中のIGF−1の安定性を評価するためにIGF−1の調合に最適なpHであるかどうかを判断することにある。
実験方法
凍結乾燥IGF−1の塊りを5つの緩衝剤溶液の各々に約1mg/IGF−1/mlの濃度に溶解させた。緩衝材溶液を50mmol/L,pH6,6.5,7および7.5にするように比例してナトリウム二水素燐酸塩および二ナトリウム燐酸塩から形成した。塩化ナトリウム、100mmol/Lを約290mmol/Lまで浸透性を導くために緊張剤として溶液(pH6〜7.5)の4つに加えた。比較のためにグリセロール、200mmol/Lを塩化ナトリウムに代えてpH7溶液に加えた。個々の緩衝剤組成物を表3に記載してある。各溶液の容量は125mlであつた。5つのIGF−1溶液を殺菌デユラポール(登録商標)フイルタ(ミリポール、47mm直径、0.22μm孔サイズ)により各々濾過しかつ蠕動ポンプ(シユーコ蠕動フイラー、パクシヤル・シユバート・マシナリー・Co.A/S)を使用して殺菌ガラス瓶内に1ml/瓶の容量で分配した。瓶は殺菌ゴムストツパで栓をしかつ金属キヤツプで密封した。充填された瓶は続いて貯蔵されかつ分析された。
Figure 0003580816
結果
結果はRP−HPLCによりIGF−1に関して基準値のパーセントを付与する第2a図および第2b図に示してある。結果によれば+30℃で、NaClを有する燐酸ナトリウム緩衝剤中のIGF−1はpH6で安定でかつpH6.5で幾らか安定性が少なくそしてpH7で非常に安定性が少ない。また、NaClに代わるグリセロールの添加はIGF−1の安定性を減少した。
結論
この実験において2つの結論がなされ得る。第1に、pH6〜pH7.5の範囲において、等浸透性の燐酸ナトリウム緩衝剤(緊張剤としてNaClを有する)中のIGF−1はpHが低ければ安定であり、すなわち安定性は高いpHで減少する。第2に、NaClを有するこの等浸透性燐酸ナトリウム緩衝剤は+5℃で貯蔵したとき6カ月間安定である。
実施例5
この研究の目的はpH6を有するクエン酸緩衝剤中のIGF−1,2mg/mlの安定性を調査することにあつた。
1mlは、
IGF−1 2mg
3ナトリウムクエン酸塩、2ヒドレート 10.5mg
2ナトリウムクエン酸塩、11/2ヒドレート 3.76mg
塩化ナトリウム 4.97mg
注射用水 1.0mlを作るために
pH 6.0
を含有する。
緩衝剤の濃度は50mmol/Lである。
結果
Figure 0003580816
結論
pH6を有するクエン酸緩衝剤中で調合されたIGF−1は+5℃で貯蔵したとき26カ月間安定であることが認められた。
実施例6
この研究の目的はpH6を有する50mmol/L燐酸塩緩衝剤中のIGF−1,7mg/mlの安定性を調査することにあつた。
1mlは、
IGF−1 7mg
無水、モノナトリウム燐酸塩 5.25mg
無水、2ナトリウム燐酸塩 0.89mg
塩化ナトリウム 6.43mg
注射用水 1.0mlを作るために
pH 5.9
を含有する。
結果
Figure 0003580816
結論
IGF−1,7mg/mlはpH5.9を有する50mmol/L燐酸塩緩衝剤中で調合されるとき+5℃で18カ月間安定であると認められた。
実施例7
この研究の目的はpH6を有する10mmol/L燐酸塩緩衝剤中のIGF−1,10mg/mlの安定性を調査することにあつた。
1mlは、
IGF−1 10mg
無水、モノナトリウム燐酸塩 1.02mg
無水、3ナトリウム燐酸塩 0.21mg
塩化ナトリウム 8.48mg
注射用水 1.0mlを作るために
pH 6.0
を含有する
結果
Figure 0003580816
結論
IGF−1,10mg/mlはpHを有する10mmol/Lの燐酸塩緩衝剤中で調合されるとき+5℃で少なくとも12カ月安定であることが認められた。
実施例8
この研究の目的はpH6および保存剤としてベンジルアルコールを有する50mM燐酸塩緩衝剤中のIGF−1,1.4mg/mlの安定性を調査することにあつた。
調剤8a
ml当たりの組成
IGF−1 1.4mg
モノナトリウム燐酸塩 5.25mg
2ナトリウム燐酸塩 0.89mg
塩化ナトリウム 6.43mg
ベンジルアルコール 11mg
注射用水 1.0mlまで
pH 5.9
非保存の基準サンプルも製造した、調合8b。
カートリツジは+5+/−3℃で23カ月貯蔵した後に調査された。
貯蔵後の分析結果は表7に示されている。
Figure 0003580816
結論
濃度または純度の顕著な差異は+5℃での23カ月の貯蔵後に検出することはできなかつた。ベンジルアルコールはIGF−1の安定性に影響を及ぼさない。両調合物は研究された時間中は安定であつた。
実施例9
この研究の目的はpH6かつベンジルアルコールを有する10mmol/L燐酸塩緩衝剤中のIGF−1,9mg/mlの安定性を調査することにあつた。
ml当たりの組成
IGF−1 9mg
モノナトリウム燐酸塩 1.02mg
2ナトリウム燐酸塩 0.21mg
塩化ナトリウム 8.48mg
ベンジルアルコール 14mg
注射用水 1.0ml
pH 6.0
瓶は貯蔵されかつ+25+/−3℃および+5+/−3℃で6カ月後調査された。
結果は表8aおよび表8bに示してある。
Figure 0003580816
Figure 0003580816
結論
純度の小さい減少のみが+5℃での6カ月の貯蔵後認めることができた。調合物は研究中安定であつた。
実施例10
9つの調合物、1−Xの皮下注射での局部許容度を10人の男性被験者で調査した。
10回の注射を各被験者の下方腕部に付与した。その注射は17分/注射/被験者の間隔で付与した。rlIGF−1の合計投与量は1mgIGF−1/注射による3回の注射に分割された3mgであつた。
全ての注射を、0.2ml/注射の容量により、各被験者に3.5時間以内に付与した。
生理学的pHを有する塩化ナトリウム組成物、組成物1を対照標準として使用した。
注射痛は、有志者により水平目視アナログ目盛り(V.A.S.)上で各注射後30秒、0〜100mmを査定した(0mmは痛みなしを意味し、100mmは過酷な痛みを意味する)。
Figure 0003580816
V.A.S.mmol/LについてのLSMEANを各組成に関して計算したとき以下の結果が得られた。
Figure 0003580816
結論
組成IIIおよびIVは組成VおよびVIよりかなり少ない痛みを生じる。
pH6で、緩衝剤濃度の減少が注射での不快さの減少および生理学的塩化ナトリウム溶液に匹敵し得るレベルに注射を低減する結果を生じる。
この研究はpH6で減少された緩衝剤濃度がIGF−1の注射時の最良の局部許容度を達成するために好適であることを示す。

Claims (14)

  1. IGF−1またはその作用的類似物と、注射用等張性溶液において5.5ないし6.5のpHを示す50mmol/Lまたはそれ以下の量の燐酸塩緩衝剤とを含有することを特徴とする安定溶液。
  2. pHが5.7ないし6.2であることを特徴とする請求項1に記載の安定溶液。
  3. 燐酸塩緩衝剤の量を多量の燐酸塩からなる組成物と比較して皮下注射時に減少した痛みを付与する5ないし20mmol/Lにしたことを特徴とする請求項1に記載の安定溶液。
  4. 燐酸塩緩衝剤の量が10mmol/Lであることを特徴とする請求項3に記載の安定溶液。
  5. 少なくとも24カ月の+5±3℃の貯蔵後にその最初の値の少なくとも90%の残留活性を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の安定溶液。
  6. IGF−1と、緩衝剤と、等張性剤と、任意の保存薬とを含有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の安定溶液。
  7. 緩衝剤が燐酸ナトリウム緩衝剤であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の安定溶液。
  8. 燐酸ナトリウム緩衝剤の量が5〜50mmol/Lであることを特徴とする請求項7に記載の安定溶液。
  9. 燐酸塩緩衝剤の量が5〜20mmol/Lであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の安定溶液。
  10. 緩衝剤が10mmol/Lの燐酸ナトリウム緩衝剤であり、pHが5.7〜6.2であることを特徴とする請求項9に記載の安定溶液。
  11. NaClを含有することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の安定溶液。
  12. 保存剤としてベンジルアルコールを含有させることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の安定溶液。
  13. 等張性剤としてグリシン、グリセロール、マンニトールおよび/または他の炭水化物を含有させることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の安定溶液。
  14. IGF−1またはその機能的類似物を5.5〜6.5のpHを備えている燐酸塩緩衝物質と、等張性剤と、任意の保存剤とに混合させることにより請求項1乃至13のいずれか1項に記載の安定溶液を製造する安定溶液の製造方法。
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