JP3580710B2 - 分散型インターネットブラウザシステムとその表示方法 - Google Patents

分散型インターネットブラウザシステムとその表示方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3580710B2
JP3580710B2 JP30778998A JP30778998A JP3580710B2 JP 3580710 B2 JP3580710 B2 JP 3580710B2 JP 30778998 A JP30778998 A JP 30778998A JP 30778998 A JP30778998 A JP 30778998A JP 3580710 B2 JP3580710 B2 JP 3580710B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
data
internet
display
connection terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP30778998A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000122957A (ja
Inventor
ひろみ 佐久嶋
智 寺崎
保秀 堀内
徹 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP30778998A priority Critical patent/JP3580710B2/ja
Publication of JP2000122957A publication Critical patent/JP2000122957A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3580710B2 publication Critical patent/JP3580710B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サーバ上のデータをクライアントに表示するインターネットブラウザシステムと、その表示方法に関し、特に、クライアントを複数の端末で構成し、この複数の端末が連携してインターネットデータを表示できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネットを情報の入手手段として利用するケースが増えており、パーソナルコンピュータを始めとして、テレビ受信機、ワードプロセッサ、携帯端末、ゲーム機など各種の端末装置にブラウザが搭載され、インターネットの情報が表示できるように構成されている。
【0003】
図20は、このインターネットのクライアント・サーバ型システムを模式的に示している。端末A71、端末B72及び端末C73は、それぞれ、公衆回線75でWWW(World Wide Web)サーバ74に接続し、WWWサーバ74から提供されたインターネットデータを端末のWWWブラウザで表示する。この端末A71、端末B72及び端末C73が、パーソナルコンピュータや、WWWブラウザを有するテレビ受信機、ワードプロセッサ、あるいは携帯端末などであり、各端末装置がそれぞれ個別にWWWサーバに接続して情報を取得している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この従来のクライアント・サーバ型システムでは、各端末がインターネットへの接続機能を持たなければならないため、各端末の回路規模が増大し、装置が大型化し、コストがアップするという問題点がある。
【0005】
また、携帯用として装置を小型化した場合には、表示機能の一部を割愛するなどの措置が必要になり、WWWサーバから提供される情報を十分に活用することができないという問題点がある。
【0006】
また、従来のシステムでは、インターネットから提供されるデータを複数の端末で表示する仕組みについては考慮されていない。複数の端末でグループを構成した場合には、例えば、インターネットから取得した同じ情報を各端末で一斉に表示したり、あるいは、異なる表示機能を持つ複数の端末の各々が、インターネットの情報に含まれる各カテゴリのデータを得意の表示機能を駆使して表示したりすることが可能になり、インターネットの利用性を拡げ、新たな形態のクライアント・サーバ型システムを構築することができる。
【0007】
本発明は、クライアントを複数の端末で構成する方向から、従来の問題点を解決するものであり、インターネットの利用性を拡大することができる分散型インターネットブラウザシステムを提供し、また、そのシステムでのインターネットの表示方法を提供し、さらに、そのシステムを構成する端末装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明のインターネットブラウザシステムでは、クライアント側を複数の端末で構成し、その中の一つの端末がインターネットに接続し、サーバから提供されたデータを複数の端末が連携して表示し、あるいは再生するように構成している。
【0009】
そのため、例えば、表示機能を異にする複数の携帯端末を携帯することによって、インターネットのテキスト、画像、オーディオ、ビデオなどの各情報を、それらの表示機能を持つそれぞれの端末で表示させることができ、外出時であっても、インターネットの情報を隈無く利用することが可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、サーバから提供されたデータをクライアント側の端末が表示または再生するインターネットブラウザシステムにおいて、クライアント側が、インターネットに接続する一個のインターネット接続端末と、インターネットには接続せずにインターネット接続端末に有線または無線で接続する一または複数個のインターネット非接続端末とで構成され、インターネット接続端末は、HTMLで記述されたコンテンツのデータをサーバから取得して、コンテンツに記述されたデータの表示順序に従って、データの中の自ら表示できるデータを表示し、表示できないデータを当該データの表示機能を有するインターネット非接続端末に送信してインターネット非接続端末に表示させ、インターネット非接続端末での表示が終了した後、インターネット接続端末は、インターネット非接続端末で表示されたデータに続くコンテンツのデータを自ら表示し、またはその他のインターネット非接続端末に表示させるようにしたものであり、インターネットの情報を種々の形態で利用することが可能であり、表示端末を切り替えても同じコンテンツのデータを連続的に表示することができる。
【0015】
請求項に記載の発明は、インターネット接続端末が、データを送信するインターネット非接続端末を、優先順位が設定された複数の選択基準に基づいて選択するようにしたものであり、ユーザの好みやデータ形式など複数の条件に合わせて最適な端末を選択して表示させることができる。
【0017】
請求項に記載の発明は、選択基準の一つとして、各インターネット非接続端末での前記インターネット接続端末から選択された履歴を含むようにしたものであり、ユーザが一度表示端末として選択した端末を優先して再度自動的に選択することが可能となる。
【0024】
請求項4に記載の発明は、サーバからインターネットを通じて提供されたデータを端末で表示する表示方法において、インターネットに接続する一個のインターネット接続端末と、インターネットには接続しない一または複数個のインターネット非接続端末とを有線または無線で接続し、インターネット接続端末は、HTMLで記述されたコンテンツのデータをサーバから取得して、コンテンツに記述されたデータの表示順序に従って、データの中の自ら表示できるデータを表示し、表示できないデータを当該データの表示機能を有するインターネット非接続端末に送信してインターネット非接続端末に表示させ、インターネット非接続端末での表示が終了した後、インターネット接続端末は、インターネット非接続端末で表示されたデータに続くコンテンツのデータを自ら表示し、またはその他のインターネット非接続端末に表示させるようにしたものであり、インターネットの利用形態を拡げることが可能であり、表示端末を切り替えても同じコンテンツのデータを連続的に表示することができる。
【0032】
請求項に記載の発明は、クライアント側が、インターネットに接続する一個のインターネット接続端末と、インターネットには接続せずにインターネット接続端末に有線または無線で接続する一または複数個のインターネット非接続端末とで構成され、インターネット接続端末を通じてサーバから提供されたコンテンツのデータを複数の端末が連携して表示または再生する分散型インターネットブラウザシステムのインターネット接続端末において、HTMLで記述されたコンテンツのデータをサーバから取得するデータ取得部と、インターネット非接続端末及び自端末の能力を管理する接続端末能力管理部と、コンテンツのデータを自端末で表示または再生するための制御を行なう表示/再生制御部と、インターネット非接続端末の中からコンテンツのデータを表示または再生する端末を選択するための基準と各々の選択基準に対する優先度とを設定する選択基準設定部と、選択基準設定部によって設定された選択基準を参照してインターネット非接続端末の中からコンテンツのデータを表示または再生する端末を選択する端末選択部と、端末選択部が選択したインターネット非接続端末に対し表示または再生制御を行なう遠隔端末制御部と、コンテンツの表示または再生位置を管理する表示位置管理部とを設け、コンテンツのデータを表示または再生する際に、端末で表示または再生できないデータが現れたとき端末選択部が選択したインターネット非接続端末を遠隔端末制御部から起動し、このインターネット非接続端末に当該データ表示位置管理部より得られるコンテンツの表示位置を示すデータを送信して、当該データをインターネット非接続端末で表示または再生させるようにしたものであり、表示端末をインターネット接続端末からインターネット非接続端末に切り替えても同じコンテンツのデータを連続的に表示することができる。
【0034】
請求項に記載の発明は、インターネット非接続端末の端末選択部により選択され履歴情報を管理する表示端末履歴情報格納部を設け、端末選択部は、表示端末履歴情報格納部で管理されている履歴情報を選択基準の一つに含めてコンテンツのデータを表示または再生するインターネット非接続端末を選択するようにしたものであり、表示端末の選択を表示端末履歴情報格納部に格納された表示端末履歴情報に基づいて選択することが可能になる。
【0036】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0037】
(第1の実施形態)
実施形態の分散型インターネットブラウザシステムは、図2に例示するように、クライアント側では複数台の携帯型端末2001、2002、2003が有線または無線のネットワークで接続されており、その中の1台2001がデータ提供サーバ2004と接続し、インターネット上のデータを取得することができる。
【0038】
図1では、このシステムを構成する各機器の内部機能をブロック図で示している。
【0039】
通信網を介してインターネット上のデータを取得するインターネット接続端末1(図2の端末C2001)は、インターネット上のデータを表示または再生するデータ表示/再生部10と、有線/無線のネットワークで接続された他の端末2002、2003の端末情報を管理する接続端末管理部20とから成り、データ表示/再生部10は、インターネット上のデータを取得するデータ取得部101と、取得したデータの表示または再生制御を行なう表示/再生制御部102と、表示または再生する際の表示位置を管理する表示位置管理部103とを具備し、また、接続端末管理部20は、表示/再生端末を選択する際の選択基準を設定する選択基準設定部204と、現在接続している端末の能力情報を管理する接続端末能力管理部202と、選択基準情報及び接続端末能力情報を元に表示/再生端末を選択する端末選択部201と、選択された端末に対し表示または再生を行なうアプリケーションを起動制御する遠隔表示/再生制御部203と、端末選択部201で過去に選択された端末を時系列に管理する表示端末履歴情報格納部205とを具備している。
【0040】
また、インターネット接続端末1に有線または無線で接続する遠隔端末3(図2の端末A2003及び端末B2002)は、インターネット上のデータを表示または再生するデータ表示/再生部30を有し、このデータ表示/再生部30には、インターネット接続端末1から転送されるインターネット上のデータを取得するデータ取得部301と、取得したデータの表示または再生制御を行なう表示/再生制御部302と、表示または再生する際の表示位置を管理する表示位置管理部303とを具備している。
【0041】
また、インターネット上のデータを提供するデータ提供サーバ50(図2のデータ提供サーバ2004)は、インターネット上のデータを他のWWWサーバ等から取得して提供するデータ提供部501と、端末1、3の能力に応じてデータを変換するデータ変換部504と、データ変換方法を決定するデータ決定部502と、データ形式変換を行なう際の変換の優先順位が記述されたデータ形式変換対応表503と、変換前及び変換後のデータ並びに変換による対応情報を保存するローカルキャッシュ505とを具備している。
【0042】
このように構成されたシステムの動作について説明する。
インターネット接続端末1のデータ表示/再生部10におけるデータ取得部101は、ネットワーク4を介して、データ提供サーバ50のデータ提供部501に対してインターネット上のデータの取得要求を行ない、データを入手する。データ取得部101が入手したデータは、表示/再生制御部102が表示し、その表示位置を表示位置管理部103が管理する。
【0043】
インターネットのデータには、テキスト、静止画、動画など、各種のデータが含まれる。表示/再生制御部102で表示または再生できないデータが現れた場合には、そのデータと表示位置とを接続端末管理部20へ渡す。
【0044】
接続端末管理部20の端末選択部201は、接続端末能力管理部202で管理されている端末の中から、そのデータを表示することが可能な遠隔端末を選択し、遠隔表示/再生制御部203から、選択した遠隔端末3のデータ表示/再生部30を起動し、そのデータと表示位置とをデータ表示/再生部30へ送信する。
【0045】
選択された遠隔端末3のデータ表示/再生部30では、データ取得部301がインターネット接続端末1からのデータを受信して表示/再生制御部302に送り、表示/再生制御部302は、このデータを、伝えられた表示位置を先頭位置として表示する。
【0046】
また、端末選択部201で選択された遠隔端末3の情報は、表示端末履歴情報格納部205で時系列に管理される。
【0047】
なお、表示端末の変更は、データ表示/再生部10で表示または再生できないデータが現れた時だけで無く、データ表示中の任意の時点でのユーザ操作をトリガーとして、表示端末を変更しても良い。
【0048】
また、インターネット接続端末1からデータを転送しようとする遠隔端末3のデータ表示/再生部30が既に起動されている場合には、遠隔表示/再生制御部203から、転送するデータと表示位置とを、そのデータ表示/再生部30へ渡し、表示させればよい。
【0049】
また、インターネット接続端末1は、表示/再生制御部102を持たなくてもよい。この場合には、データ取得部101で取得したデータを、直接、接続端末管理部20へ渡し、選択された遠隔端末3に表示する。
【0050】
このように、クライアントを複数の端末で構成したこのシステムでは、表示ページの途中で、表示データに適した端末を自動的に選択し、端末を切替えて、その端末でデータの続きを表示させることが可能になる。
【0051】
このようなシステムの利用例として、例えば、デジタルスチルカメラのデータをインターネットからダウンロードする場合に、HTMLデータを表示できるブラウザ機能を備えた端末によって、データを選択するまでのナビゲーション操作を行ない、実際にデジタルスチルカメラ用のデータが送られて来た時に、端末をデジタルスチルカメラに自動的に切り替えて、それにデータをダウンロードするような用途が考えられる。
【0052】
このシステムでのクライアント側の端末は、この例で示すように、同じユーザが所有する複数の端末であってもよいし、また、連携する複数のユーザが所有する端末の組み合わせであってもよい。
【0053】
後者の場合、複数のユーザが、各自の端末で同じWWWページを表示することができ、会議やコミュニケーションのツールとしての利用が可能になる。例えば、WWW上の地図を見ながら複数の人が同一目的地へ向かう場合に、代表者が、まず、自分の携帯端末にインターネットで取得した地図ページを表示し、次いで、表示端末変更操作で、順次、他の人の端末にそれを転送することにより、複数の人の携帯端末に同一地図を表示させることができる。
【0054】
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、遠隔端末からインターネット接続端末に表示を戻すときの端末間の表示連携動作について説明する。ここでは、図1のインターネット接続端末1は、テキストデータを表示できるが、イメージデータは表示できず、一方、遠隔端末3は、イメージデータを表示できるが、テキストデータは表示できないものとする。また、データ提供サーバ50からは、インターネット接続端末1からの求めに応じて、図3に示すHTML形式のデータが送られて来るものとする。ここで、3001及び3003の部分はテキストデータ、3002はイメージデータを表している。
【0055】
インターネット接続端末1のデータ取得部101は、データ提供サーバ50のデータ提供部501より図3に示すデータを受け取る。
【0056】
図4は、取得したデータを基に、表示/再生制御部102が表示する画面例である。ここでユーザが、次の画面を表示するためのボタン4004あるいは次へ進むための操作キーを押すと、表示/再生制御部102は、画面を次へ進めようとするが、イメージデータは表示できないため、接続端末管理部20にgif形式データを表示するよう、要求する。
【0057】
これを受けた接続端末管理部20の端末選択部201は、選択基準設定部204及び接続端末能力管理部202の情報に基づいて、gif形式データを表示する端末を決定する。
【0058】
表示する端末(遠隔端末3)が見つかった場合は、再びデータ取得部101によりデータ提供サーバ50のデータ提供部501からイメージデータstruct.gifを取得し、遠隔表示/再生制御部203へ送る。
【0059】
遠隔表示/再生制御部203は、遠隔端末3のデータ表示/再生部30を起動してイメージデータstruct.gifを送信し、遠隔端末3でイメージデータstruct.gifが表示されるように制御する。
【0060】
ユーザが遠隔端末3での表示終了操作を行なうと、遠隔表示/再生制御部203は、表示位置管理部103にイメージデータstruct.gifの表示終了を通知し、表示位置管理部103は、gifデータを表示する部分3002の次に表示位置を進め、表示/再生制御部102は、データ取得部101で取得したデータを基に、部分3003のテキストデータを表示する。図5は表示位置を進めた後の表示/再生制御部102により表示されるテキストデータの表示例である。
【0061】
なお、表示端末を遠隔端末3から変更する操作は、遠隔端末3での表示終了操作以外に、任意の時点でのユーザ操作をトリガーとして変更できるようにしても良い。この場合、表示端末を元の端末に戻しても良いし、新たに別の端末に表示を移してもよい。
【0062】
このように、このシステムでは、表示を他端末から、元の端末などに戻した場合に、他端末で既に表示された部分を自動的にスクロールして、その次の部分からの表示を行なうことができる。従って、表示端末の切替えに際して、表示するデータ位置をユーザが変更しなくても、端末間においてスムーズな表示連携が行なわれる。
【0063】
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、データ提供サーバ50におけるデータ変換について説明する。
【0064】
インターネット接続端末1のデータ取得部101は、データ提供サーバ50にデータを要求する際、接続端末能力管理部202で管理しているデータ(図10)の中のデータ決定に関係する端末情報をデータ提供サーバ50に伝える。
【0065】
図6は、この端末情報を例示しており、各端末の読込みメモリ容量と、表示可能な対応データ形式とがデータ提供サーバ50に伝えられる。
【0066】
データを要求する際のネゴシエーションのための情報は、HTTP(HypertextTransfer Protocol)のリクエストヘッダ情報に含めることが可能であり、例えばHTTP/1.1(RFC2068を参照)のAcceptヘッダなどがよく知られている。図7は、HTTPヘッダを拡張し、新しいヘッダTerminal−Abilityによって図6の情報を記述した例である。
【0067】
データ提供サーバ50のデータ決定部502は、この端末情報を基に、図8に示す手順でデータ変換方法を決定する。
【0068】
ステップ1:端末情報の中から、要求されたデータのデータ形式を対応データ形式として有している端末を選択する。
ステップ2:該当する端末が無い場合には、
ステップ3:データ変換対応表503を参考に、端末情報の対応データ形式に含まれる一つのデータ形式を指定して、データ変換部504に、要求されたデータのデータ形式の変換を行なわせる。データ変換部504は、ローカルキャッシュ505から元のデータを読み出し、指定されたデータ形式に変換して、再びローカルキャッシュ505に格納する。
【0069】
ステップ2において、該当する端末が存在する場合は、
ステップ4:選択した端末の中から、要求されたデータのデータ量を読み込むことが可能なメモリ容量を持つ端末を選択する。
【0070】
ステップ5:該当する端末が存在する場合は、
ステップ6:データの変換は行なわない。
【0071】
ステップ5において、該当する端末が無い場合には、
ステップ7:データ変換部504に、ステップ1で選択した端末の端末情報で表された読込みメモリの容量を指定して、要求されたデータのデータ量の圧縮/縮小変換を行なわせる。データ変換部504は、ローカルキャッシュ505から元のデータを読み出し、指定されたデータ量以下へのデータ圧縮/縮小を実施して、再びローカルキャッシュ505に格納する。
【0072】
図9は、データ形式変換を決定する際に参照されるデータ形式変換対応表503の一例を示している。変換後データ形式が複数存在する場合は、データを要求する際に付加された端末情報の対応データ形式に含まれる範囲内で、最も順位の高いものを選択する。
【0073】
このように、インターネット接続端末1がデータ提供サーバ50にデータを要求する際、接続されている各端末の能力情報を併せて伝えることにより、データ提供サーバ側では、表示可能なデータ形式への変換または表示可能なサイズへの圧縮/縮小を実施したデータを提供することができる。このとき、データ提供サーバ50は、接続された複数の端末の能力を総合的に判断して、変換するデータ形式やデータ量を決定する。
【0074】
(第4の実施形態)
第4の実施形態では、ユーザの意向に基づいてインターネットデータを表示する遠隔端末が選択され、また、その遠隔端末が表示できるデータ形式にデータが変換されるシステムについて説明する。
【0075】
ユーザは、端末の選択にユーザの意向を反映させるため、選択基準設定部204から、端末選択の選択基準と各々の選択基準に対する優先度とを設定する。
【0076】
図10は、接続端末能力管理部202で管理される端末能力データを示しており、ユーザが端末選択の選択基準として設定した各端末に対する優先度は、この中で「ユーザ優先設定」として管理される。
【0077】
図10の例は、能力的には端末Cの方が優れているが、ユーザの意向として、端末Aまたは端末Bを優先したい場合を表している。
【0078】
また、選択基準に対する優先度として、図11に例示するように、「対応データ形式」や「ユーザ優先設定」などの各選択基準に対する優先順位が設定される。なお、選択基準の「表示端末履歴」は、表示端末履歴情報格納部205に格納された、過去に選択した端末を時系列に管理している情報であり、この表示端末履歴に基づいて端末を選択する場合には、最も新しいデータ、つまり、最近選択された端末が選択される。また、図11の例では、優先度を3まで設定しているが、ユーザは任意の数の選択基準を設定することができる。
【0079】
端末選択部201は、この端末能力データと選択基準とを基に、図12に示す手順で表示端末を決定する。
【0080】
ステップ21:最も優先度が高い選択基準に基づいて端末候補を選択し、
ステップ22:選択すべき端末がない場合は、
ステップ23:次に優先度が高い選択基準に基づいて端末候補を選択する。
【0081】
ステップ22において、端末候補が存在する場合には、
ステップ24:端末候補が一つであれば、
ステップ27:その端末候補を表示端末として決定する。
【0082】
ステップ24において、端末候補が複数であるときは、
ステップ25:その次に優先度が高い選択基準がある場合には、
ステップ26:その選択基準に基づいて、端末候補を絞り込む。
【0083】
この手順を繰り返し、端末候補を一つに絞り込むことができれば、それを表示端末として決定する。また、ステップ25において、次の選択基準が無い場合には、複数の端末候補のどれかを表示端末として決定する。
【0084】
こうした手順により、表示端末を、ユーザの意向を反映して選択することが可能となる。
【0085】
また、このシステムでは、インターネット接続端末1のデータ取得部101は、データ提供サーバ50にデータを要求する際に、端末情報に加えて端末優先順位情報を付加する。この端末優先順位情報としては、図10におけるユーザ優先設定の値をそのまま用いてもよいし、端末能力情報やユーザ優先設定、端末選択基準、接続履歴情報から総合的に判断した値を用いてもよい。
【0086】
これを受けてデータ提供サーバ50のデータ決定部502は、図13に示す手順でデータ変換方法を決定する。
【0087】
ステップ31:優先順位が最も高い端末を選択し、
ステップ32:その端末が、要求されたデータの表示が可能な対応データ形式を有しているかどうかを調べ、有している場合には、
ステップ34:その端末が、要求されたデータのデータ量を読み込むことが可能なメモリ容量を持っているかどうかを調べ、持っているときは、
ステップ36:データ変換は行なわない。
【0088】
ステップ32において、選択した端末が、要求されたデータの表示が可能な対応データ形式を有していない場合には、
ステップ33:要求されたデータのデータ形式を、選択した端末が有している対応データ形式に変換することを決定する。
【0089】
また、ステップ34において、選択した端末が、要求されたデータのデータ量を読み込むことが可能なメモリ容量を持っていない場合には、
ステップ35:要求されたデータのデータ量を、選択した端末の読込みメモリの容量まで、圧縮/縮小変換することを決定する。
【0090】
ステップ37:選択した端末の表示可能なデータ形式への変換が出来なかったり、選択した端末の読込みメモリの容量まで圧縮/縮小変換することができない場合には、
ステップ35:次に優先順位が高い端末を選択して、ステップ32以降の手順を繰り返す。
【0091】
図8の手順では、データ提供サーバ50は、データをなるべく変換しないで表示できる端末を選択しており、データ形式を優先して端末を選んでいる。一方、図13の手順では、データ提供サーバ50は、できるだけユーザが指定した端末に表示できるようデータを変換しており、表示端末を優先している。
【0092】
こうした手順より、提供データを決定する際に、端末能力にユーザの意向を組み合わせた端末選択が可能となる。
【0093】
このようなシステムでは、例えば複数の人がPDA(Personal Digital Asistants)や携帯電話など異なる端末を持つ場合に、各々の端末に適した形にデータを変換して、各端末に表示させることにより、同一ソースのデータを参照することが可能になる。
【0094】
(第5の実施形態)
第5の実施形態では、表示の途中で表示端末を変更した場合でも、変更前の端末に表示されていたページと同じページを変更後の表示端末に表示することができるシステムについて説明する。
【0095】
このシステムでは、データ提供サーバ50でデータ変換が行なわれた場合に、変換前及び変換後のデータと変換による対応情報とがローカルキャッシュ505に保存される。
【0096】
対応情報は、例えば、変換前のデータと変換後のデータとのデータ位置を対応づけるデータ位置対応情報であり、図3に示すHTML形式データを、図14に示すプレーンテキストデータに変換した場合のデータ位置対応情報を図15に例示している。図15の値はデータの先頭からのバイト数を表しており、プレーンテキスト形式に変換したデータの8バイト目が、変換前のHTML形式の26バイト目に当たることを表している。従って、例えば、プレーンテキスト形式に変換したデータの10バイト目を先頭に表示している場合、変換前のHTML形式に戻して表示するためには28バイト目から表示すべきことがこのデータ位置対応情報から求められる。
【0097】
インターネット接続端末1は、表示端末を、データ形式変換後のデータを表示していた第1の端末から、データ形式変換前のデータを表示する第2の端末に変更する場合に、データ提供サーバ50に対して、第1の端末での現在表示位置を指定して、データ形式変換前のデータを要求する。
【0098】
データ提供サーバ50のデータ提供部501は、これを受けて、データ位置対応情報から、データ変換後のデータの表示位置に対応する、データ変換前のデータの位置を求め、その位置からの変換前のデータをインターネット接続端末1に提供する。
【0099】
インターネット接続端末1は、データ取得部101を通じて取得したデータを第2の端末に送り、第2の端末は、第1の端末で表示されていたページと同じページから表示を継続する。
【0100】
このように、このシステムでは、表示端末を、対応データ形式が異なる端末の間で切り替えた場合でも、同じページからの表示を引き継ぐことができる。
【0101】
なお、ここで言うデータ変換には、前述した異なるデータ形式への変換だけで無く、同じ形式の中でのデータ変換、例えば、同じHTML形式内でのタグの省略や、データ圧縮・カットなどによるサイズ縮小変換も含めることができる。
【0102】
(第6の実施形態)
第6の実施形態では、クライアント側のいずれの端末でも表示することができないデータを削除するデータ変換方式について説明する。
【0103】
図16は元データであり、ここには、1601で示す音声データへの参照情報HREF=”audio.au”が含まれている。
【0104】
データ変換部504は、インターネット接続端末1から、データ要求とともに図6の端末情報が転送されて来た場合に、その端末情報から音声の表示がいずれの端末でも不可能であると判断すると、その不可能な参照情報を削除し、図17に示すデータに変換してインターネット接続端末1にデータを提供する。
【0105】
このように、参照不可能なデータを削除することにより、データのサイズを縮小させるとともに、不要なリンク情報を省くことでユーザ操作を単純で分かり易いものとすることができる。
【0106】
(第7の実施形態)
第7の実施形態では、表示される文書の文字サイズや文字色、背景色などを任意に設定することができるシステムについて説明する。
【0107】
インターネット接続端末1は、図18に示すように、ブックマーク情報にフィルタ情報を加えて記憶する。
【0108】
ブックマーク情報は、次回の同一ページへのアクセスを容易にするために記憶される情報であり、URLと関連情報とが含まれる。
【0109】
フィルタ情報は、特定の条件に合致するデータだけに限定する情報であり、ここでは、文書の背景色、文字色、文字サイズなどを限定する表示フィルタ情報をブックマーク情報に加えている。
【0110】
ユーザは、ブックマークを登録する際(あるいは登録した後)、ブックマーク属性情報として、背景色、文字色などの表示フィルタ情報を設定する。ユーザが指定したフィルタ情報の値は、ブックマーク属性情報として登録され、次回このブックマーク情報を利用してインターネットにアクセスし、ページを表示する際に、このフィルタ情報の値が解析され、表示に反映される。
【0111】
例えば、図18中のURL”http://www/”の文書が図19で示すようなHTML文書であった場合、この文書中には、1901に示すように背景色”BODY bgcolor”の値が指定されている。通常のWWWブラウザでは、この指定された値”#FECADE”を背景色として表示されるが、このシステムでは、ユーザがブックマークのフィルタ情報として設定した値”#FFFFFF”が背景色となって文書が表示される。
【0112】
同様に、文字の色や文字サイズが、ブックマークのフィルタ情報によって登録された色やサイズで表示される。
【0113】
なお、この例では、文書中の設定値より、ブックマークフィルタ情報の設定値を優先したが、文書中の設定値を優先し、文書に指定されていない場合のみブックマークフィルタ情報の設定値を使用するようにしても良い。
【0114】
このように、このシステムでは、ユーザがデータに適した表示方法を予め設定することにより、次回からの表示を、設定した表示方法で自動的に表示させることができる。
【0115】
(第8の実施形態)
第8の実施形態では、表示端末をブックマーク属性情報として登録する場合について説明する。
【0116】
ユーザは、次回の同一ページの表示に同一端末を使用する場合、図18に示すように、表示端末IDをブックマーク属性情報として登録する。この表示端末IDは図10における端末IDと一致している。
【0117】
ユーザは、ブックマーク属性情報登録時に、現在接続されている端末のリストの中から登録すべき端末を選択する。選択した端末の端末IDは、ブックマークフィルタ情報の値として登録される。次回このブックマーク情報を利用してインターネットにアクセスし、文書を表示する際には、表示端末IDの値が設定されていれば、その端末に接続し、文書の内容がその端末に表示される。
【0118】
なお、フィルタ情報が有効となるのは、指定したURLページ内のみでもよいし、指定したURLのリンクをたどった先についても有効としてもよい。
【0119】
このように、このシステムでは、ユーザがデータに適した端末をあらかじめ設定することにより、次回からの表示を、自動的に設定した端末で表示させることができる。
【0120】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明のシステムは、インターネットの利用性を高め、特に、屋外でのインターネットの利用形態を拡げることができる。
【0121】
また、表示端末を切り替えた場合でも、データが連携して表示されるため、表示位置を調整するなどの操作が不要であり、インターネット情報を効率的に視聴することができる。
【0122】
また、表示端末の選択基準に優先度を導入したことによって、ユーザの使い易い端末や最近使用した端末の使用機会を増やすことができ、システムの使い勝手を改善することができる。
【0123】
また、表示する文書を、好みの背景色、文字色、文字サイズなどで表示したり、また、表示文書に応じた端末を設定したりすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における分散型インターネットブラウザシステムの構成図、
【図2】実施形態の分散型インターネットブラウザシステムの機器構成を示す図、
【図3】第2の実施形態の動作を説明するためのHTML形式データ例、
【図4】第2の実施形態の動作を説明するための画面表示例、
【図5】第2の実施形態の動作を説明するための画面表示例、
【図6】第3の実施形態においてデータ要求に付加する端末情報の例、
【図7】図6の端末情報をHTTPヘッダで記述した例、
【図8】第3の実施形態のデータ決定部における処理フロー、
【図9】第3の実施形態におけるデータ形式決定のためのデータ形式変換対応表、
【図10】第4の実施形態の接続端末能力管理部で管理される端末能力データの例、
【図11】第4の実施形態の選択基準設定部で優先度順に設定された選択基準の例、
【図12】第4の実施形態の端末選択部における処理フロー、
【図13】第4の実施形態におけるデータ決定部の処理フロー、
【図14】第5の実施形態の動作を説明するための画面表示例、
【図15】第5の実施形態の動作を説明するためのデータ位置対応情報の例、
【図16】第6の実施形態の動作を説明するためのHTML形式の変換前データの例、
【図17】第6の実施形態の動作を説明するためのHTML形式の変換後データの例、
【図18】第7及び第8の実施形態におけるフィルタ情報のデータ例、
【図19】第7の実施形態の動作を説明するためのHTML形式データ例、
【図20】従来のインターネットブラウザシステムの構成を示す図である。
【符号の説明】
1 インターネット接続端末
10 データ表示/再生部
101 データ取得部
102 表示/再生制御部
103 表示位置管理部
20 接続端末管理部
201 端末選択部
202 接続端末能力管理部
203 遠隔表示/再生制御部
204 選択基準設定部
205 表示端末履歴情報格納部
3 遠隔端末
30 データ表示/再生部
301 データ取得部
302 表示/再生制御部
303 表示位置管理部
4、75 ネットワーク
50、74 データ提供サーバ
501 データ提供部
502 データ決定部
503 データ変換対応表
504 データ変換部
505 ローカルキャッシュ
71 端末A
72 端末B
73 端末C
2001 インターネット接続端末
2002 遠隔端末
2003 遠隔端末
2004 データ提供サーバ

Claims (6)

  1. サーバから提供されたデータをクライアント側の端末が表示または再生するインターネットブラウザシステムにおいて、
    クライアント側が、インターネットに接続する一個のインターネット接続端末と、インターネットには接続せずに前記インターネット接続端末に有線または無線で接続する一または複数個のインターネット非接続端末とで構成され、前記インターネット接続端末は、HTMLで記述されたコンテンツのデータをサーバから取得して、コンテンツに記述されたデータの表示順序に従って、前記データの中の自ら表示できるデータを表示し、表示できないデータを当該データの表示機能を有するインターネット非接続端末に送信して前記インターネット非接続端末に表示させ、前記インターネット非接続端末での表示が終了した後、前記インターネット接続端末は、前記インターネット非接続端末で表示されたデータに続く前記コンテンツのデータを自ら表示し、またはその他のインターネット非接続端末に表示させることを特徴とする分散型インターネットブラウザシステム。
  2. 前記インターネット接続端末は、データを送信する前記インターネット非接続端末を、優先順位が設定された複数の選択基準に基づいて選択することを特徴とする請求項1に記載の分散型インターネットブラウザシステム。
  3. 前記選択基準の一つとして、各インターネット非接続端末での前記インターネット接続端末から選択された履歴が含まれることを特徴とする請求項2に記載の分散型インターネットブラウザシステム。
  4. サーバからインターネットを通じて提供されたデータを端末で表示する表示方法において、
    インターネットに接続する一個のインターネット接続端末と、インターネットには接続しない一または複数個のインターネット非接続端末とを有線または無線で接続し、前記インターネット接続端末は、HTMLで記述されたコンテンツのデータをサーバから取得して、コンテンツに記述されたデータの表示順序に従って、前記データの中の自ら表示できるデータを表示し、表示できないデータを当該データの表示機能を有するインターネット非接続端末に送信して前記インターネット非接続端末に表示させ、前記インターネット非接続端末での表示が終了した後、前記インターネット接続端末は、前記インターネット非接続端末で表示されたデータに続く前記コンテンツのデータを自ら表示し、またはその他のインターネット非接続端末に表示させることを特徴とするインターネットから得たデータの表示方法。
  5. クライアント側が、インターネットに接続する一個のインターネット接続端末と、インターネットには接続せずに前記インターネット接続端末に有線または無線で接続する一または複数個のインターネット非接続端末とで構成され、インターネット接続端末を通じてサーバから提供されたコンテンツのデータを前記複数の端末が連携して表示または再生する分散型インターネットブラウザシステムのインターネット接続端末であって、
    HTMLで記述されたコンテンツのデータをサーバから取得するデータ取得部と、
    前記インターネット非接続端末及び自端末の能力を管理する接続端末能力管理部と、
    前記コンテンツのデータを自端末で表示または再生するための制御を行なう表示/再生制御部と、
    前記インターネット非接続端末の中から前記コンテンツのデータを表示または再生する端末を選択するための基準と各々の選択基準に対する優先度とを設定する選択基準設定部と、
    前記選択基準設定部によって設定された選択基準を参照して前記インターネット非接続端末の中から前記コンテンツのデータを表示または再生する端末を選択する端末選択部と、
    前記端末選択部が選択したインターネット非接続端末に対し表示または再生の制御を行なう遠隔端末制御部と、
    前記コンテンツの表示または再生位置を管理する表示位置管理部と
    を備え、
    前記コンテンツのデータを表示または再生する際に、自端末で表示または再生できないデータが現れたとき、前記端末選択部が選択したインターネット非接続端末を前記遠隔端末制御部から起動し、このインターネット非接続端末に当該データと前記表示位置管理部より得られる前記コンテンツの表示位置を示すデータとを送信して、当該データを前記インターネット非接続端末で表示または再生させることを特徴するインターネット接続端末。
  6. 前記インターネット非接続端末の前記端末選択部により選択された履歴情報を管理する表示端末履歴情報格納部を具備し、前記端末選択部は、前記表示端末履歴情報格納部で管理されている前記履歴情報を選択基準の一つに含めて前記コンテンツのデータを表示または再生するインターネット非接続端末を選択することを特徴とする請求項5に記載のインターネット接続端末
JP30778998A 1998-10-15 1998-10-15 分散型インターネットブラウザシステムとその表示方法 Expired - Fee Related JP3580710B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30778998A JP3580710B2 (ja) 1998-10-15 1998-10-15 分散型インターネットブラウザシステムとその表示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30778998A JP3580710B2 (ja) 1998-10-15 1998-10-15 分散型インターネットブラウザシステムとその表示方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000122957A JP2000122957A (ja) 2000-04-28
JP3580710B2 true JP3580710B2 (ja) 2004-10-27

Family

ID=17973277

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30778998A Expired - Fee Related JP3580710B2 (ja) 1998-10-15 1998-10-15 分散型インターネットブラウザシステムとその表示方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3580710B2 (ja)

Families Citing this family (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6535228B1 (en) * 1998-11-18 2003-03-18 Eastman Kodak Company Method and system for sharing images using a digital media frame
SG99886A1 (en) * 2000-02-24 2003-11-27 Ibm System and method for collaborative multi-device web browsing
JP2002099475A (ja) * 2000-09-25 2002-04-05 Toshiba Corp 無線装置、データ管理システム及びデータ管理方法
TW578048B (en) 2001-01-31 2004-03-01 Sony Corp Data providing device, data providing method and the recording medium
JP2002366548A (ja) * 2001-06-08 2002-12-20 Nec Corp 情報検索/情報検索結果提供システム及び情報検索/情報検索結果提供方法
JP2003036265A (ja) * 2001-07-24 2003-02-07 Nec Corp コンテンツ抽出システム、その方法、およびそのプログラム
JP2003078529A (ja) * 2001-09-05 2003-03-14 Sony Corp 送受信システムおよび送受信方法
JP3538407B2 (ja) * 2001-10-22 2004-06-14 株式会社ナムコ 携帯型端末装置、画像再現システム、プログラム、情報記憶媒体および画像表示方法
JP2003280783A (ja) * 2002-03-20 2003-10-02 Fuji Xerox Co Ltd 表示システム及び表示方法
JP2008210394A (ja) * 2008-03-17 2008-09-11 Digital Electronics Corp 制御用通信システム、および制御用通信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
CN103281469B (zh) 2008-08-07 2015-09-30 兄弟工业株式会社 通信装置
JP4998525B2 (ja) * 2009-08-26 2012-08-15 富士通株式会社 共有環境サーバ、及びそのプログラム
GB2478994A (en) * 2010-03-26 2011-09-28 Nec Corp Displaying content delivered from a remote server via a mobile radio communication device in combination with the content from the mobile communication device
JP4927203B2 (ja) * 2010-09-07 2012-05-09 キヤノン株式会社 情報処理方法および情報処理装置
JP5683998B2 (ja) 2011-02-28 2015-03-11 オリンパス株式会社 サーバシステム及びクライアント装置の制御方法
US9002322B2 (en) 2011-09-29 2015-04-07 Apple Inc. Authentication with secondary approver
US9804759B2 (en) 2012-05-09 2017-10-31 Apple Inc. Context-specific user interfaces
WO2014143776A2 (en) 2013-03-15 2014-09-18 Bodhi Technology Ventures Llc Providing remote interactions with host device using a wireless device
US20150350146A1 (en) 2014-05-29 2015-12-03 Apple Inc. Coordination of message alert presentations across devices based on device modes
JP6328797B2 (ja) 2014-05-30 2018-05-23 アップル インコーポレイテッド 1つのデバイスの使用から別のデバイスの使用への移行
CN106462340B (zh) 2014-06-27 2019-09-13 苹果公司 尺寸减小的用户界面
EP3195098A2 (en) 2014-07-21 2017-07-26 Apple Inc. Remote user interface
US10339293B2 (en) 2014-08-15 2019-07-02 Apple Inc. Authenticated device used to unlock another device
EP4209872A1 (en) 2014-09-02 2023-07-12 Apple Inc. Phone user interface
DK179186B1 (en) 2016-05-19 2018-01-15 Apple Inc REMOTE AUTHORIZATION TO CONTINUE WITH AN ACTION
DK201770423A1 (en) 2016-06-11 2018-01-15 Apple Inc Activity and workout updates
DK201670622A1 (en) 2016-06-12 2018-02-12 Apple Inc User interfaces for transactions
US10992795B2 (en) 2017-05-16 2021-04-27 Apple Inc. Methods and interfaces for home media control
US11431836B2 (en) 2017-05-02 2022-08-30 Apple Inc. Methods and interfaces for initiating media playback
CN111343060B (zh) 2017-05-16 2022-02-11 苹果公司 用于家庭媒体控制的方法和界面
US20220279063A1 (en) 2017-05-16 2022-09-01 Apple Inc. Methods and interfaces for home media control
EP3948517A1 (en) 2019-05-31 2022-02-09 Apple Inc. User interfaces for audio media control
US11010121B2 (en) 2019-05-31 2021-05-18 Apple Inc. User interfaces for audio media control
US11477609B2 (en) 2019-06-01 2022-10-18 Apple Inc. User interfaces for location-related communications
US11481094B2 (en) 2019-06-01 2022-10-25 Apple Inc. User interfaces for location-related communications
US11392291B2 (en) 2020-09-25 2022-07-19 Apple Inc. Methods and interfaces for media control with dynamic feedback
US11847378B2 (en) 2021-06-06 2023-12-19 Apple Inc. User interfaces for audio routing

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000122957A (ja) 2000-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3580710B2 (ja) 分散型インターネットブラウザシステムとその表示方法
US6876661B2 (en) Information processing terminal and content data acquiring system using the same
US7299271B2 (en) System for automatically downloading content from a server to a home system based on user's command from a remote terminal
JP4189627B2 (ja) 画像サーバ並びに画像表示システム
US7710349B2 (en) Methods and systems for sharing multimedia application data by a plurality of communication devices
US7386193B2 (en) Information processing apparatus, information processing method, information processing system and program thereof
JP5426008B2 (ja) コンテンツ再生装置
JP2001154903A (ja) 無線ネットワーク通信システム
JP2014142948A (ja) システムおよびモバイル端末
JP2002342217A (ja) 画像通信用サーバ及び画像通信方法
JP2002501232A (ja) ハイパーテキストページを閲覧するための方法とシステム
EP1746518B1 (en) Method and system for sharing multimedia data by a plurality of communication devices
EP1193944B1 (en) Remotely connecting to neworked devices for accessing functions and services without using a dedicated interface
US7167677B2 (en) Control method and system using a bluetooth for wireless communication, and a server and a terminal used for the same
JP2003223251A (ja) 情報収集システム及び情報収集方法
JP3309316B2 (ja) サービス紹介情報転送方法及びシステム
JP2002073466A (ja) 小型端末用掲示板システムおよび掲示方法
KR100430110B1 (ko) 이동통신 단말기에서의 무선인터넷 데이터 저장방법
JP2003271484A (ja) ウェブコンテンツ保存システム、該システムに用いるサービスサーバ及び小型携帯情報端末用プログラム
JPH0962687A (ja) 情報処理装置および情報提供システム
US7139980B1 (en) Method and system for selecting and saving objects in web content
JP3805144B2 (ja) デジタルカメラ及び画像送信方法
KR20080053794A (ko) 통신 네트워크에서의 동영상 콘텐츠 서비스 시스템 및 방법
KR100658582B1 (ko) 왑 브라우저에서 리소스 파일을 콘텐츠 서버로 전송하는방법 및 이동통신 단말과 이를 위한 기록 매체
JP2001188756A (ja) ヘルプ・ネットワークシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040406

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040604

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040720

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040720

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070730

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080730

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090730

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090730

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100730

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110730

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110730

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120730

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees