JP3580481B2 - 音声読み上げ範囲の指定方法および装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本願発明は、インターネットで広く利用されているホームページを作成するためのオーサリング・ツールにおいて、容易に所望の音声読み上げ範囲を指定することができる方法および装置に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】
インターネットのホームページは、HTML(Hyper Text Markup Language:ハイパーテキスト・マークアップ言語)で記述しなければならないので、かつてはHTMLを知らなければ、ホームページを作成することはできなかった。しかし、最近では、HTMLを知らなくてもホームページを作成することができるオーサリング・ツールが登場し、ワープロを使って文章をレイアウトするような感覚でホームページを作成できるようになった。
【0003】
ところが、ホームページをブラウザで読み込んで表示させた時に、ホームページ作成者が指定した部分のみを音声読み上げさせることができるという高度なホームページは、下記のようにHTMLを知らなければ作成することはできない。
【0004】
ここで、従来技術におけるホームページの音声読み上げ範囲の指定方法について説明する。
従来は、ホームページがブラウザで表示された際に特定範囲のテキストが音声読み上げされるように指定する方法としては、テキスト読み上げエンジンを呼び出すためのタグをホームページ内へ挿入する方法があった。
【0005】
その例を図1に示す。図1は、ホームページをテキストエディタで表示した場合の図である。このように、ホームページのソース・ファイルは、HTMLというタグ言語で指定される。ここでは<OBJECT>タグで指定された音声読み上げプログラムが、ブラウザで表示されているホームページ内のテキストを全て読み上げる機能を提供する。しかしながらこの方法では、表示されたホームページ全体を読み上げてしまい、ホームページの所望の部分のみを読み上げるように指定することはできない。
【0006】
一方、ホームページの読み上げさせたい範囲を指定する方法および指定した範囲を音声読み上げプログラムに渡す手段が提供されたとしても、図1に示したような一般的なテキストエディタで複雑なタグを意識しながら音声読み上げさせたい部分の範囲指定を行ない、編集をするのは大変作業効率が悪い。
【0007】
そこで、ホームページ作成者が指定した範囲のみを音声読み上げさせるという高度なホームページを作成する際にも、文書の構造を定義するためのタグを意識せずにワードプロセッサーのように、WYSIWYG(What you see is what you get)編集環境を提供するオーサリング・ツールが必要とされている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本願発明の目的は、ホームページ作成者が、HTMLタグを意識することなく、音声読み上げさせたいホームページの所望のテキスト部分をキーボードやマウスなどの入力装置によりテキストの範囲指定をおこなうだけで容易に指定することができる方法および装置を提供することである。
【0009】
さらに本願発明のもう1つの目的は、ホームページ作成者が指定した音声読み上げ範囲を他の範囲と識別しやすいように、読み上げ範囲を他の範囲とは異なる態様で表示する方法および装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本願発明は、ホームページ作成者が音声読み上げさせたいテキスト部分を入力装置で範囲指定するだけで、ホームページの特定部分のテキストをブラウザによって読み上げさせるために必要なタグ情報およびプログラムを作成中のホームページ内へ自動的に挿入することにより、テキスト読み上げホームページの作成を容易にする。
【0011】
また、本願発明は、ホームページ作成者、およびホームページ閲覧者がホームページ内のどの部分が読み上げられるかを容易に判別できるように、読み上げ範囲をマーキングするなど視覚的に表示するためのタグを自動挿入する。
【0012】
【発明の実施の形態】
本願発明のハードウェア構成を図2に示す。これは、インターネットに接続されている複数個のコンピュータ・システムのうちの1つのコンピュータのハードウェア構成図である。コンピュータ・システム(20)は、CPU、メモリ、各種制御装置を含むコンピュータ本体(21)と、キーボード(22)およびマウス(23)などの入力装置および表示装置(24)、ハードディスクなどの外部記憶装置(25)を具備する。
ホームページ作成者によるアプリケーション・プログラムへの指示は、キーボードおよびマウスなどの入力装置によって行われる。
オペレーティング・システム(OS)およびアプリケーション・プログラムであるオーサリング・ツールは、外部記憶装置(25)に格納され、実行時に、メモリに読み込んで実行される。
アプリケーション・プログラムで処理される文書データ(ホームページ)は外部記憶装置(25)から使用時にメモリーにロードされる。
また、作成したホームページをインターネットに転送するためのモデムやターミナルアダプタなどの通信装置(26)が接続されていることもある。
そして、作成したホームページは通信網(29)を介してサーバに伝送することにより、他のユーザがそのホームページを参照することができるようになる。
通信網(29)は、データの伝送が可能なISDN通信網、データ専用線あるいは電話回線などである。
また本願発明のハードウェア構成は、音声を聞くためのサウンド装置(27)およびスピーカ(28)を含む。
【0013】
本願発明は、ホームページを作成するオーサリング・ツールなどの文書作成アプリケーション・プログラムへの適用が有効である。
オーサリング・ツールとは、新規文書または既に外部記憶装置に格納されている文書ファイルを読み込み、キーボードやマウスなどの入力装置を用い、文字や画像などの入力、削除などの編集作業を行うアプリケーション・プログラムのことである。
ホームページの編集作業の結果は、随時、表示装置(24)に表示され、編集作業が完了したとき、再び外部記憶装置(25)に格納される。
【0014】
次に、図3に本願発明のソフトウェア構成図を示した。
オーサリング・ツール(32)は、文書の編集作業の操作をおこなうGUI部(33)と、GUI部からの命令により外部記憶装置にある文書を読み込んだり格納したりする文書入出力部(34)、そしてGUI部からの命令に従い編集中の文書データ(312)を作成する文書作成部(35)、作成中の文書データを表示する文書表示部(311)を含む。
【0015】
また、オーサリング・ツール(32)は、音声でテキストを読み上げるために文書に挿入する必要のある各種テキスト読み上げ用データ(36)を別途格納している。そして、作成した文書を実際にブラウザ(314)で表示して検証するために、オーサリング・ツール(32)からブラウザ(314)を起動するプレビュー機能を備えている。このオーサリング・ツール(32)で作成したページをブラウザ(314)で読み上げるためにはOS(31)にテキスト読み上げエンジン(315)が導入されている必要がある。ブラウザ(314)はホームページの情報をもとにテキスト読み上げエンジン(315)に読み上げるテキストを転送し、テキスト読み上げエンジン(315)が、サウンド装置(27)を制御して音声を発生させる。
また作成したホームページをネットワークを経由してサーバへ転送するためのネットワーク部(313)を備えている。
【0016】
次に、所望の範囲のみを読み上げるホームページを作成する手順およびオーサリング・ツール(32)での処理を、図4に沿って説明する。
まず、ステップ41でオーサリング・ツール(32)を起動し、ステップ42でホームページのテキスト部分となる新規文書を作成するか、または、外部記憶装置に格納されている文書ファイル(317)を読み込む。
【0017】
そして、ステップ43では、ステップ42で作成した文書において音声読み上げさせたい範囲をキーボードやマウスなどの入力装置により範囲指定する。
この範囲指定方法は、ワープロにおいてコピーしたい範囲を入力装置によりマーキングするのと同様に、単にテキスト文のうち、音声読み上げさせたい所望の範囲を入力装置で範囲指定すればよいだけである。
次に、ステップ44において、オーサリング・ツールの操作メニューでテキスト読み上げを指定するメニュー項目を選択し、実行する。
【0018】
そして、ステップ45で、音声読み上げ環境が整っているかどうかを判断する。
なお本願発明において、音声読み上げ環境が整っている状態とは、テキスト読み上げエンジン設定情報が挿入され、かつ、読み上げテキスト検出プログラムが挿入されている状態のことである。
ステップ45において音声読み上げ環境が整っていないと判断されると、ステップ451に進み、ブラウザ(314)が文書を読み込んだ時に、テキスト読み上げエンジン(315)を利用できるようにするためのテキスト読み上げエンジン設定情報(37)を文書内に挿入する。
なお、テキスト読み上げエンジン設定情報(37)の説明は、後で図6を用いて説明する。
【0019】
そして、ステップ452では、ブラウザが文書内の読み上げを指定されたテキストを判別し、テキスト読み上げエンジン(315)にその範囲内のテキストを渡す機能を有する読み上げテキスト検出プログラム(38)を文書内に挿入する。
このプログラムは文書内の読み上げ範囲指定タグを検出し、その読み上げ範囲指定タグ内のテキスト部分をテキスト読み上げエンジン(315)に渡す働きをする。
但し、ステップ451とステップ452の順序は、入れ替わってもよい。
【0020】
また、一度音声読み上げ環境が整ったホームページに対しては、次回からはステップ45の次にはステップ48に進むので、ただ単に、ステップ43で指定した音声読み上げ範囲の前後に読み上げ範囲指定タグ(310)が挿入されていくだけである。
【0021】
次に、ステップ49で、読み上げ範囲指定タグ(310)で指定したテキスト文を検出できる読み上げテキスト検出プログラム(38)を識別するための読み上げテキスト識別子(39)が読み上げ範囲指定タグ(310)の属性として設定される。
【0022】
なお、読み上げテキスト検出プログラム(38)についての説明は以下に記載し、かつ、後で図6を用いて説明する。
【0023】
では、次に、図5を用いて、この読み上げテキスト検出プログラム(38)の処理の流れを説明する。
まずステップ51で、文書データがあるか否かを調べ、もし、文書データの最後であればプログラムを終了し、文書データがある場合には、ステップ52で、タグが読み上げ範囲指定タグかどうかを調べる。
【0024】
そして、ステップ52でタグが読み上げ範囲指定タグであると判断されたならば、ステップ53で、読み上げ範囲指定タグで指定したテキスト文を検出できる読み上げテキスト検出プログラム(38)を識別するための読み上げテキスト識別子(39)が属性として指定されているかを調べる。
そして、読み上げテキスト識別子(39)が属性として指定されていれば、ステップ54において、テキスト読み上げ用識別子の指定された音声読み上げ範囲指定タグ内にテキストが存在するかどうか調べる。
【0025】
そして、ステップ54において、読み上げテキスト識別子(39)が属性として指定された読み上げ範囲指定タグ内にテキストが存在していると判断された場合には、ステップ55に進み、読み上げ範囲指定タグで指定されたテキストを読み上げテキスト識別子(39)で指定されている読み上げテキスト検出プログラム(38)に渡す。
【0026】
では、次に、図6で読み上げ範囲が指定されたホームーページのソースファイルの説明をする。
図6の(61)は、読み上げテキスト検出プログラム(38)の例である。
【0027】
<SCRIPT LANGUAGE=”JavaScript”>
使用するプログラムの種類として、JavaScriptを使用することを宣言している。
【0028】
function windows_OnLoad()
読み上げテキスト検出プログラム(38)を宣言する。文書内で別途宣言されている<BODY onLoad=windows_OnLoad()>により、このプログラムを参照し、ページがブラウザに読み込まれた時、このプログラムを呼び出すことを可能とする。
【0029】
for (i=0; i<document.all.length; i++)
文書の終わりかどうかを調べる。文書の途中であれば次のステップへ進む。 文書の終わりであれば、このプログラムを終了する。
【0030】
if (document.all(i).tagName == ”SPAN” || document.all(i).tagName == ”DIV”)
文書内で使用されているタグの中で、読み上げ範囲を指定するタグ(310)(本願では”SPAN”または”DIV”)かどうかを調べる。
もちろん、どのようなタグを読み上げ範囲指定タグとするかは、設計変更可能である。
そして、読み上げ範囲指定タグが見つかった場合には、次の処理へ進むが、もし見つからなければ、文書内の次のタグを検索する。
【0031】
if (document.all(i).className == ”hpb_speak”)
読み上げ範囲指定タグ(310)の属性として、読み上げテキスト識別子(39)(ここでは”hpb_speak”)が指定されたタグか否かを調べる。
もし、この識別子が指定されていれば次のステップへ進む。もし指定されていなければ、文書内の次のタグを検証する。
【0032】
最後に、読み上げテキスト識別子(39)が属性として指定された読み上げ範囲指定タグ(310)で囲まれた範囲内にテキストがあるかどうかを調べ、もしテキストが存在すれば、そのテキストを読み上げテキスト識別子(39)で指定されている読み上げテキスト検出プログラム(38)に渡す。
つまり、テキスト読み上げエンジンの読み上げを実行する関数(ここではSpeak)の引数としてその読み上げテキストを指定し、その関数を実行する。
そして、関数の実行後、次の読み上げ部分の検索を行う。
【0033】
次に、図6の63に読み上げ範囲指定タグの例が記載されている。
図6の63のテキスト読み上げ部分の1番目の例は、
<DIV CLASS=”hpb_speak”>
<H2>新しいノートブック・パソコン発売決定</H2>
(中略)
</DIV>
と指定することにより、「新しいノートブック・パソコン発売決定」の箇所を読み上げ指定させることができる例である。
【0034】
また、テキスト読み上げ部分の2番目の例は、
<SPAN CLASS=”hpb_speak”>2000年1月発売予定</SPAN>
と指定することにより、「2000年1月発売予定」の箇所を読み上げ指定させることができる例である。
【0035】
ここで、読み上げ範囲指定タグである”DIV”および”SPAN”の属性として、読み上げテキスト識別子”hpb_speak”を指定している。
そして、読み上げテキスト識別子”hpb_speak”で指定される読み上げテキスト検出プログラム(38)に読み上げ範囲指定タグである”DIV”および”SPAN”で範囲指定されているテキスト文が渡される。
そして、読み上げテキスト検出プログラム(38)が、テキスト読み上げエンジン(315)へ読み上げ範囲指定タグで囲まれたテキストを渡し、読み上げが実行されるわけである。
【0036】
ホームページの文書に対して、テキスト読み上げエンジン設定情報(37)の挿入と、読み上げテキスト検出プログラム(38)の挿入を一度行えば、その文書内の別の部分に対して読み上げの指定をする場合には、図4のステップ451およびステップ452は省略することができる。
【0037】
また、上記ステップとは別の方法として、既にある文書の範囲を指定するのではなく、はじめに読み上げの範囲を指定するためのタグ情報を挿入しておいて、その中にテキストを入力する方法もある。
【0038】
では次に、図6のテキスト読み上げエンジン設定情報(62)で示したタグの説明をする。
OBJECT id=”hpb_speak”と指定されている読み上げテキスト識別子”hpb_speak”を参照することにより、読み上げテキスト検出プログラム(38)が検出したテキストをテキスト読み上げエンジンに渡し、音声読み上げ範囲として指定したテキスト部分を音声読み上げさせることが可能となる。
【0039】
つまり、図6に示した読み上げテキスト検出プログラム(61)、テキスト読み上げエンジン設定情報(62)、および読み上げが指定された部分(63)は、すべて、読み上げ範囲指定タグの属性である読み上げテキスト識別子”hpb_speak”により関連づけられている。
従って、読み上げ範囲指定タグで指定された読み上げ範囲を読み上げテキスト検出プログラムに渡すことができ、かつ、読み上げテキスト検出プログラムからテキスト読み上げエンジンへこの読み上げ指定範囲を渡すことにより、所望の箇所を音声読み上げさせることができるわけである。
【0040】
また、図6の62で示したように、テキスト読み上げエンジン設定情報(62)では、以下のようなパラメータを指定することができる。
<PARAM name = xyz>
なお、<PARAM>の”name = xyz”で指定された属性は、テキスト読み上げエンジンの属性であり、例えば、読み上げをコントロールするためのボタンの表示・非表示、読み上げのスピード、音量などを設定するパラメータを指定するために用いられる。
【0041】
次に、作成したホームページをプレビュー機能で、読み上げの指定が正しいかどうかを実際に音声で読み上げて検証するステップを図7に示す。
【0042】
まず、ステップ71で、作成中の文書を保存し、ステップ72で、オーサリング・ツールの操作メニューより、ブラウザによるプレビュー項目を選択し、実行する。
【0043】
次に、ステップ73で、ブラウザに作成した文書を引数として指定し、表示させる。
なお、ここで作成された文書を、文書入出力部(34)を介してブラウザで読み込み表示させる。ブラウザは、作成した文書の内容に従い、テキスト読み上げエンジンに指定されたテキストを渡す。
そして、テキスト読み上げエンジンは渡されたテキストをサウンド装置を用いて音声を生成するので、読み上げ範囲の指定が正しいかどうか確認することができる。
【0044】
ではここで、音声読み上げ範囲としてどの範囲を指定したかということが、オーサリング・ツールを使用するホームページ作成者、およびブラウザによるホームページ閲覧者にわかりやすいように、音声読み上げ範囲として指定した範囲をマーキング等して表示することができるという機能を付加した実施例2について説明する。
【0045】
実施例2では、図8に示したように、図3のソフトウェア構成図の各種テキスト読み上げ用データ(36)の1つとして、テキスト読み上げ範囲視覚化情報タグ(320)が追加される。
このテキスト読み上げ範囲視覚化情報タグ(320)には、範囲指定された部分を視覚的に表現するための情報を指定する。例えば、読み上げ指定された範囲の背景色や、文字の色や大きさなどを変えたり、網掛けをして表示させる等の設定をすることが可能である。
【0046】
また、このテキスト読み上げ範囲視覚化情報タグ(320)は、実施例1で示した読み上げテキスト識別子(39)と同じ名前で定義する。
すると、読み上げテキスト識別子(39)を属性として有している読み上げ範囲指定タグで読み上げ範囲を指定した場合、自動的にテキスト読み上げ範囲視覚化情報タグ(320)設定した態様で音声読み上げ範囲を表示することが可能となる。
【0047】
では次に、テキスト読み上げ範囲視覚化情報タグ(320)の例を図9の(91)に示す。
この例では、指定した範囲を、前景色を赤、背景色を黄色で描画する設定となっている。
【0048】
テキスト読み上げ範囲視覚化情報タグ(91)において、
<STYLE>
この”STYLE”タグにより文書内にスタイル情報を設定する。
【0049】
スタイルをクラスによって定義する。ここでは”hpb_speak”という読み上げテキスト識別子(39)と同じクラス名のスタイルを定義する。
【0050】
backgroundcolor : yellow;
これは、読み上げ指定された範囲を表示する場合、背景色を黄色で表現するという指定である。
【0051】
color : red;
これは、読み上げ指定された範囲を表示する場合、前景色を赤色で表現するという指定である。
なお、上記の色の設定は一例であり、設定変更はもちろん可能である。
【0052】
では次に、この文書をオーサリング・ツールで編集した場合の画面表示例を図10に示す。図10において、マーキングされている範囲が、ホームページ作成者が音声読み上げ範囲として指定した範囲である。従って、一目でどこを読み上げ範囲として指定したかがわかるので、読み上げ範囲の変更などを行うときに、大変操作性を向上させることができる。
【0053】
このテキスト読み上げ範囲視覚化情報タグ(320)は、図11に示したように実施例1の処理手順(図4)に、ステップ453を追加することによって実現することができる。
【0054】
以上、本願発明について実施例を参照しながら説明したが、本技術分野における通常の知識を有する者であれば、本願発明の趣旨や範囲から逸脱することなく、その形式や詳細について応用や変更を加えられることは容易に理解されるだろう。
【0055】
例えば、本願発明の応用例として、マウスやキーボードなどの入力装置により音声読み上げ範囲を指定するのではなく、表示画面にタッチパネルを用いて、指でタッチして指定した範囲を音声読み上げ範囲として指定させることもできる。
【0056】
また、ブラウザでホームページを表示させた時に指定範囲を音声読み上げさせるだけでなく、マウスが音声読み上げ指定範囲をクリックしたことに応答して指定範囲を読み上げさせることができる。
また、マウスがその音声読み上げ指定範囲内に所定時間以上あることを検知して読み上げさせたり、音声読み上げ指定された範囲を有しているページが表示された後の所定時間後に音声読み上げさせることもできる。
【0057】
さらに、ホームページの画像に対する説明文として指定した代替テキストを音声読み上げさせることも可能である。
ホームページの画像そのものは音声で読み上げることはできないが、画像を指定するHTMLタグに、その画像の説明文をHTMLのALT属性にて指定することが可能なので、読み上げテキスト検出プログラム(38)を、このALT属性が指定された画像を検出し、説明文を取得するように変更することにより、画像の説明文を音声で読み上げるページを実現することが可能となる。
【0058】
【発明の効果】
本願発明により、HTMLを理解していないホームページ作成者でも、音声読み上げさせたいホームページの範囲をキーボードやマウスなどの入力装置により範囲指定するだけで、所望の範囲を音声読み上げさせるホームページを作成することができる。
【0059】
さらに、本願発明により、ホームページ作成者が指定した音声読み上げ範囲を他の範囲と区別しやすいようにマーキング等して表示させることができるので、どの範囲を音声読み上げ範囲として指定したかが一目で分かると共に、音声読み上げ範囲を変更する際にも大変操作性がよいシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のテキストエディタによる編集画面
【図2】本願発明のハードウェア構成図
【図3】本願発明のソフトウェア構成図
【図4】音声読み上げページ作成の処理の流れ
【図5】読み上げテキスト検出プログラムの処理の流れ
【図6】読み上げ範囲が指定されたホームページのソースファイルの例
【図7】ブラウザによるプレビューの実行処理の流れ
【図8】読み上げ範囲を視覚的に表現する場合のソフトウェア構成図
【図9】読み上げ範囲を視覚的に表現できるホームページのソースファイルの例
【図10】オーサリング・ツールの編集画面の例
【図11】読み上げ範囲を視覚的に表現する機能を付加した場合の処理の流れ
【符号の説明】
20:コンピュータ・システム
22:キーボード
23:マウス
24:表示装置
25:外部記憶装置
26:通信装置
27:サウンド装置
28:スピーカー
29:通信網
31:オペレーティング・システム
32:オーサリング・ツール
33:GUI部
34:文書入出力部
35:文書作成部
37:テキスト読み上げエンジン設定情報
38:読み上げテキスト検出プログラム
39:読み上げテキスト識別子
【産業上の利用分野】
本願発明は、インターネットで広く利用されているホームページを作成するためのオーサリング・ツールにおいて、容易に所望の音声読み上げ範囲を指定することができる方法および装置に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】
インターネットのホームページは、HTML(Hyper Text Markup Language:ハイパーテキスト・マークアップ言語)で記述しなければならないので、かつてはHTMLを知らなければ、ホームページを作成することはできなかった。しかし、最近では、HTMLを知らなくてもホームページを作成することができるオーサリング・ツールが登場し、ワープロを使って文章をレイアウトするような感覚でホームページを作成できるようになった。
【0003】
ところが、ホームページをブラウザで読み込んで表示させた時に、ホームページ作成者が指定した部分のみを音声読み上げさせることができるという高度なホームページは、下記のようにHTMLを知らなければ作成することはできない。
【0004】
ここで、従来技術におけるホームページの音声読み上げ範囲の指定方法について説明する。
従来は、ホームページがブラウザで表示された際に特定範囲のテキストが音声読み上げされるように指定する方法としては、テキスト読み上げエンジンを呼び出すためのタグをホームページ内へ挿入する方法があった。
【0005】
その例を図1に示す。図1は、ホームページをテキストエディタで表示した場合の図である。このように、ホームページのソース・ファイルは、HTMLというタグ言語で指定される。ここでは<OBJECT>タグで指定された音声読み上げプログラムが、ブラウザで表示されているホームページ内のテキストを全て読み上げる機能を提供する。しかしながらこの方法では、表示されたホームページ全体を読み上げてしまい、ホームページの所望の部分のみを読み上げるように指定することはできない。
【0006】
一方、ホームページの読み上げさせたい範囲を指定する方法および指定した範囲を音声読み上げプログラムに渡す手段が提供されたとしても、図1に示したような一般的なテキストエディタで複雑なタグを意識しながら音声読み上げさせたい部分の範囲指定を行ない、編集をするのは大変作業効率が悪い。
【0007】
そこで、ホームページ作成者が指定した範囲のみを音声読み上げさせるという高度なホームページを作成する際にも、文書の構造を定義するためのタグを意識せずにワードプロセッサーのように、WYSIWYG(What you see is what you get)編集環境を提供するオーサリング・ツールが必要とされている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本願発明の目的は、ホームページ作成者が、HTMLタグを意識することなく、音声読み上げさせたいホームページの所望のテキスト部分をキーボードやマウスなどの入力装置によりテキストの範囲指定をおこなうだけで容易に指定することができる方法および装置を提供することである。
【0009】
さらに本願発明のもう1つの目的は、ホームページ作成者が指定した音声読み上げ範囲を他の範囲と識別しやすいように、読み上げ範囲を他の範囲とは異なる態様で表示する方法および装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本願発明は、ホームページ作成者が音声読み上げさせたいテキスト部分を入力装置で範囲指定するだけで、ホームページの特定部分のテキストをブラウザによって読み上げさせるために必要なタグ情報およびプログラムを作成中のホームページ内へ自動的に挿入することにより、テキスト読み上げホームページの作成を容易にする。
【0011】
また、本願発明は、ホームページ作成者、およびホームページ閲覧者がホームページ内のどの部分が読み上げられるかを容易に判別できるように、読み上げ範囲をマーキングするなど視覚的に表示するためのタグを自動挿入する。
【0012】
【発明の実施の形態】
本願発明のハードウェア構成を図2に示す。これは、インターネットに接続されている複数個のコンピュータ・システムのうちの1つのコンピュータのハードウェア構成図である。コンピュータ・システム(20)は、CPU、メモリ、各種制御装置を含むコンピュータ本体(21)と、キーボード(22)およびマウス(23)などの入力装置および表示装置(24)、ハードディスクなどの外部記憶装置(25)を具備する。
ホームページ作成者によるアプリケーション・プログラムへの指示は、キーボードおよびマウスなどの入力装置によって行われる。
オペレーティング・システム(OS)およびアプリケーション・プログラムであるオーサリング・ツールは、外部記憶装置(25)に格納され、実行時に、メモリに読み込んで実行される。
アプリケーション・プログラムで処理される文書データ(ホームページ)は外部記憶装置(25)から使用時にメモリーにロードされる。
また、作成したホームページをインターネットに転送するためのモデムやターミナルアダプタなどの通信装置(26)が接続されていることもある。
そして、作成したホームページは通信網(29)を介してサーバに伝送することにより、他のユーザがそのホームページを参照することができるようになる。
通信網(29)は、データの伝送が可能なISDN通信網、データ専用線あるいは電話回線などである。
また本願発明のハードウェア構成は、音声を聞くためのサウンド装置(27)およびスピーカ(28)を含む。
【0013】
本願発明は、ホームページを作成するオーサリング・ツールなどの文書作成アプリケーション・プログラムへの適用が有効である。
オーサリング・ツールとは、新規文書または既に外部記憶装置に格納されている文書ファイルを読み込み、キーボードやマウスなどの入力装置を用い、文字や画像などの入力、削除などの編集作業を行うアプリケーション・プログラムのことである。
ホームページの編集作業の結果は、随時、表示装置(24)に表示され、編集作業が完了したとき、再び外部記憶装置(25)に格納される。
【0014】
次に、図3に本願発明のソフトウェア構成図を示した。
オーサリング・ツール(32)は、文書の編集作業の操作をおこなうGUI部(33)と、GUI部からの命令により外部記憶装置にある文書を読み込んだり格納したりする文書入出力部(34)、そしてGUI部からの命令に従い編集中の文書データ(312)を作成する文書作成部(35)、作成中の文書データを表示する文書表示部(311)を含む。
【0015】
また、オーサリング・ツール(32)は、音声でテキストを読み上げるために文書に挿入する必要のある各種テキスト読み上げ用データ(36)を別途格納している。そして、作成した文書を実際にブラウザ(314)で表示して検証するために、オーサリング・ツール(32)からブラウザ(314)を起動するプレビュー機能を備えている。このオーサリング・ツール(32)で作成したページをブラウザ(314)で読み上げるためにはOS(31)にテキスト読み上げエンジン(315)が導入されている必要がある。ブラウザ(314)はホームページの情報をもとにテキスト読み上げエンジン(315)に読み上げるテキストを転送し、テキスト読み上げエンジン(315)が、サウンド装置(27)を制御して音声を発生させる。
また作成したホームページをネットワークを経由してサーバへ転送するためのネットワーク部(313)を備えている。
【0016】
次に、所望の範囲のみを読み上げるホームページを作成する手順およびオーサリング・ツール(32)での処理を、図4に沿って説明する。
まず、ステップ41でオーサリング・ツール(32)を起動し、ステップ42でホームページのテキスト部分となる新規文書を作成するか、または、外部記憶装置に格納されている文書ファイル(317)を読み込む。
【0017】
そして、ステップ43では、ステップ42で作成した文書において音声読み上げさせたい範囲をキーボードやマウスなどの入力装置により範囲指定する。
この範囲指定方法は、ワープロにおいてコピーしたい範囲を入力装置によりマーキングするのと同様に、単にテキスト文のうち、音声読み上げさせたい所望の範囲を入力装置で範囲指定すればよいだけである。
次に、ステップ44において、オーサリング・ツールの操作メニューでテキスト読み上げを指定するメニュー項目を選択し、実行する。
【0018】
そして、ステップ45で、音声読み上げ環境が整っているかどうかを判断する。
なお本願発明において、音声読み上げ環境が整っている状態とは、テキスト読み上げエンジン設定情報が挿入され、かつ、読み上げテキスト検出プログラムが挿入されている状態のことである。
ステップ45において音声読み上げ環境が整っていないと判断されると、ステップ451に進み、ブラウザ(314)が文書を読み込んだ時に、テキスト読み上げエンジン(315)を利用できるようにするためのテキスト読み上げエンジン設定情報(37)を文書内に挿入する。
なお、テキスト読み上げエンジン設定情報(37)の説明は、後で図6を用いて説明する。
【0019】
そして、ステップ452では、ブラウザが文書内の読み上げを指定されたテキストを判別し、テキスト読み上げエンジン(315)にその範囲内のテキストを渡す機能を有する読み上げテキスト検出プログラム(38)を文書内に挿入する。
このプログラムは文書内の読み上げ範囲指定タグを検出し、その読み上げ範囲指定タグ内のテキスト部分をテキスト読み上げエンジン(315)に渡す働きをする。
但し、ステップ451とステップ452の順序は、入れ替わってもよい。
【0020】
また、一度音声読み上げ環境が整ったホームページに対しては、次回からはステップ45の次にはステップ48に進むので、ただ単に、ステップ43で指定した音声読み上げ範囲の前後に読み上げ範囲指定タグ(310)が挿入されていくだけである。
【0021】
次に、ステップ49で、読み上げ範囲指定タグ(310)で指定したテキスト文を検出できる読み上げテキスト検出プログラム(38)を識別するための読み上げテキスト識別子(39)が読み上げ範囲指定タグ(310)の属性として設定される。
【0022】
なお、読み上げテキスト検出プログラム(38)についての説明は以下に記載し、かつ、後で図6を用いて説明する。
【0023】
では、次に、図5を用いて、この読み上げテキスト検出プログラム(38)の処理の流れを説明する。
まずステップ51で、文書データがあるか否かを調べ、もし、文書データの最後であればプログラムを終了し、文書データがある場合には、ステップ52で、タグが読み上げ範囲指定タグかどうかを調べる。
【0024】
そして、ステップ52でタグが読み上げ範囲指定タグであると判断されたならば、ステップ53で、読み上げ範囲指定タグで指定したテキスト文を検出できる読み上げテキスト検出プログラム(38)を識別するための読み上げテキスト識別子(39)が属性として指定されているかを調べる。
そして、読み上げテキスト識別子(39)が属性として指定されていれば、ステップ54において、テキスト読み上げ用識別子の指定された音声読み上げ範囲指定タグ内にテキストが存在するかどうか調べる。
【0025】
そして、ステップ54において、読み上げテキスト識別子(39)が属性として指定された読み上げ範囲指定タグ内にテキストが存在していると判断された場合には、ステップ55に進み、読み上げ範囲指定タグで指定されたテキストを読み上げテキスト識別子(39)で指定されている読み上げテキスト検出プログラム(38)に渡す。
【0026】
では、次に、図6で読み上げ範囲が指定されたホームーページのソースファイルの説明をする。
図6の(61)は、読み上げテキスト検出プログラム(38)の例である。
【0027】
<SCRIPT LANGUAGE=”JavaScript”>
使用するプログラムの種類として、JavaScriptを使用することを宣言している。
【0028】
function windows_OnLoad()
読み上げテキスト検出プログラム(38)を宣言する。文書内で別途宣言されている<BODY onLoad=windows_OnLoad()>により、このプログラムを参照し、ページがブラウザに読み込まれた時、このプログラムを呼び出すことを可能とする。
【0029】
for (i=0; i<document.all.length; i++)
文書の終わりかどうかを調べる。文書の途中であれば次のステップへ進む。 文書の終わりであれば、このプログラムを終了する。
【0030】
if (document.all(i).tagName == ”SPAN” || document.all(i).tagName == ”DIV”)
文書内で使用されているタグの中で、読み上げ範囲を指定するタグ(310)(本願では”SPAN”または”DIV”)かどうかを調べる。
もちろん、どのようなタグを読み上げ範囲指定タグとするかは、設計変更可能である。
そして、読み上げ範囲指定タグが見つかった場合には、次の処理へ進むが、もし見つからなければ、文書内の次のタグを検索する。
【0031】
if (document.all(i).className == ”hpb_speak”)
読み上げ範囲指定タグ(310)の属性として、読み上げテキスト識別子(39)(ここでは”hpb_speak”)が指定されたタグか否かを調べる。
もし、この識別子が指定されていれば次のステップへ進む。もし指定されていなければ、文書内の次のタグを検証する。
【0032】
最後に、読み上げテキスト識別子(39)が属性として指定された読み上げ範囲指定タグ(310)で囲まれた範囲内にテキストがあるかどうかを調べ、もしテキストが存在すれば、そのテキストを読み上げテキスト識別子(39)で指定されている読み上げテキスト検出プログラム(38)に渡す。
つまり、テキスト読み上げエンジンの読み上げを実行する関数(ここではSpeak)の引数としてその読み上げテキストを指定し、その関数を実行する。
そして、関数の実行後、次の読み上げ部分の検索を行う。
【0033】
次に、図6の63に読み上げ範囲指定タグの例が記載されている。
図6の63のテキスト読み上げ部分の1番目の例は、
<DIV CLASS=”hpb_speak”>
<H2>新しいノートブック・パソコン発売決定</H2>
(中略)
</DIV>
と指定することにより、「新しいノートブック・パソコン発売決定」の箇所を読み上げ指定させることができる例である。
【0034】
また、テキスト読み上げ部分の2番目の例は、
<SPAN CLASS=”hpb_speak”>2000年1月発売予定</SPAN>
と指定することにより、「2000年1月発売予定」の箇所を読み上げ指定させることができる例である。
【0035】
ここで、読み上げ範囲指定タグである”DIV”および”SPAN”の属性として、読み上げテキスト識別子”hpb_speak”を指定している。
そして、読み上げテキスト識別子”hpb_speak”で指定される読み上げテキスト検出プログラム(38)に読み上げ範囲指定タグである”DIV”および”SPAN”で範囲指定されているテキスト文が渡される。
そして、読み上げテキスト検出プログラム(38)が、テキスト読み上げエンジン(315)へ読み上げ範囲指定タグで囲まれたテキストを渡し、読み上げが実行されるわけである。
【0036】
ホームページの文書に対して、テキスト読み上げエンジン設定情報(37)の挿入と、読み上げテキスト検出プログラム(38)の挿入を一度行えば、その文書内の別の部分に対して読み上げの指定をする場合には、図4のステップ451およびステップ452は省略することができる。
【0037】
また、上記ステップとは別の方法として、既にある文書の範囲を指定するのではなく、はじめに読み上げの範囲を指定するためのタグ情報を挿入しておいて、その中にテキストを入力する方法もある。
【0038】
では次に、図6のテキスト読み上げエンジン設定情報(62)で示したタグの説明をする。
OBJECT id=”hpb_speak”と指定されている読み上げテキスト識別子”hpb_speak”を参照することにより、読み上げテキスト検出プログラム(38)が検出したテキストをテキスト読み上げエンジンに渡し、音声読み上げ範囲として指定したテキスト部分を音声読み上げさせることが可能となる。
【0039】
つまり、図6に示した読み上げテキスト検出プログラム(61)、テキスト読み上げエンジン設定情報(62)、および読み上げが指定された部分(63)は、すべて、読み上げ範囲指定タグの属性である読み上げテキスト識別子”hpb_speak”により関連づけられている。
従って、読み上げ範囲指定タグで指定された読み上げ範囲を読み上げテキスト検出プログラムに渡すことができ、かつ、読み上げテキスト検出プログラムからテキスト読み上げエンジンへこの読み上げ指定範囲を渡すことにより、所望の箇所を音声読み上げさせることができるわけである。
【0040】
また、図6の62で示したように、テキスト読み上げエンジン設定情報(62)では、以下のようなパラメータを指定することができる。
<PARAM name = xyz>
なお、<PARAM>の”name = xyz”で指定された属性は、テキスト読み上げエンジンの属性であり、例えば、読み上げをコントロールするためのボタンの表示・非表示、読み上げのスピード、音量などを設定するパラメータを指定するために用いられる。
【0041】
次に、作成したホームページをプレビュー機能で、読み上げの指定が正しいかどうかを実際に音声で読み上げて検証するステップを図7に示す。
【0042】
まず、ステップ71で、作成中の文書を保存し、ステップ72で、オーサリング・ツールの操作メニューより、ブラウザによるプレビュー項目を選択し、実行する。
【0043】
次に、ステップ73で、ブラウザに作成した文書を引数として指定し、表示させる。
なお、ここで作成された文書を、文書入出力部(34)を介してブラウザで読み込み表示させる。ブラウザは、作成した文書の内容に従い、テキスト読み上げエンジンに指定されたテキストを渡す。
そして、テキスト読み上げエンジンは渡されたテキストをサウンド装置を用いて音声を生成するので、読み上げ範囲の指定が正しいかどうか確認することができる。
【0044】
ではここで、音声読み上げ範囲としてどの範囲を指定したかということが、オーサリング・ツールを使用するホームページ作成者、およびブラウザによるホームページ閲覧者にわかりやすいように、音声読み上げ範囲として指定した範囲をマーキング等して表示することができるという機能を付加した実施例2について説明する。
【0045】
実施例2では、図8に示したように、図3のソフトウェア構成図の各種テキスト読み上げ用データ(36)の1つとして、テキスト読み上げ範囲視覚化情報タグ(320)が追加される。
このテキスト読み上げ範囲視覚化情報タグ(320)には、範囲指定された部分を視覚的に表現するための情報を指定する。例えば、読み上げ指定された範囲の背景色や、文字の色や大きさなどを変えたり、網掛けをして表示させる等の設定をすることが可能である。
【0046】
また、このテキスト読み上げ範囲視覚化情報タグ(320)は、実施例1で示した読み上げテキスト識別子(39)と同じ名前で定義する。
すると、読み上げテキスト識別子(39)を属性として有している読み上げ範囲指定タグで読み上げ範囲を指定した場合、自動的にテキスト読み上げ範囲視覚化情報タグ(320)設定した態様で音声読み上げ範囲を表示することが可能となる。
【0047】
では次に、テキスト読み上げ範囲視覚化情報タグ(320)の例を図9の(91)に示す。
この例では、指定した範囲を、前景色を赤、背景色を黄色で描画する設定となっている。
【0048】
テキスト読み上げ範囲視覚化情報タグ(91)において、
<STYLE>
この”STYLE”タグにより文書内にスタイル情報を設定する。
【0049】
スタイルをクラスによって定義する。ここでは”hpb_speak”という読み上げテキスト識別子(39)と同じクラス名のスタイルを定義する。
【0050】
backgroundcolor : yellow;
これは、読み上げ指定された範囲を表示する場合、背景色を黄色で表現するという指定である。
【0051】
color : red;
これは、読み上げ指定された範囲を表示する場合、前景色を赤色で表現するという指定である。
なお、上記の色の設定は一例であり、設定変更はもちろん可能である。
【0052】
では次に、この文書をオーサリング・ツールで編集した場合の画面表示例を図10に示す。図10において、マーキングされている範囲が、ホームページ作成者が音声読み上げ範囲として指定した範囲である。従って、一目でどこを読み上げ範囲として指定したかがわかるので、読み上げ範囲の変更などを行うときに、大変操作性を向上させることができる。
【0053】
このテキスト読み上げ範囲視覚化情報タグ(320)は、図11に示したように実施例1の処理手順(図4)に、ステップ453を追加することによって実現することができる。
【0054】
以上、本願発明について実施例を参照しながら説明したが、本技術分野における通常の知識を有する者であれば、本願発明の趣旨や範囲から逸脱することなく、その形式や詳細について応用や変更を加えられることは容易に理解されるだろう。
【0055】
例えば、本願発明の応用例として、マウスやキーボードなどの入力装置により音声読み上げ範囲を指定するのではなく、表示画面にタッチパネルを用いて、指でタッチして指定した範囲を音声読み上げ範囲として指定させることもできる。
【0056】
また、ブラウザでホームページを表示させた時に指定範囲を音声読み上げさせるだけでなく、マウスが音声読み上げ指定範囲をクリックしたことに応答して指定範囲を読み上げさせることができる。
また、マウスがその音声読み上げ指定範囲内に所定時間以上あることを検知して読み上げさせたり、音声読み上げ指定された範囲を有しているページが表示された後の所定時間後に音声読み上げさせることもできる。
【0057】
さらに、ホームページの画像に対する説明文として指定した代替テキストを音声読み上げさせることも可能である。
ホームページの画像そのものは音声で読み上げることはできないが、画像を指定するHTMLタグに、その画像の説明文をHTMLのALT属性にて指定することが可能なので、読み上げテキスト検出プログラム(38)を、このALT属性が指定された画像を検出し、説明文を取得するように変更することにより、画像の説明文を音声で読み上げるページを実現することが可能となる。
【0058】
【発明の効果】
本願発明により、HTMLを理解していないホームページ作成者でも、音声読み上げさせたいホームページの範囲をキーボードやマウスなどの入力装置により範囲指定するだけで、所望の範囲を音声読み上げさせるホームページを作成することができる。
【0059】
さらに、本願発明により、ホームページ作成者が指定した音声読み上げ範囲を他の範囲と区別しやすいようにマーキング等して表示させることができるので、どの範囲を音声読み上げ範囲として指定したかが一目で分かると共に、音声読み上げ範囲を変更する際にも大変操作性がよいシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のテキストエディタによる編集画面
【図2】本願発明のハードウェア構成図
【図3】本願発明のソフトウェア構成図
【図4】音声読み上げページ作成の処理の流れ
【図5】読み上げテキスト検出プログラムの処理の流れ
【図6】読み上げ範囲が指定されたホームページのソースファイルの例
【図7】ブラウザによるプレビューの実行処理の流れ
【図8】読み上げ範囲を視覚的に表現する場合のソフトウェア構成図
【図9】読み上げ範囲を視覚的に表現できるホームページのソースファイルの例
【図10】オーサリング・ツールの編集画面の例
【図11】読み上げ範囲を視覚的に表現する機能を付加した場合の処理の流れ
【符号の説明】
20:コンピュータ・システム
22:キーボード
23:マウス
24:表示装置
25:外部記憶装置
26:通信装置
27:サウンド装置
28:スピーカー
29:通信網
31:オペレーティング・システム
32:オーサリング・ツール
33:GUI部
34:文書入出力部
35:文書作成部
37:テキスト読み上げエンジン設定情報
38:読み上げテキスト検出プログラム
39:読み上げテキスト識別子
Claims (6)
- ブラウザで表示する文書データの作成において、前記文書データのうちの音声読み上げ範囲を指定できる方法であって、
文書データを新規作成するか、または、既存の文書データを読み込んで表示装置上に表示するステップと、
前記文書データのうちの所望の範囲を音声読み上げ範囲として入力装置により指定するユーザ指定に応答して、
前記文書データ内の所定のタグ付き構文から音声読み上げ環境が整っているかどうかを判断し、音声読み上げ環境が整っていない場合には、所定のタグ付き構文で識別されるテキスト読み上げエンジン設定情報および読み上げテキスト検出プログラムを前記文書データに挿入するステップと、
前記入力装置により指定した前記音声読み上げ範囲に対応する文書データの位置に、読み上げ範囲指定タグを挿入するステップと、
前記読み上げテキスト検出プログラムを識別するための読み上げテキスト識別子を前記読み上げ範囲指定タグの属性として指定するステップと、
前記読み上げテキスト識別子により識別される前記読み上げテキスト検出プログラムに、前記文書データにおいて前記テキスト識別子が属性として付された音声読み上げ範囲のテキストを渡すステップと、
を含む方法。 - 前記読み上げテキスト識別子と同じクラス名のテキスト読み上げ範囲視覚化情報タグを挿入するステップをさらに含む請求項1に記載の方法。
- ブラウザで表示する文書データの作成において、前記文書データのうちの音声読み上げ範囲を指定できる装置であって、
文書データを新規作成するか、または、既存の文書データを読み込んで表示装置上に表示する手段と、
前記文書データのうちの所望の範囲を音声読み上げ範囲として入力装置により指定するユーザ指定に応答して、
前記文書データ内のタグ付き構文から音声読み上げ環境が整っているかどうかを判断し、音声読み上げ環境が整っていない場合には、所定のタグ付き構文で識別されるテキスト読み上げエンジン設定情報および読み上げテキスト検出プログラムを文書データに挿入する手段と、
前記入力装置により指定した前記音声読み上げ範囲に対応する文書データの位置に、読み上げ範囲指定タグを挿入する手段と、
前記読み上げテキスト検出プログラムを識別するための読み上げテキスト識別子を前記読み上げ範囲指定タグの属性として指定する手段と、
前記読み上げテキスト識別子により識別される前記読み上げテキスト検出プログラムに、前記文書データにおいて前記テキスト識別子が属性として付された音声読み上げ範囲のテキストを渡す手段と、
を含む装置。 - 前記読み上げテキスト識別子と同じクラス名のテキスト読み上げ範囲視覚化情報タグを挿入する手段をさらに含む請求項3に記載の装置。
- ブラウザで表示する文書データの作成において、前記文書データのうちの音声読み上げ範囲を指定できるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、該プログラムは、
文書データを新規作成するか、または、既存の文書データを読み込んで表示装置上に表 示するステップと、
前記文書データのうちの所望の範囲を音声読み上げ範囲として入力装置により指定するユーザ指定に応答して、
前記文書データ内のタグ付き構文から音声読み上げ環境が整っているかどうかを判断し、音声読み上げ環境が整っていない場合には、所定のタグ付き構文で識別されるテキスト読み上げエンジン設定情報および読み上げテキスト検出プログラムを文書データに挿入するステップと、
前記入力装置により指定した前記音声読み上げ範囲に対応する文書データの位置に、読み上げ範囲指定タグを挿入するステップと、
前記読み上げテキスト検出プログラムを識別するための読み上げテキスト識別子を前記読み上げ範囲指定タグの属性として指定するステップと、
前記読み上げテキスト識別子により識別される前記読み上げテキスト検出プログラムに、前記文書データにおいて前記テキスト識別子が属性として付された音声読み上げ範囲のテキストを渡すステップと、
をコンピュータに対して実行させる、記録媒体。 - 前記読み上げテキスト識別子と同じクラス名のテキスト読み上げ範囲視覚化情報タグを挿入するステップをさらに含む請求項5に記載の記録媒体。
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