JP3580095B2 - 非接触型カード読取保持装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、継続的にサービスの提供が行われる装置に付設される非接触型カード読取保持装置に関し、特にプリペイド方式の非接触型カード読取保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の非接触型カード読取保持装置においては、サービスの提供中に継続的にカードの価値情報を処理する必要があるために、カードを保持するカード読取保持装置が必要となる。また、プリペイド方式であるため、サービスの提供中に価値情報がすべて消去されることがあり、この場合には新しいカードを供給する必要がある。この種の装置として、代表的なものは、外形寸法がカードの断面積とほぼ同じ大きさの開口を有するカード挿入口と、このカード挿入口に連設されカードの全長よりも短いカード挿入路長を有するカード保持部と、このカード保持部で保持されたカードの価値情報を無線方式によって処理する情報処理基板とを備えている。そして、サービスの提供を受ける前に、カードを手によってカード挿入口から挿入してカード保持部に保持させると、カードの価値情報がサービスの提供に応じて情報処理基板によって処理され、サービスの提供が終了したらカード挿入口から手によって抜き取るように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の非接触型カード読取保持装置においては、カード保持部で保持されるカードは1枚であるので、サービスの提供中に価値情報が消去された場合には、サービスの提供が中断しないように、直ちにそのカードを抜き取り、新しいカードを挿入する必要があり、使い勝手が悪いとともに、新しいカードの挿入が遅れた場合には、サービスが中断してしまうのでサービスの低下を招いていた。これを解消しようとして、非接触型カード読取保持装置を2個設けると、装置全体が大型化するといった問題があった。
【0004】
本発明は上記した従来の問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、サービスの向上と装置の小型化を図った非接触型カード読取保持装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本発明に係る非接触型カード読取保持装置は、カードが挿抜され2枚のカードの厚み分の高さを有するカード挿入口と、このカード挿入口に連通しカードの厚みおよび幅と略同じ高さおよび幅でカードの全長よりも短い全長を有し第1のカードを保持する第1のカード保持部と、前記カード挿入口に連通しカードの厚みの略2倍の高さで、カードの幅と略同じ幅で、かつ前記第1のカード保持部の全長と同じ全長を有し第2のカードを保持する第2のカード保持部と、この第2のカード保持部に嵌合され、前記第1のカードが前記カード挿入口に挿入される前には前記第2のカード保持部を閉鎖し、前記第1のカードが前記カード挿入口から挿入され前記第1のカード保持部に保持されることにより前記第2のカード保持部を開放するシャッタ部材と、前記第1のカード保持部と前記第2のカード保持部に保持されたカードの情報を非接触で処理する1枚の情報処理基板とからなる。
したがって、第1のカードの価値情報が消去されても、第2のカードによってサービスが中断するようなことがない。また、2枚のカードを重ねて保持し、これらを処理する情報処理基板を1枚としたので、厚み方向の寸法および部品点数が最小限となる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。図1は本発明に係る非接触型カード読取保持装置の平面図、図2は同じくロアーケースとアッパーケースとを分解して示す斜視図、図3は同じくアッパーケースとシャッタ板とを分解して示す斜視図、図4は同じく情報処理基板を取り外した状態を示す全体の外観斜視図、図5(a)は正面図、(b)は図1におけるV−V 線断面図であって、カードが挿入されていない状態を示し、(c)は1枚目のカードが挿入された状態を示し、図6は図1におけるVI−VI 線断面図であって、(a)は1枚目のカードを挿入し始めた状態を示し、(b)は1枚目のカードの挿入を完了した状態を示し、(c)は2枚目のカードを挿入を完了した状態を示す。
【0007】
これらの図において、全体を符号1で示す非接触型カード読取保持装置は、ロアーケース2、アッパーケース3、シャッタ板4、情報処理基板5から概略構成されている。ロアーケース2は全体が合成樹脂によって略平板状に形成され、表面の略中央部には、カードの厚みおよび幅と略同じ高さおよび幅でカードの全長よりも短い全長を有する第1のカード保持部10が形成されている。この第1のカード保持部10の外周部の前端側を除く3方、すなわち両側方および後方は、第1のカード保持部10の底部よりもカードの厚みだけ高く段状に形成され、アッパーケース3を載置する載置部11が形成されている。これら第1のカード保持部10と載置部11の裏面側は、図5(b)、(c)に示すように、断面が段状に形成された肉盗み部9が形成されている。したがって、後述する弾性係合片15,18が弾性変形しやすいように、これら第1のカード保持部10と載置部11は全体の厚さが同じ厚みに薄く形成されている。
【0008】
この第1のカード保持部10の前端部は、図中矢印Aと反対方向に向かって開口12が形成されている。この開口12の下部は下方に折り曲げられるようにして前面部13が一体に形成されている。14は第1のカード保持部10の底部に一体に形成されたリブであって、矢印A方向に沿って5条形成されている。また、この第1のカード保持部10の底部の一側部側の後方には、コの字状の切欠きが形成され、この切欠き内には弾性係合片15が設けられている。この弾性係合片15は一端が底部に連設され、他端が矢印A方向に延設され、その先端に第1のカード保持部10内に臨む爪が上方に突設されている。
【0009】
前記載置部11の4隅には、4個の挿通孔16が形成され(2個は図示を省略)、載置部11の後部の前記弾性係合片15の近傍には、第1のカード保持部10にまたがる切欠き17が形成されている。この載置部11の一方側の側部は、他方側の側部よりも幅が広い幅広部11aが形成され、この幅広部11aは後述する第2のカード保持部25の一部を形成する。この幅広部11aの後部には、上述した弾性係合片15と同じ構造の弾性係合片18が、矢印A方向において弾性係合片15と同じ位置に形成されている。
【0010】
また、この幅広部11aの前端部には、開口12に連設された平面視において三角形の切欠き19が形成されており、開口12の前端における幅はカードの幅よりもこの切欠き19の幅分だけ大きく形成されている。20は第1のカード保持部10の底部および載置部11の幅広部11a上に上下動自在に支持された押圧部材であって、図示を省略した付勢手段によって上方に付勢されている。載置部11の外周端には、載置部11を囲むように上下方向に立設された平面視においてコ字状の囲い壁21が形成されている。
【0011】
次に、図2および図3に基づいてアッパーケース3とシャッタ板4を説明する。なお、これらの図において、アッパーケース3とシャッタ板4は、構造の説明の都合上、上下を反転させて図示しており、他の図面との説明の整合性のため上下の方向を図示とは逆に説明する。
アッパーケース3は合成樹脂によって全体が略平板状に形成され、その外形寸法は、上述したロアーケース2の囲い壁21に囲まれた部位に嵌合されるように、囲い壁21の内形寸法より僅かに小さく形成されている。このアッパーケース3の表面の略中央部には、カードの厚みの略2倍の高さで、カードの幅と略同じ幅で、かつ上述した第1のカード保持部10の全長と同じ全長を有する第2のカード保持部25が形成されている。
【0012】
この第2のカード保持部25の外周部の前端側を除く3方、すなわち両側方および後方は、第2のカード保持部25の底部よりもカードの厚みの略2倍だけ高く段状に形成され、上述したロアーケース2の載置部11に載置される被載置部26が形成されている。この被載置部26の4隅には、4個の挿通孔27が形成され、この被載置部26の一方側の側部は、他方側の側部よりも幅が広い幅広部26aが形成され、この幅広部26aは前述した第1のカード保持部10の一部を形成する。この幅広部26aの前端部には、後述する挿入口部材28の開口29に連通するように平面視において三角形の切欠き26bが形成されており、開口29の前端における幅はカードの幅よりもこの切欠き26bの幅分だけ大きく形成されている。
【0013】
この第2のカード保持部25の前部には、カードの厚みより僅かに大きい高さhの挿入口部材28が一体に形成され、この挿入口部材28の前端部には、図中矢印Aと反対方向に向かって開口29が形成されている。この挿入口部材28の一方の端部には平面視において三角形の切欠き31が形成され、表面には4条のリブ30が矢印A方向に沿って一体に形成されている。また、第2のカード保持部25の後部の一側部側には、矩形状の切欠き32が形成され、相対向する両側部の前後には、シャッタ板4の後述するダボ38の径よりも僅かに大きい幅の二対のガイド溝33が互いに対向するように形成されている。このガイド溝33は、図6に示すように、横溝33aと縦溝33bとからなり側面視において略逆L字状に形成されている。横溝33aは矢印A方向に向って矢印B方向、すなわち上方(図3においては下方)に傾いて形成され、縦溝33bは矢印Bと反対方向、すなわち下方(図3においては上方)が開口している。
【0014】
シャッタ板4は合成樹脂によって略平板状に形成され、上述した第2のカード保持部25内に嵌合されるように、その外形寸法が第2のカード保持部25の内形寸法よりも僅かに小さい略矩形状に形成されている。35はこのシャッタ板4の裏面に、一体的に形成されたリブであって、矢印A方向に沿って5条形成されている。このシャッタ板4の一方の側部の前端部には、上述したアッパーケース3の挿入口部材28の切欠き31に嵌合する平面視において三角形のガイド部36が突設されている。また、他方の側部の後端部には係合部37が立設され、両側部の外面の前後に二対のダボ38が突設されている。40は圧縮スプリングであって、上述したアッパーケース3の切欠き32とシャッタ板4の係合部37との間に弾装される。
【0015】
図4において、情報処理基板5には、図示を省略しているが、発信回路とカードの価値情報を処理する処理回路が形成されており、外形寸法が上述したロアーケース2の外形寸法と略同じで矩形状に形成され、4隅に挿通孔44が穿孔されている。50A,50Bは非接触型のICカードであって、図示を省略しているが、情報処理基板5の発信回路からの信号を受信する受信回路および価値情報が記録された記録部が形成されている。
【0016】
次に、このように構成された非接触型カード読取保持装置の組立方法を説明する。先ず、図3に示すように、シャッタ板4のダボ38をアッパーケース3のガイド溝33の縦溝33bの開口から横溝33aに挿入し、圧縮スプリング40をアッパーケース3の切欠き32とシャッタ板4の係合部37との間に弾装することにより、シャッタ板4をアッパーケース3に組み付ける。次に、図2に示すように、アッパーケース3を上下反転させて、シャッタ板4を下方に向けるようにして、ロアーケース2の囲い壁21内に係入させ、ロアーケース2の載置部11にアッパーケース3の被載置部26を載置するようにして重ね合わせる。このとき、ロアーケース2の一方の弾性係合片15にはアッパーケース3の被載置部26の幅広部26aが対向し、他方の弾性係合片18にはシャッタ板4が対向する。次いで、図4に示すように、情報処理基板5をアッパーケース3の上面に載置し、ねじ45を情報処理基板5、アッパーケース3、ロアーケース2の各挿通孔44,27,16に挿通させ、ナット46を螺合させることによって、ロアーケース2にアッパーケース3、情報処理基板5を堆積状態で固定する。
【0017】
このように組み立てられた非接触型カード読取保持装置においては、図5(a)に示すように、第1のカード保持部10の開口12と第2のカード保持部25の開口29とによってカード挿入口47が形成される。このカード挿入口47の高さは、それぞれの開口12,29の高さを加算した厚さ、すなわちカード2枚分の厚みより僅かに大きい厚さに形成され、前端部における幅はカードの幅よりもロアーケース2の切欠き19の幅分だけ大きく形成されている。また、図6(a)に示すように、シャッタ板4は圧縮スプリング40によって矢印Aと反対方向に付勢されているので、ダボ38がロアーケースの溝33の横溝33aの前端側、すなわち最下方に位置する。
【0018】
したがって、シャッタ板4は第2のカード保持部25に進出し、第2のカード保持部25を閉鎖状態としている。このとき、シャッタ板4の上方には、シャッタ板4が上方に移動できるカードの厚みより僅かに大きい高さの隙間48が形成されている。また、シャッタ板4の係合部37は、第1のカード保持部10に臨むようにして、ロアーケース2の切欠き17内に係入している。ロアーケース2の一方の弾性係合片15にはアッパーケース3の被載置部26の幅広部26aが対向し、他方の弾性係合片18にはシャッタ板4が対向している。また、第1のカード保持部10と第2のカード保持部25とは、互いにロアーケース2の切欠き19の幅分だけ平面方向に位置をずらして配置されている。
【0019】
次に、このような構成の非接触型カード読取保持装置におけるカード保持動作を説明する。
手によって1枚目のカード50Aをカード挿入口47に挿入すると、この1枚目のカード50Aの一方の側部の先端はロアーケース2の載置部11の切欠き19に当接し、この切欠き19によって水平方向に移動する。このとき、上述したように、第2のカード保持部25はシャッタ板4によって閉鎖されているので、1枚目のカード50Aは第1のカード保持部10に導かれる。1枚目のカード50Aをさらに挿入すると、先端がシャッタ板4の係合部37に係合し、シャッタ板4を圧縮スプリング40の付勢力に抗して矢印A方向に摺動させる。したがって、図6(b)に示すように、シャッタ板4のダボ38がガイド溝33の横溝33aの傾斜に沿って上方に移動するので、シャッタ板4も上方に移動し、隙間48内に位置付けられ、第2のカード保持部25が開放される。1枚目のカード50Aを第1のカード保持部10に挿入し終わると、1枚目のカード50Aの裏面に弾性係合片15の爪が当接する。したがって、弾性係合片15の弾性力によって1枚目のカード50Aはアッパーケース3の被載置部26の幅広部26aに圧接されるので、1枚目のカード50Aは第1のカード保持部10内の所定の位置に保持される。
【0020】
この非接触型カード読取保持装置が付設された装置本体(図示せず)のサービスが開始されると、このサービスに応じて、情報処理基板5によって1枚目のカード50Aの価値情報が順次消去される。1枚目のカード50Aの価値情報が残り少なくなったら、あらかじめ2枚目のカード50Bをカード挿入口47から挿入する。挿入された2枚目のカード50Bは、その一方の側部の先端がアッパーケース3の被載置部26の切欠き26bに当接し、この切欠き26bによって水平方向に移動する。したがって、2枚目のカード50Bは、その下面が第1のカード保持部10に保持された1枚目のカード50Aの上面を摺接しながら第2のカード保持部25に導かれる。2枚目のカード50Bを第2のカード保持部25に挿入し終わると、2枚目のカード50Bの裏面に弾性係合片18の爪が当接する。したがって、弾性係合片18の弾性力によって2枚目のカード50Bはシャッタ板4に圧接されるので、2枚目のカード50Bは第2のカード保持部25内の所定の位置に保持される。
【0021】
第1のカード保持部10と第2のカード保持部25とは、互いに幅広部11aの切欠き19の幅分だけ平面方向に位置をずらして配置されているので、図1に示すように、1枚目のカード50Aと2枚目のカード50Bも平面方向に位置をずらして保持される。1枚目のカード50Aの価値情報がすべて消去されたら、情報処理基板5では、2枚目のカードの価値情報の処理を開始するので、サービスの提供が中断することがなく、このためサービスの低下が防止される。また、不要となった1枚目のカード50Aをカード挿入口47から抜き取るときに、両カード50A,50Bが平面方向に位置をずらして保持されているので、1枚目のカード50Aを2枚目のカード50Bから分離して個別に挿抜しやすく、使い勝手が向上する。さらに、2枚のカードの情報処理を1枚の情報処理基板5によって行うことができるので、部品点数の削減が図られる。1枚目のカード50Aをカード挿入口47から抜き取ったあと、3枚目のカード(図示せず)をカード挿入口47から挿入すると、この3枚目のカードは第1のカード保持部10に導かれる。したがって、2枚目のカード50Bの価値情報がすべて消去されても連続してサービスの提供が受けられ、このあと、4枚目以降のカードをカード挿入口47から挿入することによって、連続したサービスの提供が受けられる。
【0022】
なお、本実施の形態では、両カード保持部10,25を平面方向にずらして配置したが、単に、薄型化あるいは部品点数の削減のみを考慮するのであれば、ずらす必要はない。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、使用者のカード入れ替え作業の必要がなくなるので、使い勝手が向上するとともに、サービスの提供中にサービスの中断がなくなるので、サービスの低下が防止される。また、薄型化および部品点数の削減が図られる。
【0024】
また、第2の発明によれば、2枚のカードが平面方向にずらして配置されるので、カードの挿抜が1枚毎確実に行え、使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る非接触型カード読取保持装置の平面図である。
【図2】本発明に係る非接触型カード読取保持装置におけるロアーケースとアッパーケースとを分解して示す斜視図である。
【図3】本発明に係る非接触型カード読取保持装置におけるアッパーケースとシャッタ板とを分解して示す斜視図である。
【図4】本発明に係る非接触型カード読取保持装置における情報処理基板を取り外した状態を示す全体の外観斜視図である。
【図5】(a)は本発明に係る非接触型カード読取保持装置の正面図、(b)は図1におけるV−V 線断面図であって、カードが挿入されていない状態を示し、(c)は1枚目のカードが挿入された状態を示す。
【図6】図1におけるVI−VI 線断面図であって、(a)は1枚目のカードを挿入し始めた状態を示し、(b)は1枚目のカードの挿入を完了した状態を示し、(c)は2枚目のカードを挿入を完了した状態を示す。
【符号の説明】
1…非接触型カード読取保持装置、2…ロアーケース、3…アッパーケース、4…シャッタ板、5…情報処理基板、10…第1のカード保持部、25…第2のカード保持部、33…ガイド溝、50A…1枚目のカード、50B…2枚目のカード。
Claims (2)
- カードが挿抜され2枚のカードの厚み分の高さを有するカード挿入口と、
このカード挿入口に連通しカードの厚みおよび幅と略同じ高さおよび幅でカードの全長よりも短い全長を有し第1のカードを保持する第1のカード保持部と、
前記カード挿入口に連通しカードの厚みの略2倍の高さで、カードの幅と略同じ幅で、かつ前記第1のカード保持部の全長と同じ全長を有し第2のカードを保持する第2のカード保持部と、
この第2のカード保持部に嵌合され、前記第1のカードが前記カード挿入口に挿入される前には前記第2のカード保持部を閉鎖し、前記第1のカードが前記カード挿入口から挿入され前記第1のカード保持部に保持されることにより前記第2のカード保持部を開放するシャッタ部材と、
前記第1のカード保持部と前記第2のカード保持部に保持されたカードの情報を非接触で処理する1枚の情報処理基板とからなることを特徴とする非接触型カード読取保持装置。 - 請求項1記載の非接触型カード読取保持装置において、
前記カード挿入口の幅をカード1枚分の幅よりも大きく2枚分の幅よりも小さく形成し、
前記第1および第2のカード保持部を平面方向に互いに位置をずらして配置し、
前記第1のカード保持部の前記カード挿入口側に、このカード挿入口に挿入された第1のカードを第1のカード保持部に誘導する切欠きを形成し、
かつ第2のカード保持部の前記カード挿入口側に、このカード挿入口に挿入された第2のカードを第2のカード保持部に誘導する切欠きを形成したことを特徴とする非接触型カード読取保持装置。
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