JP3579281B2 - ワイヤレスidタグ読み取り書き込み装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、交流磁界を通信媒体とし、通信用のアンテナコイルと、半導体メモリ等の記憶素子と、送受信回路、及びこれらを制御する回路を有する電磁誘導型のワイヤレスIDタグに対して、データを読み取り書き込むためのワイヤレスIDタグ読み取り書き込み装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
次世代のデータキャリアとして注目されている、ICメモリを利用したデータキャリア(以後IDタグと呼ぶ)システムは、従来の磁気テープによるカード等に比べ大きなメモリ容量を有することや、データの解読や偽造がしにくいといった安全性の高さが特徴となっている。とりわけ、読み取り器と接触することなく通信できる、ワイヤレスIDタグシステムは、IDタグに記憶された情報の読み取り動作が簡単であるため、近年急速に普及しつつある。これらの中で、長波帯で電磁誘導を利用するシステムでは、IDタグの動作に必要な電力を読み取り器から供給する事が可能で、かつ1m程度の通信距離が確保できるため、利用範囲は非常に広く、各方面へのシステムの導入が検討されている。
【0003】
従来のワイヤレスIDタグ読み取り書き込み装置は、送信アンテナは、平面形状のコイルまたはコア入りのソレノイダルコイルが1つ用いられており、一定電流方向の電流を流す構造のものであった。すなわち、図8に示すように、受信アンテナコイル105を有する送受信回路104の円形送信コイル102に電流を流すことにより、これに対向しておかれた電磁誘導型のワイヤレスIDタグ106の、タグ側送受信用円形コイル107に直交する磁場(矢印)を発生する事で通信を行なっていた。しかしながら、電磁誘導型のワイヤレスIDタグ106が各方面で使われるようになると、磁力線の分布が、必ずしも図8で示すような単純なもので無い場合も生じる。例えば、マンホール管理のためにマンホール鉄蓋にタグを設置する等、金属板に開けた穴の中にワイヤレスIDタグを設置する場合、図9に示すように、穴の内部では板表面に直角な方向の磁界は急激に減衰するため、IDタグの通信には使えない。一方、金属板表面に平行な方向の磁界は、穴の内部に於いても大きな強度で存在でき、穴内部に設置したIDタグとの通信では、金属面に平行な方向の磁界を利用する必要がある。平行な方向の磁界の変化を効率的にとらえるため、8字コイルが提案され(特願平8−156825号)通信距離を大きく伸ばすことができた。この事情は金属穴の中だけではなく、金属表面にIDタグを置いた場合にも同様であり、金属面に平行な方向の磁界を利用する必要がある場合は多い。一方、絶縁体板上もしくは空中に設置されたものでは従来通り、板面に垂直な磁場を用いる方が効率が良い。このため、これまでは使用用途に応じて送信アンテナが異なる複数のワイヤレスIDタグ読み取り書き込み装置を用いる必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、絶縁体板上や空中、金属表面や金属に開けた穴の内部等、ワイヤレスIDタグの設置条件によらず、効率の良い通信が可能な、ワイヤレスIDタグ読み取り書き込み装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するたに本発明は、交流磁界を通信媒体とし、通信用のアンテナコイル記憶素子送受信回路、及びこれらを制御する回路を有する電磁誘導型のワイヤレスIDタグに対して、データを読み取り書き込むためのワイヤレスIDタグ読み取り書き込み装置において、ほぼ同一平面上に並べて配置された2つのコイルからなり、前記ワイヤレスIDタグのアンテナコイルに交流磁界を送信してデータを送信する送信アンテナと、前記2つのコイルのうち少なくとも一方のコイルの電流の向きを制御する手段とを有し、前記アンテナコイルとして円形コイルを含む通常のコイルを用いたワイヤレスIDタグに対してデータを送信する場合には、前記電流の向きを制御する手段によって、前記2つのコイルに同一方向の電流を流すことにより、前記ワイヤレスIDタグのアンテナコイルに対して垂直な磁場成分が強く発生するようにし、前記アンテナコイルとして8字形コイルを用いたワイヤレスIDタグに対してデータを送信する場合には、前記電流の向きを制御する手段によって、前記2つのコイルに逆方向の電流を流すことにより、前記ワイヤレスIDタグのアンテナコイルに対して水平な磁場成分が強く発生するようにすることを特徴とするものである。
【0006】
また本発明は、前記ワイヤレスIDタグ読み取り書き込み装置において、前記電流の向きを制御する手段が、前記2つのコイルのうち少なくとも一方のコイルの電気的接続を、手動あるいは電動のスイッチで切り替える手段であることを特徴とするものである。
【0007】
また本発明は、前記ワイヤレスIDタグ読み取り書き込み装置において、前記電流の向きを制御する手段が、前記2つのコイルのうち少なくとも一方のコイルに与える信号の位相をシフトさせる手段であることを特徴とするものである。
【0008】
また本発明は、前記ワイヤレスIDタグ読み取り書き込み装置において、前記電流の向きを制御する手段が、前記2つのコイルのうち少なくとも一方のコイルを、手動あるいは電動で機械的に回転させる手段であることを特徴とするものである。
【0009】
また本発明は、前記ワイヤレスIDタグ読み取り書き込み装置において、前記ワイヤレスIDタグのアンテナコイルから交流磁界を受信してデータを受信する受信アンテナを前記送信アンテナと共用することを特徴とするものである。
【0010】
また本発明は、前記ワイヤレスIDタグ読み取り書き込み装置において、前記ワイヤレスIDタグのアンテナコイルから交流磁界を受信してデータを受信する受信アンテナが、前記送信アンテナに対しほぼ平行とほぼ垂直の方向を向いた2つのコイルからなることを特徴とするものである。
【0011】
本発明のワイヤレスIDタグ読み取り書き込み装置は、送信アンテナコイルに2つ以上のコイルを用いており、1つ以上のコイルの電流の向きを制御する手段が具備されている。この電流の向きを制御する手段を用いて、2つのコイル間に、同一方向の電流を流すと、タグ側送受信アンテナに対して垂直な磁場成分が強く発生し、絶縁体板上や空中にIDタグを置いた時、効率の高い通信が可能である。一方、電流の向きを制御する手段を用いて、2つのコイル間に、逆方向の電流を流すと、タグ側送受信アンテナに対して水平な磁場成分が強く発生し、金属板や金属穴中にIDタグを置いた時、効率の高い通信が可能となる。このように、本発明のワイヤレスIDタグ読み取り書き込み装置を用いれば、IDタグの設置場所によらず、効率の高い通信が可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の実施形態例を詳細に説明する。図において、矢印の入った細線は磁界の方向を示し、コイルにつけた太い矢印は電流の向きを示す。
【0013】
図1は本発明の第1の実施形態例を示す構成説明図である。すなわち、送信アンテナ305は、半円形状の2つのコイル301,302からなり、ほぼ同一の平面上に円形状になるように並べて配置されている。303はコイルの電流の向きを制御するスイッチであり、a,b,c,dの4つの端子と、その間の接続切り替えの接点(図示せず)からなる。コイル301の配線は固定であり、一端は端子bに他端は送受信回路304の第1の端子に接続されている。コイル302の両端は端子aおよびdに接続されており、端子cは送受信回路304の第2の端子に接続されている。スイッチ303の接点の接続は、aとb、cとdの端子を接続する組み合わせと、aとc、bとdの端子を接続する組み合わせの何れかを選択することができる。aとb、cとdの端子を接続すると2つのコイル301,302には逆向きに電流がながれ、aとc、bとdの端子を接続すると2つのコイル301、302には同一方向に電流が流れる。なお、第1の実施形態例では受信アンテナは送信アンテナ305と共用になっている。
【0014】
図2及び図3は本発明の第1の実施形態例に係るワイヤレスIDタグへの書き込みの動作を示す。図2は金属穴中のワイヤレスIDタグへの書き込みの場合を示す。すなわち、スイッチ303のaとb、cとdの端子が接続されており、2つのコイル301、302には逆方向の電流が流れる。この時、磁場Bの様子は図2のようになり、金属板420の穴中では金属面に水平方向の成分が強くなる。金属板420の穴中に設置された電磁誘導型のワイヤレスIDタグ406側の送受信用コイル408は、この水平磁場を効率的に受けるため、8字形コイルが使用されている。一方、図3は絶縁体板上のワイヤレスIDタグへの書き込みの場合を示す。すなわち、スイッチ303のaとc、bとdの端子が接続されており、2つのコイル301、302には同一方向の電流が流れる。この時、磁場Bの様子は図3のようになり、絶縁体板421の表面に垂直方向の成分が強くなる。絶縁体板421の表面に設置された電磁誘導型のワイヤレスIDタグ406側の送受信用コイル407は、この垂直磁場を効率的に受けるため、通常の円形コイルが使用されている。このように、コイル301、302に流れる電流の向きを切り替えることにより、絶縁体板421上や空中、金属板420表面や金属に開けた穴の内部等、ワイヤレスIDタグの設置条件によらず、効率の良い通信が可能となる。
【0015】
なお、8字形状のコイルにおいてクロスポイントに、巻き数分の接続を切り替えるスイッチをつければ、8字形の1つのループを1つのコイルとみなせるので、第1の実施形態例のスイッチ303、コイル301、302と同様の効果が得られる事は明らかである。また、コイル301、302はほぼ同一平面上に並べて配置されているとしているが、シミュレーションによれば、20度〜30度互いにコイルの向きがずれていたとしても、同様の効果が得られることが分かっている。
【0016】
図5は本発明の第2の実施形態例を示す構成説明図である。送信アンテナの構造は、第1の実施形態例と同様に、半円形状の2つのコイル501,502からなり、ほぼ同一の平面上に円形状になるように並べて配置されている。送受信回路504には2つの信号出力線510と511が設けられており、それぞれコイル501とコイル502に接続されている。送受信回路504は、ディジタル信号処理制御部512、排他論理和ゲート513、2つのアナログ出力回路514,515、およびアナログ受信回路518からなり、図4のように接続されている。ディジタル信号処理制御部512から発生された矩形のディジタル信号は、ディジタル信号処理制御部512の端子T1から、アナログ出力回路514には直接送りこまれると共に、アナログ出力回路515には排他論理和ゲート513を介して送りこまれる。前記アナログ出力回路514,515では、矩形のディジタル信号から交流成分が取り出され、増幅して出力する機能を有する。受信アンテナは、送信アンテナに平行なコイル505と、送信アンテナに垂直なコイル509の2つが設けられており、それぞれアナログ受信回路518に接続されている。
【0017】
ディジタル信号処理制御部512の端子T2からは制御信号が出されており、これが排他論理和ゲート513の他方の端子に入力される。排他論理和ゲート513からの出力は図5及び図6に示すように決まる。すなわち、制御信号(T2)が0のときは、アナログ出力回路515へは端子T1からの信号がそのまま入力され、制御信号(T2)が1のときは、アナログ出力回路515へは端子T1からの信号が反転されて入力される。ディジタル信号処理制御部512からの信号がアナログ出力回路514,515を通過すると、2つの信号出力線510と511には、制御信号(T2)が0の時は同相信号が抽出され、制御信号(T2)が1の時は逆相信号が抽出される。すなわち、制御信号(T2)により信号出力線510と511に抽出される信号に位相シフトを与えることができる。この関係は信号波形の位相が途中でずれた場合にも同様であり、コイル501,502に生じる電流の向きは、制御信号(T2)が0の時は同一方向、制御信号(T2)が1の時は逆方向となる。図4中には、金属板520の穴中の電磁誘導型のワイヤレスIDタグ506に書き込む場合、すなわち制御信号(T2)が1の場合の、書き込み時の電流の向き、磁界の様子を示してある。508はタグ側送受信用8字形コイルである。
【0018】
受信時には、金属穴内や金属板上のワイヤレスIDタグの場合には、図4のようにタグ側の送受信用アンテナに8字形コイル508を用いなければならないので、受信アンテナ付近には送信アンテナに対し水平な磁界が生じる。このため受信アンテナとして、送信アンテナに垂直なコイル509を用いて受信する。受信した信号がアナログ受信回路518に導入され、フィルタ等により有効な信号成分のみを取り出して、AD(アナログーディジタル)変換後ディジタル信号処理制御部512に送りこまれる。絶縁体板や空中にワイヤレスIDタグが設置された場合には、タグ側の送受信アンテナに通常の円形コイルを用いるので、受信アンテナ付近に送信アンテナに対し垂直な磁界が生じる。このため受信アンテナとして、送信アンテナに水平なコイル505を用いて受信し、上記と同様にディジタル信号処理制御部512に送りこまれる。
【0019】
これにより、絶縁体上あるいは空中、金属表面や金属に開けた穴の内部等、ワイヤレスIDタグの設置条件によらず、効率の良い通信が可能となる。
【0020】
図7には、本発明の第3の実施形態例を示す構成説明図である。すなわち、本実施形態例では送信アンテナ705は、2つの長方形状のコイル701と702からなっており、それらは送受信回路704から固定の配線で繋がっている。片方のコイル702だけがその中心の軸706で回転できるようになっており、コイル702を回転することにより、コイル701,702に流れる電流の向きを、2つのコイル701,702で同じもしくは反対にすることができる。受信アンテナは送信アンテナと共用とする。これにより、磁場の向きが制御でき上記の両実施形態例と同様に、絶縁体上あるいは空中、金属表面や金属に開けた穴の内部等、ワイヤレスIDタグの設置条件によらず、効率の良い通信が可能となる。
【0021】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明のワイヤレスIDタグ読み取り書き込み装置では、送信アンテナに2つ以上のコイルを用い、1つ以上のコイルの、電流の向きを制御する手段が具備されている事で、発生する交流磁場の方向成分を制御できるため、絶縁体上や空中、金属表面や金属に開けた穴の内部等、ワイヤレスIDタグの設置条件によらず、効率の良い通信が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態例を示す構成説明図である。
【図2】本発明の第1の実施形態例に係る動作状態を示す構成説明図である。
【図3】本発明の第1の実施形態例に係る動作状態を示す構成説明図である。
【図4】本発明の第2の実施形態例を示す構成説明図である。
【図5】本発明の第2の実施形態例に係る排他論理和ゲートの出力を示す説明図である。
【図6】本発明の第2の実施形態例に係るアナログ出力回路の入力を示す説明図である。
【図7】本発明の第3の実施形態例を示す構成説明図である。
【図8】従来のワイヤレスIDタグ読み取り書き込み装置によるデータ送信時における磁力線とアンテナの関係を示す構成説明図である。
【図9】金属に開けた穴の内部での磁界強度の深さ依存性を示す特性図である。
【符号の説明】
102 円形送信コイル
104,304,504,704 送受信回路
105,505,509 受信アンテナコイル
106,406,506 電磁誘導型のワイヤレスIDタグ
107,407 タグ側送受信用円形コイル
301,302,501,502 半円形送信コイル
303 電流の方向を切り替えるためのスイッチ
305,705 送信アンテナ
408,508 タグ側送受信用8字形コイル
420,520 金属板
421 絶縁体板
510,511 送受信回路の2つの信号出力線
512 ディジタル信号処理制御部
513 排他論理和ゲート
514,515 アナログ出力回路
516,517 共振用コンデンサ
518 アナログ受信回路、
701,702 長方形送信コイル
706 軸

Claims (6)

  1. 交流磁界を通信媒体とし、通信用のアンテナコイル記憶素子送受信回路、及びこれらを制御する回路を有する電磁誘導型のワイヤレスIDタグに対して、データを読み取り書き込むためのワイヤレスIDタグ読み取り書き込み装置において、
    ほぼ同一平面上に並べて配置された2つのコイルからなり、前記ワイヤレスIDタグのアンテナコイルに交流磁界を送信してデータを送信する送信アンテナと、
    前記2つのコイルのうち少なくとも一方のコイルの電流の向きを制御する手段とを有し、
    前記アンテナコイルとして円形コイルを含む通常のコイルを用いたワイヤレスIDタグに対してデータを送信する場合には、
    前記電流の向きを制御する手段によって、前記2つのコイルに同一方向の電流を流すことにより、前記ワイヤレスIDタグのアンテナコイルに対して垂直な磁場成分が強く発生するようにし、
    前記アンテナコイルとして8字形コイルを用いたワイヤレスIDタグに対してデータを送信する場合には、
    前記電流の向きを制御する手段によって、前記2つのコイルに逆方向の電流を流すことにより、前記ワイヤレスIDタグのアンテナコイルに対して水平な磁場成分が強く発生するようにする
    ことを特徴とするワイヤレスIDタグ読み取り書き込み装置。
  2. 請求項1記載のワイヤレスIDタグ読み取り書き込み装置において、
    前記電流の向きを制御する手段が、
    前記2つのコイルのうち少なくとも一方のコイルの電気的接続を、手動あるいは電動のスイッチで切り替える手段である
    ことを特徴とするワイヤレスIDタグ読み取り書き込み装置。
  3. 請求項1記載のワイヤレスIDタグ読み取り書き込み装置において、
    前記電流の向きを制御する手段が、
    前記2つのコイルのうち少なくとも一方のコイルに与える信号の位相をシフトさせる手段である
    ことを特徴とするワイヤレスIDタグ読み取り書き込み装置。
  4. 請求項1記載のワイヤレスIDタグ読み取り書き込み装置において、
    前記電流の向きを制御する手段が、
    前記2つのコイルのうち少なくとも一方のコイルを、手動あるいは電動で機械的に回転させる手段である
    ことを特徴とするワイヤレスIDタグ読み取り書き込み装置。
  5. 請求項1、2又は4記載のワイヤレスIDタグ読み取り書き込み装置において、
    前記ワイヤレスIDタグのアンテナコイルから交流磁界を受信してデータを受信する受信アンテナを前記送信アンテナと共用する
    ことを特徴とするワイヤレスIDタグ読み取り書き込み装置。
  6. 請求項1、2、3又は4記載のワイヤレスIDタグ読み取り書き込み装置において、
    前記ワイヤレスIDタグのアンテナコイルから交流磁界を受信してデータを受信する受信アンテナが、前記送信アンテナに対しほぼ平行とほぼ垂直の方向を向いた2つのコイルからなる
    ことを特徴とするワイヤレスIDタグ読み取り書き込み装置。
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