JP3579164B2 - ゲーム施設 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はゲーム施設、特に質問エリアと、これに続く複数のゲーム演出エリアとを含んで構成されるゲーム施設に関する。
【0002】
【背景技術】
従来より、複数のブースを用いて構成された占い用のゲーム装置が知られている。この種のゲーム装置は、入口から入ったプレーヤが所定の順路に従って配置された各ブースを通過する際に、各ブースで占い用の質問に次々と答えていく。全ての質問ブースでの質問が終了すると、最終ブースで、これまでのプレーヤの回答に基づく占いの内容が、「御告げ」という形でプリントアウトされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような従来のゲーム装置では、各ブースが主として質問ブースとして構成され、そこでのゲーム演出は質問の内容に合わせたものとなり、占いの結果を反映したものではない。従って、せっかく複数のブースを設けてゲームシステムを構成したにもかかわらず、全ブースでのゲーム演出が全てのプレーヤに対し同一になってしまい、コストがかかる半面、単調で面白味に欠け、稼働率の低いゲームシステムになりやすいという問題があった。
【0004】
また、従来の占いゲームは、アミューズメントパークなどに、他のゲームシステムと併設される場合も多い。しかし、従来のゲーム装置は、前記各ブースが一定の順路に従って連結され、ゲームを開始したプレーヤを、ゲームが終了するまでゲームを行わない一般の人と全く隔離していた。
【0005】
このため、ゲーム装置を構成する各演出ブースは、アミューズメントパークなどの一角にまとまったエリアを確保しなければ設置できないというの問題があった。
【0006】
本発明は、このような従来の課題に鑑みなされたものであり、その第1の目的は、複数のゲーム演出エリアで、プレーヤ固有のゲーム演出を行なうことにより長期間飽きられにくく、稼動率の高いゲーム施設を提供することにある。
【0007】
また、本発明の他の目的は、一箇所にまとまった設置スペースを必要とせずに、複数の演出エリアを分散して配置することができ、しかも、分散して配置されたゲーム演出エリアをプレーヤが、プレーを行わない一般の人に混って探しながらゲームを楽しむことができる従来にはない面白さをもったゲーム施設を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(1)前記目的を達成するため、発明は、
質問エリアと、これに続く複数のゲーム演出エリアの順で順路が設定され、
前記質問エリアは、
プレーヤに対しゲーム用の質問を行う質問手段と、
プレーヤが回答を入力する回答手段と、を含み、
前記各ゲーム演出エリアは、
前記回答データに基づき、プレーヤ固有のゲーム演出を行うことを特徴とする。
【0009】
本発明のゲームシステムは、質問エリアと、これに続く複数のゲーム演出エリアとを含んで構成される。
【0010】
プレーヤは、質問エリアで、ゲーム用の質問に回答した後、各ゲーム演出エリアに向う。
【0011】
各ゲーム演出エリアでは、前記回答データに基づき、プレーヤ固有のゲーム演出内容が演算設定され、プレーヤに対するゲーム演出が行われる。
【0012】
例えば、占いゲームを行う場合には、前記質問エリアでプレーヤに対し占い用の基本的な質問を行い、回答をデータの収集を終了しておく。これにより、プレーヤが各ゲーム演出エリアを回る前に、プレーヤの占い結果を得ることができる。従って、各ゲーム演出エリアでは、占い結果をプレーヤ固有のゲーム演出でプレーヤに伝達できる。
【0013】
これにより、本発明によれば、面白く長期間飽きられにくく、かつ稼働率の高いゲーム施設を実現することができる。
【0014】
ここにおいて、本発明では、各ゲーム演出エリアで、例えば占いの結果をどのようなストーリでプレーヤに知らせるかを予めプログラムしておき、各演出エリアでは、プレーヤに対し、回答データに基づく占い結果の一部または全部を、前記ストーリに沿ってゲーム演出しながらプレーヤに伝達するよう構成することが好ましい。
【0015】
このようにすることにより、プレーヤは各演出エリアで、前記ストーリを楽しみながら占い結果を知ることができ、さらに面白いゲーム施設を実現することができる。
【0016】
なお、本発明において、前記質問エリアでは、プレーヤに対しゲーム用の基本的な質問を行い、一部もしくは全部のゲーム演出エリアでは、プレーヤに対し補足的な質問を行うと共に、その回答を収集し、その結果をゲーム演出に反映するように形成しても良い。
【0017】
この場合には、該当するゲーム演出エリアに、補足的な質問を行う質問手段と、プレーヤが回答する回答手段とを設ける必要がある。
【0018】
(2)また、本発明は、
(1)の発明において、
各プレーヤが携帯する回答データ記憶手段を含み、
前記質問エリアは、
前記回答データ記憶手段に対し回答データの書き込みを行う手段を含み、
前記各ゲーム演出エリアは、
前記回答データ記憶手段から回答データの読み出しを行う手段と、
読み出された回答データに基づき、そのエリアでのプレーヤ固有のゲーム演出内容を設定する演出データ演算手段と、
設定されたゲーム演出内容に基づき、ゲーム演出を行うゲーム演出手段と、
を含むことを特徴とする。
【0019】
本発明によれば、プレーヤは自分の回答データが記憶された回答データ記憶手段を携帯することにより、各ゲーム演出エリアで、プレーヤ固有のゲーム演出を楽しみながらゲームを行うことができる。
【0020】
前記回答データ記憶手段は、データの書込み読出し可能なカード型のメモリとして形成しても良い。
【0021】
また前記回答データ記憶手段を、プレーヤの携帯手段内に設けておき、この携帯手段と各ゲーム演出エリアとの間に設けられたワイヤレスの送受信手段を用い、各ゲーム演出エリアで、回答データの読出しを行うように構成しても良い。
【0022】
(3)また、発明は、
(1)の発明において、
前記各ゲーム演出エリアに設けられたゲーム演出手段と、
前記質問エリアと前記各ゲーム演出エリアとを接続するデータ伝送ラインと、
プレーヤの回答データに基づき、各エリアでのプレーヤ固有のゲーム演出内容を設定し、前記各ゲーム演出エリアのゲーム演出手段を制御する演出データ演算手段と、
を含むことを特徴とする。
【0023】
このようにすることにより、プレーヤは回答データ記憶手段を持ち歩かずに、各ゲーム演出エリアでプレーヤ固有のゲーム演出を楽しむことができる。
【0024】
(4)また、本発明は、
(1)〜(3)の発明のいずれかにおいて、
前記各エリアの一部または全ては、
プレーヤ以外の一般人も通行可能なプレーフィールド内に離隔配置され、プレーヤは、プレーフィールド内で一般人に混じって各エリアを探しながらゲームを行うことを特徴とする。
【0025】
以上の構成とすることにより、本発明によれば、各エリアのレイアウトの自由度が大きく、従来のように一定形状の設置スペースを一箇所まとまって確保する必要がないという効果がある。特に、本発明によれば、プレーフィールドの全体の配置を考えながら、ゲーム施設を構成する各エリアの配置を決定することができるため、例えば屋内などの限られた面積および形状のプレーフィールド内においても、複数のゲーム施設を効率的に配置することができる。
【0026】
これに加えて、本発明によれば、プレーヤが、アミューズメントパークなどのプレーフィールド内でゲームを行っていない一般の人に混ってゲームを行うことになるため、プレーヤにとっては、一般の人のなかで自分が主人公になってゲームを楽しむことができ、また一般の人にとっては、ゲーム中のプレーヤをプレーフィールド内のアトラクションの一部として見て楽しむことができるという効果がある。
【0027】
さらに、プレーヤは、一般人に混りながらプレーフィールド内で次のゲーム演出エリアを探しながらゲームを行うこととなるため、各ゲーム演出エリアでのゲーム以外に、プレーフィールド内でゲーム演出エリアを探すというゲーム演出をも楽しむことができるという効果があり、この結果、従来にはない面白いゲーム施設を実現することができる。
【0028】
(5)また、発明は、
(4)の発明において、
前記エリアは、
次に訪ねるエリアのヒントをプレーヤに伝達する手段を含むことを特徴とする。
【0029】
これにより、プレーフィールド内で、プレーヤはヒントに基づき次のエリアを見つけるという従来にはない楽しさを味わうことができ、より面白く稼働率の高いゲーム施設を実現できる。
【0030】
(6)また、発明は、
(1)〜(5)の発明のいずれかにおいて、
ゲームを構成する全てのゲーム演出エリアでのゲーム終了後、最終ゲームデータを出力する最終ゲームデータ出力手段を含むことを特徴とする。
【0031】
これにより、プレーヤはゲームの結果を最終的に知ることができ、この結果、さらに面白いゲーム施設を実現することができる。
【0032】
(7)また、発明は、
(6)の発明において、
前記質問手段は、
占いまたは性格診断に関する基本質問をプレーヤに行うよう形成され、
前記各ゲーム演出エリアは、
前記回答データに基づき、プレーヤの占いまたは性格診断の結果をエリア固有の演出でプレーヤに伝達することを特徴とする。
【0033】
本発明では、最初の質問エリアで占いまたは性格診断に必要な基本質問を全て終了し、これに続く各ゲーム演出エリアでは、基本的に従来のように質問は行わずに、プレーヤの占いまたは性格診断の結果をエリア固有の演出でプレーヤに伝達する。このように各プレーヤの占いまたは性格診断の結果を、プレーヤ固有のゲーム演出でプレーヤに伝え、従来にはない面白い占いまたは性格診断ゲーム施設を実現することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】
次に本発明の好適な実施の形態を、図面に基づき詳細に説明する。
【0035】
図1には、本発明のゲームシステムが配置されたプレーフィールド100の一例が示されている。
【0036】
このプレーフィールド100は、屋内に設けられており、入場料を払った客が、自由に移動できるように構成されている。
【0037】
このプレーフィールド100内には、本発明が適用された占いゲームシステム110と、プレーヤが搬器に乗って遊ぶライド型のゲームシステム150及びその他のゲームシステム162が配置されている。
【0038】
実施例のプレーフィールド100の特徴は、前記占いゲームシステム110を構成する複数のゲームエリアを、プレーフィールド100内の任意位置に離隔的に配置し、ゲーム中のプレーヤが次のゲームエリアを探しながらゲームを進めるよう構成したことにある。
【0039】
本実施例において、前記占いゲームシステム110は、ゲーム説明エリア112と、質問エリア114と、プレーフィールド100内に離隔的に配置された4つのゲーム演出エリア120,122,124,126と、最終ゲームデータ出力エリア116とを含み、余命診断ゲームツアーがプレーできるように構成されている。
【0040】
前記ゲーム説明エリア112、質問エリア114及び最終ゲームデータ出力エリア116は、それぞれブース内に形成され、これら各ブースは、互いに隣接配置されている。
【0041】
ゲーム料金を払ったプレーヤは、料金と引き換えに回答データ記憶手段として図2に示す書込み読出し可能なメモリカード10を受け取る。このメモリカード10は、ゲーム中において「鍵」と呼ばれる。
【0042】
そして、プレーヤは、まず「聖堂」と呼ばれるゲーム説明エリア112へ入場し、ここでゲームの基本的な説明を受けた後、質問エリア114へ移動する。
【0043】
この質問エリア114は、「祭壇」と呼ばれるエリアであり、ここでゲームツアーに関する基本的な質問が行われる。質問の回答は、後述するデータ書込読出部32を用いて前記メモリカード10に順次書き込まれる。そして、全ての質問を終了すると、ゲームツアーを開始することになる。
【0044】
すなわち、質問エリア114での質問及び回答が終了すると、プレーヤはこの質問エリア114から通路160に出て、余命診断ゲームツアーの最初のゲーム演出エリアを探しながらプレーフィールド100内を動き回る。余命診断ゲームツアーでは、プレーフィールド100内に離隔配置されたゲーム演出エリアを、120,122,124,126の順で探し当て、各エリア毎にゲームを行う。
【0045】
そして、ゲームが終了すると、「広場」と呼ばれる最終ゲームデータ出力エリア116を探し出し、ここでゲームの最終結果が、「御告げ」という形でプリントアウトされ、プレーヤに手渡されることになる。
【0046】
なお、前記各ゲーム演出エリアへ移動する通路160の両側には、占いゲームシステム110のゲームエリア以外に、他のゲームシステム162のブースが設けられている。
【0047】
図3には、前記質問エリア114及び各ゲーム演出エリア120,122,124,126に設けられた制御システムのブロック図が示されている。
【0048】
実施例において、質問エリア114内には、コンピュータ等を用いて構成された演算部20と、プレーヤの操作する操作部22と、プレーヤに対しスピーカ及びディスプレイを用いて質問用のメッセージを出力する質問部28と、メモリカード10がセットされるカード挿入部30と、前記メモリカード10に対するデータの書込み読出しを行うデータ書込読出部32とを含んで構成される。
【0049】
プレーヤがカード挿入部30へ自分のカード10をセットすると、質問部28から図6のステップ14で示されるような、ゲームに関する基本的な質問が行われる。プレーヤは、プレーヤ操作部22の回答部24を用いて、質問に対する回答を入力する。
【0050】
まずプレーヤのIDデータに関する質問が氏名、生年月日、血液型の順に行われ、プレーヤは回答部24を用い各質問に対する回答データを入力する。その後、ゲームツアーに関する、基本的な質問が行われ、プレーヤは回答部24を用いこれらの各質問に対してYES、NOの回答を順次行う。
【0051】
このようにして入力された一連のデータは、演算部20がデータ書込読出部32を制御して、メモリカード10へ順次書き込む。全ての回答データ書き込みが終了した時点で、プレーヤに対しカード10を返却すると共に、ゲームツアーにおいて最初に訪問すべきゲームエリアの指示を、質問部28に設けたスピーカ及びディスプレイを用いてプレーヤに対し行う。
【0052】
また、前記各ゲーム演出エリア120,122,124,126には、それぞれ第1〜第4の演出部201,202,203,204が設けられ、さらに最終ゲームデータ出力エリア116には、データ出力用演出部210が設けられている。
【0053】
前記各第1〜第4の演出部201,202,203,204は、プレーヤが各ゲーム演出エリアを回るときに、ゲームのストーリに合わせたゲーム演出を、前記メモリカード10に記憶されたプレーヤの回答データに基づき行うように構成されている。すなわち、第1〜第4の演出部201,202,203,204は、図6のステップS20,24,28,32に示すよう、プレーヤの回答データが書き込まれた磁気カード10を、そのカード挿入部40(図4参照)にセットすることにより、メモリカード10からIDデータ及び各種回答データの読み込みを行い、それに対応したゲーム演出を行うようになっている。
【0054】
従って、プレーヤは、各演出エリアを次々と探し出し、メモリカード10をセットすることにより、所定のストーリに従ったプレーヤ固有のゲーム演出を楽しむことができる。
【0055】
図4には、前記演出部201,202,203,204の具体的な構成が示されている。本実施例において、前記各演算部201,202,203,204は、カード挿入部40と、データ書込読出部42と、演出データ演算部44と、ゲーム演出部46とを含んで構成される。そして、プレーヤがデータの書き込まれたメモリカード10をカード挿入部40にセットすると、データ書込読出部42がメモリカード10からIDカードと共に回答データの読み出しを行い、演出データ演算部44は、この読み出しデータに基づきプレーヤ固有のゲーム演出を行うためのデータを演算し、ゲーム演出部46に向けて出力する。これにより、ゲーム演出部46は、プレーヤ固有のデータに合わせたゲーム演出を行い、当該エリアにおいて、プレーヤを楽しませることができる。
【0056】
なお、本実施例では基本的な質問は全て質問エリア114で行う場合を例にとり説明したが、必要に応じ各ゲーム演出エリアに、図中破線で示すように質問部48及び回答部50を設け、プレーヤに対し当該エリアで補助的な質問に対する回答データを得るように構成し、演出データ演算部44は、この補助的な回答データを加味したゲーム演出を行うように構成しても良い。
【0057】
図5には、前記データ出力用演出部210の回路構成が示されている。このデータ出力用演算部210は、カード挿入部60と、データ読出し部62と、ゲーム結果演算部64と、データ出力部66とを含んで構成されている。
【0058】
そして、プレーヤが自分のメモリカード10をカード挿入部60にセットすると、メモリカード10内のデータがデータ読出し部60に読み取られ、ゲーム結果演算部64はこの読出しデータに基づきプレーヤ固有のゲーム結果の演算を行い、そのゲーム結果をデータ出力部66から出力する。本実施例では、スピーカから、ゲーム結果出力用のナレーションが演出出力され、プリンタから、ゲーム結果がプリントアウトされる。
【0059】
図7には、前記占いゲームシステム100のゲーム手順を示すフローチャートが示されている。
【0060】
まず、プレーヤがゲーム料金を支払うと、プレーヤに対し「鍵」といわれるメモリカード10が渡され、プレーヤに最初の行先が告げられる(ステップS10)。
【0061】
カードを受け取ったプレーヤが、古い城壁に囲まれた路地風にゲーム演出された通路160を歩いて行くと、使われていない教会が見えてくる。プレーヤがこの教会に入ると、まず中央に祭壇が設けられたゲーム説明エリア112に導かれる。このゲーム説明エリア112は、「聖堂」と言われるブースとして形成され、室内に6人程度のプレーヤが収納できるようになっている。プレーヤがこの聖堂に入ってしばらくすると、中央の祭壇の「女神」の像がゲームの基本的な内容を説明し始める(ステップS12)。
【0062】
ここでは、まず図8に示す手順に従い伝説を語り始める。そして、プレーフィールド100内に設けられた封印された錠前に「鍵」であるメモリカード10を挿し込み伝説の封印を解くことで、普通の観光地のプレーフィールド100が驚きと発見に満ち溢れた伝説の町に変わることをプレーヤに知らせる。
【0063】
ここでは、プレーフィールド100内に隠された伝説のポイントを探し出すことが指示される。伝説のポイントとは、各ゲーム演出エリア120,122,124,126のことである。封印の錠前とは、各ゲーム演出エリアに設けられたカード挿入部40のことである。
【0064】
このような基本的な説明が終了すると、次にプレーヤは、ゲーム説明エリア112から質問エリア114へ移動し、ここでゲームに関する基本的な質問を受け、これに対する回答を入力する(ステップS14)。
【0065】
この質問エリア114は、12台の祭壇70が設けられた「祭壇」として形成されている。ここでは、最大12人のプレーヤが各祭壇70の前に座り、ゲームに関する質問を受ける毎に、それに対応した回答を行うように構成されている。
【0066】
具体的には、各祭壇70に設けられた水晶玉に、「女神」が映り、プレーヤに対し語りかける。まず、女神は、プレーヤに対し「鍵」であるメモリカード10をカード挿入部30へ挿し込むように指示する。その後、名前、生年月日、血液型などのIDデータを入力するように指示し、これに対しプレーヤは回答部24を用いてその回答データを入力する。
【0067】
その後、余命診断ゲームツアーで行われるゲームに関し、プレーヤに対する心理テストを、質問及び回答の形式で行う。この質問は、複数項目に亘って行われ、各質問に対しプレーヤは回答部24を用いて回答する。図9には、余命診断ゲームツアーの、質問データの一例が示されている。プレーヤはこれら各質問に対し、YES、NOの形式で回答をする。
【0068】
プレーヤの入力したIDデータ、及び回答データは全てデータ書込読出部30を用いて、メモリカード10内へ書き込まれる。
【0069】
そして、全ての質問が終了すると、女神は、ツアーの最初の行先を告げる(ステップS16)。例えば、余命診断ゲームツアーは死神に導かれる命のローソクツアーであり、寿命が知りたければ、まず「第1の紋章に導かれて第1の封印」を解け、という導きの言葉を伝える。この言葉を聞いたプレーヤは、祭壇114を出て、プレーフィールド100内でのゲームツアーに出発することになる。
【0070】
図12には余命診断ゲームツアーを構成する各ゲーム演出エリア120,122,124,126でのゲーム演出手順が具体的に示されている。
【0071】
まず、祭壇114で、「第1の紋章に導かれて第1の封印を解け」という導きの言葉を与えられたプレーヤは、ブレーフィールド100内を歩き回って第1の紋章のついた古い家を見付けなければならない。この古い家は、第1のゲーム演出エリア120に設けられており、この家を見つけたプレーヤが中に入ると、ここで第1のゲーム演出を楽しむことができる(ステップS20)。
【0072】
この家の中は、不気味なドールハウスのイメージに形成されており、奥に「封印の錠前」であるカード挿入部30が付いた三面鏡が置いてある。プレーヤは、図10(A)に示すよう、三面鏡の椅子に座り、錠前であるカード挿入部30に自分のメモリカード10を挿し込むと、鏡に映った自分の後に死神が映り、寿命を短くしている原因を告げる。タバコを良く吸うプレーヤには、タバコを吸っている死神が現れ、酒の飲み過ぎのプレーヤには酒を飲んでいる死神が現れ、運動不足プレーヤには運動不足の死神が現れるといったゲーム演出が行われる。
【0073】
その後、「寿命が知りたければ、第2の紋章に導かれて第2の封印を解け」という導きの言葉が出力される。
【0074】
そして、この第1のゲーム演出エリア120を後にしたプレーヤは、「第2の紋章」という導きの言葉を頼りにして、第2のゲーム演出エリア122を探すためにプレーフィールド100内を動き回る(ステップS22)。
【0075】
第2のゲーム演出エリア122には、図10(B)に示すよう、第2の紋章のついた墓標が設けられている。この墓標を見つけたプレーヤは、封印の錠前であるカード挿入部40へメモリカード10をセットすると、第2のゲーム演出を楽しむことができる(ステップS24)。
【0076】
ここでは、メモリカード10をセットすると、墓標の紋章に手を載せなさいという文字が出る。周囲の人が、プレーヤのこの姿勢を見ると、プレーヤが祈りを捧げているポーズに見える。従って、プレーフィールド100内を歩いている一般の人にとっては、ゲームを行っているプレーヤそのものがゲーム空間の雰囲気を盛り上げるアトラクションの一部として機能することになる。
【0077】
そして、プレーヤが墓標の紋章に手を載せると、タッチセンサがこれを検出して、墓標にプレーヤの名前と、命日を表示する。すなわち、墓標に設けられた名前と、命日の表示パネルが、液晶モニタとして形成されており、プレーヤが紋章に手を載せると同時に、メモリカード10から読み取ったプレーヤの名前を表示すると共に、読出しデータを基に演算したプレーヤの命日を表示する。
【0078】
その後、プレーヤに対し「寿命が知りたければ、第3の紋章に導かれて第3の封印を解け」という導きの言葉を伝える。
【0079】
この第2のゲーム演出エリア122を後にしたプレーヤは、前記導きの言葉「第3の紋章」を頼りにして、第3のゲーム演出エリア124を探すためにプレーフィールド100を歩きまわる(ステップS26)。
【0080】
第3のゲーム演出エリア124には、第3の紋章のサインの付いた棺桶屋が設けられている。この棺桶屋の中には、葬式の飾り付けがなされており、その奥に図11(A)に示すような棺桶が立て掛けられている。
【0081】
この棺桶屋を見つけたプレーヤが中に入り、メモリカード10を錠前にセットすると、第3のゲーム演出が行われる(ステップS28)。ここでは、メモリカード10をセットすると、棺桶に設けられた液晶モニタに「中に入り扉を閉めよ」という文字が表示される。この表示に従って、プレーヤが棺桶の中に入り、扉を閉めると棺桶内の液晶モニタに死神が現れ、最後の忠告をする。例えば、「タバコを止めなければ死が訪れるであろう」などという忠告を行う。その後、プレーヤの足元を冷たく柔軟性を有する部材で触り、プレーヤをびっくりさせるというゲーム演出を行った後、「寿命が知りたければ、第4の紋章に導かれて第4の封印を解け」という導きの言葉を出力する。
【0082】
そして、この第3のゲーム演出エリア124を後にしたプレーヤは、再度「第4の封印」という導きの言葉を頼りに、第4のゲーム演出エリア126を探すためにプレーフィールド100内を歩きまわる(ステップS30)。
【0083】
第4のゲーム演出エリア126には、図11(B)に示すよう、第4の封印の飾りの付いた古井戸が設けられている。
【0084】
この古井戸を見つけたプレーヤが、井戸をのぞくと「導かれし者先へ進め」と書いてあり、横穴が見える。横穴を抜けると、無数のローソクが並んだ部屋に出る。
【0085】
ここでメモリカード10を封印の錠前であるカード挿入部40にセットすると、第4のゲーム演出が行われる。ここでは、「自分の名前のローソクを探せ、それが寿命を告げる」という文字が表示される。部屋の奥に進むと、ローソクの下に自分の名前が書いたプレートがある。このプレートは液晶モニタを用いて形成されており、演出データ演算部44は、メモリカード10から読み出したデータに基づきプレーヤの寿命を演算し、寿命に対応した長さのローソクのプレートに、プレーヤの名前を表示する。従って、プレーヤは自分の名前を書いたローソクの長さで、自分の寿命が判る。ここでは、長いローソクと短いローソクが計6本あり、残りはダミーとして形成されている。
【0086】
その後、「泉に行き扉を開きなさい」という導きの言葉が出力される。
【0087】
この第4のゲーム演出エリア16を後にしたプレーヤは、この導きの言葉を頼りに泉を探すためプレーフィールド100内を歩きまわる。
【0088】
実施例では、最終ゲームデータ出力エリア116が、泉広場として形成されている。プレーヤが泉広場116に辿り付くと、泉の中央に「女神」の像がたっており、泉の向うに6枚の扉が見える。
【0089】
いずれか1つの扉の錠前に設けられたカード挿入部60へ、プレーヤがメモリカード10を挿し込むと、女神が「ここは運命の扉、あなたの運命を解き放しましょう」といって、運命の書が女神の手から渡される。ここでは、各扉に設けられたプリンタ66を用い、運命の書がプリントアウトされ、女神の手から渡されるようにゲーム演出されている。
【0090】
このように、本実施例の占いゲームシステムでは、最初の質問エリア64で、占いに必要な基本的な質問及び回答を全て終了してしまう。このため、これに続く各ゲーム演出エリア120,122,124,126では、質問に対する回答を入力するためのタイムロスがなくなり、既に得られたデータに基づくプレーヤ固有のゲーム演出をすみやかに行うことができる。この結果、各ゲーム演出エリアでは、十分な時間的余裕をもってプレーヤにゲーム演出を楽しんでもらうことができる。さらに、プレーヤは、ゲーム演出を楽しんでいる途中で、データ入力を要求されるというような煩わしさから解放されることにもなる。
【0091】
さらに、本実施例のゲームシステムでは、各ゲーム演出エリアが、プレーフィールド100内に離隔配置されており、プレーヤは自分のプレーするゲームフィールドを探しながらプレーを行うことができるという楽しさを味うこともできる。
【0092】
さらに、ゲーム演出エリアを探しているプレーヤや、各ゲーム演出エリアでゲーム中のプレーヤを、他の人は、プレー空間内におけるアトラクションの一部として楽しむことができ、またゲーム中のプレーヤは、周囲の人が観客となり、あたかも映画の主人公になったような感覚でゲームを楽しむことができ、この結果、従来にはない面白いゲームを行うことができる。
【0093】
また、本実施例のプレーフィールド100内には、前記占いゲームシステム100以外に、他のゲームシステム162のゲーム演出エリアが設けられてられている。このため、異なるゲームに参加しているプレーヤ同士がプレーフィールド100内で顔を合せながらゲームを行うことができ、この結果、各ゲームの面白さをより高め、しかもプレーフィールド100内におけるゲーム空間の雰囲気を高めることができる。
【0094】
なお、前記実施例では、各エリアにそれぞれ演出ゲーム演算部を設ける場合を例に取り説明したが、各エリアをデータ伝送ラインで接続し、演出データ演算手段として機能する中央のコンピュータが各エリアの演出データ等を演算し、各エリアのゲーム演出手段を制御するよう形成しても良い。
【0095】
また、前記実施例では、本発明を占いゲーム用のシステムに適用する場合を例に取り説明したが、本発明はこれに限らず、これ以外の各種ゲーム、例えば性格診断ゲーム、シューティングゲームを行うゲームシステムに適用してもよい。
【0096】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたプレーフィールドの説明図である。
【図2】本実施例に用いられるメモリカードの説明図である。
【図3】本実施例のゲームシステムに用いられる回路の機能ブロック図である。
【図4】本実施例のゲームシステムのゲーム演出エリアに設けられる回路の機能ブロック図である。
【図5】本実施例のゲームシステムの最終エリアに設けられる回路の機能ブロック図である。
【図6】メモリカードへのデータの入出力の流れを表す説明図である。
【図7】本実施例のゲームシステムのゲーム手順を示すフローチャート図である。
【図8】本実施例のゲームの基本シナリオを表す説明図である。
【図9】余命診断ゲームツアーの質問事項の説明図である。
【図10】余命診断ゲームツアーの各ゲーム演出エリアの説明図である。
【図11】余命診断ゲームツアーの各ゲーム演出エリアの説明図である。
【図12】余命診断ゲームツアーのゲーム演出手順の説明図である。
【符号の説明】
10 メモリカード
20 演算部
22 プレーヤ操作部
24 回答部
28 質問部
30,40 カード挿入部
32,42 データ書込読出部
44 演出データ演算部
46 ゲーム演出部
100 プレーフィールド
110 占いゲームシステム
112 ゲーム説明エリア
114 質問エリア
116 最終ゲームデータ出力エリア
120,122,124,126 ゲーム演出エリア
160 通路

Claims (5)

  1. 質問エリアと、これに続く複数のゲーム演出エリアの順で順路が設定されたゲーム施設であって、
    前記質問エリアに設けられ、プレーヤに対しゲーム用の質問を行う質問手段と、
    前記質問エリアに設けられ、プレーヤが回答データを入力する回答手段と、
    前記質問エリアに設けられ、前記入力されたプレーヤの回答データを各プレーヤが携帯する回答データ記憶手段に書き込むための処理を行なう書込手段と、
    前記各ゲーム演出エリアに設けられ、前記記憶手段から前記各ゲーム演出エリアでプレーするプレーヤの回答データを読み出すための処理を行なう読出手段と、
    前記各ゲーム演出エリアに設けられ、読み出された回答データに対応するプレーヤがプレーするゲーム演出エリアでのゲーム演出内容を当該回答データに基づいて演算設定する演出データ演算手段と、
    前記各ゲーム演出エリアに設けられ、前記設定されたゲーム演出内容に基づきゲーム演出を行うゲーム演出手段と、
    を含むことを特徴とするゲーム施設。
  2. 請求項1において、
    前記エリアの一部または全ては、
    プレーヤ以外の一般人も通行可能なプレーフィールド内に離隔配置され、プレーヤは、プレーフィールド内で一般人に混じってゲーム演出エリアを探しながらゲームを行うことを特徴とするゲーム施設。
  3. 請求項2において、
    前記エリアには、
    次に訪ねるエリアのヒントをプレーヤに伝達するための手段が設けられていることを特徴とするゲーム施設。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    ゲームを構成する全てのゲーム演出エリアでのゲーム終了後、最終ゲームデータを出力するための処理を行う最終ゲームデータ出力手段を含むことを特徴とするゲーム施設。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、
    前記質問手段は、
    占いまたは性格診断に関する質問をプレーヤに行うよう形成され、
    前記演出データ演算手段は、
    前記ゲーム演出内容を、プレーヤの占いまたは性格診断の結果をプレーヤに伝達するためのゲーム演出内容として演算設定し、
    前記各ゲーム演出エリアのゲーム演出手段は、
    前記設定されたゲーム演出内容に基づき、前記プレーヤの占いまたは性格診断の結果をプレーヤに伝達するためのゲーム演出を行うことを特徴とするゲーム施設。
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