JP2001224734A - ゲームシステム - Google Patents

ゲームシステム

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JP2001224734A
JP2001224734A JP2001015547A JP2001015547A JP2001224734A JP 2001224734 A JP2001224734 A JP 2001224734A JP 2001015547 A JP2001015547 A JP 2001015547A JP 2001015547 A JP2001015547 A JP 2001015547A JP 2001224734 A JP2001224734 A JP 2001224734A
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areas
play
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Mamoru Ikezawa
守 池沢
Tatsuya Yamazaki
龍也 山崎
Tetsuo Tsuchiya
哲夫 土屋
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Namco Ltd
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Namco Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一箇所にまとまった設置スペースを必要とせ
ずに、複数の演出エリアを分散して配置することがで
き、しかも、分散して配置されたゲーム演出エリアをプ
レーヤが、プレーを行わない他の人に混って探しながら
ゲームを楽しむことができるゲームシステムを提供する
こと。 【解決手段】 所定のゲームを構成する複数のゲームエ
リア112,114,120,122,124,126
を含むゲームシステムである。このシステムは、前記各
エリアが、プレーヤ以外の他の人も通行可能なプレーフ
ィールド100に離隔配置され、プレーヤが、プレーフ
ィールド内で他の人に混じり前記各ゲームエリアを探し
ながらゲームを行うよう構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はゲームシステム、特
に複数のゲームエリアを含んで構成されるゲームシステ
ムに関する。
【0002】
【背景技術および発明が解決しようとする課題】従来よ
り、複数のブースを用いて構成された占い用のゲーム装
置が知られている。この種のゲーム装置は、入口から入
ったプレーヤが所定の順路に従って配置された各ブース
を通過する際に、各ブースで占い用の質問に次々と答え
ていく。全ての質問ブースでの質問が終了すると、最終
ブースで、これまでのプレーヤの回答に基づく占いの内
容が、「御告げ」という形でプリントアウトされる。
【0003】このようなゲーム装置は、アミューズメン
トパークなどに、他のゲーム装置と併設される場合も多
い。
【0004】しかし、従来のゲーム装置は、前記各ブー
スが一定の順路に従って連結され、ゲームを開始したプ
レーヤを、ゲームが終了するまでゲームを行わない一般
の人と全く隔離していた。
【0005】このため、ゲーム装置を構成する各演出ブ
ースは、アミューズメントパークなどの一角にまとまっ
たエリアを確保しなければ設置できないという、設置ス
ペース上の問題があった。
【0006】本発明は、このような従来の課題に鑑みな
されたものであり、その目的は、一箇所にまとまった設
置スペースを必要とせずに、複数の演出エリアを分散し
て配置することができ、しかも、分散して配置されたゲ
ーム演出エリアをプレーヤが、プレーを行わない他の人
に混って探しながらゲームを楽しむことができる従来に
はない面白さをもったゲームシステムを提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るため、請求項1の発明は、プレーフィールド内に設置
されるゲームシステムであって、ゲームを構成する複数
のゲームエリアを含み、前記ゲームエリアの一部または
全ては、前記プレーフィールド内の他の人も通行可能な
オープンフィールドに離隔配置され、プレーヤが、オー
プンフィールド内で他の人に混じり前記各ゲームエリア
を探しながらゲームを行うことを特徴とする。
【0008】本発明によれば、各エリアのレイアウトの
自由度が大きく、従来のように、常に一定形状の接続ス
ペースを一箇所まとまって確保する必要がないという効
果がある。
【0009】これに加えて、本発明によれば、プレーヤ
が、アミューズメントパークなどのプレーフィールド内
でゲームを行っていない一般の人に混ってゲームを行う
ことになるため、プレーヤにとっては、一般の人のなか
で自分が主人公になってゲームを楽しむことができ、ま
た一般の人にとっては、ゲーム中のプレーヤをプレーフ
ィールド内のアトラクションの一部として見て楽しむこ
とができるという効果がある。
【0010】例えば、複数のゲームエリアにまたがって
行うようなシューティングゲームを行う場合、プレーヤ
はシューティングデバイスを手に携えたまま各ゲームエ
リア間を移動していくことになる。このため、プレーヤ
は、例えば映画の主人公になったような気持ちでプレー
フィールド内を移動しながらゲームを楽しむこととがで
き、また、一般人はプレーフィールド内をシューティン
グデバイスを携えて移動するプレーヤをアトラクション
の一部として楽しむことができるという効果がある。
【0011】さらに、本発明によれば、プレーヤは、一
般人に混りながらプレーフィールド内で次のエリアを探
しながらゲームを行うこととなるため、各エリアでのゲ
ーム以外に、プレーフィールド内で次のエリアを探すと
いうゲーム演出をも楽しむことができるという効果があ
り、この結果、従来には無い面白いオープンフィールド
型ゲームシステムを実現することができる。
【0012】請求項2の発明は、プレーフィールド内に
設置されるゲームシステムであって、異なるゲームを構
成する複数組のゲームエリアを含み、前記各組のゲーム
エリアの一部または全ては、前記プレーフィールド内の
他の人も通行可能なオープンフィールドに離隔配置さ
れ、同一のオープンフィールド内で異なるゲームを行う
複数のプレーヤが自己のゲームエリアを探しながらゲー
ムを行うことを特徴とする。
【0013】請求項2の発明によれば、前記請求項1の
作用効果に加え、更に次のような作用効果を奏すること
ができる。
【0014】すなわち、本発明によれば、プレーフィー
ルド内に、異なる複数のゲームを構成する複数組のゲー
ムエリアが設置されており、しかも各組のゲームエリア
の一部また全ては、他の人も通行可能なオープンフィー
ルド内に離隔配置されている。
【0015】したがって、同一のオープンフィールド内
で異なるゲームを行う複数のプレーヤが、他のゲームを
行っているプレーヤや、ゲームを行わない一般の人と隔
離されずに、自由に交流しながらゲームを行うことがで
きるため、さらに面白いオープンフィールド型ゲームシ
ステムを実現できるという効果がある。
【0016】例えば、複数のゲームエリアにまたがって
行われるシューティングゲーム装置や、複数のゲームエ
リアにまたがって行われる占いゲーム装置などの、異な
る複数のゲーム装置がプレーフィールド内に設けられて
いる場合、これら異なるゲームを行う複数のプレーヤ
を、アトラクションの一部として、通行中の一般の人や
他のプレーヤに楽しんでもらうことができ、これにに
よ、りプレーフィールド内の雰囲気を盛り上げ、より活
気に満ちた楽しいゲーム空間を作り出すことができる。
【0017】また、オープンフィールド内における一般
の人や、ゲーム中のプレーヤは、オープンフィールド内
における各種ゲームのプレーヤを見ながら、次にチャレ
ンジするゲームを適切に選択することができる。
【0018】さらに、オープンフィールド内を移動する
各種のゲームのプレーヤは、これらのゲームにチャレン
ジする強い動機付けを、他の人に与えることとなり、こ
の結果、ゲームシステム全体の稼働率を高めることがで
きる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に本発明の好適な実施の形態
を、図面に基づき詳細に説明する。
【0020】図1には、本発明のゲームシステムが配置
されたプレーフィールド100の一例が示されている。
【0021】このプレーフィールド100は、屋内に設
けられており、入場料を払った客が図示しないゲートを
くぐって中に入ると、その内部を自由に移動できるよう
に構成されている。
【0022】このプレーフィールド100内には、異な
る複数のゲーム装置が設けられている。本実施例では、
占いゲーム装置110と、プレーヤが搬器に乗って遊ぶ
ライド型のゲーム装置150と、シューティングゲーム
装置300と、その他のゲーム装置320とが配置され
ている。前記占いゲーム装置110、シューティングゲ
ーム装置300およびその他のゲーム装置320は、そ
れぞれ複数のゲームエリアから構成されており、各エリ
アは、プレーフィールド100内の任意位置に離隔的に
配置され、各ゲームを行っているプレーヤが、自分のゲ
ームを構成する次のゲームエリアを探しながらゲームを
進めるように構成されている。
【0023】本実施例において、前記占いゲーム装置1
10は、複数のゲームエリア112,114,116,
120,122,124,126を含んで構成されてい
る。シューティングゲーム装置300は、複数のゲーム
エリア310,312,314,316,318を含ん
で構成されている。その他のゲーム装置320は、複数
のゲームエリア330,332,334,336,33
8を含んで構成されている。そして、前記各エリアは、
プレーフィールド100内に離隔配置されている。
【0024】したがって、各プレーヤは、オープンフィ
ールドを構成する通路160内を、ゲームを行っていな
い一般の人や、他のゲームのプレーヤに混じってゲーム
を行うことになる。このため、各プレーヤにとっては、
一般の人の中で自分が主人公になってゲームを楽しむこ
とができ、一般の人にとっては、ゲーム中のプレーヤを
プレーフィールド100内におけるアトラクションの一
部として見て楽しむことができる。
【0025】特に本実施例では、プレーフィールド10
0内で、異なるゲームを行っている複数のプレーヤその
ものをアトラクションの一部として活用しているため、
ゲーム空間としてのプレーフィールド100の雰囲気を
盛り上げることができ、しかも、各プレーヤそのもの
が、他の人に対し次にゲームをチャレンジさせる大きな
動機付けを与えることになる。これにより、面白くかつ
稼働率の高いゲームシステムを実現することができる。
【0026】さらに、オープンフィールドを構成する通
路160内では、ゲームを行っていない一般の人は、ゲ
ームを行っている各プレーヤの様子を見ながら、現在ゲ
ーム中のプレーヤは、他のゲームを行っているプレーヤ
の様子を見ながら、次にチャレンジするゲームを的確に
選択することができる。
【0027】さらに、各ゲームのプレーヤは、各エリア
でのゲーム以外に、プレーフィールド100内で次のエ
リアを探すというゲーム演出をも楽しむことができる。
【0028】次に、前記占いゲーム装置110について
詳細に説明する。
【0029】本実施例において、前記占いゲーム装置1
10は、ゲーム説明エリア112と、質問エリア114
と、プレーフィールド100内に離隔的に配置された4
つのゲーム演出エリア120,122,124,126
と、最終ゲームデータ出力エリア116とを含み、余命
診断ゲームツアーがプレーできるように構成されてい
る。
【0030】前記ゲーム説明エリア112、質問エリア
114及び最終ゲームデータ出力エリア116は、それ
ぞれブース内に形成され、これら各ブースは、互いに隣
接配置されている。
【0031】ゲーム料金を払ったプレーヤは、料金と引
き換えに回答データ記憶手段として図2に示す書込み読
出し可能なメモリカード10を受け取る。このメモリカ
ード10は、ゲーム中において「鍵」と呼ばれる。
【0032】そして、プレーヤは、まず「聖堂」と呼ば
れるゲーム説明エリア112へ入場し、ここでゲームの
基本的な説明を受けた後、質問エリア114へ移動す
る。
【0033】この質問エリア114は、「祭壇」と呼ば
れるエリアであり、ここでゲームツアーに関する基本的
な質問が行われる。質問の回答は、後述するデータ書込
読出部32を用いて前記メモリカード10に順次書き込
まれる。そして、全ての質問を終了すると、ゲームツア
ーを開始することになる。
【0034】すなわち、質問エリア114での質問及び
回答が終了すると、プレーヤはこの質問エリア114か
ら通路160に出て、余命診断ゲームツアーの最初のゲ
ーム演出エリアを一般の人に混じって探しながらプレー
フィールド100内を動き回る。余命診断ゲームツアー
では、プレーフィールド100内に離隔配置されたゲー
ム演出エリアを、120,122,124,126の順
で探し当て、各エリア毎にゲームを行う。
【0035】そして、ゲームが終了すると、「広場」と
呼ばれる最終ゲームデータ出力エリア116を探し出
し、ここでゲームの最終結果が、「御告げ」という形で
プリントアウトされ、プレーヤに手渡されることにな
る。
【0036】図3には、前記質問エリア114及び各ゲ
ーム演出エリア120,122,124,126に設け
られた制御システムのブロック図が示されている。
【0037】実施例において、質問エリア114内に
は、コンピュータ等を用いて構成された演算部20と、
プレーヤの操作する操作部22と、プレーヤに対しスピ
ーカ及びディスプレイを用いて質問用のメッセージを出
力する質問部28と、メモリカード10がセットされる
カード挿入部30と、前記メモリカード10に対するデ
ータの書込み読出しを行うデータ書込読出部32とを含
んで構成される。
【0038】プレーヤがカード挿入部30へ自分のカー
ド10をセットすると、質問部28から図6のステップ
14で示されるような、ゲームに関する基本的な質問が
行われる。プレーヤは、プレーヤ操作部22の回答部2
4を用いて、質問に対する回答を入力する。
【0039】まずプレーヤのIDデータに関する質問が
氏名、生年月日、血液型の順に行われ、プレーヤは回答
部24を用い各質問に対する回答データを入力する。そ
の後、ゲームツアーに関する、基本的な質問が行われ、
プレーヤは回答部24を用いこれらの各質問に対してY
ES、NOの回答を順次行う。
【0040】このようにして入力された一連のデータ
は、演算部20がデータ書込読出部32を制御して、メ
モリカード10へ順次書き込む。全ての回答データ書き
込みが終了した時点で、プレーヤに対しカード10を返
却すると共に、ゲームツアーにおいて最初に訪問すべき
ゲームエリアの指示を、質問部28に設けたスピーカ及
びディスプレイを用いてプレーヤに対し行う。
【0041】また、前記各ゲーム演出エリア120,1
22,124,126には、それぞれ第1〜第4の演出
部201,202,203,204が設けられ、さらに
最終ゲームデータ出力エリア116には、データ出力用
演出部210が設けられている。
【0042】前記各第1〜第4の演出部201,20
2,203,204は、プレーヤが各ゲーム演出エリア
を回るときに、ゲームのストーリに合わせたゲーム演出
を、前記メモリカード10に記憶されたプレーヤの回答
データに基づき行うように構成されている。すなわち、
第1〜第4の演出部201,202,203,204
は、図6のステップS20,24,28,32に示すよ
う、プレーヤの回答データが書き込まれた磁気カード1
0を、そのカード挿入部40(図4参照)にセットする
ことにより、メモリカード10からIDデータ及び各種
回答データの読み込みを行い、それに対応したゲーム演
出を行うようになっている。
【0043】従って、プレーヤは、各演出エリアを次々
と探し出し、メモリカード10をセットすることによ
り、所定のストーリに従ったプレーヤ固有のゲーム演出
を楽しむことができる。
【0044】図4には、前記演出部201,202,2
03,204の具体的な構成が示されている。本実施例
において、前記各演算部201,202,203,20
4は、カード挿入部40と、データ書込読出部42と、
演出データ演算部44と、ゲーム演出部46とを含んで
構成される。そして、プレーヤがデータの書き込まれた
メモリカード10をカード挿入部40にセットすると、
データ書込読出部42がメモリカード10からIDカー
ドと共に回答データの読み出しを行い、演出データ演算
部44は、この読み出しデータに基づきプレーヤ固有の
ゲーム演出を行うためのデータを演算し、ゲーム演出部
46に向けて出力する。これにより、ゲーム演出部46
は、プレーヤ固有のデータに合わせたゲーム演出を行
い、当該エリアにおいて、プレーヤを楽しませることが
できる。
【0045】なお、本実施例では基本的な質問は全て質
問エリア114で行う場合を例にとり説明したが、必要
に応じ各ゲーム演出エリアに、図中破線で示すように質
問部48及び回答部50を設け、プレーヤに対し当該エ
リアで補助的な質問に対する回答データを得るように構
成し、演出データ演算部44は、この補助的な回答デー
タを加味したゲーム演出を行うように構成しても良い。
【0046】図5には、前記データ出力用演出部210
の回路構成が示されている。このデータ出力用演算部2
10は、カード挿入部60と、データ読出し部62と、
ゲーム結果演算部64と、データ出力部66とを含んで
構成されている。
【0047】そして、プレーヤが自分のメモリカード1
0をカード挿入部60にセットすると、メモリカード1
0内のデータがデータ読出し部60に読み取られ、ゲー
ム結果演算部64はこの読出しデータに基づきプレーヤ
固有のゲーム結果の演算を行い、そのゲーム結果をデー
タ出力部66から出力する。本実施例では、スピーカか
ら、ゲーム結果出力用のナレーションが演出出力され、
プリンタから、ゲーム結果がプリントアウトされる。
【0048】図7には、前記占いゲーム装置100のゲ
ーム手順を示すフローチャートが示されている。
【0049】まず、プレーヤがゲーム料金を支払うと、
プレーヤに対し「鍵」といわれるメモリカード10が渡
され、プレーヤに最初の行先が告げられる(ステップS
10)。
【0050】カードを受け取ったプレーヤが、古い城壁
に囲まれた路地風にゲーム演出された通路160を歩い
て行くと、使われていない教会が見えてくる。プレーヤ
がこの教会に入ると、まず中央に祭壇が設けられたゲー
ム説明エリア112に導かれる。このゲーム説明エリア
112は、「聖堂」と言われるブースとして形成され、
室内に6人程度のプレーヤが収納できるようになってい
る。プレーヤがこの聖堂に入ってしばらくすると、中央
の祭壇の「女神」の像がゲームの基本的な内容を説明し
始める(ステップS12)。
【0051】ここでは、まず図8に示す手順に従い伝説
を語り始める。そして、プレーフィールド100内に設
けられた封印された錠前に「鍵」であるメモリカード1
0を挿し込み伝説の封印を解くことで、普通の観光地の
プレーフィールド100が驚きと発見に満ち溢れた伝説
の町に変わることをプレーヤに知らせる。
【0052】ここでは、プレーフィールド100内に隠
された伝説のポイントを探し出すことが指示される。伝
説のポイントとは、各ゲーム演出エリア120,12
2,124,126のことである。封印の錠前とは、各
ゲーム演出エリアに設けられたカード挿入部40のこと
である。
【0053】このような基本的な説明が終了すると、次
にプレーヤは、ゲーム説明エリア112から質問エリア
114へ移動し、ここでゲームに関する基本的な質問を
受け、これに対する回答を入力する(ステップS1
4)。
【0054】この質問エリア114は、12台の祭壇7
0が設けられた「祭壇」として形成されている。ここで
は、最大12人のプレーヤが各祭壇70の前に座り、ゲ
ームに関する質問を受ける毎に、それに対応した回答を
行うように構成されている。
【0055】具体的には、各祭壇70に設けられた水晶
玉に、「女神」が映り、プレーヤに対し語りかける。ま
ず、女神は、プレーヤに対し「鍵」であるメモリカード
10をカード挿入部30へ挿し込むように指示する。そ
の後、名前、生年月日、血液型などのIDデータを入力
するように指示し、これに対しプレーヤは回答部24を
用いてその回答データを入力する。
【0056】その後、余命診断ゲームツアーで行われる
ゲームに関し、プレーヤに対する心理テストを、質問及
び回答の形式で行う。この質問は、複数項目に亘って行
われ、各質問に対しプレーヤは回答部24を用いて回答
する。図9には、余命診断ゲームツアーの、質問データ
の一例が示されている。プレーヤはこれら各質問に対
し、YES、NOの形式で回答をする。
【0057】プレーヤの入力したIDデータ、及び回答
データは全てデータ書込読出部30を用いて、メモリカ
ード10内へ書き込まれる。
【0058】そして、全ての質問が終了すると、女神
は、ツアーの最初の行先を告げる(ステップS16)。
例えば、余命診断ゲームツアーは死神に導かれる命のロ
ーソクツアーであり、寿命が知りたければ、まず「第1
の紋章に導かれて第1の封印」を解け、という導きの言
葉を伝える。この言葉を聞いたプレーヤは、祭壇114
を出て、プレーフィールド100内でのゲームツアーに
出発することになる。
【0059】図12には余命診断ゲームツアーを構成す
る各ゲーム演出エリア120,122,124,126
でのゲーム演出手順が具体的に示されている。
【0060】まず、祭壇114で、「第1の紋章に導か
れて第1の封印を解け」という導きの言葉を与えられた
プレーヤは、ブレーフィールド100内を歩き回って第
1の紋章のついた古い家を見付けなければならない。こ
の古い家は、第1のゲーム演出エリア120に設けられ
ており、この家を見つけたプレーヤが中に入ると、ここ
で第1のゲーム演出を楽しむことができる(ステップS
20)。
【0061】この家の中は、不気味なドールハウスのイ
メージに形成されており、奥に「封印の錠前」であるカ
ード挿入部30が付いた三面鏡が置いてある。プレーヤ
は、図10(A)に示すよう、三面鏡の椅子に座り、錠
前であるカード挿入部30に自分のメモリカード10を
挿し込むと、鏡に映った自分の後に死神が映り、寿命を
短くしている原因を告げる。タバコを良く吸うプレーヤ
には、タバコを吸っている死神が現れ、酒の飲み過ぎの
プレーヤには酒を飲んでいる死神が現れ、運動不足プレ
ーヤには運動不足の死神が現れるといったゲーム演出が
行われる。
【0062】その後、「寿命が知りたければ、第2の紋
章に導かれて第2の封印を解け」という導きの言葉が出
力される。
【0063】そして、この第1のゲーム演出エリア12
0を後にしたプレーヤは、「第2の紋章」という導きの
言葉を頼りにして、第2のゲーム演出エリア122を探
すためにプレーフィールド100内を動き回る(ステッ
プS22)。
【0064】第2のゲーム演出エリア122には、図1
0(B)に示すよう、第2の紋章のついた墓標が設けら
れている。この墓標を見つけたプレーヤは、封印の錠前
であるカード挿入部40へメモリカード10をセットす
ると、第2のゲーム演出を楽しむことができる(ステッ
プS24)。
【0065】ここでは、メモリカード10をセットする
と、墓標の紋章に手を載せなさいという文字が出る。周
囲の人が、プレーヤのこの姿勢を見ると、プレーヤが祈
りを捧げているポーズに見える。従って、プレーフィー
ルド100内を歩いている一般の人にとっては、ゲーム
を行っているプレーヤそのものがゲーム空間の雰囲気を
盛り上げるアトラクションの一部として機能することに
なる。
【0066】そして、プレーヤが墓標の紋章に手を載せ
ると、タッチセンサがこれを検出して、墓標にプレーヤ
の名前と、命日を表示する。すなわち、墓標に設けられ
た名前と、命日の表示パネルが、液晶モニタとして形成
されており、プレーヤが紋章に手を載せると同時に、メ
モリカード10から読み取ったプレーヤの名前を表示す
ると共に、読出しデータを基に演算したプレーヤの命日
を表示する。
【0067】その後、プレーヤに対し「寿命が知りたけ
れば、第3の紋章に導かれて第3の封印を解け」という
導きの言葉を伝える。
【0068】この第2のゲーム演出エリア122を後に
したプレーヤは、前記導きの言葉「第3の紋章」を頼り
にして、第3のゲーム演出エリア124を探すためにプ
レーフィールド100を歩きまわる(ステップS2
6)。
【0069】第3のゲーム演出エリア124には、第3
の紋章のサインの付いた棺桶屋が設けられている。この
棺桶屋の中には、葬式の飾り付けがなされており、その
奥に図11(A)に示すような棺桶が立て掛けられてい
る。
【0070】この棺桶屋を見つけたプレーヤが中に入
り、メモリカード10を錠前にセットすると、第3のゲ
ーム演出が行われる(ステップS28)。ここでは、メ
モリカード10をセットすると、棺桶に設けられた液晶
モニタに「中に入り扉を閉めよ」という文字が表示され
る。この表示に従って、プレーヤが棺桶の中に入り、扉
を閉めると棺桶内の液晶モニタに死神が現れ、最後の忠
告をする。例えば、「タバコを止めなければ死が訪れる
であろう」などという忠告を行う。その後、プレーヤの
足元を冷たく柔軟性を有する部材で触り、プレーヤをび
っくりさせるというゲーム演出を行った後、「寿命が知
りたければ、第4の紋章に導かれて第4の封印を解け」
という導きの言葉を出力する。
【0071】そして、この第3のゲーム演出エリア12
4を後にしたプレーヤは、再度「第4の封印」という導
きの言葉を頼りに、第4のゲーム演出エリア126を探
すためにプレーフィールド100内を歩きまわる(ステ
ップS30)。
【0072】第4のゲーム演出エリア126には、図1
1(B)に示すよう、第4の封印の飾りの付いた古井戸
が設けられている。
【0073】この古井戸を見つけたプレーヤが、井戸を
のぞくと「導かれし者先へ進め」と書いてあり、横穴が
見える。横穴を抜けると、無数のローソクが並んだ部屋
に出る。
【0074】ここでメモリカード10を封印の錠前であ
るカード挿入部40にセットすると、第4のゲーム演出
が行われる。ここでは、「自分の名前のローソクを探
せ、それが寿命を告げる」という文字が表示される。部
屋の奥に進むと、ローソクの下に自分の名前が書いたプ
レートがある。このプレートは液晶モニタを用いて形成
されており、演出データ演算部44は、メモリカード1
0から読み出したデータに基づきプレーヤの寿命を演算
し、寿命に対応した長さのローソクのプレートに、プレ
ーヤの名前を表示する。従って、プレーヤは自分の名前
を書いたローソクの長さで、自分の寿命が判る。ここで
は、長いローソクと短いローソクが計6本あり、残りは
ダミーとして形成されている。
【0075】その後、「泉に行き扉を開きなさい」とい
う導きの言葉が出力される。
【0076】この第4のゲーム演出エリア16を後にし
たプレーヤは、この導きの言葉を頼りに泉を探すためプ
レーフィールド100内を歩きまわる。
【0077】実施例では、最終ゲームデータ出力エリア
116が、泉広場として形成されている。プレーヤが泉
広場116に辿り付くと、泉の中央に「女神」の像がた
っており、泉の向うに6枚の扉が見える。
【0078】いずれか1つの扉の錠前に設けられたカー
ド挿入部60へ、プレーヤがメモリカード10を挿し込
むと、女神が「ここは運命の扉、あなたの運命を解き放
しましょう」といって、運命の書が女神の手から渡され
る。ここでは、各扉に設けられたプリンタ66を用い、
運命の書がプリントアウトされ、女神の手から渡される
ようにゲーム演出されている。
【0079】このように、本実施例の占いゲーム装置で
は、最初の質問エリア64で、占いに必要な基本的な質
問及び回答を全て終了してしまう。このため、これに続
く各ゲーム演出エリア120,122,124,126
では、質問に対する回答を入力するためのタイムロスが
なくなり、既に得られたデータに基づくプレーヤ固有の
ゲーム演出をすみやかに行うことができる。この結果、
各ゲーム演出エリアでは、十分な時間的余裕をもってプ
レーヤにゲーム演出を楽しんでもらうことができる。さ
らに、プレーヤは、ゲーム演出を楽しんでいる途中で、
データ入力を要求されるというような煩わしさから解放
されることにもなる。
【0080】さらに、本実施例のゲーム装置では、各ゲ
ーム演出エリアが、プレーフィールド100内に離隔配
置されており、プレーヤは自分のプレーするゲームフィ
ールドを探しながらプレーを行うことができるという楽
しさを味うこともできる。
【0081】さらに、ゲーム演出エリアを探しているプ
レーヤや、各ゲーム演出エリアでゲーム中のプレーヤ
を、他の人は、プレー空間内におけるアトラクションの
一部として楽しむことができ、またゲーム中のプレーヤ
は、周囲の人が観客となり、あたかも映画の主人公にな
ったような感覚でゲームを楽しむことができ、この結
果、従来にはない面白いゲームを行うことができる。
【0082】また、前述したように本実施例のプレイフ
ィールド100内には、前記占いゲーム装置110以外
に、シューティングゲーム装置300、その他のゲーム
装置320が設けられている。
【0083】このため、異なるゲームに参加しているプ
レーヤ同士がプレーフィールド100内で顔を合せなが
らゲームを行うことができ、この結果、各ゲームの面白
さをより高め、しかもプレーフィールド100内におけ
るゲーム空間の雰囲気を高めることができる。
【0084】実施例において、前記シューティングゲー
ム装置300は、次のように形成されている。
【0085】すなわち、未来都市での地球防衛軍として
プレーヤを登録したメモリカード10をプレーヤに持た
せ、さらにプレーフィールド100内に離隔配置された
複数のゲーム演出エリア310,312,314,31
6,318には、それぞれ固有の戦闘ゾーンを形成して
おく。
【0086】そして、銃を持ったプレーヤは、ゲーム演
出エリアを、310,312,314,316,318
の順にシューティングゲームを行いながら移動する。プ
レーヤの各エリアでの戦闘結果は、前記メモリカード1
0に順次記憶され、全てのエリアでのゲームを終了した
時点でプレーヤの成績をメモリカード10から読み出
し、表示される。
【0087】このようにすることにより、多くの人が自
由に歩きまわるプレーフィールド100内を、宇宙防衛
軍の基地に見立て、プレーヤが自由に動き回りながらゲ
ームを行うという従来にはない面白いゲーム装置を実現
することができる。
【0088】特に、本実施例のシステムでは、プレーフ
ィールド100内を、占いゲームを行うプレーヤや、シ
ューティングゲームを行うプレーヤ等、複数のプレーヤ
が、他のゲームのプレーヤや、ゲームを行わない一般人
と隔離されずに、自由に交流しながらゲームを行うこと
ができるため、プレーヤのゲーム中における自由度を飛
躍的に高め、プレーフィールド100内をさらに面白
く、エキサイティングなゲーム空間とすることができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたプレーフィールドの説明図
である。
【図2】本実施例に用いられるメモリカードの説明図で
ある。
【図3】本実施例のゲームシステムに用いられる回路の
機能ブロック図である。
【図4】本実施例のゲームシステムのゲーム演出エリア
に設けられる回路の機能ブロック図である。
【図5】本実施例のゲームシステムの最終エリアに設け
られる回路の機能ブロック図である。
【図6】メモリカードへのデータの入出力の流れを表す
説明図である。
【図7】本実施例のゲームシステムのゲーム手順を示す
フローチャート図である。
【図8】ゲームの基本シナリオを表す説明図である。
【図9】余命診断ゲームツアーを選択した場合の質問事
項の説明図である。
【図10】余命診断ゲームツアーの各ゲーム演出エリア
の説明図である。
【図11】余命診断ゲームツアーの各ゲーム演出エリア
の説明図である。
【図12】余命診断ゲームツアーのゲーム演出手順の説
明図である。
【符号の説明】
100 プレーフィールド 110 占いゲーム装置 112 ゲーム説明エリア 114 質問エリア 116 最終ゲームデータ出力エリア 120,122,124,126 ゲーム演出エリア 160 通路 300 シューティングゲーム装置 310,312,314,316,318 ゲーム演出
エリア 320 他のゲーム装置 330,332,334,336,338 ゲーム演出
エリア

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレーフィールド内に設置されるゲーム
    システムであって、 ゲームを構成する複数のゲームエリアを含み、 前記ゲームエリアの一部または全ては、前記プレーフィ
    ールド内の他の人も通行可能なオープンフィールドに離
    隔配置され、プレーヤが、オープンフィールド内で他の
    人に混じり前記各ゲームエリアを探しながらゲームを行
    うことを特徴とするゲームシステム。
  2. 【請求項2】 プレーフィールド内に設置されるゲーム
    システムであって、 異なるゲームを構成する複数組のゲームエリアを含み、 前記各組のゲームエリアの一部または全ては、前記プレ
    ーフィールド内の他の人も通行可能なオープンフィール
    ドに離隔配置され、同一のオープンフィールド内で異な
    るゲームを行う複数のプレーヤが自己のゲームエリアを
    探しながらゲームを行うことを特徴とするゲームシステ
    ム。
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