JP3579147B2 - ドアトリムリング - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、ドアインナーパネルの周縁に沿い取付けられ、ドア閉止時、車体のドア開口部の内周に取付けられたウエザーストリップに当接されるところのドアトリムリングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6〜図7に示す如く自動車ドアDのインナーパネルPの周縁のウエストライン部の下方部位にのみ沿い取付けられたシール部材11は、ドア閉止時、車体のドア開口部Bの内周に取付けられたウエザーストリップWの中空シール部Sに当接される如く構成されている。
図8は他の例を示し、シール部材12がインナーパネルPの周縁に、ウエザーストリップWの中空シール部Sに当接されない状態で取付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来のシール部材11、12はいずれもウエストライン部より上方部位には設けられていないので、ドア閉時ドアDのインナーパネルPが直に車体開口部BのウエザーストリップWに当接するため、シール性が不十分となる。また、ウエストライン部の下方部位でも図8に示すシール部材12の場合は、同様にシール性が不十分である。また、上記の如くドアDのインナーパネルPが直に見えると内装の色と異なるため、車室内の見栄えが損なわれるという問題がある。
そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑みて、シール性及び見栄えの向上を図ったドアトリムリングを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために本発明の構成は、図1又は図5に示すように、ドアインナーパネルPの周縁に沿い殆ど切れ目無くリング状に形成されたドアトリムリング1、9であって、該ドアトリムリング1、9がドア閉止時、車体のドア開口部の内周に取付けられたウエザーストリップWに当接する如く構成されるものである。
また、図2〜図4に示すように、リング状のドアトリムリング1、9のウエストラインL部より下方部位1aの断面形状が、略T字状に形成され、また該ドアトリムリング1、9のウエストラインL部より上方部位1bの断面形状が、略L字状に形成されたものである。
【0005】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。図1は第1実施例を示し、1はドアトリムリングで、高硬度ゴム又は樹脂等の高分子材料によりドアのインナーパネルの周縁に沿う如く全く切れ目無くリング状に一体成形されている。また該ドアトリムリング1のウエストラインL部より下方部位1aは、図2又は図3に示す如く、断面形状がドアインナーパネルPに止め金具2で固着される基板部3と垂直状の脚部4とが一体の断面略T字状に形成され、ウエストラインL部より上方部位1bは、図4に示す如く、断面形状がドアインナーパネルPにファスナー5で一辺を固着される略L字状に形成されている。なお、図2、図3の6又は7はトリムパネルで、8はその支持部材である。
【0006】
そして、ドア閉止時、ドアトリムリング1は車体のドア開口部の内周フランジ部Fに取付けられたウエザーストリップWの中空シール部Sに当接される。従って、ドアインナーパネルPの周縁の全周にわたってドアトリムリング1によりシール面が一様にかつ十分に確保できてシール性が向上する。また、ドアトリムリング1の色が内装と同色にされることにより、ドア閉止時の違和感がなく車室内の見栄えを向上できる。
【0007】
図5は本発明の第2実施例を示し、ドアトリムリング9は上記ドアトリムリング1と略同様に形成されているが、ウエストラインL部で上下に分断されドアトリムリング1の1ピースタイプと異なり2ピースタイプに形成されており、作用効果も第1実施例と略同様である。
【0008】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のドアトリムリングは、ドアインナーパネルの周縁に沿うように殆ど切れ目無くリング状に形成されているため、ドアインナーパネルの周縁の全周にわたってシール面が一様にかつ十分に確保できてシール性が向上し、またドアトリムリングの色が内装と同色にされて、車室内の見栄えが向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のドアトリムリングの側面図である。
【図2】同上のウエストライン部Lより下方部位の断面図である。
【図3】同上の他の例を示す断面図である。
【図4】図1のウエストライン部Lより上方部位の断面図である。
【図5】本発明の第2実施例のドアトリムリングの側面図である。
【図6】自動車の側面図である。
【図7】従来のドアトリムのウエストライン部Lより下方部位の断面図である。
【図8】同上の他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ドアトリムリング
1a 下方部位
1b 上方部位
9 ドアトリムリング
P ドアインナーパネル
L ウエストライン
W ウエザーストリップ
【産業上の利用分野】
本発明は、ドアインナーパネルの周縁に沿い取付けられ、ドア閉止時、車体のドア開口部の内周に取付けられたウエザーストリップに当接されるところのドアトリムリングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6〜図7に示す如く自動車ドアDのインナーパネルPの周縁のウエストライン部の下方部位にのみ沿い取付けられたシール部材11は、ドア閉止時、車体のドア開口部Bの内周に取付けられたウエザーストリップWの中空シール部Sに当接される如く構成されている。
図8は他の例を示し、シール部材12がインナーパネルPの周縁に、ウエザーストリップWの中空シール部Sに当接されない状態で取付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来のシール部材11、12はいずれもウエストライン部より上方部位には設けられていないので、ドア閉時ドアDのインナーパネルPが直に車体開口部BのウエザーストリップWに当接するため、シール性が不十分となる。また、ウエストライン部の下方部位でも図8に示すシール部材12の場合は、同様にシール性が不十分である。また、上記の如くドアDのインナーパネルPが直に見えると内装の色と異なるため、車室内の見栄えが損なわれるという問題がある。
そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑みて、シール性及び見栄えの向上を図ったドアトリムリングを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために本発明の構成は、図1又は図5に示すように、ドアインナーパネルPの周縁に沿い殆ど切れ目無くリング状に形成されたドアトリムリング1、9であって、該ドアトリムリング1、9がドア閉止時、車体のドア開口部の内周に取付けられたウエザーストリップWに当接する如く構成されるものである。
また、図2〜図4に示すように、リング状のドアトリムリング1、9のウエストラインL部より下方部位1aの断面形状が、略T字状に形成され、また該ドアトリムリング1、9のウエストラインL部より上方部位1bの断面形状が、略L字状に形成されたものである。
【0005】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。図1は第1実施例を示し、1はドアトリムリングで、高硬度ゴム又は樹脂等の高分子材料によりドアのインナーパネルの周縁に沿う如く全く切れ目無くリング状に一体成形されている。また該ドアトリムリング1のウエストラインL部より下方部位1aは、図2又は図3に示す如く、断面形状がドアインナーパネルPに止め金具2で固着される基板部3と垂直状の脚部4とが一体の断面略T字状に形成され、ウエストラインL部より上方部位1bは、図4に示す如く、断面形状がドアインナーパネルPにファスナー5で一辺を固着される略L字状に形成されている。なお、図2、図3の6又は7はトリムパネルで、8はその支持部材である。
【0006】
そして、ドア閉止時、ドアトリムリング1は車体のドア開口部の内周フランジ部Fに取付けられたウエザーストリップWの中空シール部Sに当接される。従って、ドアインナーパネルPの周縁の全周にわたってドアトリムリング1によりシール面が一様にかつ十分に確保できてシール性が向上する。また、ドアトリムリング1の色が内装と同色にされることにより、ドア閉止時の違和感がなく車室内の見栄えを向上できる。
【0007】
図5は本発明の第2実施例を示し、ドアトリムリング9は上記ドアトリムリング1と略同様に形成されているが、ウエストラインL部で上下に分断されドアトリムリング1の1ピースタイプと異なり2ピースタイプに形成されており、作用効果も第1実施例と略同様である。
【0008】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のドアトリムリングは、ドアインナーパネルの周縁に沿うように殆ど切れ目無くリング状に形成されているため、ドアインナーパネルの周縁の全周にわたってシール面が一様にかつ十分に確保できてシール性が向上し、またドアトリムリングの色が内装と同色にされて、車室内の見栄えが向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のドアトリムリングの側面図である。
【図2】同上のウエストライン部Lより下方部位の断面図である。
【図3】同上の他の例を示す断面図である。
【図4】図1のウエストライン部Lより上方部位の断面図である。
【図5】本発明の第2実施例のドアトリムリングの側面図である。
【図6】自動車の側面図である。
【図7】従来のドアトリムのウエストライン部Lより下方部位の断面図である。
【図8】同上の他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ドアトリムリング
1a 下方部位
1b 上方部位
9 ドアトリムリング
P ドアインナーパネル
L ウエストライン
W ウエザーストリップ
Claims (2)
- ドアインナーパネルの周縁に沿い殆ど切れ目無くリング状に形成されたドアトリムリングであって、該ドアトリムリングがドア閉止時、車体のドア開口部の内周に取付けられたウエザーストリップに当接する如く構成されたことを特徴とするドアトリムリング。
- 請求項1記載のリング状のドアトリムリングのウエストライン部より下方部位の断面形状が、略T字状に形成され、また該ドアトリムリングのウエストライン部より上方部位の断面形状が、略L字状に形成されたことを特徴とするドアトリムリング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27961095A JP3579147B2 (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | ドアトリムリング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27961095A JP3579147B2 (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | ドアトリムリング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0995135A JPH0995135A (ja) | 1997-04-08 |
JP3579147B2 true JP3579147B2 (ja) | 2004-10-20 |
Family
ID=17613389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27961095A Expired - Fee Related JP3579147B2 (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | ドアトリムリング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3579147B2 (ja) |
-
1995
- 1995-10-02 JP JP27961095A patent/JP3579147B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0995135A (ja) | 1997-04-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040701 |
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TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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