JP3577757B2 - 車両のスイッチ照明装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、車載装置の機能毎にグループ化された複数の照明ゾーン(例えば空調ゾーン、オーディオゾーン、シガライタゾーン、リヤデフォッガゾーン、フォグランプゾーン、ドアゾーン)と、これら各照明ゾーンをそれぞれ照明するパイロットランプ(いわゆるバルブ)などの照明手段とを備え、夜間において上記各照明ゾーンに設けられたスイッチを乗員が操作することを近接センサで事前に予知検出した時、上述の照明手段によりスイッチを照明するような車両のスイッチ照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両の搭乗した操作者の指先が近接した時、表示をONにする装置としては、例えば、実開平3−26639号公報に記載の装置がある。
すなわち、供給される画像情報を可視情報として表示する表示手段と、この表示手段で表示される画面を消却する消却手段と、上記表示手段の表面に近接して配設され操作者(乗員)による接触もしくは近接状態を検知する検知手段と、この検知手段によって操作者の接触もしくは近接状態が検知された時には、上記消却手段による画面の消却状態を解除する解除手段とを備えた車載用テレビ装置であって、操作者の指先が画面に近接した時に画像情報を表示するものである。
【0003】
この技術思想は、車両の照明ゾーンに設けられたスイッチの操作を近接センサで事前に予知検出した時、スイッチを照明するパイロットランプを点灯するという車両のスイッチ照明装置に応用することが可能である。
このように構成した場合、次の如き問題点が発生する。すなわち車両には空調ゾーン、TVを含むオーディオゾーン、シガライタゾーン、リヤデフォッガゾーン、フォグランプゾーン、ドアゾーンなどの複数の照明ゾーンがあり、これら複数の照明ゾーンのうち例えば空調ゾーン、オーディオゾーンおよびシガライタゾーンは互に隣接して設けられている関係上、近接センサのみによる検出では乗員が何れの照明ゾーンを操作したいのかを判断することが困難で、必要なゾーン以外の照明ゾーンを不必要に照明する可能性があり、消費電力の増大を招く問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この発明の請求項1記載の発明は、スイッチに対する操作可能性を車載装置の機能の状態信号(例えば、ラジオ受信機の受信感度信号、ワイパスイッチ信号、フロントデフロスタスイッチ信号、リヤデフォッガスイッチ信号、ヒータスイッチ信号など)または車両の周囲情報信号(例えば、外気温信号など)に基づいて判定し、スイッチに対する操作可能性が零もしくは低い時に、照明手段によるスイッチの夜間照明をキャンセルすることで、不必要な照明ゾーンが不用意に照明されることを防止することができる車両のスイッチ照明装置の提供を目的とする。
【0005】
この発明の請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の目的と併せて、互に隣接する2つ以上の照明ゾーンにおいて近接センサがONになった時、スイッチの操作可能性が高い側の照明ゾーンを照明することで、スイッチの操作可能性が低い側の照明ゾーンの誤照明を防止することができる車両のスイッチ照明装置の提供を目的とする。
【0006】
この発明の請求項3記載の発明は、上記請求項2記載の発明の目的と併せて、唯一の照明ゾーンにおける近接センサのみがONとなり、乗員がスイッチ操作すべき対照が唯一の照明ゾーンであると判定された時には、照明キャンセル動作を禁止することで、乗員がスイッチ操作すべき唯一の照明ゾーンにおけるスイッチを照明することができ、乗員の意図に反して照明がキャンセルされることを防止することができる車両のスイッチ照明装置の提供を目的とする。
【0007】
この発明の請求項4記載の発明は、上記請求項2記載の発明の目的と併せて、互に離間した照明ゾーンにおける各近接センサがそれぞれONになった場合、照明キャンセル動作を禁止して、互に離間した各照明ゾーンにおけるスイッチを照明することで、乗員の意図に反して照明がキャンセルされることを防止することができる車両のスイッチ照明装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1記載の発明は、車載装置の機能毎にグループ化された複数の照明ゾーンと、上記各照明ゾーンを各別に照明する照明手段とを備え、上記各照明ゾーンに設けられたスイッチの操作を近接センサで事前に予知検出した時、上記照明手段により上記スイッチを照明する車両のスイッチ照明装置であって、上記スイッチに対する操作可能性を上記機能の状態信号または車両の周囲情報信号に基づいて判定する可能性判定部と、上記可能性判定部の判定結果に基づいて上記スイッチに対する操作可能性が零もしくは低い時に、上記照明手段による上記スイッチの照明をキャンセルする照明キャンセル手段とを設けた車両のスイッチ照明装置であることを特徴とする。
【0009】
この発明の請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成と併せて、上記複数の照明ゾーンのうち互に隣接する2つ以上の照明ゾーンにおける近接センサがONになったか否かを判定する隣接判定部と、上記隣設判定部により互に隣接する2つ以上の照明ゾーンにおける近接センサがONになった時、上記可能性判定部の判定結果に基づいてスイッチの操作可能性が高い側の照明ゾーンを照明する優位照明手段とを備えた車両のスイッチ照明装置であることを特徴とする。
【0010】
この発明の請求項3記載の発明は、上記請求項2記載の発明の構成と併せて、上記可能性判定部の判定結果に基づいて唯一の照明ゾーンにおける近接センサのみがONになったと判定された時、上記照明キャンセル手段の動作を禁止する第1禁止手段を備えた車両のスイッチ照明装置であることを特徴とする。
【0011】
この発明の請求項4記載の発明は、上記請求項2記載の発明の構成と併せて、上記隣設判定部により互に離間した照明ゾーンにおける近接センサがONになったと判定された時、上記照明キャンセル手段の動作を禁止する第2禁止手段を備えた車両のスイッチ照明装置であることを特徴とする。
【0012】
【発明の作用及び効果】
この発明の請求項1記載の発明によれば、図5にクレーム対応図で示すように、車載装置の機能毎にグループ化された複数の照明ゾーンZ1,Z2,Z3には、これら各照明ゾーンZ1,Z2,Z3を格別に照明する照明手段P1と、スイッチP2の操作を事前に予知検出する近接センサP3とが設けられ、各照明ゾーンZ1,Z2,Z3に設けられたスイッチP2の操作を近接センサP3で事前に予知検出した時、上述の照明手段P1により上記スイッチP2を照明するが、可能性判定部P4は上記スイッチP2に対する操作可能性を車載装置の機能の状態信号または車両の周囲情報信号に基づいて判定(例えばラジオ受信機の受信感度が急悪化した時には、オーディオゾーンのスイッチ操作可能性が高いと判定し、ラジオ受信機の受信感度が良好な時にはオーディオゾーンのスイッチ操作可能性がないと判定)し、上述の照明キャンセル手段P5は上記可能性判定部P4の判定結果に基づいて上記スイッチP2に対する操作可能性が零もしくは低い時に、上述の照明手段P1によるスイッチP2の照明をキャンセルする。
このようにスイッチに対する操作可能性が零もしくは低い時に、照明手段によるスイッチの夜間照明をキャンセルするので、不必要な照明ゾーンが不用意に照明されることを防止することができる効果がある。
【0013】
この発明の請求項2記載の発明によれば、上記請求項1記載の発明の効果と併せて、隣接判定部は、上述の複数の照明ゾーンのうち互に隣接する2つ以上の照明ゾーンにおける近接センサがONになったか否かを判定し、優位照明手段は、上記隣接判定部により互に隣接する2つ以上の照明ゾーンにおける近接センサがONになった時、可能性判定部の判定結果に基づいてスイッチの操作可能性が高い側の照明ゾーンを照明する。
このため2つ以上の照明ゾーンにおける各近接センサが同時にONになった時には、スイッチの操作可能性が高い側の照明ゾーンのみを照明して、スイッチの操作可能性が低い側の照明ゾーンが誤って照明されることを防止することができる効果がある。
【0014】
この発明の請求項3記載の発明によれば、上記請求項2記載の発明の効果と併せて、上述の第1禁止手段は、上記可能性判定部の判定結果に基づいて唯一の照明ゾーンにおける近接センサのみがONになったと判定された時、上述の照明キャンセル手段の動作を禁止する。
すなわち、唯一の照明ゾーンにおける近接センサのみがONとなり、乗員がスイッチ操作すべき対象が唯一の照明ゾーンであると判定された時に、上述の第1禁止手段で照明キャンセル動作を禁止することで、乗員がスイッチ操作すべき唯一の照明ゾーンにおけるスイッチを照明することができ、乗員の意図に反して照明がキャンセルされることを防止することができる効果がある。
【0015】
この発明の請求項4記載の発明によれば、上記請求項2記載の発明の効果と併せて、上述の第2禁止手段は、上記隣設判定部により互に離間した照明ゾーンにおける近接センサがONになったと判定された時、上述の照明キャンセル手段の動作を禁止する。
すなわち、互に離間した照明ゾーンにおける各近接センサがそれぞれONになった場合には、該第2禁止手段で照明キャンセル動作を禁止して、互に離間した各照明ゾーンにおけるスイッチをそれぞれ照明することで、乗員の意図に反して照明がキャンセルされることを防止することができる効果がある。
【0016】
【実施例】
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は車両のスイッチ照明装置を示し、図1において、車載装置の機能毎にグループ化された複数の照明ゾーンA,B,C,D,E,Fを設定している。
【0017】
すなわち、ドライバーズ側とパッセンジャ側との中間に位置するセンタコンソール1の延長線上におけるインストルメントパネル部2には、空気調和装置を操作する空調ゾーンAを設定し、この空調ゾーンAの下部には、TVを含むオーディオ装置を操作するオーディオゾーンBを設定し、このオーディオゾーンBの下部にはシガライタを操作するシガライタゾーンCを設定し、上述のオーディオゾーンBの右側で、かつステアリングコラム(図示せず)の左側には、リヤデフォッガを操作するリヤデフォッガゾーンDを設定し、シテアリングコラム(図示せず)の右側におけるインストルントパネル部2には、フォグランプを操作するフォグランプゾーンEを設定し、ドラバーズシートの右側に位置するフロントドアのアームレスト部3には、ドアガラス昇降装置を操作するドアゾーンFを設定している。
【0018】
上述の各照明ゾーンA,B,C,D,E,Fには、図2に示すように、これら各照明ゾーンを各別に独立して照明する照明手段としてのパイロットランプ4a,4b,4c,4d,4e,4f(いわゆるバルブ)と、上述の各種車載装置を操作するためのスイッチ6a,6b,6c,6d,6e,6f(但し、図示の便宜上、複数のスイッチを1つに集約して示している)と、乗員が上記スイッチ6を操作することを事前に予知検出する近接センサとしての赤外線センサ5a,5b,5c,5d,5e,5fとを備え、各照明ゾーンA,B,C,D,E,Fに設けられたスイッチ6の操作を赤外線センサ5で事前に予知検出した時、パイロットランプ4により上記スイッチ6を夜間照明すべく構成している。
【0019】
CPU10は、上述の各照明ゾーンA,B,C,D,E,Fの赤外線センサ5a,5b,5c,5d,5e,5fからの近接信号と、各スイッチ6a,6b,6c,6d,6e,6fからの操作信号と、キャンセル用セレクトスイッチX、非キャンセル用セレクトスイッチY、モードスイッチMを備えた操作部7からのON,OFF信号と、スモールランプ信号と、車載装置の機能状態信号Uと、車両の周囲情報信号Vとの入力に基づいて、ROM8に格納されたプログラムに従って、各照明ゾーンA,B,C,D,E,Fのパイロットランプ4a,4b,4c,4d,4e,4f、各種の車載装置(図外)を駆動制御し、またRAM9は該当ゾーン照明ON時間データなどの必要なデータやマップを記憶する。
【0020】
上述のCPU10の内部に構成された可能性判定部11は、上述の各スイッチ6a,6b,6c,6d,6e,6fに対する操作可能性を、機能状態信号U、周囲情報信号Vおよび上記各赤外線センサ5a,5b,5c,5d,5e,5fからの近接信号に基づいて判定する。
【0021】
また上述のCPU10は、上記可能性判定部11の判定結果に基づいて上記スイッチ6に対する操作可能性が零もしくは低い時に、上述のパイロットランプ4によるスイッチ6の照明をキャンセルする照明キャンセル手段(図4に示すサブルーチンの第4ステップS24参照)と、
複数の照明ゾーンA,B,C,D,E,Fのうち互に隣接する2つ以上の照明ゾーン(例えば、ゾーンA,B,C)における赤外線センサ5がONになったか否かを判定する隣接判定部(図3に示すメインルーチンの第7ステップS7参照)と、
上述の隣接判定部により互に隣接する2つ以上の照明ゾーンにおける赤外線センサ5がONになった時、上記可能性判定部11の判定結果に基づいてスイッチ6の操作可能性が高い側の照明ゾーンのみを照明する優位照明手段(図4に示すサブルーチンの第4ステップS24参照、この実施例では同ステップS24が照明キャンセル手段と優位照明手段との両手段を兼ねる)と、
上記可能性判定部11の判定結果に基づいて唯一の照明ゾーンにおける赤外線センサ5のみがONになったと判定された時、上述の照明キャンセル手段の動作を禁止する第1禁止手段(図3のメインルーチンにおける第11ステップS11参照)と、
上記隣接判定部により互に離間した照明ゾーンにおける赤外線センサ5がONになったと判定された時、上述の照明キャンセル手段の動作を禁止する第2禁止手段(図3のメインルーチンにおける第11ステップS11参照、この実施例では同ステップS11が第1および第2の各禁止手段を兼ねる)とを兼ねる。
【0022】
ここで、上述の操作部7(図2参照)におけるキャンセル用セレクトスイッチXは既述した照明キャンセル手段(第4ステップS24参照)を作用させるための選択手段であり、非キャンセル用セレクトスイッチYは上記照明キャンセル手段を非作動とするための選択手段である。
【0023】
つまり、これらの各セレクトスイッチX,Yは乗員の好みに対応して選択可能に構成したもので、この実施例においてはキャンセル用セレクトスイッチXがON操作された時にのみ、図3のフローチャートの第4ステップS4以降の処理が実行されるように構成している。
【0024】
また上述の操作部7におけるモードスイッチMは乗員の好みに対応してON.OFF選択可能に構成され、モードスイッチM=ONの時にはスイッチ6の操作可能性が零以外の該当ゾーンにおけるパイロットランプ4を全て点灯(可能性が認められるものは全て点灯)させ、モードスイッチM=OFFの時にはスイッチ6の操作可能性が高い該当ゾーンにおけるパイロットランプ4のみを点灯(可能性が高いもののみ点灯)させるための選択手段である。
このように構成した車両のスイッチ照明装置の作用を、図3、図4に示すフローチャートを参照して以下に詳述する。
【0025】
まず図3に示すメインルーチンの第1ステップS1でCPU10はスモールランプ信号(通常夜間にのみ点灯させる同スモールランプの信号)の読込みを実行し、次の第2ステップS2で、CPU10はスモールランプON(夜間)(但し、トンネル内走行時を含む)か否かを判定し、YES判定時にのみ次の第3ステップS3に移行する。なお、上述のスモールランプ信号に代えて日射センサ出力により夜間判定を実行してもよい。
【0026】
この第3ステップS3で、CPU10は操作部7(図2参照)におけるキャンセル用セレクトスイッチXと非キャンセル用セレクトスイッチYとのON,OFF判定を実行し、キャンセル用セレクトスイッチXがONの時にのみ次の第4ステップS4に移行する。
上述の第4ステップS4で、CPU10は全ての照明ゾーンA,B,C,D,E,Fにおける夜間照明用のパイロットランプ4a,4b,4c,4d,4e,4fを全て消灯する。
【0027】
次に第5ステップS5で、CPU10は上記照明ゾーンA,B,C,D,E,Fにおける少なくとも1つの赤外線センサ5がONになったか否かを判定し、NO判定時(全ての赤外線センサ5がOFFの時)には照明ゾーンを照明する必要がないので、上述の第4ステップS4にリターンする一方、乗員の操作に対応して少なくとも1つの赤外線センサ5がONになった時(複数の赤外線センサ5がONになった場合を含む)には次の第6ステップS6に移行する。
【0028】
この第6ステップS6で、CPU10は赤外線センサ5が1つのみONになったか否かを判定し、1つのみONになった時(YES判定時)には次の第11ステップS11に移行し、この第11ステップS11で、CPU10は赤外線センサ5がONになった1つの照明ゾーンのみを該当ゾーンとして該照明のパイロットランプ4を点灯すると同時に、CPU内蔵タイマをスタートさせ、かつ次の第12ステップS12で、CPU10はタイマ終了か否か、換言すればCPU内蔵タイマがタイムアップしたか否かを判定し、NO判定時には第11ステップS11にリターンする一方、タイマ終了のYES判定時には第4ステップS4にリターンする。すなわち、赤外線センサ5が1つのみONになった場合には、該当する唯一の照明ゾーンにおけるパイロットランプ4がタイマ設定された一定時間のみ点灯して、該当する唯一の照明ゾーンにおけるスイッチ6を照明する。
【0029】
ところで、上述の第6ステップS6で、ONになった赤外線センサ5が複数であると判定された時には、第7ステップS7に移行する。
この第7ステップS7で、CPU10はONになった複数の赤外線センサ5の該当ゾーンが互に隣接する2つ以上のゾーンか否かを判定し、YES判定時(例えば隣接する3つの照明ゾーンA,B,Cの赤外線センサ5a,5b,5cが共にONになった時)には次の第8ステップS8に移行する一方、NO判定時(例えば互に離間する2つの照明ゾーンA,Fの赤外線センサ5a,5fが共にONになった時)には別の第10ステップS10に移行する。
【0030】
この第10ステップS10で、CPU10は各照明ゾーンを該当ゾーンに確定する。例えば上述のように照明ゾーンA,Fの赤外線センサ5a,5fが同時にONになった場合には、これら2つの照明ゾーンA,Fを共に該当ゾーンに確定し、次の第11および第12ステップS11,S12の処理により、これら各照明ゾーンA,Fのそれぞれのパイロットランプ4a,4fをタイマ設定された一定時間点灯して各照明ゾーンA,Fのスイッチ6a,6fを照明する。
【0031】
一方、上述の第7ステップS7で、ONになった複数の赤外線センサ5の該当ゾーンが互に隣接する2以上のゾーン(例えば照明ゾーンA,B,C)であると判定された時には、第8ステップS8に移行し、この第8ステップS8で、CPU10は後述するサブルーチン(図4参照)に従って、操作条件の判断を実行した後に、次の第9ステップS9で照明ゾーンを確定(照明すべきゾーンを決定)する。この第9ステップS9で照明ゾーンが確定された後は、上述同様にして第11、第12の各ステップS11,S12の処理により、該当する照明ゾーンのパイロットランプ4がタイマ設定された一定時間点灯して、照明ゾーンのスイッチ6か照明される。
【0032】
図4に示すサブルーチンの第1ステップS21で、CPU10は赤外線センサ5がONになった隣接する2以上の照明ゾーンのスイッチ6の操作可能性が全て高いか否かを判定する。例えば、空調ゾーンA、オーディオゾーンB、シガライタゾーンCの互に隣接する3つの照明ゾーンA,B,Cの各赤外線センサ5a,5b,5cが共にONになった場合には、これら各照明ゾーンA,B,Cのスイッチ6a,6b.6cに対する操作可能性が全て高いか否かを判定する。
【0033】
ここで、操作可能性判定の一例を上げると、ラジオ受信機の受信感度が良好な場合には、操作可能性を零と判定し、ラジオ受信機の受信感度が低い場合には、操作可能性を「低」と判定し、ラジオ受信機の受信感度が急悪化した場合には、操作可能性を「高」と判定する。
【0034】
またワイパスイッチON時(降雨時)、フロントデフロスタスイッチON時(フロントガラスが曇っている時)、内外気温度差が所定以上の時(外気低温時)、ヒータスイッチON時(窓に霜がついている時)の何れかの条件が1つでも満たされている場合には、リヤデフォッガゾーンDのスイッチ6dの操作可能性を「高」と判定する。
【0035】
このように可能性判定部11は各種車載装置のスイッチ6に対する操作可能性を機能状態信号Uまたは車両の周囲情報信号Vに基づいて「高」「低」「零」の三段階に判定する。
【0036】
而して、第1ステップS21でのYES判定時には次の第2ステップS22に移行し、この第2ステップS22で、CPU10は操作可能性が高い全てのゾーンを照明すべき該当ゾーンとする。例えば上述の各赤外線センサ5a,5b,5cが共にONになり、かつ機能状態信号Uおよび周囲情報信号Vにより各スイッチ6a,6b,6cに対する操作可能性が全て高い時には3つの照明ゾーンA,B,Cを全て照明すべき該当ゾーンとする。
【0037】
一方、上述の第1ステップS21でのNO判定時には別の第3ステップS23に移行する。例えば空調ゾーンA、オーディオゾーンB、シガライタゾーンCの互に隣接する3つの照明ゾーンA,B,Cの各赤外線センサ5a,5b,5cが共にONになり、これら各照明ゾーンA,B,Cのスイッチ6a,6b,6cに対する操作可能性が全く高くなく、これら各スイッチ6a,6b,6cのうちに操作可能性が低いもしくは零のものがある場合には第3ステップS23に移行する。
【0038】
この第3ステップS23で、CPU10は操作可能性が高くないものは操作可能性が全て零か否かを判定し、YES判定時には第4ステップS24に、NO判定時には別の第5ステップS25にそれぞれ移行する。
【0039】
例えば上記各照明ゾーンA,B,Cのスイッチ6a,6b,6cのうち空調ゾーンAのスイッチ6aの操作可能性が高く、オーディオゾーンBおよびシガライタゾーンCの各スイッチ6b,6cの操作可能性が共に零の場合には第4ステップS24に移行し、
上記各照明ゾーンA,B,Cのスイッチ6a,6b.6cのうち空調ゾーンAのスイッチ6aの操作可能性が高く、オーディオゾーンBおよびシガライタゾーンCの各スイッチ6b,6cの操作可能性が共に低い(零ではない)場合には第5ステップS25に移行する。
【0040】
上述の第4ステップS24で、CPU10は操作可能性が高いスイッチの照明ゾーンのみを該当ゾーンとする。例えば、上述したように照明ゾーンA,B,Cの各スイッチ6a,6b,6cのうち空調ゾーンAのみのスイッチ6aの操作可能性が高く、オーディオゾーンBおよびシガライタゾーンCの各スイッチ6b,6cの操作可能性が共に零の場合には、空調ゾーンAのみを照明すべき該当ゾーンとし、他の2つの照明ゾーンB,Cの照明をキャンセルすべく該当ゾーンから除外する。
【0041】
上述の第5ステップS25で、CPU10はモードスイッチMがONか否かを判定する。このモードスイッチMは既述したように乗員の好みにより選択操作されるもので、モードスイッチM=ONの時(YES判定時)にはスイッチ6の操作可能性が零以外の該当ゾーンにおけるパイロットランプ4を全て点灯させ、モードスイッチM=OFFの時(NO判定時)にはスイッチ6の操作可能性が高い該当ゾーンにおけるパイロットランプ4のみを点灯させるように予め設定したものである。
【0042】
而して、上述の第5ステップS25でNO判定時には第4ステップS24に移行し、YES判定時には別の第6ステップS26に移行する。
例えば、上述の各照明ゾーンA,B,Cのスイッチ6a,6b.6cのうち空調ゾーンAのスイッチ6aの操作可能性が高く、他の2つのゾーンB,Cの各スイッチ6b,6cの操作可能性が共に低い条件により上述の第5ステップS25に移行した場合、モードスイッチM=OFFの場合には第4ステップS24に移行して、この第4ステップS24で、CPU10は操作可能性が高いゾーンAのみを該当ゾーンとする一方、モードスイッチM=ONの場合には第6ステップS26に移行して、この第6ステップS26で、CPU10は操作可能性が零以外の全てのゾーンつまり空調ゾーンA、オーディオゾーンB、シガライタゾーンC(操作可能性が高いスイッチのゾーンと操作可能性が低いスイッチのゾーン)を全て該当ゾーンとする。
【0043】
なお、上述の各ステップS22,S24,S26で照明すべき該当ゾーンに設定された照明ゾーンのパイロットランプ4は図3に示すメインルーチンの各ステップS9,S11,S12での処理によりタイマ設定された一定時間のみ点灯され、該当する照明ゾーンのスイッチ6を照明する。 以上要するに、車載装置の機能毎にグループ化された複数の照明ゾーンA,B,C,D,E,Fには、これら各照明ゾーンA,B,C,D,E,Fを格別に照明する照明手段(パイロットランプ4参照)と、スイッチ6の操作を事前に予知検出する近接センサ(赤外線センサ5参照)とが設けられ、各照明ゾーンA,B,C,D,E,Fに設けられたスイッチ6の操作を近接センサ(赤外線センサ5参照)で事前に予知検出した時、上述の照明手段(パイロットランプ4参照)により上記スイッチ6を照明するが、可能性判定部11は上記スイッチ6に対する操作可能性を車載装置の機能の状態信号Uまたは車両の周囲情報信号Vに基づいて判定し、上述の照明キャンセル手段(第4ステップS24参照)は上記可能性判定部11の判定結果の基づいて上記スイッチ6に対する操作可能性が零もしくは低い時に、上述の照明手段(パイロットランプ4参照)によるスイッチ6の照明をキャンセルする。
このようにスイッチ6に対する操作可能性が零もしくは低い時に、照明手段(パイロットランプ4参照)によるスイッチ6の夜間照明をキャンセルするので、不必要な照明ゾーンが不用意に照明されることを防止することができる効果がある。
【0044】
また、隣接判定部(第7ステップS7参照)は、上述の複数の照明ゾーンA,B,C,D,E,Fのうち互に隣接する2つ以上の照明ゾーンにおける近接センサ(赤外線センサ5参照)がONになったか否かを判定し、優位照明手段(第4ステップS24参照)は、上記隣接判定部(第7ステップS7参照)により互に隣接する2つ以上の照明ゾーンにおける近接センサ(赤外線センサ5参照)がONになった時、可能性判定部11に判定結果に基づいてスイッチ6の操作可能性が高い側の照明ゾーンを照明する。
このため2つ以上の照明ゾーンにおける各近接センサ(赤外線センサ5参照)が同時にONになった時には、スイッチ6の操作可能性が高い側の照明ゾーンのみを照明して、スイッチ6の操作可能性が低い側の照明ゾーンが誤って照明されることを防止することができる効果がある。
【0045】
さらに、上述の第1禁止手段(第11ステップS11参照)は、上記可能性判定部11の判定結果に基づいて唯一の照明ゾーンにおける近接センサ(赤外線センサ5参照)のみがONになったと判定された時、上述の照明キャンセル手段の(第4ステップS24参照)動作を禁止する。
すなわち、唯一の照明ゾーンにおける近接センサ(赤外線センサ5参照)のみがONとなり、乗員がスイッチ操作すべき対象が唯一の照明ゾーンであると判定された時に、上述の第1禁止手段(第11ステップS11参照)で照明キャンセル動作を禁止することで、乗員がスイッチ操作すべき唯一の照明ゾーンにおけるスイッチ6を照明することができ、乗員の意図に反して照明がキャンセルされることを防止することができる効果がある。
【0046】
加えて、上述の第2禁止手段(第11ステップS11参照)は、上記隣設判定部(第7ステップS7参照)により互に離間した照明ゾーンにおける近接センサ(赤外線センサ5参照)がONになったと判定された時、上述の照明キャンセル手段(第4ステップS24参照)の動作を禁止する。
すなわち、互に離間した照明ゾーンにおける各近接センサ(赤外線センサ5参照)がそれぞれONになった場合には、該第2禁止手段(第11ステップS11参照)で照明キャンセル動作を禁止して、互に離間した各照明ゾーンにおけるスイッチ6をそれぞれ照明することで、乗員の意図に反して照明がキャンセルされることを防止することができる効果がある。
【0047】
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の照明手段は、実施例のパイロットランプ4a〜4fに対応し、
以下同様に、
近接センサは、赤外線センサ5a〜5fに対応し、
照明キャンセル手段はCPU10制御によるサブルーチンの第4ステップS24に対応し、
隣接判定部は、CPU10制御によるメインルーチンの第7ステップS7に対応し、
優位照明手段は、CPU10制御によるサブルーチンの第4ステップS24に対応し、
第1禁止手段は、CPU10制御によるメインルーチンの第11ステップS11に対応し、
第2禁止手段は、CPU10制御によるメインルーチンの第11ステップS11に対応し、
車載装置は、空気調和装置、TVを含むオーディオ装置、シガライタ、リヤデフォッガ、フォグランプ、ドアガラス昇降装置に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両スイッチ照明装置における照明ゾーンの説明図。
【図2】車両スイッチ照明装置の制御回路ブロック図。
【図3】照明処理のメインルーチンを示すフローチャート。
【図4】照明処理のサブルーチンを示すフローチャート。
【図5】クレーム対応図。
【符号の説明】
4a〜4f…パイロットランプ(照明手段)
5a〜5f…赤外線スイッチ(近接センサ)
6a〜6f…スイッチ
11…可能性判定部
A,B,C,D,E,F…照明ゾーン
S7…隣接判定部
S11…第1禁止手段、第2禁止手段
S24…照明キャンセル手段、優位照明手段
Claims (4)
- 車載装置の機能毎にグループ化された複数の照明ゾーンと、
上記各照明ゾーンを各別に照明する照明手段とを備え、
上記各照明ゾーンに設けられたスイッチの操作を近接センサで事前に予知検出した時、上記照明手段により上記スイッチを照明する車両のスイッチ照明装置であって、
上記スイッチに対する操作可能性を上記機能の状態信号または車両の周囲情報信号に基づいて判定する可能性判定部と、
上記可能性判定部の判定結果に基づいて上記スイッチに対する操作可能性が零もしくは低い時に、上記照明手段による上記スイッチの照明をキャンセルする照明キャンセル手段とを設けた
車両のスイッチ照明装置。 - 上記複数の照明ゾーンのうち互に隣接する2つ以上の照明ゾーンにおける近接センサがONになったか否かを判定する隣接判定部と、
上記隣設判定部により互に隣接する2つ以上の照明ゾーンにおける近接センサがONになった時、上記可能性判定部の判定結果に基づいてスイッチの操作可能性が高い側の照明ゾーンを照明する優位照明手段とを備えた
請求項1記載の
車両のスイッチ照明装置。 - 上記可能性判定部の判定結果に基づいて唯一の照明ゾーンにおける近接センサのみがONになったと判定された時、上記照明キャンセル手段の動作を禁止する第1禁止手段を備えた
請求項2記載の
車両のスイッチ照明装置。 - 上記隣設判定部により互に離間した照明ゾーンにおける近接センサがONになったと判定された時、上記照明キャンセル手段の動作を禁止する第2禁止手段を備えた
請求項2記載の
車両のスイッチ照明装置。
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