JP3573458B2 - カートリッジから2種類以上の材料を分配するためのディスペンサ - Google Patents

カートリッジから2種類以上の材料を分配するためのディスペンサ Download PDF

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Description

発明の背景
発明の分野
本発明は、一般的にディスペンサに関し、更に詳しくは、分割されたカートリッジから2種類以上の材料を分配することが出来るディスペンサに関する。
従来の技術
ディスペンサは、カートリッジから材料を押し出すために一般的に用いられる。カートリッジは、この場合、夫々が異なる種類の材料を収容する少なくとも2つのチャンバを有する。ディスペンサは、チャンバから所定量の各材料を分配し、その材料をスタティックミキサに引き渡す。材料は、次いでスタティックミキサ内で相互に混合される。
ディスペンサは、一般的に、典型的にはハンドル、トリガー、及び、本体部を有するピストル形状である。トリガーは、プランジャに係合しているラチェットに力を及ぼす。ラチェットに加えられた力は、カートリッジの方向に向いている。ラチェットは、プランジャに係合しているので、カートリッジ内に延在しているプランジャに力を及ぼす。これは、カートリッジ内にプランジャをより深く押し込んで、カートリッジのチャンバ内にある材料を、カートリッジの分配端にある出口からカートリッジの外に押し出す。材料は、分配端に接続されたスタティックミキサに入り、そこで混合されて使用のために分配される。
所望量の材料が分配されると、残りの材料はカートリッジ内に落ち着く必要がある。材料が落ち着こうとしている際に起きる材料の続流が問題となる。これは、落ち着こうとしている際に分配端から材料がカートリッジを出るときに起きる。これが起きると、カートリッジの異なるチャンバ内の材料がカートリッジの分配端の外側で集まる。これは、カートリッジの分配端での材料の混合及び硬化を引き起こし得る。このような材料の硬化は、カートリッジの次の使用に対する制限となり得る。
典型的なディスペンサが、米国特許第4,826,053号公報に示されている。この特許は、プランジャを活性化するため及び該活性化後にプランジャを短い距離引き戻すために別々の部品を開示する。活性化のために、トリガーが引かれて、ラチェットアームをラム上の2つの鋸歯の間の位置から開放する。ラムが或る距離だけ前方に駆動され、ラチェットアームは、元の位置から後方の次の2つの鋸歯の間に落ち着く。その後方移動を与えるために、ラムは、前進すると、静止部材とラム周りに取り付けられた補償要素との間に取り付けられたスプリングを付勢する。前方移動が終ると、スプリングが戻りラムを後方に短い距離だけ移動させる。
米国特許第4,911,328号公報は、別の従来技術のディスペンサを開示し、そこでは、1対のピストンを、不均一な力によるピストンの傾きを避けながら、カートリッジのチャンバ内に均等に案内するる。この不均一な力は、チャンバ内の材料が異なる粘度を有する、及び/又は、チャンバの断面が異なることから起きる。ピストンは、ディスペンサ内に挿入されるとプランジャと係合する。
米国特許第4,834,268号公報は、別の従来技術のディスペンサを開示し、それは、環状の封止手段と、第1の溝部をピストンヘッドに第2の溝部をピストン壁に夫々有する剛性ヘッドとを有するピストンを備える。ピストンに押力が与えられると、溝部が変形して溝から封止手段を押し、押力が停止する際に封止手段を開放してピストンが逆方向に移動することを許容する。
従来技術のディスペンサが、材料の続流を防止するために設計されてきたが、これらは、きわめて有効であるとは言えない。更に、これら従来技術の装置は、ディスペンサに必要な他の安全な特徴を有していない。
従って、カートリッジが所定位置に確保されないときには材料の分配を起こさず、材料の続流を防止するためにプランジャに後方移動を与えるディスペンサ、及び、プランジャがラチェットの制御下にないときには、やはりプランジャのスライドを防止する装置が望まれている。
発明の開示
従って、本発明の目的は、分割されたカートリッジの2つ以上のチャンバから2種類以上の材料の均等な所定量を同時に分配し得るディスペンサを提供することにある。
本発明の別の目的は、タブが持ち上げられたときにプランジャの活性化を防止するための安全機構を有するディスペンサを提供することにある。
本発明の更に別の目的は、プランジャが、前方に移動してカートリッジから材料を分配し、次いで、僅かに後方に移動してカートリッジ内に残留する材料が落ち着くスペースを与えてカートリッジからの材料の続流を防止するディスペンサを提供することにある。
本発明の更に別の目的は、プランジャがラチェットの制御下にないときにプランジャがスライドすることを防止するディスペンサを提供することにある。
本発明のディスペンサでは、ディスペンサのハウジングに摩擦係合すると共に鋸歯を付けた上面を有するプランジャが設けられる。ラチェットアームは、鋸歯の傾斜面と接触関係に位置決めされてその上に留まり、トリガーによって駆動される。保持スプリングは、ラチェットアームに圧力を及ぼし、摩擦褶動によってラチェットアームを鋸歯に押し付けるように付勢される。トリガーが押し付けられると、トリガーはラチェットアームを鋸歯の係合壁の前面に押し付けて、ハウジングに支持されるカートリッジのチャンバ内に配置されたピストンに向けて前方にプランジャを押して、カートリッジから材料を分配する。プランジャは、トリガーが(グリップ部の後壁によってその更なる移動が)制限される迄は、前方に移動し続ける。次に、トリガーが開放されると、トリガーはラチェットアームを後退させる。しかしながら、付勢された保持スプリングは、ラチェットアームをプランジャとの係合関係に保持し、プランジャをラチェットアームと共に後方に僅かに引く。これは、ハウジングとプランジャとの間の摩擦力が、保持スプリングの力とトリガーによって与えられた後退力との組合せに打ち勝つことにより、ハウジングを通ってのプランジャの後退移動を停止させるまで続く。ラチェットアームは、次に開放されて鋸歯の上に乗る。
このようにしてピストンは、チャンバ内の材料から少し離れた位置に後退する。このスペースは、チャンバ内の材料が後方に流れることを許容し、従って、カートリッジの分配端からの続流に関連する問題を除去する。
本発明の上記目的、特徴及び利点は、以下の本発明の更に詳細な説明から、その必須の部分を構成する添付図面と共に参照することにより、部分的に、明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明のディスペンサの側部斜視図、
図2は、本発明のディスペンサの後方斜視図、
図3は、カートリッジを内部に搭載しない状態で示す、本発明のディスペンサの側部斜視図、
図4は、フードを持ち上げて示す、本発明のディスペンサの斜視図、
図5は、図4の5−5線に沿う断面図、
図6は、本発明の持ち上げられたフード下側の斜視図、
図7は、本発明のフードの下に位置する部品の一部破断拡大斜視図、
図8は、本発明のトリガーの斜視図、
図9は、ハウジングの平面図、
図10は、フード及びカバーを持ち上げて示す、本発明の別の態様の斜視図、
図11は、本発明の上記別の態様の内部部品を示す切欠き図、及び
図12は、本発明の上記別の態様のディスペンサの部品の破断拡大斜視図。
好適な実施例の詳細な説明
図1から図4は、数字10を付したディスペンサ10の全体を図示している。ディスペンサ10は、ハウジング12、フード14、トリガー16及びプランジャ18で構成されている。ハウジング12は、水平な本体部20とグリップ部22と相互に結合したピストルの形状になっていて、グリップ部22の端部は、本体部20の後端部24から僅かに離れた位置で、本体部20の底部42に合体している。本体部20は、全体として、カートリッジ148の外面に合致する形状を備えている。使用の際には、カートリッジ148は、ハウジング12の本体部20に装填される。カートリッジの詳細を知るためには、本発明と同じ譲渡人に譲渡された米国特許出願番号第07/997,697号を参照すると良い。
グリップ部22は、後壁26と、対向する左側壁及び右側壁28、30を有する。後壁26は、アーチ形状になっている。後壁、左壁及び右壁26、28及び30は、それぞれ、グリップ部22の長さ方向に延在するチャンネル32を形成している。プラグ34が、グリップ部22のチャンネル32の底部に設けてある。ピン36がプラグ34内に収容されている。プラグ34とピン36は、単一部品で構成されている。プラグ34は、グリップ部22内の凹部を通ってハウジング12に固定されている。図3に示すように、チャンネル32を通って上方に延びるリターンスプリング38の下端が、ピン36に取り付けてある。図5に示すように、リターンスプリング38の上端は、連結点40を形成して、トリガー16の頂端部に連結されている。
本体部20の底部42は、図9に示すように、3個の開口を有する。第1開口44は、本体部20の後端部24に始まり、本体部20の長さ方向に短い距離延在している。この開口44は、チャンネル32の幅にほぼ等しい幅を有する。トリガー16は、この開口44内を延在し、回動することができる。図9に示すように、コンパートメント50が、本体部20のの末端部から中央分離器53まで延在している。図9に示すように、第2開口46がコンパートメント50の底部に形成されている。コンパートメント50は、分配すべき物質を収容するカートリッジ148を受容するために設けてある。カートリッジ148の底部に設けられた、合わせリブ150が開口46と整合する。第3開口48は、小さな四角形の形状をしている。開口48は、第1開口と第2開口44、46の間に位置し、フード14を係止する取っ手を形成する。
上プレート52が、本体部20の分配端部に取り付けてある。上プレート52は、カートリッジ148の分配端部を受容する孔を有する。カートリッジ148がコンパートメント50内に配置された時、分配端部は、上プレート52の孔を通って延びて、安定性を向上させる。図9に最も良く示すように、本体部20の後端部には端部分割器51が、中間部には分割器53が、それぞれ設けてある。これらの分割器の各々は、プランジャ18の支持体として作動する1対のU字形の溝を有する。端部分割器51は、フード14を取り付けるための凹部55を有する。中間分割器53は、コンパートメント50の端壁として機能する。
端部キャップ54が、孔49を通って本体部20に取り付けてある。図7に最も良く示すように、共通面に存在する2個のU字形のスロットを有し、かつ各スロットにプランジャのそれぞれの脚部を受容するクラッチ機構が、端部キャップ54の前方に設けてある。図7に示すように、左側のU字形スロットは対向する側面56、58を有し、右側のU字形スロットは対向する側面60、62を有する。中央側面58、60は、中央分割器64の対向する面にある。各側面56、58、60、62は、それぞれの側面にU字形溝70を備えている。
トリガー16の上端部は、図8に示されている。トリガー16は、図9に示すように、ハウジング12の本体部20の第1開口44を通って延びている。トリガー16の幅は、第1開口44の幅にほぼ等しい。トリガー16は、図7及び図8に示すように、回動ピン74、76によりハウジング12内に取り付けてある。回動ピン74、76は、トリガー16の頂端部の僅かに下の位置でトリガー16の対向する側面から外方に延びている。回動ピン74、76は、ハウジング12内の凹部78、80をそれぞれ通って延在しており、図5で″X″文字を付した回動点82の周りに回動自在である。このようにすることにより、トリガー16のハンドル84に力を加えた時、トリガー16は、回動点82の周りに予め設定された角度だけ回動できる。トリガー16は、図3及び図5に示すように、グリップ部22のストッパー35により停止するまで、回動できる。トリガー16の頂端部は、フック86を有する。フック86は、回動ピン74、76の上に延在し、カートリッジ148が装着されるハウジング12の本体部20に面している。図5に示すように、リターンスプリング38が、結合点40でフック86の後側に取り付けてある。孔90、92は、クラッチ機構のU字形スロットと整合する位置でトリガー16内に延在している。ハンドル84は、ハウジング12の本体部20の下に垂下していて、カートリッジ148内の物質を分配するために一方の側に力を加えた時、容易に把持できる形状になっている。また、ハンドル84は、下方に押した時、チャンネル32内で、かつリターンスプリング38の周りに適合するように、反対側の側面に溝(図示せず)を有する。
プランジャ18は、クラッチ機構のU字形スロットを通ってハウジング12内に延在している。プランジャ18は、水平面に存在するU字形の形状に形成されており、更に、湾曲部98で互いに連結された1対の同じ脚部94、96を有する。プランジャ18の脚部94、96は、それぞれクラッチ機構のスロット56、58及び60、62を通って延び、それぞれ、トリガー16の孔90、92を通って本体部20のコンパートメント50に連続している。図3に示すように、プランジャ面100、102は、各脚部94、96の自由端にある。プランジャ面100、102は、半円形であって、典型的には鋭利な縁を持つであろう角部は、丸くなっている。前述した係属中の米国特許出願番号第07/997,679号に記載されているように、プランジャ面100、102の形状は、カートリッジ148のチャンバ入口の形状に合致する。プランジャ18が係合した時、プランジャ面100、102は、カートリッジ148内に前進し、各チャンバ内のピストンに係合する。プランジャ面100、102は、前進するにつれて、カートリッジチャンバ内のピストンを前進させ、カートリッジ148から物質を分配する。
図7に示すように、クラッチ機構は、更に、プランジャの脚部96の周りに延在し、かつ最右端U字形スロットの側60、62内に形成されたU字形溝70内に位置するブレーキワイヤ104を有する。同じようなブレーキワイヤ106が、プランジャの脚部94の周りに延在し、かつ側面56、58を持つ最左端U字形スロットのU字形溝内に位置する。ブレーキワイヤ104、106の直径は、それらが配置されている溝の径より小さい直径を有する。これにより、各ブレーキワイヤ104、106は、それぞれ、溝70内で摺動することができる。ブレーキワイヤ104、106の各々は、それぞれ、それらの脚部94、96と摩擦接触している。
図5に示すように、鋸歯108が、プランジャ18の各脚部94、96の上側に設けてある。ラチェット110が、図8のフック86の湾曲部内に係合し、図5に示すように、ボール・ソケット型連結を形成している。ラチェット110は、ほぼ長方形の板の形状をしている。ラチェット110は、その末端部で、図7に示すように、プランジャ脚部94、96の双方の鋸歯108に係合することができる。ラチェット110は、その対向する端部に、トリガー16のフック86と係合するボール型連結子112を有する。フック86は、円弧状であって、ボール型連結子112の直径の50%以上を包囲している。図4に示すように、リフタ機構114は、ハウジング12の本体部20内側に位置し、鋸歯108とラチェット110の係合を解除することができる。板バネ116が、ラチェット110の頂部に設けてあって、リフタ機構114に下向きの力を加えている。板バネ116は、ラチェットがプランジャ18を引っ張る力を加えるようにし、プランジャ18を僅かに下方に引き下げる。
板バネ116は、後部に、離隔して、延在する2個の孔118、120を有し、フード14の茸状ヘッドを有するボス152、154によりフード14と結合する。板バネは、また、それぞれ板バネ本体の各側から延びる1対の側アーム122、124を有する。
リフタ機構114は、図7に示すように、プランジャ18の下側で本体部20を横切って延び、本体部20の対向する側の空洞にそれぞれ着座する2個の操作タブ126、128を有する。操作タブ126、128は、ハウジング12の外側を延びている。リフタ機構114は、プランジャ脚部94、96の下に長く延びて、プランジャ脚部94、96の各側に上向きに連続し、内側対130と外側対132の2個の対の脚部を形成している。ラチェット110は、脚部の内側対130に止まり、かつ板バネ114の各側脚部122、124は、それぞれ、脚部の外側対132の一つに止まる。
フード14は、本体部20の後部の上に配置される。段部134は、図6に示すように、その後端部でフード14の上側から垂下している。段部134は、端部キャップ34と合致する形状になっている。図6に示すように、円弧状側面136、138及び136A、138Aが、プランジャ脚部94、96を挟むために段部134のいずれの側にも離隔して配置されている。フード14の下側から垂下する第1係止タブ140が、段部134の前方に離隔して配置されている。第2係止タブ142が、フード14の下側から十分な長さだけ垂下し、図4に示すように、閉止状態でコンパートメント50に下に延びる。係止タブ142は、離れてフード14に対面する円弧状の前面144を有する。円弧状面144の基部には、口縁部146が設けてある。口縁部146の下側からは、二股状クランプ147が垂下している。また、ボス152、154が、板バネ116の凹部118、120に係合するような位置でフード14の下側から垂下している。フード14は、また、2対の離隔した側面フラップ155、157を有する。第1の対のフラップ155は、フード14から垂下し、フード14がハウジング12に位置決めされた時、リフタ機構114の各操作タブ126、128に隣接し、かつトリガー16からハウジング12を通って延びる回動ピン74、76を覆う。第2の対のフラップ157は、フード14から垂下し、フード14がハウジング12に位置決めされた時、リフタ機構114の各操作タブ126、128に対向する側にそれぞれ位置し、かつリフタ機構114の案内として機能し、リフタの動きを単一面に沿うように制約する。
フード14がハウジング12上の位置に配置された時、段部134の側面の円弧状側面136、138の各々は、それぞれ、プランジャ脚部94、96の上面に接触する。第1係止タブ140は、分割器51に形成された凹部55と係合する末端部に口縁部を有する。前方係止タブ142の二股状クランプ147は、本体部20の第3開口48と係合し、フード14を適所に保持する。第2係止タブ142の円弧状前面144は、カートリッジ148をディスペンサに装填するのを助ける。口縁部146は、カートリッジ148から延在するノッチ158と合致して、ディスペンサ内にカートリッジ148を確実に保持するのを助ける。プラグ152、154は、板バネ116の凹部118、120と係合する。
使用に当たっては、図5に示すように、フード14に取り付けられた第1係止タブ140を分割器55の凹部内に係合させることにより、フード14を適所に係止することができる。第2係止タブ142は、本体部20及びクランプ147を通って延びて、その基部でハウジング12の第3開口48に係合する。ボス152、154は、板バネ116の凹部118、120内に位置決めされる。板バネ116は、このように、フード14に接触し、プラグ152、154により適所に保持されて、下向きに付勢された力をラチェットに加える。
この時点で、カートリッジ148は、コンパートメント50に装填される。第2係止タブ142の円弧状側面144は、カートリッジ148が容易に摺動して適所に収まるようにしている。カートリッジ148は、分配端部がある角度でコンパートメント50に対面するように配置される。分配端部は、上プレート52の孔内に位置決めされ、カートリッジ148の対向する端部は、第2係止タブ142の円弧状側面144に沿って摺動して、ノッチ158が突起口縁部146と係合する。カートリッジ148は、2個のチャンバを長手方向の各側部に沿って有する。各チャンバは、異なる種類の物質を収容する。カートリッジ148の外側の上下に、合致溝150が設けてある。合致溝150は、本体部20の第2開口46の側面と押圧はめ合いを形成するように、離隔、延在している。
リフタ機構114の操作タブ126、128が上昇した時、ラチェット110は、プランジャの鋸歯から持ち上げられ、トリガー16が機能するのを防止する。操作タブ126、128は、ディスペンサの使用者により手で持ち上げられる。操作タブ126、128を持ち上げると、リフタ機構114の対の段部122、124に着座している、ラチェット110と板バネ116の双方が持ち上げられる。ラチェット110は、鋸歯108との係合位置から持ち上げられる。ラチェット110が持ち上げられると、ラチェット110の前方への動きを阻止し、プランジャ18を解放する。これは、トリガー16が作動するのを防止している。また、これにより、プランジャ18の自由な引き戻しが可能になり、ディスペンサをリセットして、古いカートリッジ148の取り外しと、新しいカートリッジ148の挿入を可能にしている。
リフタ機構114が解除された時、リフタ機構114は元の場所に戻り、それによって、板バネ116はラチェットを押圧し、ラチェットが鋸歯108に再び係合する。この時点で、ディスペンサは、カートリッジ148の中身を分配することができるようになる。
使用者は、ハウジング12のグリップ部22を持ち、トリガー16のハンドル84を後方に引っ張る。これにより、トリガー16の頂部が、回動して、ハンドル84に加えられた力が、リターンスプリング38の力を越えたとき、リターンスプリング38を引き伸ばす。ハンドル84を後方に引っ張ると、トリガー16の頂部のフック86がラチェット110に抗して前方に回動する。
ラチェット110は、プランジャ18の鋸歯108と係合するので、ラチェット110の前進運動は、ラチェット110の動く距離に等しい距離だけプランジャ18を前進させる。板バネ116は、押圧力をラチェット110に加え、ラチェット110と鋸歯108との押さえ係合状態を維持するのに役立つ。プランジャ18の前進運動は、プランジャ脚部94、96の周りと摩擦接触しているブレーキワイヤ104、106が溝70を横切って溝の前端に摺動するようにする。ブレーキワイヤ104、106が溝を横切って摺動すると、即座に、ブレーキワイヤ104、106は、溝の対向する壁に接触し、その時点で、ブレーキワイヤ104、106は溝内でそれ以上には摺動することができない。ブレーキワイヤ104、106の動きは止まるが、プランジャ18は、ラチェット110が停止するまで、前進し続ける。トリガー16によりラチェット110を介してプランジャ18に加えられた力が、プランジャ18とブレーキワイヤ104、106との間の摩擦力に打ち勝つまで、プランジャ18は前進し続ける。
プランジャ脚部94、96の前方への動きにより、プランジャ面100、102がカートリッジ148の各チャンバに向かう。プランジャ面100、102は、チャンバ内でピストンに係合し、ピストンを前進方向に向け、カートリッジ148の対向端部の出口を介してチャンバ内の物質をそれぞれ流出させる。トリガーがグリップ部22の後壁26に接触し、それ以上は動けなくなった時、前進運動が停止する。
ラチェット110の前方への動きは、トリガー16がグリップ部22の後壁26に接触するまでに、トリガー16がその当初の休止位置から移動する距離に基づいて測定された量に相当し、物質の正しい量が、トリガーの各押圧ごとに、チャンバから流出する。ラチェット110が停止すると、トリガー16は休止する。これは、ハンドル84を解放すると、リターンスプリング38が、圧縮されて、トリガー16を後方に回動させることにより、達成される。トリガー16に加えられた力は、リターンスプリング38を真っ直ぐに引き延ばす。ハンドル84に加えた力が解除されると即座に、リターンスプリング38は、圧縮されて、トリガー16をリセットする。
リターンスプリング38の圧縮は、また、ラチェット110を後方に動かす。これは、トリガー16とラチェット110とがボール・ソケット型連結されていることにより、引き起こされる。ラチェット110は、トリガー16のフック86内に係合し、トリガー16と共に動く。板バネ116の力により、ラチェット110が直ちに鋸歯108の傾斜に沿って上方に摺動することが防止されている。従って、ラチェット110が後方に引っ張られると、ラチェット110は、それと共にプランジャ18を引っ張る。プランジャ18が後方に動くにつれて、プランジャ脚部94、96周りのブレーキワイヤ104、106が後壁に達し、ブレーキワイヤ104、106の更なる自由な動きを阻止するまで、摩擦ブレーキワイヤ104、106は溝内で自由に後方に摺動する。ブレーキワイヤ104、106が溝を横切って後方に摺動するまで、プランジャ18の後方への動きが継続する。この時点で、ブレーキワイヤ104、106とプランジャ脚部94、96との間の摩擦接触は、それが、板バネ116がラチェット110に加える下向きの係合力及びリターンスプリング38の力に打ち勝つ程度の力である。後方に動くとき、ラチェット110に働く力は、板バネ116とリターンスプリング38の力である。しかし、前方に動くとき、トリガー16が作用する力により に大きな力になる。トリガー16の前方への力が、十分に大きくなって、ブレーキワイヤ104、106とプランジャ脚部94、96との間の摩擦力に打ち勝つと、プランジャ18が、前方に向かって、ブレーキワイヤ104、106の摺動運動より更に遠くに動く。しかし、後方には、力が制限され、プランジャ脚部94、96と、ブレーキワイヤ104、106との間の摩擦力に打ち勝つことができない。プランジャ18は、このようにして、ブレーキワイヤ104、106が溝を横切って移動する距離に等しい距離だけ後方に動く。
プランジャ18の後方への動きが停止した時、ラチェット110の継続する動きが、ラチェット110をしてプランジャ脚部94、96の各々の鋸歯108を越えて摺動させる。プランジャ脚部94、96の鋸歯108の間には距離がないので、ラチェット110は、プランジャ18の隣接する次の対の鋸歯108の間の新しい位置に停止する。従って、プランジャ18は、過剰な動きをすることはできない。
このように、ディスペンサはリセットされ、プランジャ脚部94、96の自由端で、プランジャ面100、102は、チャンバ内の物質の背後で後方に僅かの距離動き、物質が後方に集まる。これは、物質がチャンバの出口の流出口を介して後流出するのを防止する助けとなる。
ディスペンサは、カートリッジ148が空になるまで、同じようにして操作される。ある時点で、リフタ機構114の操作タブ126、128が上昇し、プランジャ脚部94、96が古いカートリッジ148のチャンバから後方に摺動し、使用済カートリッジ148を排除できるようにする。次いで、古いカートリッジ148は、新しいカートリッジと交換される。新しいカートリッジ148のチャンバ内の物質は、同じ方法で分配される。
本発明のディスペンサは、図10から図12に示すように、別の実施例を有する。上述した実施例と異なることろについて、この実施例を説明する。似た商品には同じ符号が付されている。この実施例では、本体部20とグリップ部22とは相互に中間部で連結されている。更に、U字形スロット60、62の対は、その間に形成されたスロット付き分割器64を有する後壁24の上端に位置し、対向する溝70は、U字形スロットにそれぞれ面する外側面56、58にそれぞれ存在する。U字形スロットは、また、分割器のスロット66、68に対向してスロット60、62の対向する側面に同様な溝を有する。これらのスロットは、ブレーキワイヤ104、106の配置のためである。
カートリッジ148に設けられている合致溝150に受容される、多数の離隔タブ160が、コンパートメント159内でその内側底部に沿って設けてある。これらのタブ160は、ディスペンサ内の適所にカートリッジ148を保持する働きをする。
蓋195は、フード14に隣接する本体部20の頂部で回動ピン196により回動自在に係合する。蓋195は、その頂部が丸くなっていて、ピン196結合の反対側にノッチ200を備えた解除ハンドル198を有する。ノッチ200は、ピン196に対向する本体部20の側の凹部202と係合するためにある。多数の隔離した係止タブ204が、カートリッジ148の頂部の離隔した溝150と合致するように、蓋195の下側から外方に延びている。蓋195は、本体部20に形成されたコンパートメント50を覆う。
この実施例のラチェット162は、2個の脚部、即ち下部脚部164と上部脚部166とを有し、その間にスペーサ壁168を有する。ボール型連結子170は、トリガー16のフック86と係合するために、下部脚部164の背後に結合されている。下部脚部164は、下方に延びて、プランジャ18の脚部94、96の頂上で鋸歯108と係合する。上部脚部166は、下部脚部164の上に位置し、トリガー16のフック86から片持ち梁形式で延在する。上部脚部166は、上方に延在し、リフタ172と摺動自在に接触している。リフタ172は、ハウジング12の本体部20の内側に位置し、その一方の端部に加えられる力の方向に応じて、上方及び下方に傾斜することができる。上部脚部166の頂部には、リフタ172に向かって上部脚部166に下向きの力を加える、板バネ174が設けてある。板バネ174は、上部脚部166との接触を介して、下部脚部164に引っ張る力を加え、プランジャ18を後方に引く。板バネ174は、後方部分に離隔して延在する3個の凹部176、178、180を有し、茸状ヘッド222、224、226になるボスを介してフード14と結合する。
リフタプレート172は、長方形の板であって、蓋195に向かって突出する各側面に延長アーム182、184を有する。一方の延長アーム182は、末端部にタブ188を有する。タブ188が位置決めされる側のリフタ172の下方には、リフタ172を上方の傾斜位置に付勢する圧縮バネ190が設けてある。
本体部20の背後部上で、蓋195に隣接して、フード14が配置されている。フード14の頂部192は、丸くなっている。フード14の下側には周囲段部194がある。後端部206及び前部端部208の双方には、対の足部210、212及び214、216が、段部194の下方に延在している。足部の各対は、プランジャ18の脚部64、96の間の距離に等しい距離だけ離隔している。足部の底部は、プランジャ脚部94、96の頂部に一致するような円弧状の形状になっている。足部の各対10、212及び214、216の間には、係止タブ218、220が脚部の長さより短い距離だけ延びている。板バネ174の凹部176、178、180と同じ高さの点で、ボス222、224、226が、フード14の段部194から下向きに延びている。適所に配置されたとき、足部の各対210、212及び214、216が、各プランジャ脚部94、96の頂部に接触し、係止タブ218、220はハウジング内の合致部分228、280と係合する。合致部分228は、ディスペンサの内部に対面する分割器52の上部に位置し、合致部分230は、リフタ172の延長アーム182、184の間でハウジング12の本体部20から延びている。ボス222、224、226は板バネ174の凹部176、178、180に係合する。
この実施例の操作が、前述の実施例の操作と異なるところは僅かである。その相違は、プランジャ18の初期操作及び鋸歯108とラチェット100との係合に関するリフタ172の操作についてである。
この実施例の蓋195が開放された時、ラチェット110は、トリガー16により操作されないようになっている。この安全面での特長は、リフタ92のタブ188と圧縮バネ190との組み合わせにより制御されている。タブ188は、フード14から外側に蓋198の経路に延びている。蓋195が閉止された時、蓋195はタブ188に力を加え、タブ188と全リフタ172を押し、正常な操作位置に下げる。蓋195が開放された時、圧縮バネ190はタブ188を付勢して上方位置に押し上げ、これによりリフタ172を上昇させる。この上方への力は、板バネ174の下向きの力に打ち勝って、上部ラチェット脚部166を上方に挙げることができる。これにより、下部脚部164が鋸歯108の間の位置から上方に上がる。下部脚部108を上に挙げることにより、ラチェット110が前進するのが阻止され、かつ、プランジャ18を解放し、トリガー16がプランジャ18と係合する動作を防止する。また、それは、プランジャ18を自由に後方に引っ張って、ディスペンサをリセットして新たなカートリッジ148を受容するようにする。
本発明のディスペンサは、分離した2個のみのチャンバを有するカートリッジとの使用に限定されることはなく、3個以上のチャンバを収容するカートリッジと一緒に使用することもできる。2個のチャンバを収容するカートリッジと一緒の使用に関する説明及び図面は、例示の目的であって、本発明を限定するものではない。
以上の記載は、本発明の最適な実施例を開示したものである。しかし、本発明の要旨及び範囲から逸脱しない限り、本発明に種々の変更及び改変を施すことができる。

Claims (10)

  1. 少なくとも2つのチャンバを有するカートリッジから液状材料を分配するためのディスペンサであって、
    カートリッジを保持するハウジングと、
    ハウジングに回動可能に結合されたトリガーと、
    鋸歯形状部を有すると共にハウジング内に延在し、カートリッジのチャンバ内へ延びる手段を有するプランジャと、
    トリガーに結合されて、鋸歯形状部の隣接する鋸歯間に係合するラチェットと、
    プランジャに、ハウジングと相対的に摩擦牽引力を印加する手段と、
    トリガーに前進力を印加し、これによってラチェットがプランジャを前進させるようにする前進力印加手段と、
    トリガーに後退力を印加し、これによってラチェットがプランジャを後退させるようにする後退力印加手段とを備え、前記前進力が前記摩擦牽引力よりも大きく、且つ、前記摩擦牽引力が、前記ラチェットによるプランジャへの後退力の印加を抑止するに充分な大きさを有するものであり、更に
    前記摩擦牽引力の印加時には、プランジャが前記後退移 動の一部分のみを移動し、且つ、後退移動の全動作中に おけるラチェットがラチェットの解放動作線上に位置す るプランジャの鋸歯の上をスライドするように、前記摩擦牽引力の印加を遅らせる手段を備えることを特徴とするディスペンサ。
  2. プランジャが少なくとも2つの脚を有する、請求項1に記載のディスペンサ。
  3. プランジャの鋸歯がプランジャの上面にある、請求項1に記載のディスペンサ。
  4. 前記後退力印加手段が、トリガーに接続されたリターンスプリングと、ラチェットに下向きの力を印加してラチェットのプランジャ鋸歯間への係合を維持する板ばねとを有する、請求項1に記載のディスペンサ。
  5. 更に、ラチェットの鋸歯間への係合を解除するリフタであって、ハウジングの外側に接して延在し且つ手動によってラチェットの鋸歯間への係合を解除するためのタブを有し、プランジャの下側に沿ってハウジングを横断して延び、プランジャの両側にラチェットとの係合のための棚を有するリフタを備える、請求項1に記載のディスペンサ。
  6. 更に、ハウジングに回転可能に取り付けられて、カートリッジを所定位置に係止するカバーと、
    カバーが開放位置にあるときに、ラチェットをプランジャ鋸歯間での係合状態から解除する解除手段と、
    前記解除手段の下側に位置し、閉鎖位置にあるときにカバーによって解除手段に与えられる閉鎖力よりも小さな上昇力を解除手段に印加する圧縮ばねと、
    カートリッジとハウジングの後端との間に取外し可能に取り付けられるフードとを備え、前記カバーは、カートリッジと係合してハウジング内の所定位置にカートリッジを保持する係止タブを有しており、更に、刻み目を有するハンドルを備え、
    前記ハウジングは、前記刻み目と係合して閉鎖位置においてカバーを係止する凹部を有する、請求項1に記載のディスペンサ。
  7. 前記ハウジングが内側に第1及び第2の凹部を備え、前記トリガーが、上面から外方向に延びて前記第1及び第2の凹部と夫々係合してトリガーとハウジングとの間の回動可能な結合を与える第1及び第2のピンを備える、請求項1に記載のディスペンサ。
  8. 前記少なくとも2つの脚部の夫々において、隣接する鋸歯間にはスペースが存在しない、請求項1に記載のディスペンサ。
  9. 前記摩擦牽引力を印加する手段がプランジャの通路のための少なくとも1つの溝を有し、該少なくとも1つの溝は1対の対向側壁を有し、該対向側壁の夫々は、それらに沿うスロットと、対向側壁内の前記少なくとも1つの溝周りに位置して該溝を通過するプランジャと摩擦係合するブレーキワイヤとを有し、前記少なくとも1つのブレーキの夫々は、前記スロットの幅よりも直径が小さく、ブレーキはスロット内を自在に移動でき、更に、各スロットは、両側に第1及び第2の端壁を有し、前記対向側壁から外側に延びて、前記ブレーキの夫々の移動を夫々の第1の端壁と第2の端壁との間の範囲に制限する、請求項1に記載のディスペンサ。
  10. カートリッジから液状材料を分配するディスペンサであって、
    カートリッジを保持すると共に、本体部、カバー、及び、該カバーを前記本体部に回転可能に結合して前記カートリッジの挿入及び取出しを容易にする結合手段を有するハウジングと、
    ハウジングに回動可能に結合されたトリガーと、
    鋸歯形状部を有し、前記ハウジング内を通って延在し、カートリッジのチャンバ内へ延びる手段を備えるプランジャと、
    ハウジング内に取り付けられ、カバーが閉鎖位置にあるときにカバーの通路中に延びる手段を有するリフタと、
    トリガーに結合されて鋸歯形状部の表面に係合するラチェットと、
    ハウジングとリフタとの間に結合されてリフタを付勢 るスプリングを有し、カバーが開放位置のときにプランジャの鋸歯からラチェットの係合を解除することを特徴とするディスペンサ。
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