JP3572346B2 - 記録媒体 - Google Patents
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】
本発明は、外部から送られるデータを記憶する記憶装置や外から目で見える形でデータを表示できる表示装置などを備えた記録媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の記録媒体について、図５を参照して説明する。５１はプラスチック製のケースである。そして、ケース５１の表面には、その表示面が露出するように表示装置５２が設けられている。表示装置５２は、液体中に磁性粉を浮かしたような層を持っている。そして、この層が、磁気によって光の透過率が部分的に変化し、文字や符号、数字などが表示できる構成になっている。また、ケース５１内部には、表示装置５２を囲むように導電線を巻いたアンテナ５３が設けられている。アンテナ５３は、外部から電波信号として送られてくるデータを受信するもので、アンテナ５３で受信されたデータは信号処理回路（図示せず）で検出される。そして、検出されたデータはケース５１内に収納された記憶素子５４に記憶される。なお、表示装置４に表示された文字や数字、符号などのデータは不要になった場合は消去される。
【０００３】
図５（ｂ）は、記録媒体を断面した図で、ケース５１の例えば中央部分に凹部５５が形成され、表示装置５２はその凹部５５に配置されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
上記した構成の記録媒体は、外部から送られるデータを非接触で記憶でき、また、必要なデータを外から目で見える形で表示できる。さらに、表示されるデータを自由に変更できるなどの特徴があり、図書の貸し出しカードなど幅広い用途を持っている。また、記録媒体は、いろいろな場所で利用される。このため、記録媒体に要求される機能も多い。その１つに防水機能がある。
【０００５】
記録媒体の場合、記憶装置などの電気回路類はケース内に収納される。したがって、電気回路類への水の侵入は防止されている。しかし、表示装置はケースの面に露出した形になるため防水は必ずしも十分でない。例えば、上記したような磁気を利用してデータを記録、消去する表示装置は、液体中に磁性粉を浮かしたような層を持つ構造であるため、水に弱い性質を持っている。また、その構造上から、側面部分から水が侵入しやすくなっている。水が侵入すると文字が表示できなくなったり、文字を消去できなくなったりし、故障の原因になる。
【０００６】
本発明は、上記した欠点を解決するもので、表示装置に対する防水機能を備え、また取扱いが容易な記録媒体を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本発明は、表面に凹部が形成されたケースと、このケース内に収納され、外部から電波信号として送られるデータを記憶する記憶装置と、磁気で記録されたデータを外から見える形で表示し、かつ、前記ケースの凹部に配置される表示装置とを備えた記録媒体において、前記表示装置の裏面と前記凹部底面との間に間隙が生じるようにその表面および裏面の各周辺、そして側面を覆い、かつ、前記表示装置の裏面周辺に位置する部分が前記ケースの凹部底面に接する保護シートを設けている。
【０００８】
また、表面に凹部が形成されたケースと、このケース内に収納され、外部から電波信号として送られるデータを記憶する記憶装置と、磁気で記録されたデータを外から見える形で表示し、かつ、前記ケースの凹部に配置される表示装置とを備えた記録媒体において、前記表示装置の裏面と前記凹部底面との間に間隙が生じるようにその表面および裏面の各周辺、そして側面を覆い、かつ、前記表示装置の裏面周辺に位置する部分が前記ケースの凹部底面に接する保護シートを設けている。
【００１１】
また、ケースおよび表示装置の表示面をそれぞれほぼ正方形にしている。
【００１２】
【作用】
上記の構成によれば、表示装置の全体、あるいは、水の侵入に弱い少なくとも側面部分が保護シートで覆われる。この結果、防水機能が十分な記録媒体を実現できる。また、ケースおよび表示装置の表示面をそれぞれほぼ正方形にした場合、記録媒体に方向性がなくなる。このため、磁気ヘッドなどでデータを記録する場合などに、その向きを考慮する必要がなくなり、取扱いが容易になる。
【００１３】
【実施例】
本発明の一実施例について、図１の断面図を参照して説明する。
１１は、例えば全体が矩形状をしたプラスチック製のケースである。そして、ケース１１内部には、導電線を複数回巻いてアンテナ１２が形成されている。アンテナ１２は、外部から電波信号として送られてくるデータを受信するもので、アンテナ１２で受信されたデータは信号処理回路（図示せず）で検出される。また、検出されたデータは記憶素子１３に記憶される。この場合、記憶素子１３としては、例えばＩＣメモリが利用され、ケース１１内部に収納される。
【００１４】
また、ケース１１表面の中央に凹部１４が形成されている。そして、凹部１４の底面に表示装置１５が接着され固定されている。表示装置１５は、例えば液体中に磁性粉を浮かしたような層を基板上に形成し、その表面に保護層を形成した構造をしている。そして、磁気により光の透過率が部分的に変化し、文字や符号、数字などのデータが、外から目で見える形で表示できるようになっている。なお、これらのデータは不要になった場合は磁気を利用して消去される。
【００１５】
また、ケース１１の凹部１４底面は表示装置１５より大きく形成されている。このため、ケース１１の凹部１４に表示装置１５を配置した場合、表示装置１５の周辺部分は凹部１４の壁部分から離れ、凹部１４周辺の底面が露出する形になる。また、表示装置１５の表面全体は透明な保護シート１６で覆われ、そして、保護シート１６の周辺は凹部２４周辺の露出した底面に接着されている。なお、保護シート１６としては、ポリエチレンテレフタレートなどの材料が使用される。 上記した構成によれば、表示装置１５全体が保護シート１６で覆われ、そして、保護シート１６の周辺が凹部２４底面に接着されている。このため、表示装置１５に対する水の侵入が防止される。
【００１６】
なお、保護シート１６や表示装置１５の厚さ、そして凹部１４の深さは、保護シート１６の表面がケース１１の面から少し高くなるか、あるいはケース１１の面と同じ高さになるようにされる。ケースの面より少し高くした場合は、データを記録する磁気ヘッドなどとの密着性がよくなる。また、ケース１１の面と等しくした場合は、記録媒体が平坦になり、表面にひっかりがなく扱いやすくなる。
次に、本発明の他の実施例について、図２を参照して説明する。図２では、図１に対応する部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。この実施例では、ケース１１の中央に形成される凹部１４の周辺を段状１４ａにしている。そして、凹部１４の深い部分に表示装置１５が接着される。そして、表示装置１５の表面に接するように保護シート１６が設けられ、凹部１４周辺の段状１４ａ部分に保護シート１６の周辺が接着される。なお、凹部１４周辺の段の深さは例えば保護シート１６の厚さと同じにし、記録媒体の面に凹凸ができないようにする。
【００１７】
この実施例の場合も、表示装置１５全体が保護シート１６で覆われる。したがって、水の侵入を防止できる。また、記録媒体の面が平坦であるため摩擦部分がなく扱いに便利である。また、保護シート１６に外力が働いて剥がれるようなこともなくなる。また、保護シート１６は横方向に延びた状態になり、折れ曲がった部分がないため、保護シート１６に傷がつきにくい。
【００１８】
次に、本発明のもう１つの他の実施例について、図３を参照して説明する。図３では、図１に対応する部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。この実施例では、表示装置１５の裏面や側面の全体、そして表示装置１５表面の周辺が保護シート１６で覆われている。そして、保護シート１６の裏面が凹部１４に接着されている。
この構造の場合、表示装置１５の表面が露出している。したがって、データを記録する際に表示装置の表面と磁気ヘッドの距離を近づけることができる。また保護シートによる磁気の減衰もなく、表示装置に記録されるデータを鮮明なものにできる。
【００１９】
本発明のもう１つの他の実施例について、図４を参照して説明する。図４では、図１に対応する部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。この実施例では、表示装置１５の表面や裏面の各矩形状の周辺部、そして側面の全体が保護シート１６で覆われている。そして、表示装置１５の裏面部分に位置する保護シート１６が凹部に接着されている。
【００２０】
この構造の場合、表示装置１５の裏面部分と凹部１４底面との間に間隙が生じ、そこに空気の層ができる。したがって、表示装置１５は下方に動ける構造になっている。このため、データを記録する際に、磁気ヘッドを表示装置の面に押し付けることができ、記録される文字や数字などにカスレやニジミを少なくできる。 なお、ケースが樹脂などで構成される場合、凹部底面を精度よく加工することが困難であったが、この実施例の場合は、凹部底面の精度がそれほど必要でなくなり、その分、加工が容易になる。
なお、表示装置１５の裏面部分と凹部１４底面との間にできる間隙部分については、空気の層に代えて弾力性のあるクッション材料を充填してもよい。
【００２１】
上記した各実施例では、ケースや、表示装置の表示面それぞれの形状が矩形の場合で説明している。しかし、ケースや、表示装置の表示面をほぼ正方形状に構成し、そして、ケースの中央に表示装置を配置するようにすれば、記録媒体に方向性がなくなる。このため、磁気ヘッドなどでデータを記録する場合など、その向きを考慮する必要がなくなり、取扱いが容易になる。
【００２２】
また、表示装置に対するデータの記録を磁気で行う場合で説明している。しかし、磁気で記録する表示装置は１つの例であり、他のタイプの表示装置の場合でも、この発明を適用できる。
【００２３】
【発明の効果】
本発明によれば、表示装置に対する防水機能を備え、あるいは取扱いが容易な記録媒体を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図２】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図３】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図４】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図５】従来例を説明する図である。
【符号の説明】
１１…ケース
１２…アンテナ
１３…記憶素子
１４…凹部
１５…表示装置
１６…保護シート
【産業上の利用分野】
本発明は、外部から送られるデータを記憶する記憶装置や外から目で見える形でデータを表示できる表示装置などを備えた記録媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の記録媒体について、図５を参照して説明する。５１はプラスチック製のケースである。そして、ケース５１の表面には、その表示面が露出するように表示装置５２が設けられている。表示装置５２は、液体中に磁性粉を浮かしたような層を持っている。そして、この層が、磁気によって光の透過率が部分的に変化し、文字や符号、数字などが表示できる構成になっている。また、ケース５１内部には、表示装置５２を囲むように導電線を巻いたアンテナ５３が設けられている。アンテナ５３は、外部から電波信号として送られてくるデータを受信するもので、アンテナ５３で受信されたデータは信号処理回路（図示せず）で検出される。そして、検出されたデータはケース５１内に収納された記憶素子５４に記憶される。なお、表示装置４に表示された文字や数字、符号などのデータは不要になった場合は消去される。
【０００３】
図５（ｂ）は、記録媒体を断面した図で、ケース５１の例えば中央部分に凹部５５が形成され、表示装置５２はその凹部５５に配置されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
上記した構成の記録媒体は、外部から送られるデータを非接触で記憶でき、また、必要なデータを外から目で見える形で表示できる。さらに、表示されるデータを自由に変更できるなどの特徴があり、図書の貸し出しカードなど幅広い用途を持っている。また、記録媒体は、いろいろな場所で利用される。このため、記録媒体に要求される機能も多い。その１つに防水機能がある。
【０００５】
記録媒体の場合、記憶装置などの電気回路類はケース内に収納される。したがって、電気回路類への水の侵入は防止されている。しかし、表示装置はケースの面に露出した形になるため防水は必ずしも十分でない。例えば、上記したような磁気を利用してデータを記録、消去する表示装置は、液体中に磁性粉を浮かしたような層を持つ構造であるため、水に弱い性質を持っている。また、その構造上から、側面部分から水が侵入しやすくなっている。水が侵入すると文字が表示できなくなったり、文字を消去できなくなったりし、故障の原因になる。
【０００６】
本発明は、上記した欠点を解決するもので、表示装置に対する防水機能を備え、また取扱いが容易な記録媒体を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本発明は、表面に凹部が形成されたケースと、このケース内に収納され、外部から電波信号として送られるデータを記憶する記憶装置と、磁気で記録されたデータを外から見える形で表示し、かつ、前記ケースの凹部に配置される表示装置とを備えた記録媒体において、前記表示装置の裏面と前記凹部底面との間に間隙が生じるようにその表面および裏面の各周辺、そして側面を覆い、かつ、前記表示装置の裏面周辺に位置する部分が前記ケースの凹部底面に接する保護シートを設けている。
【０００８】
また、表面に凹部が形成されたケースと、このケース内に収納され、外部から電波信号として送られるデータを記憶する記憶装置と、磁気で記録されたデータを外から見える形で表示し、かつ、前記ケースの凹部に配置される表示装置とを備えた記録媒体において、前記表示装置の裏面と前記凹部底面との間に間隙が生じるようにその表面および裏面の各周辺、そして側面を覆い、かつ、前記表示装置の裏面周辺に位置する部分が前記ケースの凹部底面に接する保護シートを設けている。
【００１１】
また、ケースおよび表示装置の表示面をそれぞれほぼ正方形にしている。
【００１２】
【作用】
上記の構成によれば、表示装置の全体、あるいは、水の侵入に弱い少なくとも側面部分が保護シートで覆われる。この結果、防水機能が十分な記録媒体を実現できる。また、ケースおよび表示装置の表示面をそれぞれほぼ正方形にした場合、記録媒体に方向性がなくなる。このため、磁気ヘッドなどでデータを記録する場合などに、その向きを考慮する必要がなくなり、取扱いが容易になる。
【００１３】
【実施例】
本発明の一実施例について、図１の断面図を参照して説明する。
１１は、例えば全体が矩形状をしたプラスチック製のケースである。そして、ケース１１内部には、導電線を複数回巻いてアンテナ１２が形成されている。アンテナ１２は、外部から電波信号として送られてくるデータを受信するもので、アンテナ１２で受信されたデータは信号処理回路（図示せず）で検出される。また、検出されたデータは記憶素子１３に記憶される。この場合、記憶素子１３としては、例えばＩＣメモリが利用され、ケース１１内部に収納される。
【００１４】
また、ケース１１表面の中央に凹部１４が形成されている。そして、凹部１４の底面に表示装置１５が接着され固定されている。表示装置１５は、例えば液体中に磁性粉を浮かしたような層を基板上に形成し、その表面に保護層を形成した構造をしている。そして、磁気により光の透過率が部分的に変化し、文字や符号、数字などのデータが、外から目で見える形で表示できるようになっている。なお、これらのデータは不要になった場合は磁気を利用して消去される。
【００１５】
また、ケース１１の凹部１４底面は表示装置１５より大きく形成されている。このため、ケース１１の凹部１４に表示装置１５を配置した場合、表示装置１５の周辺部分は凹部１４の壁部分から離れ、凹部１４周辺の底面が露出する形になる。また、表示装置１５の表面全体は透明な保護シート１６で覆われ、そして、保護シート１６の周辺は凹部２４周辺の露出した底面に接着されている。なお、保護シート１６としては、ポリエチレンテレフタレートなどの材料が使用される。 上記した構成によれば、表示装置１５全体が保護シート１６で覆われ、そして、保護シート１６の周辺が凹部２４底面に接着されている。このため、表示装置１５に対する水の侵入が防止される。
【００１６】
なお、保護シート１６や表示装置１５の厚さ、そして凹部１４の深さは、保護シート１６の表面がケース１１の面から少し高くなるか、あるいはケース１１の面と同じ高さになるようにされる。ケースの面より少し高くした場合は、データを記録する磁気ヘッドなどとの密着性がよくなる。また、ケース１１の面と等しくした場合は、記録媒体が平坦になり、表面にひっかりがなく扱いやすくなる。
次に、本発明の他の実施例について、図２を参照して説明する。図２では、図１に対応する部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。この実施例では、ケース１１の中央に形成される凹部１４の周辺を段状１４ａにしている。そして、凹部１４の深い部分に表示装置１５が接着される。そして、表示装置１５の表面に接するように保護シート１６が設けられ、凹部１４周辺の段状１４ａ部分に保護シート１６の周辺が接着される。なお、凹部１４周辺の段の深さは例えば保護シート１６の厚さと同じにし、記録媒体の面に凹凸ができないようにする。
【００１７】
この実施例の場合も、表示装置１５全体が保護シート１６で覆われる。したがって、水の侵入を防止できる。また、記録媒体の面が平坦であるため摩擦部分がなく扱いに便利である。また、保護シート１６に外力が働いて剥がれるようなこともなくなる。また、保護シート１６は横方向に延びた状態になり、折れ曲がった部分がないため、保護シート１６に傷がつきにくい。
【００１８】
次に、本発明のもう１つの他の実施例について、図３を参照して説明する。図３では、図１に対応する部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。この実施例では、表示装置１５の裏面や側面の全体、そして表示装置１５表面の周辺が保護シート１６で覆われている。そして、保護シート１６の裏面が凹部１４に接着されている。
この構造の場合、表示装置１５の表面が露出している。したがって、データを記録する際に表示装置の表面と磁気ヘッドの距離を近づけることができる。また保護シートによる磁気の減衰もなく、表示装置に記録されるデータを鮮明なものにできる。
【００１９】
本発明のもう１つの他の実施例について、図４を参照して説明する。図４では、図１に対応する部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。この実施例では、表示装置１５の表面や裏面の各矩形状の周辺部、そして側面の全体が保護シート１６で覆われている。そして、表示装置１５の裏面部分に位置する保護シート１６が凹部に接着されている。
【００２０】
この構造の場合、表示装置１５の裏面部分と凹部１４底面との間に間隙が生じ、そこに空気の層ができる。したがって、表示装置１５は下方に動ける構造になっている。このため、データを記録する際に、磁気ヘッドを表示装置の面に押し付けることができ、記録される文字や数字などにカスレやニジミを少なくできる。 なお、ケースが樹脂などで構成される場合、凹部底面を精度よく加工することが困難であったが、この実施例の場合は、凹部底面の精度がそれほど必要でなくなり、その分、加工が容易になる。
なお、表示装置１５の裏面部分と凹部１４底面との間にできる間隙部分については、空気の層に代えて弾力性のあるクッション材料を充填してもよい。
【００２１】
上記した各実施例では、ケースや、表示装置の表示面それぞれの形状が矩形の場合で説明している。しかし、ケースや、表示装置の表示面をほぼ正方形状に構成し、そして、ケースの中央に表示装置を配置するようにすれば、記録媒体に方向性がなくなる。このため、磁気ヘッドなどでデータを記録する場合など、その向きを考慮する必要がなくなり、取扱いが容易になる。
【００２２】
また、表示装置に対するデータの記録を磁気で行う場合で説明している。しかし、磁気で記録する表示装置は１つの例であり、他のタイプの表示装置の場合でも、この発明を適用できる。
【００２３】
【発明の効果】
本発明によれば、表示装置に対する防水機能を備え、あるいは取扱いが容易な記録媒体を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図２】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図３】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図４】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図５】従来例を説明する図である。
【符号の説明】
１１…ケース
１２…アンテナ
１３…記憶素子
１４…凹部
１５…表示装置
１６…保護シート
Claims (4)
- 表面に凹部が形成されたケースと、このケース内に収納され、外部から電波信号として送られるデータを記憶する記憶装置と、磁気で記録されたデータを外から見える形で表示し、かつ、前記ケースの凹部に配置される表示装置とを備えた記録媒体において、前記表示装置の表面が露出するようにその表面周辺および裏面、そして側面を覆う保護シートを設けたことを特徴とする記録媒体。
- 表面に凹部が形成されたケースと、このケース内に収納され、外部から電波信号として送られるデータを記憶する記憶装置と、磁気で記録されたデータを外から見える形で表示し、かつ、前記ケースの凹部に配置される表示装置とを備えた記録媒体において、前記表示装置の裏面と前記凹部底面との間に間隙が生じるようにその表面および裏面の各周辺、そして側面を覆い、かつ、前記表示装置の裏面周辺に位置する部分が前記ケースの凹部底面に接する保護シートを設けたことを特徴とする記録媒体。
- ケースおよび表示装置の表示面がそれぞれほぼ正方形であること特徴とする請求項１または請求項２に記載された記録媒体。
- 表示装置の裏面とケース凹部の底面との間隙部分にクッション材料を充填した請求項２記載の記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26976294A JP3572346B2 (ja) | 1994-11-02 | 1994-11-02 | 記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26976294A JP3572346B2 (ja) | 1994-11-02 | 1994-11-02 | 記録媒体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08137406A JPH08137406A (ja) | 1996-05-31 |
| JP3572346B2 true JP3572346B2 (ja) | 2004-09-29 |
Family
ID=17476801
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26976294A Expired - Fee Related JP3572346B2 (ja) | 1994-11-02 | 1994-11-02 | 記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3572346B2 (ja) |
-
1994
- 1994-11-02 JP JP26976294A patent/JP3572346B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08137406A (ja) | 1996-05-31 |
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Legal Events
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| A521 | Written amendment |
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