JP3572260B2 - 枕木連結具および鉄道分岐装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、配設された枕木が相互に位置ずれを生じないように固定する枕木連結具に関し、更にはかかる枕木連結具を用いて枕木を連結固定した鉄道分岐装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
鉄道線路を建設するに当たっては、地盤上に強固な道床を築造し、その上に砂利や砕石を敷きつめて枕木を配列し、その枕木上にレールを配置したうえ、犬釘などを用いて枕木とレールとを結合するのが普通である。このように、道床上に敷きつめられた砂利や砕石等は、レールとその上を走行する列車の重量を枕木を介して支えると共に、列車の走行時に受ける振動や衝撃荷重を緩和するために用いられているが、列車の走行による振動などが繰り返して加わると、枕木の下方で次第に緩みが生じ、枕木やレールの位置がずれ易い、という問題がある。
【0003】
このように道床の緩みによってレールがずれや沈下を起こすと、線路の曲線半径が小さい部分などでは、列車の脱線などの事故につながる恐れが大きくなるので、枕木下方に砕石等を打ち込んで締め固めると共に、レールの位置を正規の位置に戻すために、保線作業は欠かせない。しかし、鉄道の分岐点位置付近などでは、通過車両の加速や制動が頻繁に繰り返されるから、枕木の移動が起こりやすく、転轍装置の作動不調が発生する原因の一つにもなっている。そのうえ分岐部位には、転轍装置におけるレール移動や信号切換用の部品、レール減磨用給油装置や融雪装置用等の多種の部品が設置されるために、枕木の配置も複雑であり、砕石等の打ち込みなどの保守作業も容易でない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、鉄道において車両の走行に伴う枕木の移動発生は避けることはできないが、それによる車両運行時の安全性の低下の防止や、保守作業の増加が問題とされていた。
そこで本発明は、鉄道用に敷設された枕木が、レール上を走行する車両による振動や衝撃、或いは繰り返し荷重などにより、不規則な移動を起こすことを制限することができる、枕木固定用の手段を提案することを目的として、新規な枕木連結具を提供し、更にかかる枕木連結具を利用した、保守作業の容易な鉄道分岐装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成することができる本発明の枕木連結具は、一方の面の中央部位に枕木の表面に交差して接する当接部と、該一方の面の両端部より先端が相互に広がる方向に傾斜して突出する一対のガイド部とを備え、他方の面の両端部に多数の山谷を配列して成る鋸歯状畝溝部を設けた枕木当て板Aと、前記ガイド部に沿ってスライド可能に嵌合され、スライドしたときに枕木の側面に接離する緊締片Bと、枕木に接した前記枕木当て板の他方の面の端部に重合でき、該重合する面に前記鋸歯状畝溝部とかみ合う位置調整用畝溝部を設けた連結板Cと、前記枕木当て板の他方の面の両端部のうち前記連結板が重合しない場所に重合でき、該重合する面に前記鋸歯状畝溝部とかみ合う保護用畝溝部を設けた端部保護板Dと、前記連結板又は前記端部保護板と前記緊締片とを前記枕木当て板を挟んで締結するボルトEと、を含んで構成されたことを特徴とする。
【0006】
また、上記のように構成された枕木連結具は、道床上に配設した複数の枕木と、該枕木上に固定された基本レール並びに床板と、該床板上に設けられたトングレールと、該トングレールを該基本レールに離接移動させる轉轍装置とを少なくとも備えた鉄道分岐装置において、前記複数の枕木の少なくとも一部を一体的に結合するための枕木連結具として用いられる。
【0007】
本発明の枕木連結具は、前記ボルトが、前記連結板又は前記端部保護板と前記枕木当て板に設けた貫通孔に挿通され、その先端が前記緊締片に設けたねじ孔に螺合できるように構成すると、該ボルトを締めつけるだけの操作で、一対の緊締片で枕木を挟持するようにして、前記枕木当て板を枕木に緊締すると共に、前記連結板を介して各枕木当て板を一体的に結合することができるものである。
【0008】
また、本発明の枕木連結具において、枕木当て板、連結板、及び端部保護板における前記貫通孔を長孔とすると、前記枕木当て板に対して前記連結板や前記端部保護板を重合する位置や、幅寸法が異なっている枕木に対して圧接する前記緊締片の位置などを適宜に調整しても、前記貫通孔と前記ボルトとが干渉する恐れが生じない。
【0009】
更に、本発明の枕木連結具は、前記枕木当て板の両端部側縁に、重合した前記連結板又は前記端部保護板を囲む脱落防止用側壁を立設すると、前記連結板又は前記端部保護板が前記枕木当て板の脱落防止用側壁に沿って移動可能なので、前記連結板等の位置調整作業が容易になるほか、位置調整作業の後に、前記連結板等が前記枕木当て板の重合位置から脱落する恐れがなく、安全性が高い。
【0010】
そのうえ、本発明の枕木連結具において、前記枕木当て板のガイド部に、スライド可能に嵌合された前記緊締片に対する脱落防止のため、ストッパーピンを着脱可能に設け、前記緊締片を前記ガイド部にスライド可能に嵌合した後に、前記ストッパーピンを止着するようにすれば、ボルトを外しても前記緊締片が前記ガイド部から脱落する恐れがなく、ボルトの螺着操作が容易になる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の枕木連結具を枕木に取り付けて連結した状態の断面を示す図、図2は本発明の枕木連結具を構成する各部材と、それらの各部材を組み立てる状態を説明する図であり、図3は枕木に対する本発明の枕木連結具の結合姿勢の例を示すもので、(A)は枕木の端部上面に枕木当て板を当接して結合する状態を、また(B)は枕木の端部側面に枕木当て板を当接して結合する状態をそれぞれ示す斜視図である。そして図4は、本発明の枕木連結具を使用して枕木を連結した、鉄道分岐装置の構成を示す外観図である。
これらの図面から分かるように、本発明の一組の枕木連結具は、枕木当て板Aと、一対の緊締片Bと、連結板Cと、連結板Cのない場所に使用される端部保護板Dと、これらを締結するボルトEによって構成される。
【0012】
枕木当て板Aは図1〜図2に示すように、一方の面(図1において下面)の中央部位に、枕木Pの長さ方向とほぼ直角方向に交差して、枕木Pの上面に接する当接部A1が形成されており、当接部A1を挟んだ両側には、該一方の面より下方に向かって一対のガイド部A2が突設されている。これらのガイド部A2は板状に形成され、先端が相互に広がる方向に傾斜していて、ガイド部A2の外方の側面には補強リブA3を設けてある。また、枕木当て板Aの他方の面(図1において上面)の両端部、即ちガイド部A2との反対側には、多数の鋸歯状の山谷を長手方向に並べて形成した、鋸歯状畝溝部A4が設けられている。
【0013】
このような鋸歯状畝溝部A4は、此処に重合される連結板Cや端部保護板Dなどの部品との相対位置を調整し、更に締め付けた後には位置ずれを確実に防止するものであって、畝溝を構成する山と谷のピッチを小さくすれば、比較的に微細な調整が可能になり、山の頂角及び谷の挟角を例えば60度程度にすれば、調整後の位置ずれを確実に防止することができる。また、鋸歯状畝溝部A4の両側縁には、枕木当て板Aの上に重ねられる連結板C、又は端部保護板Dの、横ずれを制限するための脱落防止用突起A5を設けることが望ましい。
【0014】
更に、枕木当て板Aの両端部には、鋸歯状畝溝部A4の側からガイド部A2の側に向かって、ボルトEを挿通するための長孔形状の貫通孔A6が設けてあり、ガイド部A2の内方の側面には、ボルトEとの干渉を避けるための凹部A7(図1参照)が形成されている。
【0015】
枕木当て板Aのガイド部A2に嵌合される緊締片Bは、図に示すように、ガイド部A2に沿ってスライド可能な褶動溝B1が形成されているが、この褶動溝B1にはガイド部A2の補強リブA3との干渉を避けるための、開口B2が設けてある。そしてまた、緊締片Bの上面にはボルトEの先端に螺合するねじ孔B3が設けられている。そして、緊締片Bをガイド部A2にスライド可能に嵌合した後に、緊締片Bの脱落を防止するために、ストッパーピンA8をガイド部A2の下端部に取り付けておくと、枕木当て板Aと緊締片Bとを組み立てた状態で取り扱うことができて、便利である。
【0016】
ボルトEは、ばね座がねE1及び丸座がねE2を介して、後述する連結板Cの長孔形状の貫通孔C2、又は端部保護板Dの長孔形状の貫通孔D2と、枕木当て板Aの貫通孔A6とに順に挿通されたうえ、ねじ孔B3に螺合される。従って、ボルトEを緊締片Bに締め付けると、連結板C又は端部保護板Dを枕木当て板Aに押し付けると共に、緊締片Bを枕木Pの側面に押し付けることになり、一対の緊締片B、Bによって、枕木Pを確実に挟持することができる。
【0017】
連結板Cは、相隣る二つの枕木P、Pにそれぞれ接した二つの枕木当て板A、Aを、一体的に連結するもので、二つの枕木当て板Aの対向する端部に重合する連結板Cの両端部には、枕木当て板Aの鋸歯状畝溝部A4とかみ合う位置調整用畝溝部C1、C1が、それぞれ設けられており、更にボルトEを挿通する長孔形状の貫通孔C2、C2が設けられている。(図2参照)。
【0018】
枕木当て板Aの端部のうち,連結板Cが連結されない部位には、緊締片Bと螺合するボルトEの締め付けによって、枕木当て板Aの鋸歯状畝溝部A4が損傷されないように保護するために、端部保護板Dが重合して用いられる。この端部保護板Dにも、鋸歯状畝溝部A4とかみ合う保護用畝溝部D1が設けられているほか、ボルトEを挿通するための長孔形状の貫通孔D2が設けられていることは、連結板Cと同様である。
【0019】
次に、以上のように構成された枕木連結具を用いて、鉄道の分岐点位置に設置された枕木を一体的に結合する方法を、図1及び図3に基づいて説明する。
図3(A)に示すように、比較的に広い間隔で配置された二つの枕木P、Pを連結するには、先ず、ガイド部A2に緊締片Bをスライド可能に嵌合し、ストッパーピンA8を取り付けて脱落を防止した枕木当て板Aを用意する。そして、前記の二つの枕木P、Pの、例えば端部の上面に、それぞれ枕木当て板A、Aを載置する。しかし、枕木P、1の上面に載置できないときは、図3(B)に示すように、端面に当接するよう横向きに設置することもできる。
このとき、枕木当て板Aは、枕木P、Pの長さ方向に対してほぼ直角に交差する直線に沿うように、配置するのがよい。
【0020】
次に、相互に隣接する枕木P、Pに、それぞれ設置した枕木当て板Aの向かい合った鋸歯状畝溝部A4に、連結板Cの両端部の位置調整用畝溝部C1をそれぞれ重ねて、二つの枕木当て板Aの端部を連結板Cで架橋した状態とする。そして、連結板Cの位置調整用畝溝部C1が重なっていない鋸歯状畝溝部A4には、端部保護板Dの保護用畝溝部D1を重ね、端部保護板Dの貫通孔D2及び枕木当て板Aの貫通孔A5に、ばね座がねE1及び丸座がねE2に挿通したボルトEを差し込み、ボルトEの先端を緊締片Bのねじ孔B3に螺合し、締め付ける。そうすると、緊締片Bと端部保護板Dが枕木当て板Aに強固の結合すると同時に、緊締片Bの内方側面が第1の枕木Pの側面に当接する。
【0021】
次に、端部保護板Dが取り付けられた枕木当て板Aの、他方の端部に重ねられている連結板Cの端部の貫通孔C2、及び枕木当て板Aの貫通孔A5に、上記と同様にしてボルトEを差し込み、その先端を緊締片Bのねじ孔B3に螺合し、緊締片Bの内方側面を第1の枕木Pの側面に当接させた状態として、ボルトEを緊締片Bに締め付ける。そうすると、緊締片Bと連結板Cが枕木当て板Aに強固の結合すると同時に、緊締片Bの内方側面が枕木Pの側面に強く押し付けられ、枕木Pが二つの緊締片Bによって強固に挟持される結果、第1の枕木Pに枕木当て板Aと連結板Cが一体的に結合されることになる。
【0022】
このようにして、第1の枕木Pに一端が結合された連結板Cは、他端が第2の枕木Pの上の枕木当て板Aの端部に重合した状態となっている。そこで、この連結板Cの他端の貫通孔C2とその下の貫通孔A5に、上記と同様にしてボルトEを差し込み、その先端を緊締片Bのねじ孔B3に螺合して締め付けると、この連結板Cの他端に第2の枕木P上の枕木当て板Aを結合すると共に、その緊締片Bを第2の枕木Pの側面に当接させた状態となる。
以後、上記の手順を順次反復することによって、二つ以上の枕木Pを順次に連結して、これらを一体的に結合することができる。
【0023】
本発明の枕木連結具は、枕木の一方の端部を順次に連結するのに好適に使用できるが、枕木の左右の端部をそれぞれ順次に連結することによって、より強固で確実な枕木の結合構造を形成するにも利用でき、更には直線状や曲線状の鉄道線路に限らず、鉄道の分岐点や交差点などで異形の枕木が使用される場合でも、本発明の思想に反しない範囲での変更や改良を加えて利用することができる。
【0024】
上述のような構成を備えている本発明の枕木連結具は、少数の部品をボルトで締め付けるという簡単な操作で、組み立てると同時に枕木と結合することができ、しかも枕木の寸法や設置間隔が不揃いであっても、寸法の異なる部品から適切なものを選択し、また部品相互の組み合わせ位置を調整することで、幅広く対応することができ、一旦組み立てられた後に、分解して再構成することも簡単である。そして、本発明の枕木連結具によって連結された枕木は、全体が極めて強固に結合されて、部分的な変位が発生する恐れがなく、きわめて安定した鉄道線路を構築することができる。
【0025】
【発明の効果】
本発明の枕木連結具は、以上述べたように構成されているので、緊締片を装着した枕木当て板を各枕木に載置し、その上に連結板をかけ渡してボルト締めするだけの簡単な操作で、各枕木を一体的に連結することができるほか、一体化された枕木の構造体は振動や衝撃を受ける環境においても変形や位置ずれを起こすことがなく、保線作業の労力や費用を大幅に軽減でき、経済上の利点も大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の枕木連結具で連結した枕木部分の断面図である。
【図2】本発明の枕木連結具の各部材を組み立てる状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の枕木連結具の端部を枕木に結合した状態を示す斜視図であり、(A)は枕木端部の上面に止着した状態を表し、(B)は枕木端部の側面に止着した状態を表す。
【図4】本発明の枕木連結具で枕木を連結した鉄道分岐装置を示す外観図である。
【符号の説明】
A 枕木当て板
A1 当接部
A2 ガイド部
A3 補強リブ
A4 鋸歯状畝溝部
A5 脱落防止用突起
A6 貫通孔
A7 凹部
A8 ストッパーピン
B 緊締片
B1 褶動溝
B2 開口
B3 ねじ孔
C 連結板
C1 位置調整用畝溝部
C2 貫通孔
D 端部保護板
D1 保護用畝溝部
D2 貫通孔
E ボルト
E1 ばね座がね
E2 丸座がね
P 枕木
Claims (6)
- 一方の面の中央部位に枕木の表面に交差して接する当接部と、該一方の面の両端部より先端が相互に広がる方向に傾斜して突出する一対のガイド部とを備え、他方の面の両端部に多数の山谷を配列して成る鋸歯状畝溝部を設けた枕木当て板と、
前記ガイド部に沿ってスライド可能に嵌合され、スライドしたときに枕木の側面に接離する緊締片と、
枕木に接した前記枕木当て板の他方の面の端部に重合でき、該重合する面に前記鋸歯状畝溝部とかみ合う位置調整用畝溝部を設けた連結板と、
前記枕木当て板の他方の面の両端部のうち前記連結板が重合しない場所に重合でき、該重合する面に前記鋸歯状畝溝部とかみ合う保護用畝溝部を設けた端部保護板と、
前記連結板又は前記端部保護板と前記緊締片とを前記枕木当て板を挟んで締結するボルトと、
を含んで構成されたことを特徴とする枕木連結具。 - 前記ボルトは前記連結板又は前記端部保護板と前記枕木当て板に設けた貫通孔に挿通され、先端が前記緊締片に設けたねじ孔に螺合することを特徴とする請求項1に記載の枕木連結具。
- 前記貫通孔は長孔であることを特徴とする請求項1又は2に記載の枕木連結具。
- 前記枕木当て板の両端部側縁には、重合した前記連結板又は前記端部保護板を囲む脱落防止用側壁が立設してあることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の枕木連結具。
- 前記枕木当て板のガイド部には、スライド可能に嵌合された緊締片に対する脱落防止用のストッパーピンが着脱可能に設けてあることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の枕木連結具。
- 道床上に配設した複数の枕木と、該枕木上に固定された基本レール並びに床板と、該床板上に設けられたトングレールと、該トングレールを該基本レールに離接移動させる轉轍装置とを少なくとも備え、前記複数の枕木の少なくとも一部が枕木連結具を介して一体的に結合されてなり、前記枕木連結具は、一方の面の中央部位に枕木の表面に交差して接する当接部と、該一方の面の両端部より先端が相互に広がる方向に傾斜して突出する一対のガイド部とを備え、他方の面の両端部に多数の山谷を配列して成る鋸歯状畝溝部を設けた枕木当て板と、前記ガイド部に沿ってスライド可能に嵌合され、スライドしたときに枕木の側面に接離する緊締片と、枕木に接した前記枕木当て板の他方の面の端部に重合でき、該重合する面に前記鋸歯状畝溝部とかみ合う位置調整用畝溝部を設けた連結板と、前記枕木当て板の他方の面の両端部のうち前記連結板が重合しない場所に重合でき、該重合する面に前記鋸歯状畝溝部とかみ合う保護用畝溝部を設けた端部保護板と、前記連結板又は前記端部保護板と前記緊締片とを前記枕木当て板を挟んで締結するボルトと、を含んで構成されていることを特徴とする鉄道分岐装置。
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JP2001007891A JP3572260B2 (ja) | 2001-01-16 | 2001-01-16 | 枕木連結具および鉄道分岐装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2001007891A JP3572260B2 (ja) | 2001-01-16 | 2001-01-16 | 枕木連結具および鉄道分岐装置 |
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JP2002212901A JP2002212901A (ja) | 2002-07-31 |
JP3572260B2 true JP3572260B2 (ja) | 2004-09-29 |
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JP2001007891A Expired - Lifetime JP3572260B2 (ja) | 2001-01-16 | 2001-01-16 | 枕木連結具および鉄道分岐装置 |
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JP4512661B1 (ja) * | 2009-03-26 | 2010-07-28 | 林総事株式会社 | レール座屈防止用保安装置 |
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2001
- 2001-01-16 JP JP2001007891A patent/JP3572260B2/ja not_active Expired - Lifetime
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