JP3571198B2 - 表示装置の作製方法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本明細書で開示する発明は、樹脂基板(工業用プラスチク基板を含む)等の可撓性(フレキシブルな機械的な性質)を有する基板上に形成された薄膜トランジスタの構成およびその作製方法に関する。また、この薄膜トランジスタを用いて構成されたアクティブマトリクス型の液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ガラス基板や石英基板上に形成された薄膜トランジスタが知られている。このガラス基板上に形成される薄膜トランジスタは、アクティブマトリクス型の液晶表示装置に主に利用されている。アクティブマトリクス型の液晶表示装置は、高速動画や微細な表示を行うことができるので、単純マトリクス型の液晶表示装置に代わるものと期待されている。
【0003】
アクティブマトリクス型の液晶表示装置というのは、各画素のそれぞれに1つ以上の薄膜トランジスタをスイッチング素子として配置し、画素電極に出入りする電荷をこの薄膜トランジスタで制御するものである。基板としてガラス基板や石英基板が用いられるのは、液晶表示装置を可視光が透過する必要があるからである。
【0004】
一方、液晶表示装置は極めて応用範囲の広い表示手段として期待されている。例えば、カード型の計算機や携帯型のコンピュータ、さらには各種通信機器等の携帯型の電子機器に用いられる表示手段として期待されている。そしてこれら携帯型の電子機器に利用される表示手段においては、取り扱う情報の高度化に従って、より高度な情報の表示が求められている。例えば、数字や記号のみではなく、より微細な画像情報や動画を表示する機能が求められれている。
【0005】
液晶表示装置により微細な画像情報や動画を表示する機能を求める場合、アクティブマトリクス型の液晶表示装置を利用する必要がある。しかし、基板としてガラス基板や石英基板を用いた場合、
・液晶表示装置自体の厚さを薄くすることに限界がある。
・重量が大きくなる。
・軽量化しようとして基板の厚さを薄くすると、基板が割れる。
・基板に柔軟性がない。
といった問題を有している。
【0006】
特にカード型の電子機器は、その取扱において、多少の応力が働いても破損しない柔軟性が要求されるので、その電子機器に組み込まれる液晶表示装置にも同様な柔軟性(フレキシビリティー)が要求される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本明細書で開示する発明は、柔軟性を有するアクティブマトリクス型の液晶表示装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
液晶表示装置に柔軟性を与える方法としては、基板として透光性を有するプラスチック基板や樹脂基板を用いる方法がある。しかし、樹脂基板はその耐熱性の問題からその上に薄膜トランジスタを形成することは技術的に困難であるという問題がある。
【0009】
そこで、本明細書で開示する発明は、以下に示すような構成を採用することにより、上記の困難性を解決することを特徴とする。
【0010】
本明細書で開示する発明に係る表示装置の作製方法の一つは、可撓性を有する基板に加熱処理を行った後、該可撓性を有する基板の上方に樹脂層を形成し、該樹脂層の上方に薄膜トランジスタを形成する表示装置の作製方法であって、前記可撓性を有する基板は、樹脂基板であることを特徴とする。
【0011】
本発明の他の一つは、可撓性を有する基板に加熱処理を行った後、該可撓性を有する基板の上方に樹脂層を形成し、該樹脂層の上方に逆スタガ型の薄膜トランジスタを形成する表示装置の作製方法であって、前記可撓性を有する基板は、樹脂基板であることを特徴とする。
【0012】
本発明の他の一つは、可撓性を有する基板に加熱処理を行った後、該可撓性を有する基板の上方に樹脂層を形成し、該樹脂層の上方に薄膜トランジスタを形成し、該薄膜トランジスタの上方に層間絶縁層を形成し、該層間絶縁層の上方に前記薄膜トランジスタに電気的に接続された画素電極を形成する表示装置の作製方法であって、前記可撓性を有する基板は、樹脂基板であることを特徴とする。
【0013】
本発明の他の一つは、可撓性を有する基板に加熱処理を行った後、該可撓性を有する基板の上方に樹脂層を形成し、該樹脂層の上方に逆スタガ型の薄膜トランジスタを形成し、該薄膜トランジスタの上方に層間絶縁層を形成し、該層間絶縁層の上方に前記薄膜トランジスタに電気的に接続された画素電極を形成する表示装置の作製方法であって、前記可撓性を有する基板は、樹脂基板であることを特徴とする。
【0014】
本発明において、フィルム状の樹脂基板としては、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PEN(ポリエチレンナフタレート)、PES(ポリエチレンサルファイト)、ポリイミドから選ばれたものを用いることができる。ここで必要とされる条件は、可撓性を有すること、それに透光性を有すること、である。またなるべく高い温度に耐えることができることが望ましい。一般的にこれら樹脂基板は、加熱温度を200℃程度以上に上げていくと、表面にオリゴマー(直径1μm程度の重合体)が析出したり、ガスを発生したりし、その上に半導体層を形成することは著しく困難になる。従って、その耐熱温度がなるべく高いものである必要がある。
【0015】
また、本発明において、可撓性を有する基板としてプラスチック基板を用いることができる。
【0016】
本発明によって作製される表示装置の具体的な例を図1に示す。図1に示す構成においては、フィルム状の樹脂基板であるPETフィルム(厚さ100μm)に接して、樹脂層102が形成されており、さらにその上にInverted staggered型の薄膜トランジスタが形成されている。さらに、層間絶縁層110が薄膜トランジスタの上方に形成され、画素電極111が薄膜トランジスタに接続されている。
【0017】
本発明において樹脂層は、樹脂基板の表面を平坦化するための機能を有している。この平坦化という意味には、半導体層の形成等の加熱が伴う工程において、樹脂基板の表面にオリゴマーが発生することを防ぐ機能も含まれる。
【0018】
この樹脂層としては、アクリル酸メチルエステル、アクリル酸エチルエステル、アクリル酸ブチルエステル、アクリル酸2−エチルヘキシルエステルから選ばれたアクリル樹脂を用いることができる。この樹脂層を形成することで、樹脂基板を用いた場合でも、上述した薄膜トランジスタを作製する場合の不都合を抑制することができる。
【0019】
本発明において、加熱処理を施し樹脂基板からの脱ガス化を計るのは、後の加熱を従うプロセスにおいて、樹脂基板からの脱ガス化現象が起こることを防ぐためである。例えば、樹脂基板上に半導体薄膜を形成している最中に樹脂基板からの脱ガス化が起こると、半導体薄膜に大きなピンホールが形成されることになり、その電気特性は大きく損なわれたものとなってしまう。
【0020】
従って、予め後のプロセス中において加えられる加熱温度よりも高い温度で加熱処理を行い、樹脂基板中からの脱ガス化を行っておくことによって、後の工程における樹脂基板からの脱ガス現象を抑制することができる。
【0021】
【実施例】
〔実施例1〕
本実施例は、Inverted staggered型の薄膜トランジスタを有機樹脂基板であるPET(ポリエチレンテレフタレート)基板上に形成する例を示す。
【0022】
まず図1(A)に示すように厚さ100μmのPETフィルム101を用意し、脱ガス化のための加熱処理を加える。この加熱処理は、後のプロセスにおいて加わる最も高い温度以上の温度である必要がある。本実施例で示すプロセスでは、プラズマCVD法による非晶質珪素膜の成膜時における160℃の温度が最高加熱温度であるので、このPETフィルムからの脱ガス化を計るための加熱処理は180℃で行う。
【0023】
このPETフィルム上にアクリル樹脂の層102を形成する。アクリル樹脂としては例えばアクリル酸メチルエステルを用いることができる。このアクリル樹脂の層102は、後の熱が加わるプロセスにおいて、PETフィルムの表面にオリゴマーが発生することを防ぐためのものである。また、このアクリル樹脂の層102は、PETフィルム表面の凹凸を平坦にする機能を有している。一般にPETフィルムの表面は普通数百Å〜1μmオーダーの凹凸を有している。このような凹凸は、厚さが数百Åである半導体層に対して電気的に大きな影響を与えるこになる。従って、半導体層が形成される下地を平坦化することは極めて重要なこととなる。
【0024】
次にアルミニウムでなるゲイト電極103を形成する。このゲイト電極の形成は、スパッタ法によってアルミニウム膜2000〜5000Å(ここでは3000Å)の厚さに成膜し、さらにフォトリソグラフィー工程による公知のパターニングを行うことにより行われる。またパターンの側面はテーパー状になるようにエッチングを行う。(図1(A))
【0025】
次にゲイト絶縁膜として機能する酸化珪素膜104をスパッタ法で1000Åの厚さに成膜する。ゲイト絶縁膜としては、酸化珪素膜ではなく窒化珪素膜を用いてもよい。
【0026】
次にプラズマCVD法を用いて実質的に真性(I型)の非晶質珪素膜105を500Åの厚さに成膜する。以下に成膜条件を示す。
【0027】
成膜温度(基板を加熱する温度) 160℃
反応圧力 0.5Torr
RF(13.56 MHz) 20mW/cm
反応ガス SiH
ここでは平行平板型のプラズマCVD装置を用いて成膜を行う。また加熱は、樹脂基板が置かれる基板ステージ内に配置されたヒーターによる基板の加熱温度である。このようにして図1(B)に示す状態を得る。
【0028】
さらに後の工程において、エッチングストッパーして機能する酸化珪素膜をスパッタ法で成膜し、パターニングを施すことによりエッチングストッパー106を形成する。
【0029】
次にN型の非晶質珪素膜107を平行平板型のプラズマCVD法で300Åの厚さに成膜する。以下に成膜条件を示す。
成膜温度(基板を加熱する温度) 160℃
反応圧力 0.5Torr
RF(13.56 MHz) 20mW/cm
反応ガス B /SiH =1/100
【0030】
こうして図1(C)に示す状態を得る。その後、N型の非晶質珪素膜107と実質的に真性(I型)の非晶質珪素膜105とに対してドライエッチングによるパターニングを行う。そしてアルミニウム膜を3000Åの厚さにスバッタ法で成膜する。さらにこのアルミニウム膜とその下のN型の非晶質珪素膜とをエッチングすることにより、ソース電極108とドレイン電極109を形成する。このエッチング工程において、エッチングストッパー106の作用によって、ソース/ドレインの分離が確実に行われる。(図1(D))
【0031】
そして、酸化珪素膜またはポリイミド等の樹脂材料を用いて層間絶縁層110を6000Åの厚さに形成する。酸化珪素膜を形成する場合には、酸化珪素被膜形成用の塗布液を用いればよい。最後にコンタクトホールの形成を行い、ITOを用いて画素電極111を形成する。以上のようにして、透光性を有する樹脂基板を用いて、アクティブマトリクス型の液晶表示装置の各画素電極に配置される薄膜トランジスタを得ることができる。(図1(E))
【0032】
〔実施例2〕
本実施例は、実施例1に示した薄膜トランジスタを利用して、アクティブマトリクス型の液晶表示装置を構成する場合の例を示す。図3に本実施例に示す液晶電気光学装置の断面を示す。
【0033】
図3において、301と302とが一対の基板を構成する厚さ100μmのPETフィルムである。303で示されるのが平坦化層として機能するアクリル樹脂層である。306が画素電極である。図3には、2画素分の構成が示されている。
【0034】
304は対向電極である。そして307と308が液晶309を配向させる配向膜である。液晶309は、TN型液晶やSTN型液晶、さらには強誘電性液晶等を用いることができる。一般的にTN液晶が利用される。また液晶層の厚さとしては、数μm〜10μm程度が利用される。
【0035】
画素電極306には、薄膜トランジスタ305が接続されており、この画素電極306に出入りする電荷は、薄膜トランジスタ305によって制御される。ここでは、1つの画素電極306における構成を代表的に示すが、他に必要とする数で同様な構成が形成される。
【0036】
図3に示すような構成においては、基板301と302とが、可撓性を有しているので、液晶パネル全体をフレキシブルなものとすることができる。
【0037】
〔実施例3〕
本実施例は、アクティブマトリクス型の液晶表示装置に利用されるCoplanar型の薄膜トランジスタを作製する場合の例を示す。図2に本実施例に示す薄膜トランジスタの作製工程を示す。まずフィルム状の有機樹脂基板として、厚さ100μmのPETフィルム201を用意する。そして180℃の加熱処理を加えて、PETフィルム中からの脱ガス化を促進させる。そしてその表面にアクリル樹脂からなる層202を形成する。ここでは、アクリル樹脂としてアクリル酸エチルエステルを用いる。
【0038】
次にチャネル形成領域が形成される実質的に真性(I型)な半導体層203をプラズマCVD法で成膜する。以下に成膜条件を示す。
成膜温度(基板を加熱する温度) 160℃
反応圧力 0.5Torr
RF(13.56 MHz) 20mW/cm2
反応ガス SiH4
ここでは平行平板型のプラズマCVD装置を用いて成膜を行う。
【0039】
さらにN型の非晶質珪素膜を平行平板型のプラズマCVD法で300Åの厚さに成膜する。以下に成膜条件を示す。
成膜温度(基板を加熱する温度) 160℃
反応圧力 0.5Torr
RF(13.56 MHz) 20mW/cm
反応ガス B /SiH =1/100
【0040】
そしてN型の非晶質珪素膜をパターニングして、ソース領域205とドレイン領域204を形成する。(図2(A))
【0041】
そしてゲイト絶縁膜として機能する酸化珪素膜または窒化珪素膜をスパッタ法で成膜し、パターニングを施すことにより、ゲイト絶縁膜206を形成する。さらにアルミニウムによりゲイト電極207を形成する。(図2(B))
【0042】
次に層間絶縁膜としてポリイミドの層208を5000Åの厚さに成膜する。さらにコンタクトホールの形成を行い、画素電極となるITO電極209をスパッタ法で形成し、薄膜トランジスタを完成させる。(図2(C))
【0043】
〔実施例4〕
本実施例では、実施例1または実施例2に示した構成において、半導体層を微結晶半導体膜で構成する場合の例を示す。まず実質的に真性な半導体層を微結晶(マイクロクリスタル)半導体層とする場合の成膜条件を示す。
成膜温度(基板を加熱する温度) 160℃
反応圧力 0.5Torr
RF(13.56 MHz) 150mW/cm2
反応ガス SiH4/H2=1/30
ここでは平行平板型のプラズマCVD装置を用いて成膜を行う。
【0044】
次にN型の微晶質珪素膜を成膜する場合の成膜条件を示す。この場合も平行平板型のプラズマCVD装置を用いて成膜を行う場合の例である。
成膜温度(基板を加熱する温度) 160℃
反応圧力 0.5Torr
RF(13.56 MHz) 150mW/cm
反応ガス B /SiH =1/100
【0045】
一般的に投入パワーを100〜200mW/cm とすることによって、微結晶珪素膜を得ることができる。またI型の半導体層の場合には、パワーを高くするのに加えて、シランを水素で10〜50倍程度希釈すると効果的である。しかしながら水素希釈を行うと、成膜速度が低下する。
【0046】
〔実施例5〕
本実施例は、他の実施例で示すようなプラズマCVD法で形成れた珪素膜に対して、フィルム状の基体(基板)を加熱しない程度のパワーでレーザー光を照射する構成に関する。
【0047】
ガラス基板上に形成された非晶質珪素膜に対してレーザー光(例えばKrFエキシマレーザー光)を照射して、結晶性珪素膜に変成する技術が知られている。また珪素膜に対して、一導電型を付与する不純物イオンを注入した後に、レーザー光を照射することによって、結晶化(イオンの注入により珪素膜は非晶質化する)と不純物イオンの活性化を行う技術が知られている。
【0048】
本実施例に示す構成は、上記のようなレーザー光の照射プロセスを利用したものであって、図1の非晶質珪素膜105や図2の非晶質珪素膜203や204に対して極弱いレーザー光を照射し、非晶質珪素膜を結晶化させることを特徴とする。また予め成膜される膜が微結晶珪素膜である場合には、その結晶性を向上させることができる。
【0049】
レーザー光としては、KrFエキシマレーザーやXeClエキシマレーザーを用いればよい。またその照射エネルギーは、10〜50mJ/cm とし、樹脂基板101または201に対して熱的なダメージを与えないようにすることが重要である。
【0050】
【発明の効果】
本明細書に開示する発明を採用することにより、アクティブマトリクス型の液晶表示装置において、
・装置自体の厚さを薄くすることができる。
・重量を軽くすることができる。
・外力によって基板が割れたりしないものを得ることができる。
・柔軟性を有するものを得ることができる。
このような液晶表示装置は、広い用途に利用することができ、極めて有用なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の薄膜トランジスタの作製工程を示す図。
【図2】実施例の薄膜トランジスタの作製工程を示す図。
【図3】液晶パネルの断面の概略を示す図。
【符号の説明】
101、201 PETフィルム基板(ポリエチレンテレフタレート)
301、302
102、202 アクリル樹脂層
303
103、207 ゲイト電極
104、206 ゲイト絶縁膜
105、203 実質的に真性な非晶質珪素膜
106 エッチングストッパー層
107 N型の非晶質珪素膜
108 ソース電極
109 ドレイン電極
110 層間絶縁膜
111、209 画素電極
205 ソース領域
204 ドレイン領域
304 対向電極
305 薄膜トランジスタ
306 画素電極
307、308 配向膜
309 液晶材料

Claims (17)

  1. 可撓性を有する基板に加熱処理を行った後、該可撓性を有する基板の上方に樹脂層を形成し、該樹脂層の上方に薄膜トランジスタを形成する表示装置の作製方法であって、
    前記可撓性を有する基板は、樹脂基板であることを特徴とする表示装置の作製方法。
  2. 可撓性を有する基板に加熱処理を行った後、該可撓性を有する基板の上方に樹脂層を形成し、該樹脂層の上方に薄膜トランジスタを形成する表示装置の作製方法であって、
    前記可撓性を有する基板は、プラスチック基板であることを特徴とする表示装置の作製方法。
  3. 可撓性を有する基板に加熱処理を行った後、該可撓性を有する基板の上方に樹脂層を形成し、該樹脂層の上方に薄膜トランジスタを形成する表示装置の作製方法であって、
    前記可撓性を有する基板は、ポリエチレンテレフタレート基板、ポリエチレンナフタレート基板、ポリエチレンサルファイト基板またはポリイミド基板であることを特徴とする表示装置の作製方法。
  4. 可撓性を有する基板に加熱処理を行った後、該可撓性を有する基板の上方に樹脂層を形成し、該樹脂層の上方に逆スタガ型の薄膜トランジスタを形成する表示装置の作製方法であって、
    前記可撓性を有する基板は、樹脂基板であることを特徴とする表示装置の作製方法。
  5. 可撓性を有する基板に加熱処理を行った後、該可撓性を有する基板の上方に樹脂層を形成し、該樹脂層の上方に逆スタガ型の薄膜トランジスタを形成する表示装置の作製方法であって、前記可撓性を有する基板は、プラスチック基板であることを特徴とする表示装置の作製方法。
  6. 可撓性を有する基板に加熱処理を行った後、該可撓性を有する基板の上方に樹脂層を形成し、該樹脂層の上方に逆スタガ型の薄膜トランジスタを形成する表示装置の作製方法であって、前記可撓性を有する基板は、ポリエチレンテレフタレート基板、ポリエチレンナフタレート基板、ポリエチレンサルファイト基板またはポリイミド基板であることを特徴とする表示装置の作製方法。
  7. 可撓性を有する基板に加熱処理を行った後、該可撓性を有する基板の上方に樹脂層を形成し、該樹脂層の上方に薄膜トランジスタを形成し、該薄膜トランジスタの上方に層間絶縁層を形成し、該層間絶縁層の上方に前記薄膜トランジスタに電気的に接続された画素電極を形成する表示装置の作製方法であって、
    前記可撓性を有する基板は、樹脂基板であることを特徴とする表示装置の作製方法。
  8. 可撓性を有する基板に加熱処理を行った後、該可撓性を有する基板の上方に樹脂層を形成し、該樹脂層の上方に薄膜トランジスタを形成し、該薄膜トランジスタの上方に層間絶縁層を形成し、該層間絶縁層の上方に前記薄膜トランジスタに電気的に接続された画素電極を形成する表示装置の作製方法であって、
    前記可撓性を有する基板は、プラスチック基板であることを特徴とする表示装置の作製方法。
  9. 可撓性を有する基板に加熱処理を行った後、該可撓性を有する基板の上方に樹脂層を形成し、該樹脂層の上方に薄膜トランジスタを形成し、該薄膜トランジスタの上方に層間絶縁層を形成し、該層間絶縁層の上方に前記薄膜トランジスタに電気的に接続された画素電極を形成する表示装置の作製方法であって、
    前記可撓性を有する基板は、ポリエチレンテレフタレート基板、ポリエチレンナフタレート基板、ポリエチレンサルファイト基板またはポリイミド基板であることを特徴とする表示装置の作製方法。
  10. 可撓性を有する基板に加熱処理を行った後、該可撓性を有する基板の上方に樹脂層を形成し、該樹脂層の上方に逆スタガ型の薄膜トランジスタを形成し、該薄膜トランジスタの上方に層間絶縁層を形成し、該層間絶縁層の上方に前記薄膜トランジスタに電気的に接続された画素電極を形成する表示装置の作製方法であって、
    前記可撓性を有する基板は、樹脂基板であることを特徴とする表示装置の作製方法。
  11. 可撓性を有する基板に加熱処理を行った後、該可撓性を有する基板の上方に樹脂層を形成し、該樹脂層の上方に逆スタガ型の薄膜トランジスタを形成し、該薄膜トランジスタの上方に層間絶縁層を形成し、該層間絶縁層の上方に前記薄膜トランジスタに電気的に接続された画素電極を形成する表示装置の作製方法であって、
    前記可撓性を有する基板は、プラスチック基板であることを特徴とする表示装置の作製方法。
  12. 可撓性を有する基板に加熱処理を行った後、該可撓性を有する基板の上方に樹脂層を形成し、該樹脂層の上方に逆スタガ型の薄膜トランジスタを形成し、該薄膜トランジスタの上方に層間絶縁層を形成し、該層間絶縁層の上方に前記薄膜トランジスタに電気的に接続された画素電極を形成する表示装置の作製方法であって、
    前記可撓性を有する基板は、ポリエチレンテレフタレート基板、ポリエチレンナフタレート基板、ポリエチレンサルファイト基板またはポリイミド基板であることを特徴とする表示装置の作製方法。
  13. 請求項1乃至請求項12のいずれか一項において、前記加熱処理は、後のプロセス中に加えられる温度よりも高い温度で行われることを特徴とする表示装置の作製方法。
  14. 請求項1乃至請求項13のいずれか一項において、前記可撓性基板は、凹凸を有することを特徴とする表示装置の作製方法。
  15. 請求項1乃至請求項14のいずれか一項において、前記樹脂層は、アクリル樹脂層であることを特徴とする表示装置の作製方法。
  16. 請求項1乃至請求項14のいずれか一項において、前記樹脂層は、アクリル酸メチルエステル樹脂層、アクリル酸エチルエステル樹脂層、アクリル酸ブチルエステル樹脂層またはアクリル酸2−エチルヘキシルエステル樹脂層であることを特徴とする表示装置の作製方法。
  17. 請求項1乃至請求項16のいずれか一項において、前記樹脂層の表面は、平坦であることを特徴とする表示装置の作製方法。
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