JP3567797B2 - 授業管理システム及びプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

授業管理システム及びプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一斉授業形式で時系列または段階的に進行する授業において、指導者が受講者全員の進捗状況を容易に把握できると共に、受講者の進捗状況をコントロールすることができる授業管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
1人の指導者が複数の受講者に対して、一定の時間内にカリキュラムによって決められている内容の授業を行う学校や講習会等の学習現場に於いては、指導者が各受講者の席を廻って各受講者の進捗状況を把握するということは極めて困難である。そこで、このような問題に対処するため、互いにデータ転送が可能な1台の指導者端末と複数の受講者端末とを設け、指導者が各受講者の進捗状況を把握できるようにした授業管理システムが提案されている(例えば「NEC ネットワーク型教育システム PC SEMI GN 操作マニュアル」、P44,P45,P49〜P53、平成10年6月、日本電気株式会社発行)。
【0003】
この文献に記載されている授業管理システムは、受講者端末に、受講者の操作に従って授業に関する説明や問題が記載された受講者画面を表示する機能や、受講者の操作に従って次の受講者画面を表示する機能や、受講者がキーボード等を用いて入力した問題に対する解答を受講者画面に表示する機能や、指導者端末からの要求に応答して現在表示中の受講者画面を指導者端末に転送する機能や、指導者端末から送られてくる指導画面を表示する機能等を持たせ、指導者端末に、指導者の操作に従って任意の受講者端末に対して受講者画面の転送を要求する機能や、この要求に応答して受講者端末から送られてきた受講者画面を表示する機能や、受講者端末に対して指導画面を転送する機能等を持たせることにより、指導者が各受講者の進捗状況を把握できるようにしている。つまり、指導者が、指導者端末から各受講者端末に対して順次受講者画面の転送を要求することにより、指導者端末には、各受講者端末の受講者画面が順次表示されることになるので、その表示に基づいて受講者の進捗状況を把握することが可能になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の技術には、次のような問題点があった。
【0005】
第1の問題点は、全受講者の進捗状況を把握するために、かなりの時間が必要になるという点である。その理由は、各受講者の受講者画面を順次指導者端末に表示し、その表示に基づいて進捗状況を把握するようにしているからである。
【0006】
第2の問題点は、指導者の指示によって、各受講者の進捗状況を揃えることができないという点である。その理由は、各受講者がそれぞれ受講者端末を操作して次の段階(受講者画面)に進むようになっており、指導者が或る受講者の或る段階をスキップさせたり、次の段階に進むことを禁止できないためである。
【0007】
そこで、本発明の目的は、各受講者の進捗状況を短時間で把握でき、且つ指導者の指示によって各受講者の進捗状況を揃えることができる授業管理システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するため、
指導者が操作する指導者端末と、受講者が操作する複数の受講者端末と、スケジュール管理部とを備えた授業管理システムであって、
前記スケジュール管理部が、
前記各受講者端末毎に、学習スケジュールを複数の学習段階に分割した際の各学習段階を示すチェックポイント番号に対応付けて、そのチェックポイント番号によって示される学習段階を実行後に次の学習段階に進むのか、そのチェックポイント番号によって示される学習段階をスキップして次の学習段階に進むのか、それともそのチェックポイント番号によって示される学習段階を実行後に次の学習段階に進まず待機するのかを示す進捗指示を管理する構成と、
前記各受講者端末の学習進捗状況を前記指導者端末に表示する構成と、
前記指導者端末からの受講者端末番号,チェックポイント番号及び変更後の内容を含む進捗指示変更要求に応答して前記管理している進捗指示の内の該当する進捗指示の内容を変更する構成と、
受講者端末からスキップ或いは終了した学習段階の次の学習段階の進捗指示を要求する進捗指示要求が送られてきたとき、前記受講者端末に対して要求された学習段階の進捗指示を送信する構成とを備え、
前記各受講者端末が、
前記進捗指示要求に応答して前記スケジュール管理部から送られてきた前記次の学習段階の進捗指示に基づいて、前記次の学習段階をスキップして前記スケジュール管理部に対して進捗指示要求を送信するか、前記次の学習段階に応じた処理を実行後に前記スケジュール管理部に対して進捗指示要求を送信するか、或いは前記次の学習段階に応じた処理を実行後に待機状態になる構成を有する。
【0009】
この構成に於いては、スケジュール管理部は、各受講者端末の学習進捗状況を前記指導者端末に表示すると共に、各受講者端末毎に、学習スケジュールを複数の学習段階に分割した際の各学習段階を示すチェックポイント番号に対応付けて、そのチェックポイント番号によって示される学習段階を実行後に次の学習段階に進むのか、そのチェックポイント番号によって示される学習段階をスキップして次の学習段階に進むのか、それともそのチェックポイント番号によって示される学習段階を実行後に次の学習段階に進まず待機するのかを示す進捗指示を管理している。また、指導者端末からの受講者端末番号,チェックポイント番号及び変更後の内容を指定した進捗指示変更要求が送られてくると、管理している進捗指示の内の、該当する進捗指示の内容を変更する。更に、受講者端末からスキップ或いは終了した学習段階の次の学習段階の進捗指示を要求する進捗指示要求が送られてきたとき、上記受講者端末に対して要求された学習段階の進捗指示を送信する。
【0011】
一方、各受講者端末は、進捗指示要求に応答してスケジュール管理部から送られてきた次の学習段階の進捗指示に基づいて、上記次の学習段階をスキップしてスケジュール管理部に対して進捗指示要求を送信するか、上記次の学習段階に応じた処理を実行後にスケジュール管理部に対して進捗指示要求を送信するか、或いは上記次の学習段階に応じた処理を実行後に待機状態になる。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0013】
図1は、本発明の一実施例のブロック図であり、指導者端末1と、複数台の受講者端末2−1〜2−nと、スケジュール管理部3と、記憶装置4と、記録媒体K1とを備えている。
【0014】
記憶装置4には、進捗設定ファイル41と、各受講者端末2−1〜2−n毎の進捗状況トランザクションファイル42−1〜42−nと、複数のプログラム43が格納されている。
【0015】
進捗設定ファイル41には、カリキュラムによって一定時間内で行うことが定められている授業を複数の段階(チェックポイント)に分割した際の各チェックポイント番号に対応付けて、そのチェックポイントに設定する進捗指示の初期値と、そのチェックポイントに設定することを禁止する進捗指示の種類と、そのチェックポイントにおいて受講者端末2−1〜2−nで実行するプログラムのプログラム名が格納されている。進捗指示は、各チェックポイントに於ける処理内容を指示するものであり、本実施例では、「実行」,「スキップ」,「停止」の3種類が存在する。
【0016】
「実行」は、処理対象にしているチェックポイントと対応付けて進捗設定ファイル41に登録されているプログラム名のプログラムを実行することを指示するものである。「スキップ」は、処理対象にしているチェックポイントと対応付けて進捗設定ファイル41に登録されているプログラム名のプログラムは実行せずに、処理対象チェックポイントを次のチェックポイントに移すことを指示するものである。「停止」は、処理対象にしているチェックポイントのプログラム実行終了後に、直ちに次のチェックポイントのプログラムを起動せずに、「停止」が解除されるまでそのまま待機するように指示するものである。
【0017】
図2は進捗設定ファイル41の内容例を示した図である。この例は、チェックポイントCP1,CP2,CP3,…に対する進捗指示の初期値がそれぞれ「実行」,「実行」,「実行」,…で、チェックポイントCP1,CP2,CP3,…に設定することが禁止されている進捗指示が「スキップ」,「なし」,「なし」,…で、チェックポイントCP1,CP2,CP3,…で実行するプログラムのプログラム名が「A」,「B」,「C」,…であることを示している。尚、図1に示したプログラム43が、このプログラム名「A」,「B」,「C」,…のプログラムに該当する。
【0018】
受講者端末2−i(i≦1≦n)に対応する進捗情報トランザクションファイル42−iには、受講者端末2−iの各チェックポイントに対する現在の進捗指示と、受講者端末2−iの進捗状況とが格納される。
【0019】
図3は進捗情報トランザクションファイル42−iの内容例を示した図である。この例は、受講者端末2−iのチェックポイントCP1,CP2,CP3,…に対する現在の進捗指示が「実行」,「実行」,「実行」,…で、受講者端末2−iの進捗状況が「授業開始前」であることを示している。
【0020】
指導者端末1は、指導者用に設けられた端末装置であり、マウス,キーボード等の入力部11と、CRT等の出力部12を備えている。
【0021】
各受講者端末2−1〜2−nは、受講者用に設けられた端末装置であり、コンピュータからなる進捗通知判別手段21と、マウス,キーボード等の入力部22と、CRT等の出力部23と、記録媒体K2とを備えている。
【0022】
進捗通知判別手段21は、自受講者端末2−iに於ける進捗状況をスケジュール管理部3に通知する機能や、処理対象チェックポイントを次のチェックポイントに移す際、スケジュール管理部3に対して進捗情報トランザクションファイル42−iに設定されている上記次のチェックポイントの進捗指示を要求する機能や、スケジュール管理部3から送られてきた進捗指示の内容を判別し、その判別結果に従った処理(プログラムの実行,プログラムの実行終了後に停止あるいは処理対象チェックポイントを次のチェックポイントにスキップ)を行う機能等を有している。
【0023】
記録媒体K2は、ディスク,半導体メモリ,その他の記録媒体であり、コンピュータを進捗通知判別手段21として機能させるためのプログラムが記録されている。このプログラムは、コンピュータによって読み取られ、その動作を制御することで、コンピュータ上に進捗通知判別手段21を実現する。
【0024】
スケジュール管理部3は、コンピュータによって実現されるものであり、初期設定手段31と、進捗管理手段32とを備えている。初期設定手段31は、初期設定画面表示手段311と、進捗指示初期変更手段312とを含み、進捗管理手段32は、進捗管理画面表示手段321と、進捗指示変更手段322と、進捗状況変更手段323とを含んでいる。
【0025】
初期設定画面表示手段311は、図4に示すような初期設定画面5を指導者端末1の出力部12に表示する機能等を有する。初期設定画面5は、各チェックポイントに設定されている進捗指示(初期状態に於いては、進捗設定ファイル41に設定されている進捗指示の初期値)を表示する進捗指示表示部51と、進捗指示を変更するチェックポイントの番号を入力するチェックポイント番号入力部52と、変更後の進捗指示を入力する進捗指示入力部53と、終了ボタン54とを備えている。
【0026】
進捗指示初期変更手段312は、指導者が初期設定画面5を用いて入力した進捗指示初期変更要求(進捗指示を変更するチェックポイントの番号と変更後の進捗指示とを含む)に従って、初期設定画面5の進捗指示表示部51に表示されている該当する進捗指示および各進捗情報トランザクションファイル42−1〜42−nに設定されている該当する進捗指示を変更する機能等を有する。
【0027】
進捗管理画面表示手段321は、図5に示すような進捗管理画面6を指導者端末1の出力部12に表示する機能を有する。進捗管理画面6は、進捗一覧表示部61と、進捗指示を変更する受講者端末の番号を入力する受講者端末番号入力部62と、進捗指示を変更するチェックポイントの番号を入力するチェックポイント番号入力部63と、変更後の進捗指示を入力する進捗指示入力部64と、終了ボタン65とを備えている。進捗一覧表示部61には、受講者端末2−1〜2−nの受講者端末番号T1〜Tnに対応付けて、その受講者端末の進捗状況と、その受講者端末が処理対象にしているチェックポイントに対する進捗指示と、処理対象にしているチェックポイントに対して設定されているプログラム名とが表示される。
【0028】
進捗指示変更手段322は、指導者が進捗管理画面6を用いて入力した進捗指示変更要求(進捗指示を変更する受講者端末の番号,進捗指示を変更するチェックポイントの番号および変更後の進捗指示を含む)に従って、進捗管理画面6の進捗一覧表示部61に表示されている該当する進捗指示および各進捗情報トランザクションファイル42−1〜42−nに設定されている該当する進捗指示を変更する機能等を有する。
【0029】
進捗状況変更手段323は、受講者端末2−1〜2−nから送られてきた進捗状況通知に従って、進捗一覧表示部61に表示されている該当する進捗状況を変更する機能等を有する。
【0030】
記録媒体K1は、ディスク,半導体メモリ,その他の記録媒体であり、コンピュータをスケジュール管理部3として機能させるためのプログラムが記録されている。このプログラムは、コンピュータによって読み取られコンピュータの動作を制御することで、コンピュータ上に、初期設定画面表示手段311,進捗指示初期変更手段312,進捗管理画面表示手段321,進捗指示変更手段322,進捗状況変更手段323を実現する。
【0031】
図6は初期設定画面表示手段311の処理例を示す流れ図、図7は進捗指示初期変更手段312の処理例を示す流れ図、図8は進捗管理画面表示手段321の処理例を示す流れ図、図9は進捗指示変更手段322の処理例を示す流れ図、図10は進捗状況変更手段323の処理例を示す流れ図、図11は進捗通知判別手段21の処理例を示す流れ図であり、以下各図を参照して本実施例の動作を説明する。
【0032】
指導者は、授業開始(カリキュラム開始)に先立ち、スケジュール管理部3を動作させる。これにより、スケジュール管理部3内の初期設定画面表示手段311が動作し、進捗設定ファイル41から各チェックポイントに於ける進捗指示の初期値を入力する(図6,ステップA1)。次いで、初期設定画面表示手段311は、各進捗情報トランザクションファイル42−1〜42−nに、ステップA1で入力した各チェックポイントに於ける進捗指示の初期値をコピーすると共に、進捗状況に「授業開始前」を設定する(ステップA2)。これにより、各進捗トランザクションファイル42−1〜42−nの内容は、図3に示すものとなる。その後、初期設定画面表示手段311は、図4に示すような初期設定画面5を指導者端末の出力部12に表示する(ステップA3)。尚、この時点では、進捗指示表示部51にはステップA1で入力した各チェックポイントに於ける進捗指示の初期値が表示される。
【0033】
出力部12に初期設定画面5が表示されると、指導者は、進捗指示表示部51に表示されている進捗指示を変更することが必要ない場合には、終了ボタン54をクリックし、スケジュール管理部3に初期設定終了指示を送る。スケジュール管理部3内の進捗指示初期変更手段312は、初期設定終了指示が送られてくると(図7,ステップB1がYes)、進捗管理手段32に制御を渡す(ステップB7)。
【0034】
これに対して、進捗指示表示部51に表示されている進捗指示を変更することが必要な場合は、指導者は、チェックポイント番号入力部52,進捗指示入力部53を用いて進捗指示初期変更要求を作成し、それをスケジュール管理部3に送信する。今、例えば、授業時間の関係から幾つかのチェックポイントをスキップすることが必要であったとすると、指導者は、スキップするチェックポイントの番号(例えばCP2)をチェックポイント番号入力部52を用いて入力し、変更後の進捗指示「スキップ」を進捗指示入力部53を用いて入力することにより、変更するチェックポイントの番号「CP2」と変更後の進捗指示「スキップ」とを含む進捗指示初期変更要求を作成し、それをスケジュール管理部3に送信する。
【0035】
スケジュール管理部3内の進捗指示初期変更手段312は、上記した進捗指示初期変更要求が送られてくると(図7,ステップB2がYes)、進捗設定ファイル41からチェックポイントCP2に設定することができない進捗指示を入手する(ステップB3)。その後、進捗指示初期変更手段312は、進捗指示初期変更要求に含まれている変更後の進捗指示「スキップ」とステップB3で入手した進捗指示とを比較することにより、チェックポイントCP2の進捗指示を変更できるか否かを判断する(ステップB4)。即ち、進捗指示初期変更要求に含まれている変更後の進捗指示とステップB3で入手した進捗指示とが異なる場合は、変更可能であると判断し、同じ場合は変更不可能であると判断する。
【0036】
そして、変更可能であると判断した場合(ステップB4がYes)は、各進捗情報トランザクションファイル42−1〜42−nのチェックポイントCP2に対する進捗指示を「スキップ」に変更すると共に、初期設定画面5の進捗指示表示部51に表示されているチェックポイントCP2に対する進捗指示を「スキップ」に変更する(ステップB5)。これに対して、変更不可能であると判断した場合(ステップB4がNo)は、出力部12にエラーメッセージを表示し、指導者にチェックポイントCP2に対する進捗指示を「スキップ」に変更できないことを認識させる。
【0037】
指導者は、チェックポイントCP2以外にも進捗指示を変更することが必要なチェックポイントが存在する場合には、前述したと同様にして、進捗指示を変更するチェックポイントの番号及び変更後の進捗指示を含む進捗指示初期変更要求を作成し、スケジュール管理部3に送る。これにより、進捗指示初期変更手段312に於いて前述したと同様の処理が行われる。また、進捗指示を変更したい全てのチェックポイントの進捗指示を変更した場合には、終了ボタン54をクリックし、初期設定終了指示をスケジュール管理部3に送る。これにより、進捗指示初期設定変更手段312から進捗管理手段32へ制御が渡される(ステップB7)。
【0038】
進捗管理手段32は、制御が渡されると、進捗管理画面表示手段321を動作させる。これにより、進捗管理画面表示手段321は、各進捗情報トランザクションファイル42−1〜42−nに設定されている進捗状況を入力し(図8,ステップC1)、図5に示すような進捗管理画面6を出力部12に表示する(ステップC2)。尚、この時、進捗一覧表示部61に表示される各受講者端末2−1〜2−nの進捗状況は、ステップC1で各進捗情報トランザクションファイル42−1〜42−nから読み込んだものである。
【0039】
以上が授業開始に先立って行われる処理である。
【0040】
受講者端末2−iを利用して授業を受ける受講者は、授業の開始時、自端末2−iの入力部22から授業開始要求を入力する。
【0041】
これにより、進捗通知判別手段21は、図11の流れ図に示すように、スケジュール管理部3に対して授業開始要求を送出する(ステップF1)。この授業開始要求には、受講者端末2−iの番号が含まれている。
【0042】
進捗状況変更手段323は、受講者端末2−iから授業開始要求が送られてくると(図10,ステップE1がYes)、送信元の受講者端末2−iに対応する進捗情報トランザクションファイル42−iから、開始チェックポイントCP1に対応して設定されている進捗指示とプログラム名(例えばA)を入手し、それらを受講者端末2−iに送信する(ステップE2,E3)。
【0043】
受講者端末2−i内の進捗通知判別手段21は、スケジュール管理部3から送られてきたチェックポイントCP1に対する進捗指示,プログラム名を受信すると、進捗指示が「スキップ」,「実行」,「停止」の何れであるかを検査する(図11,ステップF2,F3)。
【0044】
そして、進捗指示が「スキップ」である場合(ステップF5がYes)は、チェックポイントCP1をスキップしたことを示す進捗状況通知をスケジュール管理部3に送る(ステップF6)。この進捗状況通知には、通知元である受講者端末2−iの番号が含まれている。
【0045】
スケジュール管理部3内の進捗状況変更手段323は、上記した進捗状況通知が受講者端末2−iから送られてくると(図10,ステップE5がYes)、受講者端末2−iに対応する進捗情報トランザクションファイル42−i中の進捗状況を「チェックポイントPC1をスキップ」に変更すると共に、進捗管理画面6の進捗一覧表示部61に於ける受講者端末2−iの進捗状況を「チェックポイントPC1をスキップ」に変更する(ステップE7)。更に、ステップE7に於いては、進捗一覧表示部61に表示されている受講者端末2−iの進捗指示,プログラム名を、進捗情報トランザクションファイル42−iに設定されている、進捗状況通知に含まれているチェックポイントCP1と対応する進捗指示,プログラム名に変更する処理も行う。
【0046】
一方、受講者端末2−iの進捗通知判別手段21は、ステップF6の処理が終了すると、全てのチェックポイントを処理したか否かを判断する(図11,ステップF12)。この判断は、例えば、次のようにして行う。進捗状況変更手段323がステップE3或いはステップE9で進捗指示を要求元の進捗通知判別手段21に送る際、その進捗指示が最後のチェックポイントについてのものである場合には、そのことを示す情報も進捗通知判別手段21へ送るようにしておく。進捗通知判別手段21では、進捗状況変更手段323から上記した情報が送られてきている場合には、全てのチェックポイントを処理したと判断する。
【0047】
全てのチェックポイントを処理したと判断した場合(ステップF12がYes)は、進捗通知判別手段21は、その処理を終了する。これに対して、未処理のチェックポイントが存在すると判断した場合(ステップF12がNo)は、次のチェックポイントCP2に設定されている進捗指示,プログラム名を要求する進捗指示要求をスケジュール管理部3へ送信する(ステップF13)。
【0048】
進捗状況変更手段323は、上記した進捗指示要求が受講者端末2−iから送られてくると(図10,ステップE4がYes)、進捗情報トランザクションファイル42−iからチェックポイントCP2に設定されている進捗指示,プログラム名(例えば、B)を入手し、それらを受講者端末2−iに送る(ステップE8,E9)。
【0049】
進捗通知判別手段21は、スケジュール管理部3からチェックポイントCP2に設定されている進捗指示,プログラム名「B」が送られてくると(ステップF14)、ステップF3の処理を再び行う。
【0050】
一方、チェックポイントCP1に設定されている進捗指示が「実行」或いは「停止」であると判断した場合(ステップF4がYes或いはステップF5がNo)は、受講者端末2−iの進捗通知判別手段21は、チェックポイントCP1を実行中であることを示す進捗状況通知をスケジュール管理部3に通知し(ステップF7)、更に、チェックポイントCP1に設定されているプログラム名Aのプログラムのダウンロードを要求するプログラム要求をスケジュール管理部3に送り、このプログラム要求に応答して進捗状況変更手段323からダウンロードされたプログラムを実行する(ステップF8)。
【0051】
進捗状況変更手段323は、受講者端末2−iの進捗通知判別手段21から上記した進捗状況通知が送られてくると(図10,ステップE5がYes)、受講者端末2−iに対応する進捗情報トランザクションファイル42−i中の進捗状況を「チェックポイントCP1実行中」に変更すると共に、進捗管理画面6の進捗一覧表示部61に於ける受講者端末2−iの進捗状況を「チェックポイントCP1実行中」に変更する(ステップE7)。更に、ステップE7に於いては、進捗一覧表示部61に表示されている受講者端末2−iの進捗指示,プログラム名を、進捗情報トランザクションファイル42−iに設定されている、進捗状況通知に含まれているチェックポイントCP1と対応する進捗指示,プログラム名Aに変更する処理も行う。また、進捗状況変更手段323は、受講者端末2−iの進捗通知判別手段21からプログラムAのダウンロード要求を要求するプログラム要求が送られてくると(ステップE5がNo)、記憶装置4に格納されているプログラムAを受講者端末2−iにダウンロードする(ステップE6)。
【0052】
そして、プログラムAの実行が終了すると、進捗通知判別手段21は、チェックポイントCP1が終了したことを示す進捗状況通知をスケジュール管理部3に送る(ステップF9)。これにより、進捗状況変更手段323は、受講者端末2−iに対応する進捗情報トランザクションファイル42−i中の進捗状況を「チェックポイントCP1終了」に変更すると共に、進捗管理画面6の進捗一覧表示部61に於ける受講者端末2−iの進捗状況を「チェックポイントCP1終了」に変更する(図10,ステップE7)。尚、本実施例では、進捗通知判別部21自身にステップF7,F9を行う機能を持たせるようにしたが、ステップF8で実行するプログラムAに、その実行開始時に現在処理対象としているチェックポイントを実行中であることを示す進捗状況通知をスケジュール管理部3に通知する処理と、プログラム本体の実行終了後に現在処理対象としているチェックポイントの処理が終了したことを示す進捗状況通知をスケジュール管理部3に通知する処理とを組み込むようにしても良い。
【0053】
ステップF9の処理が終了すると、受講者端末2−iの進捗通知判別手段21は、スケジュール管理部3内の進捗状況変更手段323に対して、処理の終了したチェックポイントCP1に設定されている進捗指示を要求する進捗指示要求を送信し、送られてきた進捗指示を検査する(ステップF10)。
【0054】
そして、進捗指示が「停止」であった場合(ステップF11がYes)は、出力部23に停止メッセージを表示し、受講者端末2−iの受講者に処理を停止していることを知らせる(ステップF15)。その後、受講者が入力部22から進捗指示の検査要求を入力したり、或いはタイマがカウントアップする等の進捗指示の検査を指示するイベントが発生すると(ステップF16)、再びステップF10の処理を行う。この処理は、受講者端末2−i「停止」が解除されるまで、即ち、受講者端末2−iのチェックポイントCP1に対する進捗指示が指導者のよって「実行」に変更されるまで繰り返し行われる。
【0055】
これに対して、進捗指示が「停止」以外であった場合(ステップF11がNo)は、ステップF12の処理を行う。
【0056】
次に、受講者端末2−iの処理を、受講者端末2−iに対応する進捗情報トランザクションファイル42−iに、各チェックポイントCP1〜CP8の進捗指示,プログラム名として下記の情報が設定されている場合を例にとって説明する。
【0057】
・チェックポイントCP1
進捗指示=「実行」
プログラム名=「A」
・チェックポイントCP2
進捗指示=「スキップ」
プログラム名=「B」
・チェックポイントCP3
進捗指示=「実行」
プログラム名=「C」
・チェックポイントCP4
進捗指示=「スキップ」
プログラム名=「D」
・チェックポイントCP5
進捗指示=「スキップ」
プログラム名=「E」
・チェックポイントCP6
進捗指示=「実行」
プログラム名=「F」
・チェックポイントCP7
進捗指示=「停止」
プログラム名=「G」
・チェックポイントCP8
進捗指示=「実行」
プログラム名=「H」
【0058】
このような進捗指示に従って授業が進行する場合、チェックポイントCP1〜CP8毎の受講者端末2−iの状態と、進捗管理画面6に表示される受講者端末2−iに於ける進捗状況は、図12のようになる。
【0059】
まず、受講者が、入力部22から授業開始要求を入力すると、進捗通知判別手段21がスケジュール管理部3に、授業開始要求を送る。
【0060】
これを受けたスケジュール管理部3は、第1チェックポイントCP1の進捗指示「実行」と、プログラム名「A」を進捗通知判別手段21に返す。
【0061】
進捗通知判別手段21では、受信した進捗指示を検査する。この場合、進捗指示は「実行」なので、進捗状況通知「チェックポイントCP1実行中」をスケジュール管理部3に送ると共に、プログラムAを起動し、出力部23にプログラムAの画面(授業のチェックポイントCP1に関連する説明や問題等)を表示する。スケジュール管理部3は通知された進捗状況通知に従って、進捗情報トランザクションファイル42−iの進捗状況情報を「CP1実行中」に変更すると共に、進捗管理画面6に表示されている受講者端末2−iの進捗状況を「CP1実行中」に変更する。
【0062】
プログラムAが終了すると、そのことがスケジュール管理部3に通知され、進捗情報トランザクションファイル42−i中の進捗状況が「CP1終了」に変更されると共に、進捗管理画面6に表示されている受講者端末2−iの進捗状況が「CP1終了」に変更される。
【0063】
続いて、進捗通知判別手段21は、第1チェックポイントCP1の現在の進捗指示を検査し、次の処理を判別するが、図12では、第1チェックポイントCP1終了時点で「実行」指示のままなので、第1チェックポイントCP1で行ったプログラムAが最後のプログラムかどうか、すなわちこの授業が第1チェックポイントCP1で終了かどうかを検査する。この授業は、第8チェックポイントCP8まで設定されているので、第2チェックポイントCP2の検査を開始する。
【0064】
第2チェックポイントCP2の進捗指示は「スキップ」になっているので、第2チェックポイントCP2に設定されているプログラムBは実行されない。スケジュール管理部3には、第2チェックポイントCP2をスキップしたことを示す進捗状況通知が渡され、進捗情報トランザクションファイル42−i,進捗管理画面6の進捗状況が「CP2スキップ」に変更される。続いて、第1チェックポイントCP1同様、第2チェックポイントCP2の現在の進捗指示情報を検査し、次の処理を判別する。図12では、第2チェックポイントCP2終了時点で「スキップ」指示のままで、かつ最後のプログラムではないので、次の第3チェックポイントCP3の検査に進む。
【0065】
このようにして、第7チェックポイントCP7の「プログラムG」の終了まで進む。
【0066】
第7チェックポイントCP7の「プログラムG」が終了し、進捗状況情報が更新されると進捗指示が検査される。この時、進捗指示が「停止」のままであれば、出力部23には停止指示を告げる停止メッセージが表示される。その後、進捗指示検査要求のイベントが発生すると、第7チェックポイントCP7の現在の進捗指示が検査され、「停止」指示の間中は出力部23に停止メッセージが表示され、次のチェックポイントには進まない。進捗指示の検査処理が行われた時に「停止」指示が解除されていると、他のチェックポイント同様、第7チェックポイントCP7が最後のチェックポイントであるか否かが検査され、最後ではないので、第8チェックポイントCP8へ進む。
【0067】
第8チェックポイントCP8に於いても以上のような処理を経てプログラムHを終了し、最後のチェックポイントであるか否かを検査する。本授業は、第8チェックポイントCP8で終了であるため、第8チェックポイントCP8の「プログラムH」が終了した時点で、授業は終了し、受講者端末2−i上では、次のプログラムが起動されず、授業終了の状態となる。
【0068】
図13は、授業中に出力部12に表示される進捗管理画面6の例を示した図である。指導者は、図13に示す進捗管理画面6を参照することにより、各受講者端末2−1〜2−nの受講者の進捗状況を容易に把握することができる。例えば、図13の進捗管理画面6を参照することにより、受講者端末2−1の受講者は、進捗状況が悪く、受講者端末2−3の受講者は、進捗状況が良い等を容易に認識することができる。
【0069】
また、指導者は、受講者の進捗状況にばらつきがある場合に於いて、各受講者の進捗状況を揃えたい場合は、以下のような操作を行う。例えば、図13に示す進捗管理画面6を見て、受講者端末2−1の受講者は、進捗状況が悪く、受講者端末2−3の受講者は、進捗状況が良いと認識した場合には、先ず、進捗管理画面6の受講者端末番号入力部62,チェックポイント番号入力部63,進捗指示入力部64を用いて、受講者端末2−3のチェックポイントCP5の進捗指示を「停止」に変更させる進捗指示変更要求を作成し、それをスケジュール管理部3に送る。つまり、受講者端末番号入力部62に受講者端末2−3の端末番号T3を入力し、チェックポイント番号入力部63に受講者端末2−3で現在実行中のチェックポイントCP5を入力し、進捗指示入力部64を用いて変更後の進捗指示「停止」を選択することにより、上記した進捗指示変更要求を作成し、スケジュール管理部3に送る。
【0070】
スケジュール管理部3内の進捗指示変更手段322は、指導者端末1から上記した進捗指示変更要求が送られてくると、進捗設定ファイル41からチェックポイントCP5についての禁止設定内容を入手し(図9,ステップD1)、それに基づいてチェックポイントCP5の進捗指示を「停止」に変更可能か否かを判断する(ステップD2)。
【0071】
そして、変更可能であると判断した場合(ステップD2がYes)は、進捗状況トランザクションファイル42−3のチェックポイントCP5についての進捗指示を「停止」に変更する(ステップD3)。更に、ステップD3では、進捗管理画面6の進捗一覧表示部61に、受講者端末2−3のチェックポイントCP5に対する進捗指示が表示されている場合には、それを変更後の進捗指示「停止」に変更する。図13の例では、受講者端末2−3のチェックポイントCP5に対する進捗指示「実行」が表示されているので、「停止」に変更される。
【0072】
これに対して、変更不可能と判断した場合(ステップD2がNo)は、指導者端末1の出力部12にエラーメッセージを表示し、指導者にチェックポイントC5には進捗指示「停止」を設定できないことを知らせる(ステップD4)。エラーメッセージが表示されると、指導者は、例えば、次のチェックポイントCP6に対する進捗指示を「停止」に変更させる進捗指示変更要求を作成し、それをスケジュール管理部3に送る。尚、この例では、ステップD2の判断結果がYesになったとする。
【0073】
その後、指導者は、受講者端末2−1の受講者の進捗状況を進めるために、例えば、あまり重要でないチェックポイント(例えば、チェックポイントCP2)の進捗指示を「スキップ」に変更する進捗指示変更要求を、進捗管理画面6の受講者端末番号入力部62,チェックポイント番号入力部63,進捗指示入力部64を用いて作成し、スケジュール管理部3に送る。
【0074】
スケジュール管理部3内の進捗指示変更手段322は、チェックポイントCP2の進捗指示を「スキップ」に変更することが可能か否かを判断し(図9,ステップD1,D2)、変更可能な場合は、進捗情報トランザクションファイル42−1のチェックポイントCP2についての進捗指示を「スキップ」に変更する(D3)。この場合、進捗管理画面6の進捗一覧表示部61には、受講者端末2−1のチェックポイントCP2に対する進捗指示が表示されていないので、進捗一覧表示部61に対する変更は行われない。これに対して、変更不可能な場合(ステップD2がNo)は、エラーメッセージを出力部12に表示する。
【0075】
更に、チェックポイントCP2をスキップさせるだけでは、十分でないと判断した場合には、指導者は、あまり重要でない他のチェックポイント(例えば、チェックポイントCP4)に進捗指示を「スキップ」に変更する進捗指示変更要求を作成してスケジュール管理部3へ送り、進捗指示を「スキップ」に変更させる。尚、重要なチェックポイントについては、進捗設定ファイル41に禁止設定内容として「スキップ」が設定されており、そのチェックポイントがスキップされることがないようになっている。尚、この例では、チェックポイントCP2,CP4の進捗指示が「スキップ」に変更されたとする。
【0076】
以上の操作が行われることにより、受講者端末2−3は、指示されたチェックポイントCP5で停止状態となり、受講者端末2−1は、チェックポイントCP2,CP4をスキップする。
【0077】
その後、指導者は、進捗管理画面6を見て、受講者の進捗状況が揃ってきたと判断した場合は、受講者端末2−3の停止状態を解除するために、進捗管理画面6の受講者端末番号入力部62,チェックポイント番号入力部63,進捗指示入力部64を用いて、受講者端末2−3のチェックポイントCP5に対する進捗指示を「実行」に変更する進捗指示変更要求を作成し、スケジュール管理部3に送る。
【0078】
これにより、スケジュール管理部3内の進捗指示変更手段322は、進捗情報トランザクションファイル42−3のチェックポイントCP5についての進捗指示を「実行」に変更すると共に、進捗管理画面6の進捗一覧表示部61に表示されている受講者端末2−3の進捗状況を「停止」から「実行」に変更する(図9,ステップD3)。
【0079】
受講者端末2−3のチェックポイントCP5に対する進捗指示が「停止」から「実行」に変更されることにより、図11のステップF11の判断結果がNoとなるので、進捗通知判別手段21は、停止状態を解除され、次のチェックポイントを処理対象にする(ステップF13)。
【0080】
次に、本発明の他の実施例について説明する。図14は本発明の他の実施例のブロック図であり、指導者端末1と、複数台の受講者端末2−1a〜2−naと、スケジュール管理部3aと、記憶装置4aとを備えている。
【0081】
記憶装置4aは、進捗設定ファイル41の代わりに進捗設定ファイル41aが格納されている点と、複数の待機用プログラム44が格納されている点が図1に示した記憶装置4と相違している。
【0082】
進捗設定ファイル41aには、進捗設定ファイル41と同様に、各チェックポイントに対応付けて、そのチェックポイントに設定する進捗指示の初期値と、そのチェックポイントに設定することを禁止する進捗指示の種類と、そのチェックポイントにおいて受講者端末2−1a〜2−naで実行するプログラムのプログラム名とが格納されている。更に、進捗設定ファイル41aには、各チェックポイントに対応付けて、そのチェックポイントに対する進捗指示が「停止」であった場合にプログラム終了後に実行する待機用プログラムのプログラム名が格納されている。
【0083】
図15は、進捗設定ファイル41aの内容例を示した図である。この例では、チェックポイントCP1にはプログラム名A1,A2,A3の待機用プログラムが割り当てられ、チェックポイントCP2にはプログラム名B1,B2の待機用プログラムが割り当てられている。尚、図14に示した待機用プログラム44が、プログラム名「A1」,「A2」,「A3」,「B1」…の待機用プログラムに該当する。
【0084】
スケジュール管理部3aは、進捗管理手段32の代わりに進捗管理手段32aを備えている点が図1に示したスケジュール管理部3と異なっている。
【0085】
進捗管理手段32aは、進捗管理画面表示手段321の代わりに進捗管理画面表示手段321aを備えている点と、進捗指示変更手段322の代わりに進捗指示変更手段322aを備えている点と、進捗状況変更手段323の代わりに進捗状況変更手段323aを備えている点が、図1に示した進捗管理手段32と異なっている。進捗指示変更手段322aは、グループ変更手段324と、個別変更手段325とを備えている。
【0086】
進捗管理画面表示手段321aは、指導者端末1の出力部12に図16に示すような進捗管理画面6aを表示する機能を有する。進捗管理画面表示手段321aによって表示される進捗管理画面6aは、グループ個別指示入力部66を備えている点が、進捗管理画面表示部321によって表示される進捗管理画面6と異なっている。グループ個別指示入力部66は、進捗指示を変更する際、1つのチェックポイントに対する進捗指示のみを変更するのか、それとも複数のチェックポイントに対する進捗指示を一括して変更するのかを指示するために用いられる。
【0087】
進捗指示変更手段322aは、図1の進捗指示変更手段322が備えている機能に加えて、複数のチェックポイントに対する進捗指示を一括して変更する機能を有する。
【0088】
進捗状況変更手段323aは、図1の進捗状況変更手段323が備えている機能に加え、受講者端末2−iから待機用プログラムのダウンロードが要求された場合、要求元の受講者端末2−iに待機用プログラムをダウンロードする機能を有する。
【0089】
記録媒体K3は、ディスク,半導体メモリ,その他の記録媒体であり、コンピュータをスケジュール管理部3aとして機能させるためのプログラムが記録されている。このプログラムは、コンピュータによって読み取られ、コンピュータの動作を制御することで、コンピュータ上に、初期設定画面表示手段311,進捗指示初期変更手段312,進捗管理画面表示手段321a,進捗指示変更手段322a,進捗状況変更手段323aを実現する。
【0090】
受講者端末2−1a〜2−naは、進捗通知判別手段21の代わりに進捗通知判別手段21aを備えている点と、記録媒体K2の代わりに記録媒体K4を備えている点が図1に示した受講者端末2−1〜2−nと異なっている。
【0091】
進捗通知判別手段21aは、プログラムの実行を終了したチェックポイントに対する進捗指示が「停止」であった場合、待機用プログラムを実行する点が、図1に示した進捗通知判別手段21と異なっている。
【0092】
記録媒体K4は、ディスク,半導体メモリ,その他の記録媒体であり、コンピュータを進捗通知判別手段21aとして機能させるためのプログラムが記録されている。このプログラムは、コンピュータによって読み取られ、コンピュータの動作を制御することで、コンピュータ上に進捗通知判別手段21aを実現する。
【0093】
次に、本実施例の動作について説明する。指導者は、授業開始に先立って、前述した実施例と同様に、初期設定手段31を用いて各チェックポイントに対する進捗指示を必要に応じて変更する。初期設定が終了すると、制御が進捗管理手段32aに渡される。
【0094】
これにより、進捗管理手段32a内の進捗管理画面表示手段321aが動作し、図16に示すような進捗管理画面6aを出力部12に表示する。この進捗管理画面6aの進捗一覧表示部61の表示内容は、各受講者の進捗状況に応じて前述した実施例と同様にして変更される。
【0095】
指導者は、進捗管理画面6aを見て、進捗指示を変更する必要があると判断した場合は、次のような操作を行う。
【0096】
進捗指示を個別に変更する場合、例えば、受講者端末2−1aの1個のチェックポイントCP5に対する進捗指示を「停止」変更する場合には、進捗管理画面6aのグループ個別指示入力部66を用いて「個別」を選択し、チェックポイント番号入力部63,受講者端末番号入力部62にそれぞれ「CP5」,「T1」を入力し、進捗指示入力部64を用いて「停止」を選択することにより、受講者端末2−1aのチェックポイントCP5に対する進捗指示を「停止」に変更させるための進捗指示変更要求を作成し、それをスケジュール管理部3aに送信する。
【0097】
スケジュール管理部3a内の進捗指示変更手段322aは、上記した進捗指示変更要求を受信すると(図17,ステップG1がNo)、個別変更手段325を動作させる。
【0098】
これにより、個別変更手段325は、進捗指示を変更するチェックポイントCP5の禁止設定内容と変更後の進捗指示「停止」とを比較する(ステップG2)。そして、一致する場合(ステップG3がYes)は、出力部12にエラーメッセージを表示し、指導者の進捗指示を変更できないことを知らせる(ステップG4)。これに対して、不一致の場合(ステップG3がNo)は、受講者端末2−1aに対応する進捗情報トランザクションファイル42−1中の、チェックポイントCP5に対する進捗指示を「停止」に変更する(ステップG5)。更に、ステップG5では、進捗管理画面6aの進捗一覧表示部61に、受講者端末2−1aのチェックポイントCP5に対する進捗指示が表示されている場合には、それを変更後の進捗指示「停止」に変更する。
【0099】
次に、複数のチェックポイントに対する進捗指示を一括して変更する場合について説明する。今、例えば、受講者端末2−1aの複数のチェックポイントCP2〜CP4に対する進捗指示を一括して「スキップ」に変更する場合、指導者は、進捗管理画面6aのグループ個別指示入力部66を用いて「グループ」を選択し、チェックポイント番号入力部63,受講者端末番号入力部62にそれぞれ「C2〜C4」,「T1」を入力し、更に進捗指示入力部64を用いて「スキップ」を選択することにより、受講者端末2−1aのチェックポイントCP2〜CP4に対する進捗指示を一括して「スキップ」に変更することを要求するグループ進捗指示変更要求を作成し、それをスケジュール管理部3aに送信する。
【0100】
スケジュール管理部3a内の進捗指示変更手段322aは、上記したグループ進捗指示変更要求を受信すると(図17,ステップG1がYes)、グループ変更手段324を動作させる。これにより、グループ変更手段324は、グループの先頭のチェックポイントCP2に注目し、チェックポイントCP2の禁止設定内容と変更後の進捗指示「スキップ」とを比較する(ステップG6,G7)。そして、両者が一致する場合(ステップG8がYes)は、エラーメッセージを出力部12に表示し、指導者に進捗指示を変更できないことを知らせる(ステップG11)。これに対して、一致しない場合は(ステップG8がNo)は、次のチェックポイントCP3に注目し(ステップG10)、再びステップG7の処理を行う。そして、グループの最後のチェックポイントCP4まで、上述した処理を行うと(ステップG9がYes)、受講者端末2−1aに対応する進捗情報トランザクションファイル42−1に設定されているチェックポイントCP2〜CP4に対する進捗指示を一括して「スキップ」に変更する(ステップG12)。更に、ステップG12では、進捗管理画面6aの進捗一覧表示部61に、受講者端末2−1aのチェックポイントCP2〜C4に対する進捗指示の何れかが表示されている場合には、それを変更後の進捗指示「スキップ」に変更する。このように、本実施例によれば、複数のチェックポイントの進捗指示を一括して変更することができるので、操作性が良くなる。
【0101】
図18は、受講者端末2−1a〜2−naの進捗通知判別手段21aの処理例の一部を示す流れ図であり、図1に示す実施例の受講者端末2−1〜2−nで行われる処理(図11)と異なる部分のみを示している。また、図19は、進捗状況変更手段323aの処理例の一部を示す流れ図であり、進捗状況変更手段323で行われる処理(図10)と異なる部分のみを示している。
【0102】
図1に示した実施例に於いては、進捗通知判別手段21は、処理対象にしているチェックポイントの現在の進捗指示が「停止」であった場合(図11,ステップF11がYes)、停止メッセージを表示し(ステップF15)、検査指示のイベントが発生すると(ステップF16)、再び、進捗指示を検査するだけであった。そのため、受講者は、「停止」が解除されるまで、無駄な時間を過ごすことになってしまう。
【0103】
これに対して、本実施例では、進捗通知判別手段21aは、処理対象にしているチェックポイントの現在の進捗指示が「停止」であった場合(図18,ステップF11がYes)、チェックポイントに関連する応用知識やクイズ等の待機用プログラムを実行することにより、受講者が時間を有効活用できるようにしている(ステップH1)。
【0104】
この処理を詳細に説明する。受講者端末2−ia内の進捗通知判別手段21aは、処理対象にしているチェックポイントCPjに対する進捗指示が「停止」であると判断されると(ステップF11がYes)、ステップH1の処理を行う。ステップH1では、先ず、チェックポイントCPjに対して設定されている第1番目の待機用プログラムのダウンロードを要求する待機プログラム要求をスケジュール管理部3aに送る。
【0105】
スケジュール管理部3a内の進捗状況変更手段323aは、進捗通知判別手段21aから上記した待機プログラム要求が送られてくると(図19,ステップJ1がNo)、進捗設定ファイル41aを参照してチェックポイントCPjに対応して設定されている待機用プログラムのプログラム名の内の第1番目のプログラム名を取得し、そのプログラム名の待機用プログラムを要求元の受講者端末2−iaにダウンロードする(ステップJ2)。
【0106】
受講者端末2−1a内の進捗通知判別手段21aは、待機用プログラムがダウンロードされると、それを実行する。待機用プログラムの実行が終了すると、進捗通知判別手段21aは、チェックポイントCPjに対する現在の進捗指示を調べ、それが「停止」であるか否かを判断する(ステップF10,F11)。
【0107】
そして、「停止」であると判断した場合(ステップF11がYes)は、再びステップH1の処理を行う。ステップH1では、先ず、チェックポイントCPjに対して設定されている第2番目の待機用プログラムのダウンロードを要求する待機プログラム要求をスケジュール管理部3aに送る。スケジュール管理部3a内の進捗状況変更手段323aは、進捗通知判別手段21aから上記した待機プログラム要求が送られてくると(図19,ステップJ1がNo)、進捗設定ファイル41aを参照してチェックポイントCPjに対応して設定されている待機用プログラムのプログラム名の内の第2番目のプログラム名を取得し、そのプログラム名の待機用プログラムを要求元の受講者端末2−iaにダウンロードする(ステップJ2)。尚、第2番目の待機用プログラムのプログラム名が設定されていない場合には、その旨を要求元の受講者端末2−iaに通知すると共に、第1番目の待機用プログラムを受講者端末装置2−iaにダウンロードする。
【0108】
これに対して、「停止」以外であると判断した場合(ステップF11がNo)は、ステップF12の処理を行う。
【0109】
図20は待機用プログラムが実行される様子を示した図である。第1チェックポイントCP1の「プログラムA」終了後に進捗指示情報を検査すると、「停止」指示になっている。この時、進捗状況は「終了」に更新されているが、受講者端末では「待機用プログラムA1」が起動され、出力部23にその画面が表示される。
【0110】
次に、「待機用プログラムA1」が終了すると、進捗状況は更新されず、指示内容の検査のみを行う。進捗指示はまだ「停止」なので、受講者端末では引き続き「待機用プログラムA2」が起動される。同様にして、進捗指示が「停止」の間処理は繰り返される。「待機用プログラムA3」が終了した時点で、「停止」指示が解除されているため、受講者端末のプログラムは次の第2チェックポイントCP2の「プログラムB」に進む。
【0111】
【発明の効果】
本発明の第1の効果は、受講者全員の進捗状況を容易に、且つ短時間で把握することができるという点である。その理由は、スケジュール管理部が各受講者の進捗状況を一括して管理し、各受講者の進捗状況を一括して示す進捗管理画面を指導者端末に表示するようにしているからである。
【0112】
第2の効果は、受講者の進捗状況を揃えることができるという点である。その理由は、各受講者の各学習段階に対する進捗指示を任意に変更することができるからである。例えば、進行速度の遅い受講者には、余り重要でない学習段階に対する進捗指示を「学習段階をスキップして次の学習段階に進む」にしてその学習段階をスキップさせたり、進行速度の速い受講者の現在実行中の学習段階に対する進捗指示を「チェックポイント番号によって示される学習段階を実行後に次の学習段階に進まず待機する」に変更することにより、受講者の進捗状況を揃えることが可能になる。
【0113】
第3の効果は、進捗指示の内容を変更する際の操作性を高いものにすることができるという点である。その理由は、複数の学習段階に対する進捗指示の内容を一括して変更することができるからである。
【0114】
第4の効果は、進捗指示が「チェックポイント番号によって示される学習段階を実行後に次の学習段階に進まず待機する」であった場合も、受講者が時間を有効利用できるという点である。その理由は、進捗指示が「チェックポイント番号によって示される学習段階を実行後に次の学習段階に進まず待機する」であった場合、待機用プログラムを実行するからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】進捗設定ファイル41の内容例を示す図である。
【図3】進捗情報トランザクションファイル42−iの内容例を示す図である。
【図4】初期設定画面5の一例を示す図である。
【図5】進捗管理画面6の一例を示す図である。
【図6】初期設定画面表示手段311の処理例を示す流れ図である。
【図7】進捗指示初期変更手段312の処理例を示す流れ図である。
【図8】進捗管理画面表示手段321の処理例を示す流れ図である。
【図9】進捗指示変更手段322の処理例を示す流れ図である。
【図10】進捗状況変更手段323の処理例を示す流れ図である。
【図11】進捗通知判別手段21の処理例を示す流れ図である。
【図12】実施例の動作を説明するための図である。
【図13】授業が進んだ時の進捗管理画面6の内容例を示す図である。
【図14】本発明の他の実施例のブロック図である。
【図15】進捗設定ファイル41aの内容例を示す図である。
【図16】進捗管理画面6aの一例を示す図である。
【図17】進捗指示変更手段322aの処理例を示す流れ図である。
【図18】進捗通知判別手段21aの処理例の一部を示す流れ図である。
【図19】進捗状況変更手段323aの処理例の一部を示す流れ図である。
【図20】待機用プログラムが実行される様子を示す図である。
【符号の説明】
1…指導者端末
11…入力部
12…出力部
2−1〜2−n,2−1a〜2−na…受講者端末
21,21a…進捗通知判別手段
22…入力部
23…出力部
3,3a…スケジュール管理部
31…初期設定手段
311…初期設定画面表示手段
312…進捗指示初期変更手段
32,32a…進捗管理手段
321,321a…進捗管理画面表示手段
322,322a…進捗指示変更手段
323,323a…進捗状況変更手段
324…グループ変更手段
325…個別変更手段
4,4a…記憶装置
41,41a…進捗設定ファイル
42−1〜42−n…進捗情報トランザクションファイル
43…プログラム
44…待機用プログラム
K1〜K4…記録媒体

Claims (8)

  1. 指導者が操作する指導者端末と、受講者が操作する複数の受講者端末と、スケジュール管理部とを備えた授業管理システムであって、
    前記スケジュール管理部が、
    前記各受講者端末毎に、学習スケジュールを複数の学習段階に分割した際の各学習段階を示すチェックポイント番号に対応付けて、そのチェックポイント番号によって示される学習段階を実行後に次の学習段階に進むのか、そのチェックポイント番号によって示される学習段階をスキップして次の学習段階に進むのか、それともそのチェックポイント番号によって示される学習段階を実行後に次の学習段階に進まず待機するのかを示す進捗指示を管理する構成と、
    前記各受講者端末の学習進捗状況を前記指導者端末に表示する構成と、
    前記指導者端末からの受講者端末番号,チェックポイント番号及び変更後の内容を含む進捗指示変更要求に応答して前記管理している進捗指示の内の該当する進捗指示の内容を変更する構成と、
    受講者端末からスキップ或いは終了した学習段階の次の学習段階の進捗指示を要求する進捗指示要求が送られてきたとき、前記受講者端末に対して要求された学習段階の進捗指示を送信する構成とを備え、
    前記各受講者端末が、
    前記進捗指示要求に応答して前記スケジュール管理部から送られてきた前記次の学習段階の進捗指示に基づいて、前記次の学習段階をスキップして前記スケジュール管理部に対して進捗指示要求を送信するか、前記次の学習段階に応じた処理を実行後に前記スケジュール管理部に対して進捗指示要求を送信するか、或いは前記次の学習段階に応じた処理を実行後に待機状態になる構成を有することを特徴とする授業管理システム。
  2. 指導者が操作する指導者端末と、受講者が操作する複数の受講者端末と、スケジュール管理部とを備えた授業管理システムであって、
    前記スケジュール管理部が、
    前記各受講者端末毎に、学習スケジュールを複数の学習段階に分割した際の各学習段階を示すチェックポイント番号に対応付けて、そのチェックポイント番号によって示される学習段階を実行後に次の学習段階に進むのか、そのチェックポイント番号によって示される学習段階をスキップして次の学習段階に進むのか、それともそのチェックポイント番号によって示される学習段階を実行後に次の学習段階に進まず待機するのかを示す進捗指示が登録された進捗情報トランザクションファイルと、
    前記指導者端末からの受講者端末番号,チェックポイント番号及び変更後の内容を含む進捗指示変更要求に応答して、前記進捗情報トランザクションファイルに格納されている前記受講者端末の進捗指示の内の、前記指導者端末からの進捗指示変更要求によって指定されたチェックポイント番号の進捗指示を前記進捗指示変更要求によって指定された内容に変更する進捗指示変更手段と、
    前記各受講者端末の学習進捗状況を前記指導者端末に表示する進捗管理画面表示手段と、
    受講者端末からスキップ或いは終了した学習段階の次の学習段階の進捗指示を要求する進捗指示要求が送られてきたとき、前記受講者端末に対して要求された学習段階の進捗指示を送信する進捗状況変更手段とを備え
    前記各受講者端末が、
    前記進捗指示要求に応答して前記スケジュール管理部から送られてきた前記次の学習段階の進捗指示に基づいて、前記次の学習段階をスキップして前記スケジュール管理部に対して進捗指示要求を送信するか、前記次の学習段階に応じた処理を実行後に前記スケジュール管理部に対して進捗指示要求を送信するか、或いは前記次の学習段階に応じた処理を実行後に待機状態になる進捗通知判別手段を備えたことを特徴とする授業管理システム。
  3. 前記進捗通知判別手段は、前記スケジュール管理部からの進捗指示に従って或る学習段階に応じた処理を実行後に待機状態になっている場合、前記進捗情報トランザクションファイルに格納されている自受講者端末の前記或る学習段階に対する進捗指示が停止解除を示すものに変更されたとき、スケジュール管理部に対して進捗指示要求を送信する構成を有することを特徴とする請求項2記載の授業管理システム。
  4. 前記進捗指示変更手段は、前記指導者端末からの受講者端末番号,複数のチェックポイント番号及び変更後の内容を含んだグループ進捗指示変更要求に応答して、前記進捗情報トランザクションファイルに格納されている、前記グループ進捗指示変更要求によって指定された受講者端末に対する進捗指示の内の、前記グループ進捗指示変更要求によって指定された複数のチェックポイント番号に対する進捗指示を前記グループ進捗指示変更要求によって指定された内容に一括変更する構成を有することを特徴とする請求項2記載の授業管理システム。
  5. 前記各学習段階それぞれのチェックポイント番号に対応付けて、設定することを禁止する進捗指示の内容が格納された進捗設定ファイルを備え、
    前記進捗指示変更手段は、前記指導者端末から進捗指示変更要求が送られてきたとき、該進捗指示変更要求に含まれている変更後の進捗指示の内容が、前記進捗設定ファイルに格納されている進捗指示の内容の内の、前記進捗指示変更要求に含まれているチェックポイント番号に対応する進捗指示の内容と異なることを条件にして、前記進捗情報トランザクションファイルの内容を変更する構成を有することを特徴とする請求項3記載の授業管理システム。
  6. 前記進捗設定ファイルは、前記各チェックポイント番号それぞれに対応付けて、そのチェックポイント番号に対応する学習段階において実行すべきプログラムのプログラム名が格納された構成を有し、
    前記進捗通知判別手段は、或る学習段階に応じた処理として、前記進捗設定ファイルにプログラム名が格納されているプログラムの内の、前記或る学習段階のチェックポイント番号に対応付けてプログラム名が格納されているプログラムを実行する構成を有することを特徴とする請求項5記載の授業管理システム。
  7. 前記進捗設定ファイルは、前記各チェックポイント番号それぞれに対応付けて、待機用プログラムのプログラム名が格納された構成を有し、
    前記進捗通知判別手段は、前記或る学習段階の進捗指示によってプログラムの実行後に待機することが指示されている場合、前記プログラムの実行後、前記進捗設定ファイルにプログラム名が格納されている待機用プログラムの内の、前記或る学習段階のチェックポイント番号に対応付けてプログラム名が格納されている待機用プログラムを実行する構成を有することを特徴とする請求項6記載の授業管理システム。
  8. 指導者が操作する指導者端末と、受講者が操作する複数の受講者端末と、スケジュール管理部とから構成される授業管理システムの構成要素である前記スケジュール管理部をコンピュータによって実現するためのプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体であって、
    前記コンピュータを、
    前記各受講者端末毎に、学習スケジュールを複数の学習段階に分割した際の各学習段階を示すチェックポイント番号に対応付けて、そのチェックポイント番号によって示される学習段階を実行後に次の学習段階に進むのか、そのチェックポイント番号によって示される学習段階をスキップして次の学習段階に進むのか、それともそのチェックポイント番号によって示される学習段階を実行後に次の学習段階に進まず待機するのかを示す進捗指示を管理する手段、
    前記各受講者端末の学習進捗状況を前記指導者端末に表示する手段、
    前記指導者端末からの受講者端末番号,チェックポイント番号及び変更後の内容を含む進捗指示変更要求に応答して前記管理している進捗指示の内の該当する進捗指示の内容を変更する手段、
    受講者端末からスキップ或いは終了した学習段階の次の学習段階の進捗指示を要求する進捗指示要求が送られてきたとき、前記受講者端末に対して要求された学習段階の進捗指示を送信する手段として機能させるためのプログラムを記録した、プログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体。
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