JP3567470B2 - 端末装置およびデータ処理方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、例えば伝送路や記録媒体を介して配信された新聞、雑誌、書籍などの記事から、所望する記事を得る場合に用いて好適な端末装置およびデータ処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、新聞、雑誌、書籍等の情報は、紙に印刷された状態で配布されていた。
【0003】
しかしながら、紙による情報の配信は、以下のような問題点を有している。
(1)新聞を一紙読む、あるいは雑誌を一冊読む場合にはそれ程でもないが、複数の新聞、あるいは雑誌を読むという場合には量が大変かさばり、不便である。
(2)新聞を一家で一紙購読している場合、家族の人数が多くても同時には一人しか読むことができず、不便である。
(3)紙を大量に消費するため、木材、パルプの消費量が多くなる。
(4)輸送、配達のために配達員を確保する必要があり、輸送コストが高くなる。
(5)輸送、配達に自動車、自動二輪車などが用いられ、廃棄ガスを発生することから、環境破壊のおそれがある。
【0004】
そこで、あらかじめサービスセンタと契約しておき、希望する新聞や雑誌の記事情報をファックスで配信してもらうというサービスが既に実用化されている。
【0005】
しかしながら、このファックスを使って送信するという方法は、サービスセンタにおいて契約者毎に希望した記事情報を選択するという人手を多く要する作業が必要となる為に、やはり情報料が大変高いものになり、一般の人が手軽に利用できるものではなかった。
【0006】
そこで、近年、記録媒体の大容量化、液晶ディスプレイなどに代表される、いわゆるフラットディスプレイの高解像度化、低消費電力化などが進み、新聞、雑誌、書籍等のテキストデータが記録されたCD−ROMなどの記録媒体と、その記録媒体に記録されたデータを再生、表示(出力)することのできる可搬の端末装置が実用化されている。
【0007】
しかしながら、この場合、情報が記録された記録媒体を購入、配達してもらう必要があり、やはり配達コストがかかることによる高コスト化は免れない問題があった。
【0008】
そこで、例えば公衆電話網などの伝送路を用いたデータ通信技術の進歩に伴い、電子的な手段によりこれらの情報を配信することが可能になってきた。例えばパソコンを使って公衆電話網を経由して新聞等のデータベースにアクセスし、必要な情報を検索するオンラインサービスが広く行われている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、電子的な方法によって配信された新聞、雑誌、書籍等のデータは、そのデータに汎用性を持たせるために、特に加工の施されていないテキストデータである場合がほとんどで、このデータを、例えばディスプレイに表示させたり、あるいは紙にプリントアウトして見た場合、所望する記事を探し出すのは容易でなかった。
【0010】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、電子的な方法によって配信された刊行物のデータを、見やすい形でユーザに提供することができるようにするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の端末装置は、情報の表示形態を指定する表示形態指定データとしての、情報の表示位置を表す表示位置データを含む情報を複数入力する入力手段と、複数の情報に対して重要度を設定する設定手段と、設定手段により設定された重要度に基づいて、複数の情報の表示位置データを変更することにより、複数の情報の表示装置への出力データを生成する生成手段とを具備することを特徴とする。
【0012】
本発明のデータ処理方法は、情報の表示形態を指定する表示形態指定データとしての、情報の表示位置を表す表示位置データを含む情報を複数入力する入力ステップと、複数の情報に対して重要度を設定する設定ステップと、設定ステップにより設定された重要度に基づいて、複数の情報の表示位置データを変更することにより、複数の情報の表示装置への出力データを生成する生成ステップとを具備することを特徴とする。
【0014】
【作用】
本発明の端末装置およびデータ処理方法においては、情報の表示形態を指定する表示形態指定データとしての、情報の表示位置を表す表示位置データを含む情報が複数入力され、複数の情報に対して重要度が設定され、設定された重要度に基づいて、複数の情報の表示位置データを変更することにより、複数の情報の表示装置への出力データが生成される。
【0017】
【実施例】
図1は、本発明の端末装置を適用したデータ放送システムの全体構成例を示している。このシステムでは、放送センタ3からBS(またはCS)4を介して、受信者側に、いわゆるBSフォーマットでデータが伝送されるようになされている。
【0018】
情報提供者としての新聞社は、大型計算機1を有している。この大型計算機1には、紙面データベースが蓄えられている。この紙面データベースには、新聞に印刷するための記事情報や、レイアウト情報などを含んでいる。このデータベースのデータは、必要に応じてワークステーション2に伝送され、そこにおいて編集される。
【0019】
即ち、ワークステーション2では、各紙面(ジャンル)毎に、受信者側において最も検索し易い形に記事データが編集される。例えば、この編集により、レイアウトはそのままで、見出しだけが見える形で紙面がそのまま縮小された検索のための画面を作成する。さらにまた、この見出しから、それに対応する記事を表示することができるように、検索の画面(見出し)と、その詳細を記述した記事との関係付けが行われる。このように、受信側で検索し易い形態に編集したデータが、地上のデータ回線を介して放送センタ(放送局)3に伝送される。
【0020】
新聞社から伝送されくるデータは、新聞データと、スクランブルキー、共通情報、受信装置ID、および契約内容などからなる関連情報とされている。放送センタ3では、まず新聞データに対し、スクランブルキーに基づくスクランブル処理が施され、その結果得られたスクランブルデータ(新聞データ)と関連情報が、音声信号(少なくともその一部は、放送センタ3が放送する映像信号に付随する音声信号である)とともに多重化される。
【0021】
この多重化されたデータは、4相DPSK変調され、図2に示すようなフォーマット(但し、Aモード時)のディジタルチャンネルデータとされる。このディジタルチャンネルデータは、横64ビット、縦32ビットの、合計2048ビットのデータにより、1フレームのデータが構成されている。最初の2ビット×32ビットの範囲には、フレーム同期信号、制御信号およびレンジビット信号が記録されるようになされている。
【0022】
1フレームのデータは1msの時間で伝送されるため、伝送レートは2.048Mbpsとなる。
【0023】
フレーム同期信号は、各フレームの同期を取るための信号である。制御信号は、16ビットが1単位とされ、最初の1ビットは、AモードまたはBモードのいずれのモードであるのかを表している。次の第2ビットと第3ビットにより、テレビジョン音声信号(映像信号に付随する音声信号)がステレオ信号であるのか、モノラル1チャンネルの信号であるのか、モノラル2チャンネルの信号であるのかを表すようになされている。
【0024】
また、第4ビットと第5ビットは、テレビジョン音声以外に付加される付加信号がステレオ音声信号であるのか、モノラル1チャンネルの音声信号であるのか、モノラル2チャンネルの音声信号であるのか、あるいはまた、音声以外の信号であるのかを表している。第6ビット乃至第15ビットは、将来の使用のための拡張ビットとされている。第16ビットは、音声出力を抑圧するかしないかを表すための符号とされている。
【0025】
図2に示すように、最初の2×32ビットの範囲の次の10×32ビットの範囲、およびそれに続く10×32の3つの範囲には、それぞれ音声1乃至音声4の音声データが記録されるようになされている。10×32ビットの各範囲には、音声データが32サンプル分配置される。即ち、1サンプル当りのビット数は10ビットとされている。しかしながら、アナログ音声信号は、1サンプル当り14ビットのディジタルデータに変換される。このうち、有効桁の上位の10ビットが選択され、1サンプルのデータとして伝送される。
【0026】
即ち、14ビットのデータのうちの有効桁の上位10ビットのデータが選択されるため、その選択される範囲(レンジ)は、第0乃至第13ビットのデータのうちの、第0乃至第9ビット、第1乃至第10ビット、第2乃至第11ビット、第3乃至第12ビット、第4乃至第13ビットの合計5つある。最初の2×32ビットの範囲に記録されるレンジビットは、この5個のレンジのうちのどのレンジの10ビットであるのかを表している。
【0027】
Aモード時においては、この10×32ビットの範囲に、1チャンネルの音声データを配置するようにするのであるが、Bモード時においては、20×32ビットの範囲に1チャンネル分の音声データが配置されるようになされる。即ち、Bモード時においては、より高品位の音声データを伝送することができるようになされている。
【0028】
音声4のデータの次には、15×32ビットの範囲に、独立データチャンネルのデータが配置され、さらに最後の7×32ビットの範囲には、横方向の誤り訂正符号が配置されている。
【0029】
この図2に示す独立データチャンネルのデータは、パケット化されて伝送される。図3は、このパケットのフォーマットを表している。同図に示すように、1パケットは288ビットにより構成され、先頭の16ビットはヘッダとされ、それに続く190ビットに実質的なデータが配置され、最後の82ビットに、パケットの誤り訂正符号が配置される。16ビットのヘッダのうち、最初の5ビットは、サービス識別符号とされ、残りの11ビットがサービス識別符号の横方向の誤り訂正符号(チェックビット)とされる。このサービス識別符号は、関連情報と新聞データの識別を行うための符号などを含んでいる。
【0030】
独立データチャンネルは、例えば15チャンネルのパケットにパケット化されるようになされている。図4は、独立データチャンネルにおけるパケットの構成を模式的に表している。同図に示すように、15チャンネルの各パケットのうちの1つのパケットには、上述した関連情報が割り付けられる。そして、残りの14個のパケットには、例えば14の各新聞社A乃至Iの新聞データを割り付けることができる。即ち、関連情報と新聞データA乃至Iが同時に各家庭(受信者側)に伝送されることになる。但し、1つの新聞社において、複数のパケットを同時に使用することも可能である。
【0031】
図5は、パケットのより詳細なフォーマットを表してる。同図に示すように、288ビットよりなるパケットは、その最初の16ビットがヘッダとされ、そこに関連情報や新聞データなどの識別データ(図3で説明したヘッダのサービス識別データ)が配置される。ヘッダに続く190ビットには、関連情報あるいは新聞データが配置され、最後の82ビットに誤り訂正符号が配置される。
【0032】
関連情報には、共通情報と個別情報の2種類がある。共通情報の先頭には、共通情報であるのか、個別情報であるのかを識別するための種類識別コードが割り当てられる。その次には、新聞A,B,C,・・・のいずれの新聞のデータであるのかを識別するための新聞データ識別子が割り当てられている。さらにそれに続く位置には、使用するパケット位置のデータが配置されている。即ち、上述した1乃至15のいずれの位置のパケットのデータであるのかを表すコードが、ここに割り当てられることになる。
【0033】
さらに、その次には、スクランブルキーが割り当てられている。このスクランブルキーが、後述する受信装置6において受信され、スクランブルされた新聞データのデスクランブルが可能となる。
【0034】
スクランブルキーの次には、放送開始時刻と放送終了時刻がさらに割り当てられている。放送終了時刻の次には、その他必要なコードを割り当てることが可能となされている。
【0035】
一方、個別情報には、その先頭に、種類識別コードが割り当てられ、その次に受信装置IDが割り当てられている。この受信装置IDは、例えば各受信者側に配置された図1の各受信装置6に対して割り当てられるものである。この受信装置IDの次には、この受信装置IDを有する契約者の契約内容が割り当てられている。以下、受信装置IDとそれに対応する契約内容が順次割り当てられている。
【0036】
図4に示したように、最初のパケットに割り当てられている関連情報が常に伝送されるため、受信側においては、この関連情報をモニタすることにより、所定の新聞社のスクランブルキーや、その放送開始時刻、終了時刻を検知することができる。また、共通情報が送られていない所定の期間において、適宜伝送される個別情報に含まれる受信装置IDを有する受信装置が、その契約内容に符合する場合、所定の新聞社の新聞データをダウンロードすることが可能となる。
【0037】
一方、新聞データは、検索紙面のデータと記事紙面のデータとに区分される。検索紙面のデータは、その最初にスタートコードが割り当てられている(検索紙面a)。このスタートコードは、例えば新聞Aの新聞データが、ここから開始されることを表すものである。スタートコードの次には、新聞データ識別子が配置されている。この新聞データ識別子は、新聞社A,B,C,・・・のいずれの新聞社のデータであるのかを識別するためのコードである。この新聞データ識別子の次には、検索紙面と記事紙面とを識別するための種類識別コードが割り当てられている。さらに、その次には、紙面識別データが割り当てられている。この紙面識別データは、例えば政治面、経済面、スポーツ面などの紙面(ジャンル)を識別するものである。
【0038】
紙面識別データの次には、見出し文が配置され、さらにその次に、その見出し文の文字サイズとフォント、さらにその紙面上の位置を表す位置データがそれぞれ配置される。また、位置データの次には、その見出し文が縦書きであるのか、横書きであるのかを表すレイアウトデータが配置されている。そして、さらにその次には、見出し文に対応する詳細な記事が記載されている位置へアクセスするためのポインタが配置されている。
【0039】
以上の検索紙面aは、最初のパケットのフォーマットであるが、2番目以降のパケットにおいては、検索紙面bに示すようなフォーマットでよい。即ち、このパケットにおいては、スタートコードと新聞データ識別子が省略されたものとなっている。
【0040】
一方、新聞データのうちの記事紙面は、その先頭に種類識別データが配置され、その次にレイアウトが配置されている(記事紙面a)。レイアウトの次には概要、そして、それに続いて詳細な記事の内容を表す記事データが配置されている。概要あるいは記事データが長く、1パケット内に収容しきれない場合においては、上述した記事紙面aに続いて、記事紙面bに示すパケットが必要に応じて付加される。そして、記事データの終了位置には、エンドコードが付加される。
【0041】
検索紙面は、例えば見出しだけが見えるように表示される。また、記事紙面は、見出しだけでなく、それに続いて概要、さらに詳細な記事が見えるように表示される。契約者は必要に応じて検索紙面の所定の見出しを、後述する図6の端末装置7におけるタッチパネル12などにより指定することにより、それを選択すると、その見出しに対応する記事紙面が表示されるようになされている。
【0042】
図1に戻り、放送センタ3では、図2に示すフォーマットのディジタルチャンネルデータと、放送センタ3において放送する映像信号とが周波数多重化され、さらに、その信号に対して、FM変調が施される。そして、このFM信号の周波数がギガヘルツのオーダの周波数に周波数変換され、さらに電力増幅された後、送信アンテナから衛星(放送衛星(BS)または通信衛星(CS))4に送出される。
【0043】
衛星4では、その内蔵するトランスポンダにより、放送センタ3からの電波が増幅され、例えば各家庭における受信者(契約者)に配信される。各家庭においては、室外装置5により受信された信号(電波)が、所定の中間周波信号(IF信号)に変換される。このIF信号は、受信装置6に入力される。受信装置6により受信されたデータは、そこにおいて復調され、その結果得られたビットストリームが、端末装置7に出力される。
【0044】
端末装置7は、例えば図6に示すように構成される。受信装置6からのビットストリームは、デコーダ11に入力され、図2に示すディジタルデータチャンネルが分離される。さらに、デコーダ11は、ディジタルデータチャンネルから独立データチャンネルを分離し、その中の共通情報(図5)におけるスクランブルキーに基づいて、スクランブルされた新聞データをデスクランブルする。
【0045】
なお、デコーダ11では、上述したように、あらかじめ自身に割り当てられている受信装置IDが、独立データチャンネルの個別情報(図5)の中に記述されおり、且つその契約内容が符合する場合のみ、所定の新聞社の新聞データのデスクランブルが可能となるようになされている。
【0046】
デコーダ11でデスクランブルされた新聞データは、CPU13において、図7に示すフローチャートにしたがった処理が施される。なお、図7のフローチャートに対応するプログラム、また例えばミニディスク(商標)16へのデータの記録再生動作、電源ON直後のシステムのイニシャライズなどの端末装置7の制御に関するプログラムは、ROM18に記憶されており、CPU13は、このROM18に記憶されているプログラムを読み出し、実行することによって端末装置7の各ブロックを制御する。また、CPU13の動作上必要なデータは、RAM17に一時記憶される。
【0047】
CPU13では、まずステップS1において、新聞データの検索紙面(図5)をカウントする変数iに、初期値としての1がセットされ、ステップS2に進み、デコーダ11でデスクランブルされた新聞データのうち、第i番目の検索紙面(No.iの検索紙面)がCPU13に読み込まれる。そして、ステップS3に進み、検索紙面の見出し文から、所定のキーワードの検索が行われる。
【0048】
ここで、所定のキーワードは、タッチパネル13が操作されることにより、あらかじめ入力され、RAM17に登録(設定)されている。なお、この所定のキーワードとしては、ユーザが所望する新聞記事に含まれていることが考えられるものが登録される。
【0049】
即ち、ステップS3では、図8に示すように、まずステップS11において、No.iの検索紙面における見出し文の中から、所定のキーワードが検索され、その中に、所定のキーワードが存在するか否かが判定される。ステップS11において、No.iの検索紙面における見出し文の中に、所定のキーワードが存在しないと判定された場合、ステップS12をスキップして処理を終了する。
【0050】
一方、ステップS11において、No.iの検索紙面における見出し文の中に、所定のキーワードが存在すると判定された場合、ステップS12に進み、No.iの検索紙面における見出し文の中から検索された所定のキーワードの数が、RAM17に記憶され、処理を終了する。
【0051】
以上のようにして、検索紙面の見出し文からの、所定のキーワードの検索が終了すると、図7のステップS4に進み、No.iの検索紙面における見出し文に対応する詳細な記事が記述されている記事紙面における概要および記事データ(図5)から、所定のキーワードの検索が行われる。
【0052】
即ち、ステップS4では、まず図9に示すステップS21において、No.iの検索紙面における見出し文に対応する詳細な記事が記述されている記事紙面における概要および記事データの中から、所定のキーワードが検索され、その中に、所定のキーワードが存在するか否かが判定される。ステップS21において、記事紙面における概要および記事データの中に、所定のキーワードが存在しないと判定された場合、ステップS22をスキップして処理を終了する。
【0053】
一方、ステップS21において、記事紙面における概要および記事データの中に、所定のキーワードが存在すると判定された場合、ステップS22に進み、記事紙面における概要および記事データの中から検索された所定のキーワードの数が、RAM17に記憶され、処理を終了する。
【0054】
以上のようにして、No.iの検索紙面における見出し文に対応する詳細な記事が記述されている記事紙面における概要および記事データの中からの、所定のキーワードの検索が終了すると、図7のステップS5に進み、デコーダ11でデスクランブルされた新聞データの検索紙面すべてに対し、所定のキーワードの検索処理(ステップS3の処理)が行われたか否かが判定される。
【0055】
ステップS5において、デコーダ11でデスクランブルされた新聞データの検索紙面すべてに対し、所定のキーワードの検索処理(ステップS3の処理)が行われていないと判定された場合、ステップS6に進み、変数iが1だけインクリメントされ、ステップS2に戻る。
【0056】
一方、ステップS5において、デコーダ11でデスクランブルされた新聞データの検索紙面すべてに対し、所定のキーワードの検索処理が行われたと判定された場合、処理を終了する。
【0057】
以上の処理後、CPU13は、デコーダ11からの検索紙面と、それに対応する記事紙面を、図10に示すフォーマットに変換し、例えばミニディスク16などの記録媒体に記録する。
【0058】
即ち、CPU13は、デコーダ11からの第i番目の検索紙面(図5)のうち、紙面識別データ、見出し文、文字サイズ、フォント、位置データ、レイアウトデータをそのままミニディスク16に記録する。そして、No.iの検索紙面と、それに対応する記事紙面から、ステップS3およびS4の処理により得ることができた所定のキーワードの数が加算され、その加算値、つまりNo.iの検索紙面およびそれに対応する記事紙面に含まれる所定のキーワードの数が、レイアウトデータの次に記録される。
【0059】
なお、キーワードの数が多いほど、検索紙面は重要度の高いもの、即ちユーザにとってより所望する(より重要な)記事に対応するものとされる。
【0060】
さらに、キーワードの数の次には、第i番目の検索紙面の見出し文に対する詳細な記事データが記述された記事データへアクセスするためのポインタが記録される。
【0061】
一方、デコーダ11からのNo.iの検索紙面に対応する記事紙面(図5)については、そのうちのレイアウトデータ、概要、記事データが、そのままミニディスク16に記録される。さらに、記事データの次(終わり)には、ひとつの記事紙面の終わりを表すためのエンドコードが記録される。なお、No.iの検索紙面に対応する記事紙面は、No.iの検索紙面の最後に記述されたポインタが示す位置から記録される。
【0062】
図10に示すフォーマットで、ミニディスク16に新聞データが記録された後、タッチパネル12が操作されることにより、CPU13に対し、所定の指令(表示指令)が入力されると、CPU13は、ミニディスク16に記録されたデータを再生し、LCD14に供給して表示させる。
【0063】
この場合、新聞データは、検索紙面と記事紙面とにより構成されるので、CPU13は、図11(a)に示すように、まず最初に検索紙面を表示させる。即ち、LCD14の表示可能な面積や解像度から考え、例えば新聞の1面すべてを、その細かい文字までを含めて表示することは困難なので、検索紙面は、見出しだけが見えるように、LCD14に表示される。
【0064】
即ち、最初は、例えば新聞の任意の1面に記載されている記事すべての概要がほぼ理解できるように、見出しだけが、各検索紙面に記述されている文字サイズ、フォント、位置データ、レイアウトデータに基づいて表示される。
【0065】
これにより、使用者は、実際に紙に印刷された新聞を見るのと同様の使用感を得ることができる。
【0066】
透明なタッチパネル12は、LCD14の表示面側に、一体的に構成されており、LCD14に表示された見出しのうち、詳細を確認したい見出しの部分に対応する、タッチパネル12上の位置をタッチ(選択)すると、その接触位置に対応する信号が、タッチパネル12からCPU13に出力される。CPU13は、タッチパネル12からの信号(接触位置を表す信号)から、選択された見出しを判別する。そして、その見出しに対応する記事紙面を、ミニディスク16から読み出し、図11(b)に示すように、記事の見出しだけでなく、それに続いて概要、さらに詳細な記事が見えるように、LCD14の表示面全体に表示させる。
【0067】
従って、情報を効率的に表示し、その中から所望のものを迅速に選択し、表示させることができる。
【0068】
ここで、インターフェイス15には、プリンタを接続することができるようになされており、詳細な記事をLCD14に表示させた後、タッチパネル12を操作して、ハードコピーの指令を入力すると、LCD14に表示された詳細な記事が、インターフェイス15に接続されたプリンタにより印刷されるようになされている。従って、この場合、所望する記事のハードコピーを得ることができる。
【0069】
なお、上述のように、最初に、所定の1面の検索紙面を表示させるのではなく、例えば所定のジャンル(通常、複数面にわたる)における見出しを、メニュー形式で表示させ、上述したようにして、そのメニューの中から、所望する見出しを選択させてから、その見出しが記述された1面の検索紙面を表示させるようにしても良い。
【0070】
次に、タッチパネル12が操作されて、装置の動作モードがソートモードにされ、CPU13に対し、所定の指令(表示指令)が入力された場合、CPU13は、ミニディスク16に記憶された各検索紙面に記述されたキーワードの数(図10)に基づいて位置データを変更し、LCD14に検索紙面を表示させる。
【0071】
即ち、例えば図12(a)に示すような、位置データが(10,5),(80,50),(70,90)とそれぞれされた検索紙面No.1,No.2,No.3からなる新聞の1面は、装置の動作モードが通常モードの場合、図12(b)に示すように、位置データに対応するLCD14の位置に表示される。
【0072】
なお、位置データ(x,y)は、LCD14の最も右上の座標を(0,0)とした場合の、検索紙面の最も右上の座標を表している。
【0073】
しかしながら、装置の動作モードがソートモードの場合、重要度としての所定のキーワードの数が多いほど、検索紙面がLCD14のより上部に表示されるように、位置データが変更される。
【0074】
従って、例えば図12(a)に示すように、検索紙面No.1,No.2,No.3のキーワードの数が、それぞれ5,10,7であり、その位置データが、それぞれ(10,5),(80,50),(70,90)であった場合、キーワードの数が多いほど、Y座標が小さくなるように、位置データ(x,y)が入れ換えられる。
【0075】
即ち、この場合、検索紙面No.1,No.2,No.3の位置データは、図13(a)に示すように、それぞれ(70,90),(10,5),(80,50)に変更される。
【0076】
この結果、図13(b)に示すように、LCD14の上部から、キーワードの数の多い順に、検索紙面No.2,No.3,No.1が表示される。
【0077】
従って、実際の新聞紙面上では、例えば「国連」という文字が多く使われている記事が、いわゆるトップ記事扱いで、紙面上の最上部に記載されている場合に、ユーザが欲している記事が、例えば「ドル」に関するものであれば、キーワードをドルとしておくことにより、「ドル」というキーワードが最も多く使われている記事(検索紙面)が、「国連」という文字が多く使われている記事(検索紙面)に代わって、トップ記事扱いで、LCD14の最上部に表示される。
【0078】
その後、LCD14に表示された検索紙面(見出し)のうち、詳細を確認したい見出しの部分に対応する、タッチパネル12上の位置をタッチ(選択)することにより、上述したように、その見出しに対応する記事紙面が、ミニディスク16から読み出され、図11(b)に示すように、見出しだけでなく、それに続いて概要、さらに詳細な記事が見えるように、LCD14の表示面全体に表示される。
【0079】
以上のように、キーワードの数が多く、ユーザにとってより所望する(より重要な)記事に対応する検索紙面が、LCD14のより上部に表示されるので、即ちユーザにとって見やすい形で表示されるので、その中から所望のものを迅速に選択し、詳細な記事を表示させることができる。
【0080】
次に、図1に示す情報提供者側から、独立データチャンネル(図2)に、新聞データでなく、または新聞データに加えて、例えば静止画データや動画データ、音声データなどを入れて送信がなされた場合、端末装置7では、タッチパネル12から所定の指令(静止画、動画、または音声の再生指令)がなされると、静止画、動画、または音声の再生が行われるようになされている。
【0081】
即ち、この場合、端末装置7(図6)では、受信された静止画データや動画データ、音声データなどは、ミニディスク16に記録され、タッチパネル12から所定の指令(静止画、動画、または音声の再生指令)がなされると、ミニディスク16から静止画データ、動画データ、または音声データが読み出される。
【0082】
静止画データまたは動画データは、CPU13において、表示可能なデータ形式に変換され、LCD14に供給されて表示される。また、音声データは、CPU13において、再生可能なデータ形式に変換され、D/Aコンバータ19に供給される。D/Aコンバータ19では、ディジタルの音声データがアナログ信号にD/A変換され、図示せぬアンプを介してスピーカ20に供給されて出力される。
【0083】
なお、D/Aコンバータ19の出力は、ヘッドフォンやイヤフォンなどに供給するようにしても良い。
【0084】
また、静止画データ、動画データ、または音声データが圧縮されている場合には、CPU13では、これらに伸張処理を施してから、上述のデータ形式の変換処理が行われる。
【0085】
さらに、静止画データ、動画データ、または音声データと、新聞データとを対応付けておくようにすることができる。即ち、例えばスポーツの記事と、そのスポーツのハイライトシーンを対応付けたり、事件の記事と、その事件現場からのレポート映像を対応付けておくようにすることができる。この場合、見出しだけがLCD14に表示された記事が選択されると、その記事に関する映像が表示されるようにすることができ、従って生々しい情報(事件)をユーザに伝えることができる。
【0086】
ところで、静止画データ、動画データ、または音声データが圧縮されている場合、送受信するデータ量が少なく、従って伝送路の容量やミニディスク16の容量も少なくて済むが、上述の伸張処理のために、CPU13としては、高速なものが必要となる。そこで、この場合、CPU13の負荷を減らすために、伸張処理を行う専用のハードウェアを設けることが考えられるが、これは、装置の高コスト化を招く。
【0087】
一方、静止画データ、動画データ、または音声データが圧縮されていない場合、CPU13としては、それほど高速なものは必要ないが、伝送路やミニディスク16としては、大容量のものが必要となる。
【0088】
従って、図1に示すデータ放送システムにおいては、CPU14の処理能力や、ミニディスク16からのデータの再生速度、伝送路およびミニディスク16の容量、端末装置7のコストなどを加味して、静止画データ、動画データ、または音声データを圧縮して伝送するか否かが決定される。
【0089】
なお、本実施例においては、キーワードの数が多いほど、即ちユーザにとって重要な記事(重要度の高い記事)ほど、LCD14のより上部に検索紙面を表示させるようにしたが、これに限らず、例えばその見出しをより大きく表示させるようにしても良い。この場合においても、ユーザにとって所望する記事が見やすい形で表示されることになり、所望のものを迅速に選択し、詳細な記事を得ることができる。
【0090】
さらに、本実施例では、キーワードの数が多いほど、ユーザにとって重要な記事(重要度の高い記事)としたが、これに限られるものではない。即ち、例えば検索紙面の見出しの文字サイズ(図5)が大きいものや、フォントが特殊なものほど、重要度の高い記事とすることができる。
【0091】
また、本実施例においては、新聞データを独立データチャンネルに入れるようにしたが、この独立データチャンネルには、新聞データの他、例えば雑誌や書籍などのあらゆる刊行物のデータを入れるようにすることができる。
【0092】
さらに、本実施例では、端末装置7において、衛星を用いて伝送された新聞データを受信するようにしたが、例えばアナログ電話回線(PTSN)やISDN、地上波などを用いて伝送された新聞データを受信するようにすることができる。
【0093】
また、本実施例においては、受信した新聞データを、図10に示すフォーマットでミニディスク16に記録するようにしたが、ミニディスク16の代わりに、例えばIDカードや磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどを用いるようにしても良い。
【0094】
さらに、本実施例においては、端末装置7にデコーダ11を設けるようにしたが、端末装置7を、いわゆるデスクトップ型でなく、携帯型として構成する場合、デコーダ11を設けずに構成するようにすることができる。このようなデコーダ11を有さない端末装置は、デコーダ11を有する端末装置7によって、データが記録されたミニディスク16の再生を行う再生専用端末装置として用いることができる。
【0095】
端末装置7が携帯型の場合、それを携帯しているときには、衛星4からのデータを受信することはほとんどないと考えられるので、デコーダ11が内蔵されていなくても実用上問題は生じない。むしろ、この場合、デコーダ11の分の軽量化、低コスト化を図ることができる。
【0096】
また、本実施例では、記事を表示するのに、LCD14を用いるようにしたが、LCD14の他、例えばCRTなどを用いるようにすることができる。さらに、例えばNTSC信号への変換装置を設け、テレビジョン受像機などに、記事を表示させるようにすることができる。
【0097】
さらに、本実施例においては、インターフェイス15に図示せぬプリンタを接続するようにしたが、プリンタの他、例えばRS232−Cやイーサネットなどを介してコンピュータと接続するようにすることができる。この場合、コンピュータに新聞データを読み出し、記事の編集を行うことが可能となる。
【0098】
また、本実施例においては、タッチパネル12を操作することにより、端末装置7に指令がなされるようにしたが、タッチパネル12の他、例えばキーボードやマウス、ペン、タブレットなどを用いるようにすることができる。
【0099】
さらに、本実施例では、衛星4を介して受信された新聞データに対し、即座に図7に示すフローチャートにしたがった、キーワードの検出処理を施すようにしたが、例えば受信された新聞データを、ミニディスク16に一旦記録してから、キーワードの検出処理を行うようにすることができる。
【0100】
この場合、受信された新聞データを、そのままのフォーマットで記録するようにしても良いし、また、図10に示すフォーマットに変換してから記録するようにしても良い。但し、図10に示すフォーマットに変換してから、新聞データを記録する場合には、検索紙面のキーワードの数の部分は、ブランクにされる。
【0101】
受信された新聞データに対し、即座にキーワードの検出処理を施す場合には、CPU13としては、新聞データの伝送速度にあわせて処理を行わなければならないので、高速なものが必要となる。しかしながら、受信された新聞データを、ミニディスク16に一旦記録する場合、上述の、いずれのフォーマットで記録するにしても、CPU13に、キーワードの検索処理を、自身の空き時間に行わせるようににすることができ、従ってこの場合、CPU13としては、低速なもの、即ち安価なものを用いるようにすることができる。
【0102】
また、本実施例においては、キーワードをRAM17にあらかじめ登録しておくようにしたが、受信された新聞データを、ミニディスク16に一旦記録してから、キーワードの検出処理を行うようにした場合、検索紙面の見出しをLCD14に表示させるときに、キーワードを指定するようにすることができる。
【0103】
さらに、キーワードは、1つでだけではなく、複数指定するようにすることができる。
【0104】
また、本実施例では、検索紙面は、図11(a)に示すように、見出しだけが見えるように表示するようにしたが、見出しに加え、詳細な記事(細かい文字)の部分を、例えば点線などで表示するようにすることができる。この場合、新聞紙面に、より近いイメージで表示が行われることになり、使用感を向上させることができる。
【0105】
【発明の効果】
本発明の端末装置およびデータ処理方法によれば、情報の表示形態を指定する表示形態指定データとしての、情報の表示位置を表す表示位置データを含む情報が複数入力され、複数の情報に対して重要度が設定される。そして、設定された重要度に基づいて、複数の情報の表示位置データを変更することにより、複数の情報の表示装置への出力データが生成される。従って、例えば、使用者にとって見やすい形で、表示装置に情報を出力するようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の端末装置を適用したデータ放送システムの一実施例の構成を示す図である。
【図2】Aモード時のディジタルチャンネルデータのフォーマットを示す図である。
【図3】パケットのフォーマットを示す図である。
【図4】独立データチャンネルにおけるパケットの構成を模式的に表した図である。
【図5】パケットのより詳細な構成を説明する図である。
【図6】図1の実施例の端末装置7の詳細なブロック図である。
【図7】キーワードの検索処理を説明するフローチャートである。
【図8】図7のステップS3の処理のより詳細を説明するフローチャートである。
【図9】図7のステップS4の処理のより詳細を説明するフローチャートである。
【図10】図6のミニディスク16に記録された新聞データのフォーマットを示す図である。
【図11】検索紙面と記事紙面を説明する図である。
【図12】検索紙面のデータと、その表示位置との関係を説明する図である。
【図13】ソートされた検索紙面のデータと、その表示位置との関係を説明する図である。
【符号の説明】
1 大型計算機
2 ワークステーション
3 放送センタ
4 衛星
5 室外装値
6 受信装置
7 端末装置
11 デコーダ
12 タッチパネル
13 CPU
14 LCD
15 インターフェイス
16 ミニディスク
17 RAM
18 ROM
19 D/Aコンバータ
20 スピーカ
Claims (8)
- 電子的な方法によって配布された情報を処理する端末装置において、
前記情報の表示形態を指定する表示形態指定データとしての、前記情報の表示位置を表す表示位置データを含む前記情報を複数入力する入力手段と、
前記複数の情報に対して重要度を設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された重要度に基づいて、前記複数の情報の表示位置データを変更することにより、前記複数の情報の表示装置への出力データを生成する生成手段と
を具備することを特徴とする端末装置。 - 前記設定手段は、前記情報から所定のキーワードを検索し、前記情報に含まれるキーワードの数に基づいて、前記重要度を設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。 - 前記情報は、前記表示形態指定データとしての文字の大きさを表すサイズデータを含み、
前記設定手段は、前記サイズデータに基づいて、前記重要度を設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。 - 前記入力手段は、前記情報の表示形態を指定する表示形態指定データとしての文字の大きさを表すサイズデータをさらに含む前記情報を複数入力し、
前記生成手段は、前記設定手段により設定された重要度に基づいて、前記複数の情報のサイズデータをさらに変更することにより、前記複数の情報の表示装置への出力データを生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。 - 電子的な方法によって配布された情報を処理するデータ処理方法において、
前記情報の表示形態を指定する表示形態指定データとしての、前記情報の表示位置を表す表示位置データを含む前記情報を複数入力する入力ステップと、
前記複数の情報に対して重要度を設定する設定ステップと、
前記設定ステップにより設定された重要度に基づいて、前記複数の情報の表示位置データを変更することにより、前記複数の情報の表示装置への出力データを生成する生成ステップと
を含むことを特徴とするデータ処理方法。 - 前記設定ステップは、前記情報から所定のキーワードを検索し、前記情報に含まれるキーワードの数に基づいて、前記重要度を設定する
ことを特徴とする請求項5に記載のデータ処理方法。 - 前記情報は、前記表示形態指定データとしての文字の大きさを表すサイズデータを含み、
前記設定ステップは、前記サイズデータに基づいて、前記重要度を設定する
ことを特徴とする請求項5に記載のデータ処理方法。 - 前記入力ステップは、前記情報の表示形態を指定する表示形態指定データとしての文字の大きさを表すサイズデータをさらに含む前記情報を複数入力し、
前記生成ステップは、前記設定ステップにより設定された重要度に基づいて、前記複数の情報のサイズデータをさらに変更することによって、前記複数の情報の表示装置への出力データを生成する
ことを特徴とする請求項5に記載のデータ処理方法。
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