JP3567458B2 - xDSL伝送速度測定装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、xDSL伝送速度測定装置に関し、特に周期的に雑音量が変化する環境下におけるxDSLの伝送速度を測定するxDSL伝送速度測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
xDSLは、電話線等のメタルケーブルを使用し、数Mビット/秒の高速データ伝送を可能にする伝送方式である。xDSLの代表的なものに、上りと下りで伝送速度が異なるADSL(非対称デジタル加入者線)がある。類似の技術としては、HDSL、SDSL、VDSLなどがあり、伝送速度、速度の対称/非対称などの違いがある。これらを総称してxDSLと呼んでいる。
【0003】
xDSLでは、通常すでに接続している1対の電話加入者線(ペア線)を使用するが、一部のラインではループ伝送特性が不充分であるために、高速データ伝送ができない場合がある。このため、xDSLのサービスを提供しているプロバイダは、サービスを提供する前にユーザーとの電話加入者線がxDSLサービスを提供できるか判断するためループ伝送特性を試験する必要がある。
【0004】
通常、上記のループ伝送特性試験は、通信用線路に物理的にアクセスできない場合、通信用線路の端部で両方向測定を行なわなければならない。このため、通信用線路に物理的にアクセスできないプロバイダは、両方向測定をするためユーザーの端末に試験スタッフを派遣する必要がある。
【0005】
そこで、通信用線路に物理的にアクセスできないプロバイダが、ユーザーの端末に試験スタッフを派遣しなくても試験可能な、一方向試験が開発さている。
この種試験装置として、例えば特開2000−209338号公報に示される技術が知られている。
【0006】
しかし、現在の一方向試験方法では、TCM−ISDN漏話雑音環境下のような、周期的に雑音量が変化する環境下では、伝送速度を正確に測定することができない。これは、TCM−ISDN回線では200Hzで伝送方向の切替を行なっており、ここからの漏話雑音も雑音量の多い近端漏話(NEXT)と雑音量の少ない遠端漏話(FEXT)が周期的に発生するためである。現在の一方向試験方法では、この雑音量の変化を考慮していない。
【0007】
これに対し、TCM−ISDN回線からの周期的に雑音量が変化する環境下に対応したxDSLモデムが開発されている。これは、デュアルビットマップ方式に代表される方式で、雑音量の多いNEXTの間は伝送量を少なく、雑音量の少ないFEXTの間は伝送量を多くする手段で伝送量を増やしている。
この場合、雑音量の周期的な変化を測定しなければ、このような周期的に雑音量が変化する環境下に対応したxDSLモデムの伝送速度の解析をすることができない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、周期的に雑音量が変化する環境下で伝送速度の一方向試験が可能なxDSL伝送速度測定装置を提供することにある。
【0009】
本発明の他の目的は、特にTCM−ISDN漏話雑音環境下で伝送速度一方向試験が可能なxDSL伝送速度測定装置を提供することにある。
【0010】
本発明のさらなる目的は、周期的に雑音量が変化する環境下で伝送速度一方向試験が可能なxDSL伝送速度測定装置を使用して、周期的に変化する雑音に適応したxDSL装置の伝送速度を正確に見積もることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
以下に、[発明の実施の形態]で使用する番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記載との対応関係を明らかにするために付加されたものであるが、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
【0012】
本発明のxDSL伝送速度測定装置(7)は、xDSL伝送速度を一方向から測定をするxDSL伝送速度測定装置(7)であって、xDSL伝送に使用される通信用線路(6)からの周期的に雑音量が変化する雑音を前記雑音の変化の周期に同期して前記周期毎に測定し、前記雑音の周波数特性を解析する測定装置(3)と、前記測定装置(3)の解析結果によりxDSL伝送速度を解析する分析装置(4)とを具備する。
【0013】
前記雑音は、TCM−ISDNからの周期的に変化する漏話雑音を含み、本発明の前記xDSL伝送速度測定装置(7)において、前記測定装置(3)は、前記雑音を前記TCM−ISDNのバースト周期に同期するクロックを参照して前記雑音の変化の周期に同期して測定することにより、前記周期毎の前記雑音の周波数特性を解析する。
【0014】
本発明のxDSL伝送速度測定装置(7)において、前記測定装置(3)は、前記通信用線路(6)にインパルス信号を送出し、端末(2)で反射された前記インパルス信号を受信し、前記送出から前記受信までの時間で前記通信用線路(6)の線路長を解析し、受信した前記インパルス信号の周波数成分を解析することにより前記通信用線路(6)の周波数特性を解析する。
【0015】
本発明のxDSL伝送速度測定装置(7)において、前記分析装置(4)は、前記通信用線路(6)の周波数特性と前記雑音の周波数特性を使用し、周期的に変化する前記雑音量に対応して前記xDSL上り伝送速度を解析する。
【0016】
本発明のxDSL伝送速度測定装置(7)において、前記分析装置(4)は、前記雑音の種別および前記雑音元の回線数を解析し、前記雑音の種別および前記雑音元の回線数から前記通信線路(6)の下り方向の雑音量を推定することにより、周期的に変化する前記下り方向の雑音量に対応して前記xDSL下り伝送速度を解析する。
【0017】
本発明のxDSL伝送速度測定装置(7)において、前記分析装置(4)は、前記雑音とデータベースの雑音モデルとのマッチング処理により前記雑音の種別および前記雑音元の回線数を解析する。
【0018】
本発明のxDSL伝送速度を一方向から測定をするxDSL伝送速度測定方法は、インパルス信号を使用して通信用線路(6)の線路長を解析するステップと、前記インパルス信号を使用して前記通信用線路(6)の周波数特性を解析するステップと、前記通信用線路(6)からの雑音の周波数特性を解析するステップと、前記通信用線路(6)の周波数特性と前記雑音の周波数特性からxDSL上り伝送速度を解析するステップと、前記雑音の種別と前記雑音元の回線数を解析するステップと、前記雑音の種別と前記雑音元の回線数から下り方向の雑音量を推定し、xDSL下り伝送速度を解析するステップとで構成される。
【0019】
本発明のxDSL伝送速度測定方法において、前記雑音の周波数特性を解析するステップは、前記雑音が周期的に変化する環境において、前記雑音が変化する周期に同期して前記周期毎に前記雑音を測定することにより、前記周期毎の前記周波数特性を解析することを含む。
【0020】
本発明のxDSL伝送速度測定方法において、前記雑音の種別と前記雑音元の回線数を解析するステップは、前記通信用線路(6)からの雑音と雑音モデルとのマッチング処理により前記雑音の種別と前記雑音元の回線数を解析することを含む。
【0021】
本発明のxDSL伝送速度測定方法において、前記xDSL上り伝送速度を解析するステップおよび前記xDSL下り伝送速度を解析するステップは、周期的に変化する漏話雑音に対応して伝送速度を変化させるxDSL装置のxDSL上り伝送速度を解析することおよび前記xDSL下り伝送速度を解析することを含む。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照しながら説明する。
【0023】
図1は本発明の実施の第1形態を示す。図1は、交換機1と、端末2と、測定装置3と、分析装置4と、クロック供給装置5と、通信用線路6で構成される。
【0024】
xDSL伝送速度測定装置7は、測定装置3、分析装置4、クロック供給装置5で構成される部分である。
【0025】
交換機1は通常xDSLサービスの供給者が伝送速度試験を行なう場合に接続する加入者線交換機等の交換機である。
【0026】
端末2はユーザーの宅内に設置される電話機等の端末である。
【0027】
測定装置3は、交換機1を通してインパルス信号を通信用通路6に送出し、端末2で反射されたインパルス信号を受信する。さらに測定装置3は、受信したインパルス信号を測定し通信用線路6の周波数特性を解析するとともに、送信から受信までの時間を測定し通信用線路6の路線長を解析する。インパルス信号を送出、受信することにより一方向から通信用線路6の周波数特性及び路線長を測定することができる。
【0028】
また、測定装置3は通信用線路6からの雑音を測定し、雑音の周波数特性を解析する。この雑音はxDSL伝送における上り方向の雑音となる。
雑音の測定において雑音量が周期的に変化している場合、雑音量の周期に同期して測定を行ない、周期毎に雑音の周波数特性を解析する。雑音量の周期に同期して測定を行なう場合、クロック供給装置のクロックを参照して測定を行なうことができる。
【0029】
分析装置4は測定装置3で測定された通信用線路6の周波数特性と周期毎の雑音の周波数特性からxDSL上り伝送速度を解析する。ここで分析装置4は雑音量の変化する周期に合わせて伝送速度を変化させるxDSL上り伝送速度を解析することができる。
【0030】
また、分析装置4は測定装置3で測定された雑音からマッチング処理により雑音の種別及び雑音元の回線数を解析し雑音の原因を推定する。さらに、分析装置4は雑音の種別及び雑音元の回線数を解析し、雑音の種別及び雑音元の回線数から下り方向の雑音量を推定する。この雑音量の推定では、雑音量の周期的な変化も含む。分析装置4は推定された下り方向の雑音量と周期毎の雑音の周波数特性、通信用線路6の周波数特性、線路長等からxDSL下り方向の伝送速度の解析を行なう。ここで分析装置4は雑音量の変化する周期に合わせて伝送速度を変化させるxDSL下り伝送速度を解析することができる。
【0031】
また、分析装置4はマッチング処理に使用する雑音のデータ−ベースを保有する。なお、データ−ベースは外部に接続されるものであってもよい。分析装置4のデータベースは、典型的な雑音のデータを記録したデータベースであってもよいし、典型的な雑音の組合せ、過去測定した雑音のデータ、試験データ、その他のデータ等を記録したデータベースであってもよい。また、記録しているデータを組み合わせて、測定した雑音に近いものを作成することで解析することができるものとすることもできる。
【0032】
クロック発生装置5は、TCM−ISDNのバースト周期と同期したクロックを発生させ、測定装置3に供給する。発生するクロックは、TCM−ISDNのバースト周期に限定されず、必要に応じて雑音の変化する周期に合わせて必要なクロックを発生させることができるものとすることができる。
【0033】
通信用線路6は、交換機1と端末2を接続する通常の電話回線等の加入者線である。
【0034】
各構成要素の接続は図1で示す通り、分析装置4とクロック供給装置5は測定装置3に接続され、測定装置3は交換機1と接続される。また、交換機1はユーザーの端末2と通信用線路6で接続されている。
【0035】
次に、図2を参照して、本発明の第1形態の動作を示す。
測定装置3は、交換機1を経由して、通信用線路6に対してインパルス信号を送出する(ステップA)。送出されたインパルス信号は端末2により反射され、交換機1を経由して測定装置3で受信される(ステップB)。
【0036】
この時、測定装置3は送出した時間から端末2で反射し受信される時間までを測定することにより通信用線路6の線路長を解析する(ステップC)。さらに受信したインパルス信号の周波数成分を測定することにより、通信用線路6の周波数特性を解析する(ステップD)。
【0037】
また、測定装置3は、通信用線路6からの雑音を測定する。この雑音はxDSL装置の上り方向の雑音となる。さらに、この雑音量が周期的に変化している場合、その変化の周期に同期して雑音を別々に測定することで、周期毎の雑音の周波数特性を解析する(ステップE)。
【0038】
例えば、想定した雑音がTCM−ISDNからの漏話雑音の場合、雑音はTCM−ISDNのバースト周期の半分である200Hz毎に雑音量の多い近端漏話と雑音量の少ない遠端漏話が発生する。測定装置3は、クロック供給装置5から供給されるTCM−ISDNのバースト周期と同期したクロックを参照し雑音を周期毎に測定する。
【0039】
測定されたそれぞれの雑音の周波数特性と通信用線路6の周波数特性、線路長は分析装置4に送られる。分析装置4では得られた通信用線路6の周波数特性と周期毎の雑音の周波数特性により、xDSL上り方向の伝送速度を解析する(ステップF)。
【0040】
xDSL装置にはTCM−ISDN等からの周期的に変化する漏話雑音を考慮していない方式と、デュアルマップ方式に代表されるTCM−ISDN等からの周期的に変化する漏話雑音を考慮した方式がある。分析装置4では、これら方式の選択を行ない選択した方式の伝送速度を解析する。すなわち、TCM−ISDN等からの漏話雑音を考慮していない方式では、雑音の大きい近端漏話のみの雑音を用いて伝送速度を解析する。また、TCM−ISDN等からの漏話雑音を考慮した方式では近端漏話と遠端漏話を用いて伝送速度を解析する。すなわち、雑音量の多い近端漏話の間は伝送速度を遅くし(伝送量を減らし)、雑音量の少ない遠端漏話の間は伝送量を速くする(伝送量を増やす)方式でのxDSL上り伝送速度を解析する。なお、漏話雑音はTCM−ISDNからのものに限られず、周期的に雑音量が変化するものであれば、周期毎の伝送速度を解析することができる。
【0041】
さらに、分析装置4では、測定装置3で測定された雑音と、あらかじめ蓄積されたデータベースからの雑音モデルとをマッチング処理することにより、その雑音の原因を特定する。続いて分析装置4は、測定された雑音が隣接回線からの漏話が原因と判定された場合、雑音元となる回線の種別と回線数を解析する(ステップG)。さらに分析装置4は、この漏話の原因となる回線の種別と回線数から、宅内にモデムを設置した場合に受信するxDSL伝送の下り方向の雑音について推定する。この雑音の推定には雑音量の周期的な変化、周期毎の雑音の周波数特性等の推定を含む。次に分析装置4は、推定された下り方向の雑音量、雑音の周波数特性、通信用線路6の周波数特性、線路長等からxDSL下り伝送速度を解析する(ステップH)。
【0042】
下り方向の伝送速度も上り方向と同様、xDSL装置にはTCM−ISDN等からの漏話雑音を考慮していない方式と、TCM−ISDN等からの漏話雑音を考慮した方式があるため、これら方式の選択を行ない選択した方式の伝送速度を解析する。すなわち、TCM−ISDNからの漏話雑音を考慮していない方式では、雑音の大きい近端漏話のみの雑音を用いて伝送速度を解析する。また、TCM−ISDNからの漏話雑音を考慮した方式では、近端漏話と遠端漏話を用いて伝送速度を解析する。すなわち、雑音量の多い近端漏話の間は伝送速度を遅くし(伝送量を減らし)、雑音量の少ない遠端漏話の間は伝送量を速くする(伝送量を増やす)方式での伝送速度を解析する。漏話雑音はTCM−ISDNからのものに限られず、周期的に雑音量が変化するものであれば、周期毎の伝送速度を解析することができる。
【0043】
周期的に変化する雑音量に対応したxDSL上り伝送速度及びxDSL下り伝送速度を解析することにより、周期的に変化する雑音量に適応したxDSL装置の伝送速度を見積もることができる。また、周期的に変化する雑音量に適応していないxDSL装置の伝送速度も見積もることができる。
【0044】
なお、雑音が隣接回線からの漏話と判定されない場合はxDSLの下り伝送速度の解析は不可となる(ステップI)。
【0045】
なお、xDSL装置にはxDSLモデムを含む。
【0046】
【発明の効果】
本発明は、周期的に雑音量が変化する環境下に対応した一方向試験ができるxDSL伝送速度測定装置を提供することができる。
【0047】
本発明のxDSL伝送速度測定装置は、周期的に雑音量が変化するTCM−ISDN漏話雑音環境下で使用する場合のxDSL装置の伝送速度を正確に解析することができる。
【0048】
さらに、本発明のxDSL伝送速度測定装置は、周期的に雑音量が変化するTCM−ISDN漏話雑音環境下で、雑音量の変化に適応して伝送速度を変化させるxDSL装置の伝送速度を正確に解析することができる。
【0049】
また、本発明のxDSL伝送速度測定装置は、周期的に雑音量が変化するTCM−ISDN漏話雑音環境下で、雑音量の変化に適応していないxDSL装置の伝送速度も正確に解析することができる。
【0050】
本発明では、周期的に変化する雑音に同期してそれぞれの雑音を測定するため、これら雑音の中から支配的な雑音を用いてxDSLの伝送量を推定することが可能となる。さらに、周期的に変化する雑音に適応したxDSL装置の正確な伝送量を見積もることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施例の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1 交換機
2 端末
3 測定装置
4 分析装置
5 クロック供給装置
6 通信用線路
7 xDSL伝送速度測定装置

Claims (9)

  1. xDSL伝送速度を一方向から測定をするxDSL伝送速度測
    定装置であって、
    前記xDSL伝送速度測定装置は、
    xDSL伝送に使用される通信用線路からの周期的に雑音量が変化する雑音を
    前記雑音の変化の周期に同期して前記周期毎に測定し、前記雑音の周波数特性を
    解析する測定装置と、
    前記測定装置の解析結果によりxDSL伝送速度を解析する分析装置と、
    を具備し、
    前記分析装置は、
    前記測定装置で測定された雑音の種別および前記雑音元の回線数を解析し、前記雑音の種別および前
    記雑音元の回線数から前記通信線路の下り方向の雑音量を推定することにより、
    周期的に変化する前記下り方向の雑音量に対応して前記xDSL下り伝送速度を
    解析する、
    xDSL伝送速度測定装置。
  2. 請求項1に記載のxDSL伝送速度測定装置において、
    前記分析装置は、
    前記雑音とデータベースの雑音モデルとのマッチング処理により前記雑音の種
    別および前記雑音元の回線数を解析する、
    xDSL伝送速度測定装置。
  3. 請求項1に記載のxDSL伝送速度測定装置において、
    前記雑音は、TCM−ISDNからの周期的に変化する漏話雑音を含み、
    前記測定装置は、
    前記雑音を前記TCM−ISDNのバースト周期に同期するクロックを参照し
    て前記雑音の変化の周期に同期して測定することにより、前記周期毎の前記雑音
    の周波数特性を解析する、
    xDSL伝送速度測定装置。
  4. 請求項3に記載のxDSL伝送速度測定装置において、
    前記測定装置は、
    前記通信用線路にインパルス信号を送出し、端末で反射された前記インパルス
    信号を受信し、前記送出から前記受信までの時間で前記通信用線路の線路長を解
    析し、
    受信した前記インパルス信号の周波数成分を解析することにより前記通信用線
    路の周波数特性を解析する、
    xDSL伝送速度測定装置。
  5. 請求項1に記載のxDSL伝送速度測定装置において、
    前記分析装置は、
    前記通信用線路の周波数特性と前記雑音の周波数特性を使用し、周期的に変化
    する前記雑音量に対応して前記xDSL上り伝送速度を解析する、
    xDSL伝送速度測定装置。
  6. xDSL伝送速度を一方向から測定をするxDSL伝送速度測
    定方法であって、
    インパルス信号を使用して通信用線路の線路長を解析するステップと、
    前記インパルス信号を使用して前記通信用線路の周波数特性を解析するステッ
    プと、
    前記通信用線路からの雑音の周波数特性を解析するステップと、
    前記通信用線路の周波数特性と前記雑音の周波数特性からxDSL上り伝送速
    度を解析するステップと、
    前記雑音の種別と前記雑音元の回線数を解析するステップと、
    前記雑音の種別と前記雑音元の回線数から下り方向の雑音量を推定し、xDS
    L下り伝送速度を解析するステップと、
    で構成される、
    xDSL伝送速度測定方法。
  7. 請求項6に記載のxDSL伝送速度測定方法において、
    前記雑音の周波数特性を解析するステップは、
    前記雑音が周期的に変化する環境において、前記雑音が変化する周期に同期し
    て前記周期毎に前記雑音を測定することにより、前記周期毎の前記周波数特性を
    解析することを含む、
    xDSL伝送速度測定方法。
  8. 請求項6に記載のxDSL伝送速度測定方法において、
    前記雑音の種別と前記雑音元の回線数を解析するステップは、
    前記通信用線路からの雑音と雑音モデルとのマッチング処理により前記雑音の
    種別と前記雑音元の回線数を解析することを含む、
    xDSL伝送速度測定方法。
  9. 請求項6に記載のxDSL伝送速度測定方法において、
    前記xDSL上り伝送速度を解析するステップおよび前記xDSL下り伝送速
    度を解析するステップは、
    周期的に変化する漏話雑音に対応して伝送速度を変化させるxDSL装置のx
    DSL上り伝送速度を解析することおよび前記xDSL下り伝送速度を解析する
    ことを含む、
    xDSL伝送速度測定方法。
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