JP3567453B2 - 活性評価試験装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、活性評価試験装置に係り、特に廃水の生物学的処理において処理装置の状態監視や微生物の有機物酸化、硝化などの活性を評価するために必要な微生物の酸素消費速度を計測する活性評価試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
廃水中の有機物や窒素成分を生物学的に処理する方法では、一般に有機物の酸化やアンモニア性窒素の硝化反応が利用される。これらの反応には、微生物による酸素消費が伴うため、酸素消費速度をもとに、処理装置の状態監視や微生物の有機物酸化、硝化などの活性を評価することができる。
【0003】
廃水処理装置における微生物の酸素消費速度を計測する方法として、処理槽から微生物混合液を槽外の小型反応器に採取し、反応器内で微生物反応を回分で進行させ、その際の酸素消費速度を求める方法が知られている。反応器内に採取した微生物混合液の酸素消費速度を求める方法としては、溶存酸素濃度計(DO計)および/または気相中の酸素濃度計(O計)を用いた以下の方法が知られている。
【0004】
a)反応器に空気を供給し、微生物混合液から気相部に排出されるガス中のO濃度を数mg/L程度またはそれ以上に高めた後、空気の供給を止め、微生物混合液を攪拌しながらDO計によりDO濃度の減少速度を計測する。
b)反応器に空気を供給し、微生物混合液から気相部に排出されるガス中のO濃度をO計で計測し、供給空気(大気)中のO濃度との差および供給空気量から酸素消費速度を算出する。なお、DO濃度が変化する場合は、DO計によりDO濃度の変化速度を計測し、酸素消費速度を補正する。
【0005】
c)反応器に空気を供給しながら、微生物の混合液のDO濃度を測定し、その変化速度と総括酸素移動容量係数(KLa)から酸素消費速度を算出する。
a)の方法は、混合液のDO濃度が0mg/Lになった時点で計測が終了するため、反応器における混合液の初期の酸素消費速度のみを測定するために用いられる。
【0006】
これに対し、b)およびc)の方法は、空気を継続して供給するため、反応器内の微生物反応に伴う酸素消費速度の推移を継続して計測することができる。しかし、b)の方法は、反応器を小型容器とした場合、排気ガス中のO濃度と大気中のそれとの差はごく僅かであり、酸素消費速度の測定誤差が比較的大きいという問題がある。c)の方法は、間接指標であるKLaを用いて酸素消費速度を換算するためDO計のみを備えればよく、装置が簡単であるが、水温や空気量その他のパラメータとの相関を把握する必要があるので、計測が煩雑になるという問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
さて、処理槽の微生物混合液を反応器に採取する場合、微生物の活性および混合液の水質は刻々と変化するため、高速流で短時間に採取工程を終了させる必要がある。そのため、混合液の採取には、通常、高速流の送液ポンプが用いられるが、その際、ポンプの高速回転部に混合液が直接接触するため、混合液内の微生物のフロックが破壊される場合があった。さらに、混合液が、微生物を表面または内部に固定化した担体を含む場合には、担体表面からの微生物の剥離や場合により担体自体の磨耗、破壊を生じかねない問題もあった。
【0008】
送液ポンプを用いずに、反応器内に混合液を採取する方法として、減圧ポンプによって反応器内を減圧し、その負圧で混合液を反応器内に吸引する方法が知られている。この方法を実施する装置は、反応器を減圧状態にし、流入弁を開くことにより、外部の液を反応器内に吸引し、反応器に設置された液面計に液位が達した時点で流入弁を閉じ、さらに大気弁を開き、気相部を大気圧に戻すように構成されている。そして計測後は、内部の液を排出弁から排出させ、次の液の採取工程に移る。この装置によれば、ポンプの高速回転部に混合液が直接接触することがなく、混合液内の微生物のフロックが破壊されることなく、さらに、混合液が、微生物を表面または内部に固定化した担体を含む場合に、担体表面からの微生物の剥離や場合により担体自体の磨耗、破壊を生じることなく、外部の液を高流速で容器内に採取することができる。
【0009】
しかしながら、この反応器に、内部の混合液中のDO濃度と上部ガス中のO濃度を計測するためのDO計とO計を導入する場合には、混合液の採取時にDO計が混合液に接触する時間が短く、混合液のDO濃度に十分に応答できない。そのため、採取終了後に混合液のDO濃度変化の計測を開始する際に、応答の遅れが生じて精度の良い計測ができない。また、混合液の採取時に容器内が減圧状態になり、ガス中のO濃度およびO計の指示値が低下するため、採取終了後に気相部を大気圧にしてガス中のO濃度変化の計測を開始する際に、応答の遅れが生じて精度の良い計測ができない。さらに、この反応器に、隔膜内に電解液が保持された従来のDO電極を導入する場合には、混合液を採取するために、反応器内を減圧状態(600Toor以下)にした際、DO電極の指示値が一時的に、極端に高い数値を示すなど異常がみられ、採取された混合液のDO濃度に十分に応答できない場合があり、採取終了後に混合液のDO濃度変化の計測を開始する際に、応答の遅れが生じ、精度の良い計測ができなかった。
【0010】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、上記従来技術の欠点を解消して、微生物混合液を反応器に採取し、微生物の酸素消費速度を測定する装置において、混合液内の微生物のフロックの破壊や担体表面または内部に固定化した微生物の剥離および担体自体の磨耗、破壊を生じることなく、さらには反応器に採取した微生物混合液のDO濃度と上部気相部のO濃度の変化の計測開始時に、DO計とO計の指示値を、それぞれ混合液の初期のDO濃度と大気中のO濃度に確実に合わせることにより、精度良く酸素消費速度を計測することができる活性評価試験装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するために、本発明の請求項1の活性評価試験装置は、反応器が内部液中の溶存酸素(DO)濃度と上部ガス中の酸素(O)濃度を計測する手段を有し、前記反応器内を減圧状態とすることにより、外部の微生物混合槽から微生物混合液を前記反応器内に一定量採取するように構成され、前記反応器への混合液の採取終了時から、前記反応器上部に密閉されたガスを混合液内に循環しながら混合液のDO濃度とガス中のO濃度の変化を計測することにより微生物活性を評価することを特徴としている。
【0012】
また、本発明の請求項2の活性評価試験装置は、請求項1において、前記反応器がその容積よりも大きい容積をもつ減圧タンクに連結され、微生物混合液の採取時に、前記減圧タンクを減圧し、微生物混合液を外部から前記反応器内、次いで前記減圧タンク内に吸引することにより、前記反応器内の混合液を外部からの混合液と入れ換えながら、反応器に備えたDO計の指示値を混合液のDO濃度に合わせるように構成したことを特徴としている。
【0013】
また、本発明の請求項3の活性評価試験装置は、請求項2において、前記反応器と前記減圧タンクを連結する連結管の位置を前記反応器内の混合液の液位と合わせることにより、前記反応器に混合液を一定量採取するように構成したことを特徴としている。
また、本発明の請求項4の活性評価試験装置は、請求項1、2または3において、微生物混合液の採取終了時に、前記反応器の上部ガス部に外気を吸引することにより、減圧されていたガス部の圧力を大気圧に戻すことを特徴としている。
【0014】
反応器を減圧状態にした際にDO電極の指示値が異常を示す原因として、電極の隔膜内に保持された電解液が、隔膜を介して反応器内に吸引されることにより、電解液内でキャビテーションを生じるためであることが種々の検討から推測された。そこで、電解液部から反応器の同じく減圧された気相部に通じる連通管を取付け、隔膜を介した吸引力を打ち消す方向に電解液に引力を生じさせるように構成したものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に従って本発明の活性評価試験装置の好ましい実施の形態について詳説する。
図1は、本発明係る活性評価試験装置の一実施の形態を示している。この装置は、微生物混合槽2、反応器4、減圧タンク6等によって構成されている。
【0016】
反応器4は、その下部に流入管8の一端が接続されている。この流入管8は、中間部が立ち上げられ、他端が微生物混合槽2の微生物混合液10内に浸漬されている。そして、流入管8の中間部には流入弁12が配設されている。また、反応器4の上部には連結管14の一端が配置されており、該連結管14の他端は減圧タンク6の上部(気相部)6aに配置されている。さらに、反応器4の上部には、DO計16が設置されている。このDO計16は、その先端に隔膜18を備え、該隔膜18を上記連結管14の一端よりも僅かに低い位置に配置させている。このDO計16は一端を内部に接続し、他端を上記連結管14の一端よりも高く位置させた連通管20を備えている。また、この反応器4には、上部(気相部)4aと底部とを接続する循環ライン22が形成され、該循環ライン22の中間には循環ポンプ24が介在され、該循環ポンプ24と反応器4の上部4aとの間に切換え弁26、また循環ポンプ24と反応器4の底部との間に切換え弁28がそれぞれ介在されている。上記切換え弁26は、反応器4の上部4aを大気または循環ライン22に選択的に連通させるもので、上記切換え弁28は、循環ライン22を反応器4の底部または大気に選択的に連通するものである。さらに、循環ライン22における循環ポンプ24と切換え弁26との間にはO計30が配設されている。
【0017】
減圧タンク6は、上部(気相部)6aに吸引管32の一端が接続されており、該吸引管32には減圧ポンプ34が設置されている。この減圧タンク6の底部には、排液管36の一端が接続され、該排液管36の他端は上記微生物混合槽2に接続されている。そして、該排液管36には、排出弁38が介在されている。さらに、この減圧タンク6の上部には、液面計40および開放弁42が設置されている。
【0018】
本発明に係る活性評価試験装置は、反応器4の気相部(上部)4aを密閉構造とし、反応器4内の微生物混合液からの排出ガスを循環ポンプ24により反応器4内の混合液中に供給し、その際のDO濃度とO濃度のそれぞれの変化を計測するものである。そしてDO濃度とO濃度のそれぞれの変化速度および混合液、気相部の容積から酸素消費速度を算出する。
【0019】
本装置により試料(微生物混合液)を採取し、その酸素消費速度を計測する運転例を、図1に基づいて各工程ごとに示すと以下のようになる。
▲1▼試料採取
反応器4の切換え弁26によって反応器4を大気から遮断するとともに、開放弁42を閉じて減圧タンク6を大気から遮断して、減圧ポンプ34を作動させると、減圧タンク6および反応器4は減圧ポンプ34によって減圧される。そこで、流入管8の流入弁12を開けると、微生物混合槽2から混合液10が反応器4、次いで減圧タンク6に吸引される。減圧タンク6に混合液が所定量満たされ、液面が液面計40の接触子先端に至ると、流入弁12を閉じて混合液の採取を終了する。続いて、切換え弁26を操作して反応器4を大気に開放するとともに、開放弁42を開き減圧タンク6を大気に開放する。すると、反応器4上部の気相部4aが外気と入れ替わり、減圧タンク6の気相部6aとともに大気圧に戻る。その結果、反応器4内には連結管14の開口位置と同じ液位で、混合液が一定量採取される。また、減圧タンク6に残った余分の混合液は、その後、適当な時間に排出弁38を開放することによって微生物混合槽2へ戻される。なお、混合液の採取時には、反応器4の気相部4aから反応器4の底部に至る循環ライン22は切換え弁26と切換え弁28によって反応器4から遮断され、かつそれらの切り換え弁26、28を介して大気に連通され、同時に、循環ポンプ24によって外気をライン中のO計30に通過させ、O計30のキャリブレーションを行なう。
【0020】
この活性評価試験装置では、減圧タンク6の容積を反応器4のそれより大きく構成している。そのため、反応器4内の混合液は完全に入れ換えられ、反応器6に備えられたDO計16は、混合液採取の間、連続して入れ替わる混合液と接触することができ、DO計16の指示値が混合液のDO濃度(初期値)と一致するようになる。なお、採取が終了するまでの混合液とDO計16の接触時間は、減圧タンク6の容積、液面計40の高さ、減圧ポンプ34の吸引量、流入管8、連結管14の内径、長さなどにより容易に調節することができ、通常、0.5〜3分に設定される。
▲2▼試料の酸素消費速度の計測
反応器4への混合液の採取後、切換え弁26および切換え弁28を操作して、循環ライン22を反応器4に接続し、循環ポンプ24により、密閉された反応器4の気相部4aのガスをライン中のO計30に連通させた後、反応器4の底部から反応器4内の混合液に供給する。混合液の採取終了時に、DO計16は混合液の初期のDO濃度を示しており、またO計30は外気を用いてキャリブレーションが終了し、反応器4の気相部4aのガスも外気と入れ替わっているため、反応器4に採取した混合液内の微生物反応による酸素消費に伴う、混合液のDO濃度およびガス中のO濃度の変化を精度良く計測することができる。
【0021】
なお、酸素消費速度は次式(1)から求められる。
【0022】
【数1】
Figure 0003567453
なお、本発明の活性評価試験装置は、上記実施の形態に限らず各種変更が可能である。例えば、流入弁12は流入管8に介在させ、該流入弁12を開くことによって流入管8を開通させ、流入弁12を閉じることによって流入管8を閉止しているが、流入管8を大気弁とし、該弁を開くことによって流入管8を大気に開放し、それによって微生物混合槽2の混合液が反応器4へ流入するのを阻止することもできる。この場合には、大気弁の設置位置を反応器4における連結管14の開口位置よりも高い位置に設置する必要がある。また、各弁の作動タイミングは、本発明の目的を達成できる範囲で適宜変更することもできる。
【0023】
【実施例】
上記した活性評価試験装置による酸素消費速度の計測例を図2に示す。本例は、下水の硝化、脱窒処理プロセスの硝化槽から、硝化細菌を固定化した担体(3mm角)と浮遊活性汚泥の混合液を採取したものである。計測開始時(初期)に、反応器のガス中のO濃度(%表示)はほぼ大気と同じ21%を示し、微生物反応の進行に伴って低下し、30分後に17%近くに達している。DO濃度は、初期に5mg/L程度を示し、30分後に6mg/Lに達してしる。20秒毎の各計測値とV=1.6L、V=0.4Lをもとに、酸素消費速度Kを算出した結果を同じく図2に示す。Kは、初期に30mg/L・h程度を示し、時間の経過とともに低下し、約20分後、10mg/L・h程度で安定する結果が得られた。
【0024】
また、上記した活性評価試験装置では、400〜600Torrの減圧状態において、従来装置にみられたDO計の指示値の異常を解消することができた。なお、400Torr以下では、減圧状態が2分以上続くと、反応器内の液中からOが析出し、液のDO濃度そのものが変化するため、そのような運転を避けることが好ましい。
【0025】
【発明の効果】
以上のように、本発明の活性評価試験装置では、ポンプを通過することなく負圧を利用することによって微生物混合槽の混合液を反応器へ導入しているので、混合液内の微生物のフロックの破壊や担体表面または内部に固定化した微生物の剥離および担体自体の磨耗、破壊を生じることなく、さらには反応器に採取した微生物混合液のDO濃度と上部気相部のO濃度の変化の計測開始時に、DO計とO計の指示値を、それぞれ混合液の初期のDO濃度と大気中のO濃度に確実に合わせることにより、迅速に精度良く酸素消費速度を計測することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る活性評価試験装置の一実施の形態を示した構成図
【図2】図1の活性評価試験装置によって得られた酸素消費速度、DO濃度およびO濃度を示した特性線図
【符号の説明】
2…微生物混合槽
4…反応器
4a…気相部
6…減圧タンク
6a…気相部
8…流入管
10…微生物混合液
12…流入弁
14…連結管
16…DO計
18…隔膜
20…連通管
22…循環ライン
24…循環ポンプ
26、28…切換え弁
30…O
32…吸引管
34…減圧ポンプ
36…排液管
38…排出弁
40…液面計

Claims (4)

  1. 反応器が内部液中の溶存酸素(DO)濃度と上部ガス中の酸素(O)濃度を計測する手段を有し、前記反応器内を減圧状態とすることにより、外部の微生物混合槽から微生物混合液を前記反応器内に一定量採取するように構成され、前記反応器への混合液の採取終了時から、前記反応器上部に密閉されたガスを混合液内に循環しながら混合液のDO濃度とガス中のO濃度の変化を計測することにより微生物活性を評価することを特徴とする活性評価試験装置。
  2. 前記反応器がその容積よりも大きい容積をもつ減圧タンクに連結され、微生物混合液の採取時に、前記減圧タンクを減圧し、微生物混合液を外部から前記反応器内、次いで前記減圧タンク内に吸引することにより、前記反応器内の混合液を外部からの混合液と入れ換えながら、反応器に備えたDO計の指示値を混合液のDO濃度に合わせるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の活性評価試験装置。
  3. 前記反応器と前記減圧タンクを連結する連結管の位置を前記反応器内の混合液の液位と合わせることにより、前記反応器に混合液を一定量採取するように構成したことを特徴とする請求項2に記載の活性評価試験装置。
  4. 微生物混合液の採取終了時に、前記反応器の上部ガス部に外気を吸引することにより、減圧されていたガス部の圧力を大気圧に戻すことを特徴とする請求項1、2または3に記載の活性評価試験装置。
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