JP3566358B2 - 釣り用うき - Google Patents

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、海、川、湖、池等で釣りを行う際に使用するうきに関し、特に、うき本体に釣糸が挿通される構成の釣り用うきに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、釣りを行う際には、仕掛けの飛距離がでること及び仕掛けの絡みが少ないこと等の特徴を有することから、うき本体の中心部分に設けられた糸通し孔に釣糸を挿通する構成のうきが広く用いられている。
【0003】
このうきを用いて釣りを行う際には、浮力や重量の異なるうきを複数準備しておき、釣ろうとする魚の種類、潮の流れ、波の状態等に応じた浮力や重量を有するうきを選択して釣糸に装着し、釣りを行う。
【0004】
そして、釣りの最中に、潮の流れの変化、対象魚の変更、波の状態の変化等があった場合には、浮力や重量の異なるうきへの交換が必要になる。すなわち、例えば潮の流れが速くなった場合や波が高くなった場合には浮力のあるうきに交換する必要があり、また、釣る魚を変更する場合には、対象魚に応じた感度を有するうきを使用する必要があり、さらに、仕掛けを遠くに飛ばしたい場合には、自重があるうきに交換する必要がある。また、うきを海中に沈ませる沈め釣りを行う際には、状況に応じて沈む速度が異なるうきを使い分ける必要がある。
【0005】
このような場合に、うきの交換を行うには、仕掛け等が取り付けられた釣糸を切断し、そのとき使用していたうきの糸通し孔から釣糸を引き抜いてそのうきを取り外した後、交換しようとするうきの糸通し孔に釣糸を通し、再度仕掛け等を釣糸に取り付けるという作業を余儀なくされていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述の従来のうきでは、うきの交換作業が面倒であり、うきの交換に手間と時間がかかるという問題があった。そしてうきの交換に時間がかかると、良く釣れている最中や、朝方、夕方の限られた餌食いの良い時間帯にはうきの交換を迅速に行わなければならないにもかかわらずそれができず、釣果にも影響がでてしまう。
【0007】
そこで本発明は、うき本体に釣糸が挿通される構成のうきを用いて釣りを行っている際に、そのとき使用しているうきと異なる浮力や重量を有するうきへの交換が必要になった場合、釣糸を切ってのうきの交換作業を要することなく容易かつ迅速に所望の浮力や重量を有するうきを得ることができる釣り用うきを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、うき本体に釣糸が挿通されるように構成された釣り用うきにおいて、上記うき本体をうき本体上部と上面で開口する中空部分を有するうき本体下部とに分割し、上記うき本体下部を上記うき本体上部に対して着脱可能に構成すると共に、上記うき本体下部に釣糸を挿脱するためのスリットを形成し、かつ、上記うき本体下部を上記うき本体上部に装着した状態でその間に上記中空部分を外部に連通するための隙間が作られるようにしたことを特徴とするものである。
【0009】
また、上記うき本体下部が金属により構成されていることを特徴とするものである。
【0010】
さらに、上記うき本体下部に厚肉状の重量調整部が一体的に形成されていることを特徴とするものである。
【0011】
さらにまた、上記うき本体上部が浮力体部として構成され、上記うき本体下部が錘部として構成されていることを特徴とするものである。
【0012】
【作用】
本発明によれば、うき本体下部がうき本体上部に対して着脱可能に構成されているので、釣りの最中に、うき本体の浮力や重量を変えたい場合には、うき本体上部からうき本体下部を取り外し、異なる重量を有するうき本体下部をうき本体上部に装着する。これによってうき本体全体の重量(浮力)が変化する。そして、上記うき本体下部の着脱の際には、そのうき本体下部に設けられたスリットを通して釣糸を挿脱すればよいので、うき本体下部の交換に際して釣糸を切らずにうき本体下部の交換を行うことができる。
【0013】
また、うき本体下部を外形の異なるものに交換することにより、うきの感度、潮乗り、水切り等の性能も変更することができる。
【0014】
また、通常、うきはその重心が下部にくるように設定されているので、仕掛けの投入時等にはうきはその重心がある下部の方が前になって飛んで行き、岩等にぶつかる場合にはうきの下部の方から岩等に衝突する。従って、この衝突部分となるうき本体下部を金属により構成した場合には、衝突による衝撃からうき本体が保護され、うきが岩等に衝突したときにうき本体が致命的な損傷を受けてしまうのが防止される。
【0015】
さらに、上記うき本体下部に厚肉状の重量調整部を一体的に形成した場合には、その部分を削り込むことによって種々の重量を有するうき本体下部を得ることができるので、種々の重量を有するうき本体下部を製造するために別々の金型等を準備する必要がなく経済的であり、また使用者の好みに応じた重量の微調整も可能となる。
【0016】
【実施例】
以下、うきを海中に沈めて釣りを行う沈め釣りに用いるうきに本発明を適用した実施例を図面に基づき説明する。
【0017】
図1、図2に示すように、本実施例のうき1のうき本体2は、うき本体上部を構成する浮力体部3とうき本体下部を構成する替え錘部4とから成っている。
【0018】
浮力体部3は、図2に示すように、赤、橙、黄色等の有色透光性あるいは遮光性のスチロール、ポリカーボネート、ABS等の合成樹脂からなる上ハーフ3aと下ハーフ3bとが接着等により固着されることにより構成され、その内部に中空部5が形成されている。
【0019】
上ハーフ3aに一体的に形成されたボス部6には、金属製の糸通し管30の上部がインサート成形されている。このボス部6の先端部の外周面には、円環状の段部6aが形成されている。上ハーフ3aの側壁部7の下部外周面には、円環状の段部8が形成され、また、上ハーフ3aの上面には凹部17が形成され、水のとらえが良いように構成されている。
【0020】
下ハーフ3bの中央部に形成されたボス部9には、糸通し管30が挿通される挿通孔10が設けられ、そのボス部9の内側上部には、上ハーフ3aのボス部6の段部6aと嵌合する段部9aが設けられている。また、下ハーフ3bの側壁部11の内側上部には、上ハーフ3aの側壁部7の段部8と嵌合する段部12が設けられている。
【0021】
下ハーフ3bの下面には、図3に示すように、挿通孔10の部分から外方に放射状に延びる3本のリブ13が一体的に形成されている。この3本のリブ13によって、図1、図2に示すように替え錘部4の上面と下ハーフ3bの下面との間に隙間18を作り、うき1を水中に入れた時、替え錘部4内の中空部分に閉じ込められた空気をこの隙間18から外部に逃がすようにし、空気が替え錘部4内に閉じ込められたままになることにより生ずるうき1の浮力の変化を防止するようになされている。
【0022】
糸通し管30は黄銅(シンチュウ)等の金属により構成され、その中央に釣糸が挿通される糸通し孔30bが形成されていると共に、その下部外周面には、ねじ部30aが設けられている。なお、糸滑りを良くするために、この糸通し孔30b内に更にポリプロピレン等の合成樹脂或いは金属からなる別の糸通し管を挿入し、固着するようにしても良い。
【0023】
替え錘部4は、黄銅(シンチュウ)等の金属からなり、その表面にはクロムメッキが施されている。そしてこの替え錘部4の交換により、うき本体2全体の浮力や重量を調整することができるようになされている。なお、この替え錘部4を構成する金属は、アルミニウム、チタン、金、白金、タングステン、鉄、銅、スズその他の金属、或いはリチウム合金、ベリリウム合金、耐食アルミニウム合金等の耐食合金、マグネシウム合金、ステンレス、チタン合金等の各種合金であってもよい。また、この替え錘部4をステンレス等の耐食性のある金属以外の金属で構成する場合には、その表面に防水加工、防錆加工、メッキ加工、アルマイト加工等各金属の種類に応じた表面処理を行う。
【0024】
替え錘部4の上面は開放されており、替え錘部4の中央部分には、ねじ部14aがその内周面に形成されたねじ孔14が設けられ、糸通し管30のねじ部30aと螺合するように構成されている。
【0025】
また、図4(a)、(b)に示すように、替え錘部4には、ねじ孔14に連通するスリット15が形成されている。このスリット15は、この替え錘部4の交換時に釣糸を相対的に挿脱するためのものである。替え錘部4の内周部には、図4(b)に一点鎖線で示すような厚肉状の重量調整部16が一体的に設けられており、この重量調整部16を二点鎖線又は実線で示すように削り込むことにより、外形が同一で種々の重量を有する替え錘部4を得ることができ、また、重量の微調整を行うことができるようになされている。
【0026】
次に、上記うき1の製造方法につき説明する。
上ハーフ3a、下ハーフ3bは、それぞれ射出成形により成形する。その際、上ハーフ3aには糸通し管30をインサート成形する。そして、糸通し管30を下ハーフ3bの挿通孔10に挿入し、上ハーフ3aの段部6a、8と下ハーフ3bの段部9a、12とをそれぞれ嵌合させ、その嵌合部分を接着剤等により接着することにより上ハーフ3aと下ハーフ3bを固着する。
【0027】
なお、この上ハーフ3aと下ハーフ3bとの固着後又は固着前に、これらの上ハーフ3a、下ハーフ3bに必要に応じて色のディッピング、クリアのディッピング等の塗装処理を施す。
【0028】
替え錘部4は、鋳造、プレス加工或いは金属の丸棒ブロック材をNC旋盤によって切削する等の方法により製造される。そしてパッド印刷により替え錘部4表面への文字、絵、模様等の印刷を行う。
【0029】
そしてこのようにして製造された替え錘部4のねじ孔14に糸通し管30の先端部に形成されたねじ部30aを螺合させることにより、浮力体部3への替え錘部4の装着が完了し、その後浮力試験等を行う。そして必要に応じて替え錘部4を重量が異なる他の替え錘部4に交換したり、替え錘部4の重量調整部16の削り込み等を行ってうき1全体の浮力調整を行う。
【0030】
次に、釣り中に替え錘部4の交換が必要になった場合の交換動作を図5に基づき説明する。
【0031】
まず、図5(a)に示すように、うき1の糸通し管30の糸通し孔30bに釣糸50を挿通して釣りを行っている最中に、潮の流れの変化、対象魚の変更等によりうき1の浮力(うき浮力)や重量を変える必要が生じた場合には、替え錘部4を回転させて替え錘部4のねじ孔14から糸通し管30のねじ部30aをはずし、図5(b)に示すように、替え錘部4を浮力体部3から離脱させる。そして、替え錘部4のスリット部15を通して釣糸50をねじ孔14内から相対的に引き抜いて替え錘部4を釣糸50から取り外す。
【0032】
その後、予め準備しておいた重量調整部16が図4(b)の実線や一点鎖線、二点鎖線で示したように構成された複数の替え錘部4の中から所望の重量を有する替え錘部4を選択し、その選択した替え錘部4を、上記の離脱の手順とは逆の手順により浮力体部3に装着する。すなわち、図5(b)に示すように、新たに装着しようとする替え錘部4のスリット部15を通して釣糸50を替え錘部4のねじ孔14内に位置させ、その状態で替え錘部4のねじ孔14に糸通し管30のねじ部30aを螺合させ、図5(a)に示すように浮力体部3に替え錘部4を装着する。これにより、これまで使用していたうき1全体の重量(浮力)が変わる。
【0033】
以上のように上述の実施例によれば、うき1の重さや浮力を変えたい場合に、釣糸50を切らずに替え錘部4を重量の異なるものに交換するだけで、うき1の重量や浮力を変えることができる。従って、うき1を海中に沈めて行う沈め釣りに際して、うき1をゆっくり沈めたり速く沈めたりしたい場合のうき1の沈む速度の調整を、うき1の交換を伴うことなく替え錘部4の交換によるうき1の重量(浮力)の調整だけで容易に行うことができる。なお、うき1は、替え錘部4を軽いものに交換することにより、うき1を海面に浮かせて使用することもできるようになされている。
【0034】
また、釣り中にうきが岩等にぶつかる場合に衝突部分となるうきの下部(替え錘部4)が金属により構成され、衝突等による衝撃からうき本体2が保護されるようになっているため、うき1が岩等に衝突したときにうき本体2が致命的な損傷を受けてしまうのを防止することができる。従って、従来釣り中にうきが岩等に衝突してうきが損傷を受けることによって必要となっていたうきの交換、仕掛けの作り直し等の作業が不要となると共に、1つのうきを長期間に亘って使用することができるようになるので経済性も良い。
【0035】
また、うきを天然木材により製造する場合には、木材毎に浮力にばらつきがあるため浮力の一定化が難しく、浮力の調整作業が大変であった。しかしながら、上述の実施例のように、うき本体2を合成樹脂製の浮力体部3と金属製の替え錘部4により構成するようにした場合には、合成樹脂、金属の場合には材質の均質性が保たれ、かつ、精度の高い加工をすることができるので、設計通りの浮力を有するうきを容易に製造することができる。従って、完成したうきの浮力のばらつきが防止され、従来行っていた浮力の調整作業が簡略化され、うきの製造工程の簡素化及び自動化が可能になると共に、量産化によるうきの製造コストの削減を図ることができる。
【0036】
また、天然木材によりうきを製造する場合には、木材を切削する際に、木目の存在により木材を正確に切削することが困難であるため、うき本体の中心軸に対して対称形状を有する(真円の)うきを製造することが困難であった。そして真円でないうきの場合には、バランスが悪く、水に浮かべた際にうきが傾いてしまうという問題があった。また、木材の場合は形状の再現性に乏しく、同じ塗装の仕上げが困難である。すなわち、うき本体を回転させて色等を塗る場合に、一定の幅を塗ることや一定の線を引くことが困難であるのみならず、塗装の自動化ができず、浮力の測定も正確に行えないという問題があった。これに対して、上述の実施例のように、うき本体2を合成樹脂製の浮力体部3と金属製の替え錘部4により構成するようにした場合には、対称形状を有する(真円の)うきを容易に得ることができ、このような欠点はない。
【0037】
さらに、うきの場合には、下を重く上を軽くするのがうきの基本であるが、上述の実施例のようにうき1の下部(替え錘部4)を金属により構成するようにした場合には、一般に金属の場合は木材等に比べ比重が大きいため、上部の方を合成樹脂や木材等で構成することにより容易に下の方が重い(上の方が軽い)うきを得ることができる。従って、下の方を重くするために錘等を別に装着する必要がなくなる。そして錘は通常鉛製であり、この鉛は水等の自然環境に悪影響を及ぼす可能性が指摘されているが、鉛製の錘が不要となることによって自然環境の保護にも適したものになる。
【0038】
さらに、替え錘部4を金属により構成した場合には、その表面の模様、絵、文字等を構成する塗装の焼き付けが可能になるため、塗装がはげにくくなると共に、塗装作業の自動化を図ることができる。
【0039】
さらにまた、替え錘部4を金属により構成した場合には、形状、厚みの自由度が高く、その金属色を利用して色彩の多様化を図ることができ、また、その表面に印刷する模様や絵の多様化も図ることができる。
【0040】
以上、本発明の実施例につき説明したが、本発明は上述の実施例に限定されることなく、本発明の技術的思想に基づき各種の有効な変更が可能である。例えば、本発明は沈め釣りに使用するうきに限らず、うき本体に釣糸が挿通される構成のうきに広く適用可能であり、水面に浮かべて使用する中通しうき、棒うき、水中うき、飛ばしうき、電気うき、発光うき等の各種のうきに適用可能である。
【0041】
また、上述の実施例では、うき本体上部を構成する浮力体部3を合成樹脂により構成する例につき説明したが、浮力体部3は天然木材、セラミック、金属等種々の材料により構成することができ、また、替え錘部4も天然木材、合成樹脂、セラミック等各種の材料により構成でき、重量を出すためにその内部に錘を別に配置するようにしても良い。
【0042】
さらに、糸通し管30を用いることなく、うき本体2自体に設けられた糸通し孔に直接釣糸を挿通させるように構成しても良く、また、浮力体部3をさらに分割可能に構成し或いは替え錘部4をさらに分割可能に構成するようにしても良い。また、下ハーフ3bにリブ13を設けないものであっても良い。
【0043】
また、替え錘部4の浮力体部3への装着は、糸通し管30のねじ部30aへ替え錘部4のねじ孔14を螺合させる構成ではなく、例えば浮力体部3自体と替え錘部4自体にねじ部を設け、これらのねじ部を螺合するように構成する等種々の構成が可能である。
【0044】
さらにまた、浮力体部3に選択的に装着する替え錘部4は、上述の実施例のように同一外形で重量がそれぞれ異なるものではなく、図6(a)、(b)に示すように、異なる外形を有する替え錘部41、42を用途等に応じて選択的に装着するようにしても良い。また、図7(a)に示すように、替え錘部4に異なる浮力(重量)や外形を有する浮力体部51を選択的に装着するようにしたり、浮力体部と替え錘部との着脱構造が共通で、外形や重量が異なる浮力体部と替え錘部とを複数準備しておき、これらを選択的に組み合わせて例えば図7(b)に示すような浮力体部52と替え錘部43とによりうき1を構成するようにしても良い。このようにすることにより、少ない数の浮力体部と少ない数の替え錘部との組合せにより、使用者の好みの特性、機能を有するうきを釣況に応じて多種類得ることができるので経済的であると共に、コンパクトに収納できるので、持ち運びにも便利である。
【0045】
なお、図7(c)に示すように、替え錘部44(スリット15があってもなくても良い)に対して、釣糸を挿脱するためのスリット55が形成された浮力(重量)や外形が異なる浮力体部53を選択的に装着可能なように構成し、釣り中に釣糸を切ることなく浮力体部53の交換を行えるようにしても良い。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、うきの浮力や重さを変えたい場合に、釣糸を切らずにうき本体下部の交換だけでうき本体の浮力や重量を変えることができる。従って、従来、うきの浮力や重さを変えたい場合に行っていた釣糸を切ってのうきの交換作業が不要になり、容易かつ迅速に所望の浮力や重量を有するうきを得ることができる。しかも、中空部分に空気が閉じ込められたままとなることを防ぐことができ、うきの浮力の変化を防止するようになされている。

【0047】
また、うき本体下部を金属により構成した場合には、岩等に衝突したときにうき本体が致命的な損傷を受けてしまうのを防止することができる。
【0048】
さらに、うき本体下部に厚肉状の重量調整部を一体的に形成した場合には、その部分の削り込みによって種々の重量を有するうき本体下部を容易に得ることができ、また重量の微調整も容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のうきの正面図である。
【図2】図3のA−A矢視状態での断面図である。
【図3】下ハーフの底面図である。
【図4】替え錘部の構成を説明するための図であり、(a)は替え錘部の平面図、(b)は替え錘部の一部切欠側面図である。
【図5】替え錘部の交換動作を説明するための図である。
【図6】替え錘部の他の構成例を示す図である。
【図7】浮力体部と替え錘部の他の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 うき
2 うき本体
3 浮力体部
3a 上ハーフ
3b 下ハーフ
4 替え錘部
5 中空部
13 リブ
14 ねじ孔
15 スリット
16 重量調整部
18 隙間
30 糸通し管
30a ねじ部
30b 糸通し孔
50 釣糸

Claims (4)

  1. うき本体に釣糸が挿通されるように構成された釣り用うきにおいて、
    上記うき本体をうき本体上部と上面で開口する中空部分を有するうき本体下部とに分割し、上記うき本体下部を上記うき本体上部に対して着脱可能に構成すると共に、上記うき本体下部に釣糸を挿脱するためのスリットを形成し、かつ、上記うき本体下部を上記うき本体上部に装着した状態でその間に上記中空部分を外部に連通するための隙間が作られるようにしたことを特徴とする釣り用うき。
  2. 上記うき本体下部が金属により構成されていることを特徴とする請求項1記載の釣り用うき。
  3. 上記うき本体下部に厚肉状の重量調整部が一体的に形成されていることを特徴とする請求項2記載の釣り用うき。
  4. 上記うき本体上部が浮力体部として構成され、上記うき本体下部が錘部として構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の釣り用うき。
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