JP3566184B2 - Surface emitting laser - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、励起の面発光レーザの構造に関し、より詳細には、特に波長1.55μmまたは1.3μm帯の発振に好適で、かつ高反射率の半導体分布ブラッグ反射鏡と活性層を備えた面発光レーザの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
面発光レーザは、活性層と、この活性層の両側を挟む99%以上の反射率を有する半導体分布ブラッグ反射鏡(DBR;Distributed Bragg Reflector)から構成されている。波長0.85μm帯の面発光レーザにおいては、異なるAl組成を有する2つのAlGaAs層を交互に積層することによってDBRを形成するのが一般的である。DBRの反射率は、2つの層の屈折率の違いが大きいほど、少ない積層数で大きくすることが出来る。AlGaAsにおいては、Al組成比によって屈折率が大きく異なるために(0.6程度)、20ペア程度の積層で99%以上の反射率を得ることが出来る。
【0003】
一方、1.55μm帯の半導体レーザに一般に用いられるInPと格子整合したInGaAsPにおいては、組成比によって屈折率の変化は小さく、最大0.3程度の屈折率差しかとれない。従って、反射率を大きくするために50ペアを積層しなければならず、活性層の両側にこの様な厚いDBRを結晶成長することは極めて困難である。
【0004】
また、電流注入によって活性層にキャリアを注入するためには、活性層の両側をpとnのDBRで挟まなければならないが、一般にp型のDBRの抵抗が大きいために、ここでのジュール熱による活性層の温度上昇は避けられない。1.55μm帯または1.3μm帯の光を発生する活性層は、GaAs系の活性層に比べて温度依存性が強く、温度上昇によって発光効率が著しく劣化するため、レーザ発振が困難になる。しかも、p型DBRは1.55μm帯の光の吸収が大きいために光の損失が大きく、これも長波長帯面発光レーザの実現を困難にしている。このような問題点を避けるために、長波長帯面発光レーザーを短波面発光レーザーの光で励起する構造が提案されている。
【0005】
図1は、従来の面発光レーザを示す構造図である。
n−GaAs基板上1にn型多層AlGaAsからなるDBR2とGaAs系活性層3とp型多層AlGaAsからなるDBR4で0.85μm帯の面発光レーザーを作り、さらにその上に1.3μm帯の光に対して高い反射率をもつノンドープのAlGaAs系DBR5を連続的にエピタキシャル成長させる。
【0006】
これとは別に、InP基板上にInGaAsPからなる波長1.3μmの光を発する活性層6を成長しておき、これをノンドープのAlGaAsのDBR5に張り合わせる。この後、InP基板は選択的にエッチングによって除去し、活性層のみがDBRの上に残る。
【0007】
さらに、別にGaAs基板上にノンドープの1.3μm用のAlGaAsのDBR7を成長させ、これをInGaAsP活性層6の上に張り合わせ、GaAs基板を選択的に除去する。
【0008】
InGaAsP系活性層6とこれを挟むAlGaAsのDBR5とノンドープのAlGaAsのDBR7は格子定数が異なるが、清浄な表面を合わせて圧力をかけながら加熱することによって、融着される。InP系活性層6とAlGaAsのDBR5、AlGaAsのDBR7のGaAs系DBRによって1.3μm帯の面発光レーザを形成する。
【0009】
符号8と9は、それぞれnとpのDBR上の電極であり、これらの間に電流を流すことによって0.85μmの面発光レーザを発振させる。このレーザ光はAlGaAs系DBR5の1.3μm面発光レーザの下部DBRを透過して、活性層6で吸収されキャリアを発生する。これによって1.3μm帯面発光レーザが励起され、このレーザの発振光は上部DBR7を通って出射する。
【0010】
このような構造によれば、
(1)1.3μm帯面発光レーザーを光で励起するため、DBRでのジュール熱の発生による活性層の温度上昇がない。
(2)1.3μm帯面発光レーザーのDBRがノンドープであるために、光の吸収が極めて小さい。
(3)1.3μm面発光レーザーのDBRもAlGaAs系で作るため、Al組成によって大きな屈折率差を作ることができ、高い反射率が容易に得られる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、作製の過程で2回のウエハ融着が必要で、工程が極めて複雑であるばかりでなく、格子定数の異なる結晶を融着するため界面に大きなストレスが残り、信頼性に悪影響を及ぼす。また励起光は、活性層に対して垂直に入射するため、活性層が励起光を十分には吸収できず、殆どの励起光は活性層を透過してしまい、効率が悪いという問題点があった。
【0012】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、効率よく光ポンプによって長波長帯面発光レーザーを励起し、かつ融着を用いずにInP基板上にモノリシックに高反射率のDBRと活性層を作製することを可能にした面発光レーザを提供することにある。
【0013】
【発明が解決するための手段】
本発明は、このような目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、活性層の両側を半導体分布ブラッグ反射鏡で挟んだ構造を有し、前記活性層の側面から入射する励起光によって励起する面発光レーザであって、前記半導体分布ブラッグ反射鏡を構成する半導体のバンドギャップが、前記励起光の光子のエネルギーよりも大きく、かつ前記励起光に対して透明であり、前記活性層が、量子井戸層と該量子井戸層を挟むキャリア閉じ込め層からなり、前記量子井戸層のバンドギャップが、前記励起光の光子のエネルギーよりも小さく、かつキャリア閉じ込め層のバンドギャップが、前記励起光の光子のエネルギーよりも大きい面発光レーザにおいて、前記半導体分布ブラッグ反射鏡を構成する半導体のうち、屈折率の最も小さい半導体と最も大きい半導体の屈折率をそれぞれnD1,nD2とし、前記キャリア閉じ込め層の屈折率をnSとしたとき、nD1<nS<nD2の関係が成り立つことを特徴とするものである。
【0014】
このような本発明においては、面発光レーザの活性層の側面から励起光を入射し、活性層とそれを挟むDBRによって、活性層の側面から入射された励起光に対する導波路を形成し、この導波路の屈折率分布を最適化することによって導波路のモード径を大きくし、活性層を一様に励起することを可能とする。また光励起であり、DBRに電流を流す必要がないことを最大限に利用し、誘電体や空気層、酸化膜層などの絶縁体のDBRを併用することによって、少ないペア数て反射率を高くする。
【0015】
【作用】
本発明による面発光レーザは光励起によって発振するため、この部分には電流を流す必要が無い。従って、DBR反射鏡は電気伝導の無いものを用いることが出来る。また、電流注入をする場合に問題となるDBRの抵抗によるジュール熱の発生もないため、DBRの熱抵抗も問題とならない。従って、DBRにはInPと空気層を交互に積層したものや、InPと酸化膜を交互に積層したものなど、電気伝導が無くかつ熱抵抗が大きいものを用いることが出来る。半導体と空気や酸化膜は極めて大きな屈折率の差があるため、5ペア程度で99%以上の高反射率が得られる。DBRを形成する空気層や酸化膜は、InP基板上にエピタキシャル成長した層を選択的にエッチングや酸化することによって形成されるため、モノリシックに作製できる。
【0016】
励起光は、活性層と平行に入射され、導波路を伝搬しながら活性層に吸収される。従って、励起光と活性層は十分に大きな相互作用長をもち、励起光は効率よく吸収される。ただし、吸収が強すぎる場合には、面発光レーザの中心部まで励起光が届かず、周辺部のみが励起されてしまう。これを防ぐために、励起光の導波路のクラッド層として作用するDBR層の平均的な屈折率を大きくすることが必要である。これによって、励起光の伝搬モードの径を大きくなり、量子井戸活性層での閉じ込め係数が小さくなる。このため、活性層による励起光の吸収が弱くなり、素子の中心部まで励起光が達するようにすることができる。
【0017】
この励起光には面発光レーザと同一基板上にモノリシックに集積した導波路レーザの光を用いることも可能である。この場合には光学的な位置調節が不要で、励起光であることを意識せずに、励起レーザに電流を流すことによって面発光レーザを発振させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する。
【0019】
図2は、本発明の面発光レーザの一実施例を示す層構造である。符号11はInP基板、12はInAlAs、13はInP、14はInAlAsを選択的にエッチングして除去することによって形成した空気層である。空気層14の厚さは388nmでレーザー発振波長の1/4である。一方、符号13で示すInPの厚さは369nmで光学長がレーザー発振波長の3/4であり、空気層InPが交互に3ペア積層することによって、DBR反射鏡を形成する。InPと空気との間には2以上の屈折率の差があるために、3ペアで十分大きな反射率を得ることができる。H2SO4+H2O2+H2Oのエッチングレートは、InPとInAlAsで選択性が極めて高く、側面からエッチングすることによって、InAlAs層のみを選択的に除去することが出来る。
【0020】
符号15は、InPと格子整合のとれた厚さ113nmのバンドギャップ0.95eVのノンドープInGaAlAs、符号16は、厚さ123nmのノンドープInPでそれぞれの光学長は発振波長の1/4である。符号15で示すInGaAlAsと13で示すInPのn−InPは交互に5ペア積層され、活性層の下側のDBRの一部として機能し、同時にエアギャップと活性層の間の距離を保ち信頼性を向上することに役立つ。
【0021】
符号17は厚さ246nmのInPであり、光学長は発振波長の1/2である。これは符号13で示すInPと空気層14からなるDBRと符号15で示すInGaAlAsと16で示すInPからなるDBRの間にあり、2つのDBRでの光の定在波の位相を合わせるために存在する。
【0022】
符号18は、バンドギャップ1.1eVのInGaAlAsのキャリア閉じ込め層、符号19は、InGaAs/InGaAsAs量子井戸である。これらの層は、n−DBRと同一基板上に連続成長によって形成される。キャリア閉じ込め層18とInGaAs/InGaAsAs量子井戸19が面発光レーザの活性層となり、光学長の合計がレーザ発振波長に等しい。またこれらの層は励起光に対しては導波路のコア層として働き、励起光はこの層を横方向に伝搬しながら量子井戸層19で吸収される。
【0023】
活性層の上にも符号15で示すInGaAlAsと16で示すInPからなる5ペアのDBRがあり、上部DBRの一部として働く。これは、励起光の導波路の上部クラッド層としての役割も果たす。以上の半導体の層はいずれもノンドープである。符号20はSiO2、符号21はTiO2で、これらは10ペア積層し、面発光レーザの上部DBRとなる。
【0024】
図3は、本発明の面発光レーザの斜視図と励起光とレーザ発振光の入出射方向を示す図である。励起光は基板11と平行に入射し、半導体導波路を伝搬しながら吸収される。レーザ発振光は基板面と垂直に出射する。
【0025】
図4(a)は、励起光として波長1.48μmの光を、側面から入射した際の導波モードの計算結果を示す図である。上下のInPとInGaAlAs(バンドギャップEg=0.95eV、屈折率3.43)のDBRをクラッド層とし、キャリア閉じ込め層のInGaAlAs(Eg=1.1eV、屈折率3.34)とInGaAs量子井戸層をコア層として伝搬することが分かる。キャリア閉じ込め層のInGaAlAsの屈折率は、DBRのInGaAlAsの屈折率よりも小さいが、励起光はInPとInGaAlAsのDBRの平均的な屈折率であるため、活性層を中心にした導波モードとなっている。しかし、活性層の屈折率が、DBRのInGaAlAsの屈折率よりも小さいことを反映して、導波モードはDBR層へ大きく拡がっている。
【0026】
励起光の光子エネルギーは、InGaAs量子井戸以外の層のバンドギャップよりも小さいため、励起光は量子井戸層のみで吸収される。従って、吸収の強度は、量子井戸での光のモードの強度(光の閉じこめ係数Γ)に依存し、これが大きいほど吸収が強くなる。本実施例の構造では閉じ込め係数は0.056である。吸収係数αが1.5×104cm−1とすると、Γα=840cm−1となる。
【0027】
図4(a)の曲線は、端面から入射した光が伝搬しながら吸収によって弱くなる様子を示す図である。入射端から5−7μmまで十分な強度を持っていて、両端から励起光を入射すれば10−15μmの大きさの素子を、均一に励起できることが分かる。
【0028】
図4(b)は、比較のためにDBRにEg=1.1eV、屈折率3.34のInGaAlAsを用い、キャリア閉じ込め層にEg=0.95eV、屈折率3.43のInGaAlAsを用いた場合の励起光の導波モードの計算結果を示す図である。DBRのキャリア閉じ込め層の屈折率が大きいために、導波モードの分布は狭く、活性層付近に集中していることが分かる。このときの光の閉じ込め係数Γは0.098である。図はこのときの励起光強度の分布曲線を示している。これでは吸収が強いために、素子の内部まで励起光が届かず、中心部での利得を発振に必要な十分な値にするためには大きな励起パワーが必要である。
【0029】
つまり、本発明は、半導体分布ブラッグ反射鏡を構成する半導体のうち、屈折率の最も小さい半導体と最も大きい半導体の屈折率をそれぞれnD1,nD2とし、キャリア閉じ込め層の屈折率をnSとしたとき、nD1<nS<nD2の関係を有し、本実施例ではキャリア閉じ込め層に屈折率が小さく、バンドギャップの大きい半導体を用いているため、量子井戸との間のバンド不連続が大きい利点もある。光励起によって量子井戸内に選択的に電子正孔対が発生するが、熱運動によって量子井戸層から閉じ込め層へ電子が漏れると、発光効率の低下を招く。バンドギャップの大きなInGaAlAsを用いることによって伝導帯の不連続が大きくできるため、電子の漏れを防ぎ、高温での安定した動作を行うことが出来る。
【0030】
本実施例では、DBRとキャリア閉じ込め層にInPと格子整合の取れたInGaAlAsを用いて説明したが、InGaAsPを用いても同様な構造を作ることが出来ることは言うまでもない。
【0031】
また、下部DBRにはInAlAsを選択的にエッチングによって除去した空気層の代わりに、InAlAsを選択的に酸化した層に置き換えることも可能である。
【0032】
図5は、本発明の面発光レーザの第2の実施例を示す層構造である。
面発光レーザの部分である符号15〜21の部分は、第1の実施例と同じであるが、本実施例では面発光レーザの励起光を発生するための導波型レーザを同一基板上に集積する。このため基板及び活性層の下側にある符号31,32,33,35,36,37で示す各層はn型にドープされている。符号31はn−InP基板、32はn−InAlAs、33はn−InP、34はn−InAlAsを選択的にエッチングして除去することによって形成した空気層である。
【0033】
符号35は、InPと格子整合のとれた厚さ113nmのバンドギャップ0.95eVのn−InGaAlAs、36は厚さ123nmのn−InPでそれぞれの光学長は発振波長の1/4である。これらの層は、n型にドープされていることを除けば、第1の実施例におけるInP基板11〜InP17の層と全く同じであるが、励起用導波路レーザの下部クラッド層としても機能する。
【0034】
また、活性層18,19とその上の半導体DBRのInGaAlAs15とInP16の各層は本実施例においてもノンドープであり、第1の実施例と同一である。
【0035】
符号41〜45の各層は、面発光レーザを光励起するために同一基板上にモノリシックに作製された導波路型レーザである。41はバンドギャップ1.0eVのノンドープInGaAsP光閉じ込め層、42は波長1.48μmの光を出射するInGaAsP/InGaAs多重量子井戸活性層である。この活性層のバンドギャップは面発光レーザの活性層19のバンドギャップよりも大きい。このため、42の活性層から出射される光は19の活性層で効率よく吸収される。43はp−InPクラッド層、44はp−InGaAsオーミックコンタクト層である。
【0036】
励起導波路レーザと面発光レーザの間には分離エッチング溝があり、この側面は励起導波路レーザのキャビティを形成する鏡となっている。
【0037】
符号45と46の電極の間で電流を流して、励起導波路レーザを発振させると、その発振光はエッチング溝を通って面発光レーザに照射される。面発光レーザにおいて、この光は横方向に導波されながら、活性層がこれを吸収し電子正孔対が生成される。この電子正孔対が、面発光レーザを発振させるのに十分な濃度に達した時点で、面発光レーザが発振し、上部と下部のDBRを通して発振光が出射される。
【0038】
本実施例においては、p型の層は導波路レーザのみにある。一般にp型の半導体は1.5μm帯の光に吸収を持つため、長波長帯面発光レーザの特性を著しく劣化させる。この構造においては面発光レーザの出力光がp型半導体によって吸収されることがないため、高効率の面発光レーザを実現できる。
【0039】
本実施例の素子においては、面発光レーザは光励起によって発振するため、この部分へ電流を流す必要がない。また高抵抗なDBRに電流を流す際に発生する、ジュール熱も発生しない。従って、DBRに空気層の様な電気伝導性が無く熱伝導が悪いものを用いても問題が生じない。むしろ、半導体と空気を様な大きな屈折率の差を持つ材料の組み合わせにより、少ないペア数で大きな反射率を持つDBRを作ることができる。
【0040】
1.55μm帯の活性層の発光効率は、GaAs系の活性層に比べて強い温度依存性を有する。従って、素子抵抗のジュール熱によって活性層の温度が上昇することは、素子特性を著しく劣化させる。本実施例の素子においては、電流は電気抵抗の小さい導波路レーザに流せられるため、ジュール熱の発生は非常に小さく、しかも面発光レーザ部から空間的に分離しているため、面発光レーザの活性層の温度上昇は極めて小さく、素子特性の劣化を押さえることができる。
【0041】
以上のような特徴により、本発明による長波面発光レーザにおいて5〜10mw程度の大きな光出力を得ることができる。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、半導体分布ブラッグ反射鏡を構成する半導体のうち、屈折率の最も小さい半導体と最も大きい半導体の屈折率をそれぞれnD1,nD2とし、キャリア閉じ込め層の屈折率をnSとしたとき、nD1<nS<nD2の関係が成り立つようにしたので、面発光レーザ部には電流を流さず、ジュール熱も発生しないため、DBRに電気伝導と熱伝導の悪い材料を用いることができる。このため、高反射率のDBRをInP基板上にモノリシックに作ることができる。しかも、第2の実施例においては励起用のレーザが同一基板上にあるため、励起用のレーザを別に準備する必要はなく、通常の電流注入型のレーザと同様に使用することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の面発光レーザを示す構成図である。
【図2】本発明の面発光レーザの一実施例を示す層構造である。
【図3】本発明の面発光レーザの斜視図である。
【図4】(a)は、励起光として波長1.48μmの光を、側面から入射した際の導波モードの計算結果を示す図で、(b)は、比較のためにDBRのInGaAlAsの屈折率がキャリア閉じ込め層の屈折率よりも小さい場合の励起光のモードの計算結果を示す図である。
【図5】本発明の面発光レーザの他の実施例を示す層構造である。
【符号の説明】
1 n−GaAs基板
2 n型の多層のAlGaAsからなるDBR
3 GaAs系活性層
4 p型の多層のAlGaAsからなるDBRミラー
5 ノンドープのAlGaAsのDBR
6 InGaAsP活性層
7 ノンドープのAlGaAsのDBR
8,9 それぞれnとpのDBRミラー上の電極
11 InP基板
12 InAlAs
13 InP
14 空気層
15 InGaAlAs
16 InP
17 光の定在波の位相を合わせるためのInP
18 バンドギャップ1.1eVのInGaAlAsのキャリア閉じ込め層
19 InGaAs/InGaAsAs量子井戸
20 SiO2
21 TiO2
31 n−InP基板
32 n−InAlAs
33 n−InP
34 n−InAlAsを選択的にエッチングして除去することによって形成した空気層
35 バンドギャップ0.95eVのn−InGaAlAs
36 n−InP
41 バンドギャップ1.0eVのノンドープInGaAsP光閉じ込め層
42 波長1.48μmの光を出射するInGaAsP/InGaAs多重量子井戸活性層
43 p−InPクラッド層
44 p−InGaAsオーミックコンタクト層[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a structure of a pumped surface emitting laser, and more particularly, to a semiconductor distributed Bragg reflecting mirror and an active layer which are particularly suitable for oscillation in a wavelength of 1.55 μm or 1.3 μm and have high reflectivity. The present invention relates to a structure of a surface emitting laser.
[0002]
[Prior art]
The surface-emitting laser includes an active layer and a semiconductor distributed Bragg reflector (DBR) having a reflectance of 99% or more sandwiching both sides of the active layer. In a surface emitting laser having a wavelength of 0.85 μm, a DBR is generally formed by alternately stacking two AlGaAs layers having different Al compositions. The reflectivity of the DBR can be increased with a smaller number of layers as the difference between the refractive indices of the two layers is larger. In AlGaAs, since the refractive index greatly differs depending on the Al composition ratio (about 0.6), a reflectivity of 99% or more can be obtained by stacking about 20 pairs.
[0003]
On the other hand, in InGaAsP lattice-matched to InP generally used for a 1.55 μm band semiconductor laser, the change in the refractive index is small depending on the composition ratio, and the refractive index cannot be changed up to about 0.3 at the maximum. Therefore, 50 pairs must be stacked to increase the reflectance, and it is extremely difficult to grow such a thick DBR on both sides of the active layer.
[0004]
Further, in order to inject carriers into the active layer by current injection, both sides of the active layer must be sandwiched between p and n DBRs. However, since the resistance of the p-type DBR is generally large, Joule heat here is used. Inevitably, the temperature rise of the active layer is inevitable. An active layer that emits light in the 1.55 μm band or 1.3 μm band has a higher temperature dependency than a GaAs-based active layer, and the luminous efficiency is significantly deteriorated by a rise in temperature, so that laser oscillation becomes difficult. Moreover, the p-type DBR has a large loss of light due to the large absorption of light in the 1.55 μm band, which also makes it difficult to realize a long wavelength band surface emitting laser. In order to avoid such a problem, a structure has been proposed in which a long-wavelength surface emitting laser is excited by light of a short-wavelength surface emitting laser.
[0005]
FIG. 1 is a structural view showing a conventional surface emitting laser.
A 0.85 μm surface emitting laser is formed on an n-
[0006]
Separately, an
[0007]
Further, a non-doped 1.3 μm AlGaAs DBR 7 is separately grown on the GaAs substrate, and the DBR 7 is laminated on the InGaAsP
[0008]
Although the InGaAsP-based
[0009]
[0010]
According to such a structure,
(1) Since the 1.3 μm band surface emitting laser is excited by light, there is no temperature rise of the active layer due to generation of Joule heat in the DBR.
(2) Since the DBR of the 1.3 μm band surface emitting laser is non-doped, light absorption is extremely small.
(3) Since the DBR of the 1.3 μm surface emitting laser is also made of an AlGaAs system, a large difference in the refractive index can be made depending on the Al composition, and a high reflectance can be easily obtained.
[0011]
[Problems to be solved by the invention]
However, two wafer fusions are required during the fabrication process, which not only complicates the process but also causes a large stress to remain at the interface due to fusion of crystals having different lattice constants, which adversely affects reliability. Also, since the excitation light is perpendicularly incident on the active layer, the active layer cannot absorb the excitation light sufficiently, and most of the excitation light passes through the active layer, resulting in poor efficiency. Was.
[0012]
The present invention has been made in view of such a problem, and an object of the present invention is to efficiently excite a long-wavelength band surface emitting laser by an optical pump and to form a monolithic laser on an InP substrate without using fusion. Another object of the present invention is to provide a surface-emitting laser that enables a highly reflective DBR and an active layer to be manufactured.
[0013]
Means for Solving the Invention
In order to achieve such an object, the invention according to
[0014]
In the present invention, the excitation light is incident from the side of the active layer of the surface emitting laser, and the active layer and the DBR sandwiching the active layer form a waveguide for the excitation light incident from the side of the active layer. By optimizing the refractive index distribution of the waveguide, it is possible to increase the mode diameter of the waveguide and to uniformly excite the active layer. It is photo-excited and maximizes the need for no current to flow through the DBR. By using the DBR of an insulator such as a dielectric, an air layer, or an oxide layer in combination, the number of pairs is reduced to increase the reflectance. I do.
[0015]
[Action]
Since the surface emitting laser according to the present invention oscillates by light excitation, it is not necessary to supply a current to this portion. Therefore, a DBR reflector having no electric conduction can be used. Also, since there is no generation of Joule heat due to the resistance of the DBR, which is a problem when current is injected, the thermal resistance of the DBR does not matter. Therefore, a DBR having no electric conduction and a high thermal resistance, such as a layer in which InP and an air layer are alternately stacked or a layer in which InP and an oxide film are alternately stacked, can be used. Since there is a very large difference in refractive index between the semiconductor and air or an oxide film, a high reflectance of 99% or more can be obtained with about 5 pairs. The air layer and the oxide film forming the DBR are formed by selectively etching or oxidizing the layer epitaxially grown on the InP substrate, and thus can be manufactured monolithically.
[0016]
The excitation light is incident parallel to the active layer, and is absorbed by the active layer while propagating through the waveguide. Therefore, the excitation light and the active layer have a sufficiently large interaction length, and the excitation light is efficiently absorbed. However, if the absorption is too strong, the excitation light does not reach the central part of the surface emitting laser, and only the peripheral part is excited. In order to prevent this, it is necessary to increase the average refractive index of the DBR layer acting as the cladding layer of the waveguide of the excitation light. Thereby, the diameter of the propagation mode of the pump light is increased, and the confinement coefficient in the quantum well active layer is reduced. Therefore, absorption of the excitation light by the active layer is weakened, and the excitation light can reach the center of the device.
[0017]
As the excitation light, light from a waveguide laser monolithically integrated on the same substrate as the surface emitting laser can be used. In this case, the optical position adjustment is not required, and the surface emitting laser can be oscillated by flowing a current to the excitation laser without being conscious of the excitation light.
[0018]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0019]
FIG. 2 is a layer structure showing one embodiment of the surface emitting laser of the present invention.
[0020]
[0021]
[0022]
[0023]
There are also five pairs of DBRs composed of InGaAlAs denoted by
[0024]
FIG. 3 is a perspective view of a surface emitting laser according to the present invention, and a diagram showing the directions of input and output of excitation light and laser oscillation light. The excitation light is incident parallel to the
[0025]
FIG. 4A is a diagram showing a calculation result of a waveguide mode when light having a wavelength of 1.48 μm is incident from a side surface as excitation light. Upper and lower InP and InGaAlAs (band gap Eg = 0.95 eV, refractive index 3.43) DBR are used as cladding layers, carrier confinement layers InGaAlAs (Eg = 1.1 eV, refractive index 3.34) and InGaAs quantum well layers. Is propagated as a core layer. The refractive index of InGaAlAs of the carrier confinement layer is smaller than the refractive index of InGaAlAs of the DBR, but since the excitation light is the average refractive index of the DBRs of InP and InGaAlAs, it becomes a waveguide mode centering on the active layer. ing. However, the waveguide mode largely extends to the DBR layer, reflecting that the refractive index of the active layer is smaller than the refractive index of InGaAlAs of the DBR.
[0026]
Since the photon energy of the excitation light is smaller than the band gap of the layers other than the InGaAs quantum well, the excitation light is absorbed only by the quantum well layer. Accordingly, the intensity of the absorption depends on the intensity of the light mode in the quantum well (light confinement coefficient Γ), and the greater the intensity, the stronger the absorption. In the structure of the present embodiment, the confinement coefficient is 0.056. When the absorption coefficient α is a 1.5 × 10 4 cm -1, the Γα = 840cm -1.
[0027]
The curve in FIG. 4A is a diagram illustrating a state in which light incident from an end face is weakened by absorption while propagating. It can be seen that the element having sufficient intensity from the incident end to 5 to 7 μm and having excitation light incident from both ends can uniformly excite an element having a size of 10 to 15 μm.
[0028]
FIG. 4B shows a case where, for comparison, InGaAlAs having Eg = 1.1 eV and a refractive index of 3.34 was used for the DBR, and InGaAlAs having an Eg = 0.95 eV and a refractive index of 3.43 was used for the carrier confinement layer. FIG. 9 is a diagram showing a calculation result of a waveguide mode of the excitation light of FIG. It can be seen that the distribution of the guided mode is narrow and concentrated near the active layer because the refractive index of the carrier confinement layer of the DBR is large. At this time, the light confinement coefficient Γ is 0.098. The figure shows a distribution curve of the excitation light intensity at this time. In this case, since the absorption is strong, the pumping light does not reach the inside of the element, and a large pumping power is required to make the gain at the center portion a sufficient value required for oscillation.
[0029]
That is, according to the present invention, among the semiconductors constituting the semiconductor distributed Bragg reflector, the refractive index of the semiconductor having the smallest refractive index and the refractive index of the largest semiconductor are n D1 and n D2 , respectively, and the refractive index of the carrier confinement layer is n S. Then, the relationship of n D1 <n S <n D2 is satisfied, and in this embodiment, a semiconductor having a small refractive index and a large band gap is used for the carrier confinement layer. There is also a great advantage. Electron-hole pairs are selectively generated in the quantum well by photoexcitation. However, if electrons leak from the quantum well layer to the confinement layer due to thermal motion, the luminous efficiency is reduced. By using InGaAlAs having a large band gap, discontinuity of the conduction band can be increased, so that leakage of electrons can be prevented and stable operation at high temperatures can be performed.
[0030]
In this embodiment, the DBR and the carrier confinement layer are described using InGaAlAs lattice-matched with InP. However, it is needless to say that a similar structure can be formed by using InGaAsP.
[0031]
The lower DBR can be replaced with a layer in which InAlAs is selectively oxidized, instead of an air layer in which InAlAs is selectively removed by etching.
[0032]
FIG. 5 shows a layer structure of a surface emitting laser according to a second embodiment of the present invention.
The portions denoted by
[0033]
[0034]
Further, the
[0035]
Each of layers 41 to 45 is a waveguide type laser monolithically manufactured on the same substrate to optically excite the surface emitting laser. Reference numeral 41 denotes a non-doped InGaAsP light confinement layer having a band gap of 1.0 eV, and reference numeral 42 denotes an InGaAsP / InGaAs multiple quantum well active layer that emits light having a wavelength of 1.48 μm. The band gap of this active layer is larger than the band gap of the
[0036]
There is a separate etching groove between the excitation waveguide laser and the surface emitting laser, and the side surface is a mirror forming a cavity of the excitation waveguide laser.
[0037]
When a current is caused to flow between the
[0038]
In this embodiment, the p-type layer is only in the waveguide laser. Generally, a p-type semiconductor absorbs light in the 1.5 μm band, so that the characteristics of the long wavelength band surface emitting laser are significantly deteriorated. In this structure, the output light of the surface emitting laser is not absorbed by the p-type semiconductor, so that a highly efficient surface emitting laser can be realized.
[0039]
In the device of this embodiment, since the surface emitting laser oscillates by light excitation, it is not necessary to supply a current to this portion. Further, Joule heat, which is generated when a current flows through the high-resistance DBR, is not generated. Therefore, there is no problem even if a DBR having no electric conductivity such as an air layer and having poor heat conductivity is used. Rather, by combining materials having a large difference in refractive index, such as semiconductor and air, a DBR having a large reflectance can be produced with a small number of pairs.
[0040]
The luminous efficiency of the active layer in the 1.55 μm band has a strong temperature dependence as compared with the GaAs active layer. Therefore, an increase in the temperature of the active layer due to the Joule heat of the element resistance significantly deteriorates the element characteristics. In the device according to the present embodiment, the current can be passed through the waveguide laser having a small electric resistance, so that the generation of Joule heat is very small, and furthermore, since it is spatially separated from the surface emitting laser, The rise in temperature of the active layer is extremely small, so that deterioration of device characteristics can be suppressed.
[0041]
With the above features, a large light output of about 5 to 10 mw can be obtained in the long-wavelength surface emitting laser according to the present invention.
[0042]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the semiconductors having the lowest refractive index and the highest semiconductor among the semiconductors constituting the semiconductor distributed Bragg reflector have refractive indices n D1 and n D2 , respectively. Assuming that the ratio is n S , the relationship of n D1 <n S <n D2 is satisfied, so that no current flows through the surface emitting laser portion and no Joule heat is generated. Can be used. Therefore, a DBR having a high reflectance can be monolithically formed on the InP substrate. In addition, in the second embodiment, since the pumping laser is on the same substrate, there is no need to prepare a separate pumping laser, and it can be used in the same manner as a normal current injection type laser.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram showing a conventional surface emitting laser.
FIG. 2 is a layer structure showing one embodiment of the surface emitting laser of the present invention.
FIG. 3 is a perspective view of a surface emitting laser according to the present invention.
FIG. 4A is a diagram showing a calculation result of a waveguide mode when light having a wavelength of 1.48 μm is incident from a side surface as excitation light, and FIG. 4B is a diagram showing a comparison of InGaAlAs of DBR for comparison. FIG. 11 is a diagram illustrating a calculation result of a mode of excitation light when the refractive index is smaller than the refractive index of the carrier confinement layer.
FIG. 5 is a layer structure showing another embodiment of the surface emitting laser of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 n-GaAs substrate 2 n-type multi-layer AlGaAs DBR
6 InGaAsP active layer 7 Non-doped AlGaAs DBR
8, 9
13 InP
14
16 InP
17 InP for adjusting the phase of a standing wave of light
18 InGaAlAs carrier confinement layer with band gap of 1.1
21 TiO 2
31 n-InP substrate 32 n-InAlAs
33 n-InP
34 Air layer formed by selectively etching and removing n-InAlAs 35 n-InGaAlAs having a band gap of 0.95 eV
36 n-InP
41 Non-doped InGaAsP light confinement layer having a band gap of 1.0 eV 42 InGaAsP / InGaAs multiple quantum well active layer emitting light having a wavelength of 1.48 μm 43 p-InP cladding layer 44 p-InGaAs ohmic contact layer
Claims (5)
前記半導体分布ブラッグ反射鏡を構成する半導体のバンドギャップが、前記励起光の光子のエネルギーよりも大きく、かつ前記励起光に対して透明であり、
前記活性層が、量子井戸層と該量子井戸層を挟むキャリア閉じ込め層からなり、前記量子井戸層のバンドギャップが、前記励起光の光子のエネルギーよりも小さく、かつキャリア閉じ込め層のバンドギャップが、前記励起光の光子のエネルギーよりも大きい面発光レーザにおいて、
前記半導体分布ブラッグ反射鏡を構成する半導体のうち、屈折率の最も小さい半導体と最も大きい半導体の屈折率をそれぞれnD1,nD2とし、前記キャリア閉じ込め層の屈折率をnSとしたとき、nD1<nS<nD2の関係が成り立つことを特徴とした面発光レーザ。A surface emitting laser having a structure in which both sides of an active layer are sandwiched between semiconductor distributed Bragg reflectors and excited by excitation light incident from a side surface of the active layer,
The bandgap of the semiconductor constituting the semiconductor distributed Bragg reflector is larger than the energy of the photon of the excitation light, and transparent to the excitation light,
The active layer includes a quantum well layer and a carrier confinement layer sandwiching the quantum well layer, the band gap of the quantum well layer is smaller than the energy of photons of the excitation light, and the band gap of the carrier confinement layer is In a surface emitting laser larger than the energy of the photon of the excitation light,
When the refractive index of the semiconductor having the smallest refractive index and the semiconductor having the largest refractive index among the semiconductors forming the semiconductor distributed Bragg reflector are n D1 and n D2, and the refractive index of the carrier confinement layer is n S , n D1 <n S <surface emitting laser characterized by the relationship n D2 holds.
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