JP3564772B2 - マルチサイズ・キャラクタ付きケーブル - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、品質保証用あるいは識別用の文字または標識を有する電線またはケーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電線またはケーブル(以下、ケーブルと称す。)の識別用の文字(数字を含む)または標識(以下、これらを合わせて標識と称す。)は、標識の欠けなどがなく確実に印刷できるサイズをケーブルの太さに合わせて選定し、同一サイズの標識をケーブルの表面に印刷して設けていた。
【0003】
ケーブルへの標識類の印刷は、例えば、図4に示すように標識4などを刻印した平型印刷ロール2にヘら5によりインク3を載せ、この印刷ロール2とアンダーロール6間にケーブル1を挿通させて印刷ロール2をケーブル1の表面に押し付けることにより標識を転写して行っていた。ケーブル1の断面形状は一般に円形であり、押し付けられた印刷ロール2とケーブル1の表面が接触する限られた範囲でのみ印刷が可能である。このため、印刷ロールの表面をケーブル表面の曲率に合わせたものを使用する曲面印刷方法も提案されているが、印刷ロールの数をケーブルの種類に合わせた数だけ用意していなければならず高価なものとなってしまう。このため、一般的に上述した平型の印刷ロール2を使用した印刷が行われている。この印刷においては、平型印刷ロール2とケーブル1の相対的な位置の印刷中の変動などを考慮すると、100%完全な印刷を達成するための標識のサイズはさらに小さいものに制約されてしまうことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
メーカーが標識の印刷品質を保証する場合、標識の欠けなどのない完全な印刷を要求してしまうため、どうしても安全サイドの小さめのサイズの標識を選定して付与することになる。しかしながら、ユーザーサイドからするとこの標識は線心やケーブルの識別のために設けられたものであり、これは極力大きく見やすいことがその取り扱い上重要である。従って、上記した従来技術の問題点は、メーカーおよびユーザーサイド両者の要求を一致させることを困難にしているものである。
【0005】
この発明はこのような点に鑑みてなされたもので、従来技術の問題点を解消し、見やすさという機能と標識が欠けることなどがない完全さで設けられるという両方の機能を兼ね備えた標識を有するケーブルを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明の要旨は、上記のように見やすから要求される(視覚的に容易に認識できる大きさの)サイズの標識と、欠けなどのない完全性から要求される(前者と比較して小さいが最適化された)サイズの標識との二種類以上のサイズの標識を同一ケーブル上に印刷することにある。即ち、平型印刷ロールを適用して複数サイズの識別用の文字または標識を、絶縁体またはシースの同一表面に印刷したマルチサイズ・キャラクタ付きケーブルである。そして、文字または標識を有する位置が、同一ライン上に連続して配置しているマルチサイズ・キャラクタ付きケーブルである。そして、複数サイズの識別用の文字または標識が、それぞれの平型印刷ロールにて別々のライン上に印刷されているマルチサイズ・キャラクタ付きケーブルである。
【0007】
【作用】
ここで言う見やすさから要求される標識のサイズとは、製造上の完全性は要求されないので特に制限されるものではないが、顧客の要求や平型印刷ロールとケーブルの接触幅とを目安とすることができる。標識が欠けていてもその一部分から標識全体を類推できる程度の印刷品質が確保されていればよい。
【0008】
また、完全性から要求される標識サイズは、平型印刷ロールとケーブルの相対的な位置の印刷中の変動などを考慮して、100%確実な印刷可能なサイズとして決定される。即ち、平型印刷ロールとケーブルとの接触幅,平型印刷ロールとケーブルの相対的な位置の変動などは、ケーブルのサイズ,形状,材質,平型印刷ロールの押し付け圧力などの製造条件の下で最適化された標準サイズを使用しなければならない。
【0009】
二種類以上のサイズの標識は、同一の平型印刷ロールに連続的に刻印して設けておき同時に印刷を行うか、あるいはそれぞれのサイズの標識用印刷ロールを用意しておいて別々に印刷して形成してもよい。
【0010】
【実施例】
以下、図面に基づいてこの発明のマルチサイズ・キャラクタ付きケーブルの実施例を説明する。図1は一実施例の線心7のナンバリングに適用した場合のケーブル線心の外観図である。即ち、線心7の表面には大きい標識8と小さい標識9が同時に連続して印刷して形成されている。これらの標識8,9は同一平型印刷ロールに二種類の標識を刻印したものを用い、連続的に大小二種類の標識8,9を印刷して形成したものである。大きな標識8は線心7の表面上に欠けて形成されるが、小さい方の標識9は完全に印刷されて形成されている。
【0011】
他の実施例を図2により説明する。この場合も線心7上にナンバリングを適用した標識の場合である。即ち、大きな標識8と小さい標識9とが別々の平型印刷ロールで線心7の幅方向に並列に設けたものである。
【0012】
上記いずれの場合も、大きい方の標識8は一部分が欠けて標識としての完全性は損なわれているが見やすい標識であり、内容は十分に類推できる程度の標識となっていればよい。一方、小さい方の標識9は大きい方の標識に比べると小さくて見にくいが、100%欠けていないため、もしも大きい方の標識8での内容の把握に不安がある場合においても、線心7の確認は確実に小さい方の標識9で確認することが可能である。メーカーサイドとしては、この小さい方の完全な標識9で品質保証を行うことができる。
【0013】
上記のような二つの標識のサイズとしては、小さい方の標識9は完全さの機能を満足させるためのものであり、これは製造条件により上限が最適化される。これに対して、大きい方の標識8は見やすさの機能を満たすものであり、確実さのための小さい方の標識9よりは相対的に大きいことにより見やすいという機能を満足させるものである。印刷方法としては、図1に示した例の同一平型印刷ロールに二種類の標識を刻印して印刷を行う場合の方が1回で済むことから効率的である。ただし、図2に示した例でも、両面同時印刷などの手段により印刷作業回数を減らすことが可能である。
【0014】
上記2例は大小二種類の標識をケーブル線心の絶縁体表面上に設ける例について説明したが、これは同様にケーブルシース上に設けてもよい。また、二種類の標識の場合について説明したが、これは二種類に限定する必要はない。即ち、図3はいろいろのサイズの標識10を線心7上に連続的に形成した例である。この場合、小さい方の標識のいずれかが完全性の機能を満たしていればよい。同一の印刷ロールがいろいろのサイズのケーブルの印刷に使用できる効果がある。一方、ユーザーサイドからみると、多くのサイズの標識の中から一番見やすい標識を選択して識別することができるメリットがある。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したとおり、この発明のマルチサイズ・キャラクタ付きケーブルによれば、標識のサイズを十分に大きくすることが可能であり、ケーブルの識別を容易に行うことができ作業効率を向上させることができる。特に、視覚的に細かい標識の識別が困難な人の補助となる優れた効果を有する。ユーザーサイドからみると多くのサイズの標識から一番見やすいものを選択して識別し、作業ができるというメリットがある。一方、メーカーサイドでは完全な標識を印刷することができ、これにより優れた品質保証機能を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の標識を示すナンバリングに適用した場合の線心の外観図、
【図2】他の実施例の標識を示すナンバリングに適用した場合の線心の外観図、
【図3】他の実施例の標識を示すナンバリングに適用した場合の線心の外観図、
【図4】ケーブルの標識印刷方法を説明するための斜視図である。
【符号の説明】
1 電線またはケーブル
2 平型印刷ロール
3 インク
4 標識
5 へら
6 アンダーロール
7 線心
8 大きな標識
9 小さな標識
10 サイズの異なる標識

Claims (3)

  1. 平型の印刷ロールを適用して、複数サイズの識別用の文字または標識を、絶縁体またはシースの同一表面に印刷したことを特徴としたマルチサイズ・キャラクタ付きケーブル。
  2. 文字または標識を有する位置が、同一ライン上に連続して配置していることを特徴とする請求項1記載のマルチサイズ・キャラクタ付きケーブル。
  3. 複数サイズの識別用の文字または標識が、絶縁体またはシースの同一表面に、それぞれの平型の印刷ロールにて別々のライン上に印刷されていることを特徴とするマルチサイズ・キャラクタ付きケーブル。
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