JP3563708B2 - 片手操作可能な携帯型電子機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話、PDA、或いはその他情報端末等の片手操作可能な携帯型電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の携帯型電子機器では、一般に、操作キースイッチをその機器本体の天面或いは側面に配設した構成となっている。このような構成による従来の携帯型電子機器では、携帯型電子機器を片手、例えば左手で持って各操作キースイッチをその左手の指で操作しようとした場合、機器本体を単に保持する際の手の形と操作キースイッチを操作する際の手の形とが異なるため操作性が悪くなり、また操作時には、指による機器本体の握り力が弱くなるため機器本体の保持が不安定になる問題があった。
【0003】
一方、このような問題点を解決する1つとして、登録実用新案第3001987号の公報に示される携帯型パソコンがある。このパソコンでは、本体側面の中央部に該側面から天面に亙って略々90゜の角度で欠損させた欠損部を設けるとともに、該欠損部にポインテイングデバイスの一つであるトラックボールユニットを回転自在に設けて、携帯型パソコンの本体及び側面の両方からトラックボールを操作できるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし乍ら、この従来の携帯型パソコンでは、トラックボールを本体天面及び側面の両方から操作できることから、操作性は向上するが、トラックボールと対で使用するボタン型キースイッチの角度は変更できないため、この点についての操作性は改善されていなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記従来技術の問題点に鑑みて発明されたものであり、請求項1に記載された発明の片手操作可能な携帯型電子機器は、機体本体を片手で保持して片手操作可能にしたものにおいて、筐状体からなる機器本体の上側面の角部において該上側面、天面及び左または右の横側面或いは上記上側面、底面及び左又は右の横側面のうちの何れか3つの面に亙って面取りをして傾斜面を形成し、該傾斜面に上記機器本体内に設けた操作スイッチを操作する操作ノブを少なくとも1つ配設したことを特徴とするものである。
【0006】
この構成によれば、機器本体を片手で持った場合、機器本体を包み込むように保持することができることから、保持する手の指の位置が丁度機器本体の操作ノブの位置に来ることになる。その結果、機器本体を手のひらの大部分で安全に保持しながら、操作ノブを持った手の指先で片手操作することができる。
【0007】
請求項2に記載された発明の片手操作可能な携帯型電子機器は、請求項1に記載された片手操作可能な携帯型電子機器において、上記傾斜面に通孔を設け、上記操作スイッチのスイッチ軸を上記通孔を通して上記傾斜面上に臨出させてその先端に上記操作ノブを固着したことを特徴とするものである。
【0008】
この構成によれば、機器本体を片手で持った場合、機器本体を包み込むように保持することができることから、保持する手の指の位置が丁度機器本体の操作ノブの位置に来ることになる。その結果、機器本体を手のひらの大部分で安全に保持しながら、操作ノブを持った手の指先で簡単に片手操作することができる。しかも、この発明では、操作スイッチのスイッチ軸を通孔を通して傾斜面上に臨出させてその先端に操作ノブを固着するので、操作ノブの保守点検や交換を簡単に行うことができる。
【0009】
請求項3に記載された発明の片手操作可能な携帯型電子機器は、請求項1又は2に記載した片手操作可能な携帯型電子機器において、上記操作ノブの外形を上記傾斜面の外形より大きくするとともに上記操作ノブの周縁部を上記機器本体の対向する面に平行に形成したことを特徴とするものである。
【0010】
この構成によれば、機器本体を片手で持った場合、機器本体を包み込むように保持することができることから、保持する手の指の位置が丁度機器本体の操作ノブの位置に来ることになる。しかも、操作ノブの外形が傾斜面の外形より少し大きく形成されているので、操作ノブを指先で確実に操作でき操作性が良くなるその結果、機器本体を手のひらの大部分で安全に保持しながら、操作ノブを持った手の指先で簡単に、かつより確実に片手操作することができる。
【0011】
請求項4に記載された発明の片手操作可能な携帯型電子機器は、請求項1、2又は3に記載した片手操作可能な携帯型電子機器において、上記操作ノブを上記傾斜面上で摺動させるようにしてスクロールできる構成とし、該スクロール動作によって上記操作スイッチを制御するようにしたことを特徴とするものである。
【0012】
この構成によれば、機器本体を片手で持った場合、機器本体を包み込むように保持することができることから、保持する手の指の位置が丁度機器本体の操作ノブの位置に来ることになる。しかも、上記操作ノブを上記傾斜面上で摺動させるようにしてスクロールできる構成とし、該スクロール動作によって上記操作スイッチを制御するので、操作スイッチをよりこまやかに操作することができる。その結果、機器本体を手のひらの大部分で安全に保持しながら、操作ノブを持った手の指先で簡単に、かつより確実に片手操作することができる。
【0013】
請求項5に記載された発明の片手操作可能な携帯型電子機器は、本体を片手で保持して片手操作可能にしたものにおいて、筐状体からなる機器本体の上側面の角部において該上側面、天面及び左の横側面に跨る部分と上記上側面、天面及び右横側面に跨る部分にそれぞれ傾斜面を形成し、これら両傾斜面に操作ノブを配設するとともにこれら操作ノブで操作される操作スイッチをそれぞれ上記機器本体内に儲けたことを特徴とするものである。
【0014】
この構成によれば、機器本体を片手で持った場合、機器本体を包み込むように保持することができることから、保持する手の指の位置が丁度機器本体の操作ノブの位置に来ることになる。しかも、機器本体の上側面と天面が連なる上側面の両角部に傾斜面を形成し、これら両傾斜面に操作ノブを配設しているので、機器本体を保持する手の複数の指先で同時に細やかで、かつ多くの機能について操作することができることになる。その結果、機器本体を手のひらの大部分で安全に保持しながら、操作ノブを持った手の指先で簡単に、かつより確実かつ細やかに片手操作することができる。
【0015】
請求項6に記載された発明の片手操作可能な携帯型電子機器は、請求項1、2、3又は4に記載された片手操作可能な携帯型電子機器において、上記機器本体の上側面の角部の対角の位置に上記傾斜面を設け、これら2つの傾斜面にそれぞれ上記操作ノブを配設するとともにこれら操作ノブで操作される操作スイッチをそれぞれ上記機器本体内に設けたことを特徴とするものである。
【0016】
この構成によれば、機器本体を片手で持った場合、機器本体を包み込むように保持することができることから、保持する手の指の位置が丁度機器本体の操作ノブの位置に来ることになる。しかも、機器本体の上側面と天面または上側面と底面が連なる上側面の対角の位置の角部に傾斜面を形成し、これら両傾斜面に操作ノブを配設しているので、機器本体を保持する手の親指や人指し指先等の複数の指先で同時に細やかで、かつ多くの機能について操作することができることになる。その結果、機器本体を手のひらの大部分で安全に保持しながら、操作ノブを持った手の指先で簡単に、かつより確実かつ細やかに片手操作することができる。
【0017】
請求項7に記載された発明の片手操作可能な携帯型電子操作機器は、機器本体を片手で保持して片手操作可能にしたものにおいて、筐状体からなる機器本体の上側面の角部において該上側面、天面及び左の横側面に跨る部分と上記上側面、天面及び右横側面に跨る部分にそれぞれ操作ノブの連結軸を通す通孔を有する傾斜面を形成するとともに上記機器本体内にこれら各傾斜面に対応して操作スイッチを設け、上記傾斜面の何れか1つに操作ノブを配設することにより該操作ノブが配設された傾斜面に対応する上記操作スイッチを選択して操作できるようにしたことを特徴とするものである。
【0018】
この構成によれば、機器本体を片手で持った場合、機器本体を包み込むように保持することができることから、保持する手の指の位置が丁度機器本体の操作ノブの位置に来ることになる。しかも、機器本体の上側面、天面及び左の横側面に跨る部分と上記上側面、天面及び右横側面に跨る部分にそれぞれ傾斜面を形成し、これら傾斜面の何れか1つに操作ノブを配設することにより該操作ノブが配設された傾斜面に対応する上記操作スイッチを選択して操作できるようにしているので、使用者の利き手に合せて操作ノブの位置を代えて使用することができる。その結果、機器本体を手のひらの大部分で安全に保持しながら、操作ノブを持った手の指先で簡単に、かつより確実かつ細やかに片手操作することができる。しかも、使用者の利き手に合せて操作ノブの位置を代えて使用することができる。
【0019】
請求項8に記載された発明の片手操作可能な携帯型電子機器は、請求項7に記載された片手操作可能な携帯型電子機器において、上記傾斜面の内上記操作ノブを配設しない傾斜面の通孔をキャップで閉塞するようにしたことを特徴とするものである。
【0020】
この構成によれば、機器本体を片手で持った場合、機器本体を包み込むように保持することができることから、保持する手の指の位置が丁度機器本体の操作ノブの位置に来ることになる。しかも、機器本体の上側面、天面及び横側面に跨る部分と上記上側面、天面及び右横側面に跨る部分にそれぞれ傾斜面を形成し、これら傾斜面の何れか1つに操作ノブを配設することにより該操作ノブが配設された傾斜面に対応する上記操作スイッチを選択して操作できるようにしているので、使用者の利き手に合せて操作ノブの位置を変えて使用することができる。その上、使用しない傾斜面側の通孔はキャップで閉塞することになる。その結果、機器本体を手のひらの大部分で安全に保持しながら、操作ノブを持った手の指先で簡単に、かつより細やかに片手操作することができる。しかも、使用者の利き手に併せて操作ノブの位置を代えて使用することができるとともに使用しない傾斜面側の通孔はキャップで閉塞するので、通孔を通じて塵芥が進入するのを阻止することができるとともに外観を損なうこともない。
【0021】
請求項9に記載された発明の片手操作可能な携帯型電子機器は、請求項1乃至8のいずれかに記載された片手操作可能な携帯型電子機器において、上記機器本体に上記操作スイッチ、電源スイッチ等の各種スイッチのON、OFF操作を無効にするロックスイッチを設けたことを特徴とするものである。
【0022】
この構成によれば、ロックスイッチを操作するだけで、操作スイッチ、電源スイッチ等の各種スイッチのON、OFF操作を無効にすることができる。その結果、携帯型電子機器を単に持ち運びするとき等、操作する必要のないとき、ロックスイッチを操作して操作スイッチ、電源スイッチ等の各種のスイッチの機能を無効にしておくことができ、携帯型電子機器の不必要な操作をそしすることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
<第1の実施態様>
図1は本発明の第1の実施態様の携帯型電子機器の外観斜視図、図2(A)、(B)及び(C)は、同携帯型電子機器の正面図、左側面図及び平面図である。これらの図において、1は機器本体であり、その正面である天面に種々の情報を表示する液晶デイスプレイ等の表示部2を備えている。
【0024】
3は、この機器本体1の上部の一方角部において天面、左横側面及び上側面に亙って面取りして形成された三角形を呈している傾斜面であり、該傾斜面3には、操作スイッチの操作ノブ4が配設されている。この操作ノブ4は、傾斜面3より少し小さくて傾斜面3と同形の三角形の部材より形成されている。図3は、機器本体1を図2(A)に示す線I−Iで切断して視た図であり、この図から明かなように、上記操作ノブ4は、上記機器本体1内に設置されている操作スイッチ6より導出され傾斜面3に設けられた通孔5を挿通して機器本体1外に延びているスイッチ軸7の上端に固着されている。
【0025】
この操作スイッチ6は、機器本体1内底面に設置された基台8上に固定されて図3に示すように上記傾斜面3と平行に配置されている。
そして、この操作スイッチ6は、図4に示すように矢印Xで示す2方向にスクロールすることができるスイッチであってもよい。
【0026】
本発明の第1の実施態様の携帯型電子機器は、上述のように構成されるものであるから、操作ノブ4を図1の矢印Xで示す前後2方向に摺動させることができ、この操作ノブ4の前後操作によって携帯型電子機器の機能を制御することができる。
【0027】
特に、当該機器本体1を片手で持った場合、機器本体1を包み込むように保持することができることから、保持する手の指の位置が丁度機器本体1の操作ノブ4の位置に来ることになり、従って、機器本体1を手のひらの大部分で安全に保持しながら、操作ノブ4を簡単に片手操作することができる。
【0028】
<第2の実施態様>
図5は本発明の第2の実施態様の携帯型電子機器の外観斜視図、図6(A)、(B)及び(C)は、同携帯型電子機器の正面図、左側面図及び上面図、そして図7は、機器本体1を図6(A)に示す線II−IIで切断して視た図である。
【0029】
これらの図から明らかなように、この第2の実施態様の携帯型電子機器は、操作ノブの形状が上記第1の実施態様の携帯型電子機器と異なるのみで、その他の構成は全く同じである。即ち、ここでは操作ノブ4は、三角形の板材の周辺を斜め下方に延長させた逆皿状態から形成されており、そして、その延長部4a、4b及び4cを、それぞれ機器本体1の天面、左側面及び上側面の各面と一定の間隙aを保つように各面上に延長させている。
【0030】
図8は、機器本体1を図6(A)のIII−IIIで切断して視た図であり、この図より明らかなように、操作ノブ4は、二点鎖線で示す範囲内で異動することができる。
【0031】
第2の実施態様の携帯型電子機器は、上述のように構成されるものであるから、操作ノブ4を図5の矢印Xで示す前後2方向に摺動させることができ、この操作ノブ4の前後操作によって携帯型電子機器の機能を制御することができる。特に、当該機器本体1を片手で持った場合、機器本体1を包み込むように保持することができることから、保持する手の指の位置が丁度機器本体1の操作ノブ4の位置に来ることになり、従って、機器本体1を手のひらの大部分で安全に保持しながら、操作ノブ4を簡単に片手操作することができる。
【0032】
また、この第2の実施態様の携帯型電子機器では、操作ノブ4を上記第1の実施態様の操作ノブと異なり、傾斜面3より大きくするとともに立体的に形成しているので、より操作性を向上させることができる。
【0033】
<第3の実施態様>
図9は、本発明の第3の実施態様の携帯型電子機器の要部を示す図であり、この図より明らかなように、この第3の実施態様の携帯型電子機器では、傾斜面3に設けられている操作ノブ4を上記第1及び第2の実施態様の携帯型電子機器とは異なり、矢印X及びYで示す前後4方向に摺動させることができるように構成している。従って、図10に示すように操作スイッチ7は矢印X及びY方向で示す4方向にスクロールすることができる。
【0034】
本発明の第3の実施態様の携帯型電子機器は、上述のように構成されるものであるから、操作ノブ4を4方向にスクロールさせることができ、この操作ノブ4の前後操作によって携帯型電子機器の機能を制御することができる。特に、当該機器本体1を片手で持った場合、機器本体1を包み込むように保持することができることから、保持する手の指の位置が丁度機器本体1の操作ノブ4の位置に来ることになり、従って、機器本体1を手のひらの大部分で安全に保持しながら、操作ノブ4を簡単に片手操作することができる。
【0035】
<第4の実施態様>
図11は本発明の第4の実施態様の携帯型電子機器の外観斜視図、図12(A)、(B)、(C)及び(D)は、同携帯型電子機器の正面図、左側面図、右側面図及び上面図である。
【0036】
これらの図より明らかなように、この第4の実施態様の携帯型電子機器では、機器本体1の上部の天面、左右横側面及び上側面に跨る両各部に、上記第1の実施態様の傾斜面と同様の傾斜面3L及び3Rを設けるとともにこれら各傾斜面に上記第1の実施態様の操作ノブと同様の操作ノブ4L、4Rをそれぞれ設けている。勿論、機器本体1内には、図示はしていないが、各操作ノブ4毎に上記第1の実施態様における操作スイッチと同じ機械的構成の操作スイッチをそれぞれ対応して設けている。各操作ノブ4L、4Rはそれぞれ矢印Xで示す2方向に摺動することができ、その動きに応じて対応する操作スイッチを操作することができる。
【0037】
本発明の第4の実施態様の携帯型電子機器は上述のように構成されるものであるから、2つの操作ノブ4L及び4Rをそれぞれ2方向に摺動させることができ、この操作ノブ4L及び4Rの前後操作によって各操作スイッチをスクロールさせて携帯型電子機器の機能を制御することができる。
【0038】
特に、当該機器本体1を片手で持った場合、機器本体1を包み込むように保持することができることから、保持する手の指の位置が丁度機器本体1の操作ノブ4L、4Rの位置に来ることになり、従って、機器本体1を手のひらの大部分で安全に保持しながら、両操作ノブ4L、4Rを簡単に片手操作することができる。
【0039】
<第5の実施態様>
図13は本発明の第5の実施態様の携帯型電子機器の外観斜視図、図14(A)、(B)、(C)及び(D)は、同携帯型電子機器の正面図、左側面図、右側面図及び平面図である。
【0040】
これらの図より明らかなように、この第5の実施態様の携帯型電子機器では、機器本体1の上部において底面、左横側面及び上側面に跨る部分と天面、右横側面及び上側面に跨る部分の2つの各部に、それぞれ上記第1の実施態様の傾斜面と同様の傾斜面3L及び3Rを備えている。そして、各傾斜面に上記第1の実施態様の操作ノブと同様の操作ノブ4L、4Rをそれぞれ設けている。
【0041】
勿論、機器本体1内には、各操作ノブ4L及び4R毎に上記第1の実施態様における操作スイッチと同じ機械的構成の操作スイッチを対応して設けている。各操作ノブ4L、4Rはそれぞれ矢印Xで示す2方向に摺動することができ、その動きに応じて対応する操作スイッチを操作することができる。
【0042】
本発明の第5の実施態様の携帯型電子機器は上述のように構成されるものであるから、2つの操作ノブ4L及び4Rをそれぞれ2方向に摺動させることができ、この操作ノブ4L及び4Rの前後操作によって各操作スイッチをスクロールさせて携帯型電子機器の機能を制御することができる。
【0043】
特に、当該機器本体1を片手で持った場合、図15に示すように、機器本体1を包み込むように保持することができる上に、保持する手の親指9が丁度操作ノブ4Rの位置に、また人指し指10が操作ノブ4Lの位置にそれぞれ来ることになり、従って、機器本体1を手のひらの大部分で安全に保持しながら、両操作ノブ4L、4Rを簡単に片手操作することができる。尚、第5の実施態様は携帯型電子機器を右手で持つように設計した例を示しているが、傾斜面3L、3Rをそれぞれ左上天面部とこれと対角の位置の右上底面部に設けることによって左手で持つようにすることができる。
【0044】
<第6の実施態様>
図16は本発明の第6の実施態様の携帯型電子機器の外観斜視図、図17は、同携帯型電子機器の正面図である。これらの図より明らかなように、この第6の実施態様の携帯型電子機器では、機器本体1の上部の両角部において天面、左右横側面及び上側面に跨って面取りした傾斜面3L、3Rを備えるとともに機器本体1内には、図18及び図19に示すように、上記各傾斜面3L及び3Rに対向させてそれぞれ同じ機能を有する操作スイッチ6L及び6Rを備えている。そして、本実施態様の特徴とするところは、一方の傾斜面、即ち左の傾斜面3Lにのみ操作ノブ4を設け、また他方の傾斜面3Rには通孔5Lを隠すキャップ11を嵌着している。
【0045】
この操作ノブ4は図18に示すように、傾斜面3Lに対向する裏面に先端に連結穴4bを有する連結軸4aを備え、この連結軸4aを通孔5Lを通して機器本体1内に挿入させて連結穴4bを操作スイッチ6Lのスイッチ軸7Lに着脱可能に嵌着することにより操作スイッチ6Lと連結され該操作スイッチ6Lを操作できるようになっている。
【0046】
一方、上記キャップ11はゴムや合成樹脂などの部材で形成されたもので、上端周縁に鍔部11aを備えるとともに下端面に逃げ穴11bを備えた形状を成している。そして、このキャップ11は、傾斜面3Rの通孔5Rに嵌められたとき、その逃げ穴11bに操作スイッチ6Rのスイッチ軸7Rの先端部が入り込むこととなる。
【0047】
本発明の第6の実施態様の携帯型電子機器は上述のように構成されるものであるから、例えば、左手の親指或いは右手の人指し指で操作するのが得意な使用者が携帯型電子機器を使用する場合、図16、図17に示すように傾斜面3L側に操作ノブ4を宛がうことにより該操作ノブ4で操作スイッチ6Lを操作することができる。この場合、キャップ11で傾斜面3Rの通孔5を閉塞することにより該通孔5Rを隠すことができる。
【0048】
また、右手の親指或いは左手の人指し指で操作するのが得意な使用者が携帯型電子機器を使用する場合、上記傾斜面3R側に操作ノブ4を宛がうとともに通孔5Lにキャップ11を嵌着して使用することで、操作スイッチ6Lを操作することができる。
【0049】
<第7の実施態様>
本発明では、上記各実施態様において符号12で示すロックスイッチを備え、上記操作スイッチ6や電源スイッチ(図示せず)或いはその他のスイッチのON/OFF操作を無効化できるようになっている。
【0050】
このロックスイッチ12のキー入力信号は、図20に示すプログラム処理が行われ、ロックスイッチ12が0Nの場合キー入力待ちを持続して操作スイッチ等のキー操作を受付ない状態を維持し、またロックスイッチがOFFの場合キー入力を待ってキー入力があればそのキー入力を受け付ける状態となる。
【0051】
【発明の効果】
本発明は上述のように構成されるものであり、請求項1に記載された発明によれば、機器本体を片手で持った場合、機器本体を包み込むように保持することができることから、保持する手の指の位置が丁度機器本体の操作ノブの位置に来ることになる。従って、機器本体を手のひらの大部分で安全に保持しながら、操作ノブを持った手の指先で簡単に片手操作することができる。
【0052】
請求項2に記載された発明によれば、機器本体を片手で持った場合、機器本体を包み込むように保持することができることから、保持する手の指の位置が丁度機器本体の操作ノブの位置に来ることになる。従って、機器本体を手のひらの大部分で安全に保持しながら、操作ノブを持った手の指先で簡単に片手操作することができる。しかもこの発明では、操作スイッチのスイッチ軸を通孔を通して傾斜面上に臨出させてその先端に操作ノブを固着するので、操作ノブの保守点検や交換が簡単に行うことができる。
【0053】
請求項3に記載された発明によれば、機器本体を片手で持った場合、機器本体を包み込むように保持することができることから、保持する手の指の位置が丁度機器本体の操作ノブの位置に来ることになる。しかも、操作ノブの外形が傾斜面の外形より少し大きく形成されているので、操作ノブを指先で確実に操作でき操作性が良くなる。従って、機器本体を手のひらの大部分で安全に保持しながら、操作ノブを持った手の指先で簡単に、かつより確実に片手操作することができる。
【0054】
請求項4に記載された発明によれば、機器本体を片手で持った場合、機器本体を包み込むように保持することができることから、保守する手の指の位置が丁度機器本体の操作ノブの位置に来ることになる。しかも、上記操作ノブを上記傾斜面上で摺動させるようにしてスクロールできる構成とし、該スクロール動作によって上記操作スイッチを制御するので、操作スイッチをよりこまやかに操作することができる。従って、機器本体を手のひらの大部分で安全に保持しながら、操作ノブを持った手の指先で簡単に、かつより確実に片手操作することができる。
【0055】
請求項5に記載された発明によれば、機器本体を片手で持った場合、機器本体を包み込むように保持することができることから、保持する手の指の位置が丁度機器本体の操作ノブの位置に来ることになる。しかも、機器本体の上側面と天面が連なる上側面の両角部に傾斜面を形成し、これら両傾斜面に操作ノブを配設しているので、機器本体を保持する手の複数の指先で同時に細やかで、かつ多くの機能について操作することができることになる。従って、機器本体を手のひらの大部分で安全に保持しながら、操作ノブを持った手の指先で簡単に、かつより確実かつ細やかに片手操作することができる。
【0056】
請求項6に記載された発明によれば、機器本体を片手で持った場合、機器本体を包み込むように保持することができることから、保持する手の指の位置が丁度機器本体の操作ノブの位置に来ることになる。しかも、機器本体の上側面と天面または上側面と底面が連なる上側面の対角の位置の角部に傾斜面を形成し、これら両傾斜面に操作ノブを配設しているので、機器本体を保持する手の親指や人指し指等の複数の指先で同時に細やかで、かつ多くの機能について操作することができることになる。
【0057】
従って、機器本体を手のひらの大部分で安全に保持しながら、操作ノブを持った手の指先で簡単に、かつより確実かつ細やかに片手操作することができる。
請求項7に記載された発明によれば、機器本体を片手で持った場合、機器本体を包み込むように保持することができることから、保持する手の指の位置が丁度機器本体の操作ノブの位置に来ることになる。
【0058】
しかも、機器本体の上側面、天面及び左の横側面に跨る部分と上記上側面、天面及び右横側面に跨る部分にそれぞれ傾斜面を形成し、これら傾斜面の何れか1つに操作ノブを配設することにより該操作ノブが配設された傾斜面に対応する上記操作スイッチを選択して操作できるようにしているので、使用者の利き手に併せて操作ノブの位置を代えて使用することができる。従って、機器本体を手のひらの大部分で安全に保持しながら、操作ノブを持った手の指先で簡単に、かつより確実かつ細やかに片手操作することができる。しかも、使用者の利き手に併せて操作ノブの位置を代えて使用することができる。
【0059】
請求項8に記載された発明によれば、機器本体を片手で持った場合、機器本体を包み込むように保持することができることから、保持する手の指の位置が丁度機器本体の操作ノブの位置に来ることになる。
【0060】
しかも、機器本体の上側面、天面及び左の横側面に跨る部分と上記上側面、天面及び右横側面に跨る部分にそれぞれ傾斜面を形成し、これら傾斜面の何れか1つに操作ノブを配設することにより該操作ノブが配設された傾斜面に対応する上記操作スイッチを選択して操作できるようにしているので、使用者の利き手に併せて操作ノブの位置を代えて使用することができる。その上、使用しない傾斜面側の通孔はキャップで閉塞することになる。
【0061】
従って、機器本体を手のひらの大部分で安全に保持しながら、操作ノブを持った手の指先で簡単に、かつより確実かつ細やかに片手操作することができる。しかも、使用者の利き手に併せて操作ノブの位置を代えて使用することができるとともに使用しない傾斜面側の通孔はキャップで閉塞するので、通孔を通じて塵芥が進入するのを阻止することができるとともに外観を損なうこともない。
請求項9に記載された発明によれば、ロックスイッチを操作するだけで、操作スイッチ、電源スイッチ等の各種スイッチのON、OFF操作を無効にすることができる。
【0062】
従って、携帯型電子機器を単に持ち運びするとき等、操作する必要のないとき、
ロックスイッチを操作して操作スイッチ、電源スイッチ等の各種スイッチの機能を無効にしておくことができ、携帯型電子機器の不必要な操作を阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施態様にかかる携帯型電子機器の外観斜視図である。
【図2】同上携帯型電子機器を3方より視た図で、(A)は正面図、(B)は左側面図及び(C)は平面図である。
【図3】同上携帯型電子機器を図2(A)において線I−Iで切断して視た要部断面図である。
【図4】同上携帯型電子機器に備えられている操作スイッチのスクロールを説明する図である。
【図5】本発明の第2の実施態様に係る携帯型電子機器の外観斜視図である。
【図6】同上第2の実施態様に係る携帯型電子機器を3方より視た図で、(A)は正面図、(B)は左側面図及び(C)は平面図である。
【図7】同上携帯型電子機器を図6(A)において線II−IIで切断して視た要部断面図である。
【図8】同上携帯型電子機器を図6(A)において線III−IIIで切断して視た要部断面図である。
【図9】本発明の第3の実施態様の携帯型電子機器の要部を示す図である。
【図10】同上第3の実施態様の携帯型電子機器に備えられている操作スイッチのスクロールを説明する図である。
【図11】本発明の第4の実施態様に係る携帯型電子機器の外観斜視図である。
【図12】同上第4の実施態様に係る携帯型電子機器を3方より視た図で、(A)は正面図、(B)は左側面図、(C)は平面図及び(D)は右側面図である。
【図13】本発明の第5の実施態様に係る携帯型電子機器の外観斜視図である。
【図14】同上第5の実施態様に係る携帯型電子機器を3方より視た図で、(A)は正面図、(B)は左側面図、(C)は平面図及び(D)は右側面図である。
【図15】同上第5の実施態様に係る携帯型電子機器の使用態様を示す外観斜視図である。
【図16】本発明の第6の実施態様に係る携帯型電子機器の外観斜視図である。
【図17】同上第6の実施態様に係る携帯型電子機器の正面図である。
【図18】同上第6の実施態様に係る携帯型電子機器を図17において線IV−IVで切断して視た要部断面図である。
【図19】同上携帯型電子機器を図17において線V−Vで切断して視た要部断面図である。
【図20】本発明の第7の実施態様に係る携帯型電子機器において、ロックスイッチのプログラム処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 機器本体
3、3L、3R 傾斜面
4、4L、4R 操作ノブ
4a、4b、4c 延長部
5 通孔
6 操作スイッチ
7 スイッチ軸
11 キャップ
12 ロックスイッチ

Claims (9)

  1. 機器本体を片手で保持して片手操作可能にしたものにおいて、筐状体からなる機器本体の上側面の何れかの角部において該上側面、天面及び左または右の横側面或いは上記上側面、底面及び左または右の横側面の内の何れかの3つの面に亙って面取りをして傾斜面を形成し、該傾斜面に上記機器本体内に設けた操作スイッチを操作する操作ノブを少なくとも1つ配設したことを特徴とする片手操作可能な携帯型電子機器。
  2. 上記傾斜面に通孔を設け、上記操作スイッチのスイッチ軸を上記通孔を通して上記傾斜面上に臨出させてその先端に上記操作ノブを固着したことを特徴とする請求項1に記載した片手操作可能な携帯型電子機器。
  3. 上記操作ノブの外形を上記傾斜面の外形より大きくするとともに上記操作ノブの周縁部を上記機器本体の対向する面に平行に形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の片手操作可能な携帯型電子機器。
  4. 上記操作ノブを上記傾斜面上で摺動させるようししてスクロールできる構成とし、該スクロール動作によって上記操作スイッチを制御するようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の片手操作可能な携帯型電子機器。
  5. 機器本体を片手で保持して片手操作可能にしたものにおいて、筐状体からなる機器本体の上側面の角部において該上側面、天面及び左の横側面に跨る部分と上記上側面、天面及び右横側面に跨る部分にそれぞれ傾斜面を形成し、これら両傾斜面に操作ノブを配設するとともにこれら操作ノブで操作される操作スイッチをそれぞれ上記機器本体内にもうけたことを特徴とする片手操作可能な携帯型電子機器。
  6. 上記機器本体の上側面の角部の対角の位置に上記傾斜面を設け、これら2つの傾斜面にそれぞれ上記操作ノブを配設するとともにこれら操作ノブで操作される操作スイッチをそれぞれ上記機器本体内に設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の片手操作可能な携帯型電子機器。
  7. 機器本体を片手で保持して片手操作可能にしたものにおいて、筐状体からなる機器本体の上側面の角部において該上側面、天面及び左の横側面に跨る部分と上記上側面、天面及び右横側面に跨る部分にそれぞれ操作ノブの連結軸を通す通孔を有する傾斜面を形成するとともに上記機器本体内にこれら各傾斜面に対応して操作スイッチを設け、上記傾斜面の何れか1つに操作ノブを配設することにより該操作ノブが配設された傾斜面に対応する上記操作スイッチを選択して操作できるようにしたことを特徴とする片手操作可能な携帯型電子機器。
  8. 上記傾斜面のうち上記操作ノブを配設しない傾斜面の通孔をキャップで閉塞するようにしたことを特徴とする請求項7に記載された片手操作可能な携帯型電子機器。
  9. 上記機器本体に上記操作スイッチ、電源スイッチ等の各種スイッチのON、OFF操作を無効にするロックスイッチを設けたことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の片手操作可能な携帯型電子機器。
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