JP2002196857A - キー入力装置 - Google Patents

キー入力装置

Info

Publication number
JP2002196857A
JP2002196857A JP2001115570A JP2001115570A JP2002196857A JP 2002196857 A JP2002196857 A JP 2002196857A JP 2001115570 A JP2001115570 A JP 2001115570A JP 2001115570 A JP2001115570 A JP 2001115570A JP 2002196857 A JP2002196857 A JP 2002196857A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
key
keys
operated
hand
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001115570A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuharu Hosoe
克治 細江
Koichi Suzumura
浩一 鈴村
Masayuki Yasuda
真幸 安田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2001115570A priority Critical patent/JP2002196857A/ja
Priority to US09/977,391 priority patent/US20020044072A1/en
Publication of JP2002196857A publication Critical patent/JP2002196857A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/018Input/output arrangements for oriental characters
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/02Input arrangements using manually operated switches, e.g. using keyboards or dials
    • G06F3/0202Constructional details or processes of manufacture of the input device
    • G06F3/0219Special purpose keyboards
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/02Input arrangements using manually operated switches, e.g. using keyboards or dials
    • G06F3/023Arrangements for converting discrete items of information into a coded form, e.g. arrangements for interpreting keyboard generated codes as alphanumeric codes, operand codes or instruction codes
    • G06F3/0233Character input methods
    • G06F3/0235Character input methods using chord techniques
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/02Input arrangements using manually operated switches, e.g. using keyboards or dials
    • G06F3/023Arrangements for converting discrete items of information into a coded form, e.g. arrangements for interpreting keyboard generated codes as alphanumeric codes, operand codes or instruction codes
    • G06F3/0238Programmable keyboards
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/02Bases, casings, or covers
    • H01H9/0214Hand-held casings
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2217/00Facilitation of operation; Human engineering
    • H01H2217/018Indication of switch sites
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2217/00Facilitation of operation; Human engineering
    • H01H2217/028Facilitation of operation; Human engineering on planes with different or alterable inclination, e.g. convex plane

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 片手で簡便に文字入力できるキー入力装置を
提供する。 【解決手段】 片手で把持可能な形態を有するキー保持
部としてのハウジング部材11と、このハウジング部材
11に片手の各指でそれぞれ個別に操作されるように配
置された5個の入力キー17〜21とを備え、親指操作
用としてもう1つの入力キー22を付加し、さらに、ハ
ウジング部材11全体を動かして使用者の体の一部、周
辺機器等に当てることにより操作される入力キー23を
設け、これらの7個の入力キー17〜23の操作により
文字入力を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々な用途のコン
ピュータ装置への文字入力操作を行うキー入力装置に関
するもので、特に、使用者が片手で把持して簡便に入力
操作を行うことができるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ装置への入力操作を
行うキー入力装置の代表的なものとして、100個以上
の多数の入力キーを所定のパターンで配列して、使用者
の両手の指を使用してキー操作を行うキーボードがあ
る。
【0003】また、携帯電話等の片手で把持可能なキー
入力装置では、限られた狭いスペース内に比較的少数の
押しボタン(入力キー)を配列して、押しボタンを使用
者の特定の1本の指(通常は親指)で入力操作するよう
にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者のキーボ
ードタイプは使用者の両手を使用してキー操作を行うよ
うに設計されているので、必然的に体格が大きくなり、
携帯用として不向きである。また、入力キーの数が多数
であるので、キー入力操作の修得に時間がかかる。ま
た、キー入力操作に両手が必要であるので、電話やメモ
書きをしながらとか、飲み物、煙草を飲みながらの入力
作業ができない。
【0005】また、後者の片手で把持可能なキー入力装
置では、1本の指による入力操作を前提として狭いスペ
ース内に押しボタンを密接配置しているので、押しボタ
ンの操作ミスが発生しやすい。また、文字入力は、あ、
か、さ、た、な、は……の各行に対応する専用の押しボ
タンを有し、この各行の専用の押しボタンの操作回数に
より各行の文字入力を行うので、文字入力のためのボタ
ン操作回数が増える等の不具合がある。
【0006】本発明は上記点に鑑みて、使用者が片手で
把持し簡便に入力操作を行うことができるキー入力装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、片手で把持可能な形態
を有するキー保持部(11)と、キー保持部(11)に
片手の各指でそれぞれ個別に操作されるように配置され
た少なくとも5個の入力キー(17〜22)とを備え、
少なくとも5個の入力キー(17〜22)の操作により
文字入力を行うことを特徴とする。
【0008】これにより、キー保持部(11)を片手で
把持した状態で、片手の各指に対応したそれぞれ専用の
入力キー(17〜21)の操作により文字入力を行うこ
とができる。従って、各指で専用キーを操作すればよい
ので、押し間違いの発生を軽減でき、しかも、入力キー
数が少ないので、キー操作を簡単に覚えることができ
る。
【0009】請求項2に記載の発明のように、キー保持
部(11)は、他用途の機器に一体に構成してもよい。
【0010】請求項3に記載の発明のように、キー保持
部(11)は、携帯可能な独立部品として構成してもよ
い。キー保持部(11)は片手で把持可能な小型なもの
であるから、使用者の衣服のポケット等にも収納でき、
携帯性に非常に優れている。
【0011】請求項4に記載の発明では、片手で把持可
能な形態を有し、携帯可能な独立部品として構成された
キー保持部(11)と、キー保持部(11)に片手の各
指でそれぞれ個別に操作されるように配置された少なく
とも5個の入力キー(17〜22)と、少なくとも5個
の入力キー(17〜22)とは別にキー保持部(11)
に配置され、キー保持部(11)の移動により操作され
る入力手段(23、42)とを備え、少なくとも5個の
入力キー(17〜22)と入力手段(23、42)との
組み合わせにより文字入力を行うことを特徴とする。
【0012】これによると、キー保持部(11)は片手
で把持可能な小型な独立部品であるから、携帯性に非常
に優れたキー入力装置を提供できる。
【0013】また、各指で専用キーを操作すればよいの
で、押し間違いの発生を軽減でき、しかも、入力キー数
が少ないので、キー操作を簡単に覚えることができる。
【0014】しかも、キー保持部(11)の移動により
操作される入力手段(23、42)を備えているから、
指操作以外に手首の動きを利用してキー保持部全体を移
動させ、これによって、入力手段(23、42)の入力
操作を行うことができる。
【0015】この入力手段(23、42)の入力操作
は、具体的には請求項5に記載の発明のように、キー保
持部(11)以外の部位に入力手段(23)を当接する
ことにより行うことができる。
【0016】ここで、キー保持部(11)以外の部位と
は、例えば、使用者の体の一部(腰、脚部等)、周辺機
器等であり、これらの部位に入力手段を当てるという操
作で入力操作をリズミカルに行うことができ、入力操作
の作業性を顕著に向上できる。
【0017】なお、上記入力手段は、請求項6に記載の
発明のように、キー保持部(11)の振動を感知する振
動感知手段(42)により構成してもよい。
【0018】これによると、手首の動きを利用してキー
保持部全体を振動させるだけで、入力手段(23、4
2)の入力操作を行うことができる。
【0019】請求項7に記載の発明のように、入力手段
(23、42)により文字変換の機能を発揮させれば、
使用頻度の高い文字変換機能をリズミカルに軽快に効率
よく行うことができる。
【0020】請求項8に記載の発明では、請求項4ない
し7のいずれか1つにおいて、キー保持部(11)を概
略直方体状の形状とし、少なくとも5個の入力キー(1
7〜22)のうち、小指ないし人指し指により操作され
る4個の入力キー(17〜20)を、直方体状の断面短
辺側の一面(11a)に配置し、少なくとも5個の入力
キー(17〜22)のうち、親指により操作される入力
キー(21、22)を直方体状の断面長辺側の一面(1
1b)に配置したことを特徴とする。
【0021】これにより、面積の大きい手の平部分を直
方体状の断面長辺側の他方の面(親指により操作される
入力キー(21、22)を設けない面)にフィットさせ
ることができ、同時に、小指ないし人指し指は、面積の
小さい断面短辺側の一面(11a)にて容易にグリップ
状態にすることができる。また、親指操作の入力キー
(21、22)は、面積の大きい断面長辺側の一面(1
1b)に割り当てるため、操作自由度の大きい親指に適
合したキー配置場所の選択が容易であり、且つ、親指操
作の入力キーの数を複数にすることも容易である。
【0022】従って、概略直方体状のキー保持部(1
1)を片手で把持する際の把持安定性と各指の操作性の
両面からみて良好な、片手グリップタイプのキー入力装
置を提供できる。
【0023】請求項9に記載の発明では、キー保持部
(11)は、概略直方体状の形状であり、少なくとも5
個の入力キー(17〜22)のうち、小指ないし人指し
指により操作される4個の入力キー(17〜20)を、
直方体状の断面短辺側の一面(11a)に配置し、直方
体状の断面短辺側の一面(11a)と反対側の一面(1
1d)のうち、人指し指により操作される入力キー(2
0)に対向する側の部位に、少なくとも5個の入力キー
(17〜22)のうち、親指により操作される入力キー
(21、22)を配置したことを特徴とする。
【0024】これによると、小指ないし人指し指操作用
の入力キー(17〜20)と反対側の面(11d)のう
ち、人指し指操作用入力キー(20)に対向する側に親
指操作用の入力キー(21、22)が位置するので、キ
ー保持部(11)を使用者の左手、右手のいずれでグリ
ップしても、親指操作用の入力キー(21、22)が左
手、右手のいずれの親指にも近接させることができる。
従って、左手、右手のいずれの親指によっても親指操作
用の入力キー(21、22)を操作できる。これによ
り、1つのキー入力装置を左手用、右手用として共通使
用できる。
【0025】請求項10に記載の発明では、請求項9に
おいて、前記反対側の一面(11d)のうち、人指し指
により操作される入力キー(20)に対向する側の部位
に、この入力キー(20)に近づくように形成された肩
部(11e)を形成し、この肩部(11e)に親指によ
り操作される入力キー(21、22)を配置したことを
特徴とする。
【0026】これによると、肩部(11e)の形成によ
り親指操作用の入力キー(21、22)を左手または右
手の親指にとって操作しやすい部位に位置させることが
でき、親指操作用の入力キー(21、22)の操作性が
良好となる。
【0027】請求項11に記載の発明では、請求項8な
いし10のいずれか1つにおいて、親指により操作され
る入力キー(21、22)を複数個設けることを特徴と
する。
【0028】これにより、操作自由度の大きい親指の特
性を利用して、指操作の入力キー数を6個以上に増やす
ことができる。
【0029】請求項12に記載の発明では、請求項8な
いし11のいずれか1つにおいて、直方体状の長手方向
の両端面のうち、少なくとも一方の端面(11c)に入
力手段(23、42)を配置したことを特徴とする。
【0030】これにより、概略直方体状のキー保持部
(11)を片手で把持したまま、直方体状の長手方向へ
移動させるという動きで入力手段(23、42)を軽快
に操作できる。
【0031】請求項13に記載の発明では、請求項1な
いし12のいずれか1つにおいて、キー保持部(11)
は、片手をグリップ状態にしたときに、小指ないし人指
し指が嵌まる4個の凹部(13〜16)を有し、少なく
とも5個の入力キー(17〜22)のうち、小指ないし
人指し指により操作される4個の入力キー(17〜2
0)を4個の凹部(13〜16)に配置したことを特徴
とする。
【0032】これにより、小指ないし人指し指をそれぞ
れ専用の各凹部(13〜16)に嵌めてキー保持部(1
1)を片手で把持できるので、キー保持部(11)の把
持安定性を一層向上できるとともに、各指が他の指のキ
ーを操作するという誤操作を確実に防止できる。
【0033】請求項14に記載の発明では、片手の各指
でそれぞれ個別に操作されるように配置された少なくと
も5個の入力キー(17〜22)を有し、片手の各指に
対応する5個の入力キー(17〜22)は、それぞれ異
なる日本語における母音を入力するようになっているこ
とを特徴とする。
【0034】これにより、片手の各指にそれぞれ異なる
母音専用の入力操作を行わせることができ、文字入力の
簡単、かつ、確実化に極めて有利である。
【0035】請求項15に記載の発明では、請求項14
において、平仮名の「あ」行を除く、「か」行以降の行
の選択を5個の入力キー(17〜22)の同時操作の組
み合わせにより選択し、その後に、5個の入力キー(1
7〜22)のいずれかを選択することにより、「あ」行
以外の平仮名を決定することを特徴とする。
【0036】これにより、片手の各指で操作される5個
の入力キーをそのまま利用して、全平仮名の入力を簡単
に行うことができる。
【0037】請求項16に記載の発明では、請求項14
または15において、片手で把持可能な形態を有し、携
帯可能な独立部品として構成されたキー保持部(11)
を有し、キー保持部(11)に、前記少なくとも5個の
入力キー(17〜22)、およびキー保持部(11)の
移動により操作される入力手段(23、42)を配置
し、入力手段(23、42)により文字変換の機能を発
揮するようになっていることを特徴とする。
【0038】これにより、キー保持部(11)の移動に
より入力手段(23、42)を操作して、文字変換の機
能をリズミカルに軽快に行うことができる。
【0039】請求項17に記載の発明では、請求項14
ないし16のいずれか1つにおいて、片手の各指のう
ち、親指で操作される入力キー(21、22)を複数と
し、親指で操作される入力キー(21、22)のうち、
1つの入力キー(21)により母音の入力を行い、残余
の入力キー(22)により文章の作成編集のための補助
機能を発揮するようになっていることを特徴とする。
【0040】これにより、操作自由度の高い親指の特性
を利用して、親指で操作される1つの入力キー(21)
により母音の入力を行とともに、親指で操作される残余
の入力キー(22)により文章の作成編集のための補助
機能を発揮できる。ここで、補助機能とは、数字入力の
切替機能、特殊記号の入力等である。
【0041】請求項18に記載の発明では、片手で把持
可能な概略直方体状の形態を有する携帯用キー保持部
(11)と、キー保持部(11)に片手の指でそれぞれ
個別に操作されるように配置された複数個の入力キー
(17〜22)とを備え、複数個の入力キー(17〜2
2)の操作により文字入力を行うことを特徴とする。
【0042】これにより、片手の指でそれぞれ個別に操
作される複数個の入力キー(17〜22)の操作により
文字入力を簡便に行うことができる携帯用の小型キー入
力装置を提供できる。
【0043】請求項19に記載の発明のように、キー保
持部は、入力キー(17〜22)による操作信号を判定
する制御回路部(25)を内蔵するハウジング部材(1
1)で構成できる。
【0044】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0045】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1は第1実施
形態によるキー入力装置の概略斜視図で、図2は蓋部を
取り外し状態の概略斜視図である。キー入力装置10
は、片手で把持可能なグリップ状の形態のキー保持部を
構成するハウジング部材11を備えている。このハウジ
ング部材11の一部に蓋部12が取り付けられている。
このハウジング部材11と蓋部12はともに樹脂等で成
形することができ、蓋部12はハウジング部材11に対
して樹脂の係止形状あるいはねじ等の手段により着脱可
能になっている。
【0046】この蓋部12を含むハウジング部材11の
全体形状は、角部を丸めた長方形状の断面形状でもって
延びる略直方体状であり、図1の長手方向の全長寸法L
は使用者の片手のグリップ形状の高さより若干量大きく
してある。そして、ハウジング部材11の断面短辺側の
一面(図1の上面部)11aに、使用者の片手、本例で
は、左手の小指用凹部13、薬指用凹部14、中指用凹
部15、人指し指用凹部16を順次長手方向に並べて形
成し、この各凹部13〜16にそれぞれ押しボタン式の
入力キー17〜20を配置している。
【0047】各凹部13〜16は、図1に示すように、
ハウジング部材11の断面短辺側の一面11aから断面
長辺側の面11b(図1の紙面垂直方向の表裏両面)に
かけて延びるように形成してある。
【0048】従って、各凹部13〜16内に小指ないし
人指し指をはめるようにして、使用者の片手をハウジン
グ部材11に対して安定的にグリップ状態にすることが
できる。そのため、入力キー17〜20は、使用者の片
手のグリップ状態において、小指ないし人指し指でそれ
ぞれ間違えることなく個別に押圧操作できる。この入力
キー17〜20は後述の図3の第1〜第4スイッチ17
a〜20aを開閉操作するものである。
【0049】また、ハウジング部材11の断面長辺側の
一面11bに親指用の2個の押しボタン式入力キー2
1、22を配置している。手のグリップ状態では、親指
が中指と人指し指に接近するので、この親指用の押しボ
タン式入力キー21、22はハウジング部材11の長手
方向において、中指用入力キー19、人指し指用入力キ
ー20に対応する部位に位置している。
【0050】使用者の片手をグリップ状態としても、親
指は操作の自由度が高いので、親指用として2個の押し
ボタン式入力キー21、22を配置している。この入力
キー21、22により図3の第5〜第6スイッチ21a
〜22aを開閉操作する。
【0051】更に、ハウジング部材11の長手方向の一
方の端面(図1、2の右端面)11cに、第7番目の押
しボタン式入力キー23を配置し、この入力キー23に
より図3の第7スイッチ23aを開閉操作する。この入
力キー23は、使用者の手首や腕の動きを利用してハウ
ジング部材11全体を移動させ、使用者の腰、脚部に当
てる等の操作で第7スイッチ23aをオン(閉)操作す
る。もちろん、使用者周囲の机等の備品、移動中の車両
の一部等に入力キー23を押し当てて第7スイッチ23
aをオン(閉)操作してもよい。
【0052】なお、ハウジング部材11において、断面
短辺側の他方の面には親指のグリップ位置を容易に決め
ることができるように、小指用凹部13および薬指用凹
部14と反対側の部位に突出部24を設けている。
【0053】図1に示すキー入力装置10(ハウジング
部材11)の形態は左手のグリップ用に形成してあり、
上記突出部24部分に左手の手の平部を当てて、各凹部
13〜16を左手の小指ないし人差し指でグリップする
ことにより、左手の親指にて2個の押しボタン式入力キ
ー21、22を開閉操作できるようにしてある。
【0054】図3は第1実施形態による制御回路部25
の概略構成を例示するもので、制御回路部25はハウジ
ング部材11内に内蔵されるもので、上記した合計7個
の入力キー17〜23により開閉操作される第1〜第7
スイッチ17a〜23aの開閉信号を判定して所定の出
力信号を出すものである。
【0055】具体的には、第1〜第7スイッチ17a〜
23aは、制御回路部25の入出力回路部26を介して
マイコンユニット27に電気的に結線されている。マイ
コンユニット27にて演算処理された出力信号は出力バ
ッファ回路部28を介して、図示しないパソコン等の外
部コンピュータ装置に向けて出力される。このため、出
力バッファ回路部28には、外部コンピュータ装置への
接続用のコネクタ29がリード線を介して電気結線され
ている。また、制御回路部25には電源用電池30が備
えられており、入出力回路部26等に電源を供給する。
【0056】マイコンユニット27のメモリ部には、外
部コンピュータ装置との通信用プログラム、後述の図4
のキー配列のテーブル等が記憶されており、キー配列の
変更、外部コンピュータ装置との通信プロトコルの切替
等が簡単にできるようになっている。
【0057】図4はマイコンユニット27のメモリ部に
記憶されているキー配列のテーブルであり、○印は上記
した合計7個の入力キー17〜23により開閉操作され
る第1〜第7スイッチ17a〜23aのオン(閉)状態
を示す。図4(a)はローマ字かな変換モードが選択さ
れているときのローマ字かな入力とスイッチオンとの対
応関係を示しており、ローマ字かな入力は第1〜第7ス
イッチ17a〜23aのうち、小指から親指により操作
される第1〜第5スイッチ17a〜21aにより行うこ
とができる。
【0058】すなわち、第1〜第5スイッチ17a〜2
1aはそれぞれ単独のオン操作でそれぞれ日本語におけ
る母音を入力するようになっている。具体的には、小指
用の第1スイッチ17aで母音あ(a)、薬指用の第2
スイッチ18aで母音い(i)、中指用の第3スイッチ
19aで母音う(u)、人指し指用の第4スイッチ20
aで母音え(e)、親指用の第5スイッチ21aで母音
お(o)をそれぞれ入力するようになっている。
【0059】そして、平仮名50音での、「あ」行以外
の行(か行、さ行……)の子音(k、s、t……)は、
上記第1〜第5スイッチ17a〜21aのうち、いずれ
か複数のスイッチの同時オン操作の組み合わせで入力す
るようになっている。
【0060】このようにして選択された子音(k、s、
t……)の後に続いて、第1〜第5スイッチ17a〜2
1aに設定されたいずれかの母音を入力することによ
り、「あ」行以外の平仮名が選択されるようになってい
る。
【0061】ここで、第1〜第5スイッチ17a〜21
aによるローマ字かな入力の具体例を説明すると、例え
ば、「いとうだいすけ」と入力するときはつぎのように
操作する。
【0062】1.薬指用入力キー18にて第2スイッチ
18aのオン→母音い(i)を入力 2.小指用、薬指用、中指用の3個の入力キー17、
18、19の同時操作→第1〜第3スイッチ17a〜1
9aの同時オン→た(t)行の選択 親指用入力キー21にて第5スイッチ21aのオン
(母音お(o)の選択)→ 「と」の決定 3.中指用入力キー19にて第3スイッチ19aのオン
→母音う(u)を入力 4.薬指用、中指用、人指し指用の3個の入力キー1
8、19、20の同時操作→第2〜第4スイッチ18a
〜20aの同時オン→だ(d)行の選択 小指用入力キー17にて第1スイッチ17aのオン
(母音あ(a)の選択)→「だ」の決定 5.上記1と同じ操作で母音い(i)を入力 6.薬指用、中指用の2個の入力キー18、19の同
時操作→第2、第3スイッチ18a、19aの同時オン
→さ(s)行の選択 中指用入力キー19にて第3スイッチ19aのオン
(母音う(u)の選択)→「す」の決定 7.小指用、中指用の2個の入力キー17、19の同
時操作→第1、第3スイッチ17a、19aの同時オン
→か(k)行の選択 人指し指用入力キー20にて第4スイッチ20aのオ
ン(母音え(e)の選択)→「け」の決定 以上の1〜7のキー操作により「いとうだいすけ」と入
力することができる。図4(a)のキー配列表に示すよ
うに、片手の5本の指でそれぞれ操作される5個の入力
キー17〜21(第1〜第5スイッチ17a〜21a)
の単独操作およひ同時操作の選択により、平仮名および
ローマ字の全部を入力することができる。なお、平仮名
から漢字への変換は後述のSP(スペースキー)入力に
より行うことができる。
【0063】次に、図4(b)は数字入力のためのキー
配列表であって、数字入力は親指用の第2の入力キー2
2にて第6スイッチ22aをオンした上で、小指用〜人
指し指用入力キー17〜20にて第1〜第4スイッチ1
7a〜20aの同時オンを選択することにより0〜9の
全数字を入力できる。
【0064】次に、図4(c)は文章を構成する記号、
あるいは文章の作成編集に必要な機能を選択、入力する
ためのキー配列表であって、SPは漢字変換機能を兼ね
るスペース入力のキー操作であり、図4(c)の例で
は、SPのキー操作を2つの方法で行うようにしてい
る。その1つは、ハウジング部材11の長手方向の一方
の端面に配置した第7番目の押しボタン式入力キー23
により第7スイッチ23aをオンする方法である。他の
1つは、小指用および人指し指用の2個の入力キー1
7、20の同時操作により第1、第4スイッチ17a、
20aを同時オンする方法である。
【0065】図4(c)において、CR:決定または改
行、ESC:エスケープ、BS:バックスペース、F
6:ひらがな変換、F7:カタカナ変換、F8:半角変
換、F9:ローマ字への変換、シフト:大文字・小文字
切替、さらには、漢:入力モード変換切替をそれぞれ行
うキー操作であり、また、4個の矢印はカーソル位置移
動のためのキー操作である。また、その他に句読点等の
記号入力のためのキー操作を設定している。
【0066】なお、上記の入力モード変換切替を示す
「漢」に相当するキー操作をすることにより、上述した
ローマ字かな変換モードを選択できるが、この「漢」に
相当するキー操作により英文字入力モードも選択可能で
ある。この英文字入力モードの選択により図4(a)に
示した各アルファベットをそのまま入力できるので、英
文編集が可能となる。
【0067】第1実施形態では、合計7つ(7ビット)
のスイッチ17a〜23aを操作することにより、オ
ン、オフ(1、0)のバイナリー(2進数)なら、7ビ
ット=27=128種類の入力パターンを設定できる。
そのため、図4(a)、(b)、(c)のキー配列表で
は、アルファベット=26文字、数字=10文字、かな
=46文字、特殊記号=約30文字→合計112文字の
入力を可能としている。
【0068】ところで、複数の入力キーを使用者がぴっ
たり同じタイミングで押すことは現実には不可能であ
る。このため、マイコンユニット27では複数の入力キ
ーの同時操作を判定するために以下のごとき処理を行
う。図5はマイコンユニット27での信号処理の具体例
を示すもので、第1、第2、第5の3個の入力キー1
7、18、21によりスイッチ17a、18a、21a
を同時にオン操作した場合であり、この3個のスイッチ
17a、18a、21aのオン期間が少しづつずれてい
る。
【0069】しかし、順次押された3個の入力キー(ス
イッチオン)をマイコンユニット27で記憶しておき、
そして、押された3個の入力キーのうちいずれか1つが
最初に離れたとき(スイッチオンからスイッチオフとな
ったとき)に、その直前まで押されていた複数のスイッ
チオン(図5の例では、スイッチ17a、18a、21
aのオン)に対応した判定出力を発生し、この判定出力
により前記複数のスイッチオンに対応したプロトコルを
外部コンピュータ装置(パソコン等)に送るようにマイ
コンユニット27で制御を行う。このような制御によ
り、複数の入力キーの押圧操作にずれがあっても、複数
の入力キーの同時操作による文字入力を的確に行うこと
ができる。
【0070】次に、第1実施形態による実用上の利点を
まとめると、次の通りである。 (1)キー入力装置10のハウジング部材11は、片手
で把持可能なグリップ状の小型なものであるから、片手
で簡便に持ち運びでき、携帯性に優れている。このよう
に、携帯性に優れ、かつ、片手のみで入力操作できるた
め、通勤中の電車の中、自動車の中、家庭で横になりな
がらといった種々な状況の下で、入力操作が可能とな
る。 (2)ハウジング部材11に小指ないし人指し指に対応
した凹部13〜16を形成するとともに、この各凹部1
3〜16内に押しボタン式の入力キー17〜21を配置
しているから、小指ないし人指し指を各凹部13〜16
にフィトさせてキー操作を正確に行うことができる。そ
のため、他の指のキーを押し間違えることがなく、各指
にて対応の入力キーを正確に操作できる。つまり、携帯
電話端末のような押しボタンの押し間違いが生じない。 (3)5本の指に対応する押しボタン式の入力キー17
〜21を、あ、い、う、え、おの母音を入力する専用キ
ーとして設定し、そして、あ行以外(か行、さ行……)
の平仮名入力については、上記入力キー17〜21の同
時操作の組み合わせの選択により子音を入力し、その後
に、入力キー(母音専用キー)17〜21のいずれかを
選択することにより、あ行以外の行の平仮名を決定でき
る。
【0071】このような入力方式によると、母音を各専
用キーでワンタッチ入力できるのみならず、あ行以外の
行の平仮名入力も携帯電話方式に比較してキー操作数を
低減できる。 (4)上記母音入力の専用キーの役割を果たす5個の入
力キー17〜21に対して、自由度のある親指用として
入力キー22を追加するとともに、ハウジング部材11
の長手方向の一方の端面に更に入力キー23を配置し
て、合計7個の入力キー17〜23を設けることによ
り、バイナリー(2進数)の場合に128パターンの入
力を行うことが可能となり、通常範囲の文字、記号の入
力に十分対応できる。 (5)入力キー17〜23の合計数は7個であるから、
本発明者の体験によると、アルファベットと数字だけで
あるならば、キー操作パターンを1時間程度で簡単に覚
えることができる。従って、キー操作を直接見なくとも
ディスプレー上を眺めているだけのでの入力、すなわ
ち、ブラインドタッチでの入力が直ぐに可能となり、入
力作業性が極めて良好である。 (6)特に、ハウジング部材11の長手方向端面11c
の入力キー23は、手首の動きを利用して使用者の体の
一部(腰、脚部等)、または周囲の機器等に当てること
により、入力操作をリズミカルに行うことができる。
【0072】ここで、ローマ字かな変換モードの選択時
における、漢字変換を行うスペースキーの役割を入力キ
ー23に割り当てているので、操作頻度の多い漢字変換
操作をリズミカルに効率よく行うことができる。
【0073】さらには、入力キー23にスペースキーの
役割を割り当てていることにより、入力モード変換切替
にて英文字入力モードが選択されたときには、英文編集
時における単語間の空白である「スペース」が入力キー
23の操作で入力されることとなる。従って、操作頻度
の最も多い「スペース」入力をリズミカルに効率よく行
うことができる。 (7)さらに、前述したように、スペース入力のキー操
作として、入力キー23による方法と、2個の入力キー
17、20の同時操作による方法の二通りを選択できる
ようにしているので、例えば、手首や腕を振ることがで
きない作業環境では、2個の入力キー17、20の同時
操作によりスペース入力を行うというように、作業環境
に応じた入力操作が可能となる。
【0074】(第1実施形態の変形例)上記第1実施形
態では、キー入力装置10の出力をパソコンに入力する
場合について述べたが、図6(a)のようにキー入力装
置10のコネクタ29を携帯電話端末40に接続して、
キー入力装置10の出力を携帯電話端末40に入力させ
るようにしてもよい。また、図6(b)のようにキー入
力装置10のコネクタ29を携帯情報端末41に接続し
て、キー入力装置10の出力を携帯情報端末41に入力
させるようにしてもよい。
【0075】また、上記第1実施形態では、キー入力装
置10の出力側を、リード線とコネクタ29を介してパ
ソコン等の外部コンピュータ装置に接続するようにして
いるが、キー入力装置10の出力を無線通信により外部
コンピュータ装置に入力するようにしてもよい。
【0076】また、第1実施形態では、入力キーとし
て、5本の指で操作される入力キー17〜22と、手首
の動きを利用して操作される入力キー23との計7個の
入力キーを設けているが、用途に応じて入力必要項目の
増減があるので、入力キーの数も例えば、5個、6個、
8個等に増減してもよい。
【0077】また、入力キーの数を8個に増やす場合
は、ハウジング部材11の長手方向の一方の端面(図
1、2の右端面)11cに7番目の入力キー23を配置
するとともに、長手方向の他方の端面(図1、2の左端
面)に8番目の入力キーを配置することにより、ハウジ
ング部材11の長手方向の両側方向への移動により7番
目、8番目の入力キーを操作できる。
【0078】(第2実施形態)第1実施形態では、7番
目の入力キー23を使用者の手首の動きを利用して使用
者の体の一部(腰、脚部等)、または周囲の機器等に当
てることにより、入力操作を行うようにしているが、第
2実施形態では、図7のように、ハウジング部材11に
振動感知センサ42を備え、矢印A方向(ハウジング部
材11の長手方向と直交方向)へハウジング部材11を
移動させ、その移動をセンサ42により感知する。
【0079】これにより、7番目の入力キー23を振動
感知センサ42に置換することができる。また、ハウジ
ング部材11の長手方向と直交方向への動きにより振動
感知センサ42を作動させて入力操作を行うことができ
るので、第1実施形態に比して使用者の片手の動きを小
さくできる。
【0080】(第3実施形態)図8は第3実施形態であ
り、本発明によるキー入力装置を自動車のステアリング
装置のハンドル部43に適用したものである。すなわ
ち、ハンドル部43に運転者の両手のグリップ部44、
45を形成し、このグリップ部44、45には、それぞ
れ、各指に対応した5個の凹部を形成し,この5個の凹
部に、各指により押圧操作される入力キー17〜21を
設けている。
【0081】なお、入力キー17〜21と各指との対応
は第1実施形態と同じである。これらの入力キー17〜
21により開閉されるスイッチのオンオフ信号が車載ナ
ビゲーション装置等のコンピュータ装置46に入力され
る。
【0082】右手側および左手側の入力キー17〜21
により、文字入力等の機能を果たすとともに、車載ナビ
ゲーション装置等の操作信号を送り出す機能を果たすこ
とができる。
【0083】また、本発明によるキー入力装置を自動車
の変速機レバー(シフトレバー)の操作ノブの部分に一
体化してもよい。
【0084】(第4実施形態)図9は第4実施形態であ
り、本発明によるキー入力装置を車載のナビゲーション
装置、オーディオ装置、ラジオ、テレビ等の無線式の遠
隔操作器(リモコン)47に適用したものである。
【0085】すなわち、無線式遠隔操作器47には、ナ
ビゲーション装置等の操作用スイッチ48の他に、5本
の指をグリップ状態にして操作される入力キー17〜2
2と、手首の動きを利用して操作される入力キー23と
を設けている。これにより、スイッチ48にてナビゲー
ション装置等の操作信号を出し、また、入力キー17〜
22と入力キー23とにより文字入力を行うことができ
る。
【0086】(第5実施形態)図10は第5実施形態で
あり、本発明によるキー入力装置を携帯電話端末40に
適用したものである。
【0087】すなわち、図10(a)に示すように、5
本の指をグリップ状態にして操作される入力キー17〜
22と、手首の動きを利用して操作される入力キー23
とを設け、これらの入力キー17〜23により、数字を
含む文字入力を全て行う。図10(b)は携帯電話端末
40を左手で握り、入力キーの操作を行っている状態を
示す。
【0088】第5実施形態によると、入力キー17〜2
2は片手のグリップ状態にて、5本の指により個別に操
作できるから、通常の携帯電話端末40の場合のように
狭いスペース内の小さな押しボタンを操作せずに済み、
入力キーの操作性が大幅に向上する。
【0089】なお、図9の遠隔操作器47および図10
の携帯電話端末40ではグリップ部の外形を直線的に形
成しているが、遠隔操作器47および携帯電話端末40
のグリップ部の外形を、図1、2のハウジング形状のよ
うに5本の指のグリップ状態に適合する凹部を持つ形状
にしてもよいことはもちろんである。
【0090】また、携帯電話端末40と同様に、携帯情
報端末41(図6(b)参照)に、本発明による入力キ
ー17〜23を直接設けるようにしてもよい。これによ
り、携帯情報端末41における文字入力の操作性を向上
できる。
【0091】(第6実施形態)図11は第6実施形態で
あり、本発明によるキー入力装置10の本体部をなすハ
ウジング部材11に、パソコン等のマウス機能に相当す
る操作機能を果たすポインティングデバイスの入力キー
50と文字表示のための表示部(ディスプレー部)51
を備えることにより、パソコン側の操作を本発明による
キー入力装置10側ですべて片手で行うことができる。
【0092】(第7実施形態)第1実施形態では、ハウ
ジング部材11の断面長辺側の一面11bに親指用の2
個の押しボタン式入力キー21、22を配置して、キー
入力装置10の形態を左手専用タイプに形成している
が、第7実施形態では、1つのキー入力装置10の形態
を左手用および右手用の共用タイプに形成している。
【0093】第7実施形態によるキー入力装置10を図
12に基づいて具体的に説明すると、使用者の片手の小
指ないし人指し指に対応する入力キー17〜20および
凹部13〜16をハウジング部材11の一面11aに設
けるとともに、この一面11aと反対側の一面11dに
おいて、左側の端面11cに隣接した部位(換言する
と、人指し指により操作される入力キー20に対向する
側の部位)に、肩部11eを形成している。
【0094】この肩部11eは、左側(入力キー20
側)の端面11cに近づくほど、入力キー20側の一面
11aに近づくように傾斜している。
【0095】そして、親指により操作される押しボタン
式入力キー21、22を上記の傾斜肩部11eに配置し
ている。なお、図12では図示されないが、右側(入力
キー17側)の端面11cには、第1実施形態と同様に
押しボタン式入力キー23が配置されている、このよう
な配置によると、小指ないし人指し指操作用の入力キー
17〜20と反対側の面11dのうち、人指し指により
操作される入力キー20に対向する側の部位に親指操作
用の押しボタン式入力キー21、22が位置するので、
ハウジング部材11を使用者の左手、右手のいずれでグ
リップしても、親指操作用の入力キー21、22が左
手、右手のいずれの親指にも近接する位置関係となる。
その結果、入力キー17〜20および入力キー21、2
2を左手または右手の各指にて操作できる。
【0096】つまり、左手の場合には、ハウジング部材
11の裏面側(図12の紙面裏面側)に左手の手の平部
分を当てて、左手の各指をグリップすることにより、左
手の小指、薬指、中指、人指し指にて入力キー17〜2
0をそれぞれ押圧操作できるとともに、左手の親指にて
入力キー21、22を押圧操作できる。
【0097】これに反し、右手の場合は、ハウジング部
材11の表面側(図12の紙面表面側)に右手の手の平
部分を当てて、右手の各指をグリップすることにより、
右手の小指、薬指、中指、人指し指にて入力キー17〜
20をそれぞれ押圧操作できるとともに、右手の親指に
て入力キー21、22を押圧操作できる。
【0098】以上のように、第7実施形態によると、1
つのキー入力装置10を左手用および右手用の両方に共
通使用できる。
【0099】なお、第7実施形態では、直方体状のハウ
ジング部材11の4箇所の角部、換言すると、ハウジン
グ部材11の断面長辺側の表裏両面11bの長手方向の
左右両端部にベルト保持部52、53、54、55を設
けている。但し、符号55の部位におけるベルト保持部
は隠れるため図12に図示してない。
【0100】このベルト保持部52〜55はいずれもベ
ルト(図示せず)を通すための穴部52a〜55aを有
する形状になっている。従って、右手でハウジング部材
11をグリップするときは、表面側のベルト保持部5
2、53の穴部52a、53aにベルトを通して右手の
甲部分にベルトを押し付けた状態で、ベルトをベルト保
持部52、53に保持することにより、右手によるハウ
ジング部材11の保持を簡単確実に維持できる。
【0101】同様に、左手でハウジング部材11をグリ
ップするときも、裏面側のベルト保持部54、55の穴
部54a、55aにベルトを通して左手の甲部分にベル
トを押し付けた状態で、ベルトをベルト保持部54、5
5に保持することにより、左手によるハウジング部材1
1の保持を簡単確実に維持できる。
【0102】(他の実施形態) なお、キー入力装置10の本体部に、図11のような
表示部を設けるとともに、キー入力装置10のマイコン
ユニット部27に、入力された文字を記憶するための記
憶装置と、日本語入力をするための文字変換装置とを設
けることにより、パソコンや携帯情報端末41といった
コンピュータ装置がなくても、キー入力装置10自身
で、文字入力した結果を表示部で確認し、記憶すること
ができる。
【0103】そして、その後からパソコンや携帯情報端
末41に文字入力された情報を送信することができる。
【0104】また、キー入力装置10の本体部に、コ
ンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等のメモリデバ
イスのスロットを設けておけば、文字入力の情報をパソ
コンや携帯情報端末41に送信しなくても、メモリデバ
イスを介して文字入力情報をパソコン等に送信すること
ができる。
【0105】また、傘の内側に薄くて小型なディスプ
レー装置を取り付けて、傘の柄の部分に、本発明による
グリップタイプのキー入力装置10を装着すれば、雨の
中で傘をさして散歩しながら、文字入力作業をすること
ができる。また、ブリーフケースのような鞄類の取っ手
の部分に本発明によるグリップタイプのキー入力装置1
0を装着してもよい。
【0106】また、ゲーム機用のジョイスティックに
本発明によるグリップタイプのキー入力装置10を装着
すれば、ゲーム内容を豊富にするためのの指令をグリッ
プタイプのキー入力装置10から容易に出すことができ
る。
【0107】将来普及すると考えられているウエアラ
ブルコンピュータ(文字通り、使用者の身体に装着され
るコンピュータ)に本発明によるグリップタイプのキー
入力装置10を適用すれば、使用者の衣服のポケットの
中で、ブラインドタッチでキー入力操作を行うことがで
きる。従って、本発明によるグリップタイプのキー入力
装置10は、ウエアラブルコンピュータの入力手段とし
て極めて好適である。
【0108】以上要するに、本発明装置は、片手で操作
でき、かつ、文字入力の必要な装置であれば、どんな用
途にも適用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の概略斜視図である。
【図2】図1の蓋部を取り外した状態の斜視図である。
【図3】第1実施形態の制御回路部のブロック図であ
る。
【図4】第1実施形態のキー配列表を示す図表である。
【図5】第1実施形態におけるスイッチ入力の判定方法
を説明する波形図である。
【図6】第1実施形態の変形例の説明図である。
【図7】第2実施形態の説明図である。
【図8】第3実施形態の説明図である。
【図9】第4実施形態の説明図である。
【図10】第5実施形態の説明図である。
【図11】第6実施形態の説明図である。
【図12】第7実施形態によるキー入力装置の概略斜視
図である。
【符号の説明】
11…ハウジング部材、17〜23…入力キー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安田 真幸 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 5B020 AA04 DD02 DD12 FF15 FF32

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片手で把持可能な形態を有するキー保持
    部(11)と、 前記キー保持部(11)に片手の各指でそれぞれ個別に
    操作されるように配置された少なくとも5個の入力キー
    (17〜22)とを備え、 前記少なくとも5個の入力キー(17〜22)の操作に
    より文字入力を行うことを特徴とするキー入力装置。
  2. 【請求項2】 前記キー保持部(11)は、他用途の機
    器に一体に構成されていることを特徴とする請求項1に
    記載のキー入力装置。
  3. 【請求項3】前記キー保持部(11)は、携帯可能な独
    立部品として構成されていることを特徴とする請求項1
    に記載のキー入力装置。
  4. 【請求項4】 片手で把持可能な形態を有し、携帯可能
    な独立部品として構成されたキー保持部(11)と、 前記キー保持部(11)に片手の各指でそれぞれ個別に
    操作されるように配置された少なくとも5個の入力キー
    (17〜22)と、 前記少なくとも5個の入力キー(17〜22)とは別に
    前記キー保持部(11)に配置され、前記キー保持部
    (11)の移動により操作される入力手段(23、4
    2)とを備え、 前記少なくとも5個の入力キー(17〜22)と前記入
    力手段(23、42)との組み合わせにより文字入力を
    行うことを特徴とするキー入力装置。
  5. 【請求項5】 前記入力手段(23)は、前記キー保持
    部(11)以外の部位に当接することにより操作される
    ようになっていることを特徴とする請求項4に記載のキ
    ー入力装置。
  6. 【請求項6】 前記入力手段は、前記キー保持部(1
    1)の振動を感知する振動感知手段(42)により構成
    されていることを特徴とする請求項4に記載のキー入力
    装置。
  7. 【請求項7】 前記入力手段(23、42)は、文字変
    換の機能を発揮するようになっていることを特徴とする
    請求項4ないし6のいずれか1つに記載のキー入力装
    置。
  8. 【請求項8】 前記キー保持部(11)は、概略直方体
    状の形状であり、 前記少なくとも5個の入力キー(17〜22)のうち、
    小指ないし人指し指により操作される4個の入力キー
    (17〜20)を、前記直方体状の断面短辺側の一面
    (11a)に配置し、 前記少なくとも5個の入力キー(17〜22)のうち、
    親指により操作される入力キー(21、22)を前記直
    方体状の断面長辺側の一面(11b)に配置したことを
    特徴とする請求項4ないし7のいずれか1つに記載のキ
    ー入力装置。
  9. 【請求項9】 前記キー保持部(11)は、概略直方体
    状の形状であり、 前記少なくとも5個の入力キー(17〜22)のうち、
    小指ないし人指し指により操作される4個の入力キー
    (17〜20)を、前記直方体状の断面短辺側の一面
    (11a)に配置し、 前記直方体状の断面短辺側の一面(11a)と反対側の
    一面(11d)のうち、前記人指し指により操作される
    入力キー(20)に対向する側の部位に、前記少なくと
    も5個の入力キー(17〜22)のうち、親指により操
    作される入力キー(21、22)を配置したことを特徴
    とする請求項4ないし7のいずれか1つに記載のキー入
    力装置。
  10. 【請求項10】 前記反対側の一面(11d)のうち、
    前記人指し指により操作される入力キー(20)に対向
    する側の部位に、前記入力キー(20)に近づくように
    形成された肩部(11e)を形成し、 前記肩部(11e)に前記親指により操作される入力キ
    ー(21、22)を配置したことを特徴とする請求項9
    に記載のキー入力装置。
  11. 【請求項11】 前記親指により操作される入力キー
    (21、22)を複数個設けることを特徴とする請求項
    8ないし10のいずれか1つに記載のキー入力装置。
  12. 【請求項12】 前記直方体状の長手方向の両端面のう
    ち、少なくとも一方の端面(11c)に前記入力手段
    (23、42)を配置したことを特徴とする請求項8な
    いし11のいずれか1つに記載のキー入力装置。
  13. 【請求項13】 前記キー保持部(11)は、片手をグ
    リップ状態にしたときに、小指ないし人指し指が嵌まる
    4個の凹部(13〜16)を有し、 前記少なくとも5個の入力キー(17〜22)のうち、
    小指ないし人指し指により操作される4個の入力キー
    (17〜20)を前記4個の凹部(13〜16)に配置
    したことを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1
    つに記載のキー入力装置。
  14. 【請求項14】 片手の各指でそれぞれ個別に操作され
    るように配置された少なくとも5個の入力キー(17〜
    22)を有し、 前記片手の各指に対応する5個の入力キー(17〜2
    2)は、それぞれ異なる日本語における母音を入力する
    ようになっていることを特徴とするキー入力装置。
  15. 【請求項15】 平仮名の「あ」行を除く、「か」行以
    降の行の選択を前記5個の入力キー(17〜22)の同
    時操作の組み合わせにより選択し、その後に、前記5個
    の入力キー(17〜22)のいずれかを選択することに
    より、「あ」行以外の平仮名を決定することを特徴とす
    る請求項14に記載のキー入力装置。
  16. 【請求項16】 片手で把持可能な形態を有し、携帯可
    能な独立部品として構成されたキー保持部(11)を有
    し、 前記キー保持部(11)に、前記少なくとも5個の入力
    キー(17〜22)、および前記キー保持部(11)の
    移動により操作される入力手段(23、42)を配置
    し、 前記入力手段(23、42)により文字変換の機能を発
    揮するようになっていることを特徴とする請求項14ま
    たは15に記載のキー入力装置。
  17. 【請求項17】 片手の各指のうち、親指で操作される
    入力キー(21、22)を複数とし、 前記親指で操作される入力キー(21、22)のうち、
    1つの入力キー(21)により前記母音の入力を行い、
    残余の入力キー(22)により文章の作成編集のための
    補助機能を発揮するようになっていることを特徴とする
    請求項14ないし16のいずれか1つに記載のキー入力
    装置。
  18. 【請求項18】 片手で把持可能な概略直方体状の形態
    を有する携帯用キー保持部(11)と、 前記キー保持部(11)に片手の指でそれぞれ個別に操
    作されるように配置された複数個の入力キー(17〜2
    2)とを備え、 前記複数個の入力キー(17〜22)の操作により文字
    入力を行うことを特徴とするキー入力装置。
  19. 【請求項19】 前記キー保持部は、前記入力キー(1
    7〜22)による操作信号を判定する制御回路部(2
    5)を内蔵するハウジング部材(11)であることを特
    徴とする請求項1ないし18のいずれか1つに記載のキ
    ー入力装置。
JP2001115570A 2000-10-18 2001-04-13 キー入力装置 Withdrawn JP2002196857A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001115570A JP2002196857A (ja) 2000-10-18 2001-04-13 キー入力装置
US09/977,391 US20020044072A1 (en) 2000-10-18 2001-10-16 Key input device used for portable equipment

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000-318152 2000-10-18
JP2000318152 2000-10-18
JP2001115570A JP2002196857A (ja) 2000-10-18 2001-04-13 キー入力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002196857A true JP2002196857A (ja) 2002-07-12

Family

ID=26602330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001115570A Withdrawn JP2002196857A (ja) 2000-10-18 2001-04-13 キー入力装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20020044072A1 (ja)
JP (1) JP2002196857A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005286714A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Nec Corp 携帯電話機
JP2015176596A (ja) * 2014-03-12 2015-10-05 和宏 諫崎 入力装置

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6749987B2 (en) * 2000-10-20 2004-06-15 Fuji Photo Film Co., Ltd. Positive photosensitive composition
US20100207887A1 (en) * 2009-02-17 2010-08-19 Jepsen Philip M One-handed computer interface device
ITBO20100574A1 (it) * 2010-09-24 2012-03-25 Federico Galloni Dispositivo di immissione dati per un'apparecchiatura elettronica
US9740302B2 (en) * 2013-03-14 2017-08-22 Sten Michael Chapin Svensson Ambidextrous chord keying device for use with hand-held computer

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4833446A (en) * 1979-11-21 1989-05-23 Ergoplic Ltd. Keyboard apparatus and method
US5432510A (en) * 1993-03-22 1995-07-11 Matthews; Walter S. Ambidextrous single hand chordic data management device
US5758267A (en) * 1996-07-08 1998-05-26 Motorola, Inc. Method and apparatus for orientation controlled parameter selection
US6603420B1 (en) * 1999-12-02 2003-08-05 Koninklijke Philips Electronics N.V. Remote control device with motion-based control of receiver volume, channel selection or other parameters
US6529144B1 (en) * 2000-09-22 2003-03-04 Motorola Inc. Method and apparatus for motion activated control of an electronic device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005286714A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Nec Corp 携帯電話機
JP2015176596A (ja) * 2014-03-12 2015-10-05 和宏 諫崎 入力装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20020044072A1 (en) 2002-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7498956B2 (en) Apparatus and method for inputting information
KR20020097024A (ko) 손파지형의 조합 키보드 및 게임 컨트롤러 시스템
JP2004530187A (ja) キーボードに依存しないタッチタイピングシステムおよび方法
US20070086825A1 (en) Circular keyboard
KR100525470B1 (ko) 입력키가 손가락의 이동반경 내에 위치되어 있는입력장치와 이를 사용한 명령 입력방법
WO2012015333A9 (ru) Устройство для набора и ввода символов в портативные средства коммуникации
JPH07295720A (ja) 入力装置
RU2298822C2 (ru) Устройство сверхскоростного ввода букв для сотового телефона
JP2002164980A (ja) 携帯端末
JP2002196857A (ja) キー入力装置
US20050024338A1 (en) Finger-identifying keyboard
JP2000330692A (ja) 情報入力装置
US20020140582A1 (en) Finger identifying keyboard
JP2007287086A (ja) 手袋状データ入力装置
KR20060081394A (ko) 장갑형 키보드
WO2008047172A2 (en) Glove as computer control input unit
JP3148134U (ja) キーボード
JP2004038789A (ja) キーボードシステム
JPH0314120A (ja) キーボード・マウス一体型入力装置
CN216871179U (zh) 一种实用性强的键盘手套
WO2011034330A2 (ko) 골무형 명령 입력 장치
KR20020020276A (ko) 단축키를 쉽게 쓸수 있는 마우스
KR20020057782A (ko) 데이터 입력기능을 구비한 장갑
KR200298972Y1 (ko) 개인 정보 단말기
KR200404474Y1 (ko) 다기능 트랙볼 마우스

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080701