JP3562739B2 - 義歯用アタッチメントのキーパー - Google Patents

義歯用アタッチメントのキーパー Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、歯科医療分野において利用されるもので、磁気吸引力を利用した義歯アタッチメントを構成する一要素であって、歯根側根面板に固定されるキーパーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、磁気吸引力を利用した義歯アタッチメントの一要素であるキーパーは、通常鋳接によって根面板に固定されている。図11、図12に示されるキーパー11は概ね長方形状のキーパー本体42に維持棒13を接合したものである。図15は根面板4の構造を示す図であるが、キーパーを根面板に固定するに際して、鋳型内の所定の位置に確実に固定することができるように鋳型内固定用の維持棒が取り付けられている。
一方、実開平5−65311号および実開平5−91620号においては、図13及び図14に示される円板状キーパー11における取っ手23、33(本発明では維持棒という。)の形状について開示している。これらの維持棒の断面形状は、維持棒の取扱性およびキーパー本体とからなる維持棒の製造性の改良のために図13に示す短形および図14に示す楕円形の形状としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、以上に説明した従来の磁気吸引力を利用した義歯用アタッチメントのキーパーには、次のような問題があった。
先ず、実際に使用しているキーパー11は、図12に示すように維持棒13はキーパー本体42の主表面111より垂直に下方向に伸びる主側面112の一部と、前記主表面111と反対側となる裏表面113に一部重なりあって接合されている。このため図16(a)に示すように根面板4を歯根部5に埋設するに際し、臨床的に必要とされるスペースがキーパー本体42の厚さと維持棒13との重なり部の厚さを必要とするため、結果として根面板4の厚さが増して適用例が制限されていた。
【0004】
一方、図13の短形および図14の楕円形の形状を有する維持棒23、33においては、キーパーを根面板4に鋳接した後、円形状のキーパー本体52に取り付けていた維持棒23、33の出っ張りの部分を取り除く作業をするに際して、概略切断後、根面板4側面に沿ってマイクロモーター駆動の手動研削機で研削していた。しかし、図16(b)に示すように、キーパー本体52と同等の厚さの断面をもつ維持棒23、33であるため、キーパー本体52と根面板4と維持棒23、33の境界が不明確となり、また研削量も多く、根面板4側面の形状に沿って研削加工をするのが困難であった。
【0005】
また、上記に示すキーパーを根面板4に正確に位置つけるための適合作業をする際、維持棒23、33が、隣接する歯と干渉するため作業が著しく困難であった。更に、短形又は楕円形の断面形状を有する維持棒23、33では、3次元的に自在に曲げることができず、曲げれる角度の自由度が低く、操作がしにくかった。
【0006】
次に、キーパーは歯根部5を復元するために残歯根部上部に埋設される根面板4に鋳接され、磁性体が埋め込まれている義歯床内に吸着され、義歯を固定する役割を果している。図18(a)は、キーパーが根面板4に鋳接されている状態を示すものであるが、根面板4の主表面から歯肉6最上部までの高低差が大きく、根面板4の表面より下方向に伸びる緩やかな曲線状の傾斜面に付着した歯垢および食べかす等が根面板4の傾斜面と歯肉6最上部との接点に溜まりやすくなり清掃性が悪い。
【0007】
そこで、根面板4の表面から歯肉6最上部までの高低差を小さくするため、図18(b)に示すようにキーパーの位置を下げて根面板4に鋳接した。しかし、キーパーの位置を下げると、キーパー本体42、52の裏表面の一部が歯根部5に接触したり、両者の距離が非常にせまくなることがある。このため、歯根部5とキーパー本体42、52の裏表面との十分な距離が確保できず、湯が流れないという問題が生じた。
【0008】
本発明はかかる従来の問題を鑑み、キーパーを根面板に鋳接する適合作業の際に、維持棒の操作性を低下することなくキーパー本体と維持棒との重なり部を解消し、また従来よりキーパーを鋳接する位置を下げても湯流れを妨げず、かつ根面板の厚さも薄くすることができる義歯用アタッチメントのキーパーを提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は義歯アタッチメントを構成する一要素であって、義歯床内に保持された磁性体に吸着され、歯根部に埋設される根面板に固定され、前記磁性体に吸着される吸着面を主表面とする板状のキーパー本体と該キーパー本体の側面に一端が一体的に固定された維持棒とよりなるキーパーであって、
前記維持棒は前記キーパー本体の厚さよりも小さい厚さの断面をもち、かつ、前記維持棒は前記キーパー本体の前記主表面より離れた側面に固定されていることを特徴とする義歯用アタッチメントのキーパーである。
【0010】
また、本発明は義歯アタッチメントを構成する一要素であって、義歯床内に保持された磁性体に吸着され、歯根部に埋設される根面板に固定され、該磁性体に吸着される吸着面を主表面とする板状のキーパー本体であって、前記キーパー本体は、前記主表面より下方向に垂直に伸びる主側面と、前記主表面と反対側の裏表面より外方向に傾斜する側面を有することを特徴とする義歯用アタッチメントのキーパー本体である。
【0011】
前記キーパー本体と前記維持棒との接合方法としては、レーザー溶接又は電子ビーム溶接がよい。また、前記キーパー本体と前記維持棒とを接合する位置は、前記キーパー本体の前記主表面から0.2mm以上離れていることが望ましい。
【0012】
なお、前記キーパー本体の前記主表面は、円形、楕円形、正方形又は長方形の形状であるとすることもできる。
【0013】
前記キーパー本体は、耐食性磁性体を用いることが好ましい。かかる耐食性軟磁性体としては、19Cr−2Mo−Ti鋼、13Cr−2Mo−Ti鋼、15Cr−2Mo−Ti鋼、17Cr−2Mo−Ti鋼、純鉄などがある。
【0014】
前記維持棒は、耐食性を有するとともに曲げ操作性の優れたステンレス鋼、Ti合金,或いは歯科用合金からなることが好ましい。たとえば、SUS316L、Ti合金、17Cr−12Ni−2Moなどがある。
【0015】
【発明の作用および効果】
本発明の義歯用アタッチメントのキーパーにおいては、先ず、維持棒の断面の厚さをキーパー本体の厚さより小さくすることにより、キーパー本体と根面板と維持棒の境界が明確になり、かつ、削るべき断面積も小さくなることにより簡単な研削加工で、容易に滑らかな曲線状の傾斜面を根面板の上端部に形成することができる。また、維持棒の断面形状が円形であるため、キーパー本体と維持棒の接合部が容易に曲げたい方向に自由に曲げれることから、他の歯との空間における干渉を避け、適合作業が容易にできる。
【0016】
次に、キーパー本体の主表面と反対の面になる裏表面より外方向へ下降する傾斜面を設けることにより、キーパーの鋳接位置を下げても、歯根部上面との距離を充分確保することができ、湯流れることができ、接触する心配もなくなる。また、キーパーの鋳接位置を下げたことにより、歯肉最上部から根面板の主表面までの高低差が小さくなり、かすが溜まりにくくなる。
【0017】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の義歯用アタッチメントのキーパーに関する実施例を図および表に基づいて説明する。
実施例1
本発明の実施例にかかる義歯用アタッチメントのキーパーにつき、図1および図2を用いて説明する。
本例の義歯用アタッチメントのキーパー1は、図1および図2に示すごとく、薄い板状のキーパー本体2と、該キーパ本体2の厚さよりも小さい厚さの断面をもつ維持棒3とよりなり、前記キーパー本体2は、主表面111(義歯床内に保持された磁性体に吸着される側)を上部とし、該主表面111と反対の面になる裏表面113を下部とした。
前記キーパー本体2は、耐食性軟磁性体からなり、長方形状のものとし、その4角には丸みのある曲線部を設けている。また、上記維持棒3は、ステンレス鋼、Ti合金又は歯科用合金からなる棒状のものである。なお、上記キーパー本体2と前記維持棒3との接合部はレーザー又は電子ビームにより溶接されている。
図2に示すごとく、前記主表面111および前記裏表面113は、平面からなるものである。上記維持棒3は、厚さ0.2mm、断面積0.2mm、長さ10mmからなり、前記キーパー本体2の主表面111より垂直に0.4mm離れた主側面112に接合されている。
なお、前記キーパー本体2は、上部寸法が縦2.4mm、横3.4mm、厚さが0.8mmである。また、前記キーパー本体2の下部寸法は、上部寸法と同じである。
【0018】
実施例2
本発明の実施例にかかる義歯用アタッチメントのキーパーにつき、図3および図4に基づいて説明する。
本例の義歯用アタッチメントのキーパー1は、図3および図4に示すごとく、円形状のキーパー本体12と、該キーパー本体12の厚さよりも小さい厚さの断面をもつ維持棒3とよりなる。
図4に示すごとく、前記主表面111および前記裏表面113は、平面からなるものである。前記維持棒3は、厚さ0.5mm、断面積0.2mm、長さが10mmからなり、前記キーパー本体12の主表面111より下方向へ垂直に0.25mm離れた主側面112の中央部に接合されている。
なお、前記キーパー本体12は、上部寸法が、直径3.5mm、厚さが0.8mmからなり、下部寸法が、上部寸法と同じである。
その他は、実施例1と同様である。
【0019】
実施例3
本発明の実施例にかかる義歯用アタッチメントのキーパーにつき、図5および図6に基づき説明する。
本例の義歯用アタッチメントのキーパー1は、図5および図6に示すごとく、長方形状のキーパー本体22に、該キーパー本体22の主表面111より下方向へ垂直に伸びる主側面112と、前記主表面111と反対の面になる裏表面113より外方向へ下降する傾斜面114を設けている。
前記キーパー本体22は、上部寸法が縦2.8mm、横3.8mm、下部寸法が縦1.8mm、横2.8mm、最大厚さが1.0mm、最小厚さが0.53mmである。なお、最大厚さとは、キーパー本体22の厚さのことで、最小厚さとは上記主側面112の下端までのことである。
また、図6に示すごとく、維持棒3は、前記主表面111より下方向へ垂直に0.3mm離れた前記主側面112に接合されており、前記傾斜面114には接触しない。なお、前記維持棒3は、厚さ0.3mm、断面積0.07mm、長さが10mmからなるものである。
その他は、実施例1と同様である。
【0020】
実施例4
本発明の実施例にかかる義歯用アタッチメントのキーパーにつき、図7および図8に基づき説明する。
本例の義歯用アタッチメントのキーパー1は、図7および図8に示すごとく、円形状のキーパー本体32に、該キーパー本体32の主表面111より下方向へ垂直に伸びる主側面112と、前記主表面111と反対の面になる裏表面113より外方向へ下降する傾斜面114を設けている。
前記キーパー本体22は、上部寸法が直径4.0mm、下部寸法が直径3.2mm、最大厚さが0.8mm、最小厚さが0.53mmである。
また、図8に示すごとく、維持棒3は、前記主表面111より下方向へ垂直に0.33mm離れた前記主側面112に接合されており、前記傾斜面114には接触していない。なお、前記維持棒3は、厚さ0.2m、断面積0.03mm、長さが10mmからなるものである。
その他は、実施例2と同様である。
【0021】
実施例5
本発明の実施例にかかる義歯用アタッチメントのキーパーにつき、図9に基づき説明する。
本例の義歯用アタッチメントのキーパー1は、図9に示すごとく、維持棒3は、キーパー本体22の主表面111より下方向へ垂直に伸びる主側面112と、前記主表面111と反対の面になる裏表面113より外方向へ下降する傾斜面114とに重なるように接合されている。
上記キーパー本体22は、上部寸法が縦3.5mm、横4.5mm、下部寸法が縦2.0mm、横3.2mm、最大厚さが1.2mm、最小厚さが0.6mmである。また、前記維持棒3は、厚さ0.6mm、断面積0.28mm、長さが10mmからなり、前記主表面11より下方向へ0.3mm離れた側面に接合されている。
その他は、実施例3と同様である。
【0022】
実施例6
本発明の実施例にかかる義歯用アタッチメントのキーパーにつき、図10に基づき説明する。
本例の義歯用アタッチメントのキーパー1は、図10に示すごとく、維持棒3は、キーパー本体32の主表面111と反対の面になる裏表面113より外方向へ下降する傾斜面114に接合されている。
上記キーパー本体32は、上部寸法が直径4.5mm、下部寸法が直径3.5mm、最大厚さが0.8mm、最小厚さが0.2mmである。また、上記維持棒3は、厚さ0.3mm、断面積0.07mm、長さ10mmであり、前記主表面より下方向へ0.3mm離れた前記傾斜面114に接合されている。
その他は、実施例4と同様である。
【0023】
実施例7
本発明の実施例にかかる義歯用アタッチメントのキーパーのつき、表1に基づいて説明する。
【0024】
【表1】
Figure 0003562739
【0025】
本例は、表1に示すごとく、本発明にかかる試料1および試料2の義歯用アタッチメントのキーパーについて、その根面板を鋳造したときの根面板の製造性および維持棒の曲げ操作性について試験をした結果をまとめた。また、比較のため、従来例に示した短形の断面形状を有した維持棒が接合されているキーパー(比較試料1)および楕円形の断面形状を有した維持棒が接合されているキーパー(比較試料2)についても同様の試験を行った。
【0026】
上記の試料1は実施例1、試料2は実施例2にそれぞれ示した構造の義歯用アタッチメントのキーパーである。
試験方法として、根面板の製造性については、根面板に鋳接されたキーパーより維持棒の出っ張り部を取り除く作業において、容易に根面板の側面に沿って研削加工できた場合は○、できなかった場合は×とした。一方、維持棒の曲げ操作性については、キーパーを根面板に所定の位置につけるための適合作業をする際、維持棒が隣接する歯に干渉されず、曲げたい方向に曲げることができたものを○、できなかったものを×とした。
【0027】
試料1および試料2については、図17に示すごとく、キーパー本体2、12の主表面111より離れた主側面112に、キーパー本体2、12の厚さよりも小さい断面をもつ棒状の維持棒を接合したことにより、簡単な研削加工で、容易に滑らかな曲線状の傾斜面124を上端部にもつ根面板4を形成しているため、根面板の製造性が優れている。また、維持棒3の断面が円形のため、キーパー本体2、12と維持棒3の接合部が容易に曲がることにより、維持棒の曲げ操作性も優れている。一方、比較試料1および比較試料2は、図16(b)に示すごとく、キーパー本体22と同等の厚さをもつ維持棒23、33であるため、キーパー本体の主表面111と根面板4の上端部と維持棒23、33の境界が不明確となり、根面板4上端部に設けている点線で示している滑らかな曲線状の傾斜面124に沿って研削加工するのが困難であり、断面積も大きいため時間がかかる。また、維持棒3の断面形状が短形および楕円形であるため曲げれる角度の自由度が低下し、操作もしにくい。
【0028】
実施例8
本発明の実施例にかかる義歯用アタッチメントのキーパーにつき、表2に基づいて説明する。
【0029】
【表2】
Figure 0003562739
【0030】
本例は、表2に示すごとく、本発明にかかる試料3〜試料6の義歯アタッチメントのキーパーについて、その湯流れ性およびかすの溜まり具合について試験をした結果をまとめた。また、比較のため表1と同様の比較試料1、2についても同様の試験を行った。
【0031】
上記の試料3は実施例3、試料4は実施例4、試料5は実施例5試料6は実施例6にそれぞれ示した構造の義歯用アタッチメントのキーパーである。
試験方法として、湯流れ性については、歯根部を必要最小限削った上で、通常の鋳接位置に対して、キーパー本体の主表面位置をかす溜まりがでないように高さ方向に0.5mm下げて根面板にキーパーを鋳接し、その結果、湯流れを確保できた場合は○、できなかった場合は×とした。また、かす溜まり性については、キーパー本体の主表面と反対側になる裏表面が歯根部上部との間に適切な隙間があるようにして、湯流れが確保できていることを前提としてかす溜まりの評価を行った。その結果、かす溜まりがない場合は○、ある場合は×とした。
【0032】
試料3〜試料6についてはキーパー本体22、32の裏表面113よし外方向へ下降する傾斜面114を設けていることにより、図18(c)に示すごとく、キーパーを従来よりも下げて根面板4に鋳接することができ、湯流れ性およびかす溜まりのいずれにおいても優れている。一方、比較試料1および比較試料2は、図18(b)に示すように、かすが溜まらない程度までキーパーの鋳接位置を下げてしまうと湯流れできなくなる。逆に、図18(b)に示すように、湯流れを確保しようとすると歯肉6最上部から根面板4の主表面までの高低差が大きくなり、歯垢や食べ物のかす等が溜まってしまう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す斜視図
【図2】本発明の実施例1を示す横断面図
【図3】本発明の実施例2を示す斜視図
【図4】本発明の実施例2を示す横断面図
【図5】本発明の実施例3を示す斜視図
【図6】本発明の実施例3を示す横断面図
【図7】本発明の実施例4を示す斜視図
【図8】本発明の実施例4を示す横断面図
【図9】本発明に実施例5を示す横断面図
【図10】本発明に実施例6を示す横断面図
【図11】従来の使用例のキーパーを示す斜視図
【図12】従来の使用例のキーパーを示す横断面図
【図13】短形状の維持棒からなるキーパーを示す斜視図
【図14】楕円形状の維持棒からなるキーパーを示す斜視図
【図15】根面板の構造を示す図
【図16】従来のキーパー(a)、(b)を根面板に鋳接した状態を示す図
【図17】本発明のキーパーを根面板に鋳接した状態を示す図
【図18】従来(a)、(b)と本発明(c)の差異を示す説明図
【符号の説明】
1、11・・・キーパー
2、12、22、32・・・キーパー本体
3・・・維持棒
4・・・根面板
5・・・歯根部
6・・・歯肉
7・・・義歯アタッチメント
42、52・・・従来のキーパー本体
13・・・従来の維持棒
23・・・短形の断面形状を有する維持棒
34・・・楕円形の断面形状を有する維持棒
111・・・主表面
112・・・主側面
113・・・裏表面
114、124・・・傾斜面

Claims (1)

  1. 義歯アタッチメントを構成する一要素であって、義歯床内に保持された磁性体に吸着され、歯根部に埋設される根面板に固定され、該磁性体に吸着される吸着面を主表面とする板状のキーパー本体であって、前記キーパー本体は、前記主表面より下方向に垂直に伸びる主側面と、前記主表面と反対側の裏表面より外方向に傾斜する側面を有することを特徴とする義歯用アタッチメントのキーパー本体。
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