JP3561888B2 - スワールコントロールバルブ - Google Patents
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- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
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- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、スワールコントロールバルブの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
従来、スワールコントロールバルブは図5に概略正面図で、また、図6で図5の縦断面を示すように構成されており、インテークマニホールド1内には4個のポート1a,1a,1a,1aが形成されており、各ポート1a内にはそれぞれバルブ2が配設され、各バルブ2,2,2,2は一本のシャフト3で連結されており、シャフト3は各ポート1a,1a,1a,1aの各中心を通り各バルブ2,2,2,2のほぼ中心を連結したものとなっており、シャフト3には図示しないバキュームアクチュエーターが連結されて、このバキュームアクチュエーターによってシャフト3が回動されて前記バルブ2,2,2,2が開閉制御されるように構成されている。
このような構造において、吸入空気量の多い高負荷時には図7に概略正面図で、また図8に縦断面図で示すように、シャフト3を介し前記各バルブ2,2,2,2は全開状態とされるが、このような場合にシャフト3は各ポート1a,1a,1a,1aの中心に配置されているため、シャフト3およびバルブ2が通気抵抗となり、高負荷時における通気抵抗が大きく、そのため吸入空気量が低下してエンジンの出力が落ちてしまうという問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、高負荷時の通気抵抗を少なくして吸入空気量を減少させることのないスワールコントロールバルブを提供せんことを目的とし、その要旨は、インテークマニホールドの各ポート内に配設された各バルブをシャフトで連結してなるスワールコントロールバルブにおいて、前記シャフトは前記各バルブの円周端面に接線方向で連結されるとともに前記各ポートの内壁に形成された凹部内に配設され、前記各バルブは、該各バルブの全開状態では該各バルブが前記凹部内に収納されることである。
【0004】
【作用】
低負荷時から高負荷時となった時に、シャフトおよび各バルブはそれぞれポートに形成した凹部内に収納状態となるため、この高負荷時においては各ポートを通る吸入空気に対しシャフトおよびバルブが全く通気抵抗とならず、したがって高負荷時の吸入空気量が従来のように減少することがなく、エンジンの出力低下を生じさせることがない。したがって、このような構造ではスワールコントロールバルブを持たないエンジンと同等なエンジン出力を得ることができるものとなる。
【0005】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本例のスワールコントロールバルブの正面概略図であり、図2は、図1の1個のポートの縦断面図である。
インテークマニホールド1には所定間隔で4個のポート1a,1a,1a,1aが形成されており、各ポート1a,1a,1a,1a内にはそれぞれバルブ2,2,2,2が設けられており、本例ではこの各バルブ2,2,2,2の円周下端面にシャフト3が接線方向で連結されており、図2に示すように、このシャフト3は各ポート1aの内壁の底側に凹み状に形成された凹部1b内に配設されたものとなっており、図4のようなバルブ2の全開状態ではバルブ2がこの凹部1b内に収納され、ポート1aの内壁とシャフト3およびバルブ2がほぼ面一状態となるように形成されている。
【0006】
このように各バルブ2,2,2,2の円周下端面にシャフト3を接線方向で連結し、しかもシャフト3を凹部1b内に配設したため、図1のような低負荷時から図3のような高負荷時となった時に、シャフト3および各バルブ2はそれぞれポートに形成した凹部1b内に収納状態となるため、この高負荷時においては各ポート1a,1a,1aを通る吸入空気に対しシャフト3およびバルブ2が全く通気抵抗とならず、したがって高負荷時の吸入空気量が従来のように減少することがなく、エンジンの出力低下を生じさせることがない。したがって、このような構造ではスワールコントロールバルブを持たないエンジンと同等なエンジン出力を得ることができるものとなる。
【0007】
【発明の効果】
本発明は、インテークマニホールドの各ポート内に配設された各バルブをシャフトで連結してなるスワールコントロールバルブにおいて、前記シャフトは前記各バルブの円周端面に接線方向で連結されるとともに前記各ポートの内壁に形成された凹部内に配設され、前記各バルブは、該各バルブの全開状態では該各バルブが前記凹部内に収納されることにより、低負荷時から高負荷時となった時に、シャフトおよび各バルブはそれぞれポートに形成した凹部内に収納状態となるため、この高負荷時においては各ポートを通る吸入空気に対しシャフトおよびバルブが全く通気抵抗とならず、したがって高負荷時の吸入空気量が従来のように減少することがなく、エンジンの出力低下を生じさせることがない。したがって、このような構造ではスワールコントロールバルブを持たないエンジンと同等なエンジン出力を得ることができるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のスワールコントロールバルブの正面概略構成図である。
【図2】図1におけるポートの縦断面構成図である。
【図3】高負荷時においてバルブが全開状態となった時の正面概略構成図である。
【図4】図3におけるポートの縦断面構成図である。
【図5】従来のスワールコントロールバルブの正面概略構成図である。
【図6】図5のポートの縦断面構成図である。
【図7】従来における高負荷時における正面概略構成図である。
【図8】図7におけるポートの縦断面構成図である。
【符号の説明】
1 インテークマニホールド
1a ポート
1b 凹部
2 バルブ
3 シャフト
【産業上の利用分野】
この発明は、スワールコントロールバルブの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
従来、スワールコントロールバルブは図5に概略正面図で、また、図6で図5の縦断面を示すように構成されており、インテークマニホールド1内には4個のポート1a,1a,1a,1aが形成されており、各ポート1a内にはそれぞれバルブ2が配設され、各バルブ2,2,2,2は一本のシャフト3で連結されており、シャフト3は各ポート1a,1a,1a,1aの各中心を通り各バルブ2,2,2,2のほぼ中心を連結したものとなっており、シャフト3には図示しないバキュームアクチュエーターが連結されて、このバキュームアクチュエーターによってシャフト3が回動されて前記バルブ2,2,2,2が開閉制御されるように構成されている。
このような構造において、吸入空気量の多い高負荷時には図7に概略正面図で、また図8に縦断面図で示すように、シャフト3を介し前記各バルブ2,2,2,2は全開状態とされるが、このような場合にシャフト3は各ポート1a,1a,1a,1aの中心に配置されているため、シャフト3およびバルブ2が通気抵抗となり、高負荷時における通気抵抗が大きく、そのため吸入空気量が低下してエンジンの出力が落ちてしまうという問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、高負荷時の通気抵抗を少なくして吸入空気量を減少させることのないスワールコントロールバルブを提供せんことを目的とし、その要旨は、インテークマニホールドの各ポート内に配設された各バルブをシャフトで連結してなるスワールコントロールバルブにおいて、前記シャフトは前記各バルブの円周端面に接線方向で連結されるとともに前記各ポートの内壁に形成された凹部内に配設され、前記各バルブは、該各バルブの全開状態では該各バルブが前記凹部内に収納されることである。
【0004】
【作用】
低負荷時から高負荷時となった時に、シャフトおよび各バルブはそれぞれポートに形成した凹部内に収納状態となるため、この高負荷時においては各ポートを通る吸入空気に対しシャフトおよびバルブが全く通気抵抗とならず、したがって高負荷時の吸入空気量が従来のように減少することがなく、エンジンの出力低下を生じさせることがない。したがって、このような構造ではスワールコントロールバルブを持たないエンジンと同等なエンジン出力を得ることができるものとなる。
【0005】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本例のスワールコントロールバルブの正面概略図であり、図2は、図1の1個のポートの縦断面図である。
インテークマニホールド1には所定間隔で4個のポート1a,1a,1a,1aが形成されており、各ポート1a,1a,1a,1a内にはそれぞれバルブ2,2,2,2が設けられており、本例ではこの各バルブ2,2,2,2の円周下端面にシャフト3が接線方向で連結されており、図2に示すように、このシャフト3は各ポート1aの内壁の底側に凹み状に形成された凹部1b内に配設されたものとなっており、図4のようなバルブ2の全開状態ではバルブ2がこの凹部1b内に収納され、ポート1aの内壁とシャフト3およびバルブ2がほぼ面一状態となるように形成されている。
【0006】
このように各バルブ2,2,2,2の円周下端面にシャフト3を接線方向で連結し、しかもシャフト3を凹部1b内に配設したため、図1のような低負荷時から図3のような高負荷時となった時に、シャフト3および各バルブ2はそれぞれポートに形成した凹部1b内に収納状態となるため、この高負荷時においては各ポート1a,1a,1aを通る吸入空気に対しシャフト3およびバルブ2が全く通気抵抗とならず、したがって高負荷時の吸入空気量が従来のように減少することがなく、エンジンの出力低下を生じさせることがない。したがって、このような構造ではスワールコントロールバルブを持たないエンジンと同等なエンジン出力を得ることができるものとなる。
【0007】
【発明の効果】
本発明は、インテークマニホールドの各ポート内に配設された各バルブをシャフトで連結してなるスワールコントロールバルブにおいて、前記シャフトは前記各バルブの円周端面に接線方向で連結されるとともに前記各ポートの内壁に形成された凹部内に配設され、前記各バルブは、該各バルブの全開状態では該各バルブが前記凹部内に収納されることにより、低負荷時から高負荷時となった時に、シャフトおよび各バルブはそれぞれポートに形成した凹部内に収納状態となるため、この高負荷時においては各ポートを通る吸入空気に対しシャフトおよびバルブが全く通気抵抗とならず、したがって高負荷時の吸入空気量が従来のように減少することがなく、エンジンの出力低下を生じさせることがない。したがって、このような構造ではスワールコントロールバルブを持たないエンジンと同等なエンジン出力を得ることができるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のスワールコントロールバルブの正面概略構成図である。
【図2】図1におけるポートの縦断面構成図である。
【図3】高負荷時においてバルブが全開状態となった時の正面概略構成図である。
【図4】図3におけるポートの縦断面構成図である。
【図5】従来のスワールコントロールバルブの正面概略構成図である。
【図6】図5のポートの縦断面構成図である。
【図7】従来における高負荷時における正面概略構成図である。
【図8】図7におけるポートの縦断面構成図である。
【符号の説明】
1 インテークマニホールド
1a ポート
1b 凹部
2 バルブ
3 シャフト
Claims (1)
- インテークマニホールドの各ポート内に配設された各バルブをシャフトで連結してなるスワールコントロールバルブにおいて、前記シャフトは前記各バルブの円周端面に接線方向で連結されるとともに前記各ポートの内壁に形成された凹部内に配設され、前記各バルブは、該各バルブの全開状態では該各バルブが前記凹部内に収納されることを特徴とするスワールコントロールバルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07972095A JP3561888B2 (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | スワールコントロールバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07972095A JP3561888B2 (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | スワールコントロールバルブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08246884A JPH08246884A (ja) | 1996-09-24 |
JP3561888B2 true JP3561888B2 (ja) | 2004-09-02 |
Family
ID=13698044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07972095A Expired - Fee Related JP3561888B2 (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | スワールコントロールバルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3561888B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3821351B2 (ja) | 2000-05-31 | 2006-09-13 | スズキ株式会社 | 多気筒内燃機関の吸気装置 |
-
1995
- 1995-03-09 JP JP07972095A patent/JP3561888B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08246884A (ja) | 1996-09-24 |
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