JP3561098B2 - チューブカップリング - Google Patents

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    • F16L37/00Couplings of the quick-acting type
    • F16L37/08Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members
    • F16L37/084Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking
    • F16L37/092Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of elements wedged between the pipe and the frusto-conical surface of the body of the connector
    • F16L37/0927Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of elements wedged between the pipe and the frusto-conical surface of the body of the connector the wedge element being axially displaceable for releasing the coupling

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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、チューブが差し込まれる貫通路の開口端内に延びたコレットと共にチューブを受け入れる貫通路をチューブカップリング本体の一端で開口している種類のチューブカップリングに関する。コレットは、貫通路内でヘッドで終結しているフィンガーを有し、貫通路は、その内部でチューブを把持し保持するためにコレットヘッドが係合するテーパカム面を貫通路の開口端に向かって減縮させている。この種のチューブカップリングは、私の英国特許第1520742号と第157375号において説明され、図解されている。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
そのようなカップリングでは、チューブカップリング内の媒体圧がチューブをカップリングから抜くように力を加えるものと思われる。そのような動きは、コレットによって対抗され、チューブをカップリングから抜こうとする力が大きければ大きい程、より大きな力がチューブのカップリングからの抜け移動に対抗するようにチューブを保持するコレットのヘッドにカム面によって加えられる。非常に高い圧力に伴って、コレットのヘッド上に加えられる応力も相応して高くなる。
【0003】
本発明の目的は、コレットのヘッドの破損や変形による又はチューブへの把持作用によるカップリング故障のリスクを最小化する構造を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は、貫通路内に延びるチューブを受け入れるために一端で開口した貫通路を有したカップリング本体と、貫通路内にチューブを保持するためにその貫通路の開口端に配置されたコレットとから構成されており、該コレットは貫通路の外側に配置されて且つ貫通路内に延び、貫通路の端部に配置された拡大ヘッドで終止した複数のアームを有した環状ヘッドから構成されており、貫通路の内側とチューブの外側とは、貫通路の開口端に向かって減縮している平行なテーパ付きカム面を有しており、コレットヘッドは相互に平行で且つ貫通路からのチューブの引き抜きに抵抗する圧縮のみをヘッドが受けるようにそれら面が係合する上記テーパ付きカム面に平行な内面と外面とを有していることを特徴としている。
【0005】
本発明の好適な構成では、コレットフィンガー上のヘッドは、貫通路の軸線を含んだ平面において矩形状断面となっており、その矩形の長辺方向がその軸線に対して或る角度を成して延びており、また矩形の端が貫通路及びチューブ上のテーパ付きカム面に係合するヘッドの上記内面と外面とを備えている。
【0006】
コレットは、弾性プラスチックスで形成されるのが好ましい。
後者の場合、コレットのヘッドは、当該ヘッド内において上記平行面間でヘッドの内側と外側とで上記面に対して直角に延びる金属板で構成されている。
上記構成のいずれかにおいて、コレットのアーム及びヘッドは、チューブと貫通路の周りに延びた円弧状を成し得る。
【0007】
更に上記構成のいずれかにおいて、貫通路及びチューブ上のテーパ付きカム面は、横断面で見て貫通路の中心軸線に対して45°で延び、またテーパ付きカム面に係合するヘッド上の内側と外側の平行面も中心軸線に対して45°で延びた構成と出来る。
チューブ上のテーパ付きカム面はコレットのヘッドの内側コーナーが係合するチューブ取り囲み環状溝の一側面によって形成され得る。
【0008】
更に別の特長によると、チューブはコレットを通ってカップリング本体内に延び且つチューブの端が固定されるソケットが形成されたカップリング本体の外側にヘッドをその端で配置した中空雄形栓から構成され得る。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、非常に高い圧力に対抗出来るようにしたチューブカップリングの断面図の添付図を参照にして本発明の具体的な実施形態について説明する。
図において、貫通路11と、一端に拡大開口端ソケット12とを有したカップリング本体10から構成されたチューブカップリングが図示されている。
【0010】
雄形栓13の形のチューブは、ソケット12を通して貫通路11に挿入される。貫通路11は、貫通路のソケット端を向いた面取り15を備えた周囲一体の端部ストッパー14を有しており、また栓13は貫通路内に完全に挿入されるとチューブストッパーと係合可能な面取り端16を有している。栓は、栓/貫通路内からの流体損失を防ぐべく栓を貫通路にシールするように貫通路の内面に係合するO−リングシール18を収容した環状周溝17を有している。
【0011】
カップリング本体10の端のソケット12は、後述するようにカップリング本体10内に栓をロックするコレットの一部を収容する拡大腔所19を備えている。ソケットの口部に向かって、ソケットの内壁には環状テーパカム面20が形成されており、カム面20はソケットの口部に向かって直径を減縮している。横断面で図示されているように、カム面を含む面と貫通路の軸線21との間の角度は45°となっている。
【0012】
栓13は、環状周囲溝22をソケット内に配置している。断面で溝は、貫通路の軸線に対して45°を成している傾斜側壁24、25と共に狭いフラットベース23とから構成されている。かくして、側壁の一つ25は、テーパカム面に平行に隔設された更に別のカム面を形成している。隣接側壁24は、側壁25に対して直角を成している。
【0013】
全体を26で示されているプラスチックコレットは、栓13を取り囲んでおり、カップリング本体のソケット12内に延びている。コレットは、カップリング本体のソケットの外側に配置され且つ複数の円弧状横断面の弾性アーム28を有した環状ヘッド27から構成されている。アーム28は、カップリング本体の開口端を通って腔所19内に栓に沿って突入している。各フィンガーは、ソケット腔所内に自由端を収めた拡大された円弧状ヘッド29を有している。ソケット腔所は、断面で貫通路の軸線21に対してまた45°を成したほぼ細長い矩形状を備えている。各ヘッドの端面は、軸線21に対してまた45°を成し且つ栓及びソケット壁上の面25 20に各々係合する平行な内面30と外面31を提供している。各ヘッドは、端面30 31間においてそれら面に対して直交しヘッドを長手方向に貫通しているステンレス鋼の挿入棒32によって補強されている。
【0014】
チューブ栓/カップリング本体内の圧力は、栓13を本体の外側に押し出しそうとする。その動きは、剪断力がヘッドに加わることなしに栓及びソケットの面25と20の間の圧力だけでコレットのヘッド29によって各々抵抗を受ける。
【0015】
ヘッドは圧縮だけで栓の引き抜きに対抗するので、栓/貫通路における非常に高い圧力に耐えることが出来る。ヘッドにおけるステンレス鋼の補強部材は、圧縮負荷に抵抗できるそれらの能力を更に高める。更に、溝22の面25とのヘッド29の係合は、コレット内での栓のすべりにしっかりと抵抗する。
【0016】
インサートとコレットをカップリング本体内に押し込んでヘッド29とソケットの環状カム面20との間に隙間を与えることで、必要な時にインサートはカップリング本体から容易に解放される。次いで、栓は、溝22からヘッド29を橈ませながらコレットから引き抜かれ、その時にコレットを通ってカップリング本体から外される。
【0017】
カップリング本体外側に配置された栓13の端部には、栓に溶接されたり又は連結されるチューブを収容する面取りの入口34を備えた迎え穴33が形成されている。代わりとして、カップリング本体に固定されるチューブの端部に説明したような環状溝とシールの組み合わせが設けられる。
【0018】
上述したカップリング本体は、非常に高いチューブ保持力と爆発圧抵抗力を発揮することがわかる。コレットヘッドは圧縮力のみ受けるのでより優れた性能を発揮する。即ち、コレットヘッドは45°の角度の本体と雄形栓やチューブにおける45°の角度の溝との間にサンドイッチされる。コレット歯自身は、便宜的に45度を成している。
【0019】
チューブカップリングは、油圧系や空気系の両方を含む広範囲な用途に適している。更に、カップリングは、ヘッドに作用するテーパ付きカム面でチューブに溝をつくるようにコレットヘッドが食い込む柔軟な壁チューブと共に使用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】非常に高い圧力に対抗出来るようにしたチューブカップリングの断面図である。
【符号の説明】
10 カップリング本体
11 貫通路
12 拡大開口端ソケット
13 雄形栓(インサート、中空雄形栓)
14 端部ストッパー
15 面取り
16 面取り端
17 環状周溝
18 O−リングシール
19 拡大腔所
20 環状テーパカム面
21 軸線
22 環状周囲溝
23 フラットベース
24 側壁
25 側壁
26 コレット
27 環状ヘッド
28 弾性アーム(フィンガー)
29 円弧状ヘッド(拡大ヘッド、コレットヘッド)
30 内面
31 外面
32 挿入棒
33 迎え穴
34 面取りの入口

Claims (10)

  1. 一端に貫通路の開口部を有しており貫通路内に延びるチューブを受け入れるカップリング本体と、
    貫通路の開口端に配置されて貫通路内にチューブを保持するコレットと、を含んでおり、
    該コレットは、貫通路の外側に配置された環状ヘッドを含み、貫通路内に延び貫通路の端部に配置された拡大ヘッドで終結した複数のアームを有しており、
    貫通路の内側とチューブの外側とは、貫通路の開口端に向かって減縮している平行なテーパ付きカム面を有し、
    コレットの上記拡大ヘッドは、相互に平行で且つ上記テーパ付きカム面とも平行な内面及び外面を有しており、当該内面及び外面が上記テーパ付きカム面と係合して、貫通路からのチューブの引き抜きに抵抗する圧縮のみを拡大ヘッドが受けるようにしたことを特徴とするチューブカップリング。
  2. コレットフィンガー上のヘッドは、貫通路の軸線を含んだ平面において矩形状断面となっており、その矩形の長辺方向がその軸線に対して或る角度を成して延びており、また矩形の端が、貫通路及びチューブ上のテーパ付きカム面に係合するヘッドの上記内面と外面とを備えている請求項1記載のチューブカップリング。
  3. コレットは、弾性プラスチックスで形成されている請求項1又は2記載のチューブカップリング。
  4. コレットのヘッドは、当該ヘッド内にあって上記平行面間でヘッドの内側と外側とで上記面に対して直角に延びる金属板で構成されている請求項3記載のチューブカップリング。
  5. コレットのアーム及びヘッドは、チューブと貫通路の周りに延びた円弧状を成している先導する請求項のいずれか1つに記載のチューブカップリング。
  6. 貫通路及びチューブ上のテーパ付きカム面は、断面で見て貫通路の中心軸線に対して45°で延びており、テーパ付きカム面に係合するヘッド上の内側と外側の平行面も中心軸線に対して45°で延びている先導する請求項のいずれか1つに記載のチューブカップリング本体。
  7. チューブ上のテーパ付きカム面は、コレットのヘッドの内側コーナーが係合するチューブ環状周溝の一側面によって形成されている先導する請求項のいずれか1つに記載のチューブカップリング。
  8. チューブは、コレットを通ってカップリング本体内に延び且つチューブの端が固定されるソケットが形成されたカップリング本体の外側にヘッドをその端で配置した中空雄形栓から構成されている先導する請求項のいずれか1つに記載のチューブカップリング。
  9. チューブにおけるテーパ付きカム面は、チューブに予め形成されている先導する請求項のいずれか1つに記載のチューブカップリング。
  10. チューブは、柔軟壁チューブであり、またテーパ付きカム面は、その面でのコレットヘッドの係合によって形成されている請求項1から8のいずれか一つに記載のチューブカップリング。
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