JP3560892B2 - Crawler traveling device - Google Patents
Crawler traveling device Download PDFInfo
- Publication number
- JP3560892B2 JP3560892B2 JP2000056182A JP2000056182A JP3560892B2 JP 3560892 B2 JP3560892 B2 JP 3560892B2 JP 2000056182 A JP2000056182 A JP 2000056182A JP 2000056182 A JP2000056182 A JP 2000056182A JP 3560892 B2 JP3560892 B2 JP 3560892B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel
- track frame
- adjusting
- crawler
- tension
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テンション調整可能なクローラ走行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、クローラ走行装置としては、トラクタの後輪のタイヤ車輪に代えて装備することによりセミクローラトラクタを構成するものがある。
この種のクローラ走行装置は、特開平11−321729号公報に開示されているものがあり、トラックフレームにテンション調整用調整輪と遊転の従動輪とそれらの中間の遊転輪とを前後方向に配列支持し、前記遊転輪の上方に駆動輪を配置し、これら全輪にクローラを巻き掛け、前記トラックフレームを駆動輪の軸芯と平行でかつその下方に位置する軸芯回りに揺動自在としている。
【0003】
そして前記調整輪は、トラックフレームに前後方向移動可能に支持された支持体の前端に支持され、この支持体はバネ材によって前方向に付勢されており、クローラが伸張したときに、バネ材のバネ圧によって調整輪を前方向移動させ、クローラのテンションを調整するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところでクローラは、周方向抗張体を埋設したゴムクローラが使用されており、鉄クローラに比して延びは少ないものの、使用するにつれて伸張するため、テンション調整が必要となる。
前記セミクローラトラクタのクローラ走行装置においては、クローラが側面視略三角形状に巻き掛けられるため、従来技術のように、三角形の底辺に略沿う前後方向にテンション調整機構を配置していると、調整輪の移動長さの割にはテンション調整量が少なくなっており、これを補うために、テンション調整機構を前後に長く形成しなくてはならなく、コスト高、機体重量の増大等の問題を生じている。
【0005】
本発明は、駆動輪の軸芯またはトラックフレームの揺動軸芯側から遠方向に調整輪を付勢することにより、調整輪の移動で効率良くクローラのテンションを調整できるようにしたクローラ走行装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明における課題解決のための第1の具体的手段は、トラックフレーム2にテンション調整用調整輪3と遊転の従動輪4とそれらの中間の遊転輪5とを前後方向に配列支持し、前記遊転輪5の上方に駆動輪6を配置し、これら全輪にクローラ7を巻き掛けたクローラ走行装置において、
前記調整輪3を支持体8で支持し、駆動輪6に対して調整輪3を略遠近方向に移動可能にすべく前記支持体8をトラックフレーム2に揺動自在に支持し、前記支持体8とトラックフレーム2との間に調整輪3を遠方向に付勢するテンション調整機構9を設けていることである。
【0007】
これによって、支持体8の揺動による調整輪3の移動は、略三角形のクローラの下側一頂点を駆動輪6の軸芯から遠ざけることになり、クローラのテンション調整を効率良く行うことになる。
本発明における課題解決のための第2の具体的手段は、トラックフレーム2にテンション調整用調整輪3と遊転の従動輪4とそれらの中間の遊転輪5とを前後方向に配列支持し、前記遊転輪5の上方に駆動輪6を配置し、これら全輪にクローラ7を巻き掛け、前記トラックフレーム2を駆動輪6の軸芯と平行でかつその下方に位置する軸芯回りに揺動自在としたクローラ走行装置において、
前記調整輪3を支持体8で支持し、トラックフレーム2の揺動軸芯に対して調整輪3を略遠近方向に移動可能にすべく前記支持体8をトラックフレーム2に揺動自在に支持し、前記支持体8とトラックフレーム2との間に調整輪3を遠方向に付勢するテンション調整機構9を設けていることである。
【0008】
これによって、支持体8の揺動による調整輪3の移動は、略三角形のクローラの下側一頂点をトラックフレーム2の揺動軸芯から遠ざけることになり、クローラのテンション調整を効率良く行うことになる。
本発明における課題解決のための第3の具体的手段は、第1又は2の具体的手段に加えて、前記調整輪3を、遊転輪5の地面側の水平な接線より上位に配置していることである。
これによって、支持体8の揺動により調整輪3をテンション調整のために遠方向に移動しても、調整輪3に地面の突部又は石との衝突衝撃が加わったときに、調整輪3を上方に逃がす緩衝作用を維持させる。
【0009】
本発明における課題解決のための第4の具体的手段は、第1〜3のいずれかの具体的手段に加えて、前記調整輪3の軸芯を、支持体8の揺動支点より上位に配置していることである。
これによって、支持体8の揺動により調整輪3をテンション調整のために遠方向に移動しても、調整輪3に地面の突部又は石との衝突衝撃が加わってたときの近方向移動を確実にして、緩衝作用をさせることが可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図5、6において、15は後輪のタイヤ車輪をクローラ走行装置1に履き替えたトラクタを示しており、エンジン16、ミッションケース17及び前車軸フレーム18等で車体を構成し、前車軸フレーム18に駆動可能な操向輪としての前輪19を縣架し、エンジン16をボンネット20で被っている。
トラクタ15はキャビン21を搭載して操縦部22及び運転席23を被っており、車体後部に油圧装置及び3点リンク機構24を介してロータリ耕耘機等の後部作業機25を牽引装着している。キャビン21の代わりにロプスを装着することもある。
【0011】
図1〜6において、クローラ走行装置1は、トラックフレーム2にテンション調整用調整輪3と遊転の従動輪4とそれらの中間の遊転輪5とを前後方向に配列支持し、前記遊転輪5の上方に駆動輪6を配置し、これら全輪にクローラ7を巻き掛け、前記トラックフレーム2を駆動輪6の軸芯と平行でかつその下方に位置する軸芯回りに揺動自在に構成している。
前記調整輪3は支持体8の自由端に回転自在に支持されており、この支持体8は基部がトラックフレーム2の前部に左右方向の軸芯を有する横ピン30を介して上下揺動自在に支持されており、この支持体8の自由端側とトラックフレーム2の上部との間には、テンション調整機構9用の油圧シリンダ31が連結されている。
【0012】
従動輪4はトラックフレーム2の上部から後方に突出した支持ブラケット32に回転自在に支持されており、調整輪3と同様に遊転可能な車輪である。
遊転輪5はトラックフレーム2の本体の内部に前後2個(図1では2個、図5では3個)配置されており、遊転可能なマタギ転輪を例示している。この遊転輪5は1個又は3個以上の複数個でもよく、調整輪3及び従動輪4よりも小径である。
駆動輪6は後車軸33の外端面に装着されたスプロケット(円板の外周に歯を有する駆動伝動体)である。前記後車軸33はミッションケース17の後部から左右に突出した後車軸ケース34に支持され、かつ後車軸ケース34から外側方に突出しており、ホイール形トラクタの場合は、駆動輪6の代わりにタイヤ車輪が装着される。
【0013】
前記駆動輪6のピッチ円直径は、タイヤ車輪の外周円直径の略半分に設定されており、そのために、前輪19への動力伝達系には、駆動輪6の周速と略等しくするための減速装置が組み込まれている。なお、前輪19の周速を駆動輪6の周速より増速する変速装置を装備していてもよい。
駆動輪6が遊転輪5の上方に配置されていることにより、調整輪3及び従動輪4とは三角配置となり、駆動輪6は三角形の上側頂点を形成し、調整輪3及び従動輪4はそれぞれ下側一頂点を形成する。それら全輪に巻き掛けられたクローラ(弾性履帯)7は、側面視において略三角形(おむすび形)となり、遊転輪5は略三角形の底辺に位置する。
【0014】
前記クローラ7は鉄クローラでもよいが、ここでは内部に周方向の抗張体を埋設したゴムクローラが使用されており、幅方向中央には駆動輪6の歯(係合突起)が係合する係合孔が周方向等間隔に形成され、外周接地面には横一文字又はハの字等パターンのラグが、内周面には脱輪防止突起がそれぞれ突出形成されている。このクローラ7は、幅方向の抗張体である芯金を周方向等間隔に埋設しておいてもよい。
前記トラックフレーム2には、本体部分から板材等で形成された揺動支持体35が立設され、この揺動支持体35の上部は補強枠37に支持された揺動軸36に支持されている。
【0015】
補強枠37は、前記左右の後車軸ケース34にボルト固定された取付け板38を、ミッションケース17の下方を通る連結材39で連結して構成されており、この連結材39は前記ミッションケース17にボルト固定していてもよい。
前記補強枠37の左右両側の取付け板38には筒体42が固定され、この筒体42に揺動軸36が挿通され、この揺動軸36に揺動支持体35が嵌装され、揺動軸36の左右両端の止め板43によって抜け止めされている。なお、揺動軸36が筒体42内で回動しても、揺動支持体35が揺動軸36に対して回動しても、どちらでもよい
この揺動軸36は、その軸芯が後車軸33の軸芯と平行でかつその直下に位置しており、トラックフレーム2の前後方向の揺動中心となっている。
【0016】
揺動支持体35には前側に突出した規制部材40が設けられ、これに対向して取付け板38には上下ストッパ41が設けられ、揺動支持体35の前後方向の揺動量を規制部材40が上下ストッパ41に当接することにより規制するようになっており、これらによりトラックフレーム2の揺動範囲規制手段が構成されている。
前記上下ストッパ41は、それぞれ上下位置調整自在にしておくことが好ましく、また、上下ストッパ41を揺動支持体35に、規制部材40を取付け板38にそれぞれ設けていてもよい。更に、揺動範囲規制手段は揺動支持体35の従動輪4側に配置してもよい。
【0017】
側面視略三角形状のクローラ走行装置1は、前記揺動軸36の軸芯から前側部分が後側部分よりも若干長く形成されており、トラクタ15に後部作業機25を装着したときに、走行安定性及び牽引力増大を図るようになっている。但し、揺動軸36の軸芯から調整輪3までの水平距離を従動輪4までのそれと略等しくしたり、図示以上に長くしてもよい。
前記支持体8及び油圧シリンダ31はテンション調整機構9を構成するものであり、油圧シリンダ31は左右各クローラ走行装置1の調整輪3に対して左右一対設けられており、油圧配管を介してアキュムレータ44及び補給油手段45と接続されている。
【0018】
油圧シリンダ31はピストンロッド31Aの先端が支持体8に連結され、チューブ31Bの基部がトラックフレーム2の上面に枢支されており、圧油供給によりピストンロッド31Aを突出させると、支持体8を図1反時計回りに揺動させることができる。
即ち、アキュムレータ44内の気体圧によって油圧シリンダ31には一定圧の油圧が加えられており、そのため支持体8には横ピン30を中心にして反時計方向の付勢力が作用しており、その付勢力はアキュムレータ44内の気体圧によるため弾力的な力となっている。
【0019】
前記調整輪3は、図1、4に示すように、その軸芯は支持体8の揺動支点である横ピン30より上位に位置しており、しかも遊転輪5の地面側の水平な接線(クローラ7の内周面)Lより寸法Hだけ上位に位置しており、支持体8が反時計方向に揺動しても、調整輪3の軸芯は常に横ピン30より上位に存在する。
これによって、調整輪3が地面の突部に乗り上げたり、石と衝突しても、横ピン30より上後方へ後退することになり、衝撃が加わっても、調整輪3を上方に逃がして緩衝作用をさせることが可能になる。即ち、テンション調整機構9は緩衝機構も兼ねている。
【0020】
前記支持体8の揺動による調整輪3の移動方向は円弧方向であるが、支持体8が前上向き傾斜しているので、クローラ走行装置1全体から見れば、駆動輪6の軸芯(後車軸33)、トラックフレーム2の揺動軸芯(揺動軸36)、又はそれらの近傍から略遠近方向の移動である。
即ち、三角形の底辺に沿う前後方向移動ではなく、略三角形状のクローラ7の中心側から略遠近方向(径方向)移動であり、弾性付勢力は遠方向(径外方向、放射方向)に作用している。
【0021】
従って、調整輪3のテンション調整のためにクローラ7を伸ばす移動距離は、調整輪3を水平に前移動させて略三角形クローラ7の下側前頂点を前移動させる場合よりも多くなり、少しの移動量でクローラ7を十分にに伸ばして、適正なテンションを与えるようにできる。
補給油手段45は、圧力調整ボルト45Bでピストン45Aを押すことによって、油圧シリンダ31からアキュムレータ44までの油圧系に油を補給するもので、長期使用によってクローラ7が比較的大きく伸び、油圧シリンダ31のピストンロッド31Aが大きく突出したとき、油を補給することによりアキュムレータ44内の気体圧を初期の適正圧状態に戻すことができ、クローラ7のテンションを略均一化することが可能になる。即ち、補給油手段45はアキュムレータ44と共に弾圧力維持手段10を構成している。
【0022】
前記補給油手段45及びアキュムレータ44は、左右クローラ走行装置1のそれぞれに設けているが、左右共通にしてもよく、補給油手段45を共通にして作動油を使ったマスターシリンダとすることにより、構造及び取付けが簡単になり、補給油操作及びテンション調整が極めて容易になる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、種々変形することができる。例えば、トラックフレーム2は後車軸33に揺動自在に支持して、この後車軸33を中心に前後揺動させてもよく、トラックフレーム2の後側に調整輪3を、前側に従動輪4を配置してもよい。
【0023】
【発明の効果】
以上詳述した本発明によれば、支持体8の揺動により調整輪3を駆動輪6又はトラックフレーム2の揺動軸芯から略遠近方向移動可能にすると共に遠方向に付勢しているので、調整輪3を前方直線移動させる場合よりも、クローラ7のテンション調整及び衝撃吸収を効率良くすることができ、構成が安価でかつコンパクトにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す側面図である。
【図2】同断面平面図である。
【図3】同断面背面図である。
【図4】テンション調整機構9の断面側面図である。
【図5】セミクローラトラクタの全体側面図である。
【図6】同一部断面背面図である。
【符号の説明】
1 クローラ走行装置
2 トラックフレーム
3 調整輪
4 従動輪
5 遊転輪
6 駆動輪
7 クローラ
8 支持体
9 テンション調整機構
10 弾圧力維持手段
11 バネ材
31 油圧シリンダ
33 後車軸
35 揺動支持体
36 揺動軸
45 補給油手段[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a crawler traveling device capable of adjusting a tension.
[0002]
[Prior art]
For example, as a crawler traveling device, there is a crawler traveling device that constitutes a semi-crawler tractor by being equipped in place of a rear tire wheel of a tractor.
A crawler traveling device of this type is disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. H11-321729, and a track frame is provided with a tension-adjusting wheel, an idler idler wheel, and an idler wheel intermediate between them. The drive wheels are arranged above the idler wheels, and the crawlers are wound around all the wheels, and the track frame is swung about an axis parallel to and below the axis of the drive wheels. It is free to move.
[0003]
The adjusting wheel is supported by a front end of a support supported by the track frame so as to be movable in the front-rear direction. The support is urged forward by a spring material. The adjustment wheel is moved forward by the spring pressure of (1), and the tension of the crawler is adjusted.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
As the crawler, a rubber crawler in which a circumferential tensile member is embedded is used. Although the crawler has less elongation than the iron crawler, the crawler expands as it is used, so that tension adjustment is required.
In the crawler traveling device of the semi-crawler tractor, since the crawler is wound in a substantially triangular shape in a side view, as in the related art, when a tension adjusting mechanism is disposed in a front-rear direction substantially along the base of the triangle, the adjustment is performed. The amount of tension adjustment is small compared to the travel length of the wheel, and in order to compensate for this, the tension adjustment mechanism must be formed long before and after, which causes problems such as high cost and increased weight of the aircraft. Has occurred.
[0005]
The present invention is directed to a crawler traveling device in which a tension of a crawler can be efficiently adjusted by moving an adjustment wheel by biasing the adjustment wheel from a shaft center of a driving wheel or a swing axis side of a track frame. The purpose is to provide.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
A first specific means for solving the problem in the present invention is to arrange and support a tension adjusting
The
[0007]
As a result, the movement of the
The second specific means for solving the problem in the present invention is to arrange and support a tension adjusting adjusting
The adjusting
[0008]
As a result, the movement of the adjusting
A third specific means for solving the problem in the present invention is that, in addition to the first or second specific means, the adjusting
Thus, even if the adjusting
[0009]
A fourth specific means for solving the problem in the present invention is that, in addition to any one of the first to third specific means, the axis of the adjusting
Thereby, even if the adjusting
[0010]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
In FIGS. 5 and 6,
The
[0011]
1 to 6, a
The adjusting
[0012]
The driven
Two
The
[0013]
The pitch circle diameter of the
Since the
[0014]
The
A
[0015]
The reinforcing
A
[0016]
The
The upper and lower stoppers 41 are preferably adjustable in vertical position, and the upper and lower stoppers 41 may be provided on the
[0017]
The
The
[0018]
The
That is, a constant oil pressure is applied to the
[0019]
As shown in FIGS. 1 and 4, the
As a result, even if the
[0020]
The direction of movement of the
That is, the movement is not in the front-back direction along the base of the triangle but in the near-far direction (radial direction) from the center side of the substantially
[0021]
Accordingly, the moving distance for extending the
The replenishing oil means 45 replenishes oil to the hydraulic system from the
[0022]
The replenishing oil means 45 and the
Note that the present invention is not limited to the above embodiment, and can be variously modified. For example, the
[0023]
【The invention's effect】
According to the present invention described in detail above, the swing of the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a sectional plan view of the same.
FIG. 3 is a sectional rear view of the same.
4 is a sectional side view of the
FIG. 5 is an overall side view of the semi-crawler tractor.
FIG. 6 is a sectional rear view of the same part.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記トラックフレーム(2)と調整輪(3)との間に、前記トラックフレーム(2)の前部に基部が揺動自在に支持された支持体(8)の上部自由端に前記調整輪(3)を取付けてこの調整輪(3)をトラックフレーム(2)の揺動軸芯から略遠近方向移動可能に支持して、調整輪(3)を遠方向に付勢して緩衝作用を可能にしかつ遠近方向に移動してテンション調整をするテンション調整機構(9)を設けていることを特徴とするクローラ走行装置。A tension adjusting wheel (3), an idler driven wheel (4), and an idler wheel (5) in the middle thereof are arranged and supported on a track frame (2) in the front-rear direction, and the idler wheel (5) is provided. , A crawler (7) is wrapped around these wheels, and the track frame (2) is positioned parallel to and below the axis of the drive wheels (6). The front contact length is set longer than the rear contact length based on the axis of the drive wheel (6), and the adjusting wheel (3) is connected to the horizontal tangent (L) of the idle wheel (5). ) Higher than
Between the track frame (2) and the adjustment wheel (3), the adjustment wheel (3) is provided at the upper free end of a support (8) whose base is swingably supported at the front of the track frame (2). 3), the adjusting wheel (3) is supported so as to be able to move substantially in the near and far directions from the pivot axis of the track frame (2), and the adjusting wheel (3) is urged in the far direction to provide a cushioning effect. And a tension adjusting mechanism (9) for adjusting the tension by moving in the near and far directions .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000056182A JP3560892B2 (en) | 2000-03-01 | 2000-03-01 | Crawler traveling device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000056182A JP3560892B2 (en) | 2000-03-01 | 2000-03-01 | Crawler traveling device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001239967A JP2001239967A (en) | 2001-09-04 |
JP3560892B2 true JP3560892B2 (en) | 2004-09-02 |
Family
ID=18577180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000056182A Expired - Lifetime JP3560892B2 (en) | 2000-03-01 | 2000-03-01 | Crawler traveling device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3560892B2 (en) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5409679B2 (en) * | 2011-03-22 | 2014-02-05 | 株式会社クボタ | Crawler travel device |
CN104760623B (en) * | 2015-03-12 | 2018-07-06 | 哈克(邯郸)农业机械装备制造有限公司 | Half-track tractor |
-
2000
- 2000-03-01 JP JP2000056182A patent/JP3560892B2/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001239967A (en) | 2001-09-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4684243B2 (en) | Crawler travel device | |
JP5893192B2 (en) | Crawler travel device | |
KR930017769A (en) | Rear wheel steering | |
JP3560890B2 (en) | Crawler traveling device | |
JP5514886B2 (en) | Crawler travel device | |
JP3560893B2 (en) | Crawler traveling device | |
JP3560892B2 (en) | Crawler traveling device | |
JP3560891B2 (en) | Crawler traveling device | |
JP2004017789A (en) | Crawler type traveling device and its field adapting method | |
JP2010149860A (en) | Crawler traveling device | |
JP5409679B2 (en) | Crawler travel device | |
JPH0732364Y2 (en) | Crawler traveling device for mobile agricultural machinery | |
JP3565958B2 (en) | Suspension structure of tracked vehicle | |
KR20160079601A (en) | Tractor | |
JP7441262B2 (en) | Crawler type traveling equipment and work vehicles | |
JP2004017788A (en) | Crawler type traveling device and its field adapting method | |
JP3365895B2 (en) | Crawler belt type vehicle | |
JP2014144707A (en) | Work vehicle | |
JP4054595B2 (en) | Crawler guide device | |
JP3678815B2 (en) | Seat support structure for light vehicles such as carts | |
JP2000233774A (en) | Oscillating device of semicrawler unit | |
JPH085908Y2 (en) | Crawler belt type suspension device suspension system | |
JP2000351388A (en) | Crawler vehicle | |
JP3365894B2 (en) | Crawler belt type vehicle | |
JP4761642B2 (en) | Crawler travel device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040203 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040402 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040518 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040526 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 3560892 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090604 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090604 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100604 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110604 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120604 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120604 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130604 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130604 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140604 Year of fee payment: 10 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |