JP3559105B2 - 表示装置 - Google Patents

表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3559105B2
JP3559105B2 JP16815995A JP16815995A JP3559105B2 JP 3559105 B2 JP3559105 B2 JP 3559105B2 JP 16815995 A JP16815995 A JP 16815995A JP 16815995 A JP16815995 A JP 16815995A JP 3559105 B2 JP3559105 B2 JP 3559105B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
image
light
configuration
crystal panels
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16815995A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08338975A (ja
Inventor
正明 ▲ひろ▼木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd filed Critical Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Priority to JP16815995A priority Critical patent/JP3559105B2/ja
Priority to US08/660,108 priority patent/US5767924A/en
Publication of JPH08338975A publication Critical patent/JPH08338975A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3559105B2 publication Critical patent/JP3559105B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本明細書で開示する発明は、画像を投影する形式の表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示パネルを用いて映像をスクリーンに投影する形式の表示装置が知られている。このような投影型の表示装置としては、特開昭60─3291号公報に記載された技術が公知である。図3に従来より公知の投影型の表示装置の概要を示す。
【0003】
図3に示すのは、RGBそれぞれに対応した画像を合成してスクリーン(または適当な被投影面)にカラー画像を投影表示する構成である。図3において、301がR(赤)の画像を表示するための光で、カラーフィルター304を透過した後、液晶パネル307に照射される。液晶パネル307では適当な光変調がなされ、Rに対応した像が形成される。半透過ミラー313では、全反射ミラー312で反射されたGとBに対応する像が液晶パネル307で光変調されたRに対応した像と合成される。そしてRGBの像を合成することによって得られた像(カラー画像)は、投影レンズ314を介してスクリーン315に投影される。
【0004】
一般的な液晶パネル307(308、309も同じ)の構成は、90度の異なる角度で配置された一対の偏光板の間に一対のガラス基板が配置され、この一対のガラス基板間にTN型の液晶が挟んで保持された構成を有している。
【0005】
302は、G(緑)の画像を表示するための光であり、カラーフィルター305を透過した後、液晶パネル308を透過し、所定の光変調がなされる。この光変調によって、Gに対応する像が形成される。液晶パネル308で光変調がなされることによって形成されたGの像は、半透過ミラー311を透過する。半透過ミラー311では、全反射ミラー310で反射されたBの像とGの像が合成される。
【0006】
303は、B(青)の像を表示するための光であり、カラーフィルター306を透過した後、液晶パネル309を透過し、所定の光変調がなされる。液晶パネル309で光変調がなされたBの像は、全反射ミラー310で反射され、半透過ミラー311でGの像と合成される。
【0007】
以上説明したような原理に基づく表示装置においては、以下に示すような事項を満足することが要求される。
(1)全体の構成を出来うる限り小型化する。
(2)構成要素を少なくする。(構成を簡略化する)
(3)RGBの光軸をそろえやすい構成とする。
(4)RGBの光路長をそろえる構成とする。
【0008】
(1)及び(2)は装置の取扱の良さ、低コスト化、故障率の低さ、といった問題を追求する場合に必要な要求事項となる。また使用に際して、(3)や(4)に示される光学調整がズレてしまうことを防ぐためにも全体の構成を簡略化することが求められる。これらの要求事項は、装置の商品化を考えた場合には重要な事項となる。
【0009】
また、高品質な画像を表示しようとする場合には、上記(3)や(4)に示す要求事項が重要なものとなる。しかし、図3に示すような構成を採用する場合、特に(4)に示す要求事項を満足することが困難となる。即ち、各液晶パネルと投影レンズ314との空間的な距離が異なってしまうことで、液晶パネルで光学変調された各像の焦点位置(結像位置)が投影レンズ314において合わなくなってしまう。
【0010】
図3に示す構成は、投影レンズ314の焦点距離を変化させることで、投影面までの距離が変わっても画像を表示できるという点に特徴がある。また、投影面までの距離を変えることによって、任意の大きさに画像を設定することができるという点に特徴がある。
【0011】
しかし、投影レンズ314において、RGBの各像の焦点が合っていない場合、投影レンズ314を動かすことによって、色ズレが起きたり、不鮮明な画像になってしまう。
【0012】
この投影レンズにおける各液晶パネルからの像の焦点位置の不一致の問題を解決する方法としては、RGBの各液晶パネルの位置を微妙に異ならせ、焦点位置を合わせる方法がある。しかし、RGBの各液晶パネルを異なった位置に配置することは、構成が複雑になるので(2)の構成要素を少なくするという要求事項と相反するものとなる。特にRBG3つの液晶パネルの位置や向きを独立に調整することは作製コストの増加を招くので好ましくない。また全体が大型化するという意味で(1)の要求事項とも相反する。また光軸合わせが困難となるという意味で(3)の要求事項とも相反する。
【0013】
以上述べたように、前述の複数の要求事項を全て満足することは困難である。従って例えば、高い画質を有する画像を得る装置は、装置全体が大きく、しかもコスト的にも高いものとなっているのが現状である。これは、前述の(1)及び(2)の要求事項は諦め、他の要求事項を満足したものといえる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
本明細書で開示する発明は、前述した、
(1)全体の構成を出来うる限り小型化する。
(2)構成要素を少なくする。(構成を簡素化する)
(3)RGBの光軸をそろえやすい構成とする。
(4)RGBの光学的な光路長をそろえる構成とする。
といった要求事項を満足した投影型の表示装置を提供することを課題とする。
【0015】
【課題を解決するために手段】
本明細書で開示する発明は、
同一基板を用いて集積化された複数の光学変調素子と、
前記複数の光学変調素子の少なくとも一つに対応して設けられた光路長補正用のレンズと、
前記複数の光学変調素子で光学変調された像を合成し投影する手段と、
を有することを特徴とする。
【0016】
上記構成において、同一基板を用いて集積化された複数の光学変調素子として、図1に示す例を挙げることができる。図1に示す構成においては、111、113、114で示される液晶パネルが光学変調素子として機能する。これらの液晶パネルは、一対のガラス基板106と110を用いて集積化されている。ここではガラス基板を用いる例を示してあるが、石英基板を用いてもよい。
【0017】
図1に示す構成においては、111の液晶パネルにおいてRに対応する画像が光学変調される。また113の液晶パネルにおいてGに対応する画像が光学変調される。また114の液晶パネルにおいてGに対応する画像が光学変調される。
【0018】
図1に示すように複数の液晶パネル(光学変調素子)を同一の基板を用いて集積化した場合、装置全体の構成の簡略化を図ることができる。また装置全体の大きさを小型化することができる。
【0019】
図1に示す構成においては、121、122、123で示されるレンズが各液晶パネルからの像の焦点距離を補正するための光路長補正用のレンズである。これらのレンズによって、各液晶パネルからの像の焦点距離が調整され、投影レンズ119を通過する段階において、RGBの各像の焦点位置が合った状態とすることができる。
【0020】
図1に示す構成においては、光路長補正用レンズがRGBの各液晶パネルに対してそれぞれ対応させて配置されている。また図1に示す構成においては、ミラー116、半透過ミラー117、半透過ミラー118でRGBの各画像が合成され、投影レンズ119からスクリーン120にカラー画像が投影される。図1に示す構成は、RGBの3つの画像を合成するための構成であるが、その少なくも1つの画像に対して、好ましくは2つの画像に対して光路長補正用のレンズを設ければよい。また例えば2つの液晶パネルからの画像を合成する構成の場合は、少なくとも一方の画像に対して、光路長補正用のレンズを設ければよい。
【0021】
【作用】
同一の基板を用いて複数の光学変調素子を集積化することによって、装置の簡略化と小型を実現することができる。また、光学変調素子の少なくとも一つに対応させて光路長補正用のレンズを配置することで、各光学変調素子からの像を合成した場合に、各像の焦点の位置(結像位置)を合わせることができ、各像がずれない状態とすることできできる。
【0022】
【実施例】
〔実施例1〕
本実施例は、液晶電気光学装置(液晶パネル)で形成されたRGBそれぞれに対応する像を合成し、カラー画像を投影する構成に関する。本実施例に示す構成は、
(A)RGBそれぞれに対応する液晶パネルが集積化され一体化されている。
(B)適当な光学系を用い、液晶パネルの光学的な光路長(光学的な像の焦点距離)の調整を行う。そして、RGBの像の全てにおいて光路長(光学的な像の焦点距離)をそろえる構成とする。
【0023】
図1に本実施例の投影型の液晶表示装置の概略の構成を示す。図1において、光源である白色光を発するランプ101から出た光はレンズ102で進行方向のそろった光(平行な光)に補正され、ダイクロックミラー103、104、105でRGBに対応した光に分光される。
【0024】
ダイクロックミラー103においてはBに対応する波長分布を有する光が分光される。ダイクロックミラー103で反射されたBに対応する光は、B用の液晶パネル114に入射し、所定の光学変調を受ける。液晶パネル114(111、113で示される構成も同じ)は、独立した液晶電気光学装置として機能する光学変調素子である。
【0025】
液晶パネル114は、ガラス基板107と109の間にTN型の液晶114が挟んで保持され、さらにガラス基板の外側に一対の偏光板106と110が配置された構成を有している。
【0026】
また、図示しないが、液晶を所定に領域に封じ込めるための封止材、液晶を配向させる配向膜、液晶に所定の電界を加えるための電極、該電極に電荷を保持させるためのスイッチング素子である薄膜トランジスタ、該薄膜トランジスタを駆動するために周辺回路(この周辺回路も薄膜トランジスタで構成されている)が形成されている。
【0027】
ダイクロックミラー104においてはGに対応する波長分布を有する光が分光される。ダイクロックミラー104で反射されたGに対応する光は、G用の液晶パネル113に入射し、所定の光学変調を受ける。
【0028】
液晶パネル113は、ガラス基板107と109の間にTN型の液晶112が挟んで保持され、さらにガラス基板の外側に一対の偏光板106と110が配置された構成を有している。
【0029】
ダイクロックミラー105においてはRに対応する波長分布を有する光が分光される。ダイクロックミラー105で反射されたRに対応する光は、R用の液晶パネル111に入射し、所定の光学変調を受ける。
【0030】
液晶パネル111は、ガラス基板107と109の間にTN型の液晶108が挟んで保持され、さらにガラス基板の外側に一対の偏光板106と110が配置された構成を有している。
【0031】
液晶パネル114で光学変調を受けたBの像は、レンズ123によってその焦点距離が調整される。そしてミラー116で反射され、さらに半透過ミラー117と118を経て、投影レンズ119に入射する。
【0032】
液晶パネル113で光学変調を受けたGの像は、レンズ122でその焦点距離が調整される。そして半透過ミラー117で反射され、さらに半透過ミラー118を経て、投影レンズ119に入射する。
【0033】
液晶パネル111で光学変調を受けたRの像は、レンズ121によってその焦点距離が調整される。そして半透過ミラー118で反射され投影レンズ119に入射する。
【0034】
レンズ121、122、123は、各液晶パネル111、113、114からの像の焦点が同じ位置になるようにその光学特性が選択される。またはその設置位置が調整される。
【0035】
投影レンズ119に入射する段階でRGBの像は合成されている。そして、その合成画像は投影レンズ119によって焦点が調整され、スクリーン120または適当な投影面に投影が行われる。なお図1においては、レンズ102や投影レンズ119、さらにレンズ121〜123が単体のレンズで構成されているかの如く示されている。しかしこれらは単体のレンズを使用することに限らず、必要とする画質に応じてより複雑な光学系を利用するのでもよい。
【0036】
図1に示す構成においては、111、113、115で示される各液晶パネルの全体が冷却用の液体に浸かっている。この液体は124の点線で示される領域に存在している。この液体は透光性の高い材料であることが必要である。また、少なくとも光が透過する部分には、透光性の材料でもって窓を形成する必要がある。また、液体が液晶セル内に進入しないように液晶セルの封止を十分に行うことも必要である。この液体としては、フッ素系の不活性液体を用いることができる。具体的には、フロリナートと称される液体を用いることができる。また、ある主の油。例えばセダ油を用いることができる。
【0037】
また液体として、フロン系の液体に代表される不活性な材料を用いることは、液晶セルに外部から水分が侵入しないようにシールドする意味で好ましい。
【0038】
また図1には示されていないが、124の領域に存在する冷却用の液体を冷却するために適当な材料でなる放熱器を配置してもよい。
【0039】
図1に示す構成においては、各液晶パネルから投影レンズ119までの空間的な距離に応じて、レンズ121〜123の光学特性やその設置位置を調整し、RGBの各像が投影レンズ119において同じ位置に焦点を結ぶ(結像)するようにしている。
【0040】
なお、RGB各像の焦点位置(結像位置)の位置合わせの精度は、要求される画質に応じて、所定の範囲内に収まるようにすればよい。また、RGBの全ての像に対応して焦点距離の補正のためのレンズ(図1では121〜123で示される)を設ける必要はない。例えば、Gの像の焦点にRとGの像の焦点を合わせるために、RとGの像が通過する光路にレンズを配置するのでもよい。
【0041】
本実施例に示す構成を採用することにより、レンズ119を通過するRGBの各画像の焦点位置(結像位置)を合わせることができる。そしてこのようにすることで、投影レンズ119の焦点を変化させることによって、投影面までの距離を変化させたり、投影画像の大きさを変化させても、色ズレのない鮮明な画像を表示することができる。
【0042】
また他に図1に示す構成が特徴とするのは、1つの液晶セル内にRGBに対応する3つの液晶パネル111、113、114が集積化され一体化されていることである。このような構成とすることで、ガラス基板間に液晶を注入する工程(パネル組工程)を1回行うのみでよいという作製工程における簡略化を実現することができる。このような構成とすることは、特に装置全体の構成要素(構成部品)を少なくすることができるという意味で有用である。
【0043】
また、同一基板を用いてRGB用の液晶パネルが形成されているので、液晶パネル間の光軸合わせを行う必要がないという特徴を有する。また、構成が簡略化され、小型化されるという特徴を有する。
【0044】
また、図1に示すような構成は、光学系を調整することにより、RGBの各像の光軸合わせを行う必要がないので、作製工程の簡略を実現することができる。このことは高い生産性が得られることを意味し、工業的に非常に有用なものとなる。
【0045】
本実施例に示す構成においては、116にミラーを用い、117と118で示される部分に半透過ミラーを用いた。しかし、これらの部分にダイクロックミラーを用いてもよい。
【0046】
また、本実施例に示す構成においては、ダイクロックミラーを用いてRGBの各波長領域に対応する光を得ている。しかし、カラーフィルターを用いて、RGBに対応する光を得てもよい。またRGBに対応する光源を別々に用意するのでもよい。
【0047】
また液晶パネルの構成として、パッシブマトリクス型、さらにはMIM型の素子を用いたアクティブマトリクス型を採用してもよい。また、液晶材料として、強誘電性型液晶や分散型液晶を用いてもよい。
【0048】
本実施例に示す構成を採用することにより、
(1)全体の構成を出来うる限り小型化する。(簡略化する)
(2)構成要素を少なくする。
(3)RGBの光軸をそろえやすい構成とする。
(4)RGBの光路長をそろえる構成とする。
といった要求事項を全て満足することができる。
【0049】
即ち、RGBそれぞれに対応する液晶パネルを図1の111、113、114に示すように一体化することにより、(1)と(2)と(3)の要求事項を実現することができる。
【0050】
また、液晶パネルを一体化し、さらにレンズを用いてRGBの各像の焦点位置を合わせることで、(4)の要求事項を実現することができる。
【0051】
また一体化した構成を液体で冷却するので、簡単な構成を実現するとともに、冷却効率を高めることができる。そしてこの結果、発光強度の強いランプを利用することができ、高い輝度を有する画像を表示することができる。
【0052】
〔実施例2〕
本実施例は、図1の各液晶パネル111、113、114が集積化された構成に関する。図1に示されているのは、111、113、114で示される3つの液晶パネルが一体化された構成である。この構成は、実質的に1枚の液晶パネル中に3つ分の液晶パネルの機能が内蔵されている構成であり、パネルを構成する一対のガラス基板や偏光板は共通なものとなっている。
【0053】
図2にこの図1に示す構成の一例を示す。図2には、1枚のガラス基板201上に3つのアクティブマトリクス型の液晶パネルを集積化するための構成が示されている。なお、図1の107で示されるのが図2おけるガラス基板201に相当する。
【0054】
図2には、周辺回路202と203で駆動されるアクティブマトリクス型の画素領域204を有するB用の液晶パネル部(最終的にB用の液晶パネルを構成する部分となる)と、周辺回路205と206で駆動されるアクティブマトリクス型の画素領域207を有するG用の液晶パネル部と、周辺回路208と209で駆動されるアクティブマトリクス型の画素領域210を有するR用の液晶パネル部と、が同一のガラス基板210上に集積化されている状態が示されている。
【0055】
各周辺回路は、ガラス基板上に形成された結晶性珪素膜を用いた薄膜トランジスタでもって構成されている。この構成において、画素領域にはマトリクス状に配置された画素電極のそれぞれにスイッチング用の薄膜トランジスタが配置されている。また、周辺回路領域も薄膜トランジスタで構成されている。
【0056】
これらの薄膜トランジスタは、ガラス基板上に形成された非晶質珪素膜をレーザー光の照射や加熱処理によって結晶化した結晶性珪素膜を用いて構成されている。
【0057】
またここでは、ガラス基板を用いる例を示した。しかし、基板としては石英、その他透過性を有する材料を用いることができる。
【0058】
【発明の効果】
一体化された複数の光学変調素子の像を光路長補正用のレンズを用いてその焦点の位置を制御することで、各光学変調素子からの像を合成した場合に各像がズレてしまうことを防ぐことができる。
【0059】
例えば、RGB用の液晶パネルを採用し、さらに各液晶パネルからの像の焦点の位置を光路長補正用のレンズを用いて合わせることにより、RGBの各像がズレてしまうことがない表示を行うことができる。即ち、色ズレの無い画像を表示することができる。
【0060】
複数の光学変調素子を同一の基板を用いて集積化することで、全体の構成を小型化し簡略化することができる。
【0061】
本明細書で開示する発明を利用することで、
(1)全体の構成を出来うる限り小型化する。
(2)構成要素を少なくする。(構成を簡略化する)
(4)RGBの光軸をそろえやすい構成とする。
(5)RGBの光路長をそろえる構成とする。
といった要請を全て実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】投影型の液晶表示装置の実施例を示す。
【図2】一体化された液晶パネルの概略の構成を示す。
【図3】従来より公知の投影型の液晶表示装置の構成を示す。
【符号の説明】
101 ランプ
102 レンズ
103、104、105 ダイクロックミラー
106、110 偏光板
107、109、201 ガラス基板
108、112、114 液晶
111 R用液晶パネル
113 G用液晶パネル
114 B用液晶パネル
116 ミラー
117、118 半透過ミラー
119 投影レンズ
120 投影面(スクリーン)
121 光路長補正用のレンズ
122 光路長補正用のレンズ
123 光路長補正用のレンズ
124 冷却用の液体が存在する領域
202、203、205 周辺回路
206、208、209 周辺回路
204、207、210 画素領域
301 R用の光
302 G用の光
303 B用の光
304 R用のカラーフィルタ
305 G用のカラーフィルタ
306 B用のカラーフィルタ
307、308、309 液晶パネル
310、312 ミラー
311、313 半透過ミラー
314 投影レンズ
315 投影面(スクリーン)

Claims (4)

  1. 光源からの光を分光する複数のダイクロックミラーと、
    複数の前記ダイクロックミラーにより分光された光を変調し、一対の基板に集積化して形成された複数の液晶パネルと、
    複数の前記液晶パネルの少なくとも一つからの像の焦点距離を補正する光路長補正レンズと、
    前記光路長補正レンズによって焦点距離が補正されたを投影する投影レンズとを有し、
    複数の前記液晶パネルの各画素領域を駆動する周辺駆動回路は、前記一対の基板の一方に形成され、
    複数の前記液晶パネルは冷却液中に浸されていることを特徴とする表示装置。
  2. 光源からの光を分光する3つのダイクロックミラーと、
    前記3つのダイクロックミラーにより分光された光を変調し、一対の基板に集積化して形成された3つの液晶パネルと、
    前記3つの液晶パネルの少なくとも一つからの像の焦点距離を補正する光路長補正レンズと、
    前記光路長補正レンズによって焦点距離が補正された像を投影する投影レンズとを有し、
    前記3つの液晶パネルの各画素領域を駆動する周辺駆動回路は、前記一対の基板の一方に形成され、
    前記3つの液晶パネルは冷却液中に浸されていることを特徴とする表示装置。
  3. 請求項1または請求項に記載の前記冷却液は透光性を有することを特徴とする表示装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載の前記冷却液はフッ素系の不活性液体または油であることを特徴とする表示装置。
JP16815995A 1995-06-09 1995-06-09 表示装置 Expired - Fee Related JP3559105B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16815995A JP3559105B2 (ja) 1995-06-09 1995-06-09 表示装置
US08/660,108 US5767924A (en) 1995-06-09 1996-06-07 Display unit which is immersed in a coolant

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16815995A JP3559105B2 (ja) 1995-06-09 1995-06-09 表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08338975A JPH08338975A (ja) 1996-12-24
JP3559105B2 true JP3559105B2 (ja) 2004-08-25

Family

ID=15862911

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16815995A Expired - Fee Related JP3559105B2 (ja) 1995-06-09 1995-06-09 表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3559105B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08338975A (ja) 1996-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2747320B2 (ja) 表示装置
KR100189278B1 (ko) 투영형 칼라 표시 장치
US7255448B2 (en) Pixelated color management display
US20060262233A1 (en) Liquid crystal projector
GB2191057A (en) Colour video display arrangement
KR940002287B1 (ko) 액정 투사형 칼라표시장치
JP3559107B2 (ja) 表示装置
JP3559105B2 (ja) 表示装置
JP3559104B2 (ja) 表示装置
JP2004272170A (ja) 光学シフト素子およびそれを備えた画像表示装置ならびに投影型画像表示装置
JP2889458B2 (ja) 直視型表示装置
JPH0534677A (ja) 液晶表示装置
JP3664344B2 (ja) カラー液晶表示装置
JPH1184337A (ja) 液晶装置および投写型表示装置
JP2000241897A (ja) 写真焼付装置
JP2563892B2 (ja) 投射型表示装置
KR100208660B1 (ko) 액정 표시 장치의 광학계
JPH0990313A (ja) 液晶投影装置
KR20000044177A (ko) 투사형 화상표시 장치
JP3708921B2 (ja) 液晶プロジェクタ
JP2002214598A (ja) 液晶装置及びこれを用いたプロジェクタ
JP2002148617A (ja) 液晶表示装置
KR20000051240A (ko) 광학 프리즘 제조용 지그 및 지그를 이용한 광학
JP2002055322A (ja) 液晶表示装置
JP2010190940A (ja) プロジェクターの調整方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040511

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040520

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090528

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090528

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100528

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100528

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100528

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110528

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110528

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120528

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120528

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130528

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130528

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140528

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees