JP3557368B2 - 椎体・椎間板の切除器具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は主に頚椎の相体及び椎間板が変性突出を起こして脊髄や神経根を圧迫して痛みやしびれを起こす場合に、椎体及び椎間板を一塊として除去して再環納するために用いられる椎体・椎間板切除器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、椎体・椎間板が変性をし突出を起こすことによって、椎体や椎間板が脊髄や神経根を圧迫し、痛みやしびれを起こすことがある。よって、椎体や椎間板を切除して他の部分の骨などの代替物を取り付ける方法が用いられる。この方法が用いられて、首を切開して、椎体や椎間板を除去するには、鋭匙やエアートームが用いられていた。しかし、鋭匙やのみでは、少しずつかき出したり削ったりして除去するので、椎体・椎間板を一塊として摘出することが難しかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は従来のこれらの問題を解消し、椎体・椎間板を一塊として摘出し、ヘルニア等を摘出後に切除した椎体・椎間板を元に環納できる椎体・椎間板切除器を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決した本発明の構成は、
1) 底面を開口した筒状の切除器本体の下端周縁間にワイヤーを張り渡し、同ワイヤーの一端を前記切除器本体の外周に固定し、もう一端をスプリングを介して巻き取り具に取り付け、前記切除器本体の上部に切除器本体を回転させるための取手部を設け、筒状に切削された切溝に前記切除器本体を挿入し、ワイヤーで筒状に切削された人の椎体及び椎間板の繋がっている部分を切り離して除去できるようにした椎体・椎間板切除器
2) 切除器本体外周を所定の間隔で回転自在に保持する保持空間を有する筒状の保持部を設け、同保持部に上下に貫通する貫通孔を設け、同貫通孔に固定キルシュナーを挿入し、保持部下部には椎体・椎間板に固定するための固定爪を設け、人の椎体・椎間板に保持部を固定し保持空間に前記1)記載の椎体・椎間板切除器を挿入し、位置がズレないように椎体・椎間板切除器を保持空間で保持しながら回転させるようにした椎体・椎間板切除装置
3) 保持部に取手を取り付け、同取手に切除器本体の上部に設けた取手部を回転自在に支持する取手支持部を設けた前記2)記載の椎体・椎間板切除装置
4) 張り渡されたワイヤーが切除器本体下端内周の中心より偏って張り渡されるようにした前記1)記載の椎体・椎間板切除器
5) 切除器本体の内部に内周に沿う薄い円筒状のスリーブを取り付け、同スリーブの下端を前記切除器本体の下端から突出させ、突出したスリーブの下端部分の外周に沿ってワイヤーを張るようにした前記1)記載の椎体・椎間板切除器
にある。
【0005】
【作用】
本発明では、椎体及び椎間板を切除する際に、別の器具等によって椎体及び椎間板を筒状に切溝を設けるよう切削した後、切除器本体下端の周縁部に張り渡したワイヤーを緩めた状態で、筒状に切削した椎体及び椎間板の切溝に切除器本体を挿入するようにし、巻き取り具によってワイヤーを緊張させる。また、ワイヤーはスプリングを介して巻き取り具に取り付けられているので、切り離す部分には所定のワイヤーの緊張力が加わるようにし、この状態で切除器本体を回転させて切除器本体の開口部分内に位置する筒状切除された椎体及び椎間板の他の部分と繋っている部分をワイヤーで擦り切るようにして切り離す。
切除器本体外周を所定の間隔で回転自在に保持する保持空間を有する筒状の保持部を設け、保持部に上下に貫通する貫通孔を設け、貫通孔に固定キルシュナーを挿入し、保持部下部には椎体・椎間板に固定するための固定爪を設けたものは、固定キルシュナーを椎体に取り付け、保持部の位置を決めて固定爪によって保持部を固定し、保持部の保持空間に切除器本体を挿入して、切除器本体の位置がズレないようにして、切除器本体を回転させることができるようにする。
張り渡したワイヤーが内周の中心に偏って位置するようにしたものは、ワイヤーを緊張させながら回転させて椎体及び椎間板の筒状に切削された部分を切り離す際に、筒状の部分の中心を越えた部分までをワイヤーの緊張状態の回転によって切り離すようにして、中心部分を切り残さないようにする。
切除器本体の内部に内周に沿う薄いスリーブを取り付けたものは、スリーブの下端を切除器本体の下端から突出させ、突出したスリーブの下端部分の外周に沿ってワイヤーを張るようにし、この状態であらかじめ筒状に切除された切溝に、切除器本体を挿入することによって切除器本体下面に位置するワイヤーを確実に切除器本体に沿った円周状にして切溝に取り付けることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
切除器本体、保持器本体の材質には、金属、樹脂などがあり、錆びにくく人体に影響のないものが好ましい。
取手部は、取りはずしが自在で握りやすいものが好ましい。
【0007】
【実施例】
本発明の実施例について図面を参照して具体的に説明する。
図1〜8に示すのは、底面を開口した筒状の切除器本体の下端周縁間にワイヤーを張り渡し、ワイヤーの一端を切除器本体の外周に固定し、もう一端をスプリングを介して巻き取り具に取り付け、切除器本体の上部に取手部を設け、切除器本体外周を所定の間隔で回転自在に保持する保持空間を有する筒状の保持部を設け、保持部に貫通孔を設け、貫通孔に固定キルシュナーを挿入し、保持部下部には固定爪を設け、保持部に取手を取り付け、取手に取手支持部を設け、張り渡したワイヤーが内周の中心より偏って位置するようにし、椎体・椎間板溝切装置と保持部を共通にした椎体・椎間板切除器及び椎体・椎間板切除装置の例であって、下端周縁に刃部を設けた筒状の溝切器本体の上部に溝切器本体を回転させるための取手部を設けた椎体・椎間板溝切器を用いた例である。
図1は実施例の椎体・椎間板切除装置の縦断面図である。図2は実施例の椎体・椎間板切除装置の保持部の正面図である。図3は実施例の椎体・椎間板切除装置の保持部の縦断面図である。図4は実施例に用いた椎体・椎間板溝切装置の縦断面図である。図5は実施例の椎体・椎間板切除装置の動きを示す説明図である。図6は実施例の椎体・椎間板切除装置の保持部を椎体に取り付けた状態を示す説明図である。図7は実施例に用いた椎体・椎間板溝切装置で筒状に椎体・椎間板に切り込みを入れる状態を示す説明図である。図8は実施例の椎体・椎間板切除装置を取り付けた状態を示す説明図である。図9は実施例の椎体・椎間板切除装置で筒状に切削した椎間板を切除した状態を示す説明図である。図10は実施例の椎体・椎間板切除装置の説明図である。
図中、1は椎体・椎間板切除装置、2は切除器本体、3は取手取付部、4は取手、5はワイヤー、6はワイヤー取付部、7は巻き取り具として用いたスクリュ、8はワイヤー係合部、10は保持器、11は保持器本体、12は保持孔、13は固定爪、14は固定キルシュナー、15は取手支持部、16は取付スクリュ、17は取手部、20は椎体・椎間板溝切装置、21は溝切器本体、22は刃部、23は取手取付部、24は取手、25はスリーブ、Cは椎体である。
実施例では、図1〜8に示すように椎体・椎間板切除装置、椎体・椎間板溝切装置、共通した保持部を用いて椎間板を除去する。
まず、椎体・椎間板切除装置の椎体・椎間板切除器1は、円筒状の切除器本体2の上端に取手取付部3を脱着自在に取り付けている。次に取手取付部3に取手4を螺合で取り付ける。次にリング状のワイヤー取付部6の内周に切除器本体2を貫通させるようにして、切除器本体2の上部にワイヤー取付部6を取り付ける。次にワイヤー5の一端を切除器本体2の外周上部に取り付ける。次にワイヤー5の途中を図5に示すように切除器本体2の下端周縁に設けたワイヤー係合部8に係合させて張り渡す。これにより、ワイヤー5は切除器本体2の下端内周の中心より偏って張り渡される。次にワイヤーのもう一端を切除器本体2のワイヤー取付部6に取り付けたスクリュ7に取り付ける。
次に椎体・椎間板切除装置の保持部10は、図2,3に示すように切除器本体2の外周に対して所定の間隙の分、径が大きい保持孔12を保持空間として保持器本体11の上下に貫通させて設けている。さらに保持孔12より外側に貫通孔を上下に貫通させて設けている。その貫通孔に固定キルシュナー14を取り付ける。保持器本体11の下端部には平面部分が設けられていて、その平面部分には固定爪13が設けられている。保持器本体11の外周部分には、取手部17が設けられている。取手部17の途中には、取手支持部15が取手スクリュ16によって取り付けられている。
次に椎体・椎間板溝切装置20は、図4に示すように円筒状の溝切器本体21の下端に刃部22を設けている。溝切器本体21の上端には、取手取付部23を脱着自在に取り付ける。次に取手取付部23に取手24を脱着自在に取り付ける。
スリーブ25は、薄い円筒状で切除器本体2の内周より所定のスキマ分小さい外径となっており、切除器本体2の内部に脱着自在となっている。
この実施例の椎体・椎間板切除器を用いた椎体・椎間板切除装置及び椎体・椎間板溝切装置を用いて、椎体と椎間板を一塊として摘出するにはまず、首の一部分を切開して、切除を行う椎間板の上下いずれかに位置している椎体の所定の位置に図6(a)に示すように固定キルシュナー14を取り付ける。次に保持部10の貫通孔に固定キルシュナー14を挿入して保持部10の固定爪13を椎体にくい込ませるようにして図6(b)に示すように保持部10を椎体に固定する。次に図7(a)に示すように溝切器本体21に取手取付部23を取り付けた状態で椎体に固定した保持部10の保持孔12に挿入する。次に取手24を保持部10の取手支持部15に設けた貫通孔に挿入し、取手取付部23に螺合で取り付ける。これによって取手24は取手支持部15に回転自在に支持され、かつ、溝切器本体21は保持孔12に回転自在に保持される。もし、取手支持部15の位置が適していないため、取手24がスムーズに回転しない場合には、取付スクリュ16を緩めて取手支持部15を取手部17に対して上下動及び回転自在にして位置を合わせて再び取付スクリュ16によって取手支持部15を取手部17に固定する。この状態で、処置を行う者が手で、取手24の上端部分を持って回転させながら、下方に向って力を加える。これによって、溝切器本体21の下端周縁に設けた刃部22が回転しながら椎間板周辺に押し付けられる。溝切器本体21及び刃部22は円筒状になっているので、図7(b)に示すように筒状の溝が椎間板周辺に設けられる。所定の深さまで筒状の切溝を設けたならば、取手取付部23から取手24を取りはずし、次に取付スクリュ16を緩めて取手支持部15を取手部17に対して回転させて溝切器本体21の上方に障害物がないようにして溝切器本体を上方に引き上げるようにして、図7(b)に示すように保持部から取りはずす。次に椎体・椎間板切除器の取手取付部3から取手4を取りはずし、ワイヤー取付部6のワイヤーの巻き取り具として用いているスクリュ7を緩める。よってワイヤー5が緩められる。次に切除器本体2にスリーブ25を取り付け、このワイヤー5を図10(a)に示すようにスリーブ25の外周に沿わせて切除器本体2の下端周縁に沿うようにして位置させる。この状態で切除器本体2を保持部10の保持孔12に挿入し図8に示すように溝切器本体21の刃部22によって設けた椎間板周辺の切溝に切除器本体2の下部を挿入する。次にスリーブ25を切除器本体2から取り除き、切除器本体2の下面に位置するワイヤー5を図5(a)の状態にする。この状態で切除器本体2の上端部分に取手取付部3を取り付ける。次に取手4を保持部10の取手支持部15に設けられた貫通孔に挿入し、取手取付部3に螺合で取り付ける。これによって取手4は取手支持部15に回転自在に支持され、かつ切除器本体2は保持孔12に回転自在に保持される。取手支持部15は、上下動・回転によって位置を調整して取付スクリュ16によって取手部17に固定する。このようにして切除器本体2を椎間板周辺の切溝に挿入したならば、ワイヤー取付部6のスクリュ7を回転させる。スクリュ7が回転することによって、ワイヤー5の一端がスクリュに巻き取られて行く。ワイヤー5は一端が巻き取られることにより全体が緊張して行く。よって、図5(a)に示すように切除器本体2の下端周縁に沿うようにして位置させたワイヤー5が、下端周縁の2つのワイヤー係合部8を直線的につなぐように緊張して行き、椎間板の繁った部分に沿うワイヤーに緊張力がかかることになり、この状態で回転させることによりワイヤーで径が小さくなるよう擦り切るようにして切断を行う。また、ワイヤーの一部にスプリング5aが設けられているので、スクリュ7によって巻き取りすぎた場合でもワイヤーが緊張しすぎて切れてしまうようなことはない。また、このスプリング5aによってワイヤーの緊張が保たれるので、椎間板が切れにくい場合でも切断は少しずつ進行し、切断が進行してもスプリング5aによってワイヤーは緊張状態を保ちつづけるので、回転させ続けることにより、椎間板は切断される。処置を行う者は、スプリングの状態などを見てそれを判断し、図10(b)の状態で回転できるよう椎間板が切断されたならば、ワイヤー5は、切除器本体下端の内周の中心より偏った位置に張り渡されるようにしているので、中心近くの部分はワイヤーが緊張した時点で切断が完了している。よってワイヤーを回転させた後に椎体・椎間板の繋った部分が中心に残らないようになっている。このように、ワイヤーが中心部分を越えるように切断させていることで確実に切断を行うことができる。椎体・椎間板の切断が終了したならば、取手4を取手取付部3から取りはずし、取付スクリュ16を緩めて取手支持部15を回転させて切除器本体2の上方に障害物のない状態にして、切除器本体2を引き上げるようにして取りはずす。この時、緊張させたワイヤー5で切断した椎体・椎間板の下面を支持して切除器本体2と同時に引き上げて椎体・椎間板を取り除いてもよく、また、ワイヤー5を緩めて、切除器本体を取りはずした後、切断した椎体・椎間板を取り除いてもよい。切除器本体を取り除いたならば、保持部10、固定キルシュナー14を椎体からはずし、椎間板ヘルニアを摘出後、摘出した椎体・椎間板ユニットを元の孔に戻す。このように本実施例では、椎体・椎間板切除装置と椎体・椎間板溝切装置の保持部を共通としているので、椎間板の周辺に溝切を行った後で保持部を取り替えることがないので処置が短時間で効率的に行える。切断した椎間板は、1つの物として取りはずせば、一部が残ってしまうようなこともなく、鋭匙で少しずつ取り除くことに比べると確実で素早い除去が行えることになる。また、操作部分は、上方の取手で行えるので処置がしやすい。さらに切除器本体及び溝切器本体の大きさを変えて切除を行う椎間板及び椎体の大きさに対応すればよい。また、椎体・椎間板切除装置及び椎体・椎間板溝切装置は安価な構成にしているので、コストを抑制することができる。
【0008】
【発明の効果】
本発明によれば、簡単に所定の大きさの椎体と椎間板を確実に除去でき、椎間板を固定することなくヘルニアを摘出することができる。
切除器本体外周を所定の間隔で回転自在に保持する保持空間を有する筒状の保持部を設け、保持部に上下に貫通する貫通孔を設け、貫通孔に固定キルシュナーを挿入し、保持部下部には椎体・椎間板に固定するための固定爪を設けたものは、確実に所定の位置の椎体及び椎間板を除去できるようにする。
張り渡したワイヤーが内周の中心に偏って位置するようにしたものは、確実に切断を行った切断していない部分を残さないようにできる。
切除器本体の内部に内周に沿う薄いスリーブを取り付けたものは、確実にワイヤーで筒状に椎体と椎間板を切除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の椎体・椎間板切除装置の縦断面図である。
【図2】実施例の椎体・椎間板切除装置の保持部の正面図である。
【図3】実施例の椎体・椎間板切除装置の保持部の縦断面図である。
【図4】実施例に用いた椎体・椎間板溝切装置の縦断面図である。
【図5】実施例の椎体・椎間板切除装置の動きを示す説明図である。
【図6】実施例の椎体・椎間板切除装置の保持部を椎体に取り付けた状態を示す説明図である。
【図7】実施例に用いた椎体・椎間板溝切装置で筒状に椎体・椎間板に切り込みを入れる状態を示す説明図である。
【図8】実施例の椎体・椎間板切除装置を取り付けた状態を示す説明図である。
【図9】実施例の椎体・椎間板切除装置で筒状に切削した椎間板を切除した状態を示す説明図である。
【図10】実施例の椎体・椎間板切除装置の説明図である。
【符号の説明】
1 椎体・椎間板切除器
2 切除器本体
3 取手取付部
4 取手
5 ワイヤー
5a スプリング
6 ワイヤー取付部
7 スクリュ
8 ワイヤー係合部
9 欠番
10 保持部
11 保持部本体
12 保持孔
13 固定爪
14 固定キルシュナー
15 取手支持部
16 取付スクリュ
17 取手部
18〜19 欠番
20 椎体・椎間板溝切装置
21 溝切器本体
22 刃部
23 取手取付部
24 取手
25 スリーブ
C 椎体
Claims (5)
- 底面を開口した筒状の切除器本体の下端周縁間にワイヤーを張り渡し、同ワイヤーの一端を前記切除器本体の外周に固定し、もう一端をスプリングを介して巻き取り具に取り付け、前記切除器本体の上部に切除器本体を回転させるための取手部を設け、筒状に切削された切溝に前記切除器本体を挿入し、ワイヤーで筒状に切削された人の椎体及び椎間板の繋がっている部分を切り離して除去できるようにした椎体・椎間板切除器。
- 切除器本体外周を所定の間隔で回転自在に保持する保持空間を有する筒状の保持部を設け、同保持部に上下に貫通する貫通孔を設け、同貫通孔に固定キルシュナーを挿入し、保持部下部には椎体・椎間板に固定するための固定爪を設け、人の椎体・椎間板に保持部を固定し保持空間に請求項1記載の椎体・椎間板切除器を挿入し、位置がズレないように椎体・椎間板切除器を保持空間で保持しながら回転させるようにした椎体・椎間板切除装置。
- 保持部に取手を取り付け、同取手に切除器本体の上部に設けた取手部を回転自在に支持する取手支持部を設けた請求項2記載の椎体・椎間板切除装置。
- 張り渡されたワイヤーが切除器本体下端内周の中心より偏って張り渡されるようにした請求項1記載の椎体・椎間板切除器。
- 切除器本体の内部に内周に沿う薄い円筒状のスリーブを取り付け、同スリーブの下端を前記切除器本体の下端から突出させ、突出したスリーブの下端部分の外周に沿ってワイヤーを張るようにした請求項1記載の椎体・椎間板切除器。
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