JP3557305B2 - 強化プラスチックを芯体とする碍子 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、強化プラスチックを芯体とする碍子に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、強化プラスチックを芯体とする碍子は、所謂ポリマー碍子またはプラスチック碍子として知られており、その一形式として、例えば米国特許第5,406,033号明細書に記載されているように、連続糸条を所定間隔を保持して互いに対向する一対のブッシュ間に同ブッシュの外周に設けた溝部に沿わせて巻回してなる芯材に合成樹脂を含浸し硬化して形成した強化プラスチック製の芯体と、同芯体の外周を被覆する弾力性材料からなる絶縁被覆体を備えている強化プラスチックを芯体とする碍子がある。
【0003】
この種形式の碍子(以下ポリマー碍子ということがある)は、高い引張り強度を有するとともに、磁器碍子に比較して耐衝撃性に優れかつ軽量であることから、運搬作業、取付け作業等取扱いに優れているという利点がある。一方、当該ポリマー碍子においては、所定の定格電圧に耐えるには所定の長さが必要であり、高い定格電圧仕様になるほど長尺に構成されるが、長さが増大するのに応じて座屈強度が漸次小さくなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、当該ポリマー碍子においては、電線路で電線の揺動等により圧縮荷重を受けるが、碍子長が長尺でかつ作用する圧縮荷重が過大の場合には圧縮荷重が座屈強度を上回って、圧縮荷重の作用により当該ポリマー碍子に座屈破壊が発生し、または芯体と絶縁被覆体間の剥離現象を誘発して浸水等による絶縁低下を発生させるおそれがある。
【0005】
従って、本発明の目的は、当該形式のポリマー碍子において、碍子長が短尺である場合には勿論のこと、碍子長が長尺の場合においても、過大な圧縮荷重に十分に耐え得るポリマー碍子を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、連続糸条を所定間隔を保持して互いに対向する一対のブッシュ間に同ブッシュの外周に設けた溝部に沿わせて巻回してなる芯材に合成樹脂を含浸し硬化して形成した強化プラスチック製の芯体と、同芯体の外周を被覆する弾力性材料からなる絶縁被覆体を備えてなる強化プラスチックを芯体とする碍子において、前記絶縁被覆体内に、前記芯体に沿って長手方向に延びる補強部材が介装されていることを特徴とするものである。
【0007】
本発明に係る強化プラスチックを芯体とする碍子(ポリマー碍子)においては、前記補強部材として所定長さの板状の1または2枚の補強部材を採用して、同補強部材を前記芯体の外側面に沿って配置する構成、および前記補強部材を、同補強部材の各先端部を前記各ブッシュに嵌合させた状態で配置する構成、前記補強部材として所定長さの板状の2枚の補強部材を採用して、これら各補強部材を前記芯体の各外側面に沿って配置するとともに、これら両補強部材を互いの中間部にて連結する構成を採ることができる。
【0008】
また、当該ポリマー碍子においては、前記補強部材として所定長さの棒状の補強部材を採用して、同補強部材を前記両ブッシュ間にて前記芯体の内域に配置する構成、前記補強部材として各先端部に嵌合突起部を有する補強部材を採用して、同補強部材を、同補強部材の各嵌合突起部を前記各ブッシュの溝部に嵌合させた状態で配置する構成、および前記補強部材として各先端部に円弧状の嵌合凹所を有する補強部材を採用して、同補強部材を、同補強部材の各嵌合凹所を前記各ブッシュの溝部に嵌合させた状態で配置する構成を採ることができる。
【0009】
【発明の作用・効果】
このように構成したポリマー碍子においては、絶縁被覆体内に介装した補強部材が芯体の座屈強度を補足して全体として大きな座屈強度のものとなる。このため、当該ポリマー碍子が短尺の場合には勿論のこと、長尺の場合にも過大な圧縮荷重にも十分に耐えるものとなる。特に、碍子長さに応じて剛性の異なる補強部材を選択して採用すれば、ポリマー碍子の座屈強度を仕様にあった適切なものとなる。
【0010】
また、当該ポリマー碍子において、上記した各種の構成を碍子長に応じて適宜選択して採用すれば、ポリマー碍子の座屈強度を仕様にあった座屈強度に一層適合させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下本発明を図面に基づいて説明するに、図1および図2には本発明に係るポリマー碍子の一例が示されている。当該ポリマー碍子は強化プラスチックを芯体とする碍子であって、芯体10aを形成する一対のブッシュ11および連続糸条からなる芯材12と、絶縁被覆体13と、一対の補強部材14とにより構成されている。
【0012】
芯体10aを形成する各ブッシュ11は円筒状を呈する金属製のもので、筒部11aの外周上には一対の外向フランジ部11bを備えていて、両フランジ部11b間の外周が環状溝11cに形成されている。芯体10aにおいては、両ブッシュ11を所定の間隔を保持して互いに対向させた状態で、両ブッシュ11の環状溝11cに沿ってガラス繊維、合成繊維等のモノフィラメント、マルチフィラメント、各種繊維の紡績糸等からなる連続糸条を多数回巻回して束状に形成し、かかる束状の連続糸条にエポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等の合成樹脂を含浸して硬化して形成されている。
【0013】
従って、芯体10aは、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等の合成樹脂を含浸し硬化して形成された束状の連続糸条を芯材12とする、繊維強化プラスチックからなる長円形で無端状のもので、所謂レーストラック状を呈するものである。かかる構成の芯体10aには、その両外側面に沿って挟叉状に補強部材14が配置されていて、この状態で絶縁被覆体13にて被覆されている。
【0014】
補強部材14は、所定幅で細長の板状を呈する合成樹脂製のものであって、板状本体14aは芯体10aを構成する芯材12の幅よりわずかに幅狭に形成されているもので、板状本体14aの各先端部には各ブッシュ11の筒部11aの外周上に嵌合するための円形状の取付孔14bがそれぞれ形成されている。各補強部材14は、各取付孔14bを各ブッシュ11の筒部11aの外周上の端部に嵌合させた状態で各ブッシュ11に取付けられていて、各補強部材14の中間部にて連結ピン14cを介して互いに連結されている。
【0015】
絶縁被覆体13はシリコーンゴム、エチレン−プロピレンゴム等の弾力性材料からなるもので、芯体10aの外周の全てを被覆する筒部13aと、筒部13aの外周の側部にて外方へ突出する複数の傘部13bとにより構成されている。絶縁被覆体13は、補強部材14と一体の芯体10aを所定の成形型内に収容した状態で芯体10aと一体的に成形されているもので、この成形の際には、絶縁被覆体13の形成材料である合成ゴムが両補強部材14間に侵入して芯体10aを構成する芯材12間の内部空間にも充填され、芯材12間の内部空間が合成ゴムの充填材13cにて充填された構造となる。
【0016】
このように構成した当該ポリマー碍子は、芯体10aおよび両補強部材14に起因して高い引張り強度を有するとともに、芯体10a、両補強部材14、および絶縁被覆体13に起因して耐衝撃性に優れかつ軽量であることから、運搬作業、取付け作業等取扱いに優れているが、特に両補強部材14が介装されているため、両補強部材14が芯体10aの座屈強度を補足して全体として大きな座屈強度のものとなる。
【0017】
このため、当該ポリマー碍子は短尺の場合には勿論のこと、長尺の場合にも過大な圧縮荷重にも十分に耐えるものとなる。特に、補強部材14として、碍子長さの応じて剛性の異なる補強部材を採用すれば、ポリマー碍子の座屈強度を仕様にあった適切なものとすることができる。
【0018】
なお、上記した板状の補強部材14には、適宜に貫通箇所を設けて、当該貫通箇所により絶縁被覆体13を連通して形成すれば、補強部材14と絶縁被覆体13とを緊密に接合固着させることができる。
【0019】
図3および図4には、当該ポリマー碍子の変形例が示されている。この変形例のポリマー碍子においては、補強部材として円形の棒状の1本の補強部材15が採用されているもので、その他の構成は図1および図2に示すポリマー碍子と同一のものである。
【0020】
当該ポリマー碍子に採用されている補強部材15は、両ブッシュ11間と略同一長さに形成されているもので、補強部材15の棒状本体15aの各先端部には、各ブッシュ11の環状溝11cに嵌合させるための嵌合突起部15bが形成されている。補強部材15は、各嵌合突起部15bを各ブッシュ11の環状溝11cに嵌合させた状態で、各ブッシュ11間にて芯材12の内域に介装されている。
【0021】
従って、当該ポリマー碍子においては、特に補強部材15を介装したことにより、補強部材15が芯体10aの座屈強度を補足して全体として大きな座屈強度のものとなり、図1および図2に示すポリマー碍子と同等またはそれ以上の過大な圧縮荷重にも十分に耐え得るものである。
【0022】
図5には、図3および図4に示すポリマー碍子の変形例が示されている。この変形例のポリマー碍子においては、補強部材として断面四角形の棒状の1本の補強部材16が採用されているもので、その他の構成は図3および図4に示すポリマー碍子と同一のものである。
【0023】
当該ポリマー碍子に採用されている補強部材16は、両ブッシュ11間と略同一長さに形成されているもので、補強部材16の棒状本体16aの各先端部には、各ブッシュ11の環状溝11cに嵌合させるための嵌合突起部16bが形成されているとともに、中間部に芯材12を支承するための支承部16cが形成されているものである。補強部材16は、各嵌合突起部16bを各ブッシュ11の環状溝11cに嵌合させた状態で、各ブッシュ11間にて芯材12の内部空間に介装されていて、芯材12を支承部16c内の溝部16c1に挿通させた状態で支承している。
【0024】
従って、当該ポリマー碍子においては、特に補強部材16を介装したことにより、補強部材16が芯体10aの座屈強度を補足して全体として大きな座屈強度のものとなり、支承部16cにて芯材12を支承していることにより、図3および図4に示すポリマー碍子より以上の過大な圧縮荷重にも十分に耐え得るものである。
【0025】
図6には、図3および図4に示すポリマー碍子の第2の変形例が示されている。この変形例のポリマー碍子においては、補強部材として断面四角形の棒状の1本の補強部材17を採用しているもので、その他の構成は図3および図4に示すポリマー碍子と同一のものである。
【0026】
当該ポリマー碍子に採用されている補強部材17は、両ブッシュ11間と略同一長さに形成されているもので、補強部材17の棒状本体17aの各先端部には、各ブッシュ11の環状溝11cに嵌合させるための円弧状の嵌合凹所17bが形成されているいるものである。補強部材17は、各嵌合凹所17bを各ブッシュ11の環状溝11cに嵌合させた状態で、各ブッシュ11間にて芯材12の内部空間に介装されている。
【0027】
従って、当該ポリマー碍子においては、特に補強部材17を介装させたことにより、補強部材17が芯体10aの座屈強度を補足して全体として大きな座屈強度のものとなるが、補強部材17はその各先端部に設けた嵌合凹所17bにて各ブッシュ11の環状溝11cに嵌合しているため、図3および図4に示すポリマー碍子に比較して各ブッシュ11との連結関係がより強固であり、過大な圧縮荷重に対してもこれらの連結関係はより安定した状態に保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例に係るポリマー碍子の一部破断側面図である。
【図2】同碍子の横断平面図である。
【図3】同碍子の変形例を示す一部破断側面図である。
【図4】同碍子の横断平面図である。
【図5】同碍子の他の変形例を示す一部破断側面図である。
【図6】同碍子の他の変形例を示す一部破断側面図である。
【符号の説明】
10a…芯体、11…ブッシュ、11a…筒部、11c…環状溝、12…芯材、13…絶縁被覆体、13a…筒部、13b…傘部、14,15,16,17…補強部材、14a…板状本体、15a,16a,17a…棒状本体、14b…取付孔、15b,16b…嵌合突起部、17b…嵌合凹所、14c…連結ピン、16c…支承部。
Claims (7)
- 連続糸条を所定間隔を保持して互いに対向する一対のブッシュ間に同ブッシュの外周に設けた溝部に沿わせて巻回してなる芯材に合成樹脂を含浸し硬化して形成した強化プラスチック製の芯体と、同芯体の外周を被覆する弾力性材料からなる絶縁被覆体を備えてなる強化プラスチックを芯体とする碍子において、前記絶縁被覆体内に、前記芯体に沿って長手方向に延びる補強部材が介装されていることを特徴とする強化プラスチックを芯体とする碍子。
- 請求項1に記載の碍子において、前記補強部材として所定長さの板状の1または2枚の補強部材を採用して、同補強部材を前記芯体の外側面に沿って配置していることを特徴とする強化プラスチックを芯体とする碍子。
- 請求項2に記載の碍子において、前記補強部材を、同補強部材の各先端部を前記各ブッシュの筒部に嵌合させた状態で配置していることを特徴とする強化プラスチックを芯体とする碍子。
- 請求項1に記載の碍子において、前記補強部材として所定長さの板状の2枚の補強部材を採用して、これら各補強部材を前記芯体の各外側面に沿って配置するとともに、これら両補強部材を中間部にて互いに連結していることを特徴とする強化プラスチックを芯体とする碍子。
- 請求項1に記載の碍子において、前記補強部材として所定長さの棒状の補強部材を採用して、同補強部材を前記両ブッシュ間にて前記芯体の内域に配置していることを特徴とする強化プラスチックを芯体とする碍子。
- 請求項5に記載の碍子において、前記補強部材として各先端部に嵌合突起部を有する補強部材を採用して、同補強部材を、同補強部材の各嵌合突起部を前記各ブッシュの溝部に嵌合させた状態で配置していることを特徴とする強化プラスチックを芯体とする碍子。
- 請求項5に記載の碍子において、前記補強部材として各先端部に円弧状の嵌合凹所を有する補強部材を採用して、同補強部材を、同補強部材の各嵌合凹所を前記各ブッシュの溝部に嵌合させた状態で配置していることを特徴とする強化プラスチックを芯体とする碍子。
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Family Applications (1)
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-
1996
- 1996-03-22 JP JP06646696A patent/JP3557305B2/ja not_active Expired - Lifetime
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