JP3556370B2 - ショーケース - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はスーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗において冷凍または冷蔵食品等の商品を収納するショーケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のショーケースとしては、例えば特開平3−63888号公報に記載されているように、前面を開口したショーケース本体と、ショーケース本体内に設けられた上下複数段の商品棚とを備え、各商品棚の前端には商品の価格表示札等を保持するプライスレールが取付けられたものが知られている。このショーケースでは、上下何れの商品棚に対しても価格表示札が見易いようにプライスレールの取付角度を任意に変更できるようになっている。即ち、図3に示す従来のプライスレール10は、その前面側に価格表示札等を保持する表示部10aを有し、その背面側には商品棚11に支持される支持部10bが後方へ延びるように形成されている。支持部10bには商品棚11の端縁11aに係合する計2つの溝10c,10dが設けられ、図3(a) に示すように一方の溝10cを商品棚11の端縁11aに係合した場合と、図3(b) に示すように他方の溝10dを係合した場合とでは、それぞれプライスレール10が異なった取付角度で保持されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記ショーケースではプライスレール10の支持部10bに計2つの溝10c,10dが設けられているため、形状が複雑になり加工性が低下するとともに、形状が複雑な分だけプライスレール10に付着した食品汁等の汚れを除去するのが困難になり、衛生面においても不利であるという問題点があった。
【0004】
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、取付角度の変更可能な表示部材を簡単な形状によって形成することのできるショーケースを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するために、請求項1では、商品を載置する商品棚と、商品棚の前端に着脱自在に取付けられた表示部材とを備え、商品棚及び表示部材を互いに係合することにより表示部材を所定の取付角度に保持するようにしたショーケースにおいて、前記表示部材に商品棚側に係合する係合部を設けるとともに、商品棚の前端面の裏側には表示部材の係合部を係合することにより表示部材をそれぞれ異なった取付角度に保持する複数の係合部を互いに上下方向に間隔をおいて設け、商品棚の各係合部をそれぞれ後方に向って延びるように形成するとともに、商品棚の上方の係合部を下方の係合部よりも長く形成している。これにより、商品棚の各係合部の何れか一つに表示部材の係合部を係合することにより、表示部材が商品棚所定の取付角度で保持され、表示部材の係合部を商品棚の他の係合部に係合することにより表示部材が商品棚に異なった取付角度で保持される。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1及び図2は本発明の一実施形態を示すもので、図1はショーケースの側面断面図、図2はその要部拡大断面図である。
【0007】
このショーケースは、前面を開口したショーケース本体1を備え、ショーケース本体1内には上下複数段の商品棚2が設けられている。各商品棚2は前端面の裏側に後方に延びる計2つの係合片2a,2bを有し、各係合片2a,2bは互いに上下方向に間隔をおいて設けられ、上方の係合片2aは下方の係合片2bよりも長く先端側がやや上方に向かって傾斜し、下方の係合片2bは後方に向かって直線状に形成されている。また、各商品棚2の前端には商品の価格表示札等を保持する表示部材としてのプライスレール3が着脱自在に取付けられ、商品棚2の前端面には上下方向に延びる商品ガード4が取付けられている。プライスレール3は表示札等を保持する表示部3aと、商品棚2に支持される支持部3bとからなり、表示部3a及び支持部3bは合成樹脂やアルミニウム等の材料を使用することによって互いに一体に形成されている。表示部3aは商品棚2の前方に臨んでやや湾曲して形成され、その上下端には図示しない表示札を係合する爪3cが設けられている。支持部3bは表示部3aの背面側から後方に向かって延び、その先端には商品棚2の係合片2aまたは係合片2bに係合する係合溝3dが設けられ、前後方向略中央部には上方に延びるストッパ3eが設けられている。
【0008】
以上のように構成されたショーケースにおいては、商品棚2の各係合片2a,2bの何れか一方にプライスレール3の支持部3bの係合溝3dを係合することにより、プライスレール3が商品棚2に保持される。その際、支持部3bの係合溝3dを商品棚2の上方の係合片2aに係合すると、図2(a) に示すようにプライスレール3がほぼ垂直の取付角度に保持され、商品ガード4の下端には支持部3bの前端側の上面が当接する。また、支持部3bの係合溝3dを商品棚2の下方の係合片2bに係合すると、図2(b) に示すようにプライスレール3がやや上向きの取付角度に保持され、商品ガード4の下端には支持部3bの後端側の上面が当接するとともに、ストッパ3eの一端が係止して支持部3bが確実に保持される。
【0009】
このように、本実施形態のショーケースによれば、商品棚2にプライスレール3を係合する計2つの係合片2a,2bを設け、各係合片2a,2bの何れか一方にプライスレール3の支持部3bに設けた係合溝3dを係合することによりプライスレール3を異なった取付角度で保持するようにしたので、プライスレール3には商品棚2側に係合する係合溝3dを一つだけ設ければよく、プライスレール3の形状を簡単にすることができる。
【0010】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1のショーケースによれば、表示部材の形状を簡単にすることができるので、加工が容易になるとともに、表示部材に付着した汚れを容易に除去することができ、衛生面でも有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すショーケースの側面断面図
【図2】ショーケースの要部拡大断面図
【図3】従来例を示すショーケースの要部拡大断面図
【符号の説明】
1…ショーケース本体、2…商品棚、2a,2b…係合片、3…プライスレール、3d…係合溝。
【発明の属する技術分野】
本発明はスーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗において冷凍または冷蔵食品等の商品を収納するショーケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のショーケースとしては、例えば特開平3−63888号公報に記載されているように、前面を開口したショーケース本体と、ショーケース本体内に設けられた上下複数段の商品棚とを備え、各商品棚の前端には商品の価格表示札等を保持するプライスレールが取付けられたものが知られている。このショーケースでは、上下何れの商品棚に対しても価格表示札が見易いようにプライスレールの取付角度を任意に変更できるようになっている。即ち、図3に示す従来のプライスレール10は、その前面側に価格表示札等を保持する表示部10aを有し、その背面側には商品棚11に支持される支持部10bが後方へ延びるように形成されている。支持部10bには商品棚11の端縁11aに係合する計2つの溝10c,10dが設けられ、図3(a) に示すように一方の溝10cを商品棚11の端縁11aに係合した場合と、図3(b) に示すように他方の溝10dを係合した場合とでは、それぞれプライスレール10が異なった取付角度で保持されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記ショーケースではプライスレール10の支持部10bに計2つの溝10c,10dが設けられているため、形状が複雑になり加工性が低下するとともに、形状が複雑な分だけプライスレール10に付着した食品汁等の汚れを除去するのが困難になり、衛生面においても不利であるという問題点があった。
【0004】
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、取付角度の変更可能な表示部材を簡単な形状によって形成することのできるショーケースを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するために、請求項1では、商品を載置する商品棚と、商品棚の前端に着脱自在に取付けられた表示部材とを備え、商品棚及び表示部材を互いに係合することにより表示部材を所定の取付角度に保持するようにしたショーケースにおいて、前記表示部材に商品棚側に係合する係合部を設けるとともに、商品棚の前端面の裏側には表示部材の係合部を係合することにより表示部材をそれぞれ異なった取付角度に保持する複数の係合部を互いに上下方向に間隔をおいて設け、商品棚の各係合部をそれぞれ後方に向って延びるように形成するとともに、商品棚の上方の係合部を下方の係合部よりも長く形成している。これにより、商品棚の各係合部の何れか一つに表示部材の係合部を係合することにより、表示部材が商品棚所定の取付角度で保持され、表示部材の係合部を商品棚の他の係合部に係合することにより表示部材が商品棚に異なった取付角度で保持される。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1及び図2は本発明の一実施形態を示すもので、図1はショーケースの側面断面図、図2はその要部拡大断面図である。
【0007】
このショーケースは、前面を開口したショーケース本体1を備え、ショーケース本体1内には上下複数段の商品棚2が設けられている。各商品棚2は前端面の裏側に後方に延びる計2つの係合片2a,2bを有し、各係合片2a,2bは互いに上下方向に間隔をおいて設けられ、上方の係合片2aは下方の係合片2bよりも長く先端側がやや上方に向かって傾斜し、下方の係合片2bは後方に向かって直線状に形成されている。また、各商品棚2の前端には商品の価格表示札等を保持する表示部材としてのプライスレール3が着脱自在に取付けられ、商品棚2の前端面には上下方向に延びる商品ガード4が取付けられている。プライスレール3は表示札等を保持する表示部3aと、商品棚2に支持される支持部3bとからなり、表示部3a及び支持部3bは合成樹脂やアルミニウム等の材料を使用することによって互いに一体に形成されている。表示部3aは商品棚2の前方に臨んでやや湾曲して形成され、その上下端には図示しない表示札を係合する爪3cが設けられている。支持部3bは表示部3aの背面側から後方に向かって延び、その先端には商品棚2の係合片2aまたは係合片2bに係合する係合溝3dが設けられ、前後方向略中央部には上方に延びるストッパ3eが設けられている。
【0008】
以上のように構成されたショーケースにおいては、商品棚2の各係合片2a,2bの何れか一方にプライスレール3の支持部3bの係合溝3dを係合することにより、プライスレール3が商品棚2に保持される。その際、支持部3bの係合溝3dを商品棚2の上方の係合片2aに係合すると、図2(a) に示すようにプライスレール3がほぼ垂直の取付角度に保持され、商品ガード4の下端には支持部3bの前端側の上面が当接する。また、支持部3bの係合溝3dを商品棚2の下方の係合片2bに係合すると、図2(b) に示すようにプライスレール3がやや上向きの取付角度に保持され、商品ガード4の下端には支持部3bの後端側の上面が当接するとともに、ストッパ3eの一端が係止して支持部3bが確実に保持される。
【0009】
このように、本実施形態のショーケースによれば、商品棚2にプライスレール3を係合する計2つの係合片2a,2bを設け、各係合片2a,2bの何れか一方にプライスレール3の支持部3bに設けた係合溝3dを係合することによりプライスレール3を異なった取付角度で保持するようにしたので、プライスレール3には商品棚2側に係合する係合溝3dを一つだけ設ければよく、プライスレール3の形状を簡単にすることができる。
【0010】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1のショーケースによれば、表示部材の形状を簡単にすることができるので、加工が容易になるとともに、表示部材に付着した汚れを容易に除去することができ、衛生面でも有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すショーケースの側面断面図
【図2】ショーケースの要部拡大断面図
【図3】従来例を示すショーケースの要部拡大断面図
【符号の説明】
1…ショーケース本体、2…商品棚、2a,2b…係合片、3…プライスレール、3d…係合溝。
Claims (1)
- 商品を載置する商品棚と、商品棚の前端に着脱自在に取付けられた表示部材とを備え、商品棚及び表示部材を互いに係合することにより表示部材を所定の取付角度に保持するようにしたショーケースにおいて、
前記表示部材に商品棚側に係合する係合部を設けるとともに、商品棚の前端面の裏側には表示部材の係合部を係合することにより表示部材をそれぞれ異なった取付角度に保持する複数の係合部を互いに上下方向に間隔をおいて設け、
商品棚の各係合部をそれぞれ後方に向って延びるように形成するとともに、商品棚の上方の係合部を下方の係合部よりも長く形成した
ことを特徴とするショーケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03169796A JP3556370B2 (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | ショーケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03169796A JP3556370B2 (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | ショーケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09229549A JPH09229549A (ja) | 1997-09-05 |
JP3556370B2 true JP3556370B2 (ja) | 2004-08-18 |
Family
ID=12338274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03169796A Expired - Fee Related JP3556370B2 (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | ショーケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3556370B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005180859A (ja) * | 2003-12-22 | 2005-07-07 | Nakano Refrigerators Co Ltd | オープンショーケース |
JP6847696B2 (ja) * | 2017-02-13 | 2021-03-24 | 株式会社オカムラ | 物品陳列什器 |
-
1996
- 1996-02-20 JP JP03169796A patent/JP3556370B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09229549A (ja) | 1997-09-05 |
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Legal Events
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