JP3556036B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファクシミリ装置に関するもので、網制御装置に外付け電話端子を持つものに適用可能なものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、電話回線を利用する端末やサービスが著しく増加しており、その接続形態として、1回線上に複数の端末を並列に接続することが多くなっている。通常、ファクシミリ装置には、外付けの電話端子を設け、通常の電話(端子)をファクシミリの網制御装置(以下「NCU」という)の該当する端子に接続することで、電話とファクシミリを切り替えて使用する機能が設けられている。
【0003】
このようなファクシミリ装置の外付け電話端子には様々な端末が接続されるが、接続される端末によっては、端末自身がJATEによる規制をちゃんと守っておらず、ノイズを出して通信エラーや誤動作などを、ファクシミリ装置の通常動作に悪影響を及ぼすものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
通信関連の信号ノイズレベル検出に関する発明としては、特開平5−130357号公報に記載のファクシミリ装置が知られている。特開平5−130357号公報に記載のファクシミリ装置は、信号レベルが小さいときもS/N比を改善して回線通過率を向上させることを目的としている。このような目的を達成するために、レベル検出装置で検出したモデムの受信レベルをもとに送信側のファクシミリの送出レベルを上げるかどうかを決定し、その上げ幅を送信側ファクシミリに伝えるような構成となっている。送信側ファクシミリは送られた上げ幅に応じて送出レベルを上げることにより、回線上のフロアノイズの大きさをそのままにして信号レベルを上げ、この結果、S/N比が向上するようになっている。
【0005】
しかし、特開平5−130357号公報に記載のファクシミリ装置は、回線からの受信特性(ノイズ等)に応じて送信側のS/N比を変化させるなどの、回線からのノイズもしくは端末自身のノイズに対するものであり、NCUの外付け電話端子に接続された電話などの端末から入力されるノイズを防止するものではなかった。
【0006】
本発明は以上のような従来技術の問題点を解消するためになされたもので、外付け電話端子からノイズが入力されることによって通信エラーや誤動作が生ずるのを未然に防止することが可能なファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、端末が接続される複数の外付け電話端子を具備した網制御装置、外付け電話端子に接続して端末からのノイズを検出する外付け電話端末不当ノイズ検出部、LED又はLCD等の表示手段を有し、外付け電話端末不当ノイズ検出部によってノイズが検出されたら、どの外付け電話端末端子から不当なノイズが入力されたか認識することのよって得られた外付け電話端末端子のアドレスに基づいて、外付け電話端末端子に接続されたどの端末がノイズを出しているか検出し表示することを特徴とするファクシミリ装置。
【0009】
請求項2記載の発明は、ノイズを出している端末が検出されたとき、ノイズ検出時刻、ノイズを出している端末の外付け電話端子のアドレス等の情報を印刷する、検出情報出力機能を有していることを特徴とする。
【0010】
請求項3記載の発明は、検出情報出力機能を使用するか否かが選べることを特徴とする。
【0011】
請求項4記載の発明は、外付け電話端末不当ノイズ検出部のノイズ検知、及び、上記表示手段によるノイズの表示を使用するか否かが選べることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかるファクシミリ装置の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1において、ファクシミリ装置は主として、操作表示部1、CPU2、RAM3、ROM4、スキャナ5、プロッタ7、通信制御部9、モデム10、外付け電話端末ノイズ報知手段11、NCU20等の各部材から構成されている。
【0013】
以上のような操作表示部1、CPU2、RAM3、ROM4、スキャナ5、プロッタ7、通信制御部9、モデム10、外付け電話端末ノイズ報知手段11は、互いに接続されており、信号(データ)のやり取りができるような構成となっている。なお、スキャナ5とプロッタ7は直接接続されておらず、I/F回路6やI/F回路8を介して接続されている。
【0014】
操作表示部1は表示手段であり、入力装置としてテンキー等が、表示装置としてLCD(液晶表示装置)等が設けられており、ファクシミリ装置の各種操作や設定状況をここでで見ることがきるようになっている。例えば、原稿送信の開始や、原稿送付先の指定、後述する外付け電話端子不当ノイズ検出、報知、表示機能を設定するか否かを選択したり、確認することができるようになっている。CPU2ではファクシミリ装置のシステム制御がなされる。RAM3にはスキャナ5によって得られる読み取りデータや受信データが格納される。また、ROM4にはファクシミリ装置を制御するためのプログラムが予め記憶されている。スキャナ5は、I/F(インターフェース)回路6と接続されており、ファクシミリ送信時、あるいは、コピー時に原稿を読み取ることができるようになっている。出力手段であるプロッタ7も、I/F回路8と接続されており、ファクシミリ受信時及びコピー時に紙への書き込み及び出力がなされる。通信制御部9では通信に関わる様々な制御がなされ、モデム10では送信データの変調は受信データの復調がなされる。さらに、外付け電話端末ノイズ報知手段11では、後述するNCU20の外付け電話端子に接続された端末がある基準以上のノイズを送出していると判断された場合に、端末設置者やオペーレータに対して報知がなされる。
【0015】
通信制御部9にはNCU20が接続されている。NCU20は、オンフック検出部21、リンギング検出部22、ダイアルパルス送出部23、整流用ダイオードブリッジ24、絶縁トランス25、CMLリレー26、通信中外付け電話オンフック検出部27、外付け電話端末不当ノイズ検出部28、29等から構成されている。
【0016】
また、NCU20には、電話回線と接続される電話回線端子L1、L2、電話機などの端末が接続される外付け電話端子T1、T2、外付け電話端子T1’、T2’が設けられている。電話回線端子L2はオンフック検出部21を介してリンギング検出部22と接続されている。電話回線端子L1は直接リンギング検出部22と接続されている。
【0017】
また、外付け電話端子T1、T2、外付け電話端子T1’、T2’は、CMLリレー26に対して接続されている。外付け電話端子T2には外付け電話端末不当ノイズ検出部28が、外付け電話端子T2’には外付け電話端末不当ノイズ検出部29が接続されており、電話端末不当ノイズ検出部28と電話端末不当ノイズ検出部29から引き出されるラインは接続部35で一つに集められてCMLリレー26の端子26bと接続されている。また、外付け電話端子T1と接続されたラインと、外付け電話端子T1’と接続されたラインも、NCU20内で、接続部36で一つに集められてCMLリレー26の端子26aと接続されている。
【0018】
さらに、リンギング検出部22は、NCU20外部の通信制御部9と接続されている。CMLリレー26の端子26cは通信中外付け電話オンフック検出部27と接続されている。なお、端子26dは、電話回線端子L1からリンギング検出部22を接続するラインに接続されることにより、リンギング検出部22と接続されている。また、端子26fは、電話回線端子L2からリンギング検出部22を接続するラインに接続されることにより、リンギング検出部22と接続されている。さらにCMLリレー26の端子26eは接地されている。さらに、CMLリレー26はNCU20外部の通信制御部9と直接接続されており、通信制御部9の制御を受けるような構成となっている。さらに、通信中外付け電話オンフック検出部27も通信制御部9と接続されている。
【0019】
NCU20内の、オンフック検出部21では、ファクシミリ及び待機時の外付け電話のオフフック検出や極性反転検出がなされる。ダイアルパルス送出部23では、直流回路の開閉やダイヤルパルスの送出ができるようになっている。絶縁トランス25では、直流回路的に絶縁した状態で、モデム10間と交流信号の伝達がなされる。CMLリレー26では、待機時に外付け電話を電話回線側にしておき、ファクシミリ通信時にはスイッチを切り替えることにより、電話回線側からの切り放しがなされる。通信中外付け電話オンフック検出部27では、ファクシミリ通信中に外付け電話がオフフックした場合が検出される。
【0020】
CMLリレー26と外付け電話端子T2とをつなぐラインには外付け電話端末不当ノイズ検出部28が、CMLリレー26と外付け電話端子T2’とをつなぐラインには外付け電話端末不当ノイズ検出部29が接続されている。外付け電話端末不当ノイズ検出部28、29では、外付け電話端末T1、T2、及び、外付け電話端末T1’、T2’に接続された端末から入力される不当なノイズを検出できるようになっている。
【0021】
次に、外付け電話端末不当ノイズ検出部28、29の構成について説明する。図2において、外付け電話端末不当ノイズ検出部は、外付け電話端子と接続される端部31aと、CMLリレー26と接続される端部31b、通信制御部9と接続される端部31c、31dとを有している。また、外付け電話端末不当ノイズ検出部の内部には抵抗R1と抵抗R2、フォトカプラ30、30が設けられている。抵抗R1と抵抗R2では、フォトカプラ30、30がオンするスレッショールド電圧の値が決定されている。このため、外付け電話端末からから送出されるノイズがそのスレッショールドノイズ値を越えると、フォトカプラ30、30がオンとなり、端部31c、31dから、通信制御部9に対してLowActiveパルスが送出され、このLowActiveパルスによって、通信制御部9では、不当なノイズが検出されたことが判断される。なお、通信制御部9へ出力するための端部31c、31dが2つ設けてあるのは、極性に関係なく不当ノイズを検出するためである。
【0022】
次に、以上のような構成のファクシミリ装置の動作例について説明する。まず操作表示部1において、外付け電話端子不当ノイズ検出・報知・表示機能が選択されているかどうかチェックする。選択されていない場合、即ち、Noの場合はそのまま処理を終了する。次のステップでは、外付け電話端末不当ノイズ検出部28、29で、不当なノイズが検出されたかどうかがチェックされる。検出されていない場合、即ち、Noの場合はこのステップの直前にジャンプする。不当なノイズが検出されたら、通信制御部9を介して不当なノイズが検出されたことがCPU2に対して伝えられる。CPU2では、どの外付け電話端子から不当なノイズが入力されたか認識する。
【0023】
次のステップでは、外付け電話端末ノイズ報知手段11を鳴動させるとともに、上記認識によって得られる外付け電話端子のアドレスをもとにして、操作表示部1に外付け電話端子の何番目に接続された端末がN.Gであるかを表示する。さらに、次のステップでは、所定の時間経過後に、外付け電話端末ノイズ報知手段11を鳴動を止める。さらに、次のステップでは、操作表示部1において、N.G端末などの検出情報をプロッタ7に出力する設定がなされているかがチェックされる。設定がなされていない場合、即ち、Noの場合はそのまま処理を終了する。設定がなされている場合は、検出端末としてノイズを送出している端末が接続してある外付け電話端子のアドレス、不当ノイズを検出した時間などがプロッタ7に対して出力される。このように、プロッタ7に対して、検出端末としてノイズを送出している端末が接続してある外付け電話端子のアドレス、不当ノイズを検出した時間等を紙に出力することによって、その場にオペレータがいなくても、後でその紙を見ることによって不当なノイズを生じる端末を知ることができる。
【0024】
なお、場合によっては、ノイズが生ずる端末をファクシミリ装置の外付け電話端子T1、T2、T1’、T2’に接続して、緊急に使用しなければならないこともある。このような場合に、外付け電話端末不当ノイズ検出部28、29や外付け電話端末ノイズ報知手段11、不当ノイズ検出情報をプロッタ7に出力する手段が動作していると、緊急に使用しなければならない端末を素早く使用することができないこともある。このようなことも考慮して、外付け電話端末不当ノイズ検出部28、29や外付け電話端末ノイズ報知手段11、不当ノイズ検出情報をプロッタ7に出力する手段は、操作表示部1での指定によって、動作させるか否かを選択できるようになっている。
【0025】
図4に示すように、外付け電話端末送出不当ノイズを検出したい場合は、操作表示部1から所定の操作を行い、外付け電話端末不当ノイズ検出部28、29や外付け電話端末ノイズ報知手段11を駆動させて、不当ノイズ検出、報知モードに入る。
【0026】
また、図5に示すように、外付け電話送出不当ノイズ検出情報をプロッタに出力したい場合は、操作表示部1から所定の操作を行い、外付け電話送出不当ノイズ検出情報出力モードに入る。
【0027】
以上のような構成のファクシミリ装置によれば、外付け電話端末不当ノイズ検出部28、29で、外部端末からの不当なノイズを検出すると共に、不当なノイズが検出されたことを、外付け電話端末ノイズ報知手段11で報知したり、あるいは操作表示部1に表示するなどして、オペレータに対して知らせることができるため、不当なノイズが入力されることによって生ずるファクシミリ装置への通信エラーや誤動作などの悪影響を未然に防止することができる。
【0028】
また、外付け電話端子が複数で、この外付け電話端子が複数接続されている端末の数が複数であっても、操作表示部1によって、どの外付け電話端子に接続された端末が不当なノイズを発しているかを認知することができるため、素早く、不当なノイズを発する端末を取り外し、不具合を敏速に解消することができる。
【0029】
さらには、ノイズを出してる端末が検出されたとき、ノイズ検出時刻、ノイズを出している端末の外付け電話端子のアドレス等の情報を、出力手段であるプロッタ7に印刷する検出情報出力機能を有しているため、不当ノイズ検出時に、その場にオペレータがいなくても、後で不当な端末を知ることができる。また、検出情報出力機能を使用するか否かを表示操作部1で選べるようになっているため、ファクシミリ装置の周辺にオペーレータがいるときは検出情報出力機能を使用しないように設定し、紙の節約に寄与することができる。
【0030】
さらに、外付け電話端末不当ノイズ検出部28、29のノイズ検知、及び、外付け電話端末ノイズ報知手段11や操作表示部1によるノイズの報知や表示は、実行するか否かを選べるため、緊急時に、外付け電話端子に対して、やむを得ず不当ノイズを発する端末を接続したい場合などに素早く接続して用いることができる。
【0031】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、外付け電話端末不当ノイズ検出部で、複数の外部端末端子による不当なノイズが検出されたら、電話端末端子のアドレスによって、どの外付け電話端末から不当なノイズが検出されたかを、LED又はLCDなどの表示手段で表示し、オペレータに対して知らせることができるため、素早く、不当なノイズを発する端末を取り外し、不具合を敏速に解消し、不当なノイズが入力されることによって生ずるファクシミリ装置への通信エラーや誤動作などの悪影響を未然に防止することが可能となる。
【0033】
請求項2記載の発明によれば、ノイズを出している端末が検出されたとき、ノイズ検出時刻、ノイズを出している端末の外付け電話端子のアドレス等の情報を印刷する検出情報出力機能を有しているため、不当ノイズ検出時に、その場にオペレータがいなくても、後で不当な端末を知ることが可能となる。
【0034】
請求項3記載の発明によれば、検出情報出力機能を使用するか否かを表示操作部で選べるようになっているため、ファクシミリ装置の周辺にオペーレータがいるときは検出情報出力機能を使用しないようにし、紙の節約に寄与することが可能となる。
【0035】
請求項4記載の発明によれば、外付け電話端末不当ノイズ検出部のノイズ検知、及び、外付け電話端末ノイズ報知手段や操作表示部によるノイズの報知や表示は、実行するか否かを選べるため、緊急時に、外付け電話端子に対して、やむを得ず不当ノイズを発する端末を接続したい場合などに、素早く接続して用いることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるファクシミリ装置の実施の形態を示す概念的に示すブロック図。
【図2】同上ファクシミリ装置に用いられる外付け電話端末不当ノイズ検出部の実施の形態を概念的に示す図。
【図3】同上ファクシミリ装置の動作例を示すフロー図。
【図4】同上ファクシミリ装置において不当ノイズ検出・報知表示手段を操作表示部にて設定する例を示すフロー図。
【図5】同上ファクシミリ装置において検出情報を出力手段に出力するか否かの設定を操作表示部にて設定する例を示すフロー図。
【符号の説明】
1 表示手段
7 出力手段
11 報知手段
20 網制御装置
28 外付け電話端末不当ノイズ検出部
29 外付け電話端末不当ノイズ検出部
T1 外付け電話端子
T2 外付け電話端子
T1’ 外付け電話端子
T2’ 外付け電話端子
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファクシミリ装置に関するもので、網制御装置に外付け電話端子を持つものに適用可能なものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、電話回線を利用する端末やサービスが著しく増加しており、その接続形態として、1回線上に複数の端末を並列に接続することが多くなっている。通常、ファクシミリ装置には、外付けの電話端子を設け、通常の電話(端子)をファクシミリの網制御装置(以下「NCU」という)の該当する端子に接続することで、電話とファクシミリを切り替えて使用する機能が設けられている。
【0003】
このようなファクシミリ装置の外付け電話端子には様々な端末が接続されるが、接続される端末によっては、端末自身がJATEによる規制をちゃんと守っておらず、ノイズを出して通信エラーや誤動作などを、ファクシミリ装置の通常動作に悪影響を及ぼすものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
通信関連の信号ノイズレベル検出に関する発明としては、特開平5−130357号公報に記載のファクシミリ装置が知られている。特開平5−130357号公報に記載のファクシミリ装置は、信号レベルが小さいときもS/N比を改善して回線通過率を向上させることを目的としている。このような目的を達成するために、レベル検出装置で検出したモデムの受信レベルをもとに送信側のファクシミリの送出レベルを上げるかどうかを決定し、その上げ幅を送信側ファクシミリに伝えるような構成となっている。送信側ファクシミリは送られた上げ幅に応じて送出レベルを上げることにより、回線上のフロアノイズの大きさをそのままにして信号レベルを上げ、この結果、S/N比が向上するようになっている。
【0005】
しかし、特開平5−130357号公報に記載のファクシミリ装置は、回線からの受信特性(ノイズ等)に応じて送信側のS/N比を変化させるなどの、回線からのノイズもしくは端末自身のノイズに対するものであり、NCUの外付け電話端子に接続された電話などの端末から入力されるノイズを防止するものではなかった。
【0006】
本発明は以上のような従来技術の問題点を解消するためになされたもので、外付け電話端子からノイズが入力されることによって通信エラーや誤動作が生ずるのを未然に防止することが可能なファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、端末が接続される複数の外付け電話端子を具備した網制御装置、外付け電話端子に接続して端末からのノイズを検出する外付け電話端末不当ノイズ検出部、LED又はLCD等の表示手段を有し、外付け電話端末不当ノイズ検出部によってノイズが検出されたら、どの外付け電話端末端子から不当なノイズが入力されたか認識することのよって得られた外付け電話端末端子のアドレスに基づいて、外付け電話端末端子に接続されたどの端末がノイズを出しているか検出し表示することを特徴とするファクシミリ装置。
【0009】
請求項2記載の発明は、ノイズを出している端末が検出されたとき、ノイズ検出時刻、ノイズを出している端末の外付け電話端子のアドレス等の情報を印刷する、検出情報出力機能を有していることを特徴とする。
【0010】
請求項3記載の発明は、検出情報出力機能を使用するか否かが選べることを特徴とする。
【0011】
請求項4記載の発明は、外付け電話端末不当ノイズ検出部のノイズ検知、及び、上記表示手段によるノイズの表示を使用するか否かが選べることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかるファクシミリ装置の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1において、ファクシミリ装置は主として、操作表示部1、CPU2、RAM3、ROM4、スキャナ5、プロッタ7、通信制御部9、モデム10、外付け電話端末ノイズ報知手段11、NCU20等の各部材から構成されている。
【0013】
以上のような操作表示部1、CPU2、RAM3、ROM4、スキャナ5、プロッタ7、通信制御部9、モデム10、外付け電話端末ノイズ報知手段11は、互いに接続されており、信号(データ)のやり取りができるような構成となっている。なお、スキャナ5とプロッタ7は直接接続されておらず、I/F回路6やI/F回路8を介して接続されている。
【0014】
操作表示部1は表示手段であり、入力装置としてテンキー等が、表示装置としてLCD(液晶表示装置)等が設けられており、ファクシミリ装置の各種操作や設定状況をここでで見ることがきるようになっている。例えば、原稿送信の開始や、原稿送付先の指定、後述する外付け電話端子不当ノイズ検出、報知、表示機能を設定するか否かを選択したり、確認することができるようになっている。CPU2ではファクシミリ装置のシステム制御がなされる。RAM3にはスキャナ5によって得られる読み取りデータや受信データが格納される。また、ROM4にはファクシミリ装置を制御するためのプログラムが予め記憶されている。スキャナ5は、I/F(インターフェース)回路6と接続されており、ファクシミリ送信時、あるいは、コピー時に原稿を読み取ることができるようになっている。出力手段であるプロッタ7も、I/F回路8と接続されており、ファクシミリ受信時及びコピー時に紙への書き込み及び出力がなされる。通信制御部9では通信に関わる様々な制御がなされ、モデム10では送信データの変調は受信データの復調がなされる。さらに、外付け電話端末ノイズ報知手段11では、後述するNCU20の外付け電話端子に接続された端末がある基準以上のノイズを送出していると判断された場合に、端末設置者やオペーレータに対して報知がなされる。
【0015】
通信制御部9にはNCU20が接続されている。NCU20は、オンフック検出部21、リンギング検出部22、ダイアルパルス送出部23、整流用ダイオードブリッジ24、絶縁トランス25、CMLリレー26、通信中外付け電話オンフック検出部27、外付け電話端末不当ノイズ検出部28、29等から構成されている。
【0016】
また、NCU20には、電話回線と接続される電話回線端子L1、L2、電話機などの端末が接続される外付け電話端子T1、T2、外付け電話端子T1’、T2’が設けられている。電話回線端子L2はオンフック検出部21を介してリンギング検出部22と接続されている。電話回線端子L1は直接リンギング検出部22と接続されている。
【0017】
また、外付け電話端子T1、T2、外付け電話端子T1’、T2’は、CMLリレー26に対して接続されている。外付け電話端子T2には外付け電話端末不当ノイズ検出部28が、外付け電話端子T2’には外付け電話端末不当ノイズ検出部29が接続されており、電話端末不当ノイズ検出部28と電話端末不当ノイズ検出部29から引き出されるラインは接続部35で一つに集められてCMLリレー26の端子26bと接続されている。また、外付け電話端子T1と接続されたラインと、外付け電話端子T1’と接続されたラインも、NCU20内で、接続部36で一つに集められてCMLリレー26の端子26aと接続されている。
【0018】
さらに、リンギング検出部22は、NCU20外部の通信制御部9と接続されている。CMLリレー26の端子26cは通信中外付け電話オンフック検出部27と接続されている。なお、端子26dは、電話回線端子L1からリンギング検出部22を接続するラインに接続されることにより、リンギング検出部22と接続されている。また、端子26fは、電話回線端子L2からリンギング検出部22を接続するラインに接続されることにより、リンギング検出部22と接続されている。さらにCMLリレー26の端子26eは接地されている。さらに、CMLリレー26はNCU20外部の通信制御部9と直接接続されており、通信制御部9の制御を受けるような構成となっている。さらに、通信中外付け電話オンフック検出部27も通信制御部9と接続されている。
【0019】
NCU20内の、オンフック検出部21では、ファクシミリ及び待機時の外付け電話のオフフック検出や極性反転検出がなされる。ダイアルパルス送出部23では、直流回路の開閉やダイヤルパルスの送出ができるようになっている。絶縁トランス25では、直流回路的に絶縁した状態で、モデム10間と交流信号の伝達がなされる。CMLリレー26では、待機時に外付け電話を電話回線側にしておき、ファクシミリ通信時にはスイッチを切り替えることにより、電話回線側からの切り放しがなされる。通信中外付け電話オンフック検出部27では、ファクシミリ通信中に外付け電話がオフフックした場合が検出される。
【0020】
CMLリレー26と外付け電話端子T2とをつなぐラインには外付け電話端末不当ノイズ検出部28が、CMLリレー26と外付け電話端子T2’とをつなぐラインには外付け電話端末不当ノイズ検出部29が接続されている。外付け電話端末不当ノイズ検出部28、29では、外付け電話端末T1、T2、及び、外付け電話端末T1’、T2’に接続された端末から入力される不当なノイズを検出できるようになっている。
【0021】
次に、外付け電話端末不当ノイズ検出部28、29の構成について説明する。図2において、外付け電話端末不当ノイズ検出部は、外付け電話端子と接続される端部31aと、CMLリレー26と接続される端部31b、通信制御部9と接続される端部31c、31dとを有している。また、外付け電話端末不当ノイズ検出部の内部には抵抗R1と抵抗R2、フォトカプラ30、30が設けられている。抵抗R1と抵抗R2では、フォトカプラ30、30がオンするスレッショールド電圧の値が決定されている。このため、外付け電話端末からから送出されるノイズがそのスレッショールドノイズ値を越えると、フォトカプラ30、30がオンとなり、端部31c、31dから、通信制御部9に対してLowActiveパルスが送出され、このLowActiveパルスによって、通信制御部9では、不当なノイズが検出されたことが判断される。なお、通信制御部9へ出力するための端部31c、31dが2つ設けてあるのは、極性に関係なく不当ノイズを検出するためである。
【0022】
次に、以上のような構成のファクシミリ装置の動作例について説明する。まず操作表示部1において、外付け電話端子不当ノイズ検出・報知・表示機能が選択されているかどうかチェックする。選択されていない場合、即ち、Noの場合はそのまま処理を終了する。次のステップでは、外付け電話端末不当ノイズ検出部28、29で、不当なノイズが検出されたかどうかがチェックされる。検出されていない場合、即ち、Noの場合はこのステップの直前にジャンプする。不当なノイズが検出されたら、通信制御部9を介して不当なノイズが検出されたことがCPU2に対して伝えられる。CPU2では、どの外付け電話端子から不当なノイズが入力されたか認識する。
【0023】
次のステップでは、外付け電話端末ノイズ報知手段11を鳴動させるとともに、上記認識によって得られる外付け電話端子のアドレスをもとにして、操作表示部1に外付け電話端子の何番目に接続された端末がN.Gであるかを表示する。さらに、次のステップでは、所定の時間経過後に、外付け電話端末ノイズ報知手段11を鳴動を止める。さらに、次のステップでは、操作表示部1において、N.G端末などの検出情報をプロッタ7に出力する設定がなされているかがチェックされる。設定がなされていない場合、即ち、Noの場合はそのまま処理を終了する。設定がなされている場合は、検出端末としてノイズを送出している端末が接続してある外付け電話端子のアドレス、不当ノイズを検出した時間などがプロッタ7に対して出力される。このように、プロッタ7に対して、検出端末としてノイズを送出している端末が接続してある外付け電話端子のアドレス、不当ノイズを検出した時間等を紙に出力することによって、その場にオペレータがいなくても、後でその紙を見ることによって不当なノイズを生じる端末を知ることができる。
【0024】
なお、場合によっては、ノイズが生ずる端末をファクシミリ装置の外付け電話端子T1、T2、T1’、T2’に接続して、緊急に使用しなければならないこともある。このような場合に、外付け電話端末不当ノイズ検出部28、29や外付け電話端末ノイズ報知手段11、不当ノイズ検出情報をプロッタ7に出力する手段が動作していると、緊急に使用しなければならない端末を素早く使用することができないこともある。このようなことも考慮して、外付け電話端末不当ノイズ検出部28、29や外付け電話端末ノイズ報知手段11、不当ノイズ検出情報をプロッタ7に出力する手段は、操作表示部1での指定によって、動作させるか否かを選択できるようになっている。
【0025】
図4に示すように、外付け電話端末送出不当ノイズを検出したい場合は、操作表示部1から所定の操作を行い、外付け電話端末不当ノイズ検出部28、29や外付け電話端末ノイズ報知手段11を駆動させて、不当ノイズ検出、報知モードに入る。
【0026】
また、図5に示すように、外付け電話送出不当ノイズ検出情報をプロッタに出力したい場合は、操作表示部1から所定の操作を行い、外付け電話送出不当ノイズ検出情報出力モードに入る。
【0027】
以上のような構成のファクシミリ装置によれば、外付け電話端末不当ノイズ検出部28、29で、外部端末からの不当なノイズを検出すると共に、不当なノイズが検出されたことを、外付け電話端末ノイズ報知手段11で報知したり、あるいは操作表示部1に表示するなどして、オペレータに対して知らせることができるため、不当なノイズが入力されることによって生ずるファクシミリ装置への通信エラーや誤動作などの悪影響を未然に防止することができる。
【0028】
また、外付け電話端子が複数で、この外付け電話端子が複数接続されている端末の数が複数であっても、操作表示部1によって、どの外付け電話端子に接続された端末が不当なノイズを発しているかを認知することができるため、素早く、不当なノイズを発する端末を取り外し、不具合を敏速に解消することができる。
【0029】
さらには、ノイズを出してる端末が検出されたとき、ノイズ検出時刻、ノイズを出している端末の外付け電話端子のアドレス等の情報を、出力手段であるプロッタ7に印刷する検出情報出力機能を有しているため、不当ノイズ検出時に、その場にオペレータがいなくても、後で不当な端末を知ることができる。また、検出情報出力機能を使用するか否かを表示操作部1で選べるようになっているため、ファクシミリ装置の周辺にオペーレータがいるときは検出情報出力機能を使用しないように設定し、紙の節約に寄与することができる。
【0030】
さらに、外付け電話端末不当ノイズ検出部28、29のノイズ検知、及び、外付け電話端末ノイズ報知手段11や操作表示部1によるノイズの報知や表示は、実行するか否かを選べるため、緊急時に、外付け電話端子に対して、やむを得ず不当ノイズを発する端末を接続したい場合などに素早く接続して用いることができる。
【0031】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、外付け電話端末不当ノイズ検出部で、複数の外部端末端子による不当なノイズが検出されたら、電話端末端子のアドレスによって、どの外付け電話端末から不当なノイズが検出されたかを、LED又はLCDなどの表示手段で表示し、オペレータに対して知らせることができるため、素早く、不当なノイズを発する端末を取り外し、不具合を敏速に解消し、不当なノイズが入力されることによって生ずるファクシミリ装置への通信エラーや誤動作などの悪影響を未然に防止することが可能となる。
【0033】
請求項2記載の発明によれば、ノイズを出している端末が検出されたとき、ノイズ検出時刻、ノイズを出している端末の外付け電話端子のアドレス等の情報を印刷する検出情報出力機能を有しているため、不当ノイズ検出時に、その場にオペレータがいなくても、後で不当な端末を知ることが可能となる。
【0034】
請求項3記載の発明によれば、検出情報出力機能を使用するか否かを表示操作部で選べるようになっているため、ファクシミリ装置の周辺にオペーレータがいるときは検出情報出力機能を使用しないようにし、紙の節約に寄与することが可能となる。
【0035】
請求項4記載の発明によれば、外付け電話端末不当ノイズ検出部のノイズ検知、及び、外付け電話端末ノイズ報知手段や操作表示部によるノイズの報知や表示は、実行するか否かを選べるため、緊急時に、外付け電話端子に対して、やむを得ず不当ノイズを発する端末を接続したい場合などに、素早く接続して用いることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるファクシミリ装置の実施の形態を示す概念的に示すブロック図。
【図2】同上ファクシミリ装置に用いられる外付け電話端末不当ノイズ検出部の実施の形態を概念的に示す図。
【図3】同上ファクシミリ装置の動作例を示すフロー図。
【図4】同上ファクシミリ装置において不当ノイズ検出・報知表示手段を操作表示部にて設定する例を示すフロー図。
【図5】同上ファクシミリ装置において検出情報を出力手段に出力するか否かの設定を操作表示部にて設定する例を示すフロー図。
【符号の説明】
1 表示手段
7 出力手段
11 報知手段
20 網制御装置
28 外付け電話端末不当ノイズ検出部
29 外付け電話端末不当ノイズ検出部
T1 外付け電話端子
T2 外付け電話端子
T1’ 外付け電話端子
T2’ 外付け電話端子
Claims (4)
- 端末が接続される複数の外付け電話端子を具備した網制御装置、
外付け電話端子に接続して端末からのノイズを検出する外付け電話端末不当ノイズ検出部、
LED又はLCD等の表示手段を有し、
上記外付け電話端末不当ノイズ検出部によってノイズが検出されたら、どの外付け電話端末端子から不当なノイズが入力されたか認識し、この認識によって得られる外付け電話端末端子のアドレスに基づいてどの外付け電話端末端子に接続された端末がノイズを出しているか検出し、上記表示手段で表示することを特徴とするファクシミリ装置。 - ノイズを出している端末が検出されたとき、ノイズ検出時刻、ノイズを出している端末の外付け電話端子のアドレス等の情報を印刷する検出情報出力機能を有していることを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
- 上記検出情報出力機能を使用するか否かを選べることを特徴とする請求項2記載のファクシミリ装置。
- 上記外付け電話端末不当ノイズ検出部のノイズ検知、及び、上記表示手段による表示の機能を使用するか否かを選べることを特徴とする請求項1,2又は請求項3記載のファクシミリ装置。
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- 1996-01-16 JP JP02331596A patent/JP3556036B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH09200486A (ja) | 1997-07-31 |
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