JP3555622B2 - アクティブマトリクス液晶表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アクティブマトリクス液晶表示装置やアクティブマトリクス液晶表示装置を登載した機器に利用でき、アクティブマトリクス基板のスイッチング素子を改良し、良好な表示特性を有する画素の構造を示すものである。
【0002】
【従来の技術】
有力な平面ディスプレイであるアクティブマトリクス型の液晶表示体が大量生産され始めている。平面ディスプレイは、空間占有スペースが小さく、軽量であることから、携帯コンピューターの表示装置や産業用機械の表示部などに使用されている。将来は、画面の大型化や高精細化が進み、家庭用のテレビジョンの応用が期待される。
【0003】
図22は従来のアクティブマトリクス液晶表示装置の回路図である。つまり、信号線駆動回路部に接続された信号線Xm−1、Xm...と共通電位VCOMの共通電位間にはn型薄膜トランジスタ(TFT)NMOSと液晶容量CLCが直列に接続され、この液晶容量CLCには補助容量Cが並列に接続される。このNMOSのゲート端子は走査線Yn−1、Yn...に接続され、この走査線Yn−1、Yn...は走査線駆動回路部に接続される。前記NMOS、液晶容量CLC及び補助容量Cは信号線Xm−1、Xm...走査線Yn−1、Yn...に対してマトリクス状に配線されて表示駆動素子マトリクス回路部を構成する。走査線Yn−1、Yn...にパルス電圧Vを供給することにより、NMOSをオンし、信号線Xm−1、Xm...に供給されている信号電圧VをNMOSを介して液晶容量CLC及び補助容量Cに蓄積している。この場合、信号線Xm−1、Xm...に供給されている信号電圧VはNMOSのしきい電圧VTH分だけ電圧降下した形で液晶容量CLC及び補助容量Cに蓄積されることになる。
【0004】
この従来の方法では、n型薄膜トランジスタNMOSのしきい電圧VTHが高いため、液晶容量CLC及び補助容量Cに蓄積される信号電圧V電圧降下が大きくなる欠点があった。又、多階調駆動になった場合、信号電圧Vが階調分だけ種類があり、n型薄膜トランジスタNMOSのしきい電圧VTHによる電圧降下も、信号電圧Vによってばらついてしまい、所望の電圧を液晶容量CLC及び補助容量Cに蓄積することが難しくなる欠点があった。更に、n型薄膜トランジスタNMOSのしきい電圧VTHによる電圧降下を低く抑えるためには、n型薄膜トランジスタNMOSのゲート端子に例えば約20V程度の高い走査電圧Vを印加しなければならず、消費電力が増加する欠点があった。
【0005】
この問題を解決する手段として特開平5−289107が挙げられる。この第2の従来例では図23に示すようにそれぞれのゲート端子が走査線に接続されたPMOSとNMOSによるCMOSトランスミッションゲートTGと液晶容量CLCを信号線と共通電源の間に直列に接続し、低い走査電圧で信号電圧の電圧降下を小さくできるため、消費電力を少なくでき、かつ高い駆動周波数での複数種類の信号電圧を精度良く液晶容量CLCに蓄積することを目的としていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この従来例では次のような問題点が発生していた。
【0007】
まず第1に、効率よくCMOSトランスミッションゲートが動作するためには、NMOS用とPMOS用の走査線の信号のタイミングが一致する必要がある。ところが、特開平5−289107の例では、アクティブマトリクス液晶表示体の画面サイズが大きくなるとPMOSとNMOSの走査線の信号のパルスのタイミングのずれは生ずるなどの問題がある。
【0008】
アクティブマトリクス液晶表示体の従来の回路を示す図23では、画素のスイッチングにNMOSを利用し、信号線Xmと走査線Ynのタイミングは図24の様であった。このような構造のアクティブマトリクス液晶表示体では、液晶容量CLCの充電が終了して、ゲート電圧がオフ状態となったとき、液晶容量CLCはゲートとドレインの寄生容量CGDを介して、ゲート線と容量結合し、その充電電圧から△Vだけ電圧降下することが知られている。画素のスイッチングトランジスタがNMOSあるいはPMOSのいずれか一方だけで構成されているときには、この電圧降下△Vは、
△V=CGD/(CLC+CGD) ...(1)で記述される。ここで、Vとはゲート電圧のオン電圧からオフ電圧への変動幅である。例えば、セルフアラインを使用しないで作成したTFTでは、寄生容量CGDが著しく大きいので、△Vも大きくなり、これを克服するために図23に示すように画素容量CLCに並列に保持容量Cを形成し、見かけ上、画素容量を大きくしていた。しかしながら、このような措置は問題を根本的に解決する手段にはならない。なぜならば、保持容量の形成のために有効画素領域を犠牲にすることになり、コントラストの低下の問題を新たに発生することになったからである。
【0009】
この電圧降下△Vの解決のために、特開平5−289107ではNMOSとPMOSを並列に接続したCMOSトランスミッションゲートで画素のスイッチングを行っている。ところが、この例では、NMOSとPMOSのそれぞれのゲート端子に入るゲート信号のパルスのタイミングにずれが発生する問題がある。
【0010】
例えば、CMOSトランスミッションゲートTGのPMOSのゲート端子に入力するパルス信号VGPMOSとNMOSのゲート端子に入力するパルス信号VGNMOSの入力するタイミングが△△TON異なると、著しく歪んだデータが信号線Xmから液晶容量に画素に書き込まれることになる。
【0011】
そこで、CMOSトランスミッションゲートのNMOSとPMOSに入力するタイミングを一致する必要がある。
【0012】
第2に、特開平5−289107の従来例は一列の画素に走査線が2本と保持容量線の合計3本の配線が存在し、開口率を減少する要因となっていた。
【0013】
第3として従来にない効率的なCMOSトランスミッションゲートを画素のスイッチングに利用する方策を本発明は開示する。従来例では、図25に示すようにCMOSトランスミッションゲートのPMOSに印加するパルスの高さVGPTFTとNMOSのゲート端子に印加するパルスの高さVGNTFTが、|VGPTFT|=|VGNTFT|の関係であるときに利用されていたが、薄膜トランジスタの製造方法によっては、PMOSとNMOSの移動度が必ずしも同じになるとは限らなかった。
【0014】
正孔と電子のシリコン膜中の移動度の違いから、CMOSトランスミッションゲートを構成しているPMOSとNMOSは、同じ幾科学的形状で、同じ電気的特性が普通得られない。ゲート電圧がオン状態のPMOSの電気的特性がNMOSより劣り、この一つの解決策としてPMOSのチャンネル幅をNMOSより大きくする方策が考えられるが、この方策は開口率の減少を招くので好ましくない。
【0015】
さらに、従来例ではCMOSトランスミッションゲートを画素のスイッチングに利用することは記述されていたものの、走査線に信号を供給する走査線側駆動回路については何等の記述もなかったため実用化に至っていなかった。
【0016】
本発明は、以上のような問題の解決手段や新規技術を開示するものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明は、画素のスイッチがN型薄膜トランジスタとP型薄膜トランジスタによるトランスミッションゲートにより構成されてなり、前記トランスミッションゲートのゲート端子に走査信号を供給する走査線の走査線側駆動回路を備え、
前記走査線側駆動回路と前記トランスミッションゲートとの間にパルス補正回路を設け、前記トランスミッションゲートのP型薄膜トランジスタのゲート端子に入力される走査信号と、前記トランスミッションゲートのN型薄膜トランジスタのゲート端子に入力される走査信号とを前記パルス補正回路で補正することによりタイミングを一致させて、前記トランスミッションゲートを駆動することを特徴とする。
【0020】
第1の問題点および第3の問題点を解決する手段として、画素のスイッチがN型薄膜トランジスタとP型薄膜トランジスタによるトランスミッションゲートにより構成されてなり、前記トランスミッションゲートのゲート端子に走査信号を供給する走査線の走査線側駆動回路を備え、前記走査線側駆動回路と前記トランスミッションゲートとの間にパルス補正回路を設け、前記トランスミッションゲートのP型薄膜トランジスタのゲート端子に入力される走査信号と、前記トランスミッションゲートのN型薄膜トランジスタのゲート端子に入力される走査信号とを前記パルス補正回路で補正することによりタイミングを一致させて、前記トランスミッションゲートを駆動することを特徴とする。パルス補正回路によってパルス形状をシャープにし、前記トランスミッションゲートに入力されるパルスのタイミングを極めて良好に一致させることができる。
【0021】
さらに、CMOSトランスミッションゲートの製造方法は、画素を駆動するCMOS回路とほとんど一致するため、周辺駆動回路と画素領域を同一基板上に同一のプロセスで製造することが、アクティブマトリクス基板の製造コストの低減、や高精細化、高品質表示、高密度化に非常に有利な方法である。
【0022】
【実施例】
まず、第1の問題点の第1の解決手段を図面を参照しながら次に述べる。
【0023】
信号線Xmと、走査線Ynがマトリクス状に交差して、図1に示すように信号線Xmと走査線Ynのそれぞれの交点にPMOSとNMOSで構成されたCMOSトランスミッションゲートTGが一つ配置され、このCMOSトランスミッションゲートTGのNMOSのゲート端子はYn行の走査線Ynに接続している。一方CMOSトランスミッションゲートのPMOSのゲート端子は、図1に示したようにPMOSとNMOSで構成されたCMOSインバータの出力端子に接続している。さらに、このCMOSインバータのゲート入力端子はYn行の走査線Ynに接続している。
【0024】
さらに、CMOSトランスミッションゲートTGのソースあるいはドレイン端子の一方は信号線Xmに接続し、残る他方のドレインあるいはソース端子は液晶容量CLCの端子に接続している。また、液晶容量CLCに並列して保持容量Cが接続しており、この保持容量Cの一方の端子はCMOSトランスミッションゲートTGと液晶容量CLCの共通の端子に接続し、また保持容量CLCの他方の端子は、説明の対称としている画素と列方向に於いて前段の走査線Yn−1に接続している。
【0025】
さらに、基準電位線VSSと基準電位より高電位の電源線VDDが走査線Ynに平行に配線されている。このVSSはCMOSインバータのNMOSのドレイン電極端子に接続され、通常VSSの電位は接地電位(0V)である。一方VDDはCMOSインバータのPMOSのソース電極端子に接続され、走査線Ynに供給される電位Vと同じ電位をとる。
【0026】
また走査線Ynはアクティブマトリクス表示領域周辺に構成されている走査側駆動回路に接続され、信号線Xmは信号側駆動回路に接続されている。
【0027】
そこで、図2aに示すように走査線Yn−1、Yn...にハイレベルの走査電圧Vを供給すると、図2bに示すようにCMOSトランスミッションゲートのNMOSのゲート端子にはVの信号が入力し、一方、図2cに示すように各画素毎に接続されたCMOSインバータによって走査線信号の反転信号がCMOSトランスミッションゲートTGのPMOSに供給される。この結果、CMOSトランスミッションゲートTGがオン状態となり、信号線Xmに供給されている信号電圧Vを液晶容量CLCとCに蓄積されることになる。この場合、PMOSとNMOSで構成されたCMOSトランスミッションゲートTGは、PMOSおよびNMOSの両方がオン状態になるので、画素のスイッチがPMOSだけ、あるいはNMOSだけで構成されているものよりも、低いゲート電圧でも液晶容量CLCと保持容量に十分の電荷を蓄積できる結果、VとVの電位を低くすることができるので、消費電力を低く抑えることができる。
【0028】
また、特開平5−289107と違い、CMOSトランスミッションゲートTGのPMOSとNMOSのゲート端子に入力する走査線信号のパルスのタイミングを非常に良好に一致させる工夫をしているので、CMOSトランスミッションゲートTGの利点を十分生かしている。CMOS回路を構成できる薄膜トランジスタの移動度は、10〜200cm−1sec−1であるが、典型的な値は約100cm−1sec−1である。チャンネル長4μm、チャンネル幅4μm、比誘電率4.2の酸化珪素膜でできたゲート絶縁膜60nmの薄膜トランジスタは、ゲート電圧V=ドレイン電圧V=12Vに於いて250μAの電流が流れる。走査線数1125本、信号線数1294本のアクティブマトリクス基板に於ける動作でCMOSトランスミッションゲートのオン状態の時間約15μsに比較して、このCMOSインバータの遅延時間は約5nsであり、わずか0.03%の時間であるのでアクティブマトリクス基板の動作には全く問題ない。CMOSトランスミッションゲートを使った従来の方法では、PMOSとNMOSのゲート端子に入力するパルスの誤差が、0.1〜1%もあったため、必要のない信号線の情報を液晶容量CLCと保持容量に書き込む欠点があったが、本発明の方法により著しくこの問題点を改善することができた。
【0029】
まず、第1の問題点の第2の解決手段を図面を参照しながら次に述べる。
【0030】
信号線列Xmと、走査線行Ynがマトリクス状に交差して、図3に示すように信号線Xmと走査線Ynのそれぞれの交点にPMOSとNMOSで構成されたCMOSトランスミッションゲートTGが一つ配置され、このCMOSトランスミッションゲートTGのPMOSのゲート端子はYn行の走査線Ynに接続している。一方CMOSトランスミッションゲートTGのNMOSのゲート端子は、図3に示したようにPMOSとNMOSで構成されたCMOSインバータの出力端子に接続している。さらに、このCMOSインバータのゲート入力端子はYn行の走査線Ynに接続している。
【0031】
さらに、CMOSトランスミッションゲートTGのソースあるいはドレイン端子の一方は信号線Xmに接続し、残る他方のドレインあるいはソース端子は液晶容量CLCの端子に接続している。また、液晶容量CLCに並列して保持容量Cが接続しており、この保持容量Cの一方の端子はCMOSトランスミッションゲートと液晶容量CLCの共通の端子に接続し、また保持容量Cの他方の端子は、説明の対称としている画素と列方向に於いて前段のゲート端子に接続している。
【0032】
さらに、基準電位線VSSと基準電位より高電位の電源線VDDが走査線Ynに平行に配線されている。このVSSはCMOSインバータのNMOSのドレイン電極端子に接続され、通常VSSの電位は接地電位(0V)である。一方VDDはCMOSインバータのPMOSのソース電極端子に接続され、走査線Ynに供給される電位Vと同じ電位をとる。
【0033】
また走査線Ynはアクティブマトリクス表示領域周辺に構成されている走査側駆動回路に接続され、信号線Xmは信号側駆動回路に接続されている。
【0034】
そこで、図4aに示すように走査線Yn−1、Yn...にローレベルの走査信号0Vを供給すると、図4cに示すようにCMOSトランスミッションゲートTGのPMOSのゲート端子にはVの信号が入力し、一方、図4bに示すように各画素毎に接続されたCMOSインバータによって走査線信号の反転信号がCMOSトランスミッションゲートTGのNMOSに供給される。この結果、CMOSトランスミッションゲートTGがオン状態となり、信号線Xmに供給されている信号電圧Vを液晶容量CLCとCに蓄積されることになる。この場合、PMOSとNMOSで構成されたCMOSトランスミッションゲートTGは、PMOSおよびNMOSの両方がオン状態になるので、画素のスイッチがPMOSだけ、あるいはNMOSだけで構成されているものよりも、低いゲート電圧でも液晶容量CLCと保持容量Cに十分の電荷を蓄積可能なので、VとVの電位を低くすることができるので、消費電力を低く抑えることができる。
【0035】
また、特開平5−289107と違い、CMOSトランスミッションゲートTGのPMOSとNMOSのゲート端子に入力する走査線信号のパルスのタイミングを非常に良好に一致させる工夫をしているので、CMOSトランスミッションゲートの利点を十分生かしている。CMOS回路を構成できる薄膜トランジスタの移動度は、10〜200cm−1sec−1であるが、典型的な値は約100cm−1sec−1である。チャンネル長4μm、チャンネル幅4μm、比誘電率4.2の酸化珪素膜でできたゲート絶縁膜60nmの薄膜トランジスタは、ゲート電圧V=ドレイン電圧V=12Vに於いて250μAの電流が流れる。走査線数1125本、信号線数1294本のアクティブマトリクス基板に於ける動作でCMOSトランスミッションゲートのオン状態の時間約15μsに比較して、このCMOSインバータの遅延時間は約5nsであり、わずか0.03%の時間であるのでアクティブマトリクス基板の動作には全く問題ない。CMOSトランスミッションゲートを使った従来の方法では、PMOSとNMOSのゲート端子に入力するパルスの誤差が、0.1〜1%もあったため、必要のない信号線の情報を液晶容量CLCと保持容量に書き込む欠点があったが、本発明の方法により著しくこの問題点を改善することができた。
【0036】
まず、第1の問題点の第3の解決手段を図面を参照しながら次に述べる。
【0037】
信号線Xmと、走査線Ynがマトリクス状に交差して、図5に示すように信号線Xmと走査線Ynのそれぞれの交点にPMOSとNMOSで構成されたCMOSトランスミッションゲートTGが一つ配置され、このCMOSトランスミッションゲートTGのNMOSのゲート端子はYn行の走査線Ynに接続している。一方CMOSトランスミッションゲートTGのPMOSのゲート端子は、図5に示したようにPMOSとNMOSで構成されたCMOSインバータの出力端子に接続している。さらに、このCMOSインバータのゲート入力端子はYn行の走査線Ynに接続している。
【0038】
さらに、CMOSトランスミッションゲートTGのソースあるいはドレイン端子の一方は信号線Xmに接続し、残る他方のドレインあるいはソース端子は液晶容量CLCの端子に接続している。また、液晶容量CLCに並列して保持容量Cが接続しており、この保持容量Cの一方の端子はCMOSトランスミッションゲートTGと液晶容量CLCの共通の端子に接続し、また保持容量Cの他方の端子は保持容量線Snに接続している。
【0039】
さらに、保持容量線Snは走査線Ynに平行に配線されている。この保持容量線SnはCMOSインバータのNMOSのドレイン電極端子に接続されている。保持容量線Snの電位は接地電位0Vに設定する。また、液晶容量CLCのCMOSトランスミッションゲートTGに接続されていない側の端子であるアクティブマトリクス液晶表示体の対向基板の電極の電位VCOMは、図24に示す信号線Xmのビデオ信号の最大振幅の中心から、式(1)の△Vの電圧分低い電位に設定している。例えば、ビデオ信号の最大電位が11Vで最小電位が1Vであるとビデオ信号の中心電位は6Vになり、式(1)で表される△Vが1Vであれば、対向基板の電極電位VCOMは5Vに設定される。
【0040】
一方VDDはCMOSインバータのPMOSのソース電極端子に接続され、走査線Ynに供給される電位Vと同じ電位をとる。
【0041】
また走査線Ynはアクティブマトリクス表示領域周辺に構成されている走査側駆動回路に接続され、信号線Xmは信号側駆動回路に接続されている。
【0042】
そこで、図2aに示すように走査線Yn−1、Yn...にハイレベルの走査電圧Vを供給すると、図2bに示すようにCMOSトランスミッションゲートTGのNMOSのゲート端子にはVの信号が入力し、一方、図2cに示すように各画素毎に接続されたCMOSインバータによって走査線信号の反転信号がCMOSトランスミッションゲートTGのPMOSに供給される。この結果、CMOSトランスミッションゲートTGがオン状態となり、信号線Xmに供給されている信号電圧Vを液晶容量CLCとCに蓄積されることになる。この場合、PMOSとNMOSで構成されたCMOSトランスミッションゲートTGは、PMOSおよびNMOSの両方がオン状態になるので、画素のスイッチがPMOSだけ、あるいはNMOSだけで構成されているものよりも、低いゲート電圧でも液晶容量CLCと保持容量Cに十分の電荷を蓄積可能なので、VとVの電位を低くすることができるので、消費電力を低く抑えることができる。
【0043】
また、特開平5−289107と違い、CMOSトランスミッションゲートTGのPMOSとNMOSのゲート端子に入力する走査線信号のパルスのタイミングを非常に良好に一致させる工夫をしているので、CMOSトランスミッションゲートの利点を十分生かしている。CMOS回路を構成できる薄膜トランジスタの移動度は、10〜200cm−1sec−1であるが、典型的な値は約100cm−1sec−1である。チャンネル長4μm、チャンネル幅4μm、比誘電率4.2の酸化珪素膜でできたゲート絶縁膜60nmの薄膜トランジスタは、ゲート電圧V=ドレイン電圧V=12Vに於いて250μAの電流が流れる。走査線数1125本、信号線数1294本のアクティブマトリクス基板に於ける動作でCMOSトランスミッションゲートのオン状態の時間約15μsに比較して、このCMOSインバータの遅延時間は約5nsであり、わずか0.03%の時間であるのでアクティブマトリクス基板の動作には全く問題ない。CMOSトランスミッションゲートを使った従来の方法では、PMOSとNMOSのゲート端子に入力するパルスの誤差が、0.1〜1%もあったため、必要のない信号線の情報を液晶容量CLCと保持容量Cに書き込む欠点があったが、本発明の方法により著しくこの問題点を改善することができた。
【0044】
まず、第1の問題点の第4の解決手段を図面を参照しながら次に述べる。
【0045】
信号線Xmと、走査線Ynがマトリクス状に交差して、図6に示すように信号線Xmと走査線Ynのそれぞれの交点にPMOSとNMOSで構成されたCMOSトランスミッションゲートTGが一つ配置され、このCMOSトランスミッションゲートTGのPMOSのゲート端子はYn行の走査線Ynに接続している。一方CMOSトランスミッションゲートTGのNMOSのゲート端子は、図6に示したようにPMOSとNMOSで構成されたCMOSインバータの出力端子に接続している。さらに、このCMOSインバータのゲート入力端子はYn行の走査線Ynに接続している。
【0046】
さらに、CMOSトランスミッションゲートTGのソースあるいはドレイン端子の一方は信号線Xmに接続し、残る他方のドレインあるいはソース端子は液晶容量CLCの端子に接続している。また、液晶容量CLCに並列して保持容量Cが接続しており、この保持容量Cの一方の端子はCMOSトランスミッションゲートTGと液晶容量CLCの共通の端子に接続し、また保持容量Cの他方の端子は保持容量線Snに接続している。
【0047】
さらに、保持容量線Snは走査線Ynに平行に配線されている。この保持容量線SnはCMOSインバータのNMOSのドレイン電極端子に接続されている。保持容量線Snの電位は接地電位0Vに設定する。また、液晶容量CLCのトランスミッションゲートTGに接続されていない側の端子であるアクティブマトリクス液晶表示体の対向基板の電極の電位VCOMは、図24に示す信号線Xmのビデオ信号の最大振幅の中心から、式(1)の△Vの電圧分低い電位に設定している。例えば、ビデオ信号の最大電位が11Vで最小電位が1Vであるとビデオ信号の中心電位は6Vになり、式(1)で表される△Vが1Vであれば、対向基板の電極電位VCOMは5Vに設定される。
【0048】
一方VDDはCMOSインバータのPMOSのソース電極端子に接続され、走査線Ynに供給されるハイレベル電位Vと同じ電位をとる。
【0049】
また走査線Ynはアクティブマトリクス表示領域周辺に構成されている走査側駆動回路に接続され、信号線Xmは信号側駆動回路に接続されている。
【0050】
そこで、図4aに示すように走査線Yn−1、Yn...にローレベルのパルス0Vを供給すると、図4cに示すようにCMOSトランスミッションゲートTGのNMOSのゲート端子にはVの信号が入力し、一方、図4bに示すように各画素毎に接続されたCMOSインバータによって走査線信号の反転信号がCMOSトランスミッションゲートTGのNMOSに供給される。この結果、CMOSトランスミッションゲートTGがオン状態となり、信号線Xmに供給されている信号電圧Vを液晶容量CLCとCに蓄積されることになる。この場合、PMOSとNMOSで構成されたCMOSトランスミッションゲートTGは、PMOSおよびNMOSの両方がオン状態になるので、画素のスイッチがPMOSだけ、あるいはNMOSだけで構成より低いゲート電圧とビデオ信号で液晶容量CLCと保持容量Cに十分の電荷を蓄積可能なので、従来に比べて格段に消費電力を低く抑えることができる。
【0051】
また、特開平5−289107と違い、CMOSトランスミッションゲートTGのPMOSとNMOSのゲート端子に入力する走査線信号のパルスのタイミングを非常に良好に一致させる工夫をしているので、CMOSトランスミッションゲートTGの利点を十分生かしている。CMOS回路を構成できる薄膜トランジスタの移動度は、10〜200cm−1sec−1であるが、典型的な値は約100cm−1sec−1である。チャンネル長4μm、チャンネル幅4μm、比誘電率4.2の酸化珪素膜でできたゲート絶縁膜60nmの薄膜トランジスタは、ゲート電圧V=ドレイン電圧V=12Vに於いて250μAの電流が流れる。走査線数1125本、信号線数1294本のアクティブマトリクス基板に於ける動作でCMOSトランスミッションゲートのオン状態の時間約15μsに比較して、このCMOSインバータの遅延時間は約5nsであり、わずか0.03%の時間であるのでアクティブマトリクス基板の動作には全く問題ない。CMOSトランスミッションゲートを使った従来の方法では、PMOSとNMOSのゲート端子に入力するパルスの誤差が、0.1〜1%もあったため、必要のない信号線の情報を液晶容量CLCと保持容量に書き込む欠点があったが、本発明の方法により著しくこの問題点を改善することができた。
【0052】
まず、第1の問題点の第5の解決手段を図面を参照しながら次に述べる。
【0053】
信号線[Xm]列と、走査線Ynがマトリクス状に交差して、図7に示すように信号線Xmと走査線Ynのそれぞれの交点にPMOSとNMOSで構成されたCMOSトランスミッションゲートTGが一つ配置され、このCMOSトランスミッションゲートTGのNMOSのゲート端子はYn行の走査線Ynに接続している。一方CMOSトランスミッションゲートTGのPMOSのゲート端子は、図7に示したようにPMOSとNMOSで構成されたCMOSインバータの出力端子に接続している。さらに、このCMOSインバータのゲート入力端子はYn行の走査線Ynに接続している。
【0054】
さらに、CMOSトランスミッションゲートTGのソースあるいはドレイン端子の一方は信号線Xmに接続し、残る他方のドレインあるいはソース端子は液晶容量CLCの端子に接続している。また、液晶容量CLCに並列して保持容量Cが接続しており、この保持容量Cの一方の端子はCMOSトランスミッションゲートTGと液晶容量CLCの共通の端子に接続し、また保持容量Cの他方の端子は走査線Ynの隣の走査線Yn−1に接続している。
【0055】
また、液晶容量CLCのCMOSトランスミッションゲートTGに接続されていない側の端子であるアクティブマトリクス液晶表示体の対向基板の電極の電位VCOMは、図24に示す信号線Xmのビデオ信号の最大振幅の中心の電位Vから、式(1)の△Vの電圧分低い電位に設定している。例えば、ビデオ信号の最大電位が11Vで最小電位が1Vであるとビデオ信号の中心電位Vは6Vになり、式(1)で表される△Vが1Vであれば、対向基板の電極電位VCOMは5Vに設定される。
【0056】
一方VDDはCMOSインバータのPMOSのソース電極端子に接続され、走査線Ynに供給される電位Vと同じ電位をとる。
【0057】
また走査線Ynはアクティブマトリクス表示領域周辺に構成されている走査側駆動回路に接続され、信号線Xmは信号側駆動回路に接続されている。
【0058】
そこで、図2aに示すように走査線Yn−1、Yn...にハイレベルの走査電圧Vを供給すると、図2bに示すようにCMOSトランスミッションゲートTGのNMOSのゲート端子にはVの信号が入力し、一方、図2cに示すように各画素毎に接続されたCMOSインバータによって走査線信号の反転信号がCMOSトランスミッションゲートTGのPMOSに供給される。図8に示すようにYn−1の走査線YnにパルスVが印加されたとき、図7に示すYn行のCMOSインバータのNMOSのドレイン電位はVになるが、NMOSのゲート端子の電位もVであるので、Yn行のCMOSインバータの動作は走査線Yn−1の電位に影響されない。次に走査線YnにパルスVを印加すると、CMOSトランスミッションゲートTGがオン状態となり、信号線Xmに供給されている信号電圧Vを液晶容量CLCとCに蓄積されることになる。この場合、PMOSとNMOSで構成されたCMOSトランスミッションゲートTGは、PMOSおよびNMOSの両方がオン状態になるので、画素のスイッチがPMOSだけ、あるいはNMOSだけで構成より低いゲート電圧とビデオ信号で液晶容量CLCと保持容量Cに十分の電荷を蓄積可能なので、従来に比べて格段に消費電力を低く抑えることができる。
【0059】
また、特開平5−289107と違い、CMOSトランスミッションゲートのPMOSとNMOSのゲート端子に入力する走査線信号のパルスのタイミングを非常に良好に一致させる工夫をしているので、CMOSトランスミッションゲートの利点を十分生かしている。CMOS回路を構成できる薄膜トランジスタの移動度は、10〜200cm−1sec−1であるが、典型的な値は約100cm−1sec−1である。チャンネル長4μm、チャンネル幅4μm、比誘電率4.2の酸化珪素膜でできたゲート絶縁膜60nmの薄膜トランジスタは、ゲート電圧V=ドレイン電圧V=12Vに於いて250μAの電流が流れる。走査線数1125本、信号線数1294本のアクティブマトリクス基板に於ける動作でCMOSトランスミッションゲートのオン状態の時間約15μsに比較して、このCMOSインバータの遅延時間は約5nsであり、わずか0.03%の時間であるのでアクティブマトリクス基板の動作には全く問題ない。CMOSトランスミッションゲートを使った従来の方法では、PMOSとNMOSのゲート端子に入力するパルスの誤差が、0.1〜1%もあったため、必要のない信号線の情報を液晶容量CLCと保持容量Cに書き込む欠点があったが、本発明の方法により著しくこの問題点を改善することができた。
【0060】
まず、第1の問題点の第6の解決手段を図面を参照しながら次に述べる。
【0061】
信号線Xmと、走査線Ynがマトリクス状に交差して、図9に示すように信号線Xmと走査線Ynのそれぞれの交点にPMOSとNMOSで構成されたCMOSトランスミッションゲートTGが一つ配置され、このCMOSトランスミッションゲートTGのPMOSのゲート端子はYn行の走査線Ynに接続している。一方CMOSトランスミッションゲートTGのNMOSのゲート端子は、図9に示したようにPMOSとNMOSで構成されたCMOSインバータの出力端子に接続している。さらに、このCMOSインバータのゲート入力端子はYn行の走査線Ynに接続している。また、このCMOSインバータのNMOSのソース電極端子は基準電位線VSSに接続され、PMOSのドレイン電極端子は走査線Yn−1に接続されている。
【0062】
さらに、CMOSトランスミッションゲートTGのソースあるいはドレイン端子の一方は信号線Xmに接続し、残る他方のドレインあるいはソース端子は液晶容量CLCの端子に接続している。また、液晶容量CLCに並列して保持容量Cが接続しており、この保持容量Cの一方の端子はCMOSトランスミッションゲートTGと液晶容量CLCの共通の端子に接続し、また保持容量Cの他方の端子は走査線Ynの隣の走査線Yn−1に接続している。
【0063】
また、液晶容量CLCのCMOSトランスミッションゲートTGに接続されていない側の端子であるアクティブマトリクス液晶表示体の対向基板の電極の電位VCOMは、図24に示す信号線Xmのビデオ信号の最大振幅の中心の電位Vから、式(1)の△Vの電圧分低い電位に設定している。例えば、ビデオ信号の最大電位が11Vで最小電位が1Vであるとビデオ信号の中心電位Vは6Vになり、式(1)で表される△Vが1Vであれば、対向基板の電極電位VCOMは5Vに設定される。
【0064】
また走査線Ynはアクティブマトリクス表示領域周辺に構成されている走査側駆動回路に接続され、信号線Xmは信号側駆動回路に接続されている。
【0065】
そこで、図4aに示すように走査線Yn−1、Yn…にローレベルの走査電圧0Vを供給すると、図4cに示すようにCMOSトランスミッションゲートTGのPMOSのゲート端子には基準電位(通常0V)のパルス信号が入力し、一方、図4bに示すように各画素毎に接続されたCMOSインバータによって走査線信号の反転信号がCMOSトランスミッションゲートのNMOSに供給される。
図10に示すようにYn−1の走査線にパルス0Vが印加されたとき、図10に示すYn行に接続したCMOSインバータのPMOSのドレイン電位は0Vになるが、PMOSのゲート端子の電位もVGであるので、Yn行のCMOSインバータの動作は走査線Yn−1の電位に影響されない。次に、走査線Ynにローレベルのパルス0Vが印加され、CMOSトランスミッションゲートTGがオン状態となり、信号線Xmに供給されている信号電圧VDを液晶容量CLCとCSに蓄積されることになる。この場合、PMOSとNMOSで構成されたCMOSトランスミッションゲートTGは、PMOSおよびNMOSの両方がオン状態になるので、画素のスイッチがPMOSだけ、あるいはNMOSだけで構成より低いゲート電圧とビデオ信号で液晶容量CLCと保持容量CSに十分の電荷を蓄積可能なので、従来に比べて格段に消費電力を低く抑えることができる。
【0066】
また、特開平5−289107と違い、CMOSトランスミッションゲートのPMOSとNMOSのゲート端子に入力する走査線信号のパルスのタイミングを非常に良好に一致させる工夫をしているので、CMOSトランスミッションゲートの利点を十分生かしている。CMOS回路を構成できる薄膜トランジスタの移動度は、10〜200cm−1sec−1であるが、典型的な値は約100cm−1sec−1である。チャンネル長4μm、チャンネル幅4μm、比誘電率4.2の酸化珪素膜でできたゲート絶縁膜60nmの薄膜トランジスタは、ゲート電圧V=ドレイン電圧V=12Vに於いて250μAの電流が流れる。走査線数1125本、信号線数1294本のアクティブマトリクス基板に於ける動作でCMOSトランスミッションゲートのオン状態の時間約15μsに比較して、このCMOSインバータの遅延時間は約5nsであり、わずか0.03%の時間であるのでアクティブマトリクス基板の動作には全く問題ない。CMOSトランスミッションゲートを使った従来の方法では、PMOSとNMOSのゲート端子に入力するパルスの誤差が、0.1〜1%もあったため、必要のない信号線の情報を液晶容量CLCと保持容量Cに書き込む欠点があったが、本発明の方法により著しくこの問題点を改善することができた。
【0067】
まず、第2の問題点の第1の解決手段を図面を参照しながら次に述べる。
【0068】
信号線Xmと、走査線Ynがマトリクス状に交差して、図11に示すように信号線Xmと走査線Ynのそれぞれの交点にPMOSとNMOSで構成されたCMOSトランスミッションゲートTGが一つ配置され、このCMOSトランスミッションゲートTGのNMOSのゲート端子はYn行の走査線Ynに接続している。一方CMOSトランスミッションゲートTGのPMOSのゲート端子は、図11に示したように走査線 ̄Ynに接続されている。
【0069】
さらに、CMOSトランスミッションゲートTGのソースあるいはドレイン端子の一方は信号線Xmに接続し、残る他方のドレインあるいはソース端子は液晶容量CLCの端子に接続している。また、液晶容量CLCに並列して保持容量Cが接続しており、この保持容量Cの一方の端子はCMOSトランスミッションゲートTGと液晶容量CLCの共通の端子に接続し、また保持容量Cの他方の端子は隣の画素の走査線Yn−1に接続している。
【0070】
また、液晶容量CLCのCMOSトランスミッションゲートTGに接続されていない側の端子であるアクティブマトリクス液晶表示体の対向基板の電極の電位VCOMは、図24に示す信号線Xmのビデオ信号の最大振幅の中心から、式(1)の△Vの電圧分低い電位に設定している。例えば、ビデオ信号の最大電位が11Vで最小電位が1Vであるとビデオ信号の中心電位は6Vになり、式(1)で表される△Vが1Vであれば、対向基板の電極電位VCOMは5Vに設定される。
【0071】
また走査線Ynはアクティブマトリクス表示領域周辺に構成されている走査側駆動回路に接続され、信号線Xmは信号側駆動回路に接続されている。
【0072】
そこで、図12aに示すように走査線Yn−1、Yn...にハイレベルのパルス電圧Vを供給するとCMOSトランスミッションゲートTGのNMOSのゲート端子にはVの信号が入力する。一方、図12bに示すように走査線 ̄Yn−1、 ̄Yn...にローレベルのパルス電圧0Vを供給するとCMOSトランスミッションゲートTGのPMOSのゲート端子には0Vの信号が入力する。この結果、CMOSトランスミッションゲートTGがオン状態となり、信号線Xmに供給されている信号電圧Vを液晶容量CLCとCに蓄積されることになる。この場合、PMOSとNMOSで構成されたCMOSトランスミッションゲートTGは、PMOSおよびNMOSの両方がオン状態になるので、画素のスイッチがPMOSだけ、あるいはNMOSだけで構成されているものよりも、低いゲート電圧でも液晶容量CLCと保持容量Cに十分の電荷を蓄積可能なので、VとVの電位を低くすることができるので、消費電力を低く抑えることができる。
【0073】
また、従来の特開平5−289107の走査線方向の配線数が一画素あたり3本である一方、本発明は2本と少ないので、有効な画素領域が格段に大きくなった。
【0074】
次に、第2の問題点の第2の解決手段を図面を参照しながら次に述べる。
【0075】
信号線Xm列と、走査線Ynがマトリクス状に交差して、図13に示すように信号線Xmと走査線Ynのそれぞれの交点にPMOSとNMOSで構成されたCMOSトランスミッションゲートTGが一つ配置され、このCMOSトランスミッションゲートTGのNMOSのゲート端子はYn行の走査線Ynに接続している。一方CMOSトランスミッションゲートTGのPMOSのゲート端子は、図13に示したように走査線Ynと平行に配線された保持容量線Snに接続されている。
【0076】
さらに、CMOSトランスミッションゲートTGのソースあるいはドレイン端子の一方は信号線Xmに接続し、残る他方のドレインあるいはソース端子は液晶容量CLCの端子に接続している。また、液晶容量CLCに並列して保持容量Cが接続しており、この保持容量Cの一方の端子はCMOSトランスミッションゲートとTG液晶容量CLCの共通の端子に接続し、また保持容量Cの他方の端子は保持容量線Snに接続している。
【0077】
また、液晶容量CLCのCMOSトランスミッションゲートTGに接続されていない側の端子であるアクティブマトリクス液晶表示体の対向基板の電極の電位VCOMは、図24に示す信号線Xmのビデオ信号の最大振幅の中心から、式(1)の△Vの電圧分低い電位に設定している。例えば、ビデオ信号の最大電位が11Vで最小電位が1Vであるとビデオ信号の中心電位は6Vになり、式(1)で表される△Vが1Vであれば、対向基板の電極電位VCOMは5Vに設定される。
【0078】
また走査線Ynはアクティブマトリクス表示領域周辺に構成されている走査側駆動回路に接続され、信号線Xmは信号側駆動回路に接続されている。
【0079】
そこで、図14aに示すように走査線Yn−1、Yn...にハイレベルのパルス電圧Vを供給するとCMOSトランスミッションゲートTGのNMOSのゲート端子にはVの信号が入力する。一方、図14bに示すように保持容量線Snにローレベルのパルス電圧0Vを供給するとCMOSトランスミッションゲートTGのPMOSのゲート端子には0Vの信号が入力する。この結果、CMOSトランスミッションゲートTGがオン状態となり、信号線Xmに供給されている信号電圧Vを液晶容量CLCとCに蓄積されることになる。この場合、PMOSとNMOSで構成されたCMOSトランスミッションゲートTGは、PMOSおよびNMOSの両方がオン状態になるので、画素のスイッチがPMOSだけ、あるいはNMOSだけで構成されているものよりも、低いゲート電圧でも液晶容量CLCと保持容量Cに十分の電荷を蓄積可能なので、VとVの電位を低くすることができるので、消費電力を低く抑えることができる。
【0080】
また、従来の特開平5−289107の走査線方向の配線数が一画素あたり3本である一方、本発明は2本と少ないので、有効な画素領域が格段に大きくなった。
【0081】
次に、第2の問題点の第3の解決手段を図面を参照しながら次に述べる。
【0082】
信号線Xmと、走査線Ynがマトリクス状に交差して、図15に示すように信号線Xmと走査線Ynのそれぞれの交点にPMOSとNMOSで構成されたCMOSトランスミッションゲートTGが一つ配置され、このCMOSトランスミッションゲートTGのPMOSのゲート端子はYn行の走査線Ynに接続している。一方CMOSトランスミッションゲートTGのNMOSのゲート端子は、図15に示したように走査線Ynと平行に配線された保持容量線Snに接続されている。
【0083】
さらに、CMOSトランスミッションゲートTGのソースあるいはドレイン端子の一方は信号線Xmに接続し、残る他方のドレインあるいはソース端子は液晶容量CLCの端子に接続している。また、液晶容量CLCに並列して保持容量Cが接続しており、この保持容量Cの一方の端子はCMOSトランスミッションゲートTGと液晶容量CLCの共通の端子に接続し、また保持容量Cの他方の端子は保持容量線Snに接続している。
【0084】
また、液晶容量CLCのCMOSトランスミッションゲートTGに接続されていない側の端子であるアクティブマトリクス液晶表示体の対向基板の電極の電位VCOMは、図24に示す信号線Xmのビデオ信号の最大振幅の中心から、式(1)の△Vの電圧分低い電位に設定している。例えば、ビデオ信号の最大電位が11Vで最小電位が1Vであるとビデオ信号の中心電位は6Vになり、式(1)で表される△Vが1Vであれば、対向基板の電極電位VCOMは5Vに設定される。
【0085】
また走査線Ynはアクティブマトリクス表示領域周辺に構成されている走査側駆動回路に接続され、信号線Xmは信号側駆動回路に接続されている。
【0086】
そこで、図16aに示すように走査線Yn−1、Yn...にローレベルのパルス電圧0Vを供給するとCMOSトランスミッションゲートTGのPMOSのゲート端子には0Vの信号が入力する。一方、図16bに示すように保持容量線Snにハイレベルのパルス電圧Vを供給するとCMOSトランスミッションゲートTGのNMOSのゲート端子にはVの信号が入力する。この結果、CMOSトランスミッションゲートTGがオン状態となり、信号線Xmに供給されている信号電圧Vを液晶容量CLCとCに蓄積されることになる。この場合、PMOSとNMOSで構成されたCMOSトランスミッションゲートTGは、PMOSおよびNMOSの両方がオン状態になるので、画素のスイッチがPMOSだけ、あるいはNMOSだけで構成されているものよりも、低いゲート電圧でも液晶容量CLCと保持容量Cに十分の電荷を蓄積可能なので、VとVの電位を低くすることができるので、消費電力を低く抑えることができる。
【0087】
また、従来の特開平5−289107の走査線方向の配線数が一画素あたり3本である一方、本発明は2本と少ないので、有効な画素領域が格段に大きくなった。
【0088】
次に、第3の課題の解決策を次に述べる
従来の特開平5−289107では、画素電極のスイッチングにCMOSトランスミッションゲートを利用し、消費電力の減少などの利点を記述しているものの、CMOSトランスミッションゲートのゲート端子への走査線Ynからの信号の具体的な供給方法についての説明がほとんどなかった。
【0089】
図17の図面を参照しながら本発明の画素のスイッチングにCMOSトランスミッションゲートを利用した場合の、走査線信号のパルスの供給の仕方と、走査線側駆動回路の構成を説明する。
【0090】
信号線Xmと、走査線Ynがマトリクス状に交差して、図17に示すように信号線Xmと走査線Ynのそれぞれの交点にPMOSとNMOSで構成されたCMOSトランスミッションゲートTGが一つ配置され、このCMOSトランスミッションゲートTGのNMOSのゲート端子はYn行の走査線Ynに接続している。一方CMOSトランスミッションゲートTGのPMOSのゲート端子は、走査線 ̄Ynに接続されている。
【0091】
さらに、CMOSトランスミッションゲートTGのソースあるいはドレイン端子の一方は信号線Xmに接続し、残る他方のドレインあるいはソース端子は液晶容量CLCの端子に接続している。また、液晶容量CLCに並列して保持容量Cが接続しており、この保持容量Cの一方の端子はCMOSトランスミッションゲートTGと液晶容量CLCの共通の端子に接続し、また保持容量Cの他方の端子は、保持容量線Snに接続されている。
【0092】
また、液晶容量CLCのCMOSトランスミッションゲートTGに接続されていない側の端子であるアクティブマトリクス液晶表示体の対向基板の電極の電位VCOMは、図24に示す信号線Xmのビデオ信号の最大振幅の中心から、式(1)の△Vの電圧分低い電位に設定している。例えば、ビデオ信号の最大電位が11Vで最小電位が1Vであるとビデオ信号の中心電位は6Vになり、式(1)で表される△Vが1Vであれば、対向基板の電極電位VCOMは5Vに設定される。
【0093】
保持容量線の電位Vと対向基板の電極電位VCOMが同じならば、回路図では図17の様に、液晶容量CLCと保持容量の端子は共通になる。
【0094】
また走査線Ynはアクティブマトリクス表示領域周辺に構成されている走査側駆動回路に接続され、信号線Xmは信号側駆動回路に接続されている。
【0095】
走査線側駆動回路は、走査線Yn専用の駆動回路NYDRと、走査線 ̄Yn専用の駆動回路PYDRに分かれている。図18に示すように駆動回路PYDRから出力する走査線Ynのパルスの大きさ|VG1|は、駆動回路NYDRから出力するパルスの大きさ|VG2|より大きくするところに、この発明の主旨がある。理由は次の通りである。
【0096】
画素の有効エリアを確保するために、CMOSトランスミッションゲートの占有面積を小さくする必要がある。PMOSとNMOSのチャンネル長とチャンネル幅を同じにすると、無駄なレイアウトがなくなる。薄膜トランジスタの活性層がシリコン膜である場合、NMOSのキャリヤである電子の方がPMOSのキャリアの正孔より移動度が大きいため、通常作成される薄膜トランジスタは幾科学的なサイズと、印加するゲート電圧の絶対値とドレイン電圧が同じならばNMOSの方がPMOSより大きな電流が得られる。同じ幾科学的形状で、同じドレイン電流を得るためには、NMOSよりPMOSのゲート端子に印加される走査線Ynのパルス信号の絶対値を大きくすればよい。
【0097】
また、走査線Ynと走査線 ̄Ynの駆動回路を専用に設けたことにより、駆動回路の配線のレイアウトが非常に簡単になり、CMOSトランスミッションゲートを画素のスイッチング素子に採用しながら高精細な駆動回路内蔵のアクティブマトリクス基板を容易に製造することが可能になった。
【0098】
さらに、上記走査線Ynと走査線 ̄Ynの駆動回路を専用に設けたときの、さらなる改善例を図面を参照しながら次に述べる。
【0099】
信号線Xmと、走査線Ynがマトリクス状に交差して、図19に示すように信号線Xmと走査線Ynのそれぞれの交点にPMOSとNMOSで構成されたCMOSトランスミッションゲートTGが一つ配置され、このCMOSトランスミッションゲートTGのNMOSのゲート端子は走査線Ynに接続している。一方CMOSトランスミッションゲートTGのPMOSのゲート端子は走査線 ̄Ynに接続している。
【0100】
さらに、CMOSトランスミッションゲートTGのソースあるいはドレイン端子の一方は信号線Xmに接続し、残る他方のドレインあるいはソース端子は液晶容量CLCの端子に接続している。また、液晶容量CLCに並列して保持容量Cが接続しており、この保持容量CLCの一方の端子はCMOSトランスミッションゲートTGと液晶容量CLCの共通の端子に接続し、また保持容量Cの他方の端子は保持容量線Snに接続している。
【0101】
また、液晶容量CLCのCMOSトランスミッションゲートTGに接続されていない側の端子であるアクティブマトリクス液晶表示体の対向基板の電極の電位VCOMは、図24に示す信号線Xmのビデオ信号の最大振幅の中心の電位Vから、式(1)の△Vの電圧分低い電位に設定している。例えば、ビデオ信号の最大電位が11Vで最小電位が1Vであるとビデオ信号の中心電位Vは6Vになり、式(1)で表される△Vが1Vであれば、対向基板の電極電位VCOMは5Vに設定される。
【0102】
保持容量線Snの電位と対抗基板の電極電位VCOMが同じであっても良い。
【0103】
また、保持容量Cの端子を保持容量線の代わりに走査線Yn−1に接続しても良い。
【0104】
また走査線Ynはアクティブマトリクス表示領域周辺に構成されている走査側駆動回路に接続され、信号線Xmは信号側駆動回路に接続されている。
【0105】
そこで、図12aに示すように走査線Yn−1、Yn...にハイレベルのパルス電圧Vを供給すると、CMOSトランスミッションゲートのNMOSのゲート端子にはVのパルス信号が入力し、一方、図12bに示すようにNMOSのゲート端子に入力する信号の反転した信号がCMOSトランスミッションゲートのPMOSに供給される。
【0106】
走査線側駆動回路を走査線Ynと走査線 ̄Yn用にそれぞれ専用に設置すると、駆動回路の高密度化、つまり画素の高精細化が実現できる。ところが、第1の問題を解決する第1から第6の実施例で述べたようにCMOSトランスミッションゲートに入力するPMOSとNMOSに入力するパルスのタイミングが一致する必要がある。走査線Yn用の走査線側駆動回路と走査 ̄Yn−1用の走査線側駆動回路から、第n行の走査線Ynに出力するパルスのタイミングが必ずしも一致するとは限らない。
【0107】
そこで、図19に示すようにYn用走査線側駆動回路NYDRからの走査線Ynと ̄Yn用走査線側駆動回路PYDRからの走査線 ̄Ynの間に相補パルス回路PCCを設置する。例えば図20に示すような回路構成にする。
【0108】
走査線Ynのパルス信号が図21aであり走査線 ̄Ynのパルス信号が図21bであって、パルスのタイミングのずれがTDあっても、相補パルス回路PCCで処理する事により、図21cと図21dに示すように走査線Ynと走査線 ̄Ynのパルスのタイミングはきわめて良好に一致できた。この結果、画素のスイッチング素子であるCMOSトランスミッションゲートTGが良好に動作するので、コントラストが高い鮮明な表示のアクティブマトリクス液晶表示体を製造できた。
【0109】
なお、以上の実施例で透明基板上にアクティブマトリクス液晶表示体を構成するときには、薄膜トランジスタでPMOSとNMOSを構成することもできる。
【0110】
【発明の効果】
以上の発明の様に、CMOSトランスミッションゲートを画素のスイッチング素子に使い、しかもCMOSトランスミッションゲートのPMOSとNMOSのゲート端子に入力するパルスのタイミングを、CMOSインバータを利用して一致する事によって、消費電力を低減する事ができると同時に、きわめて鮮明な画像のアクティブマトリクス液晶表示体を製造する事ができた。
【0111】
また、CMOSトランスミッションゲートのPMOSあるいはNMOSのゲート端子に入力する走査線を保持容量線と共有する事により、CMOSトランスミッションゲートを採用しながらも配線数を従来より減少できた事から、消費電流を減少することが出来るとともに、画素の有効エリアを増加する事ができて、コントラストが高く鮮明で明るい表示が可能になった。
【0112】
また、CMOSトランスミッションゲートのPMOSのゲート端子入力用の走査線用とNMOSのゲート端子入力用の走査線用にそれぞれ専用の走査線側駆動回路を設置する事によって、PMOSのNMOSのゲート端子に入力するパルスの大きさを自在に変えられるので、PMOSとNMOSの電気的特性に応じてそれぞれの駆動回路の電源電圧を変更することにより、CMOSトランスミッションゲートのPMOSとNMOSに流れるドレイン電流をコントロールすることによって有効にCMOSトランスミッションゲートの機能を発揮することが出来る。この結果、消費電流を減少することが出来るとともに、コントラストが高く鮮明な表示が可能になった。
【0113】
また、CMOSトランスミッションゲートのPMOSのゲート端子入力用の走査線用とNMOSのゲート端子入力用の走査線用にそれぞれ専用の走査線側駆動回路を設置した場合、PMOSの走査線信号とNMOSの走査線信号をパルス補正回路でパルス信号のタイミングをきわめて良好に一致することが出来るので、消費電力を低減する事ができると同時に、きわめて鮮明な画像のアクティブマトリクス液晶表示体を製造する事ができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアクティブマトリクス液晶表示装置の回路図。
【図2】本発明のアクティブマトリクス液晶表示装置の信号図。
【図3】本発明のアクティブマトリクス液晶表示装置の回路図。
【図4】本発明のアクティブマトリクス液晶表示装置の信号図。
【図5】本発明のアクティブマトリクス液晶表示装置の回路図。
【図6】本発明のアクティブマトリクス液晶表示装置の回路図。
【図7】本発明のアクティブマトリクス液晶表示装置の回路図。
【図8】本発明のアクティブマトリクス液晶表示装置の信号図。
【図9】本発明のアクティブマトリクス液晶表示装置の回路図。
【図10】本発明のアクティブマトリクス液晶表示装置の信号図。
【図11】本発明のアクティブマトリクス液晶表示装置の回路図。
【図12】本発明のアクティブマトリクス液晶表示装置の信号図。
【図13】本発明のアクティブマトリクス液晶表示装置の回路図。
【図14】本発明のアクティブマトリクス液晶表示装置の信号図。
【図15】本発明のアクティブマトリクス液晶表示装置の回路図。
【図16】本発明のアクティブマトリクス液晶表示装置の信号図。
【図17】本発明のアクティブマトリクス液晶表示装置の回路図。
【図18】本発明のアクティブマトリクス液晶表示装置の信号図。
【図19】本発明のアクティブマトリクス液晶表示装置の回路図。
【図20】本発明のアクティブマトリクス液晶表示装置の回路図。
【図21】本発明のアクティブマトリクス液晶表示装置の信号図。
【図22】従来のアクティブマトリクス液晶表示装置の回路図。
【図23】従来のアクティブマトリクス液晶表示装置の回路図。
【図24】従来のアクティブマトリクス液晶表示装置の信号図。
【図25】従来のアクティブマトリクス液晶表示装置の信号図。
【符号の説明】
LC ...液晶容量
...保持容量
INV ...CMOSインバータ
NMOS ...n型MOSトランジスタ、n型薄膜トランジスタ
NYDR ...NMOSのゲート信号に入力する信号を発生する走査線側駆動
回路PCC ...相補パルス回路
PMOS ...p型MOSトランジスタ、p型薄膜トランジスタ
PYDR ...PMOSのゲート信号に入力する信号を発生する走査線側駆動
回路V ...信号線の電位
DD ...ハイレベルの電源電圧
△VLQD ...液晶にかかる電圧
COM ...対向基板電位
...走査線のパルスのハイレベル電位
PEL ...画素電位
SS ...基準電源
Sn ...保持容量線
TG ...CMOSトランスミッションゲート
△TON ...走査線パルス信号の時間幅
Xm ...m列の信号線
Xm−1 ...m−1列の信号線
Yn ...n行の走査線
Yn−1 ...n−1行の走査線
 ̄Yn ...PMOSのゲート端子に入力する信号を供給するn行の走査線
 ̄Yn−1...PMOSのゲート端子に入力する信号を供給するn−1行の走査線

Claims (1)

  1. 画素のスイッチがN型薄膜トランジスタとP型薄膜トランジスタによるトランスミッションゲートにより構成されてなり、
    前記トランスミッションゲートのゲート端子に走査信号を供給する走査線の走査線側駆動回路を備え、
    前記走査線側駆動回路と前記トランスミッションゲートとの間にパルス補正回路を設け、 前記トランスミッションゲートのP型薄膜トランジスタのゲート端子に入力される走査信号と、前記トランスミッションゲートのN型薄膜トランジスタのゲート端子に入力される走査信号とを前記パルス補正回路で補正することによりタイミングを一致させて、前記トランスミッションゲートを駆動することを特徴とするアクティブマトリクス液晶表示装置。
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