JP3555182B2 - 排気ガス還流用インテークマニホールド - Google Patents

排気ガス還流用インテークマニホールド Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、排気ガスを含む燃焼用の空気を内燃機関の各気筒に分配供給する排気ガス還流用インテークマニホールドに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、内燃機関では、燃焼用の空気(燃料を混合した空気も含む)を内燃機関の各気筒に分配供給するためのインテークマニホールドが用いられている。インテークマニホールドは、燃焼用の空気が供給される供給室と、供給室から分岐する適数個の分岐通路とを備えている。そして燃焼用の空気は、供給室に供給され、供給室から各分岐通路に分流し、内燃機関の各気筒に分配供給される。
【0003】
このインテークマニホールドは、燃焼用の空気を内燃機関の各気筒に分配するものであり、その形状は内燃機関の性能に大きな影響を与える。従って従来より分岐通路の形態が種々改善されている。更なる分配性の一層の均一化を図ることが好ましい。
【0004】
更に近年、特開平5−71427号公報に開示されている様に、内燃機関で発生した排気ガスの一部を燃焼用の空気と共に内燃機関の各気筒に分配供給する排気ガス還流装置(EGR)が開発されている。この装置によれば、燃焼温度を低下でき、内燃機関における燃焼により発生する窒素酸化物の低減に有効である。そしてその開発の一貫として、排気ガス還流装置に用いられる排気ガス還流用インテークマニホールドが近年開発されつつある。この様な排気ガス還流用インテークマニホールドにおいては、排気ガスを内燃機関の各気筒に均一に分配する分配性の向上が要請されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記した実情に鑑みなされたものであり、課題は、内燃機関の気筒への排気ガスの分配性を向上するのに有利であり、これにより内燃機関の各気筒における燃焼温度の均一化に有利であり、窒素酸化物の低減に有利な排気ガス還流用インテークマニホールドを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
求項の排気ガス還流用インテークマニホールドは、内燃機関で燃焼される空気が供給される空気供給口と、内燃機関から排出された排気ガスが供給される排気ガス供給口と、空気供給口及び排気ガス供給口に対面する供給室と、排気ガスが混合した供給室内の空気を内燃機関の各気筒の燃焼室に分配する分岐通路とを備えた排気ガス還流用インテークマニホールドであり、
少なくとも供給室の内壁面には、排気ガスを各分岐通路に案内する板状の案内リブが突設されており、且つ、
排気ガス供給口の近傍には、指向壁が形成されており、該指向壁は、該排気ガス供給口から該供給室に供給された排気ガスを該案内リブに向けて案内する下向きの延設壁を有することを特徴とするものである。
【0007】
【作用及び発明の効果】
請求項では、内燃機関で燃焼される燃焼用の空気はインテークマニホールドの空気供給口から供給室に供給され、一方、排気ガスはインテークマニホールドの排気ガス供給口から供給室に供給される。供給室の内壁面には板状の案内リブが突設されているため、案内リブに案内されて排気ガスは内燃機関の各気筒に供給される。従って内燃機関に還流する排気ガスの分配の偏りが軽減または回避され、これにより排気ガスの均一分配性は向上し、内燃機関の各気筒における窒素酸化物の低減に有利である。
【0008】
【実施例】
本発明の参考例を図1〜図4を参照して説明する。
【0009】
このインテークマニホールド1は4気筒の内燃機関(ディーゼル機関)に装備されるものである。このインテークマニホールド1は図1に示す様に1個の排気ガス供給口10と、1個の供給室11と、適数個の分岐筒部12とを備えている。なお分岐筒部12内燃機関の気筒と同数個設けられている。
【0010】
排気ガス供給口10は排気ガス還流通路2の端部に連通している。排気ガス還流通路2は、内燃機関で発生した排気ガスの一部を再び内燃機関に還流する通路である。インテークマニホールド1の各分岐筒部12はそれぞれ分岐通路13を備えている。分岐通路13は、供給室11から分岐する第1分岐通路13a、第2分岐通路13b、第3分岐通路13c、第4分岐通路13dで構成されている。
【0011】
図4に示す様に第1分岐通路13aは内燃機関の第1気筒S1に連通し、第2分岐通路13bは内燃機関の第2気筒S2に連通し、第3分岐通路13cは内燃機関の第3気筒S3に連通し、第4分岐通路13cは内燃機関の第4気筒S4に連通する。
【0012】
更にインテークマニホールド1は図3に示す様に空気供給口15を備えている。インテークマニホールド1の空気供給口15は、内燃機関に燃焼用の空気を供給する気流送給通路3の端部に連通している。
【0013】
インテークマニホールド1の材質は特に限定されず、アルミ系、鉄系等の金属でも、あるいは、樹脂(例えばナイロン樹脂、ポリエステル樹脂)、樹脂と補強繊維(例えばガラス繊維やカーボン繊維)との複合材料でも良い。
【0014】
図1に示す様にインテークマニホールド1の供給室11には、分配部材としての分配筒体5が配置されている。分配筒体5は、直円筒形状の筒部50と、筒部50の端部に外径方向に延設された径大な取付フランジ部55とを備えている。筒部50のうち取付フランジ部55と反対側には底壁56が形成されている。
【0015】
分配筒体5の筒部50は、気流送給通路3から供給された気流を受ける受け通路51と、周壁に貫通状態に形成された円孔形状をなす第1分配孔52a、第2分配孔52b、第3分配孔52c及び第4分配孔52dとを備えている。
【0016】
図1から理解できる様に第1分配孔52a、第2分配孔52b、第3分配孔52c及び第4分配孔52dの各軸芯は、筒部50の軸芯に対して略直交している。
【0017】
前述の様に分配筒体5はインテークマニホールド1に配置されている。具体的にはインテークマニホールド1のうち、排気ガス還流通路2の端部のフランジ部2aを固定する固定面1rと該フランジ部2aとで、分配筒体5の取付フランジ部55を挟持した状態で、取付フランジ部55の取付孔55iにボルト55kを挿通し、これにより分配筒体5はインテークマニホールド1の固定面1rに固定されている。なお取付フランジ部55と固定面1rとの境界にガスケットを介在させても良い。また取付フランジ部55とフランジ部2aとの境界にガスケットを介在させても良い。このガスケットは弾性材料で形成されており、シール性の向上、該境界における断熱性の向上を図り得る。
【0018】
この様に分配筒体5が固定されている状態では、図1に示す様に、分配筒体5の筒部50は供給室11の略中央域に配置されており、その先端部5xは仮想線(第1分岐通路13aの始端と第4分岐通路13dの始端とを仮想的につなぐ線)よりも先方側に位置しており、第2分岐通路13b及び第3分岐通路13cの始端側に接近している。
【0019】
上記の様に分配筒体5が固定されている状態では、図1から理解できる様に、第1分配孔52aは第1分岐通路13aの始端側に臨み、第2分配孔52bは第2分岐通路13bの始端側に臨み、第3分配孔52cは第3分岐通路13cの始端側に臨み、第4分配孔52dは第4分岐通路13dの始端側に臨む。
【0020】
図2から理解できる様に第1分配孔52a及び第4分配孔52dの孔径をDAとし、第2分配孔52b及び第3分配孔52cの孔径をDBとすると、DAはDBよりも大きく設定されている。具体的には孔径DAは9〜11mm特に10mm、孔径DBは7〜8.5mm特に8mmに設定されている。均一分配性を確保するためである。但しこの値に限定されるものではなく、エンジン排気量及び排ガスの供給流量に応じて設定されるものである。
【0021】
なお分配筒体5はアルミ系合金、鉄系、チタン系等の金属製である。
【0022】
図4において排気ガスにより回転するターボチャージャ38が気流送給通路3に装備されている。図4から理解できる様に排気ガス還流通路2は内燃機関の排気ポートと分配筒体5とをつないでいる。排気ガス還流通路2にはEGRバルブ28が装備されている。制御装置(図示せず)によりEGRバルブ28の弁体29が矢印X1方向に作動して開放作動されると、排気ガス還流通路2が開放し、内燃機関の排気ガスの一部が排気ガス還流通路2及びEGRバルブ28を経て、つまり矢印K1方向、矢印T1方向に流れ、インテークマニホールド1の分配筒体5に供給される。
【0023】
さて図4から理解できる様にターボチャージャ38が回転駆動すると、そのコンプレッサ用インペラー38aの回転により燃焼用の空気は気流送給通路3を矢印Y1方向及び矢印Y2方向に通過し、インテークマニホールド1の空気供給口15から供給室11に供給される。供給室11に供給された空気は第1分岐通路13a〜第4分岐通路13dに分配され、更に内燃機関の第1気筒S1〜第4気筒S4にそれぞれ分配供給される。
【0024】
また、内燃機関から排出された排気ガスは排気ガス還流通路2を矢印K1方向及びT1方向に通過し、インテークマニホールド1の排気ガス供給口10に供給される。そして、排気ガスは分配筒体5の受け通路51に受けられ、分配筒体5の第1分配孔52a〜第4分配孔52dから第1分岐通路13a〜第4分岐通路13dを経て、内燃機関の各気筒S1〜S4に分配される。
【0025】
即ち図1から理解できる様に、第1分配孔52aから吐出された排気ガスは、第1分岐通路13aを介して第1気筒S1に供給され易い。第2分配孔52bから吐出された排気ガスは、第2分岐通路13bを介して第2気筒S2に供給され易い。第3分配孔52cから吐出された排気ガスは、第3分岐通路13cを介して第3気筒S3に供給され易い。第4分配孔52dから吐出された排気ガスは、第4分岐通路13dを介して第4気筒S4に供給され易い。
【0026】
参考例では分配筒体5の筒部50は底壁56を備えているため、分配筒体5の受け通路51に供給された排気ガスが筒部50の底壁56側から抜けることを阻止できる。従って、第1分配孔52a〜第4分配孔52dからの均一分配性の確保に一層有利である。
【0027】
この様に本参考例ではEGRバルブ28が開放作動する際には、燃焼用の空気と共に排気ガスの一部が内燃機関に供給されるので、燃焼温度の低減、窒素酸化物の低減に有利となる。
【0028】
参考例では図1から理解できる様に第1分岐通路13a、第4分岐通路13dはインテークマニホールド1の両端側に位置するものであり、一方、第2分岐通路13b、第3分岐通路13cはインテークマニホールド1の中央側に位置するものである。従って、第1分岐通路13a、第4分岐通路13dは第2分岐通路13b、第3分岐通路13cよりも排気ガスの供給が若干制約されるおそれがある。この点本実施例では前述の様に第1分配孔52a及び第4分配孔52dの孔径DAは、第2分配孔52b及び第3分配孔52dの孔径DBよりも大きく設定されている。従って第1分岐通路13a、第4分岐通路13dへの排気ガスの供給性は確保され、均一分配性の向上に有利である。
【0029】
更に本参考例では図3から理解できる様に、排気ガスは矢印T1方向に流れてインテークマニホールド1内に還流される。この排気ガスは高温(例えば300〜450°C程度)である。この排気ガスは図3から理解できる様に金属製の分配筒体5で受けられる。従って、インテークマニホールド1を構成する壁体に高温の排気ガスが直接あたる度合を軽減できる。よってインテークマニホールド1の材質を樹脂系とした場合であっても、インテークマニホールド1を構成する樹脂の耐熱性及び耐熱強度を過剰に高めずとも良い効果も期待でき、樹脂を選択する際の自由度の拡大に有利である。この意味においてコスト低減にも貢献できる。
【0030】
加えて本参考例では図3から理解できる様に矢印Y2方向に流れてインテークマニホールド1内に供給された燃焼用の空気は、内燃機関の外方の外気から供給されるものであり比較的低温である。かかる比較的低温の燃焼用の空気が分配筒体5の筒部50に当たるため、分配筒体5の冷却性も確保される。よって、分配筒体5の過熱を軽減または回避するのにも有利である。
【0031】
さて図4に示す排気ガス還流装置では、排気ガス還流通路2を更に延長してターボチャージャ38側の部所F1につなぐことにより、排気ガス還流通路2の排気ガスをターボチャージャ38のハウジングに導入し、更にその排気ガスをターボチャージャ38の駆動により内燃機関へ還流する方式を採用することも考えられる(例えば前記した特開平5−71427号公報)。しかしこの場合には図4から理解できる様に上記した部所F1とEGRバルブ28との間における還流距離がLαと長くなると共にターボチャージャ38下流側から各分岐通路13にかけても排気ガスが流れることになる。従って、EGRバルブ28が閉塞作動して排気ガスの内燃機関への還流を停止した場合には、還流距離Lαに対応する長さ及びターボチャージャ38下流側から各分岐通路13までの距離に排気ガスが送給されることになるので、EGRバルブ28をせっかく閉塞作動しても、まだ還流距離Lαぶんの排気ガスが還流してしまい、EGR制御の応答性が低下する不具合がある。
【0032】
この点本参考例では排気ガス還流通路2の排気ガスを内燃機関近傍のインテークマニホールド1に還流するため、還流距離Lαの短縮化に有利であり、EGR制御の応答性の向上に貢献できる。
【0033】
なお、上記したインテークマニホールド1を成形型で樹脂成形する場合には、金属製の分配筒体5を成形型のキャビティに配置した状態で、インテークマニホールド1を構成する樹脂を射出成形し、これによりインテークマニホールド1と分配筒体5とを一体的にインサート成形することもできる。
【0034】
(試験例)
上記した実施例において内燃機関(ディーゼル機関)の回転数1000〜2000rpm、負荷2.5〜10kgmの範囲において、内燃機関のシリンダヘッドの直前で各気筒のEGR率(10〜30%)を測定し、4気筒間のバラツキを標準偏差を作成したところ、標準偏差は極めて小さくなり、均一分配性の向上が確認された。
【0035】
比較例として同様のインテークマニホールドを用い、従来と同様に分配筒体5を装備しない場合においてもEGR率を測定したところ、標準偏差は大きかった。
【0036】
(実施例)
図5〜図7は本発明の実施例を示す。この例では図6に示す様に、第1分岐通路13aと第2分岐通路13bとの間には第1案内リブ7aが板状に突設されている。第2分岐通路13bと第3分岐通路13cとの間には第2案内リブ7bが板状に突設されている。第3分岐通路13cと第4分岐通路13dとの間には第3案内リブ7cが板状に突設されている。
【0037】
図6から理解できる様に第1案内リブ7aの一端は排気ガス供給口10の近傍に位置していると共に、第1案内リブ7aの他端は第1分岐通路13aと第2分岐通路13bとの境界13m近傍に位置している。第2案内リブ7bの一端は排気ガス供給口10の近傍に位置していると共に、第2案内リブ7bの他端は第2分岐通路13bと第3分岐通路13cとの境界13r近傍に位置している。第3案内リブ7cの一端は排気ガス供給口10の近傍に位置していると共に、第3案内リブ7aの他端は第3分岐通路13cと第4分岐通路13dとの境界13n近傍に位置している。
図7に示す様に第2案内リブ7dの高さはH1で示されており、比較的低く設定されている。従って吸込効率の低下を防止できる。なお第1案内リブ7a、第3案内リブ7cの高さも同様にH1である。
【0038】
更にこの例では、図7に示す様にインテークマニホールド1の排気ガス供給口10の近傍には指向壁8が形成されている。指向壁8は、図示横向きの第1延設壁80と、図示下向きの第2延設壁81とを備えている。指向壁8は、排気ガス供給口10に矢印T1方向に供給された排気ガスを矢印E1方向つまり第1案内リブ7a〜第3案内リブ7cに向けて案内する作用を奏する。
【0039】
この例においても前記した参考例と同様に、第1案内リブ7a〜第3案内リブ7cの作用により排気ガスの分配性を向上できる。
【0040】
更にこの例では第1案内リブ7a〜第3案内リブ7cは板状であり、気流の流れに沿う向きに配置されている。そのため、排気ガスに含まれる未燃焼物(ディーゼル機関の場合にはパティキュレート等の未燃焼物)が第1案内リブ7a〜第3案内リブ7cに付着することを軽減できる効果も期待できる。従って、未燃焼物が第1案内リブ7a〜第3案内リブ7cに堆積することを軽減または回避できる。よって、第1案内リブ7a〜第3案内リブ7cによる排気ガス案内効果を長期にわたり維持するのに有利である。従って排気ガス還流装置によるEGR性能を長期にわたり維持するのに有利である。
【0041】
更にこの例では、第1案内リブ7a〜第3案内リブ7cによる補強効果も期待できるので、インテークマニホールド1を樹脂系とする場合に適し、インテークマニホールド1の薄肉化、軽量化に有利である。
【0042】
(他の例)
なお上記したインテークマニホールド1はディーゼル機関にもガソリンで駆動される内燃機関にも適用できるものである
【0043】
記した実施例では分岐通路は4個設けられているが、これに限定されるものではなく、内燃機関の気筒の数に応じて適宜変更できるものである。
【0044】
その他本発明は上記しかつ図面に示した実施例のみに限定されるものではなく、例えば分配筒体5の材質は金属に限らず樹脂製あるいは繊維強化樹脂でも良い等、要旨を逸脱しない範囲内で必要に応じて適宜選択できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】分配筒体を装備したインテークマニホールドの断面図である。
【図2】分配筒体の斜視図である。
【図3】空気供給口付近のインテークマニホールドの断面図である。
【図4】排気ガス還流装置の要部を模式的に示す構成図である。
【図5】実施例のインテークマニホールドの平面図である。
【図6】実施例のインテークマニホールドの断面図である。
【図7】実施例のインテークマニホールドの異なる方向における断面図である。
【符号の説明】
図中、1はインテークマニホールド、10は排気ガス供給口、11は供給室、12は分岐筒部、13a〜13dは分岐通路、15は空気供給口、5は分配筒体(分配部材)、51は受け通路、52a〜52dは分配孔、7aは第1案内リブ、7bは第2案内リブ、7cは第3案内リブを示す。

Claims (1)

  1. 内燃機関で燃焼される空気が供給される空気供給口と、内燃機関から排出された排気ガスが供給される排気ガス供給口と、該空気供給口及び該排気ガス供給口に対面する供給室と、排気ガスが混合した供給室内の空気を内燃機関の各気筒の燃焼室に分配する適数個の分岐通路とを備えた排気ガス還流用インテークマニホールドであり、
    少なくとも供給室の内壁面には、排気ガスを各分岐通路に案内する板状の案内リブが突設されており、且つ、
    該排気ガス供給口の近傍には、指向壁が形成されており、該指向壁は、該排気ガス供給口から該供給室に供給された排気ガスを該案内リブに向けて案内する下向きの延設壁を有することを特徴とする排気ガス還流用インテークマニホールド。
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