JP3553478B2 - 漏話補正を備えた通信コネクタ組立体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コネクタを通じて異なる信号経路の間で発生した漏話について補正するように配置された通信コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
コネクタを通じて搬送される異なる信号経路の間で発生した漏話について補正する(すなわち、消去する、または、減少させる)耐久性のある、高周波の通信コネクタ組立体が必要である。本明細書において画定されるように、第1の信号経路、たとえば、通信コネクタに関連したターミナルコンタクトワイヤの1対を介して伝達される信号が、誘導性で容量性の結合によって、第2の信号経路、たとえば、同じ通信コネクタでのターミナルコンタクトワイヤの他の対に部分的に転送される場合に、漏話が生じる。転送された信号は、第2の信号経路での「漏話」を画定し、そのような漏話は、第2の信号経路を介してつなげられたいずれかの信号を劣化させる。
【0003】
たとえば、工業用タイプRJ−45通信コネクタは、4つの異なる信号経路を画定する4対のターミナルワイヤを含むのが代表的である。従来のRJ−45のプラグとジャックのコネクタでは、すべての4対のターミナルワイヤは、コネクタ本体の長さ全体にわたって互いに平行に密着して延びる。したがって、信号の漏話は、ターミナルワイヤの異なる対の間とその中で、引き起こされる。特に、組み合されるたRJ−45のプラグとジャックの組合せで、引き起こされる。漏話の振幅は、結合された信号の周波数、または、データ転送速度が、高まると、より激しくなる。
【0004】
通信コネクタが漏話を示す程度を評価する適用できる業界標準では、近端漏話または「NEXT」という用語で、評価する。さらに、NEXTの評価は、特に、組み合されるRJ−45のプラグとジャックの組合せで指定されるのが代表的であり、この組合せでは、プラグコネクタの入口端子が、基準面として用いられる。遮蔽されていないより合わせ対(UTP)の銅線を用いる通信リンクは、100MHz、または、業界基準の「カテゴリー5」の性能だけでなく、250MHzにおいて少なくとも46dBの漏話損失を要求する提案された「カテゴリー5」の性能の水準を満たすように、データ転送速度を向上させるのを支持することが期待される。
【0005】
デンクマン他(Denkmann,et al)(1993年2月16日)に、本発明と出願の譲受人に譲渡された米国特許第5,186,647号は、高周波の信号を伝達する、漏話補正を備えた電気コネクタを開示する。コネクタは、フラッシュを実装した1対の金属のリードフレームを有する。このフラッシュは、誘電体スプリングブロックと、リードフレームの相対する端部において形成されたコネクタ端子とを有する。リードフレームは、それ自体、平らな細長い導線を含み、各導線は、組み合うコネクタの対応する端子に接触するために、一端において、スプリング端子コンタクトワイヤと、外側を絶縁したワイヤリードと接続するために、他端において、絶縁体が置き換わるコネクタ(IDC)端子とを含む。リードフレームは、スプリングブロック上に、一方から他方にわたって設置され、1つのリードフレームでの3つの導線は、他のリードフレームでの3つの導線で形成された対応する交差する区域に、部分的に重なり合うように形成された交差する区域を有する。’647号での特許のすべての関連した部分は、本明細書において参照されて組み込まれている。米国特許第5,580,270号(1996年12月3日)も、コンタクトストライプの交差した対を有する電気プラグコネクタを開示している。
【0006】
漏話補正回路は、通信ジャックのスプリング端子コンタクトワイヤが、ジャックハウジング内で接続されるプリントワイヤ基板の層上、または、層内にも提供される。1997年9月29日に出願され、本出願と発明の譲受人に譲渡された米国特許出願第08/923,741号を参照されたい。’741号での出願のすべての関連した部分は、本明細書において参照されて組み込まれている。米国特許第5,299,956号(1994年4月5日)も、参照されたい。
【0007】
1999年3月8日に出願され、本発明と出願の譲受人に譲渡された米国特許出願第09/264,506号は、一般に、同一平面上の端子コンタクトワイヤを有する通信コネクタ組立体を開示する。コンタクトワイヤのある部分は、組み合うコネクタと接触するワイヤの線の付近に向かい合った交差する区域を有する。交差する区域を越えて、ワイヤに沿って結合する領域は、組み合うコネクタによって導入される漏話について補正する。’506号での出願のすべての関連した部分も、本明細書において参照されて組み込まれている。
【0008】
上記の’506号での出願のコネクタ組立体では、端子コンタクトワイヤは、コンタクトワイヤの方向に垂直である2つの列に沿ってワイヤ基板に交互に入るベース部分を有する。このようにして、千鳥状のワイヤ基板の入口パターンまたは「占有面積」を画定する。漏話補正に必要とされる極性と反対の極性の結合が、コンタクトワイヤのベース部分の中に導入される。カテゴリー6の性能を達成するために、ほかの場所に(たとえば、ワイヤ基板上に)必要とされる漏話補正の量を、その結果、増加させる必要がある。
【0009】
シーモン社から市販されている、いわゆる「マックス6」モジュラージャックアウトレットは、プリント基板と、一般に、基板に直角に延びる4対のコンタクトワイヤとを有する。ワイヤ対のいずれかは、交差しないで形成され、コンタクトワイヤは、3つの列に沿ってワイヤ基板に入る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
通信ジャックコネクタは、代表的なRJ−45と組み合わされると、合わされたコネクタが、提案されたカテゴリー5の性能の水準を満たす、または、超える漏話補正を提供するのが、非常に望ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明によれば、通信コネクタ組立体は、ワイヤ基板と、ワイヤ基板の上面に関して一般に水平の方向に延びるいくつかの細長い端子コンタクトワイヤとを含む。各コンタクトワイヤは、組み合うコネクタと電気的な接触をする自由端を有し、コネクタは、ワイヤの第1の領域にわたる前記コンタクトワイヤと接触する線から不快な漏話を導入する作用をする自由端に反対のベース部分は、各コンタクトワイヤを、ワイヤ基板に接続するように形成され、ベース部分は、基板の上面に関して一般に直角な方向に突き出す。隣接したコンタクトワイヤの少なくとも1つの対は、コンタクトワイヤの一般に水平な部分が、漏話補正のために結合される第2の領域を確定する交差する区域を有する。コンタクトワイヤのベース部分は、ベース部分が、漏話補正のために結合される第3の領域を生成するように、寸法がとられ、構成された入口パターンで、ワイヤ基板に入る。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、通信コネクタ組立体10と、組立体10が関連する通信ジャックフレ−ムまたはハウジング12との第1の実施例の斜視図である。ジャックハウジング12は、プラグ開口13が形成される前面を有する。プラグ開口13は、組み合うプラグコネクタが、ジャックハウジング12に挿入される方向に沿った軸Pを有する。図2は、図1でのコネクタ組立体10のワイヤ基板部分の拡大した斜視図である。
【0013】
例示された実施例では、通信コネクタ組立体10は、一般に長方形のプリントワイヤ基板14を含む。基板14は、たとえば、単一または多層の誘電体基板の形である。いくつかの、たとえば、8つの細長い端子コンタクトワイヤは、互いにほぼ平行して、ワイヤ基板14の上面に関して一般に水平な方向に延びる。コンタクトワイヤは、一般に、ワイヤ基板14の上面から一定の距離(たとえば、0.090インチ)で均等に間隔がとられ、コンタクトワイヤの自由端部分は、基板の前方エッジを越えて突き出す。コンタクトワイヤ18aから18hも、ワイヤが、プラグ開口の軸Pの方向に沿って、すなわち、ワイヤ基板14に平行な方向で、組み合うコネクタによってかみ合される場合に、基板14に向かって、弾力的にそるように配置される。
【0014】
端子コンタクトワイヤ18aから18hは、たとえば、ばねを強化したりん青銅、ベリリウム銅などのような銅合金から形成される。コンタクトワイヤ18aから18hについての代表的な断面積は、おおよそ0.015インチ四方である。
【0015】
基板14は、コネクタに引き起こされた漏話について補正するように構成された電子回路の構成要素と装置を組み込む。そのような装置は、前述の’741号の出願に開示されているように、基板14の層上に、または、層内にプリントされたワイヤトレースを含む。基板14によって提供された漏話補正は、以下で説明されるように、端子コンタクトワイヤ18aから18hによって、提供された漏話補正での最初の段階に加えられる。
【0016】
端子コンタクトワイヤ18aから18hは、ワイヤの自由端部分に反対の、関連するベース部分20aから20hを有する(図2を参照)。各ベース部分は、コンタクトワイヤを、ワイヤ基板14上またはワイヤ基板14内の1つまたは複数の導線に接続させるように形成される。たとえば、ベース部分20aから20hは、基板を通じて形成されるめっきされた端子開口にはんだづけされ、または、押し込まれ嵌合されて、基板上または基板内の対応する導電経路に接続する。ベース部分20aから20hは、ワイヤ基板14の上面に関して一般に直角の方向に突き出す(図3を参照)。
【0017】
図2の実施例では、ベース部分20aから20hは、図4に関連して以下で説明される、「二重の対角線」の占有面積を有するワイヤ基板14に入る。コネクタ組立体10の第2の実施例では、端子コンタクトワイヤのベース部分は、図5と図6に関連して以下でまた説明される、「のこぎりの歯」の占有面積を有するワイヤ基板に入る。
【0018】
電気的に絶縁性で誘電性の端子ハウジング50(図1)は、ワイヤ基板14の後方部分を覆う。外側を絶縁したワイヤリードは、基板上で直立する端子56aから56hに接続され、この端子は、ハウジング端子ガードによって、部分的にのみ囲まれる。ハウジング50は、電気的絶縁性と燃焼性に関してすべての適用できる基準を満たすプラスチック、または、ほかの絶縁性の材料で形成される。そのような材料は、ポリカーボネートと、ABSと、その混合物とを含むが、限定するわけではない。ハウジング50は、たとえば、少なくとも1つの、固定する、または、実装するポスト(図示せず)を有し、このポストは、ハウジングの底面から突き出して、基板14の1つまたは複数の開口58を貫通する。
【0019】
端子56aから56hは、図1と図2に見られるように、ワイヤ基板14の後方部分の相対する側面に実装される。各端子56aから56hは、実装する部分を有する。この部分は、基板14での対応する端子が実装するホールにはんだづけされ、または、押し込まれ嵌合されて、導電経路を介して、端子コンタクトワイヤ18aから18h対応する1つに接続する。端子ハウジング50が、IDC端子56aから56hの上で位置が合わされ、ハウジング50が、下げられて、端子ガードでの対応するスロットに、IDC端子を受け入れるとき、ハウジング50の固定するポストは、基板14内の開口58と位置を合わせ、貫通して、基板の下に突き出す。
【0020】
カバー60は、端子ハウジング50と同じ、または、類似した材料で形成される。カバー60は、下からワイヤ基板の後方部分を保護するように構成される。カバー60は、ワイヤ基板14より下で、ハウジング50の固定するポストのチップと位置を合わせる少なくとも1つの開口62を有する。基板14は、このようにして、端子ハウジング50とカバー60の間に固定され、ハウジングの固定する1つまたは複数のポストのチップは、カバー60の本体に接合される。たとえば、知られている超音波溶接の工程が、用いられて、ポストチップと囲むカバー本体を互いに融解し、融合する。ワイヤ基板14は、このようにして、端子ハウジング50とカバー60の間でとらえられ、ワイヤの後方部分は、保護されて囲まれる。1999年7月20日に発行され、本発明と出願の譲受人に譲渡された米国特許第5,924,896号を参照されたい。
’896号での特許のすべての関連した部分は、本明細書において参照されて組み込まれている。
【0021】
端子コンタクトワイヤ18aから18hの自由端部分は、組み合うプラグコネクタ88の対応するコンタクトワイヤと電気的に接触するように形成される(図3を参照)。コンタクト72の線は、コンタクトワイヤの横方向に画定され、この線に沿って、コンタクトワイヤが、プラグコネクタ88の対応する端子と電気的な接触をする。特に、コンタクトワイヤ18aから18hが、プラグ開口の軸Pの方向で、組み合うプラグコネクタによって、かみ合う場合に、このワイヤの自由端部分は、図3に示されているように、基板14の方向で一斉にそる。以下の開示では、8つの端子コンタクトワイヤ18aから18hの異なる対は、図4と図5を参照して、以下のように、番号をつけて、識別される。
対の番号 コンタクトワイヤ
1 18d,18e
2 18a,18b
3 18c,18f
4 18g,18h
【0022】
コンタクトワイヤの対の番号1、2および4は、交差する区域74を有する。この区域74において、所与の対の各コンタクトワイヤは、対の他のコンタクトワイヤに向かってステップをつけて、交差して、一般に「S」型の側面の幅広いステップ76を有する。端子コンタクトワイヤは、図2と図3に見られるように、各交差する区域において、共通な平面の上と下で弓状に曲がる。コンタクトワイヤでのステップ76の対向する面は、約0.035インチごとに間隔がとられるのが代表的である(すなわち、端子ワイヤが、組み合うコネクタによって、かみ合わされる場合に、ショートするのを防ぐのに十分である)。
【0023】
例示されている実施例では、交差する区域74は、対1、2、および4、すなわち、コンタクトワイヤ18dと18e、18aと18b、および18gと18h上に形成される。「対3」のコンタクトワイヤ(18cと18f)は、コンタクトワイヤ対の番号1(18dと18e)のいずれかの側面をまたいでいて、交差しない区域は、「対3」のコンタクトワイヤ18c、18fに関連する。すなわち、コンタクトワイヤ18cと18fは、側面の幅広いステップなしに延び、交差する区域を有するコンタクトワイヤの対は、「対3」のコンタクトワイヤ18cと18fの
いずれかの側面に隣接する。
【0024】
交差する区域74は、コンタクト72の線に比較的接近している。したがって、通信コネクタ組立体10による漏話補正は、コンタクト72の線の付近で作動し始め、その中心が、たとえば、コンタクト72の線からおおよそ0.148インチに位置する交差する区域74で始まる。
【0025】
図1から図3は、ワイヤ基板14の前方エッジ19にわたって実装された端子ワイヤガイドブロック78を示している。ガイドブロック78は、等間隔で垂直なガイドウェイ86を有する。端子コンタクトワイヤの自由端は、ガイドウェイ86の対応する1つの中に延び、図3のように、組み合うプラグコネクタ88の端子によって、そらされる場合に、垂直な動きに個別に導かれるように構成される。
【0026】
図3では、その前方エッジ19から突き出すコンタクトワイヤ18aから18hを有する。ワイヤ基板14は、ジャックハウジング12の後方の壁に開くパッセージ89に挿入される。基板14の側面のエッジは、たとえば、ジャックハウジング12の側面の壁から内側に突き出すフランジによって、ハウジング12への入口に導かれる。ジャックハウジングは、ハウジングの底の壁91から水平に突き出す溝付きのキャッチバー90を有する。バー90は、ワイヤ基板カバー60の下で後方に突き出すフランジ92を受け入れ、保持するように構成され(図1)、ワイヤ基板14は、このようにして、ジャックハウジングの内側の有効な位置でしっかりと固定される。コネクタ組立体10全体は、ハウジング12に接合され、ワイヤ基板14の表面は、プラグ開口の軸Pに平行であり、その方向に沿って、プラグコネクタ88が、コンタクトワイヤ18aから18hの自由端部分にかみ合い、離脱する。
【0027】
本明細書において開示されているように、通信コネクタ組立体10は、漏話補正での最初の段階を生成するような方法で、交差する区域74を越えて、端子コンタクトワイヤ18aから18hでの同一平面上の部分の中で、誘導性の漏話補正結合を顕著に発生させる。この最初の段階は、コンタクトワイヤの自由端の部分が、プラグコネクタ88の端子に効果的にかみ合う場合に、導入された漏話について対向し、補正する
【0028】
二重の対角線の占有面積
図4は、コネクタ組立体10の平面図である。ベース部分20aから20hが、二重の対角線の占有面積パターンで、ワイヤ基板14に入る。図に示されている測定値は、インチでの代表的な寸法であり、いずれかの特定の寸法、または、寸法のセットに関して本発明を限定しようとするのではない。ベース部分の入口の部分は、ワイヤ基板14上の4つの列をを画定し、この列は、端子コンタクトワイヤ18aから18hの長い方向にほぼ垂直である。入口のポイントは、列を通じて2つの連続的な対角線を画定する。
【0029】
領域A1は、不快な漏話が、組み合うコネクタによって導入されるゾーンに対応する。領域A1が、コンタクト72の線で始まり、交差する区域74の中心で終わるので、領域A1の水平な領域は、できる限り短く、たとえば、図4では約0.148インチに保たれる。ここでは、短い距離が、伝送遅延を最小にし、不快な漏話の影響に対抗するために、コネクタ組立体10の必要とされる誘導性で容量性の補正の量全体を減少させる。ベース部分の入口のポイントは、ワイヤ基板14上で4つの列を画定し、この列は、端子コンタクトワイヤ18aから18hの長い方向にほぼ垂直である。入口のポイントは、列を通じて2つの連続的な対角線も画定する。
【0030】
領域A2は、コンタクトワイヤ18aから18hの部分が、交差する区域74とベース部分20aから20hの間で、互いに水平で同一平面上にあり、基板表面の上にほぼ均等な間隔(たとえば、約0.090インチ)であるゾーンを画定する。図3を参照されたい。隣接した端子コンタクトワイヤの側面は、領域A2で約0.025インチごとに離れて間隔がとられるのが代表的であり、誘導性で容量性の補正の結合は、コンタクトワイヤの中で非常に効果的である。
【0031】
図4での領域A3は、コンタクトワイヤが、曲がり、ベース部分20aから20hが、ワイヤ基板14に一般に直角に延び、基板内の端子開口に入るゾーンを表す。領域A3では、隣接したベース部分の中心は、コンタクトワイヤの長い方向で、約0.060インチごとに間隔が取られるのが代表的であり、すなわち、その間隔は、組み合うコネクタとのコンタクト72のコンタクトワイヤの線における
コンタクトワイヤの代表的な0.040インチの中心から中心の間隔より大きい。
【0032】
図3と図4に見られるように、領域A3は、ワイヤ基板14に直角の方向で、互いにほぼ平行で同一平面上にある隣接したベース部分を含む。誘導性で容量性の漏話補正結合は、したがって、隣接したベース部分が、図4に示され、以下で説明されるように、配列される場合に、領域A3のベース部分の中で発生される。
【0033】
のこぎりの歯の占有面積
図5は、コネクタ組立体10の平面図であり、端子コンタクトワイヤのベース部分20aから20hが、粗いのこぎりの歯に似ている占有面積パターンで、ワイヤ基板14に入る。図6は、図5でのワイヤ基板14の斜視図である。ベース部分入口のポイントは、ワイヤ基板14上に4つの列を画定し、この列は、コンタクトワイヤの長い方向にほぼ垂直である。入口パターンは、列を通じて走るのこぎりの歯も形成する。
【0034】
図5での領域A1は、コンタクト72の線と、コンタクトワイヤの交差する区域74を通じての中心線との間で、不快な漏話が、組み合うコネクタによって、導入されるゾーンを画定する。前述のように、コンタクトワイヤの方向での領域A1の長さは、比較的短く(たとえば、約0.148インチに)保たれ、伝送遅延を最小にし、不快な漏話に対抗するために必要とされる誘導性で容量性の補正の量を減少させる。
【0035】
図5での領域A2は、端子コンタクトワイヤ18aから18hの水平な部分の中の効果的な誘導性で容量性の結合のゾーンを描く。領域A2では、コンタクトワイヤは、ほぼ同じ平面にあり、ワイヤ基板14の表面に関して水平であり、基板14の表面の上でほぼ均等な間隔(たとえば、0.090インチ)である。コンタクト72の線において、コンタクトワイヤについての代表的な中心から中心の間隔を0.040インチ、コンタクトワイヤについての断面積を015インチ四方と仮定すると、領域A2での隣接したワイヤの側面は、約0.025インチ離れて間隔がとられるのが代表的である。
【0036】
図5での領域A3は、コンタクトワイヤは、曲がり、ベース部分20aから20hは、ワイヤ基板14に一般に直角に延び、基板内の端子開口に入るゾーンを表す。領域A3での隣接したベース部分は、コンタクトワイヤの長い方向で、約0.060インチごとに離れて間隔が取られるのが代表的であり、すなわち、その間隔は、組み合うコネクタとのコンタクト72のコンタクトワイヤの線におけるコンタクトワイヤの中心の間の代表的な0.040インチの間隔より大きい。
【0037】
図3と図5に見られるように、領域A3は、ワイヤ基板14に直角の方向で互いにほぼ平行で同一平面上にある隣接したベース部分を含む。誘導性で容量性の漏話補正結合は、隣接したベース部分が、隣接したベース部分が、図5に示され、以下で説明されるように、配列される場合に、領域A3でベース部分の中で発生される。
【0038】
対1と対3
コンタクト72の線において、図4と図5に見られるのは、対1のコンタクトワイヤ18dが、対3のコンタクトワイヤ18cに隣接することである。ワイヤ基板の入口領域A3において、漏話補正に効果的に貢献する関係は、1つには、対1のベース部分20eを、対3のベース部分20cにより近づけて、対1のベース部分20dを、対3のベース部分20cからより離して位置付ける。同様に、対1のベース部分20dは、対3のベース部分20fにより近づけて位置付け、対1のベース部分20eは、対3のベース部分20fからより離して設置される。図4または図5のいずれかの配置は、そのような関係を満足させる。
【0039】
対2と対3
コンタクト72の線において、対3のコンタクトワイヤ18cは、対2のコンタクトワイヤ18bに隣接する。ワイヤ基板の入口領域A3において、漏話補正に効果的に貢献する関係は、1つには、対3のベース部分20cを、対2のベース部分20aにより近づけ、対3のベース部分20cを、対2のベース部分20bからより離すようにする。図4と図5に見られるように、ベース部分20cは、領域A3でベース部分20aに隣接し、ベース部分20bは、領域A3でベース部分20aによって、ベース部分20cから分離される。
【0040】
対3と対4
対3と対4についてのベース部分20c、20f、および20g、20hに関して、それらのワイヤ基板の入口パターンでの関係は、ワイヤ対2と対3のベース部分について関係に対応する。
【0041】
対1と対2
図4と図5での対1のベース部分20d、20と、対2の20a、20bについての入口パターンは、(a)ベース部分20aと20dの間の距離と、(a)ベース部分20bと20eの間の距離との合計から、(c)ベース部分20aと20eの間の距離と、(d)ベース部分20bと20dの間の距離との合計を引いたものが、最小にされる。そのような関係は、ベース部分によって導入されるいずれかの不快な漏話の量を最小にする傾向がある。
【0042】
対1と対4
対1のベース部分20d、20eと対4のベース部分20g、20hについては、それらのワイヤ基板の入口パターンでの関係は、上記の対1と対2のについて関係に対応する。
【0043】
交差する区域74は、ワイヤ対1、2、および4で形成され、図4と図5の「二重の対角線」または「のこぎりの歯」の入口パターンは、端子コンタクトワイヤのベース部分20aから20hの中で、漏話補正結合を発生させ、この結合は、組み合うコネクタによって、コンタクトワイヤの領域A1に導入されるいずれかの不快な漏話の極性に反対の極性である。先に述べたように、従来のコネクタ組立体は、不快な漏話の極性と同じ極性の結合が、いくつかの組立体のコンタクトワイヤのベース部分において発生されるようなワイヤ基板の入口パターンを有する。したがって、コンタクトワイヤの他の区域で発生されるいずれかの有益な補正結合は、コネクタ組立体でのワイヤ基板の入口パターンによって、無効にされる。図4と図5の配置全体は、したがって、次の重要な利点を生じさせる。
1.ワイヤ基板14上、または、ワイヤ基板14内で必要とされる追加の補正段階の量を最小にする。
2.提案されたカテゴリー6の必要条件をよりよいマージン内で合わせることができる。
3.よりよい戻り損失を実現することができる。
【0044】
図7と図8は、図1から図4でのように、コンタクトワイヤのベース部分20aから20hでの二重の対角線の入口パターンを用いて、ワイヤ基板14内で追加の補正での場合の、NEXTの測定結果を示す表である。カテゴリー6の性能は、前方(図7)と逆方向(図8)との両方での漏話測定で獲得された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による通信コネクタ組立体での第1の実施例の斜視図である。
【図2】図1でのコネクタ組立体のワイヤ基板部分の拡大した斜視図である。
【図3】ジャックフレームに挿入されたワイヤ基板部分を、図2での右側から見たワイヤ基板部分の側面図である。
【図4】図2でのワイヤ基板部分の平面図である。
【図5】図1でのコネクタ組立体のワイヤ基板部分での第2の実施例の平面図である。
【図6】図5でのワイヤ基板部分の斜視図である。
【図7】図1から図4の実施例でのカテゴリー6に合う測定結果を示す表である。
【図8】図1から図4の実施例でのカテゴリー6に合う測定結果を示す表である。
【符号の説明】
10 通信コネクタ組立体
12 ジャックハウジング
13 プラグ開口
14 ワイヤ基板
18a−18h コンタクトワイヤ
19 前方エッジ
20a−20h ベース部分
50 端子ハウジング
56a−56h 端子
58 開口
60 カバー
62 開口
72 コンタクト
74 交差する区域
76 ステップ
78 ガイドブロック
86 ガイドウェイ
88 プラグコネクタ
89 パッセージ
90 バー
91 底の壁
92 フランジ
Claims (16)
- ワイヤ基板と、
前記ワイヤ基板の上面に対して略水平方向に延在したいくつかの細長い端子コンタクトワイヤとを含む通信コネクタ組立体であって、
各々の前記通信コンタクトワイヤは、
嵌合するコネクタと電気的に接触する自由端部分を含み、当該嵌合するコネクタは、前記コンタクトワイヤの第1の領域にわたる前記コンタクトワイヤと接触する線から不快な漏話を起こすように作用し、
前記自由端部分に対向したベース部分を含み、各々の前記コンタクトワイヤを前記基板に接続させるように形成されるとともに、前記基板の上面に対して略直角の方向に突出したベース部分とを有し、
隣接した前記コンタクトワイヤの少なくとも1つの対は、コンタクトワイヤの略水平な部分が漏話補正のために結合される第2の領域を画定する交差区域を有し、
前記コンタクトワイヤの前記ベース部分は、漏話補正のために結合される第3の領域を生成するような大きさで構成された入り口パターンを有する前記ワイヤ基板に入ることを特徴とする通信コネクタ組立体。 - 前記組立体は、8つの前記端子コンタクトワイヤを有し、前記交差する区域は、隣接した前記コンタクトワイヤの中心の対で形成されることを特徴とする請求項1記載のコネクタ組立体。
- 前記交差する区域はまた、隣接した端子コンタクトワイヤでの各2つの端部の対でも形成されることを特徴とする請求項2記載のコネクタ組立体。
- 端子コンタクトワイヤの前記ベース部分は、コンタクトワイヤの長い方向にほぼ垂直である4つの列に沿って前記ワイヤ基板に入ることを特徴とする請求項3記載のコネクタ組立体。
- 前記ワイヤ基板での前記ベース部分の入口のポイントは、前記列を通じて2つの連続的な対角線を画定することを特徴とする請求項4記載のコネクタ組立体。
- 前記ワイヤ基板での前記ベース部分の入口のポイントは、前記列を通じて粗いのこぎりの歯を画定することを特徴とする請求項4記載のコネクタ組立体。
- 通信ジャックコネクタにおいて、
プラグ開口を有するジャックハウジングであって、前記プラグ開口は軸を有し、前記ハウジングは、プラグの軸の方向に沿ってプラグ開口に嵌合するプラグコネクタを受け入れるように組み立てられて構成されたジャックハウジングと、
前記プラグコネクタが前記ジャックハウジングに受け入れられる場合に、前記嵌合するプラグコネクタに電気的に接触する通信コネクタ組立体とを有し、
前記コネクタ組立体は、
前方部分が、ジャックハウジング内で支持されるワイヤ基板と、
前記ワイヤ基板の上面に対して略水平方向に延在するいくつかの細長い端子コンタクトワイヤとを含み、
前記各コンタクトワイヤは、
ジャックハウジングの内側でプラグコネクタと電気的に接触する自由端部分を備え、前記プラグコネクタが、前記コンタクトワイヤの第1の領域にわたる前記コンタクトワイヤと接触する線から不快な漏話を起こすように作用し、
前記自由端部分に対向し、各前記コンタクトワイヤを前記基板に接続させるように形成されるとともに、基板の上面に対して略直角の方向につきだしたベース部分とを備え、
隣接した前記コンタクトワイヤの少なくとも1つの対は、コンタクトワイヤの略水平な部分が漏話補正のために結合される第2の領域を画定する、交差する区域を有し、
前記端子コンタクトワイヤの前記ベース部分は、漏話補正のために結合される第3の領域を生成するような大きさで構成された入り口パターンを有する前記ワイヤ基板に入ることを特徴とする通信ジャックコネクタ。 - 前記組立体は、8つの前記端子コンタクトワイヤを有し、前記交差する区域は、隣接した前記コンタクトワイヤの中心の対で形成されることを特徴とする請求項7記載のジャックコネクタ。
- 前記交差する区域はまた、隣接した端子コンタクトワイヤでの各2つの端部の対でも形成されることを特徴とする請求項8記載のジャックコネクタ。
- 端子コンタクトワイヤの前記ベース部分は、コンタクトワイヤの長い方向にほぼ垂直である4つの列に沿って前記ワイヤ基板に入ることを特徴とする請求項9記載のジャックコネクタ。
- 前記ワイヤ基板での前記ベース部分の入口のポイントは、前記列を通じて2つの連続的な対角線を画定することを特徴とする請求項10記載のジャックコネクタ。
- 前記ワイヤ基板での前記ベース部分の入口のポイントは、前記列を通じて粗いのこぎりの歯を画定することを特徴とする請求項10記載のジャックコネクタ。
- 前記中心の対は、交差する区域を欠く、二つのほかの前記コンタクトワイヤの間に位置することを特徴とする請求項2に記載の通信コネクタ組立体。
- 交差する区域を欠くコンタクトワイヤの1つは、前記中心対と前記2つの端部の対の間に位置することを特徴とする請求項3に記載の通信コネクタ組立体。
- 前記中心の対は、交差する区域を欠く、二つのほかの前記コンタクトワイヤの間に位置することを特徴とする請求項8に記載の通信コネクタ組立体。
- 交差する区域を欠くコンタクトワイヤの1つは、前記中心対と前記2つの端部の対の間に位置することを特徴とする請求項9に記載の通信コネクタ組立体。
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