JP3552933B2 - 配線結束装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和機から外部に延びる電源配線とアース線とを結束するための配線結束装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、空気調和機の一例として図10に示すものがある。これは、吸気口1a及び送風口1bを備えた室内機1から外部に延びる電源配線(メイン配線)2とアース線(サブ配線)3とのうち、電源配線2のプラグ2aをコンセント4に接続すると共に、アース線3の先端をコンセント4のアース端子5に接続するようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の構成では、電源配線2とアース線3とが室内に露出した状態で別個に配線されており、その配線の状態にまとまりがなく、美観を損なっている。
【0004】
そこで、例えば実開昭64−54381号公報に記載する結束体により前記電源配線2とアース線3とを結束することが考えられるが、この結束体は、複数の配線を単に結束するだけのものであって、構成が複雑で、結束操作が面倒である。
【0005】
本発明は、上記従来の難点に鑑み、簡単な構成で結束操作を容易に行うことができる配線結束装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、壁面に取り付けられた空気調和機の 室内機から外部に延びてコンセントに差し込まれるプラグを備えた電源配線でなるメイン配線と、前記室内機から外部に延びて前記コンセントのアース端子に接続されるアース線でなるサブ配線と、を結束するための配線結束装置であって、前記メイン配線に結束体が設けられ、該結束体にサブ配線を結束させるようにしてあり、前記結束体が弾性変形可能な合成樹脂材により成形されていて、前記メイン配線に外嵌する環状連結部と、該連結部に一体突設されて先端が互いに当接または接近する弾性変形可能な一対の爪片を有しかつそれら両爪片の先端角部にその先端角部を切除して形成された傾斜面を備える挟持部とからなり、該挟持部の両爪片を弾性変形させてその両爪片間に前記サブ配線を嵌入させており、前記連結部の外周面に設けた係止片を、前記壁面に設けた固定側突起部に係止することにより、電源配線とアース片とを前記壁面に沿って結束していることを特徴としている。
【0007】
上記構成によれば、結束体によりメイン配線とサブ配線とを一つにまとめているから、外観上の体裁が良好である。また、メイン配線を利用してサブ配線を結束するようになっているから、前記結束体の構成が簡単になり、製作費を安くすることができる。
【0008】
また、前記結束体が、前記メイン配線に外嵌する連結部と、該連結部に一体突設されて先端が互いに当接または接近する弾性変形可能な一対の爪片を有する挟持部とからなり、該挟持部の両爪片を弾性変形させてその両爪片間に前記サブ配線を嵌入させるようにしてあるので、結束体の構成が簡単で製作費を安くすることができ、また、連結部をメイン配線に外嵌させた状態で、一対の爪片の先端間にサブ配線を押し込むだけで、メイン配線とサブ配線とを容易に結束することができる。
【0009】
また、前記挟持部の両爪片の先端角部に、その先端角部を切除して傾斜面が形成されているので、両爪片の先端角部を切除して形成した傾斜面にサブ配線を押し付けることにより、そのサブ配線を両爪片間に容易に嵌入させることができる。
【0010】
さらに、前記連結部の外周面に係止片が突設され、該係止片を壁面の固定側突起部に係止させるようにしたので、メイン配線とサブ配線とを前記壁面に沿って所定通りに結束することができる。
【0011】
請求項2記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記挟持部が前記連結部の下面に一体突設されていることを特徴としている。
【0012】
上記構成によれば、サブ配線をメイン配線の下面に沿って平行に配線することができ、外観上の体裁が良好である。
【0013】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記挟持部が前記連結部の側面に一体突設されていることを特徴としている。
【0014】
上記構成によれば、サブ配線をメイン配線の側面に沿って平行に配線することができ、そのサブ配線とメイン配線とが重なるから、外観上の体裁が一層良好である。
【0015】
請求項4記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記挟持部が前記連結部の外周面複数箇所に一体突設されていることを特徴としている。
【0016】
上記構成によれば、挟持部が複数設けられているから、所望の挟持部にサブ配線を挟持させることができると共に、残りの挟持部に他の電気機器の配線などを挟持させることができ、使い勝手が良い。
【0017】
請求項5記載の発明は、請求項3記載の発明において、電源配線とアース線とが同色であることを特徴としている。
【0018】
上記構成によれば、両配線を一体化させることができ、外観上の体裁を一層良好に維持することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の第1の実施の形態である配線結束装置を備えた空気調和機の室内機1を示すものであって、電源配線(メイン配線)2に1つまたは複数の結束体7が設けられ、該結束体7にアース線(サブ配線)3を結束させるようにしている。上記以外の構成で図10に示す構成と同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
【0020】
前記結束体7は、図2〜図4に示すように、弾性変形可能な合成樹脂材により成形されており、前記電源配線2に外嵌する環状連結部8と、該連結部8の下面に一体突設されて先端が互いに当接または接近する弾性変形可能な一対の爪片9aを有する挟持部9とからなり、該挟持部9の両爪片9aを弾性変形させて、その両爪片9a間にアース線3を嵌入させるようにした。
【0021】
結束手順を説明すると、連結部8を電源配線2に予め外嵌させておき、室内機1を壁面などに取り付け、電源配線2のプラグ2aをコンセント4に差し込んだ後、アース線3を両爪片9aの先端間に押し込むことにより、該アース線3を挟持部9に挟持させ、これによって、電源配線2とアース線3とを結束し、そのアース線3の端部をアース端子5に接続すればよい(図1参照)。
【0022】
上記構成によれば、結束体7によりアース線3を電源配線2の下面に沿って平行に配線することができ、外観上の体裁が良好である。また、電源配線2を利用してアース線3を挟持するようになっているから、結束体7の構成が簡単になり、製作費を安くすることができる。更に、両爪片9aの先端間にアース線3を押し込むだけで、該アース線3と電源配線2とを結束することができる。
【0023】
図5〜図7は本発明の第2の実施の形態である配線結束装置を示すものであって、挟持部9が連結部8の側面に一体突設されている。上記以外の構成は第1の実施の形態の構成とほぼ同じであるから、同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
【0024】
上記構成によれば、アース線3を電源配線2の側面に沿って平行に配線することができ、そのアース線3と電源配線2とが重なるから、外観上の体裁が良好であり、特に、前記両配線2,3を同色にすることにより、その両配線2,3を一体化させることができ、外観上の体裁を一層良好に維持することができる。
【0025】
図8は本発明の第3の実施の形態である配線結束装置を示すものであって、挟持部9が連結部8の外周面複数箇所(この実施の形態では3箇所)に一体突設されている。上記以外の構成は第1、第2の実施の形態とほぼ同じであるから、同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
【0026】
上記構成によれば、挟持部9が複数設けられているから、所望の挟持部9にアース線3を挟持させることができると共に、残りの挟持部9に他の電気機器の配線などを挟持させることができ、使い勝手が良い。
【0027】
図9のように、挟持部9の両爪片9aの先端角部に、その先端角部を切除して傾斜面10を形成してもよい。
【0028】
上記構成によれば、図9に実線で示す状態からアース線3を傾斜面10に押し付けることにより、そのアース線3を両爪片9a間に容易に嵌入させることができる。
【0029】
図3及び図6に仮想線で示すように、連結部8の外周面に略L字状の係止片11を突設してもよい。
【0030】
上記構成によれば、係止片11を壁面に設けた固定側突起部12に係止することにより、電源配線2とアース線3とを前記壁面に沿って所定通りに結束することができる。
【0031】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、結束体によりメイン配線とサブ配線とを一つにまとめているから、外観上の体裁が良好である。また、メイン配線を利用してサブ配線を結束するようになっているから、前記結束体の構成が簡単になり、製作費を安くすることができる。
【0032】
また、結束体の構成が簡単で製作費を安くすることができ、また、連結部をメイン配線に外嵌させた状態で、一対の爪片の先端間にサブ配線を押し込むだけで、メイン配線とサブ配線とを容易に結束することができる。
【0033】
さらに、両爪片の先端角部を切除して形成した傾斜面にサブ配線を押し付けることにより、そのサブ配線を両爪片間に容易に嵌入させることができる。
【0034】
さらに、係止片を壁面に設けた固定側突起部に係止することにより、メイン配線とサブ配線とを前記壁面に沿って所定通りに結束することができる。
【0035】
請求項2記載の発明によれば、サブ配線をメイン配線の下面に沿って平行に配線することができ、外観上の体裁が良好である。
【0036】
請求項3記載の発明によれば、サブ配線をメイン配線の側面に沿って平行に配線することができ、そのサブ配線とメイン配線とが重なるから、外観上の体裁が一層良好である。
【0037】
請求項4記載の発明によれば、挟持部が複数設けられているから、所望の挟持部にサブ配線を挟持させることができると共に、残りの挟持部に他の電気機器の配線などを挟持させることができ、使い勝手が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である配線結束装置を備えた空気調和機の室内機を示す斜視図である。
【図2】同配線結束装置の正面図である。
【図3】同横断面図である。
【図4】同分解斜視図である。
【図5】本発明の他の実施の形態である配線結束装置を示す正面図である。
【図6】同横断面図である。
【図7】同分解斜視図である。
【図8】本発明のさらに他の実施の形態である配線結束装置を示す斜視図である。
【図9】本発明の実施の形態である配線結束装置を示す拡大縦断面図である。
【図10】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 電源配線(メイン配線)
3 アース線(サブ配線)
7 結束体
8 連結部
9 挟持部
9a 爪片
10 傾斜面
11 係止片
12 固定側突起部
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和機から外部に延びる電源配線とアース線とを結束するための配線結束装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、空気調和機の一例として図10に示すものがある。これは、吸気口1a及び送風口1bを備えた室内機1から外部に延びる電源配線(メイン配線)2とアース線(サブ配線)3とのうち、電源配線2のプラグ2aをコンセント4に接続すると共に、アース線3の先端をコンセント4のアース端子5に接続するようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の構成では、電源配線2とアース線3とが室内に露出した状態で別個に配線されており、その配線の状態にまとまりがなく、美観を損なっている。
【0004】
そこで、例えば実開昭64−54381号公報に記載する結束体により前記電源配線2とアース線3とを結束することが考えられるが、この結束体は、複数の配線を単に結束するだけのものであって、構成が複雑で、結束操作が面倒である。
【0005】
本発明は、上記従来の難点に鑑み、簡単な構成で結束操作を容易に行うことができる配線結束装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、壁面に取り付けられた空気調和機の 室内機から外部に延びてコンセントに差し込まれるプラグを備えた電源配線でなるメイン配線と、前記室内機から外部に延びて前記コンセントのアース端子に接続されるアース線でなるサブ配線と、を結束するための配線結束装置であって、前記メイン配線に結束体が設けられ、該結束体にサブ配線を結束させるようにしてあり、前記結束体が弾性変形可能な合成樹脂材により成形されていて、前記メイン配線に外嵌する環状連結部と、該連結部に一体突設されて先端が互いに当接または接近する弾性変形可能な一対の爪片を有しかつそれら両爪片の先端角部にその先端角部を切除して形成された傾斜面を備える挟持部とからなり、該挟持部の両爪片を弾性変形させてその両爪片間に前記サブ配線を嵌入させており、前記連結部の外周面に設けた係止片を、前記壁面に設けた固定側突起部に係止することにより、電源配線とアース片とを前記壁面に沿って結束していることを特徴としている。
【0007】
上記構成によれば、結束体によりメイン配線とサブ配線とを一つにまとめているから、外観上の体裁が良好である。また、メイン配線を利用してサブ配線を結束するようになっているから、前記結束体の構成が簡単になり、製作費を安くすることができる。
【0008】
また、前記結束体が、前記メイン配線に外嵌する連結部と、該連結部に一体突設されて先端が互いに当接または接近する弾性変形可能な一対の爪片を有する挟持部とからなり、該挟持部の両爪片を弾性変形させてその両爪片間に前記サブ配線を嵌入させるようにしてあるので、結束体の構成が簡単で製作費を安くすることができ、また、連結部をメイン配線に外嵌させた状態で、一対の爪片の先端間にサブ配線を押し込むだけで、メイン配線とサブ配線とを容易に結束することができる。
【0009】
また、前記挟持部の両爪片の先端角部に、その先端角部を切除して傾斜面が形成されているので、両爪片の先端角部を切除して形成した傾斜面にサブ配線を押し付けることにより、そのサブ配線を両爪片間に容易に嵌入させることができる。
【0010】
さらに、前記連結部の外周面に係止片が突設され、該係止片を壁面の固定側突起部に係止させるようにしたので、メイン配線とサブ配線とを前記壁面に沿って所定通りに結束することができる。
【0011】
請求項2記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記挟持部が前記連結部の下面に一体突設されていることを特徴としている。
【0012】
上記構成によれば、サブ配線をメイン配線の下面に沿って平行に配線することができ、外観上の体裁が良好である。
【0013】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記挟持部が前記連結部の側面に一体突設されていることを特徴としている。
【0014】
上記構成によれば、サブ配線をメイン配線の側面に沿って平行に配線することができ、そのサブ配線とメイン配線とが重なるから、外観上の体裁が一層良好である。
【0015】
請求項4記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記挟持部が前記連結部の外周面複数箇所に一体突設されていることを特徴としている。
【0016】
上記構成によれば、挟持部が複数設けられているから、所望の挟持部にサブ配線を挟持させることができると共に、残りの挟持部に他の電気機器の配線などを挟持させることができ、使い勝手が良い。
【0017】
請求項5記載の発明は、請求項3記載の発明において、電源配線とアース線とが同色であることを特徴としている。
【0018】
上記構成によれば、両配線を一体化させることができ、外観上の体裁を一層良好に維持することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の第1の実施の形態である配線結束装置を備えた空気調和機の室内機1を示すものであって、電源配線(メイン配線)2に1つまたは複数の結束体7が設けられ、該結束体7にアース線(サブ配線)3を結束させるようにしている。上記以外の構成で図10に示す構成と同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
【0020】
前記結束体7は、図2〜図4に示すように、弾性変形可能な合成樹脂材により成形されており、前記電源配線2に外嵌する環状連結部8と、該連結部8の下面に一体突設されて先端が互いに当接または接近する弾性変形可能な一対の爪片9aを有する挟持部9とからなり、該挟持部9の両爪片9aを弾性変形させて、その両爪片9a間にアース線3を嵌入させるようにした。
【0021】
結束手順を説明すると、連結部8を電源配線2に予め外嵌させておき、室内機1を壁面などに取り付け、電源配線2のプラグ2aをコンセント4に差し込んだ後、アース線3を両爪片9aの先端間に押し込むことにより、該アース線3を挟持部9に挟持させ、これによって、電源配線2とアース線3とを結束し、そのアース線3の端部をアース端子5に接続すればよい(図1参照)。
【0022】
上記構成によれば、結束体7によりアース線3を電源配線2の下面に沿って平行に配線することができ、外観上の体裁が良好である。また、電源配線2を利用してアース線3を挟持するようになっているから、結束体7の構成が簡単になり、製作費を安くすることができる。更に、両爪片9aの先端間にアース線3を押し込むだけで、該アース線3と電源配線2とを結束することができる。
【0023】
図5〜図7は本発明の第2の実施の形態である配線結束装置を示すものであって、挟持部9が連結部8の側面に一体突設されている。上記以外の構成は第1の実施の形態の構成とほぼ同じであるから、同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
【0024】
上記構成によれば、アース線3を電源配線2の側面に沿って平行に配線することができ、そのアース線3と電源配線2とが重なるから、外観上の体裁が良好であり、特に、前記両配線2,3を同色にすることにより、その両配線2,3を一体化させることができ、外観上の体裁を一層良好に維持することができる。
【0025】
図8は本発明の第3の実施の形態である配線結束装置を示すものであって、挟持部9が連結部8の外周面複数箇所(この実施の形態では3箇所)に一体突設されている。上記以外の構成は第1、第2の実施の形態とほぼ同じであるから、同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
【0026】
上記構成によれば、挟持部9が複数設けられているから、所望の挟持部9にアース線3を挟持させることができると共に、残りの挟持部9に他の電気機器の配線などを挟持させることができ、使い勝手が良い。
【0027】
図9のように、挟持部9の両爪片9aの先端角部に、その先端角部を切除して傾斜面10を形成してもよい。
【0028】
上記構成によれば、図9に実線で示す状態からアース線3を傾斜面10に押し付けることにより、そのアース線3を両爪片9a間に容易に嵌入させることができる。
【0029】
図3及び図6に仮想線で示すように、連結部8の外周面に略L字状の係止片11を突設してもよい。
【0030】
上記構成によれば、係止片11を壁面に設けた固定側突起部12に係止することにより、電源配線2とアース線3とを前記壁面に沿って所定通りに結束することができる。
【0031】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、結束体によりメイン配線とサブ配線とを一つにまとめているから、外観上の体裁が良好である。また、メイン配線を利用してサブ配線を結束するようになっているから、前記結束体の構成が簡単になり、製作費を安くすることができる。
【0032】
また、結束体の構成が簡単で製作費を安くすることができ、また、連結部をメイン配線に外嵌させた状態で、一対の爪片の先端間にサブ配線を押し込むだけで、メイン配線とサブ配線とを容易に結束することができる。
【0033】
さらに、両爪片の先端角部を切除して形成した傾斜面にサブ配線を押し付けることにより、そのサブ配線を両爪片間に容易に嵌入させることができる。
【0034】
さらに、係止片を壁面に設けた固定側突起部に係止することにより、メイン配線とサブ配線とを前記壁面に沿って所定通りに結束することができる。
【0035】
請求項2記載の発明によれば、サブ配線をメイン配線の下面に沿って平行に配線することができ、外観上の体裁が良好である。
【0036】
請求項3記載の発明によれば、サブ配線をメイン配線の側面に沿って平行に配線することができ、そのサブ配線とメイン配線とが重なるから、外観上の体裁が一層良好である。
【0037】
請求項4記載の発明によれば、挟持部が複数設けられているから、所望の挟持部にサブ配線を挟持させることができると共に、残りの挟持部に他の電気機器の配線などを挟持させることができ、使い勝手が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である配線結束装置を備えた空気調和機の室内機を示す斜視図である。
【図2】同配線結束装置の正面図である。
【図3】同横断面図である。
【図4】同分解斜視図である。
【図5】本発明の他の実施の形態である配線結束装置を示す正面図である。
【図6】同横断面図である。
【図7】同分解斜視図である。
【図8】本発明のさらに他の実施の形態である配線結束装置を示す斜視図である。
【図9】本発明の実施の形態である配線結束装置を示す拡大縦断面図である。
【図10】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 電源配線(メイン配線)
3 アース線(サブ配線)
7 結束体
8 連結部
9 挟持部
9a 爪片
10 傾斜面
11 係止片
12 固定側突起部
Claims (5)
- 壁面に取り付けられた空気調和機の室内機から外部に延びてコンセントに差し込まれるプラグを備えた電源配線でなるメイン配線と、前記室内機から外部に延びて前記コンセントのアース端子に接続されるアース線でなるサブ配線と、を結束するための配線結束装置であって、
前記メイン配線に結束体が設けられ、該結束体にサブ配線を結束させるようにしてあり、
前記結束体が弾性変形可能な合成樹脂材により成形されていて、前記メイン配線に外嵌する環状連結部と、該連結部に一体突設されて先端が互いに当接または接近する弾性変形可能な一対の爪片を有しかつそれら両爪片の先端角部にその先端角部を切除して形成された傾斜面を備える挟持部とからなり、該挟持部の両爪片を弾性変形させてその両爪片間に前記サブ配線を嵌入させており、
前記連結部の外周面に設けた係止片を、前記壁面に設けた固定側突起部に係止することにより、電源配線とアース片とを前記壁面に沿って結束していることを特徴とする配線結束装置。 - 前記挟持部が前記連結部の下面に一体突設されていることを特徴とする請求項1記載の配線結束装置。
- 前記挟持部が前記連結部の側面に一体突設されていることを特徴とする請求項1記載の配線結束装置。
- 前記挟持部が前記連結部の外周面複数箇所に一体突設されていることを特徴とする請求項1記載の配線結束装置。
- 電源配線とアース線とが同色である請求項3に記載した配線結束装置。
Priority Applications (1)
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JP36306698A JP3552933B2 (ja) | 1998-12-21 | 1998-12-21 | 配線結束装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP36306698A JP3552933B2 (ja) | 1998-12-21 | 1998-12-21 | 配線結束装置 |
Publications (2)
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JP3552933B2 true JP3552933B2 (ja) | 2004-08-11 |
Family
ID=18478421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP36306698A Expired - Fee Related JP3552933B2 (ja) | 1998-12-21 | 1998-12-21 | 配線結束装置 |
Country Status (1)
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JP5115422B2 (ja) * | 2008-09-24 | 2013-01-09 | ヤマハ株式会社 | 電気接続用コードユニット |
-
1998
- 1998-12-21 JP JP36306698A patent/JP3552933B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2000188488A (ja) | 2000-07-04 |
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