JP3552836B2 - 箱 - Google Patents
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- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/80—Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は箱に関する。詳しくは、本発明は、物品を入れた箱を目的地(輸送先)まで輸送した後、空箱を再利用したい場合に(いわゆる通い箱として使用したい場合に)、空箱を目的地・中継地・発送地(輸送元)などで保管したり発送地等に返送したりするに際して嵩張らないように解体することができ、かつ、容易に組み立てることができる箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
物品、例えば自動車用の部品を例にとると、エンジン、エンジン部品一式、バンパー、ドア、ボンネット、ダッシュボード等の物品を東南アジアなどの海外へ輸送などする際に使用し得る箱として、本願出願人は先に、平成7年4月13日に出願し未だ公開されていない特願平7−87977号に係る図6に示したような箱の発明を出願した。
【0003】
図6の箱は例えば自動車用ミッション梱包用として好ましく用い得る箱であり、そのサイズは例えば縦が約788mm、横が約548mm、高さが約507mmである。図6の箱は底部101(各部の素材は例えば木製であり、各部は例えば釘で接合されている)と側面部102と蓋部103とからなり、先ず梱包すべき物品を底部101の上に置き、次に底部101の上に側面部102を置き、最後に側面部102の上に蓋部103を被せて使用される。ここで、側面部102は側板104(素材は例えば後記の熱可塑性樹脂から成形された中空構造板である)とカマチ105(素材は例えば木製である)や支柱106(素材は例えば木製である)とをステープラー(stapler、ホッチキス。図の−−−印の部分)で接合したものである。ここで、底部101と側面部102とは接合されておらず、側面部102は単に底部101の上に置かれているだけである。なお、図6の側板や蓋部に記載した円内の平行線は、箱を製造するための素材の一つでもある中空構造板(後記)のリブの方向を示すものであり、以下の図における平行線も同じ意味を有するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図6のような箱を通い箱として再使用するために目的地(輸送先)から発送地(輸送元)等へ返送する場合、底部101と蓋部103とは平たい形状であるから嵩張らないものの、側面部102はステープラーで接合されているので、そのままでは嵩張るという問題点を有する。なお、側面部102はステープラーを外すことによって嵩張らない4個の平板状のものに解体し得るが、ステープラーを外すことは、釘を抜くことに比べると手間がかからないものの、なお手間のかかる作業であり、また、箱を組み立てる際に再度ステープラーで接合しなければならないという手間がかかる。本発明の目的は、箱を通い箱として使用する場合に、このような嵩張りの問題および手間の問題を解決した箱を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、通い箱として使用する場合に、上記した嵩張りの問題および手間の問題を持たない箱の開発について、鋭意研究を続けてきた。
その結果、箱の底部および側面部を特定の構造のものにすることにより、上記の問題点が解決されることを見いだし、本発明を完成させるに至った。
【0006】
すなわち、本発明は、底皿部および該底皿部の上に接して置かれた側面部からなる箱であって、底皿部は方形で平板状の底板と、該底板上の四周辺に接合してなる底桟とからなり、側面部は4面の側板と、該側板の相対する一組の側板の内側の上部にステープラーによって接合された2本のカマチ(框)と、隣接する側板によって形成される内側の4つの角部の近傍において側板(カマチと接合された側板)とステープラーによって接合された4本の支柱と、隣接する2本の支柱の上端部および側板(カマチと接合されていない方の側板)の内側の上部に接して置かれた2本のハリ(梁)とからなり、側面部は折り畳まれて嵩張らない平板状の形状となることを特徴とする箱である。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の箱について以下詳細に説明するが、本発明を図によって説明する場合、図示したものは本発明の箱の例に過ぎず、本発明は図示されたものに限定されるものではない。また、図は本発明を分かり易く描くことに重点を於いており、縮尺等は必ずしも実際のものを正確に反映したものではない。
【0008】
図1は本発明の一例を示す箱およびその解体を示す図である。この箱は底部1(滑材部2と底皿部3とからなる)と側面部4と蓋部5とからなるものであるが、本発明において滑材部2と蓋部5とは必須ではない。この箱は、例えば自動車用の部品を東南アジアなどの海外へ輸送したり、輸送に際して各地で保管したりするために好ましく用い得る箱であり、そのサイズは縦が約800mm、横が約590mm、高さが約545mm(但し、後記する最下部の滑材部を含めた高さである)である。
【0009】
図1の解体図の最下のものは滑材部2と底皿部3とからなる底部1であり、図2は図1の底部1を示す3面図である。前記した通り本発明の箱において滑材部2は必須ではないが、滑材部2を設けることは箱を例えばフォークリフト等で移動し得るので好ましい。
滑材部2は最下部に位置する3個の板状物6と、該板状物6の上に位置する9個の角材状物(柱状の物)7と、前記の3個の板状物6と直行する方向で該角材状物7の上に位置する3個の板状物8とからなる。図1の滑材部2について、最下部に位置する3個の板状物6および上部に位置する3個の板状物8は厚さが12mmの木製、角材状物7はサイズが65mm×70mm×85mm(高さ)の木製であり、これらは釘で接合されている。滑材部を構成する各部品は金属製であってもよく、この場合の各部は溶接、ネジ、接着剤等によって接合し得る。滑材部の素材やサイズ等は箱のサイズや箱の中に入れる物品の重量等に応じて適宜決めれば良い。
【0010】
底皿部は滑材部の上に例えば釘、ネジ、接着剤で接合されたものであり、方形で平板状の底板と、底板の四周辺に位置する底桟とからなる。ここで、底桟は、側面部(後記)が底皿部の上で水平方向にずれるのを防止するための機能を有するものである。従って、本発明の箱にかかる底桟の態様は、図1に例示したような連続した切れ目のない角材からなる底桟10に限定されるものではない。側面部4(後記)が底皿部3の上で水平方向にずれるのを防止することができさえすれば、他の態様の底桟であってもかまわない。例えば、図示はしていないが、底桟は非連続的なすなわち切れ目のある角材からなる底桟であって良いし、また、必ずしも角材でなくてもよい。
【0011】
底皿部は、別々に製作した底板と底桟とを接合したものであってもよいし、一体物であってもよい。底皿部を構成する底板や底桟の素材は特に制限されないが、製造のし易さ(底板と底桟とを釘で容易に接合し得る)等の観点から、一般的に木製が好ましい。底板と底桟との一体物を製造するための素材としては例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン及び/又はプロピレンと他のα−オレフィンとの共重合体で代表されるポリオレフィン系樹脂やポリ塩化ビニル系樹脂のごとき合成樹脂を例示し得る。底板や底桟のサイズは箱のサイズや箱に入れる物品の重量等に応じて適宜決めれば良い。図1の底皿部3は、サイズが800mm×590mm×15mm(厚さ)の木製の底板9と、15mm×15mm角の木製の棒から作られた底桟10とからなり、滑材部2とは釘で接合されている。
【0012】
本発明の箱を構成する側面部は、側板(直立した4面)と、相対する一組の側板の内側の上部に接合されたカマチ(框)と、隣接する側板によって形成される内側の4つの角部の近傍において側板(カマチと接合された側板)と接合された支柱と、隣接する2本の支柱の上端部および側板(カマチと接合されていない方の側板)の内側の上部に接して置かれたハリ(梁)とからなる。本発明の箱を示す図(例えば図1)における−−−印は、図6における場合と同様に、ステープラーによる接合を示す。
【0013】
図1に示したように、側面部4は箱を組み立てた状態において、側板11の下端の内面と底桟10の外側面とが接するように、底板9の外縁上に単に置かれているものである。また、ハリ12は単に支柱13の上に置かれているだけであって、支柱13や側板11と接合されているものではない。
カマチ、支柱およびハリの素材やサイズは特に制限されるものではない。それらの素材は後記する側板の素材との接合のし易さ(ステープラーで容易に接合し得る)の観点から、一般的には木製が好ましい。カマチ、支柱およびハリのサイズは、箱のサイズや箱の中に入れる物品の重合等に応じて適宜決めればよい。図1のカマチ14とハリ12とは30mm×30mm角の木製の角材、支柱13は45mm×30mm角の木製の角材である。
【0014】
図3は図1の側面部4の半分、すなわち隣接する2面の側板11(2面の側板11は一枚の板状物からなる)と、ステープラーで接合された2本の支柱13と、ステープラーで接合された1本のカマチ14とからなるものを示す4面図である(但し、ハリ12の図示を省略している)。側板11上の縦方向の点線(───)は谷折りに折り曲げ得る部分であることを示し、図3のものはこの線上で谷折りに折り曲げたりもとの平板状にしたりすることができるものである。
【0015】
図1の側面部を図3の物の2個から製造するには、図3の物の1個の両端(左端と右端)と、図3の物の残り1個の両端とを接合すればよい。すなわち、図3の物の右端の点線を折り曲げることによって形成される細長い折り曲げ部分(この部分の幅は図3の場合15mmである)と、図3の物の残り1個の端(図3の左の支柱の左側に相当する細長い部分。この部分の幅は図3の場合15mmである)とを重ね合わせて接合すればよい。接合はステッチャー、リベット、熱融着(側板の素材が熱可塑性樹脂の場合)、接着剤などで行えば良い。図1の箱において、この接合はリベットで行われている(リベットの図示はしていない)。
【0016】
4面の側板に関して、図3は隣接する2面の側板11がそれぞれ一枚の板状物からなる態様を示したものであるが、本発明はこの態様に限定されるものではない。この他の態様として、図示はしていないが、4面の側板のそれぞれが1枚の板状物からなる態様(この態様においては側板の重なりは4箇所である)、4面の側板が1枚の板状物からなる態様(この態様においては側板の重なりは1箇所である)、及び、連なった3面の側板と残りの1面の側板とがそれぞれ1枚の板状物からなる態様(この態様においては側板の重なりは2箇所である)がある。
【0017】
本発明の箱を組み立てた状態における支柱と底桟との位置関係に関して、図示した箱における支柱の下端は底桟の上面に接しているが(図2と図3とを参照)、両者の位置関係は図示したものに限定されるものではない。支柱の下端は底板の上面と直接に接していてもよく、この態様は、図2の底桟10の4つの角部を支柱の下端が入るのに必要な寸法だけ切り落とし、且つ、図3における支柱13の下端と側板11の下端とを揃える(段差のないものにする)ことによって得られる。
【0018】
図1の蓋部5(蓋部は本発明の箱の必須用件ではない)は側面部4に被せて用いられるタイプのものであるが、蓋部のタイプは箱の用途等に応じて適宜に決めればよく、そのサイズも箱のサイズに応じて適宜に決めれば良い。図1の蓋部5の素材は側板11の素材(後記)と同じものである。
図4は、図1の箱(但し、図1は本発明の必須用件ではない滑材部2と蓋部5とを含んでいる)を保管したり発送地等に返送したりする際に、解体して嵩張らないように折り畳む工程を示した斜視図である。図4から明らかなように、図1の物を底部1、ハリ12(2本)、蓋部5および側面部4に解体し、これらをこの順番に積み重ねると、全体として嵩張らない物が得られる。
【0019】
側面部を図4のように嵩張らない形状に折り畳み得る理由は、図3の右から2番目の点線も折れ曲がるからである。なお、側板の素材として例えばリブを有する中空構造板(後記)を図3に示したリブの方向で用いた場合、前記の折り曲げのための処置(溝を入れる等)を側板に対して事前に施さなくても、図4の右上の状態の物を手などで押さえることによって前記の折れ曲がりが発生し、図4の左の嵩張らない形状の物が得られる。
【0020】
側板の素材は、カマチや支柱とをステープラーで接合でき、且つ、谷折りに折り曲げたりもとの平板状にしたりすることができるものでありさえすれば良く、特に制限されるものではない。このような素材としては例えば、熱可塑性樹脂から成形された厚さ1.5〜20mmの中空構造板(後記)、厚さ3〜15mmの紙ダンボール板、厚さ1〜5mmの板紙、厚さ2〜10mmの樹脂製発泡板を例示し得る。樹脂製発泡板の例としては、プロピレンの単独重合体から製造された発泡倍率が例えば1.3倍の住友化学工業(株)製のスミセラー(登録商標)を挙げ得る。側板の素材やその厚さ等については、本発明の箱の用途やサイズ等に応じて適宜決めればよい。
【0021】
本発明の箱にかかる側板の素材としては、熱可塑性樹脂から成形された中空構造板が特に好ましい。この素材は図5に例示したようなリブ15を有する中空構造板であり、リブ15と平行な方向からの圧縮力に対して特に良く耐え得るものである。これは良く知られた素材であって、例えば熱可塑性ポリプロピレン系樹脂から成形された住友化学工業(株)製のサンプライ(登録商標)やスミパネル(登録商標)が市販されており、種々の厚さの中空構造板を入手し得る。中空構造板を側板として用いる場合、側板には上方向からの圧縮力がかかることがあるので(例えば、物品入りの箱を積み重ねた場合)、図1のようにリブの方向が垂直になる方向で用いるのが良い。図1の側板は、ポリプロピレン系樹脂から成形された住友化学工業(株)製の中空構造板であるサンプライ(登録商標)の厚さ5mmのものからなる。
【0022】
少なくとも2面の側板が一体物として連なっている場合、それを折り曲げなければならない。中空構造板以外の上記素材(紙ダンボール板、板紙、樹脂製発泡板)は、折り曲げるべき線の上に例えば通常のカッターナイフで切り溝を付け、その切り溝の部分を手等の力によって折り曲げればよい。中空構造板を使う場合、それをリブと平行の方向(図1の場合)またはリブに対して直角の方向(図示はしていないが、本発明はこの態様も含むものである)に折りまげなければならないが、中空構造板の折り曲げ方法について以下に説明する。
【0023】
中空構造板をリブと平行の方向に折り曲げるには、例えば中空構造板上の折り曲げるべき線上に刃先がユー(U)字形の刃を押圧することによって中空構造板上にリブと平行にユー(U)字形の溝を入れ、その溝の部分を手等の力によって折り曲げるか、又は、中空構造板上の折り曲げるべき線上にヒートバー(折り曲げた治具である)を当てた後、その部分を冷時に例えば手等の力によって折り曲げればよい。折り曲げを冷時に行うことは、折り曲げ部の形状が固定されないで可動性を有する(もとの平板状になし得る)から好都合である。ちなみに、折り曲げを熱時(ヒートバーを当てた部分が溶融状態にある時)に行うことは、折り曲げ部の形状が固定されてもとの平板状になし得ないから、不都合である。
【0024】
リブに対して直角の方向に折り曲げるには例えば、中空構造板上の折り曲げるべき線上にナイフ等の刃で切り溝を付け、その切り溝の部分を手等の力によって折り曲げ得る方法、又は、中空構造板上の折り曲げるべき線上にヒートバーを当てた後、その部分を例えば手等の力によって折り曲げる方法を適用すればよい。前者の折り曲げ方法は極めて容易に折り曲げ得る方法であり、且つ、折り曲げ部がシャープに美しく仕上がる方法である。後者の折り曲げ方法においては、上記と同様の理由から、折り曲げを冷時に行うのがよい。
【0025】
本発明の箱の使用方法を図1を用いて説明する。先ず物品を底部1の上に置き、次に側面部4を展開して(開いて)底部1の上に置き、そのあとハリ12を支柱13の上に置き、最後に蓋部5を側面部4の上に置く。ここで、物品を入れた箱を保管したり輸送したりするに際して、蓋部5が外れるなどのトラブルを防止するために、箱の上下方向に例えば紐を掛けるのが好ましい。紐掛けの方法としては例えば、底板1の下から蓋部5に上面の方向に紐を掛ける方法が挙げられる。
【0026】
【発明の効果】
本発明の箱は、嵩張らない平たい形状の底皿部と、嵩張らないハリと、折り畳んで嵩張らない形状にし得る側面部とからなり、箱の組み立て及び解体は簡単である。これら各部を単に積み上げてまとめた全体の体積は、これら各部から組み立てた箱自体の体積に比べてはるかに小さいものであるから、本発明の箱は、特に通い箱として使用する場合において、中継地で保管したり発送地等へ返送したりする時に、極めて好都合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示す箱およびその解体を示す斜視図である。
【図2】図1の底部を示す3面図である。
【図3】図1の側面部の半分、すなわち隣接する2面の側板と、2本の支柱と、1本のカマチとからなるものを示す4面図である。
【図4】図1の箱を保管したり発送地等に返送したりする際に、解体して嵩張らないように折り畳む工程を示した斜視図である。
【図5】中空構造板の斜視図である。
【図6】従来の解体した箱の斜視図である。
【符号の説明】
1…底部
2…滑材部
3…底皿部
4…側面部
5…蓋部
6…板状物
7…角材物
8…板状物
9…底板
10…底桟
11…側板
12…ハリ
13…支柱
14…カマチ
15…リブ
Claims (1)
- 底皿部および該底皿部の上に接して置かれた側面部からなる箱であって、底皿部は方形で平板状の底板と、該底板上の四周辺に接合してなる底桟とからなり、側面部は4面の熱可塑性樹脂から成形された厚さ1.5〜20mmの中空構造板からなる側板と、該側板の相対する一組の側板の内側の上部にステープラーによって接合された2本のカマチ(框)と、隣接する側板によって形成される内側の4つの角部の近傍において側板(カマチと接合された側板)とステープラーによって接合された4本の支柱と、隣接する2本の支柱の上端部および側板(カマチと接合されていない方の側板)の内側の上部に接して置かれた2本のハリ(梁)とからなり、側板の支柱の近傍に支柱に沿って谷折りに折り曲げ得る折り曲げ部分を設け、側面部は折り畳まれて嵩張らない平板状の形状となることを特徴とする箱。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP4851896A JP3552836B2 (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | 箱 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP4851896A JP3552836B2 (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | 箱 |
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JPH09240667A JPH09240667A (ja) | 1997-09-16 |
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Family Applications (1)
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JP4851896A Expired - Fee Related JP3552836B2 (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | 箱 |
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1996
- 1996-03-06 JP JP4851896A patent/JP3552836B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH09240667A (ja) | 1997-09-16 |
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