JP3550542B2 - 循環型水路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は公園や校庭などに構築される人口の水路に係わり、特に水芭蕉などの植物や蛍その他の生物を繁殖させるのに適した循環型水路に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、河川への生活排水の排出や干潟などの埋め立てにより水生生物の生息する環境が失われつつある。このため、生物の生息に適した環境を保全するべく廃棄物の排出量や処分方法に一定の制限を加えるなどの法的規制が行われる一方、トンボや蛍など水生昆虫の減少に歯止めをかけることなどを目的とした人工構造物の研究も進んでいる。例えば、その一つに人工式の水路がある。その種の水路は公園や校庭などの施設内に遮水性材料から成る傾斜状の溝を構築し、その溝の一端(上流端)に供給された水が下流に向かって自然に流下するようにしたものであり、特に水底には水生昆虫の住処と成す天然石などか配置され、下流に達した水はポンプで上流端に戻され循環されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
然し乍ら、その種の水路は主にコンクリートにより形成されることから本来水辺に生えるべき植物が群生することはなく、如何にも人工的で自然景観との調和を得難いという難点があった。又、水を単に循環させているだけなので循環による曝気により溶存酸素を一定量に保つことはできても、外部から砂塵や雨水が直接入り込んだり、放流した魚その他の水生生物が排泄した糞や餌の残渣が堆積するなどして水質が次第に悪化してしまうという問題があった。このため、蛍の幼虫やメダカなどを放流しても、その生存率は低く、大部分は短期間のうちに死滅してしまうという実情にある。
【0004】
本発明は以上のような事情に鑑みて成されたものであり、その主たる目的は人工の循環型水路にして自然景観を損なう事なく動植物を繁殖させ得るようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するため、コンクリートなどの遮水性材料からコーナー部をもつ曲線状の溝を形成し、その溝内で一端から他端に向かう水流が形成されるようにした水路であって、前記溝は落差部を介して連なる複数の領域に区分され、その上流端と下流端を成す領域が循環ポンプを介在させた管路系にて接続されると共に、前記溝内におけるコーナー部の外周側に通水性を有する隔壁で仕切った植栽用の湿地帯が設けられて成る循環型水路を提供するものである。
【0006】
好ましくは、上記湿地帯が植栽用土から成る表層部と、濾水性を有する下層部とで構成 され、更に好ましくは湿地帯を構成する下層部が砂利又は栗石の層と、木炭の層と、軽石などの多孔性鉱物質の層とを有し、水路を形成する溝の各領域には石材が配置されると共に、管路系には循環ポンプほか濾過タンクが介在される循環型水路を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の適用例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る循環型水路の好適な形態を示した平面図、図2は図1におけるX−X線断面、図3は図1におけるY−Y線断面であり、図4には同水路における水流方向に沿う断面概略図を示す。図中、1は本願水路を形成する傾斜状の溝であり、この溝1は遮水性を有するコンクリート製にして内部の水が外部に漏出せぬようにしてある。尚、その溝1はプラスチックや金属あるいはU字溝などのプレキャストコンクリートを接続して形成することもできるが、本例では現場打ちコンクリートにより構築される溝1として、その全長が50〜100mに設定される。又、本例において、溝1はコーナー部2をもつU字曲線状とされ、そのコーナー部2の外周側には通水性を有する隔壁3で仕切った植栽用の湿地帯4が設けられる。
【0008】
図2に示すように、湿地帯4は植栽用土から成る層を表層部5として、その下に濾水性を有する下層部6を設けて構成される。このうち、表層部5はこれを構成する植栽用土が泥流化して隔壁3から流出せぬよう湿地帯4を通過する流水面Lより稍高位置に設けられ、その層厚は概ね15〜30cmに設定される。尚、植栽用土としては、黒土や赤土など砂、シルト、及び粘土質を含む一般の天然用土ほか、腐葉土やピートモスなどの有機系用土、パーライトやバーミキュライトなどの人工用土、又はそれらの二種以上を混合した培地を用いることができる。
【0009】
一方、下層部6は本例において三層構造とされる。このうち、その上部層6Aは粒径が10〜100mmの軽石から成る層とされ、中間層6Bは層厚が15〜30cmに設定される木炭の層、底部層6Cは砂利又は栗石から成る層とされる。但し、それら各層6A〜6Cの配列を変更したり別の層を加えた構成としても良く、逆に木炭の単層構造としたり、これに軽石の層を加えた二層構造としても良い。又、軽石に代えて他の多孔性鉱物質を用いたり、木炭に代えて炭素繊維、活性炭、若しくは石炭その他の炭化物を用いても良い。尚、本例において、隔壁3は丸太で成る支柱3Aと横架材3Bとにより構成され、その横架材3Bの相互間に形成されるスリットから水の出入りが可能とされるが、これを金網やパンチングメタルなどで構成しても良い。
【0010】
ところで、溝1は図4に示すような傾斜状にしてその一端から他端に向けて水が自然に流下するよう構成されるが、その流れ方向で溝1は落差部7を介して連なる複数(本例において4つ)の領域8,9,10,11に区分され、その各領域8〜11ごとに水深や流速が順に変化するよう設定される。
【0011】
例えば、領域8は上流端として水深が深く緩流な淵部8A(滝壺)と水深が浅く比較的急流な瀬部8B(越流部分)とを形成すると共に、領域9は淵部9Aと瀬部9B、領域10は淵部10Aと瀬部10B、領域11は下流端として水溜りを成す淵部11A(池)を形成する。特に、それら各領域8〜11の両側縁などには天然石から成る石材12が配置されると共に、それら各領域8〜11の境界を成す落差部7や、淵部8Aと瀬部8B、淵部9Aと瀬部9B、及び淵部10Aと瀬部10Bとの境にはそれぞれ石材を配列して成る越流堰13が設けられる。尚、石材12としてはコンクリートなどで成る擬岩を用いることもできるが、本例では天然の石を用い、これを溝1の底部などにコンクリートで固定した。
【0012】
又、図1、図4に示すように上流端を成す領域8の上部には吐水口14が設けられると共に、下流端を成す領域11には取水口15が設けられ、領域11に達した水が上流端の領域8に戻されて循環されるようになっている。
【0013】
16は循環用の復路を成す管路系であり、この管路系16は地中に埋設されてその両端が領域8,11における吐水口14と取水口15に接続される。又、管路系16には循環ポンプ17,18と濾過タンク19とが介在される。このうち、一方の循環ポンプ17は領域11中の水を濾過タンク19に送り、他方の循環ポンプ18は濾過タンク19にて浄化された浄水を最上流の領域8に戻すためのものであり、その相互間に介在される濾過タンク19には砂利その他の濾材が収容される。
【0014】
一方、図1において、20は溝1の付近に設置した地下タンクであり、この地下タンク20には溝1内の水量が不足したときの補給用として外部の排水溝や雨樋などから給水管21を通じて供給される雨水が備蓄される。尚、その給水管21にも濾材を収容した濾過タンク22が介在され、この濾過タンク22にて地下タンク20に供給される水が浄化されるようになっている。23は地下タンク20の貯水を溝1内へ供給するための補給路であり、地下タンク20にはその貯水を補給路23を通じて領域11に供給するべくポンプ24が設けられる。又、豪雨などによる洪水対策として、地下タンク20にオーバーフロー管25が接続されるほか、管路系16には切替バルブ26を介して分岐する排水管27が接続される。尚、図1において、28は溝の近隣に設けた遊歩道である。
【0015】
そして、以上のように構成される循環型水路によれば、最上流の領域8に供給された水が領域9,10を順に流下して最終的に最下流の領域11にまで達し、これが循環ポンプ17により濾過タンク19へ送られて浄化され、その浄水が循環ポンプ18にて最上流の領域8に戻され、これが吐水口14より滝となって領域8内に供給されるようになる。そして、以上のような循環により、流水中の溶存酸素が一定量に保たれる結果、好気性微生物が繁殖する一方、これを餌とするカワニナなどの水生昆虫が繁殖すると共に、それらを餌として食べるトンボや蛍などの幼虫ほか、メダカなどの小魚が繁殖するという食物連鎖が構成される。
【0016】
特に、溝1内を流れる水が濾過タンク19により常時浄化されるほか、その一部が隔壁3を通じて湿地帯4に流入することによりその下層部6でも浄化させるため、水質が悪化する事なく良好状態に保たれる。この結果、水生生物は死滅することなく良好な環境下で長らく生き続けることができる。
【0017】
一方、湿地帯4ではその表層部5に植えられた水芭蕉などの植物が下層部6に向けて根を張り、その下層部6で吸着された食物残渣などの濾滓や溶存ミネラルを栄養物として群生することになる。
【0018】
尚、以上のような循環型水路と同様の試験設備を構築し、2つの領域9,10で水質調査をしたところ、何れも一カ月程度でCOD値が1.0前後、またPH値が6.5前後で安定した。又、カワニナ、蛍の幼虫、並びにメダカの稚魚をそれぞれ数十匹程度放流したところ、それらの繁殖は予想を上回る順調ぶりで夏場には蛍の成虫が確認された。更に、湿地帯4に植えた水芭蕉とリュウキンカの開花も確認された。
【0019】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明に係る循環型水路によれば水路を形成する溝内に通水性を有する隔壁で仕切った植栽用の湿地帯を設けていることから、蛍やトンボほか魚などの水棲生物と植物とを共存増殖させることができ、しかも植物の群生により自然感が生まれて景観の向上が見込める。
【0020】
特に、湿地帯が植栽用土から成る表層部の下に濾水性をもつ木炭などの炭化物で成る層を含んだ下層部を設けて構成されていることから、これによる水の浄化作用により水質を良好状態に保って動植物を死滅させる事なく長期に亙って繁殖させる事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る循環型水路の好適な一例を示した平面図
【図2】図1におけるX−X線断面図
【図3】図1におけるY−Y線断面図
【図4】図1に示した循環型水路の水流方向に沿う断面概略図
【符号の説明】
1 溝
2 コーナー部
3 隔壁
4 湿地帯
5 表層部
6 下層部
6A 多孔性鉱物質(軽石)の層
6B 木炭の層
6C 砂利又は栗石の層
7 落差部
8〜11 溝内の領域
12 石材
13 越流堰
14 吐水口
15 取水口
16 管路系
17,18 循環ポンプ
19 濾過タンク
Claims (3)
- コンクリートなどの遮水性材料からコーナー部をもつ曲線状の溝を形成し、その溝内で一端から他端に向かう水流が形成されるようにした水路であって、前記溝は落差部を介して連なる複数の領域に区分され、その上流端と下流端を成す領域が循環ポンプを介在させた管路系にて接続されると共に、前記溝内におけるコーナー部の外周側に通水性を有する隔壁で仕切った植栽用の湿地帯が設けられて成る循環型水路。
- 湿地帯が植栽用土から成る表層部と、濾水性を有する下層部とで構成されている請求項1記載の循環型水路。
- 湿地帯を構成する下層部が砂利又は栗石の層と、木炭の層と、軽石などの多孔性鉱物質の層とを有し、水路を形成する溝の各領域には石材が配置されると共に、管路系には循環ポンプほか濾過タンクが介在される請求項2記載の循環型水路。
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