JP3550279B2 - Icカ−ド処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はPINなどの秘密保持を要する取引情報が入力されるICカ−ド処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
取引に際してICカ−ドを処理する装置では、装置内のICカ−ドが取引に使用可能なカ−ドであるか否かを判断するとともに、ICカ−ドを用いて取引しようとしている操作者がそのカ−ドの正当な所持者であるかを判断し、もしくはICカ−ドに判断させる処理を行う。この時、装置はたとえば表示装置上で操作者に対してカ−ドの正当な所持者のみが知り得るPINの入力を要求する。
【0003】
以下、図9のシステムブロック図を参照して従来のICカ−ド処理装置の動作を説明する。図9において、ICカ−ド処理装置1はCPUなどでなる制御部2と、この制御部2に接続されたシステムアドレスバス3とシステムデ−タバス4と、これらのシステムアドレスバス3とシステムデ−タバス4に夫々接続された表示部5と、プログラムROM6と、汎用RAM7と、ICカ−ドインタ−フェ−ス8と、キ−ボ−ドインタ−フェ−ス9とを有し、さらにこのキ−ボ−ドインタ−フェ−ス9に接続されたキ−ボ−ド10とよりなる。ICカ−ドインタ−フェ−ス8にはICカ−ド11が着脱自在に接続される。
【0004】
このように構成されたICカ−ド処理装置1を用いて取引を行う場合、まず表示部5上にICカ−ドを挿入するように案内が表示される。これに応じて顧客である操作者は保持しているICカ−ド11を挿入する。これによりICカ−ド11に装置1から電源が供給され、表示部5には続いてPINを入力するように案内が表示される。
【0005】
操作者がPINをキ−ボ−ド10から入力すると、このPIN情報はキ−ボ−ドインタ−フェ−ス9とシステムデ−タバス4を介して制御部2に送られる。制御部2はPIN情報を受け取ると、このPIN情報を組み込んだPIN照合コマンドを生成してこれをシステムデ−タバス4とICカ−ドインタ−フェ−ス8を介してICカ−ド11に送る。
【0006】
ICカ−ド内部では予め登録されているPIN情報と送られてきたPIN情報とを比較し、一致すればその旨を制御部2に通知する。これにより、制御部2では当該操作者が正当なカ−ド保持者であることを認知することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこのように構成された従来のICカ−ド処理装置1では秘密保持を要する取引情報であるPIN情報がキ−ボ−ド10からキ−ボ−ドインタ−フェ−ス9を介してキ−押し下げ情報としてシステムデ−タバス4を通過して制御部2に送られる。このキ−押し下げ情報はデ−タ構成が簡単であり、システムデ−タバス4を通過するタイミングも分かりやすいため、このシステムデ−タバス4を流れる情報を不正に取得するのは、CPUである制御部2におけるこのシステムデ−タバス4の接続位置が仕様書などから明白であるために、極めて容易である。
【0008】
また、PIN情報の照合のために制御部2からICカ−ド11に送られるPIN照合コマンド内のPIN情報の構成が一定でかつその表現方法も固定されているために、このPIN照合コマンドからもPIN情報を不正に取得することが比較的に容易である。なお、ICカ−ド11に送られるPIN照合コマンド内のPIN情報の表現方法が固定されているため、処理可能なICカ−ドの種類も限定されている。
【0009】
そこでこの発明は、PIN情報などの秘密情報が簡単に窃取されることがなく、また処理可能なICカ−ドの種類を増やす事が出来る構成を有するICカ−ド処理装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明のICカ−ド処理装置は、ICカ−ド情報を処理する制御部と、この制御部に接続されたシステムバスと、このシステムバスに接続されICカ−ドが着脱自在に接続されるICカ−ドインタ−フェ−スと、前記制御部に情報を入力するための情報入力手段と、この情報入力手段から入力された情報を前記制御部に送るために前記システムバスと別系統で設けられた専用バスとから構成されている。
【0011】
また、この発明のICカ−ド処理装置は、ICカ−ド情報を処理する制御部と、この制御部に接続されたシステムバスと、このシステムバスに接続されICカ−ドが着脱自在に接続されるICカ−ドインタ−フェ−スと、前記制御部にPINを含む取引情報を入力するための情報入力手段とを具備し、前記制御部は複数の入力/出力ポ−トを有し、情報入力手段は、複数のキ−スイッチを有するキ−マトリクス回路と、このキ−マトリクス回路と前記制御部の入力/出力ポ−トとを接続する手段とを含む構成を有する。
【0012】
上記の構成により、PINなどの取引情報がキ−ボ−ドからシステムデ−タバスを介さずに直接に制御部に送られるため、秘密情報の窃取が困難となり、また処理可能なICカ−ドの種類を増やす事が出来る。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0014】
図1に第1の実施例のICカ−ド処理装置21のブロック図を示す。このICカ−ド処理装置21は、CPUなどでなる制御部22と、この制御部22に接続されたシステムアドレスバス23とシステムデ−タバス24と、これらのシステムアドレスバス23とシステムデ−タバス24に夫々接続された液晶表示部25と、プログラムROM26と、汎用RAM27と、ICカ−ドインタ−フェ−ス28とを有し、さらに、制御部22にシステムデ−タバス24を介さずに専用の入力バス32を介して接続されたキ−ボ−ドインタ−フェ−ス29と、このキ−ボ−ドインタ−フェ−ス29に接続されたキ−ボ−ド30とを有する。ICカ−ドインタ−フェ−ス28にはコンタクトが設けられ、このコンタクトを介してICカ−ド11が着脱自在に接続される。
【0015】
この専用の入力バス28はシリアルまたはパラレル構成となっている。
【0016】
制御部22はこの装置21全体の動作を制御するためのCPUを含み、プログラムROM26にはこのCPUの動作プログラムが格納され、汎用RAM27ではICカ−ド31を用いた取引に用いられる種々のデ−タの書き込み、読出がCPUの制御のもとで行われる。
【0017】
このように構成されたICカ−ド処理装置21を用いて取引を行う場合、まず操作者に対して表示部25上にICカ−ドを挿入するように案内が表示される。これに応じて顧客である操作者は保持しているICカ−ド31を挿入する。これによりICカ−ド31にICカ−ドインタ−フェ−ス28のコンタクトを介して装置21から電源が供給され、ICカ−ド31の活性化が行われる。
【0018】
この状態で表示部25にはPINを入力するように案内が表示される。操作者がPINをキ−ボ−ド30から入力すると、このPIN情報は、システムデ−タバス24を介さずに、キ−ボ−ドインタ−フェ−ス29を介して直接に制御部22に送られる。
【0019】
制御部22はPIN情報を受け取ると、このPIN情報を組み込んだPIN照合コマンドを生成してこれをシステムデ−タバス24とICカ−ドインタ−フェ−ス28を介してICカ−ド31に送る。
【0020】
ICカ−ド31内部では予め登録されているPIN情報と送られてきたPIN情報とを比較し、一致すればその旨を制御部22に通知する。これにより、制御部2では当該操作者が正当なカ−ド保持者であることを認知し、続いて所定の取引操作に移行することができる。
【0021】
この実施例の場合、入力されたPIN情報は、従来のようにシステムデ−タバス24を介さずに、キ−ボ−ドインタ−フェ−ス29から専用のバス32を介して直接に制御部22に送られる。この専用のバス32は通常のCPUの仕様書には載っていないので、その位置を特定することは困難であり、システムデ−タバス24からのPIN情報の不正な窃取を防止することができる。また、この専用のバス32はシステムデ−タバス24とは別に設けられているので、仮にシステムデ−タバス24上で表示部25に対してPINの入力を促すデ−タが流れたことが察知されたとしても、入力されるPINはシステムデ−タバス24を流れないのでその検知は困難である。
【0022】
なお、以上の説明では操作者に対するPIN情報の入力等の案内を表示部25を用いて行っているが、音声あるいは光などの他の方法で操作の案内を行うこともできることは勿論である。
【0023】
図2はこの発明の他の実施例の構成を示すブロック図である。図1の実施例ではキ−ボ−ド30からのキ−入力信号はキ−ボ−ドインタ−フェ−ス29から専用のバス32を介して制御部22に接続しているが、図2の実施例では制御部42を構成するCPUに予め設けられている特定の入力/出力ポ−ト部42Aを利用して、PIN入力部43を構成するキ−マトリクスを形成している。
【0024】
入力/出力ポ−ト部42Aは8個の入力/出力ポ−トP00〜P07を含み、夫々PIN入力部43を構成する行方向ラインx1〜x4と列方向ラインy1〜y4と接続される。ラインx1〜x4とラインy1〜y4との交点にはそれぞれ10個の数値キ−1〜0と確認、消去、移動などの機能キ−とがマトリクス状に配置される。
【0025】
ここでは、ポ−トP00〜P03を入力ポ−トとして、ポ−トP04〜P07を出力ポ−トとして設定する。キ−部分は通常オ−プンのスイッチとなっていて、夫々押し下げられるとクロ−ズの状態となり、制御部42はどのキ−が押されたかを検知することができる。
【0026】
すなわち、出力ポ−トP04〜P07の内の一つを“0”とし、その他を“1”としたときの入力ポ−トP00〜P03の状態で押し下げキ−を特定できる。
【0027】
例えば、ポ−トP04に“0”を出力し、P05〜P07に“1”を出力した場合、入力ポ−トの内のポ−トP00のみ“0”が検出され、P01〜P03では“1”が検出された場合は、▲1▼キ−が押されたことが検知できる。
【0028】
このように構成した場合、図1のキ−ボ−ドインタ−フェ−ス29を省略することができ、またキ−ボ−ドを制御部22のCPUに予め設けられている入力/出力ポ−トP00〜P07を用いてキ−マトリクスとして構成したので、キ−入力部43と制御部42とを結ぶバスが不要となり、図1の実施例と比較してさらにキ−入力情報を窃取することが困難となっている。なお、その他の部分は図1の実施例と同様であるから同一の参照符号を付してその説明は省略する。
【0029】
図1、図2の実施例ではいずれもPIN情報を制御部22あるいは42へ送る場合に窃取を困難にする構成を示したが、PIN照合コマンドを制御部22あるいは42からICカ−ド31へ送る場合にシステムデ−タバス24を通るので、この部分で窃取される可能性が残っている。以下の説明は図1あるいは図2の実施例においてこのPIN照合コマンドを制御部22あるいは42からICカ−ド31へ送る場合にその中に含まれるPIN情報の構成または表現法を改変して、PIN情報の読取りを困難にする方法を示している。なお、図1、図2の実施例ではいずれもPIN照合コマンドを制御部22あるいは42からICカ−ド31へ送る場合にシステムデ−タバス24を通る動作は同じであるので、以下の説明では図1の実施例を参照して説明する。
【0030】
図1において制御部22が操作者からのPIN入力を専用バス32を介して受け取ると、制御部からはこの受け取ったPIN情報を含んで構成されたICカ−ドPIN照合命令電文、即ちPIN照合コマンドがシステムデ−タバス24上に送り出される。
【0031】
このPIN照合コマンドはICカ−ドインタ−フェ−ス28により取り込まれ、図4(a)に示したように命令電文としてICカ−ド31に供給される。前述したように、ICカ−ド31はこの命令電文を受け取ると、その中に含まれているPIN情報を取出し、これを予めICカ−ド31に登録されてあるPIN情報と照合し、一致するか否かをチェックする。ICカ−ド31はこのチェック結果に基づいて図4(a)に示したように返答電文としてICカ−ドインタ−フェ−ス28に送り出し、この返答電文は再びシステムデ−タバス24を介して制御部22に返送される。
【0032】
図4(b)はPIN照合コマンドとして構成された命令電文の構成例を示し、先頭から順番にPIN照合命令コ−ド51、長さ情報52、PIN情報部分53、電文確認コ−ド54が配列されて構成されている。長さ情報52は図示のようにPIN情報部分53の先頭から末尾までの情報(バイト)の総数を示す情報である。したがって、ICカ−ド31はこの命令電文を受け取ると、その中に含まれているPIN情報部分53を長さ情報52を参照して取出し、これを予めICカ−ド31に登録されてあるPIN情報と照合する。
【0033】
一方、ICカ−ド31から送り返される返答電文は図4(c)に示す構成を有し、先頭から順にPIN照合返答コ−ド55、長さ情報56、命令実行結果コ−ド57、電文確認コ−ド58が配列されて構成されている。
【0034】
この発明では図4(b)に示したPIN照合コマンドのなかのPIN情報部分53の情報表現方法をICカ−ドの種類によって変更する方式を提案するものである。以下、図5を参照してこのPIN情報部分53の情報表現方法をICカ−ドの種類によって変更する方式を説明する。
【0035】
図5のフロ−チャ−トにおける「開始」に先立って、図1のICカ−ドインタ−フェ−ス28に処理対象となるICカ−ド31を挿入し、このICカ−ド31の動作に必要な信号を印加してICカ−ド31から初期応答を得る。
【0036】
ICカ−ド31から初期応答を得たのち、図5の最初のステップS1に移行して、ICカ−ド31の性格を表す情報として例えばバ−ジョンなどの情報を取得する。
【0037】
ICカ−ドインタ−フェ−ス28は例えばICカ−ド31のバ−ジョン毎にPIN照合コマンドのPIN情報部分の表現方法を持っていて、ステップS2において前記取得のバ−ジョン情報毎にその表現方法を決定する。このステップS2においては、図5に示したようにICカ−ド31へ送るPIN情報の表現の選択が行われる。
【0038】
この表現方法としては、ASCII表現、バイナリ表現、パック表現、アンパック表現等があり、これらの中から選択される。
【0039】
この後、ステップS3において操作者に対してPIN入力を例えば表示部25に文字で表示して促し、キ−ボ−ドインタ−フェ−ス29から専用バス32を介して取得したPIN情報をステップS4にてさきに決定された表現方法に修正してICカ−ド31へのPIN照合コマンドとして命令電文を作成する。
【0040】
この作成された命令電文はステップS5にて制御部22からICカ−ド31へ送られ、ICカ−ド31におけるPINの照合が行われる。ICカ−ド31で得られた照合結果はステップS6にてICカ−ド31からの返答電文として制御部22へ返信され、制御部22ではステップS7において返答電文中の命令実行結果コ−ドの判定を行い、正常に終了するか、あるいは異常終了かを例えば表示部25に表示する。
【0041】
図6は表現方法としてASCII表現、バイナリ表現、パック表現を用いた場合のPIN照合コマンドの構成例を示す。
【0042】
図6(a)は「ASCII」を選択した場合のPIN照合コマンド例を示し、PIN情報として4桁の数字がそれぞれキ−ボ−ド30上の「1キ−」、「2キ−」、「3キ−」、「4キ−」から取得されたものとする。従って、長さ情報部62では1バイトの長さ情報「04h」となり、PIN情報部63〜66が順次1バイトの情報「31h」、「32h」、「33h」、「34h」となる。
【0043】
また、「バイナリ」表示を選択したときは、図6(b)に示すように長さ情報部72の長さ情報は変わらずに「04h」であるが、PIN情報部73〜76が順次「01h」、「02h」、「03h」、「04h」となる。
【0044】
さらに、「パック」表示を選択したときは、図6(c)に示すように、長さ情報部82の長さ情報は「02h」となり、PIN情報部83、84が順次「12h」、「34h」となる。
【0045】
例えば、次にICカ−ドインタ−フェ−ス28に新しく挿入されたICカ−ドのバ−ジョンが前回のものと異なり、PIN情報部分の表現方法が異なるものであった場合、ステップS1,S2で決定した表現方法にてPIN照合コマンドを作成して同様にPIN照合処理を実行することができる。
【0046】
図4、図5、図6ではPIN情報の表現の選択が行われ、その表現方法としては、ASCII表現、バイナリ表現、パック表現、アンパック表現等があり、これらの中から選択される場合について説明したが、このPIN情報の表現の選択が行われた後でさらにその選択された表現方法で表現されたPIN情報の順番を変えることにより構成を変換し、システムデ−タバス24を流れるPIN情報の不正取得をより効果的に防止することができるようになる。
【0047】
図7はその構成の変換の色々の変形例を示す。図7(a)は図6(a)に示した「ASCII」を選択した場合において「順方向構成」を選択した例であり、従って図6(a)と同じ構成となる。
【0048】
図7(b)は「逆方向構成」を選択した例で、PIN情報部63〜66にくる情報が順次「04h」、「03h」、「02h」、「01h」となる。
【0049】
図7(c)〜図7(f)はPIN情報構成として「1バイト構成」を選択した例を示しており、4バイトのPIN情報全体を伝送するために命令電文が全部で4個となる。
【0050】
図7(c)は1電文目の構成を示し、最初の情報部61にはPIN照合命令コ−ド、2番目の情報部62には長さ情報「01h」、3番目の情報部63には4バイトのPIN情報のうちの最初のPIN情報「31h」、最後の情報部67には電文確認コ−ドが組み合わされる。
【0051】
同様に、2電文目は図7(d)に示すように3番目の情報部64に4バイトのPIN情報のうちの2番目のPIN情報「32h」が来るように構成され、3電文目は図7(e)に示すように3番目の情報部65に4バイトのPIN情報のうちの3番目のPIN情報「33h」が来るように構成され、4電文目は図7(f)に示すように3番目の情報部66に4バイトのPIN情報のうちの4番目のPIN情報「34h」が来るように構成される。
【0052】
図8はこのようにPIN照合コマンドの構成を選択した場合のICカ−ド処理装置の動作を示すフロ−チャ−トであり、図5と同様に予めICカ−ド31からの初期応答を受け取った段階から後の動作を示している。
【0053】
ICカ−ド31から初期応答を得たのち、図8の最初のステップS11に移行して、ICカ−ド31の性格を表す情報として例えばバ−ジョンなどの情報を取得する。
【0054】
ICカ−ドインタ−フェ−ス28は例えばICカ−ド31のバ−ジョン毎にPIN照合コマンドのPIN情報部分の構成方法を持っていて、ステップS12において前記取得のバ−ジョン情報毎にその構成方法を決定する。このステップS12においては、図7に示したようにICカ−ド31へ送るPIN情報の構成の選択が行われる。
【0055】
この構成方法としては、順方向構成、逆方向構成、1バイド構成等があり、これらの中から選択される。
【0056】
この後、ステップS13において操作者に対してPIN入力を例えば表示部25に文字で表示して促し、キ−ボ−ドインタ−フェ−ス29から専用バス32を介して取得したPIN情報をステップS14にてさきに決定された構成方法に修正してICカ−ド31へのPIN照合コマンドとして命令電文を作成する。
【0057】
この作成された命令電文はステップS15にて制御部22からICカ−ド31へ送られ、ICカ−ド31におけるPINの照合が行われる。ICカ−ド31で得られた照合結果はステップS16にてICカ−ド31からの返答電文として制御部22へ返信され、制御部22ではステップS17において返答電文中の命令実行結果コ−ドの判定を行い、正常に終了するか、あるいは異常終了かを例えば表示部25に表示する。
【0058】
【発明の効果】
以上詳述したようにこの発明によれば、PIN情報などの取引情報がキ−ボ−ドからシステムデ−タバスを介さずに直接に制御部に送られるため、秘密保持を要する取引情報の窃取が困難となり、また処理可能なPIN情報の表現方法や構成方法などの取引情報を選択できるのでICカ−ドの種類を増やす事が出来る構成を有するICカ−ド処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例システムの構成を示すブロック図。
【図2】他の実施例システムの構成を示すブロック図。
【図3】図2のキ−入力部の具体的構成を示す回路図。
【図4】制御部とICカ−ドとの間で送受される電文の構成図。
【図5】ICカ−ドに送られるPIN照合コマンド中のPIN情報の表現を選択する場合の動作を示すフロ−チャ−ト。
【図6】PIN照合コマンド中のPIN情報の表現の例を示す図。
【図7】PIN照合コマンド中のPIN情報の構成の例を示す図。
【図8】ICカ−ドに送られるPIN照合コマンド中のPIN情報の構成を選択する場合の動作を示すフロ−チャ−ト。
【図9】従来のICカ−ドシステムの一例を示すブロック図。
【符号の説明】
21、41…ICカ−ド処理装置
22、42…制御部
23…システムアドレスバス
24…システムデ−タバス
25…表示部
28…ICカ−ドインタ−フェ−ス
29…キ−ボ−ドインタ−フェ−ス
30…キ−ボ−ド
31…ICカ−ド
32…専用バス
43…キ−入力部

Claims (5)

  1. ICカ−ド情報を処理する制御部と、
    この制御部に接続されたシステムバスと、
    このシステムバスに接続されICカ−ドが着脱自在に接続されるICカ−ドインタ−フェ−スと、
    前記制御部に情報を入力するための情報入力手段と、
    この情報入力手段から入力された情報を前記制御部に送るために前記システムバスと別系統で設けられた専用バスと、
    を具備し、
    前記制御部は、前記情報入力手段から入力されたPIN情報からPIN照合コマンドを生成する手段と、この生成されたPIN照合コマンドを前記システムバスからICカ−ドインタ−フェ−スを介して前記ICカ−ドに供給する手段とを有する、
    ことを特徴とするICカ−ド処理装置。
  2. ICカ−ド情報を処理する制御部と、
    この制御部に接続されたシステムバスと、
    このシステムバスに接続されICカ−ドが着脱自在に接続されるICカ−ドインタ−フェ−スと、
    前記制御部にPINを含む取引情報を入力するための情報入力手段とを具備し、
    前記制御部は、前記情報入力手段が接続されてこの情報入力手段からの情報を受ける専用の入力/出力ポ−トと、前記情報入力手段から入力されたPIN情報からPIN照合コマンドを生成する手段と、この生成されたPIN照合コマンドを前記システムバスからICカ−ドインタ−フェ−スを介して前記ICカ−ドに供給する手段とを有する、
    ことを特徴とするICカ−ド処理装置。
  3. 前記PIN照合コマンドを生成する手段は前記PIN情報を所定のデ−タフォ−マットに構成する手段を含むことを特徴とする請求項1又は2記載のICカ−ド処理装置。
  4. 前記PIN照合コマンドを生成する手段は前記PIN情報を所定のデ−タ表現法で表現したPINデ−タに変換する手段を含むことを特徴とする請求項1又は2記載のICカ−ド処理装置。
  5. 前記所定のデ−タ表現法は少なくともASCII表現と、パック表現と、アンパック表現と、バイナリ表現とのうちの一つであることを特徴とする請求項4記載のICカ−ド処理装置。
JP24910797A 1997-09-12 1997-09-12 Icカ−ド処理装置 Expired - Fee Related JP3550279B2 (ja)

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